JP2000239609A - 湿式塗材 - Google Patents

湿式塗材

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 1回の塗工により、平滑で精度の高い塗り壁
面を形成することができる湿式塗材を提供すること。 【解決手段】 ロジン類を含有することを特徴とする湿
式塗材、及びロジン類と硫酸アルミニウム系化合物とを
含有することを特徴とする湿式塗材。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、吸水調整剤として
ロジン類単独又はロジン類と硫酸アルミニウム系化合物
とを含有する湿式塗材(建材)に関する。尚、、本発明
において「基材」とは、添加剤であるロジン類等が添加
されるべき塗材組成物を意味する。
【0002】
【従来の技術】建築物の内装工事を湿式塗り壁工法によ
り行う場合には、コンクリート躯体そのものや、各種石
膏ボード、木毛セメント板又は珪酸カルシウム板等の内
装用板材料を張設した下地に、セメントモルタル、石膏
プラスター、ドロマイトプラスター又はしっくい等の無
機系結合材や有機系結合材を主成分とし、更に各種骨
材、増粘剤、安定剤、顔料、その他の添加剤が配合され
た組成物である塗材を、概ね下塗り、中塗り及び上塗り
し、最終的に得られた塗材塗壁面に仕上げが施されて壁
が形成される。これらの塗材は、使用に際して水と混練
りし、ペーストの状態で鏝等を用いて下地に塗り付けら
れている。
【0003】しかし、上記の工法においては、下地に下
塗り、中塗り或いは上塗りを行った後、それぞれある程
度の乾燥及び養生期間を設けなければならず、必然的に
工期は長くなり、コストも高くならざるを得なかった。
そのため、近年工期短縮及びコスト低減を図るために、
上記のように重ね塗りすることなく、セメント系、石膏
系、珪酸質系又は合成樹脂系の仕上げ塗材を用いて、上
記のような下地に1回塗りし、それ以上の仕上げ塗材の
施工が不要となる薄塗り工法も採用されてきている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、かかる薄塗
り工法では、数mm程度の塗り厚で仕上げ塗材を下地面
に塗工及び乾燥して仕上げられるため、下地表面の凹凸
(以下、不陸という。)や下地面の吸水性の差が極めて
大きな問題となっていた。即ち、第1には、塗壁面を平
坦にするために、下地の不陸に対応させて塗材の塗り厚
を変えた場合、塗り厚の厚薄により、塗壁面で塗り厚の
影響が顕著に現れ、結果として塗壁面を平滑に仕上げる
ことは困難であるという問題があった。
【0005】第2には、これらの塗材は塗布後硬化する
までの間、塗材の混練り時の水分をある期間保有してい
る必要があるにもかかわらず、下地面が吸水しやすい場
合或いは下地面の吸水性について部分的にむらがある場
合には、塗布された塗材が十分に硬化する前に下地が塗
材の保有水を全面的又は部分的に奪ってしまい、塗材の
硬化、下地との接着及び塗壁面の平滑性が著しく悪化す
るという問題があった。
【0006】そのため、上記のような特にコンクリート
下地の場合、その不陸部を部分補修(以下、不陸調整と
いう。)することを目的として、又、例えば、石膏ボー
ド下地面では、隣接する石膏ボード間の目地を埋めて平
坦とする(以下、この処理を目地処理という。)ことを
目的として、更に下地がその上に塗り付けられた塗材の
保有する水分を急激に吸水するのを防止することを目的
として、塗材を施工する前に必ず下地処理が行われてき
た。
【0007】又、その下地処理では、上記不陸調整や目
地処理を当該下地に施す場合、予め塗材の中に有機系結
合材や保水剤等を増量添加し、塗材の保水性を向上させ
る方法、又は予め下地面に水を噴霧する水湿し、若しく
は有機系プライマー塗布等で止水層を設け、下地面の吸
水を抑えるように処理し、その後に塗材を塗り付ける方
法等が採られてきたが、このような下地処理を行なって
も前記薄塗り工法では平滑で精度の高い塗り壁面を得る
ことは困難であることには変わりなく、前記種々の問題
の完全な解決策とはなっていなかった。
【0008】更に、このような薄塗り工法を施す場合、
上記のような目地処理又は吸水調整処理等のために2〜
3日間の日数を必要とし、結果として必然的に工期が長
くなり、又、コスト高となり、薄塗り工法のメリットは
無いに等しかった。従って、本発明の目的は、上記課題
を解決し、1回の塗工により、平滑で精度の高い塗り壁
面を形成することができる湿式塗材を提供することであ
る。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的は以下の本発明
によって達成される。即ち、本発明は、ロジン類を含有
することを特徴とする湿式塗材を提供する。又、本発明
は、ロジン類と、硫酸アルミニウム系化合物とを含有す
ることを特徴とする湿式塗材を提供する。
【0010】
【発明の実施の形態】次に発明の実施の形態を挙げて本
発明を更に詳細に説明する。本発明の湿式塗材は、塗層
を形成する基材と吸水調整剤とを含有し、該吸水調整剤
がロジン類、又はロジン類と硫酸アルミニウム系化合物
であることを特徴としている。
【0011】本発明の塗材を構成する基材としては、従
来公知の水硬性組成物或いは気硬性組成物のいずれでも
よく、具体的には水と混練りし、硬化或いは乾燥させる
ことにより、塗層を形成するものであって、例えば、各
種のパテ、ジョイントセメント(JIS A6914)、石膏プ
ラスター(JIS A6904)、ポルトランドセメント、建築
用仕上げ塗材、仕上げ塗材用下地調整塗材等のいずれで
あってもよい。
【0012】本発明において上記基材に吸水調整剤とし
て添加するロジン類とは、ロジン、その変性物及びそれ
らの各種状態物を包含する意味である。ロジンは、一般
にコロホニーとも呼ばれ、アビエチン酸(樹脂酸)と呼
ばれる有機酸の各種異性体の混合物であり、(1)松樹
を直接切りつけして生松脂を採取し、生松脂から揮発性
テレピン油を留去して得られるガムロジン、(2)松の
根をチップ状に砕木し、溶剤によりロジン分を抽出し、
この溶液より溶剤を留去して得られるウッドロジン、及
び(3)クラフトパルプの製造工程中の廃液(粗トール
油)を精密分留して得られるトールロジンの3種類が知
られている。
【0013】これらのロジンは、組成の点ではそれぞれ
異なるが、いずれも常温では淡黄色ないし褐色透明なガ
ラス様の光沢のある固体であり、その粉末は白色ないし
黄色である等、その一般的な物性等については大きな差
はなく、原則として区別されずにワニス、印刷インキ、
膏薬等種々の用途に使用されており、本発明においても
有効に使用することができる。
【0014】又、これらのロジンを原料として水酸化ナ
トリウム若しくは炭酸カルシウムにより鹸化して得られ
たロジンセッケン又は無水マレイン酸若しくはフマール
酸を熱付加してマレイン化ロジン若しくはフマール化ロ
ジンとし、アルカリを加えて溶液にしたロジンサイズ剤
若しくは乳化剤を用いて水に分散させたエマルション型
ロジンサイズ剤も本発明のロジン類に包含される。これ
らのエマルション型ロジンサイズ剤は、製紙工業におい
て紙のインク滲み防止等を目的として一般に使用されて
おり、本発明においても有効に使用することができる。
本発明においては、上記に例示したロジン類を単独或い
は組み合わせて使用することができるほか、ロジン類を
水中に懸濁又は分散させたものも使用できる。
【0015】上記ロジン類の基材に対する配合量は、ロ
ジンの粉末であれば基材100重量部に対して0.3〜
10重量部、望ましくは0.5〜5.0重量部であり、
不陸調整或いは目地処理する下地の吸水性に合わせて配
合量を調整することができる。この範囲を超えて配合量
が低い場合、後述の実施例に示したように所望の止水効
果を示さず、又、この範囲を超えて高い場合には、止水
効果は頭打ちとなり、且つコスト的にも実用的ではなく
なる。
【0016】又、ロジン類が、エマルション又は懸濁液
の場合には、基材100重量部に対して固形分基準で
0.1〜10.0重量部、望ましくは0.3〜3.0重
量部であり、上記と同様に下地の吸水性に合わせてその
配合量を調整することができる。この範囲を超えた場
合、上記と同様の不具合が生じることになる。
【0017】上記ロジン類を基材に配合して吸水調整剤
として使用することによって、得られる塗材と下地との
間の移動水分量を調整して、前記従来技術の課題を解決
し、平滑で精度の高い壁面を形成することができる。
又、本発明の塗材によって壁面を形成し、更にその表面
に仕上げ塗装する場合にも、それらの間の移動水分量を
同様に調整して、より優れた壁面を形成することができ
る。具体的には、本発明の塗材と下地との間では、下地
が該塗材からその保有している水分を吸収し、塗材の硬
化やその他の性状に悪影響を及ぼすのを防止し、仕上げ
塗材に対しては、本発明の塗材を下地の不陸調整或いは
目地処理に使用した場合であっても、仕上げ塗材の下地
としてその面全体がほぼ均質な吸水性を有するようにな
り、一層良好な仕上げ面が形成される。
【0018】本発明では、上記ロジン類に加えて、更に
硫酸アルミニウム系化合物をロジン類の定着剤として基
材に添加することができ、特にロジン類がロジンサイズ
剤等のロジン変性物である場合に、ロジン類と反応して
アルミニウム塩を形成し、ロジン類を疎水性化し、塗材
の保水性を一層高め、下地に塗布した際における下地に
よる吸水を低減させる効果がある。
【0019】本発明で使用される硫酸アルミニウム系化
合物としては、硫酸アルミニウム又は各種ミョウバンの
粉末又はそれらの水溶液が挙げられる。硫酸アルミニウ
ム(Al2(SO43)は、無色の結晶であり、数種類
の水和物があり、常温では18水塩が安定であるが、い
ずれも本発明において使用することができる。これらの
硫酸アルミニウムは、製紙工業においては前記ロジンサ
イズ剤の定着剤或いは疎水化剤として使用されており、
本発明においても同様に使用できる。
【0020】又、ミョウバンは、一般にM・Al(SO
42・12H2Oの化学式を有し、式中のMはカリウム
イオン、アンモニウムイオン又はナトリウムイオン等を
指し、それぞれカリウムミョウバン、アンモニウムミョ
ウバン又はナトリウムミョウバンと呼ばれており、いず
れも無色固体、粉末では白色を呈し、水に対して易溶性
を示す。
【0021】これらの硫酸アルミニウム系化合物の基材
への添加方法については、粉末の状態で基材に予め混合
する方法、又は基材を水と混練りする際に粉末状態で所
定量加える方法、若しくは予め調製した硫酸アルミニウ
ム系化合物の水溶液を基材に添加する方法等、いずれの
方法であっても構わない。
【0022】本発明で定着剤として使用する硫酸アルミ
ニウムの基材に対する配合量は、ロジン類との併用を前
提として、基材100重量部に対して0〜1.0重量
部、望ましくは0.1〜0.5重量部であり、ロジン等
と同様に下地の吸水性に応じて添加量を調整することが
できる。又、同様に定着剤として使用する前記のミョウ
バン類では、上記ロジン類との併用を前提として、基材
100重量部に対して0.05〜5重量部、望ましくは
0.1〜3重量部の配合量が適しており、同様に添加量
を調整することができる。
【0023】本発明は、上記の通りロジン類を単独で、
又は硫酸アルミニウム系化合物と共に吸水調整剤として
基材に添加することにより、得られる塗材からの下地面
の吸水量を抑制し、又、吸水調整剤としての各成分の配
合量を調整することにより、本発明の塗材を不陸調整処
理或いは目地処理に使用した場合であっても、最終的に
は平滑で高い精度を有する壁面を得ることができる。
又、更にその表面に仕上げ塗装する場合には、仕上げ塗
材の下地としてその面全体がほぼ均等な吸水性を示すよ
うになる。
【0024】以上のように本発明の塗材は、施工される
下地により制限を受けず、該塗材の基材が下地と異質の
材料であっても問題はない。又、本発明の塗材の基材と
しては水硬性組成物或いは気硬性組成物のいずれでも使
用することができる。これらの基材に前記のロジン類
(及び硫酸アルミニウム系化合物)を添加し、水と混練
りし、硬化或いは乾燥させることにより、本発明で目的
とする優れた止水効果を得ることができる。更に、本発
明の塗材には、その他種々の性質を付加することを目的
として、例えば、塗材の硬化時間を調整する硬化調整
剤、混練り水量の低減を図る減水剤の他、各種骨材、増
粘剤、安定剤等を配合しても本発明の効果は維持され
る。
【0025】
【実施例】次に実施例及び比較例を挙げて本発明を更に
具体的に説明する。 実施例1 下記の薄塗り用塗材を基材とし、これにロジンサイズ剤
エマルションと硫酸アルミニウムとを下記表1に記載の
組み合わせ及び量で添加し、本発明の多数の湿式塗材を
得た。一方、10cm角の12.5mm厚石膏ボード表
面に、高さが3mmとなるように切断した塩ビパイプ
(内径25mm)を載せたものを多数用意した。上記で
得られた本発明のそれぞれの塗材、に所定量の水を加え
混練りした後、得られたペーストをそれぞれ前記パイプ
内に充填して硬化させた。このようにして得られた本発
明の塗材からなる硬化体を20℃・60%RHの恒温恒
湿室にて24時間放置及び養生したものについて吸水テ
ストを行った。使用した材料及び薬剤は次の通りであ
る。
【0026】・基材:石膏プラスター(JIS A69
04)「タイガーケンコート」(吉野石膏(株)製) ・ロジンサイズ剤エマルション:ミサワセラミックス
(株)製、RFサイズE−50A ・硫酸アルミニウム:18水塩試薬 テストは、上記で得られたそれぞれの硬化体表面に水を
1滴滴下し、その水が硬化体中に完全に吸水されるまで
の時間を測定した。その結果を表1に示す。尚、下地で
ある石膏ボード表面の吸水性は、上記と同様に行なった
ところ120分(min.)であった。尚、上記硬化体
と石膏ボード表面との接着はいずれも満足のいくもので
あった。但し、表1においてロジン類の添加量0は比較
例である。
【0027】表1 註)表中の数値は「分(min.)−秒」を示す。
【0028】実施例2 ロジン粉末と硫酸アルミニウム粉末を併用し、その他は
実施例1と同様にして表2に示す本発明の塗材を得、且
つ実施例1と同様にしてテストを行なった。使用したそ
の他の材料、器具及び養生条件等は実施例1と同一であ
る。ロジン粉末としては、ガムロジン(ハートール社
製)を使用した。その結果を表2に示す。これらの場合
も石膏ボードと硬化体の間の接着に問題はなかった。但
し、表2においてロジン類の添加量0は比較例である。
【0029】表2 註)表中の数値は「分(min.)−秒」を示す。
【0030】実施例3 基材として目地処理材であるタイガーパテ(吉野石膏
(株)製)を使用し、これに表3に記載のようにロジン
エマルション及び硫酸アルミニウム粉末を添加混合して
本発明の塗材を得た。この塗材を目地処理材として次の
ようにテストを行なった。即ち、試験体は5×10cm
に裁断した石膏ボードを2枚1組とし、各々のボード長
手方向の表面側の端部の面取りを行い、その面取り同士
を平坦な台の上で突きつけ、その上に表3に記載の本発
明の塗材を目地処理材ペーストとして、通常の方法で塗
り付け、実施例1と同じ養生時間経過後に実施例1と同
様の吸水テストを行った。その結果を表3に示す。この
場合も、ボードと目地処理材の硬化体との接着について
は問題はなかった。但し、表3においてロジン類の添加
量0は比較例である。
【0031】表3 註)表中の数値は「分(min.)−秒」であり、
「−」はテストを行なっていないことを示す。
【0032】実施例4 ポルトランドセメントと左官用川砂(セメント:骨材=
1:3(重量比))を混合したもを基材とし、これにロ
ジンサイズ剤エマルション及び硫酸アルミニウム粉末を
表4に記載の割合で添加し、本発明の塗材を得た。これ
らの塗材を所定量の水と混練りしてモルタルを得た。そ
れぞれのモルタルを3cm角、高さ2cmの型の中に流
し込み、実施例1と同じ恒温恒湿室内で48時間養生
後、実施例1と同様の吸水テストを行った。結果を表4
に示す。但し、表4においてロジン類の添加量0は比較
例である。
【0033】表4 註)表中の数値は「分(min.)−秒」であり、
「−」はテストを行なっていないことを示す。
【0034】上記実施例1〜4のいずれの試験において
も、下地の吸水性に合わせて、ロジン類単独又はロジン
類と硫酸アルミニウム系化合物とを併用することによ
り、特に前記の配合範囲において、塗材の吸水性を調整
することができることが判った。
【0035】
【発明の効果】本発明によれば、塗材の基材にロジン類
単独、又はロジン類と硫酸アルミニウム系化合物を添加
配合することにより、得られる塗材の吸水性を下地のそ
れと同等に調整することができ、その結果、塗壁面を平
滑に仕上げることが可能となる。従って従来の水湿し、
プライマー処理等の如く必然的にかかっていた工期やコ
ストが不要となる。
フロントページの続き (72)発明者 渡辺 恵介 東京都足立区江北2−1−1 吉野石膏株 式会社技術研究所内 Fターム(参考) 4J038 BA231 HA376 MA02 MA08 MA10 PA07

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ロジン類を含有することを特徴とする湿
    式塗材。
  2. 【請求項2】 ロジン類と、硫酸アルミニウム系化合物
    とを含有することを特徴とする湿式塗材。
  3. 【請求項3】 ロジン類が粉末であり、且つその含有量
    が基材100重量部に対して0.3〜10重量部である
    請求項1又は2に記載の湿式塗材。
  4. 【請求項4】 ロジン類がエマルション又は懸濁液であ
    り、且つその含有量が基材100重量部に対して0.0
    5〜10重量部である請求項1又は2に記載の湿式塗
    材。
  5. 【請求項5】 硫酸アルミニウム系化合物が硫酸アルミ
    ニウムであり、その含有量が基材100重量部に対して
    0.05〜5重量部である請求項2〜4のいずれか1項
    に記載の湿式塗材。
  6. 【請求項6】 基材が、パテ、ジョイントセメント(JI
    S A6914)、石膏プラスター(JIS A6904)、ポルトラン
    ドセメント、建築用仕上げ塗材、仕上げ塗材用下地調整
    塗材である請求項2〜5のいずれか1項に記載の湿式塗
    材。
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