JPS63265976A - 建築内装塗装材料用変色防止剤 - Google Patents

建築内装塗装材料用変色防止剤

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JPS63265976A
JPS63265976A JP62100900A JP10090087A JPS63265976A JP S63265976 A JPS63265976 A JP S63265976A JP 62100900 A JP62100900 A JP 62100900A JP 10090087 A JP10090087 A JP 10090087A JP S63265976 A JPS63265976 A JP S63265976A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
water
phosphorus compound
gypsum
soluble phosphorus
discoloration
Prior art date
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Pending
Application number
JP62100900A
Other languages
English (en)
Inventor
Shigeyoshi Tanaka
田中 茂省
Toshio Suzuki
寿松木 俊雄
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
YOSHINO SEKKO KK
Yoshino Gypsum Co Ltd
Original Assignee
YOSHINO SEKKO KK
Yoshino Gypsum Co Ltd
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Publication date
Application filed by YOSHINO SEKKO KK, Yoshino Gypsum Co Ltd filed Critical YOSHINO SEKKO KK
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Publication of JPS63265976A publication Critical patent/JPS63265976A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、建築内装塗装面の経時による変色が抑制でき
る変色防止剤に関するものである。
〔従来の技術〕
近年、建物の壁や天井を形成する内装工事において、工
事期間を短縮できる利点か・ろ乾式または半乾式1法が
一般的に用いろれている。ここで、乾式1法では例えば
、建築の躯体又は下地の枠組に接着剤及び/又は釘等に
より石膏ボードを固定し、次で釘頭等を石膏ボード面よ
り僅かに凹ませここと石膏ボードの目地部分等に目地処
理材を詰め平滑にすることによって行われている。また
、他の工法としては、ALC&やケイ酸カルシウム板等
の下地剤を躯体に取り付け、その表面にプライマー処理
を行い、ついて薄塗用の石膏プラスターを塗布し平滑に
する半乾式1法があげられる。
二のようにして、形成した内装下地壁や天井下地面には
、続いてクロスがはられるか、又はtiされて化粧処理
されるのが一役的である。ここて塗装としては、前記下
地面にシーラーを塗布し素地の調整を行った後塗料を塗
ることによって行われる。この際塗料及びシーラーとし
ては、合成)耐相系のエマルションが用いられ、特にア
クリル系エマルンヨン、アクリル酸エステルと酢酸ビニ
ルとの共電体エマルションが主として用いられている。
しかしながら、上記の方法で建築内装面に塗装処理を行
うと梅雨時などの高11度下においては、下地面が吸水
して乾燥しに<<、塗装面が変色して美観を損ねるとい
う問題が生じている。そして、このような変色の問題が
生じると、補修に多大な費用と工事が必要になる。
〔発明が解決しようとする問題点〕
従って、本発明は建築内装面に塗装処理を行う場合に、
塗装面の変色を抑制することができる変色防止剤を提供
することを目的とする。
C問題点を解決するための手段〕 本発明は、建築内装面を構成する少なくとも1つの部材
に水溶性リン化合物を含有させると上記問題点を有効に
解決できるとの知見に基づいてなされだのである。
すなわち、本発明は、水溶性リン化合物を含有させるこ
とを特徴とする建築内装塗装材料用変色防止剤を提供す
る。
本発明における下地素材としては、石膏ボード、抄造…
維石膏仮、石膏ブロック、石膏成形板、ALC板、ケイ
カル板、合板及びスレートなどがあげられる。又、これ
ろの下地素材の下地面の全面又は一部分に石膏プラスタ
ー、セメントモルタル、ドロマイトプラスター及び漆喰
を塗布したものも下地素材として用いることができる。
ここで、石膏ボードとしては、例えば、燐酸石膏、フy
k1石膏、チタン石膏、排煙脱硫石膏などの化学石膏や
天然石膏の単独又は2種以上の混合物からなる焼石膏に
デンプンや泡剤などの添加剤と水とを混練して得た石膏
スラリーを石膏ボード用原紙で被覆成形し硬化後、乾燥
して製造されるものである。
又、本発明で用いるシーラー及び塗料は、建築用に使用
するエマルション系のものであれば任意のものを用いる
ことができる。このうち、アクリル系エマルンヨン、ア
クリル酸ニステルト酢酸ビニルとの共電体エマルション
なとの合成樹脂系のエマル/フンが用いらる。さらに、
本発明で用いる化粧用パテとしては、合成樹脂エマルシ
ョンパテがあげられ、合成樹脂エマルション、顔料、充
填材などを主原料とし、これらを充分に混合して製造し
たペースト状のものである。
本発明で用いる水溶性リン化合物としては、リン酸、リ
ン酸塩及びポリリン酸塩からなる群から選ばれる1種又
は2種以上の混合物が好適に使用される。尚、塩として
は、ナトリウム、カルンウム、カリウムなどがあげられ
る。また、水溶性リン化合物としては、ホスホン酸やそ
の塩のような有機リン化合物も使用することができる。
本発明においては、水溶性リン化合物をそのまま、又は
水溶液として用いることもできる。
本発明において、水溶性リン化合物を下地素材に含有さ
せる場合、その含有量は任意とすることができるが、下
地素材の重量当たり0.04〜4%、好ましくは0.5
〜3%となるように添加するのがよい。本発明では、水
溶性リン化合物を予狛下地素材の原料に添加しておき、
下地素材を形成させてもよいし、下地素材の表面に水溶
性リン化合物う゛含有する水溶液を塗布してもよい。塗
布する場合には、水溶性リン化合物を、例えば石膏ボー
ド用原紙などの表面に1〜5.0 g / m’塗布す
るのがよい。さらに、下地素材に塗布するソーラーや塗
料に0.05〜2.0%程度添加するのがよい。
〔発明の効果〕
本発明によれば、建築内装面に塗装処理を行う場合に、
塗装面の変色を有効に抑制することができる変色防止剤
を提供することができる。
次に、本発明の方法を実施例により説明する。
〔実施例〕
下地素材として、下記の石膏ボード、石膏板、石綿スレ
ート及び合板に白色アクリル酸系塗料を約200g/m
’塗布し変色の度合を調べた。
石膏ボード 焼石膏に、デンプンや泡剤などの添加剤と水とを加え混
練して得た石膏スラリーを石膏ボード用原紙で被覆成形
し、硬化乾燥して製造した。これを切断して厚さ9n+
m、巾100闘、長さ200 mmの大きさにしたもの
を試験に用いた。
石膏板 石膏プラスターに水を加えて混合し、その石膏スラリー
を厚さ9 mm、巾100 m、長さ20011mの型
枠に流し、硬化乾燥させたもの。
石綿スレート 市販の厚さ5 mmの石綿スレートから、次の大きさに
切ったもの。
寸法:厚さ6 mm、巾100mm、長さ200 mm
合   吸 市販の厚さ4証の合板から、次の大きさに切ったもの。
寸法:厚さ4耶、巾100 mm、長さ200ml11
白色アクリル酸系塗料 アクリル附脂         13%造膜助剤、水等
       バランス表−1記載の添加剤    0
又は1%試験方法 上記白色アクリル酸系塗料を塗布した下地素材を相対湿
度100%の室内に5口開放置した後、通常の室内で4
〜5日間放置し塗装表面の色調を日本呈色工業側のMO
DEL CP6R−1001DPの色差計で測定しb値
を求めたつ 結果を表−1に示す。
表−1 表−1の結果から明らかなように、本発明により水溶性
リン化合物で処理すると色調の低下を有効に抑制するこ
とができる。
実施例2 実施例1で用いた白色アクリル酸系塗料から添加剤を除
いたものを下記の部材に塗布し実施例1と同様の方法で
色調の変化を調べた。
部材1 実施例1で用いた石膏ボードを製造する際に、焼石膏に
燐酸アンモニウムを1.0%添加したもの。
部材2 実施例1で用いた石膏ボードを製造する際に石膏ボード
用原紙に燐酸ナトリウムを3 g / m’の量で塗布
したもの。
部材3 実施例1で用いた石膏ボードのうえに塗布する素地調整
用シーラー(アクリル樹脂13%含有)に燐酸アンモニ
ウムを1%添加したもの。
部材4 実施例1で用いた石膏ボードのうえに塗布する化、袖用
パテ(組成 顔料(チタンホワイト、炭酸力ルンウム等
)60% 酢酸ビニル樹脂接着材3% 他(水その他)
37%)に燐酸アンモニウムを1%添加したもの。
上記各部材の上に白色アクリル酸系塗料を塗布して色調
の変化を調べた結果を表−2に示す。
表−2 表−2中*印のb値は、リン化合物を全く含有しない場
合の値を示す。
上記の結果より、本発明によれば優れた変色防止効果が
得られることがわかる。
実施例3 実施例2で用いた部材10)焼石膏に添加する燐酸アン
モニウム含有量を種々変え、得られた石膏ボードに白色
アクリル酸系塗料を塗布して色3+iの変化を副べた。
結果を表−3に示す。
表−3 以上の結果から、本発明により石膏ボードに燐酸アンモ
ニウムを添加すると、特に燐酸アンモニウムの添加量を
1〜5%とすると優れた変色防止効果が得られることが
わかる。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)水溶性リン化合物を含有させることを特徴とする
    建築内装塗装材料用変色防止剤。
  2. (2)水溶性リン化合物が、リン酸、リン酸塩及びポリ
    リン酸塩からなる群から選ばれる少なくとも1種のリン
    化合物である特許請求の範囲第(1)項に記載の変色防
    止剤。
  3. (3)建築内装塗装材料が、塗装仕上げされる壁や天井
    を構成する下地素材、素地調整用シーラー、化粧用パテ
    及び塗料から選ばれる少なくとも1種の材料である特許
    請求の範囲第(1)項に記載の変色防止剤。
JP62100900A 1987-04-23 1987-04-23 建築内装塗装材料用変色防止剤 Pending JPS63265976A (ja)

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JPS63265976A true JPS63265976A (ja) 1988-11-02

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ID=14286217

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007246291A (ja) * 2006-03-13 2007-09-27 Rst Project:Kk 漆喰施工方法及び艶消し剤添加漆喰原料並びに漆喰艶消し添加剤

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS62143977A (ja) * 1985-12-18 1987-06-27 Kansai Paint Co Ltd 被覆用組成物
JPS6310676A (ja) * 1986-03-12 1988-01-18 Kansai Paint Co Ltd 被覆用組成物

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