JP4370013B2 - 湿式塗材 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、吸水調整剤としてロジン類と硫酸アルミニウム系化合物とを含有する湿式塗材(建材)に関する。尚、本発明において「基材」とは、添加剤であるロジン類等が添加されるべき塗材組成物を意味する。
【0002】
【従来の技術】
建築物の内装工事を湿式塗り壁工法により行う場合には、コンクリート躯体そのものや、各種石膏ボード、木毛セメント板又は珪酸カルシウム板等の内装用板材料を張設した下地に、セメントモルタル、石膏プラスター、ドロマイトプラスター又はしっくい等の無機系結合材や有機系結合材を主成分とし、更に各種骨材、増粘剤、安定剤、顔料、その他の添加剤が配合された組成物である塗材を、概ね下塗り、中塗り及び上塗りし、最終的に得られた塗材塗壁面に仕上げが施されて壁が形成される。これらの塗材は、使用に際して水と混練りし、ペーストの状態で鏝等を用いて下地に塗り付けられている。
【0003】
しかし、上記の工法においては、下地に下塗り、中塗り或いは上塗りを行った後、それぞれある程度の乾燥及び養生期間を設けなければならず、必然的に工期は長くなり、コストも高くならざるを得なかった。そのため、近年工期短縮及びコスト低減を図るために、上記のように重ね塗りすることなく、セメント系、石膏系、珪酸質系又は合成樹脂系の仕上げ塗材を用いて、上記のような下地に1回塗りし、それ以上の仕上げ塗材の施工が不要となる薄塗り工法も採用されてきている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
ところが、かかる薄塗り工法では、数mm程度の塗り厚で仕上げ塗材を下地面に塗工及び乾燥して仕上げられるため、下地表面の凹凸(以下、不陸という。)や下地面の吸水性の差が極めて大きな問題となっていた。即ち、第1には、塗壁面を平坦にするために、下地の不陸に対応させて塗材の塗り厚を変えた場合、塗り厚の厚薄により、塗壁面で塗り厚の影響が顕著に現れ、結果として塗壁面を平滑に仕上げることは困難であるという問題があった。
【0005】
第2には、これらの塗材は塗布後硬化するまでの間、塗材の混練り時の水分をある期間保有している必要があるにもかかわらず、下地面が吸水しやすい場合或いは下地面の吸水性について部分的にむらがある場合には、塗布された塗材が十分に硬化する前に下地が塗材の保有水を全面的又は部分的に奪ってしまい、塗材の硬化、下地との接着及び塗壁面の平滑性が著しく悪化するという問題があった。
【0006】
そのため、上記のような特にコンクリート下地の場合、その不陸部を部分補修(以下、不陸調整という。)することを目的として、又、例えば、石膏ボード下地面では、隣接する石膏ボード間の目地を埋めて平坦とする(以下、この処理を目地処理という。)ことを目的として、更に下地がその上に塗り付けられた塗材の保有する水分を急激に吸水するのを防止することを目的として、塗材を施工する前に必ず下地処理が行われてきた。
【0007】
又、その下地処理では、上記不陸調整や目地処理を当該下地に施す場合、予め塗材の中に有機系結合材や保水剤等を増量添加し、塗材の保水性を向上させる方法、又は予め下地面に水を噴霧する水湿し、若しくは有機系プライマー塗布等で止水層を設け、下地面の吸水を抑えるように処理し、その後に塗材を塗り付ける方法等が採られてきたが、このような下地処理を行なっても前記薄塗り工法では平滑で精度の高い塗り壁面を得ることは困難であることには変わりなく、前記種々の問題の完全な解決策とはなっていなかった。
【0008】
更に、このような薄塗り工法を施す場合、上記のような目地処理又は吸水調整処理等のために2〜3日間の日数を必要とし、結果として必然的に工期が長くなり、又、コスト高となり、薄塗り工法のメリットは無いに等しかった。
従って、本発明の目的は、上記課題を解決し、1回の塗工により、平滑で精度の高い塗り壁面を形成することができる湿式塗材を提供することである。
【0009】
【課題を解決するための手段】
上記目的は以下の本発明によって達成される。即ち、本発明は、ジョイントセメント(JIS A6914)、石膏プラスター(JIS A6904)又はポルトランドセメントから選ばれる基材に対して、ロジン類及び硫酸アルミニウム系化合物を含有せしめたことを特徴とする湿式塗材を提供する。
【0010】
【発明の実施の形態】
次に発明の実施の形態を挙げて本発明を更に詳細に説明する。
本発明の湿式塗材は、塗層を形成する基材と吸水調整剤とを含有し、該吸水調整剤がロジン類と硫酸アルミニウム系化合物であることを特徴としている。
【0011】
本発明の塗材を構成する基材としては、従来公知の水硬性組成物或いは気硬性組成物のいずれでもよく、具体的には水と混練りし、硬化或いは乾燥させることにより、塗層を形成するものであって、例えば、各種のジョイントセメント(JIS A6914)、石膏プラスター(JIS A6904)及びポルトランドセメントである
【0012】
本発明において上記基材に吸水調整剤として添加するロジン類とは、ロジン、その変性物及びそれらの各種状態物を包含する意味である。ロジンは、一般にコロホニーとも呼ばれ、アビエチン酸(樹脂酸)と呼ばれる有機酸の各種異性体の混合物であり、(1)松樹を直接切りつけして生松脂を採取し、生松脂から揮発性テレピン油を留去して得られるガムロジン、(2)松の根をチップ状に砕木し、溶剤によりロジン分を抽出し、この溶液より溶剤を留去して得られるウッドロジン、及び(3)クラフトパルプの製造工程中の廃液(粗トール油)を精密分留して得られるトールロジンの3種類が知られている。
【0013】
これらのロジンは、組成の点ではそれぞれ異なるが、いずれも常温では淡黄色ないし褐色透明なガラス様の光沢のある固体であり、その粉末は白色ないし黄色である等、その一般的な物性等については大きな差はなく、原則として区別されずにワニス、印刷インキ、膏薬等種々の用途に使用されており、本発明においても有効に使用することができる。
【0014】
又、これらのロジンを原料として水酸化ナトリウム若しくは炭酸カルシウムにより鹸化して得られたロジンセッケン又は無水マレイン酸若しくはフマール酸を熱付加してマレイン化ロジン若しくはフマール化ロジンとし、アルカリを加えて溶液にしたロジンサイズ剤若しくは乳化剤を用いて水に分散させたエマルション型ロジンサイズ剤も本発明のロジン類に包含される。これらのエマルション型ロジンサイズ剤は、製紙工業において紙のインク滲み防止等を目的として一般に使用されており、本発明においても有効に使用することができる。本発明においては、上記に例示したロジン類を単独或いは組み合わせて使用することができるほか、ロジン類を水中に懸濁又は分散させたものも使用できる。
【0015】
上記ロジン類の基材に対する配合量は、ロジンの粉末であれば基材100重量部に対して0.3〜10重量部、望ましくは0.5〜5.0重量部であり、不陸調整或いは目地処理する下地の吸水性に合わせて配合量を調整することができる。この範囲を超えて配合量が低い場合、後述の実施例に示したように所望の止水効果を示さず、又、この範囲を超えて高い場合には、止水効果は頭打ちとなり、且つコスト的にも実用的ではなくなる。
【0016】
又、ロジン類が、エマルション又は懸濁液の場合には、基材100重量部に対して固形分基準で0.1〜10.0重量部、望ましくは0.3〜3.0重量部であり、上記と同様に下地の吸水性に合わせてその配合量を調整することができる。この範囲を超えた場合、上記と同様の不具合が生じることになる。
【0017】
上記ロジン類を基材に配合して吸水調整剤として使用することによって、得られる塗材と下地との間の移動水分量を調整して、前記従来技術の課題を解決し、平滑で精度の高い壁面を形成することができる。又、本発明の塗材によって壁面を形成し、更にその表面に仕上げ塗装する場合にも、それらの間の移動水分量を同様に調整して、より優れた壁面を形成することができる。具体的には、本発明の塗材と下地との間では、下地が該塗材からその保有している水分を吸収し、塗材の硬化やその他の性状に悪影響を及ぼすのを防止し、仕上げ塗材に対しては、本発明の塗材を下地の不陸調整或いは目地処理に使用した場合であっても、仕上げ塗材の下地としてその面全体がほぼ均質な吸水性を有するようになり、一層良好な仕上げ面が形成される。
【0018】
本発明では、上記ロジン類に加えて、更に硫酸アルミニウム系化合物をロジン類の定着剤として基材に添加する。特にロジン類がロジンサイズ剤等のロジン変性物である場合に、ロジン類と反応してアルミニウム塩を形成し、ロジン類を疎水性化し、塗材の保水性を一層高め、下地に塗布した際における下地による吸水を低減させる効果がある。
【0019】
本発明で使用される硫酸アルミニウム系化合物としては、硫酸アルミニウム又は各種ミョウバンの粉末又はそれらの水溶液が挙げられる。硫酸アルミニウム(Al2(SO43)は、無色の結晶であり、数種類の水和物があり、常温では18水塩が安定であるが、いずれも本発明において使用することができる。これらの硫酸アルミニウムは、製紙工業においては前記ロジンサイズ剤の定着剤或いは疎水化剤として使用されており、本発明においても同様に使用できる。
【0020】
又、ミョウバンは、一般にM・Al(SO42・12H2Oの化学式を有し、式中のMはカリウムイオン、アンモニウムイオン又はナトリウムイオン等を指し、それぞれカリウムミョウバン、アンモニウムミョウバン又はナトリウムミョウバンと呼ばれており、いずれも無色固体、粉末では白色を呈し、水に対して易溶性を示す。
【0021】
これらの硫酸アルミニウム系化合物の基材への添加方法については、粉末の状態で基材に予め混合する方法、又は基材を水と混練りする際に粉末状態で所定量加える方法、若しくは予め調製した硫酸アルミニウム系化合物の水溶液を基材に添加する方法等、いずれの方法であっても構わない。
【0022】
本発明で定着剤として使用する硫酸アルミニウムの基材に対する配合量は、ロジン類との併用を前提として、基材100重量部に対して0〜1.0重量部、望ましくは0.1〜0.5重量部であり、ロジン等と同様に下地の吸水性に応じて添加量を調整することができる。又、同様に定着剤として使用する前記のミョウバン類では、上記ロジン類との併用を前提として、基材100重量部に対して0.05〜5重量部、望ましくは0.1〜3重量部の配合量が適しており、同様に添加量を調整することができる。
【0023】
本発明は、上記の通りロジン類を硫酸アルミニウム系化合物と共に吸水調整剤として基材に添加することにより、得られる塗材からの下地面の吸水量を抑制し、又、吸水調整剤としての各成分の配合量を調整することにより、本発明の塗材を不陸調整処理或いは目地処理に使用した場合であっても、最終的には平滑で高い精度を有する壁面を得ることができる。又、更にその表面に仕上げ塗装する場合には、仕上げ塗材の下地としてその面全体がほぼ均等な吸水性を示すようになる。
【0024】
以上のように本発明の塗材は、施工される下地により制限を受けず、該塗材の基材が下地と異質の材料であっても問題はない。又、本発明の塗材の基材としては水硬性組成物或いは気硬性組成物のいずれでも使用することができる。これらの基材に前記のロジン類(及び硫酸アルミニウム系化合物)を添加し、水と混練りし、硬化或いは乾燥させることにより、本発明で目的とする優れた止水効果を得ることができる。更に、本発明の塗材には、その他種々の性質を付加することを目的として、例えば、塗材の硬化時間を調整する硬化調整剤、混練り水量の低減を図る減水剤の他、各種骨材、増粘剤、安定剤等を配合しても本発明の効果は維持される。
【0025】
【実施例】
次に実施例及び比較例を挙げて本発明を更に具体的に説明する。
実施例1
下記の薄塗り用塗材を基材とし、これにロジンサイズ剤エマルションと硫酸アルミニウムとを下記表1に記載の組み合わせ及び量で添加し、本発明の多数の湿式塗材を得た。一方、10cm角の12.5mm厚石膏ボード表面に、高さが3mmとなるように切断した塩ビパイプ(内径25mm)を載せたものを多数用意した。上記で得られた本発明のそれぞれの塗材に所定量の水を加え混練りした後、得られたペーストをそれぞれ前記パイプ内に充填して硬化させた。このようにして得られた本発明の塗材からなる硬化体を20℃・60%RHの恒温恒湿室にて24時間放置及び養生したものについて吸水テストを行った。使用した材料及び薬剤は次の通りである。
【0026】
・基材:石膏プラスター(JIS A6904)「タイガーケンコート」(吉野石膏(株)製)
・ロジンサイズ剤エマルション:ミサワセラミックス(株)製、RFサイズE−50A
・硫酸アルミニウム:18水塩試薬
テストは、上記で得られたそれぞれの硬化体表面に水を1滴滴下し、その水が硬化体中に完全に吸水されるまでの時間を測定した。その結果を表1に示す。尚、下地である石膏ボード表面の吸水性は、上記と同様に行なったところ120分(min.)であった。尚、上記硬化体と石膏ボード表面との接着はいずれも満足のいくものであった。但し、表1においてロジン類の添加量0は比較例である。
【0027】
表1
Figure 0004370013
註)表中の数値は「分(min.)−秒」を示す。
【0028】
実施例2
ロジン粉末と硫酸アルミニウム粉末を併用し、その他は実施例1と同様にして表2に示す本発明の塗材を得、且つ実施例1と同様にしてテストを行なった。使用したその他の材料、器具及び養生条件等は実施例1と同一である。ロジン粉末としては、ガムロジン(ハートール社製)を使用した。その結果を表2に示す。これらの場合も石膏ボードと硬化体の間の接着に問題はなかった。但し、表2においてロジン類の添加量0は比較例である。
【0029】
表2
Figure 0004370013
註)表中の数値は「分(min.)−秒」を示す。
【0032】
実施例
ポルトランドセメントと左官用川砂(セメント:骨材=1:3(重量比))を混合したもを基材とし、これにロジンサイズ剤エマルション及び硫酸アルミニウム粉末を表に記載の割合で添加し、本発明の塗材を得た。これらの塗材を所定量の水と混練りしてモルタルを得た。それぞれのモルタルを3cm角、高さ2cmの型の中に流し込み、実施例1と同じ恒温恒湿室内で48時間養生後、実施例1と同様の吸水テストを行った。結果を表に示す。但し、表においてロジン類の添加量0は比較例である。
【0033】

Figure 0004370013
註)表中の数値は「分(min.)−秒」であり、「−」はテストを行なっていないことを示す。
【0034】
上記実施例1〜のいずれの試験においても、下地の吸水性に合わせて、ロジン類と硫酸アルミニウム系化合物とを併用することにより、特に前記の配合範囲において、塗材の吸水性を調整することができることが判った。
【0035】
【発明の効果】
本発明によれば、塗材の基材にロジン類と硫酸アルミニウム系化合物を添加配合することにより、得られる塗材の吸水性を下地のそれと同等に調整することができ、その結果、塗壁面を平滑に仕上げることが可能となる。従って従来の水湿し、プライマー処理等の如く必然的にかかっていた工期やコストが不要となる。

Claims (4)

  1. ジョイントセメント(JIS A6914)、石膏プラスター(JIS A6904)又はポルトランドセメントから選ばれる基材に対して、ロジン類及び硫酸アルミニウム系化合物を含有せしめたことを特徴とする湿式塗材。
  2. ロジン類が粉末であり、且つその含有量が基材100重量部に対して0.3〜10重量部である請求項1に記載の湿式塗材。
  3. ロジン類がエマルション又は懸濁液であり、且つその含有量が基材100重量部に対して0.05〜10重量部である請求項1に記載の湿式塗材。
  4. 硫酸アルミニウム系化合物が硫酸アルミニウムであり、その含有量が基材100重量部に対して0.05〜5重量部である請求項1〜3のいずれか1項に記載の湿式塗材。
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