JP7232154B2 - 断面拡大セグメント、及び、断面拡大システム - Google Patents

断面拡大セグメント、及び、断面拡大システム Download PDF

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Description

本発明は、シールドトンネルの断面変化点に設置される断面拡大セグメントに関するものである。
従来から、下水道、電力ケーブル、道路トンネルなどを掘削するために、シールド機や推進機を含む掘削機が使用されている。掘削機は、一般に、カッターヘッドを回転させながら掘進していく。そのため、掘削された断面は基本的に円形であり、その外径(掘削径)も一定となる。
ところで、近年、例えば電力ケーブル洞道や上下水道トンネルの分岐・接合箇所や、鉄道トンネルの駅部や、道路トンネルの非常駐車帯などにおいて、断面を途中で拡大・縮小する必要が生じることがある。例えば、下水道では、下流に行くにしたがって水量が増し、大きな断面が必要になる。この場合、上流から掘進すると下流に行くにしたがって断面を拡大する必要がある。このように途中で断面を拡大・縮小するためには、立坑を設置して掘削機を途中で取り替える方法や、1台の掘削機を継続して使用しつつ断面を拡大する方法がある。しかし、前者の立坑を設置して掘削機を取り替える工法では、立坑を掘削する必要があることに加え、掘削機を2台準備し、さらに掘削機を入れ替える作業も必要となる、という課題があった。
後者の掘削機の断面を拡大又は縮小可能な掘削機としては、具体的には以下に示す工法が知られている。すなわち、例えば、特許文献1には、掘削機の外筒部の一部をラップさせておき、掘削中にこのラップ部を伸縮させることで掘削断面の拡大を掘進と同時に行う工法が知られている(特許文献1参照)。
さらに、掘削断面の変化部には、一般部のセグメントと異なる特殊なセグメントが必要となるところ、例えば特許文献2には、設置済みのセグメントの一部をトンネル円周方向に押し広げるようにして拡大する断面拡大セグメントが開示されている。
特許第4176516号公報 特開2001-82088号公報
しかしながら、この特許文献2の断面拡大セグメントには、断面変化部に拡大用のセグメントを設置することは記載されているものの、断面変化部に生じる空隙を鋼製ライナーで埋める様になっている。したがって、1リングの間で大きく断面を変化させることができない。
そこで、本発明は、トンネル軸方向切羽側に向かって断面が拡大する断面変化点において断面拡大後の鋼殻と小径部のセグメントの間に生じる妻面の土圧・水圧を支持することのできる、断面拡大セグメントと、この断面拡大セグメントを使用した断面拡大システムを提供することを目的としている。
前記目的を達成するために、第1の発明の断面拡大セグメントは、シールドトンネルの断面変化点に設置される断面拡大セグメントであって、略円筒状に組み立てられて、断面変化点において小径側となる、小径部と、断面変化点において段差面を覆う妻部であって、前記小径部に対してトンネル軸方向切羽側に重ね合わされて、トンネル半径方向外向きにスライド移動可能に構成される、妻部と、前記小径部と前記妻部の間に形成されるスライド機構と、を備えている。
また、第2の発明の断面拡大セグメントは、前記妻部は、トンネル円周方向に隣接する複数の妻部ユニットを有し、前記妻部ユニットは、拡大前は、隣接する妻部ユニット間でトンネル円周方向に互いに所定のラップ長を有して重ね合わされ、前記妻部ユニットは、拡大後は、トンネル半径方向外向きにスライド移動されて、ラップ長が短くなるように展開される。
また、第3の発明の断面拡大セグメントは、前記妻部は、トンネル円周方向に隣接する複数の妻部ユニットであって、各妻部ユニットはトンネル円周方向に重ね合される第1妻部ユニット片と第2妻部ユニット片とから構成される、妻部ユニットを有し、前記妻部ユニットは、拡大前は、トンネル円周方向に互いに当接するように並設されるとともに、前記第1妻部ユニット片と前記第2妻部ユニット片とはトンネル円周方向に互いに所定のラップ長を有して重ね合され、前記妻部ユニットは、拡大後は、トンネル半径方向外向きにスライド移動されるとともに、前記第1妻部ユニット片と前記第2妻部ユニット片とは、ラップ長が短くなるように展開される。
また、第4の発明の断面拡大セグメントは、前記スライド機構は、前記小径部又は前記妻部のいずれか一方に形成された長孔と、前記小径部又は前記妻部のいずれか他方に形成されて前記長孔に挿入されるピンと、から構成される。
また、第5の発明の断面拡大セグメントは、前記スライド機構の前記長孔には、前記長孔の開口面を閉塞し、かつ、前記ピンとともに移動するように構成されたシャッター部材が設置される。
また、第6の発明の断面拡大セグメントは、前記スライド機構は、前記小径部又は前記妻部の一方に形成されたガイドレールと、他方に形成されて前記ガイドレールが挿入されるガイド溝と、から構成される。
また、第7の発明の断面拡大システムは、上述したいずれかの断面拡大セグメントを使用した断面拡大システムであって、前記妻部の前記妻部ユニットを、シールド機の鋼殻に連結する連結装置をさらに備えている。
また、第8の発明の断面拡大システムは、上述したいずれかの断面拡大セグメントを使用した断面拡大システムであって、前記妻部の前記妻部ユニットを、トンネル半径方向外向きに押し出すジャッキをさらに備えている。
また、第9の発明の断面拡大システムは、上述したいずれかの断面拡大セグメントを使用した断面拡大システムであって、前記妻部の前記妻部ユニットを、トンネル円周方向に回転しながら1つずつ選択してトンネル半径方向外向きに押し出す回転カム装置をさらに備えている。
このように、第1の発明の断面拡大セグメントは、小径部と、小径部に対してトンネル軸方向切羽側に重ね合わされて、トンネル半径方向外向きにスライド移動可能に構成される、妻部と、小径部と妻部の間に形成されるスライド機構と、を備えている。第1の発明の断面拡大セグメントのこのような構成によれば、妻部をトンネル半径方向外向きにスライド移動させることによって、断面変化点において妻面の土圧・水圧を支持することができる。
また、第2の発明の断面拡大セグメントは、妻部は、トンネル円周方向に隣接する複数の妻部ユニットを有し、妻部ユニットは、拡大前は、隣接する妻部ユニット間でトンネル円周方向に互いに所定のラップ長を有して重ね合わされ、妻部ユニットは、拡大後は、トンネル半径方向外向きにスライド移動されて、ラップ長が短くなるように展開される。第2の発明の断面拡大セグメントのこのような構成によれば、簡易な構成によって隙間なく展開できる妻部となる。
また、第3の発明の断面拡大セグメントは、妻部は、トンネル円周方向に隣接する複数の妻部ユニットであって、各妻部ユニットはトンネル円周方向に重ね合される第1妻部ユニット片と第2妻部ユニット片とから構成される、妻部ユニットを有し、妻部ユニットは、拡大前は、トンネル円周方向に互いに当接するように並設されるとともに、第1妻部ユニット片と第2妻部ユニット片とはトンネル円周方向に互いに所定のラップ長を有して重ね合され、妻部ユニットは、拡大後は、トンネル半径方向外向きにスライド移動されるとともに、第1妻部ユニット片と第2妻部ユニット片とは、ラップ長が短くなるように展開される。第3の発明の断面拡大セグメントのこのような構成によれば、簡易な構成によって隙間なく展開できる妻部となる。
また、第4の発明の断面拡大セグメントは、スライド機構は、小径部又は妻部のいずれか一方に形成された長孔と、小径部又は妻部のいずれか他方に形成されて長孔に挿入されるピンと、から構成されるため、小径部を固定した状態で、長孔の延びる方向に沿って妻部をスライド移動させることができる。
また、第5の発明の断面拡大セグメントは、スライド機構の長孔には、長孔の開口面を閉塞し、かつ、ピンとともに移動するように構成されたシャッター部材が設置されるため、スライド移動された後に、妻面に接する地山から妻部内への肌落ち、湧水の妻部内への浸入を防止できる。
また、第6の発明の断面拡大セグメントは、スライド機構は、小径部又は妻部の一方に形成されたガイドレールと、他方に形成されてガイドレールに挿入されるガイド溝と、から構成されているため、小径部を固定した状態で、妻部のガイドレール、又は、妻部のガイド溝の延びる方向に沿って妻部をスライド移動させることができる。
また、第7の発明の断面拡大システムは、上述したいずれかの断面拡大セグメントを使用した断面拡大システムであって、妻部の妻部ユニットを、シールド機の鋼殻に連結する連結装置をさらに備えているため、鋼殻を拡大することで、同時に妻部ユニットをスライド移動させることができる。
また、第8の発明の断面拡大システムは、上述したいずれかの断面拡大セグメントを使用した断面拡大システムであって、妻部の妻部ユニットを、トンネル半径方向外向きに押し出すジャッキをさらに備えているため、ジャッキによって妻部ユニットを押し出すことで妻部ユニットをスライド移動させることができる。
また、第9の発明の断面拡大システムは、上述したいずれかの断面拡大セグメントを使用した断面拡大システムであって、妻部の妻部ユニットを、トンネル円周方向に回転しながら1つずつ選択してトンネル半径方向外向きに押し出す回転カム装置をさらに備えているため、各妻部ユニットを比較的に小さい力で押し出してスライド移動させることができる。
掘削径を縮小した状態の掘削機の縦断面図である。 掘削径を縮小した状態の掘削機の横断面図である。 掘削径を拡大した状態の掘削機の縦断面図である。 掘削径を拡大した状態の掘削機の横断面図である。 実施例1の断面拡大セグメントの構成を説明する拡大前のトンネル軸方向切羽側から見た斜視図である。 実施例1の断面拡大セグメントの構成を説明する拡大後のトンネル軸方向切羽側から見た斜視図である。 実施例1の断面拡大セグメントの各妻部ユニットを拡大した拡大斜視図である。(a)は上端妻部ユニットであり、(b)は中間妻部ユニットであり、(c)は下端妻部ユニットである。 小径部と妻部の間に形成されるスライド機構の断面図である。 長孔の開口面を閉塞するシャッター部材の斜視図である。 妻部ユニットと鋼殻の連結装置の斜視図である。 妻部ユニットを押し出すジャッキの斜視図である。 妻部ユニットを押し出す回転カム装置の斜視図である。 実施例2の断面拡大セグメントの構成を説明する拡大前のトンネル軸方向坑口側から見た斜視図である。 実施例2の断面拡大セグメントの構成を説明する拡大後のトンネル軸方向坑口側から見た斜視図である。 実施例2の断面拡大セグメントの妻部ユニットを拡大した拡大斜視図である。(a)は上端妻部ユニットであり、(b)は中間妻部ユニットであり、(c)は下端妻部ユニットである。 ガイドレールとガイド溝から構成されるスライド機構の断面図である。
以下、図面に基づいて、本発明の実施の形態について詳細に説明する。以下の実施例においては、掘削機としてシールド機1を備えるシールド工法を例として説明するが、これに限定されるものではない。
<構成>
(シールド機の全体構成)
まず、図1~図4を用いて本実施例の掘削機としてのシールド機1の全体構成を説明する。シールド機1は、全体として円筒形の切羽側の前胴部1A(フード部及びガーダー部)と坑口側の後胴部1B(テール部)とから構成される。そして、本実施例のシールド機1は、掘削径を任意の比率で拡大又は縮小できるように構成された切削用回転体としてのカッターヘッド20と、外径を任意の比率で拡大又は縮小できるように構成された隔壁30と、外径を任意の比率で拡大又は縮小できるように構成された鋼殻40(40A、40B)と、を備えている。
切削用回転体としてのカッターヘッド20は、センターシャフト11によって支持されており、センターシャフト11をカッターモータ12で回転駆動することで、回転するように構成されている。
隔壁30は、切羽の安定を図るための泥土又は泥水の圧力を保持するために、フード部(シールド本体の先端部)とガーダー部(シールド本体の中間部)との間に設置される。
鋼殻40は、シールド機1本体の外板部を構成しており、シールド機1外部からの土や地下水の流入を防止し、内部の装置群や作業空間を保護している。鋼殻40は、前胴部1Aに対応する前鋼殻40Aと後胴部1Bに対応する後鋼殻40Bとから構成される。
ここにおいて、本実施例の鋼殻40は、複数の円筒殻片41、・・・と、複数の円筒殻片41、・・・を支持する複数の支柱ジャッキ42、・・・と、から構成され、隣接する円筒殻片41、・・・を中心に対して傾けて重ね合わせつつ支柱ジャッキ42、・・・を伸縮させることによって、外径を任意の比率で拡大又は縮小できるように構成されている。
この他、シールド機1は、図1、図3に示すように、シールド機1を切羽方向に推進させるシールドジャッキ13、セグメントを所定の形状に組み立てるエレクタ14、曲線施工や姿勢制御を実施するための中折れジャッキ15、排土装置であるスクリューコンベア16などの装置群を備えている。
上述してきたように、シールド機1は、装置群を用いて地山を掘削してトンネル構造物を構築する。例えば、土圧式シールド工法の場合、カッターヘッド20によって掘削した土砂を切羽と隔壁30の間に充満させ、必要に応じて添加剤を注入し、土圧によって切羽の安定を図りながら掘進し、隔壁30を貫通して設置されているスクリューコンベア16で排土していく。
その後、シールドジャッキ13を部分的に解放しながら、エレクタ14によってセグメントをリング状に組み立てる(一次覆工)。さらに、裏込め注入や、必要に応じて二次覆工を施して、トンネル構造物が完成する。以下、図5~図12を用いて、本実施例の断面拡大セグメント50の構成を説明する。
(断面拡大セグメントの構成)
本実施例の断面拡大セグメント50は、シールドトンネルの断面を相対的に小径の円形断面から大径の円形断面へと不連続に拡大する箇所である断面変化点に設置される。断面拡大セグメント50は、略円筒状に組み立てられて、断面変化点において小径側を構成する小径部60と、断面変化点において段差面(妻面)を覆う妻部70と、小径部60と妻部70の間に介在するスライド機構80と、を備えている。すなわち、坑口側から切羽側に向かって、小径部60、妻部70の順に配置され、この小径部60と妻部70は別体として構成されている。
小径部60は、図5、図6に示すように、複数の円筒殻片である小径部ユニット(61、62、63)をトンネル円周方向に連続的に当接させることで、全体として略円筒形状に組み立てられる。小径部ユニット(61、62、63)は、最上端部に配置される上端小径部ユニット61と、最下端部に配置される下端小径部ユニット63と、中間に配置される複数の中間小径部ユニット62と、から構成される。
上端小径部ユニット61は、後述する上端妻部ユニット71を坑口側から支持するために、上端妻部ユニット71の背面形状に沿うように、切羽側に浅いV字状の凹部を有するように構成されている。一方、下端小径部ユニット63は、後述する下端妻部ユニット73を坑口側から支持するために、下端妻部ユニット73の背面形状に沿うように、切羽側に浅いV字状の凸部を有するように構成されている。中間小径部ユニット62は、後述する中間妻部ユニット72を坑口側から支持するために、中間妻部ユニット72の重なり合う背面形状に沿うように、切羽側が斜めに傾斜するように構成されている。
さらに、上端小径部ユニット61は、上端妻部ユニット71をトンネル半径方向外向きにスライド移動可能に保持し、中間小径部ユニット62は、中間妻部ユニット72をトンネル半径方向外向きにスライド移動可能に保持し、下端小径部ユニット63は、下端妻部ユニット73をトンネル半径方向外向きにスライド移動可能に保持するようにされている。すなわち、各小径部ユニット(61、62、63)と、各妻部ユニット(71、72、73)との間には、それぞれスライド機構80が構成されている。
妻部70は、図5、図6に示すように、複数の扇形片(中心側を取り除いた扇形状)又は台形片である妻部ユニット(71、72、73)をトンネル円周方向に互いに所定のラップ長を有して重ね合わせることで、全体として略ドーナツ板形状に組み立てられる。妻部ユニット(71、72、73)は、最上端部に配置される上端妻部ユニット71と、最下端部に配置される下端妻部ユニット73と、中間に配置される複数の中間妻部ユニット72と、から構成される。
そして、上端妻部ユニット71のトンネル円周方向外側のトンネル軸方向坑口側には、1番目の中間妻部ユニット72がトンネル円周方向に重ね合わされている。同様に、この1番目の中間妻部ユニット72のトンネル軸方向坑口側には、2番目の中間妻部ユニット72がトンネル円周方向に重ね合わされている。そして、最終的に下端部では、中間妻部ユニット72のトンネル軸方向坑口側に、下端妻部ユニット73が重ね合わされる。
ここにおいて、妻部70を構成する上端妻部ユニット71は、図7(a)に示すように、全体としてヘの字型に屈曲された板状部材であり、トンネル半径方向に延びる中心線(12時の位置)からトンネル軸方向切羽側に向かって左右に張り出す2つの台形部710、710から構成される。上端妻部ユニット71には、中心線に沿って延びる長孔82が設けられている。中間妻部ユニット72は、図7(b)に示すように、全体として台形の板状部材であり、トンネル半径方向に沿って長孔82が設けられている。下端妻部ユニット73は、図7(c)に示すように、全体としてヘの字型に屈曲された板状部材であり、トンネル半径方向に延びる中心線(6時の位置)からトンネル軸方向坑口側に向かって左右に張り出す2つの平行四辺形部730、730から構成される。さらに、下端妻部ユニット73には、中心線に沿って延びる長孔82が設けられている。
そして、本実施例のスライド機構80は、図7(a)~(c)、図8(a)、(b)に示すように、小径部60側に設置されるピン81と、妻部70側に形成される長孔82と、から構成される。すなわち、各小径部ユニット(61、62、63)には、トンネル軸方向切羽側にピン81が突設される。他方、各妻部ユニット(71、72、7)には、トンネル半径方向に(すなわち、放射状に)延びる長孔82が坑口側を向くように形成される。
そして、図8(a)に示すように、拡大前には、小径部ユニット(61、62、63)に固定されたピン81は、妻部ユニット(71、72、73)がトンネル半径方向内側に位置しているため、長孔82のトンネル半径方向外側に位置する。そして、図8(b)に示すように、拡大後には、小径部ユニット(61、62、63)に固定されたピン81は、妻部ユニット(71、72、73)がトンネル半径方向外側に移動しているため、長孔82のトンネル半径方向内側に位置する。すなわち、後述するように、妻部ユニット(71、72、73)は、トンネル半径方向外向きに押し出されることで、小径部ユニット(61、62、63)に対して相対的にトンネル半径方向外向きに移動する。したがって、妻部70全体としては、拡大前の小径のドーナツ板形状から、拡大後の大径のドーナツ板形状へと、円形の外径を保持したままで半径が大きくなるように放射状に拡大することになる。
そして、図9(a)、(b)に示すように、本実施例の断面拡大セグメント50のスライド機構80の長孔82には、この長孔82の開口面を閉塞し、かつ、ピン81とともに移動するように構成されたシャッター部材83が設置されている。より詳細に言うと、長孔82の内部には、U字ガイド84が設置されており、可撓性を有するシャッター部材83が移動しやすいように誘導している。したがって、ピン81に固定されたシャッター部材83は、ピン81のトンネル半径方向外向きのスライド移動に追従するように移動して、地山側に露出した長孔82の開口面を閉塞するようになっている(図8(b)も参照)。
シャッター部材83の構造及び材質は、遮水性を有し、U字ガイド84に沿って引き出されるように、長孔82に平行な方向(トンネル半径方向)の剛性は小さく、かつ、長孔82に作用する土水圧を支持できるように、長孔82に直交する方向(トンネル周方向)及びピン81に平行な方向(トンネル軸方向)の剛性が十分大きなものとすることが好ましい。具体的には、履帯、又は、板を波状に、若しくは、連結した鋼矢板のように連続的に折り曲げた形状により、この剛性を得ることが可能である。なお、履帯のように部材間に隙間がある場合、止水のためにシャッターの地山に面する側(外側)又は内側に、遮水シートを張り付けてシャッターの母材と連動することで止水性を確保することが好ましい。この他、長孔82の面に沿ってスライドし、作用する土水圧を支持構成、例えば、シャッター部材83を円柱に巻き取る、又は雨戸の戸袋の様にシャッター部材83を板状のまま収納する構成であれば、ガイドはU字型に限定されず、長孔82の背面に存在すればよい。
なお、前述した履帯の形状については、遮水シート貼付による止水が必要になることから、履帯に貼り付けられた遮水シートが水圧に抵抗する時に履帯が遮水シートの受ける圧力を保持するよう、例えば、腕時計のバンドのように、略楕円柱で、かつ、柱方向に貫通する円形の穴を2箇所に有する複数の略楕円柱からなり、その円形の穴に、円柱状の通し棒を通して千鳥状に連結された履帯のような、貼り付け面が平滑な形状とすることが好ましい。
(断面拡大システム-駆動源について-)
次に、図10~図12を用いて、スライド機構80を使用した3つの断面拡大システムSについて説明する。すなわち、図10を用いて鋼殻40に連結する第1のケースについて説明し、図11を用いて専用のジャッキを使用する第2のケースについて説明し、図12を用いて回転カム装置を使用する第3のケースについて説明する。
第1のケースでは、図10(a)、(b)に示すように、断面拡大システムSは、妻部の妻部ユニット(71、72、73)を、シールド機の鋼殻40に連結する連結装置74をさらに備えている。連結装置74は、妻部ユニット(71、72、73)から延びるブラケット74aと、ブラケット74aを鋼殻40(円筒殻片41)に固定する固定手段としてのボルト74bと、から構成される。このため、支柱ジャッキ42によって円筒殻片41をトンネル半径方向外向きに押し出すことによって、円筒殻片41に固定された妻部ユニット(71、72、73)もトンネル半径方向外向きに移動して拡径するようになる。すなわち、拡径する駆動源としては、支柱ジャッキ42を間接的に使用していることになる。
第2のケースでは、図11に示すように、断面拡大システムSは、妻部の妻部ユニット(71、72、73)を、トンネル半径方向外向きに押し出す専用のジャッキ75さらに備えている。このため、専用のジャッキ75によって直接的に妻部ユニット(71、72、73)をトンネル半径方向外向きに押し出すことによって拡径している。すなわち、拡径する駆動源として、専用のジャッキ75を直接的に使用している。ジャッキ75は、図11に示されている上下方向の他、セグメントの妻部70(71、72、73)の1個につきジャッキ75を1基接続してトンネル半径方向外側に移動し拡径させる。ただし、隣接する数個の妻部を束ねて、束ねた妻部の群につき一基のジャッキ75を用いてトンネル半径方向外向きに移動し拡径させてもよい。
第3のケースでは、図12に示すように、断面拡大システムSは、妻部の妻部ユニット(71、72、73)を、回転しながら1つずつ選択してトンネル半径方向外向きに押し出す回転カム装置76をさらに備えている。回転カム装置76は、回転する円形部76aと、円形部76aの一部を切り欠いて設置したジャッキ76bと、ジャッキ76bによってトンネル半径方向外向きに押し出されるカム部76cと、から構成される。そして、円形部76aを妻部ユニット(71、72、73)1つ分だけ回転させて、妻部ユニット(71、72、73)を1つずつ押し出していく。したがって、拡径する駆動源としては、回転カム装置76のジャッキ76bを使用しており、個々の妻部ユニット(71、72、73)を1つずつ押し出していくことに特徴がある。
以下、図13~図15を用いて、実施例1とは別の形態の断面拡大セグメント50Aについて説明する。なお、実施例1で説明した内容と同一乃至均等な部分の説明については同一符号を付して説明する。
本実施例の断面拡大セグメント50Aは、実施例1と略同様に、小径部60と、断面変化点において段差面(妻面)を覆う妻部90と、小径部60と妻部90の間に介在するスライド機構80と、を備えている。本実施例では、小径部60及び妻部90が、実施例1の妻部70と異なる構成を有している。以下、小径部60及び妻部90の構成について説明する。
小径部60は、図13、図14に示すように、トンネル円周方向に隣接する複数の小径部ユニット61、・・・から構成されている。そして、各小径部ユニット61には、トンネル半径方向に延びる溝が設けられており、この溝に妻部ユニット91~93の凸条が嵌合されて、妻部ユニット91~93がトンネル半径方向にスライド移動可能になっている。この溝と凸条の向きは反対、すなわち、小径部ユニットに凸条が設けられ、妻部ユニットに溝が設けられてもよい。
妻部90は、図13、図14に示すように、トンネル円周方向に隣接する複数の妻部ユニット91~93であって、トンネル円周方向に互いに重ね合される、上端妻部ユニット91と、複数の中間妻部ユニット92と、下端妻部ユニット93と、から構成される。これらの各妻部ユニット91~93は、トンネル半径方向外向きにスライド移動するとともに、トンネル円周方向に開くようになっている。
すなわち、この妻部ユニット91~93は、拡大前は、図13に示すように、トンネル円周方向に互いに当接するように並設されている。各妻部ユニット91~93のユニット片91a、91b、92a,92b(93)はトンネル円周方向に互いに所定のラップ長を有して、最も接近した状態(最もラップ長が長い状態)で重ね合されている。
一方、妻部ユニット91~93は、拡大後は、図14に示すように、トンネル半径方向外向きにスライド移動される。各妻部ユニット91~93のユニット片91a、91b、92a,92b(93)は、互いに離れるようにしてトンネル円周方向にスライド移動して、ラップ長が短くなるように、最も離間した状態へと展開される。
より具体的に言うと、上端妻部ユニット91は、トンネル半径方向外向きにスライド移動する第1ユニット片91aと、第1ユニット片91aに対してトンネル円周方向に互いに離間する向きにスライド移動する2つの第2ユニット片91b、91bと、から構成される。第1ユニット片91aのトンネル軸方向坑口側には、トンネル半径方向に延びる凸条が形成され、小径部ユニット61に形成される溝(トンネル半径方向に延びる)に嵌合することで、トンネル半径方向にスライド移動可能となっている。第2ユニット片91bの第1ユニット片91aと接するトンネル軸方向坑口側にはトンネル円周方向に延びる溝が形成され、第1ユニット片91aに形成される凸条(トンネル円周方向に延びる)に嵌合することで、トンネル円周方向にスライド移動可能となっている。さらに、第2ユニット片91bには、隣接する中間妻部ユニット92に接する側にトンネル軸方向に延びる2つの溝が形成され、中間妻部ユニット92の第1ユニット片92aに形成される2つの凸条(トンネル軸方向に延びる)と係合するようになっている。
中間妻部ユニット92は、トンネル半径方向外向きにスライド移動する第1ユニット片92aと、第1ユニット片92aに対してトンネル円周方向に離間する向きにスライド移動する第2ユニット片92bと、から構成される。第1ユニット片92aのトンネル軸方向坑口側には、トンネル半径方向に延びる凸条が形成され、小径部ユニット61に形成される溝(トンネル半径方向に延びる)に嵌合することで、トンネル半径方向にスライド移動可能となっている。さらに、第1ユニット片92aには、隣接する中間妻部ユニット92(又は上端妻部ユニット91)に接する側にトンネル軸方向に延びる2つの凸条が形成され、隣接する中間妻部ユニット92(又は上端妻部ユニット91)の第2ユニット片92b(91b)と係合するようになっている。第2ユニット片92bの第1ユニット片92aと接するトンネル軸方向坑口側にはトンネル円周方向に延びる2つの溝が形成され、第1ユニット片92aに形成される2つの凸条(トンネル円周方向に延びる)に嵌合することで、トンネル円周方向にスライド移動可能となっている。さらに、第2ユニット片92bには、隣接する中間妻部ユニット92(又は下端妻部ユニット93)に接する側にトンネル軸方向に延びる2つの溝が形成され、隣接する中間妻部ユニット92の第1ユニット片92a(93)に形成される2つの凸条と係合するようになっている。
下端妻部ユニット93のトンネル軸方向坑口側には、トンネル半径方向に延びる凸条が形成され、小径部ユニット61に形成される溝(トンネル半径方向に延びる)に嵌合することで、トンネル半径方向にスライド移動可能となっている。下端妻部ユニット93には、隣接する中間妻部ユニット92に接する側にトンネル軸方向に延びる2つの凸条が形成され、隣接する中間妻部ユニット92の第2ユニット片92bと係合するようになっている。
上述してきたように、各妻部ユニット91、92、(93)は、第1妻部ユニット片(91a、92a)と、第2妻部ユニット片(91b、91b、92b)と、から構成されている。そして、第1妻部ユニット片91a、92a)がトンネル半径方向外向きにスライド移動し、かつ、第2妻部ユニット片(91b、91b、92b)がトンネル円周方向にスライド移動することによって、拡径する際に隙間なく展開できるようになる。
前述の各第2ユニット片とトンネル円周方向に当接する各第1妻部ユニット片の凸条のトンネル横断方向の断面形状は、互いに嵌合する形状であれば本例の四角形に限定されず、例えば、U字型や三角形であってもよい。また、凸条と溝の向きについては、その形状がトンネル軸方向の全長にわたって同一形状であればその向きは問わない。ただし、凸条と溝がトンネル軸方向切羽側の一部にのみ設けられる場合、又はトンネル軸方向切羽側に向かってその面積が拡大する場合、後から設置する方の切羽側(後から挿入する側)又は先に設置する方の坑口側(先に挿入される側)に凸条、先に設置する方の切羽側(後から挿入する側)又は後から設置する方の坑口側に溝を設ける必要がある。
そして、実施例1と略同様に、本実施例のスライド機構80は、図7(a)~(c)、図8(a)、(b)に示すように、小径部60側に設置されるピン81と、妻部90側に形成される長孔82と、から構成される。
なお、この他の構成および作用効果については、前記実施の形態と略同様であるため説明を省略する。
以上、図面を参照して、本発明の実施例を詳述してきたが、具体的な構成は、この実施例に限らず、本発明の要旨を逸脱しない程度の設計的変更は、本発明に含まれる。
例えば、実施例2においては、スライド機構について、小径部ユニット61又は妻部ユニット91~93のいずれか一方に凸条が形成され、他方に溝が形成されると説明したが、これに限定されるものではなく、他の構造のスライド機構であってもよい。具体的には、図16に示すように、小径部ユニット61に形成されたトンネル半径方向に延びるガイドレール94と、妻部ユニット91~93に形成されてガイドレール94が挿入される、トンネル半径方向に延びるガイド溝95と、から構成することも好ましい。
1 :シールド機
11 :センターシャフト
12 :カッターモータ
13 :シールドジャッキ
14 :エレクタ
15 :中折れジャッキ
16 :スクリューコンベア
20 :カッターヘッド
30 :隔壁
40 :鋼殻
50 :断面拡大セグメント
60 :小径部
61 :上端小径部ユニット
62 :中間小径部ユニット
63 :下端小径部ユニット
70 :妻部
71 :上端妻部ユニット
710 :台形部
72 :中間妻部ユニット
73 :下端妻部ユニット
730 :平行四辺形部
74 :連結装置
75 :ジャッキ
76 :回転カム装置
80 :スライド機構
81 :ピン
82 :長孔
83 :シャッター部材
84 :U字ガイド
90 :妻部ユニット
91 :上端妻部ユニット
91a :第1ユニット片(第1妻部ユニット片)
91b :第2ユニット片(第2妻部ユニット片)
92 :中間妻部ユニット
92a :第1ユニット片(第1妻部ユニット片)
92b :第2ユニット片(第2妻部ユニット片)
93 :下端妻部ユニット
94 :ガイドレール
95 :ガイド溝

Claims (9)

  1. シールドトンネルの断面変化点に設置される断面拡大セグメントであって、
    略円筒状に組み立てられて、断面変化点において小径側となる、小径部と、
    断面変化点において段差面を覆う妻部であって、前記小径部に対してトンネル軸方向切羽側に重ね合わされて、トンネル半径方向外向きにスライド移動可能に構成される、妻部と、
    前記小径部と前記妻部の間に形成されるスライド機構と、
    を備える、断面拡大セグメント。
  2. 前記妻部は、トンネル円周方向に隣接する複数の妻部ユニットを有し、
    前記妻部ユニットは、拡大前は、隣接する妻部ユニット間でトンネル円周方向に互いに所定のラップ長を有して重ね合わされ、
    前記妻部ユニットは、拡大後は、トンネル半径方向外向きにスライド移動されて、ラップ長が短くなるように展開される、請求項1に記載された、断面拡大セグメント。
  3. 前記妻部は、トンネル円周方向に隣接する複数の妻部ユニットであって、各妻部ユニットはトンネル円周方向に重ね合される第1妻部ユニット片と第2妻部ユニット片とから構成される、妻部ユニットを有し、
    前記妻部ユニットは、拡大前は、トンネル円周方向に互いに当接するように並設されるとともに、前記第1妻部ユニット片と前記第2妻部ユニット片とはトンネル円周方向に互いに所定のラップ長を有して重ね合され、
    前記妻部ユニットは、拡大後は、トンネル半径方向外向きにスライド移動されるとともに、前記第1妻部ユニット片と前記第2妻部ユニット片とは、ラップ長が短くなるように展開される、請求項1に記載された、断面拡大セグメント。
  4. 前記スライド機構は、前記小径部又は前記妻部のいずれか一方に形成された長孔と、前記小径部又は前記妻部のいずれか他方に形成されて前記長孔に挿入されるピンと、から構成される、請求項1乃至請求項3のいずれか一項に記載された、断面拡大セグメント。
  5. 前記スライド機構の前記長孔には、前記長孔の開口面を閉塞し、かつ、前記ピンとともに移動するように構成されたシャッター部材が設置される、請求項4に記載された、断面拡大セグメント。
  6. 前記スライド機構は、前記小径部又は前記妻部の一方に形成されたガイドレールと、他方に形成されて前記ガイドレールが挿入されるガイド溝と、から構成される、請求項1乃至請求項3のいずれか一項に記載された、断面拡大セグメント。
  7. 請求項2又は請求項3に記載された断面拡大セグメントを使用した断面拡大システムであって、前記妻部の前記妻部ユニットを、シールド機の鋼殻に連結する連結装置をさらに備える、断面拡大システム。
  8. 請求項2又は請求項3に記載された断面拡大セグメントを使用した断面拡大システムであって、前記妻部の前記妻部ユニットを、トンネル半径方向外向きに押し出すジャッキをさらに備える、断面拡大システム。
  9. 請求項2又は請求項3に記載された断面拡大セグメントを使用した断面拡大システムであって、前記妻部の前記妻部ユニットを、トンネル円周方向に回転しながら1つずつ選択してトンネル半径方向外向きに押し出す回転カム装置をさらに備える、断面拡大システム。
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