JP7231149B2 - 手洗器 - Google Patents

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Description

本発明は、手洗器に関する。
洗面所などに設けられる手洗器は、手の汚れを洗い流すための水を吐出する水栓や、当該水を受けるボウル部、当該ボウル部で受けた水を下水管へ排水する排水管を備えている。手洗器を使用する際、大きなゴミを流してしまうと、排水管が詰まり、排水管を取り外してゴミを取り除くといった、大掛かりな修理が必要になってしまう。このため、ボウル部の排水口に格子状の蓋(目皿)や網等を設けて、ゴミを受け止め、ゴミが排水管へ流れることを防止した装置が提案されている(特許文献1)。
特開平5-86639号公報 特開2015-25310号公報 特開平11-141770号公報
ゴミを受け止める目皿や網が使用者から見える位置に設置されると、この目皿等に溜まったゴミを使用者が目にすることになり、使用者に不快感を与えるという問題点があった。更に、目皿にゴミが溜まり過ぎると、排水の流れが悪くなって、手を洗っている最中にボウル部に排水が溜まり、この排水が跳ねる等して、衛生上問題となるため、頻繁に清掃が必要になる。
また、特許文献2では、排水口の開口が利用者から見えないように遮蔽部を備えることで外観を向上させる手洗器が提案されているが、排水口が直接視認できないようにしても排水口の目皿にゴミが溜まると、このゴミやゴミのために滞留した水が目につくようになるので、美感を保つためには、頻繁な清掃が必要になる。なお、目皿や網を排水口の奥(排水方向下流側)に設ければ、多少ゴミが溜まっても遮蔽部によって隠れるため美感を保てるが、遮蔽部に遮られて蓋や網の清掃が行えなくなるので、排水口の奥に目皿や網を設けることができない。また、上水管であれば、特許文献3のように配管中にストレーナを設けることも考えられるが、排水管中にストレーナ(ゴミ受部)を設けたのでは、ストレーナに排水中のゴミが直ぐに溜まり、頻繁に排水管を外して清掃しなければならなくなるので、現実的ではない。
そこで、本発明は、手洗器の排水管中に設けたゴミ受部の清掃を容易にする技術の提供を目的とする。
本発明に係る手洗器は、
洗浄水を受けるボウルと、
前記ボウルに設けられた排水口と、
前記排水口と下水管とを接続し、前記排水口から排出される洗浄水を前記下水管へ排水する排水管と、
前記排水管による排水経路の途中に設けられ、前記洗浄水中のゴミを受け止めるゴミ受部と、を備え、
前記ゴミ受け部は、
前記排水経路上に設置され、前記洗浄水から前記ゴミを濾しとる濾し部と、
一端部が前記排水管と接続され、他端部が前記濾し部を抜き出すための開口を有し、当該開口側の端部が、前記排水管側の端部よりも高い位置に設けられた筒部と、
を備える。
前記手洗器は、前記濾し部の少なくとも一部が、前記排水経路中に設けられた排水トラップの封水内に位置し、前記筒部の前記濾し部を抜き出す前記開口が、前記封水よりも上に位置してもよい。
前記ゴミ受部は、前記筒部の前記濾し部を抜き出す前記開口を閉じる蓋部を有し、当該蓋部と前記濾し部とが一体に構成されてもよい。
本発明によれば、手洗器の排水管中に設けたゴミ受部の清掃を容易にする技術を提供できる。
手洗器の一例を示す斜視図である。 手洗器の一例を示す平面図である。 手洗器の一例を示す正面図である。 手洗器の一例を示すA-A断面図である。 ストレーナの斜視図である。 変形例1に係るストレーナを示す図である。 変形例2に係るストレーナを示す図である。 変形例2に係る筒部の開口側端部を示す図である。 変形例2に係るストレーナを先端から見た図である。 筒部に蓋部を取り付けた状態(係合状態)を示す図である。
<手洗器の構成>
以下、本発明の実施の形態について、図面に基づいて説明する。なお、実施の形態は本発明の一例であり、本発明の構成は以下の例には限られない。
図1は、本実施形態に係る手洗器10の一例を示す斜視図である。また、図2、図3及び図4は、本実施形態に係る手洗器10の一例を示す平面図、正面図及びA-A断面図である。手洗器10は、手洗用の水を吐出する手洗用水栓(「第1の水栓」とも称す)110と、手洗用水栓110の前に手がかざされたことを、例えば赤外線を利用して検知する手検知センサ112と、手洗水を受けるボウル部(単に「ボウル」とも呼ぶ)130と、排水口135と、排水管160と、ボウル部130を洗浄するための洗浄水を吐出するボウル洗浄用水栓170とを有する。なお、手洗器10は、自動又は手動で洗剤を吐出する洗剤保持部をさらに有していてもよい。また、手洗器10は、手検知センサ112の代わりに手洗用水栓110を吐水又は止水させるためのつまみ(ハンドル)又はレバーを有していてもよい。本実施形態では、手洗器10の使用時に使用者が位置する側を「手前」と呼び、その反対方向を「奥」と呼ぶ。
手洗用水栓110は、水道水や井戸水の上水管201に電気的駆動弁202を介して接続された水栓である。また、手洗用水栓110の手前側先端部には手検知センサ112が設けられている。手検知センサ112は、例えば赤外線センサであり、使用者が手を洗おうとして手洗用水栓110の前に出した際、赤外線の変化により、この手が出されたこと
を検知する。
手検知センサ112は、電気的駆動弁202を制御する水栓制御部20と電気的に接続されている。手検知センサ112で手が出されたことを検知した場合、水栓制御部20は、電磁弁、電動弁等のような電気的駆動弁202を駆動させて、手洗用水栓110から手洗水を吐出させる。
さらに、手洗器10は、ボウル部130を洗浄するボウル洗浄用水栓(「第2の水栓」とも呼ぶ)170を有している。本実施形態では、ボウル洗浄用水栓170は、正面視で手洗用水栓110の下方に設けられている。また、図3において一点鎖線の矢印で示すように、ボウル洗浄用水栓170は、ボウル部130の内壁に沿ってボウルを洗浄するための洗浄水(「ボウル洗浄水」とも呼ぶ)を吐出する。なお、ボウル洗浄水は、図3に示すように正面視で左右に吐出するようにしてもよいし、いずれか一方に吐出するようにしてもよい。また、左右に吐出する場合は、一方と他方とで吐出方向に角度差をつけたり、吐出タイミングに時間差をつけたりしてもよい。また、ボウル部130の縁に沿ってボウル洗浄用水栓170を設け、ボウル部130の縁から内壁に沿ってボウル洗浄水を吐出するようにしてもよい。後述するように、ボウル洗浄水は、例えば、使用者が手洗器10を使用した後に吐出される。このようにすれば、ボウル部130の内部を適切なタイミングで清掃できるようになる。
図4に示すように、手洗用水栓110とボウル洗浄用水栓170が、電気的駆動弁(三方弁)202を介して上水管201に接続されており、水栓制御部20が電気的駆動弁202を制御することにより、洗浄水の吐出先を手洗用水栓110又はボウル洗浄用水栓170に切り換えることができる。
また、手洗器10は、人感センサ150を有している。人感センサ150は、例えば、赤外線センサである。人感センサ150は、水栓制御部20と電気的に接続されている。本実施形態の人感センサ150は、手洗器10の手前側に検出領域を有し、使用者の存在を検知して、この検知結果を水栓制御部20に入力する。そして、使用者の存在を検出しなくなったこと、即ち使用者が手洗器10の前から去ったことを人感センサ150が検知することにより、水栓制御部20が電気的駆動弁202を駆動させて、ボウル洗浄用水栓170からボウル洗浄水を吐出させる。本実施形態では、人感センサ150を備えたことにより、使用者が手洗器10の使用を終えたタイミングでボウル部130を洗浄することができる。これにより、汚れがボウル内で固まって洗い流し難くなる前に、速やかにボウル部130を清掃できる。
水栓制御部20は、センサ112,150の検出結果に限らず、所定のタイミングで洗浄水を吐出させてもよい。例えば、水栓制御部20は、定期的に洗浄水を吐出させることや、最後に洗浄水を吐出させてから所定時間経過したタイミングで洗浄水を吐出させることとしてもよい。
また、ボウル部130は、手洗用水栓110及びボウル洗浄用水栓170から吐出された水を受けて排水管106へ排水するため、例えばボウル部130の最下部に排水口135を有している。排水口135の直上には、下部周壁136に囲繞された上向きの排水路137が設けられ、排水路137の上方を覆うようにボウル部内側の内底部131が前側へ延設されている。ボウル部130の内空を囲む周壁の前側部分は、排水口135よりも手前側へ張り出して設けられており、この張り出した前側部分の内壁132と内底部131との間にスリット状の開口133が形成されている。内壁132の下部には、開口133の下側で排水口135側へ湾曲された前底部134が延設され、前底部134と内底部131との間の空間が、開口133から排出される水の排水路138となっている。
ボウル部130に吐出された水は、ボウル部130の内壁に沿って開口133へ流れ込み、排水路138及び排水路137を通り、排水口135から排水管160へ排水として排出される。
本例の手洗器10は、排水口135の上方に内底部(遮蔽部とも称す)131を有し、使用者から排水口135が見えないように構成されている。また、ボール部内の水を排出する開口133が、排水口135よりも前側に設けられている、即ち、平面視において、排水口135の外側に外れた位置に設けられているため、使用者が上方から開口133を覗き込んだとしても、前底部134が見えるだけで、排水口135は見えない。
排水管160は、上端の上流側接続部161が、ボウル部130の排水口135を有する下部周壁136の下端とパッキン162を介して接続され、反対側の端部が、壁30内に埋設された下水管310に接続され、排水口135と下水管310とを連通させている。
排水管160は、排水方向下流側の一部、図4の例では下水管310との下流側接続部163に対し、その上流側の流路が下流側接続部163よりも低い位置へ下降した後、上向きに湾曲して、上方へ延設され、上端である上流側接続部161が下流側接続部163よりも高い位置でボウル部130と接続されている。このため、排水管160において、下流側接続部163よりも低い湾曲部分に排水(封水)164が溜まり、排水路を水封するので、この湾曲部分が排水トラップ165となる。
また、排水管160による排水経路の途中には、排水中のゴミを受け止めるゴミ受部180が設けられている。ゴミ受部180は、排水経路上に配置され、排水からゴミを濾しとる濾し部(ストレーナとも称す)181と、排水経路上に配置されたストレーナ181を水平方向よりも上側に向けて抜き出すための経路を内包する筒部182と、筒部182の前側端部の開口を密閉する蓋部183とを有している。
筒部182は、一端が排水管と接続され、他端がストレーナ181を抜き出すための開口1821を有し、当該開口側の端部が、前記排水管側の端部よりも高い位置に設けられている。
図5は、ストレーナ181の斜視図である。図5に示すように、ストレーナ181は、有底筒状の網部18Aと、取っ手18Bとを有している。網部18Aと取っ手18Bは、筒部182及び排水管160内に収まる大きさに形成され、筒部182に対して挿抜可能に形成されている。
網部18Aは、先端側を底部18A1、後端側を開口18A2とし、排水を開口18A2から流入させ、先端側へ通過させることで、排水中のゴミを濾しとり、網部18A内に保持する。取っ手18Bは、網部18Aの後部に延設され、ストレーナを抜き出す際の手掛かりとして用いられる。なお、本実施形態では、ゴミを濾しとるための濾材として、網部18Aを用いたが、これに限らず、パンチングメタルや格子など、排水を通し、ゴミを止める開口を有した部材であればよい。また、本実施形態のストレーナ181は、ステンレスで構成されているが、濾材の材質は、これに限らず、金属、セラミック、琺瑯、合成樹脂など、ゴミを受け止める形状を維持できるものであればよい。
筒部182の開口側端部の外周には、雄ネジ部が形成され、この筒部182の開口側端部に外嵌される蓋部183の雄ネジ部と対向する内周面に、雌ネジ部が形成されており、これらネジ部を螺合することで蓋部183が筒部182に取り付けられ、開口1821を
密閉する。
蓋部183を外した状態で、ストレーナ181が、筒部182の開口1821に挿入されると、ストレーナ181の先端が排水管160の湾曲した内壁に突き当たる位置に配置される。この場合、ストレーナ181の網部18Aが、トラップ165の封水164内で、開口18A2を上側、即ち排水路の下流側に向けて配置される。そして、筒部182の開口側端部に蓋部183を取り付けて密閉する。
本実施形態の手洗器10では、ゴミ受部180が、排水トラップ165の上流部分に設けられている。なお、これに限らず、ゴミ受部180は、排水管160の何処に設けられてもよいが、蓋部183を外した際の臭気の漏れや衛生害虫の進入を防止するためにトラップ165内或はトラップ165よりも排水方向上流側に設けることが望ましい。
本実施形態における手洗器10は、排水経路の途中にゴミ受部180を備え、排水経路の途中でゴミを受け止め、下水管310にゴミが流入することを抑えている。従来の手洗器では、排水口に設けた目皿や網でゴミを受け止めるものが広く普及しているが、目皿等にゴミが溜まると、使用者が手を洗う際に、このゴミを目にして、不快に感じることになる。このため、使用者に不快感を与えないためには、頻繁に清掃する必要がある。これに対し、本実施形態の手洗器10では、排水口135よりも下流側でゴミを受け止めるので、使用者が溜まったゴミを目にすることを抑えられる。特に、本実施形態では、排水口135を内底部(遮蔽部)131が覆っているため、使用者が排水口135内を見ることがなく、多少ゴミが溜まったとしても使用者に不快感を与えることがない。
また、従来目皿等にゴミを溜まると、排水の流れが悪くなり、ボール部内に排水が溜まることになる。一時的にでも排水が溜まると、手を洗う際に排水が跳ねる等して不衛生であると共に、非常に不快感を感じることになる。このため、ガムやタバコの吸い殻等、排水の流れを悪くするようなゴミが捨てられた場合には、迅速に清掃する必要がある。
これに対し本実施形態では、ゴミ受部180とボウル部130の開口133とが離れているため、多少水が溜まったとしても排水管内で収まる程度であれば、使用者が目にすることがないため、不快感を与えることがない。特に、本実施形態では、ゴミ受部180の網部18Aが封水内に配置されているので、排水から濾しとられたゴミが、封水内、即ち封水内で保持されるので、溜まったゴミの臭いによって使用者に不快感を与えることがない。
このように本実施形態の手洗器10では、多少ゴミが溜まっても美感が保たれるため、清掃の頻度を抑えることができ、清掃の負荷を軽減できる。
〈清掃方法〉
手洗器10のゴミ受部180を洗浄する場合、清掃者は、蓋部183を開け、ストレーナ181の取っ手18Bを持ってストレーナ181を抜き出す。そして、ストレーナ181を洗浄し、ストレーナ181を筒部182へ挿入し、蓋を閉める。
〈実施形態の効果〉
上記のように、本実施形態の手洗器10では、排水管160を外すことなく、排水管160の途中に設けたゴミ受部180のストレーナ181を抜き出すことができるので、容易にゴミ受部180の清掃を行うことができる。
特に、本実施形態の手洗器10では、ストレーナ181を抜き出すための経路が上向きに形成され、開口1821が封水164の上面(水面)169よりも高い位置に設けられ
ているため、蓋部183を外した場合でも封水164がこぼれて床を汚染することがなく、容易に清掃を行うことができる。
また、上記のように、抜き出したストレーナ181を洗浄して再度設置することに限らず、洗浄済みのストレーナ(交換用ストレーナ)181を手洗器10に設置されているストレーナ181とは別に用意しておき、抜き出したストレーナ181に代えて洗浄済みのストレーナを設置してもよい。例えば、高速道路のサービスエリアに備えられたトイレのように、多数の使用者が立て続けに使用する場所では、洗浄済みのストレーナ181を手洗器10の台数分準備しておき、各手洗器10に設置されているストレーナ181と洗浄済みのストレーナ181とを交換し、この交換した未洗浄のストレーナ181を別の場所で洗浄し、次回の交換に用いるようにしてもよい。この方法であれば、手洗器10が設置されている場所での清掃作業を少なくでき、清掃によって手洗器10が使用できない時間(ダウンタイム)を短くできる。
更に、ストレーナ181を金属やセラミック等、耐火性の材料で構成されている場合には、ストレーナ181を火にかける等して加熱し、ゴミを焼却してもよい。これによりストレーナ181の網部18Aに髪の毛など繊維状のゴミが絡みついていた場合でも容易に取り除くことができる。従来、人の目につく位置に設置される目皿や網を火にかけると、変色したり光沢が失われたりして、美感が損なわれるため、火にかける手法をゴミの清掃に採用することはできなかったが、本実施形態の手洗器10では、使用者がストレーナ181を目にすることがないため、ストレーナ181を火にかけて清掃しても美感を損なうことがない。
〈変形例1〉
図6は、変形例1に係るストレーナ181αを示す図である。なお、本変形例は、前述の実施形態と比較してストレーナ181αの形状が異なっており、その他の構成は同じである。
図6に示すように、ストレーナ181αは、先端部の網部18Cが先細形状となっている。このように、網部18Cは、後部の外径が排水管160の内径に近く、後部の外面は、排水管160の内壁に接している。これに対し、網部18Cに係る先端側の外径は、先端側ほど小さくなっており、先端側の外周面は、先端側ほど排水管160の内壁から離れている。
これにより網部18Cに排水を通過させて濾す面積を図4,図5の網部18Aと比べて大きくなり、ゴミによる目詰まりを低減させるので、清掃の頻度を抑えることができる。
〈変形例2〉
図7は、変形例2に係るストレーナ181βを示す図、図8は、変形例2に係る筒部182の開口側端部を示す図、図9は、変形例2に係るストレーナ181βを先端から見た図である。
図7に示すストレーナ181βは、取っ手18Bの後端に蓋部183が固設されている。なお、本変形例は、前述の変形例1と比較して蓋部183が網部18C及び取っ手18Bと一体とされた構成が異なっており、その他の構成は同じである。
図8に示すように、筒部182の開口側端部1822には、外側へ突出した係合部1823が設けられている。この係合部1823は、フランジの一部を周方向に所定間隔で切り欠いた形状となっている。即ち、筒部182の開口側端部1822の外周に、切欠き部1824と係合部1823とが交互に並んだ構成となっている。
一方、図9に示すように、筒部182の開口側端部1822に外嵌する蓋部183の内周面には、内側へ突出した係合部1831が設けられている。この係合部1831は、筒部182の係合部1823と同様、周方向に切欠き部1832と交互に並んだ構成となっている。
ストレーナ181βを筒部182に取り付ける場合、網部18Cを筒部182の開口から挿抜経路へ挿入し、蓋部183の係合部1831を筒部182の切欠き部1824の位置に合わせて外嵌し、係合部1831を係合部1823よりも先端側(奥側)に位置させた状態で周方向に回転させ、係合部1831と係合部1823とを重ね合わせることで係合させる。図10は、筒部182に蓋部183を取り付けた状態(係合状態)を示す図である。このように蓋部183を筒部182に係合させることで、筒部182内の挿抜経路を密閉する。
ストレーナ181βを抜き出す場合、清掃者は、蓋部183を握り、周方向に回転させて、蓋部183の係合部1831を筒部182の切欠き部1824の位置に合わせて、斜め上に引くことでストレーナ181βを抜き出すことができる。このように本実施形態では、蓋部183と一体的にストレーナ181βを引き抜くことができるので、清掃時の手間を減らし、更に容易に清掃を行うことができる。
10 :手洗器
18A :網部
20 :水栓制御部
30 :壁
106 :排水管
110 :手洗用水栓
112 :手検知センサ
130 :ボウル部
131 :内底部
132 :内壁
133 :開口
134 :前底部
135 :排水口
150 :人感センサ
160 :排水管
164 :封水
165 :排水トラップ
170 :ボウル洗浄用水栓
180 :ゴミ受部
181 :ストレーナ

Claims (2)

  1. 洗浄水を受けるボウルと、
    前記ボウルに設けられた排水口と、
    前記排水口と下水管とを接続し、前記排水口から排出される前記洗浄水を前記下水管へ排水する排水管と、
    前記排水管による排水経路の途中に設けられ、前記洗浄水中のゴミを受け止めるゴミ受部と、
    を備え、
    前記ゴミ受部が、
    前記排水経路上に設置され、前記洗浄水から前記ゴミを濾しとる濾し部と、
    一端部が前記排水管と接続され、他端部が前記濾し部を抜き出すための開口を有し、当該開口側の端部が、前記排水管側の端部よりも高い位置に設けられた筒部と、
    を備え
    前記濾し部の少なくとも一部が、前記排水経路中に設けられた排水トラップの封水内に位置し、前記筒部の前記濾し部を抜き出す前記開口が、前記封水よりも上に位置す
    手洗器。
  2. 前記ゴミ受部が、前記筒部の前記濾し部を抜き出す前記開口を閉じる蓋部を有し、当該蓋部と前記濾し部とが一体に構成されている請求項1に記載の手洗器。
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