JP6914481B2 - オストメイト用汚物流し - Google Patents

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本発明は、人工肛門や人工膀胱などの保持者である「オストメイト」と呼ばれる方々が使用するオストメイト用汚物流しに関する。
人工肛門や人工膀胱などの保持者であるオストメイトと呼ばれる方々は、身体の腹部に排泄物(以下、汚物という)を溜めておくための袋、いわゆるパウチを装着しており、所定時刻や所定の時間間隔毎に、トイレにおいて溜まった汚物を廃棄したり、パウチの内面、ストーマ(腹部に造設された排泄口)、ストーマ付近の腹部などに着いた汚物を洗い流したりするなどの作業を行う必要がある。
オストメイトと呼ばれる方々が外出先で作業を行うための専用設備として、例えば特許文献1に記載されたオストメイト用汚物流しが提案されている。
この特許文献1に記載されたオストメイト用汚物流しにおいては、洗浄水がボウル部の棚面に吐水され、洗浄水がリム面に沿って棚面上を旋回しながら、ボウル部内に廃棄された汚物を排出するように構成されている。
これによって、近年の節水化のニーズにより、オストメイト汚物流しに使用する1回当たりに流す洗浄水量を削減した場合でも、旋回流によってボウル部全体を洗浄することができる。
このようなオストメイト用汚物流しにおいて、オストメイトの方々は、ボウル部の上端にパウチを近づけ、パウチに溜まった汚物を廃棄するので、パウチから廃棄された汚物は、ボウル部の上端からリム面に沿って汚物受け面の下方の封水の溜まった位置まで落ちていき、汚物がリム面から汚物受け面まで広い範囲に付着する。
特に、多くのオストメイトの方々は、パウチをボウル部の正面からボウル部の上端にパウチを近づけ、汚物を廃棄するため、ボウル部の正面に立った使用者側のリム面に汚物が付着しやすい。
また、近年、バリアフリー法の施行に伴い、公共施設においては多目的用トイレルームの設置が促進されているが、その障壁となるのがスペースの確保である。即ち、多目的トイレルームは車椅子利用者が利用するために健常者が利用する一般的なトイレルームよりも広い面積が必要となる。
そのため、多目的トイレルームに設置されるオストメイト用汚物流しには、狭い面積でも設置できる小型化の要望が高まってきている。
オストメイト用汚物流しの小型化として、オストメイト用汚物流しを上下方向にコンパクトにすることが考えられる。
オストメイト用汚物流しを上下方向にコンパクトにすることで、ボウル部の開口の高さ位置を変えることなく、オストメイト用汚物流しの下方にスペースが確保できるので、オストメイト用汚物流しの使い勝手を維持したまま、多目的トイレルームにおいて車椅子利用者が転回する際につま先部分が通過するスペースを確保することができる。
特許第04941336号
しかしながら、特許文献1のオストメイト用汚物流しを上下方向にコンパクトにしようとすると、ボウル部の上端の高さ位置はそのままで、リム面の上下方向の長さを短くする必要があるため、棚面の高さ位置が上がり、ボウル部の上端に近くなる。
このオストメイト用汚物流しにおいて、オストメイトの方々の廃棄した汚物が、棚面上に付着していると、棚面上を旋回する洗浄水がその汚物に衝突し、洗浄水の水飛びが発生しやすくなるという問題があった。
本発明は、上記問題を解決するためになされたものであり、本発明の課題は、汚物が棚面に付着しにくく、棚面上に付着した汚物に洗浄水が衝突することで起こる水飛びの発生を抑制することができる衛生性のよいオストメイト用汚物流しを提供することである。
前述した目的を達成するために、本発明は、壁面に沿って配置されるオストメイト用汚物流しであって、ボウル形状の汚物受け面と、この汚物受け面の上方に形成されるリム面と、このリム面と汚物受け面との間に周回して形成され、略水平に突出した棚面と、を備えたボウル部と、このボウル部の下方から上昇するように形成され、汚物受け面の下方に封水を形成するトラップ管路と、給水源から洗浄水を供給する給水路と、ボウル部のリム面に開口され、給水路から給水された洗浄水をリム面に沿って水平方向に旋回するように棚面上に吐水する吐水口と、を有する吐水部と、を備え、棚面は少なくとも吐水口からボウル部の前方側まで形成され、ボウル部のリム面は、少なくともボウル部の中心よりも壁面の前方側において、少なくとも棚面の一部を覆うようボウル部の中心に向かってオーバーハングした形状に形成されていることを特徴とする。
このように構成された本発明においては、ボウル部のリム面は、少なくともボウル部の中心よりも壁面の前方側において、少なくとも棚面の一部を覆うようボウル部の中心に向かってオーバーハングした形状に形成されているので、ボウル部の正面から汚物を廃棄する際に、汚物が棚面上に落下しにくくなる。そのため、汚物が棚面上に付着しにくくなり、棚面を旋回する洗浄水が汚物に衝突することで起こる洗浄水の水飛びの発生を抑制することができる。

本発明において、好ましくは、ボウル部のリム面は、少なくともボウル部の中心よりも壁面の前方側において、棚面の略全体を覆うようにボウル部の中心に向かってオーバーハングした形状に形成されていることを特徴とする。
このように構成された本発明においては、ボウル部のリム面は、少なくとも前記ボウル部の中心よりも壁面の前方側において、棚面の略全体を覆うように前記ボウル部の中心に向かってオーバーハングした形状に形成されているので、ボウル部の正面から汚物を廃棄する際に、汚物が汚物受け面に落下し、汚物が棚面上により付着しにくくなり、棚面を旋回する洗浄水が汚物に衝突することで起こる洗浄水の水飛びの発生をより抑制することができる。
本発明において、好ましくは、ボウル部は、リム面がオーバーハングした形状に形成されている位置において、その上面がボウル部の中心、かつ、下方に向けて傾斜していることを特徴とする。
このように構成された本発明においては、ボウル部は、リム面がオーバーハングした形状に形成されている位置において、その上面がボウル部の中心、かつ、下方に向けて下方に向けて傾斜しているので、オストメイトの方々が、ボウル部の上面にパウチを置いて汚物を廃棄すると、パウチの口がボウル部の汚物受け面の方向を向き汚物を廃棄しやすい。
さらに、パウチから廃棄される際の汚物にボウル部の中心に向かって勢いがつきやすくなるため、汚物受け面に廃棄されやすくなり、棚面上の汚物の付着をより抑制し、水飛びの発生を抑制できる。
本発明において、好ましくは、ボウル部のリム面は、ボウル部の全周において、棚面の略全体を覆うように内側に向かってオーバーハングした形状に形成されていることを特徴とする。
このように構成された本発明においては、ボウル部のリム面は、ボウル部の全周において、棚面の略全体を覆うように内側に向かってオーバーハングした形状に形成されているので、オストメイトの方々がどの位置からボウル部に汚物を廃棄した場合でも、汚物が棚面に付着しにくく、水跳ねを抑制できる。
本発明によれば、汚物が棚面に付着しにくく、棚面上に付着した汚物に洗浄水が衝突することで起こる水飛びの発生を抑制することができる衛生性のよいオストメイト用汚物流しを提供することができる。
本発明の第1実施形態によるオストメイト用汚物流しの斜視図である。 図1の上面図である。 図2のIII−III線における断面図である。 本発明の第2実施形態によるオストメイト用汚物流しの上面図である。 図4のV―V線における断面図である。
以下、本発明の実施形態について添付図面を参照しながら説明する。なお、各図面中、同様の構成要素には同一の符号を付して詳細な説明は適宜省略する。
まず、図1乃至図3を用いて、本発明の実施形態によるオストメイト用汚物流しの基本構造を説明する。図1は、本発明の第1実施形態によるオストメイト用汚物流しの斜視図である。図2は図1の上面図である。図3は、図2のIII−III線における断面図である。
図1乃至図3に示すように、オストメイト用汚物流し1は、多目的トイレルームの壁面Kに壁掛け状に取り付けられて使用される。
なお、以降の説明においては、壁面Kに向かってオストメイト用汚物流し1の正面に立った使用者から見て、壁面Kに向かう側を「後方側」、壁面Kから離れる側を「前方側」と呼び、鉛直方向上側を「上方側」、鉛直方向下側を「下方側」と呼び、左右夫々の側を「左方側」、「右方側」と呼んで説明を行う。
オストメイト用汚物流し1は、陶器製のボウル部3と、このボウル部3の下方側に形成された溜水部5と、ボウル部3の後方側面の右方側に設けられた吐水部7と、壁面Kに取り付けられた水栓装置9と、を備える。また、溜水部5の下部には、トラップ管路11(図3)が接続されている。
ボウル部3は、上方側が開口された椀状であり、オストメイトの方々がパウチ内の汚物を投入できるようになっている。また、ボウル部3は、その上面視において(図2参照)、横長の略楕円形状に形成されている。そのため、壁面Kからの前出を抑えながら、汚物が投入される左右方向の開口面積を確保することができ、汚物の投入性を維持しながら壁面Kからの突出量を抑えることができる。
溜水部5は、ボウル部3の下方の中央位置からが窪むように形成され、下水配管との縁切りのための封水が溜まっている。
吐水部7は、ボウル部3の後方に設けられた給水路(図示せず)と、給水路の下流端に形成された吐水口13と有する。吐水部7の給水路には、口径35mmの給水配管(図示せず)と接続されている。
この吐水部7は、壁面Kに設けられた洗浄ボタン15を操作することで、給水配管に設けられたフラッシュバルブ(図示せず)が開弁して吐水口13から吐水を行い、ボウル部3を洗浄することができる。
水栓装置9は、壁面Kの内部に設けられた給水配管(図示せず)に接続され、その給水配管によって供給された水または湯を吐水可能であり、オストメイトの方々が汚物を廃棄した後のパウチ等の洗浄を行うことができる。
図3に示すように、トラップ管路11は、溜水部5の後方側下部と連通した排水流入口11aから後方側の壁面Kに向かって上昇しながら延び、その下流端である排水流出口11bが壁面Kに向かって開口している。このトラップ管路11により、溜水部5に封水を形成することができる。
また、トラップ管路11は、その排水流出口11bが壁面Kの排水配管(図示せず)と接続されており、パウチから廃棄された汚物を下水配管に排出することができる。
つぎに、図2、図3に基づいてボウル部3の具体的な形状について説明する。
図2及び図3に示すように、ボウル部3は、汚物受け面17と、この汚物受け面17の上方に形成されたリム面19と、このリム面19と汚物受け面17の間に形成された棚面21と、を備える。
汚物受け面17は、ボウル形状であり、その下方の略中央位置には、溜水部5が形成されている。
リム面19は、略鉛直方向に伸び、周囲を囲むように形成されており、洗浄水を吐水する吐水部7の吐水口13が開口されている。
棚面21は、リム面19と汚物受け面17の間に周回して形成され、略水平に突出している。この棚面21は、リム面19に開口された吐水口13から吐水された洗浄水を載せて、リム面19に沿って水平方向に旋回する旋回流を形成している。
また、棚面21は、ボウル部3の前方側の中央位置において、その一部が切り欠かれ、溜水部5に向かって拡幅する形状となっている。
これによって、棚面21を旋回する洗浄水の一部を溜水部5へ向かうように誘導することができる。
ここで、リム面19の上方は、ボウル部3の全周において、棚面21の少なくとも一部を覆うように内側に向かってオーバーハングした形状に形成されている。
言い換えると、リム面19は、その先端19aが棚面21の外周21aより内側までオーバーハングした形状になっている。
このオーバーハングした形状により、オストメイトの方々が汚物を廃棄する際に、汚物受け面17に近接して落下させやすく、汚物が棚面21に落下しにくくなる。そのため、汚物が棚面21に付着しにくくなり、棚面21を旋回する洗浄水が汚物に衝突することで起こる洗浄水の水飛びの発生を抑制することができる。
なお、本実施形態において、リム面19のオーバーハングした形状は、ボウル部3の全周に形成されているが、オストメイトの方々が汚物の廃棄をよく行う位置であるボウル部3の中心よりも前方側に少なくとも形成されていれば良い。
なお、本実施形態において、ボウル部3の中心より前方側とは、溜水部5の前後方向の中心線Cよりも前方側のことである。
また、リム面19がオーバーハングした形状に形成されている位置において、ボウル部3の上面23はボウル部3の中心、かつ、下方に向けて傾斜している。
このようにボウル部3の上面23がボウル部3の中心、かつ、下方に向けて傾斜することで、ボウル部3の上面23にパウチを載せた際に、パウチの開口方向が汚物受け面17に向くようなる。
つぎに、上述した本発明の第1実施形態によるオストメイト用汚物流し1における作用について説明する。
まず、本発明の第1実施形態によるオストメイト用汚物流し1によれば、ボウル部3のリム面19は、少なくともボウル部3の中心よりも壁面Kの前方側において、少なくとも棚面21の一部を覆うようにボウル部3の中心に向かってオーバーハングした形状に形成されている(図2及び図3参照)ので、オストメイトの方々がボウル部3の正面から汚物を廃棄する際に、汚物が棚面21上に落下しにくくなる。そのため、汚物が棚面21上に付着しにくくなり、棚面21を旋回する洗浄水が汚物に衝突することで起こる洗浄水の水飛びの発生を抑制することができる。
また、本発明の第1実施形態によるオストメイト用汚物流し1によれば、ボウル部3は、リム面19がオーバーハングした形状に形成されている位置において、その上面23がボウル部3の中心、かつ、下方に向けて傾斜しているので、オストメイトの方々が、ボウル部3の上面23にパウチを置いて汚物を廃棄すると、パウチの口がボウル部3の汚物受け面17の方向を向き汚物を廃棄しやすい。
さらに、パウチから廃棄される際の汚物にボウル部3の中心に向かう勢いがつきやすくなるため、汚物受け面17に廃棄されやすくなり、棚面21上の汚物の付着をより抑制し、水飛びの発生を抑制できる。
また、本発明の第1実施形態によるオストメイト用汚物流しによれば、ボウル部3のリム面19は、ボウル部3の全周において、オーバーハングした形状に形成されているので、オストメイトの方々がどの位置からボウル部3に汚物を廃棄した場合でも、汚物が棚面に付着しにくく、水跳ねを抑制できる。
つぎに、図4および図5を用いて、本発明の第2実施形態におけるオストメイト用汚物流し2について、説明を行う。
図4は、本発明の第2実施形態におけるオストメイト用汚物流しの上面図である。図5は、図5のV―V線における断面図である。この第2実施形態において、上述した第1実施形態と同一部分には同一符号を付し、それらの説明は省略する。
図4及び図5に示すように、本発明の第2実施形態におけるオストメイト用汚物流し2は、ボウル部30が備えられている。このボウル部30は、汚物受け面17と、棚面21と、汚物受け面17の上方に形成されたリム面33と、を有する。
リム面33は、略鉛直方向に伸び、周囲を囲むように形成されており、洗浄水を吐水する吐水部7の吐水口13が開口されている。
リム面33の上方は、ボウル部30の全周において、棚面21の略全体を覆うように内側に向かってオーバーハングした形状に形成されている。
言い換えると、リム面33は、その先端33aが棚面21の内周21bより内側までオーバーハングした形状になっている。
このオーバーハングした形状により、オストメイトの方々が汚物を廃棄する際に、汚物が汚物受け面17に落下し、汚物が棚面21上により付着しにくくなり、棚面21を旋回する洗浄水が汚物に衝突することで起こる洗浄水の水飛びの発生をより抑制することができる。
なお、本実施形態において、リム面33のオーバーハングした形状は、ボウル部30の全周に形成されているが、オストメイトの方々が汚物の廃棄をよく行う位置であるボウル部30の中心よりも前方側に少なくとも形成されていれば良い。
また、リム面33がオーバーハングした形状に形成されている位置において、ボウル部30の上面35はボウル部30の中心、かつ、下方に向けて傾斜している。
このようにボウル部3の上面23がボウル部30の中心、かつ、下方に向けて傾斜することで、ボウル部30の上面23にパウチを載せた際に、パウチの開口方向が汚物受け面に向くようなる。
つぎに、上述した本発明の第2実施形態によるオストメイト用汚物流し2における作用について説明する。
まず、本発明の第2実施形態によるオストメイト用汚物流し2によれば、ボウル部30のリム面33は、少なくともボウル部30の中心よりも壁面Kの前方側において、棚面21の略全体を覆うように内側に向かってオーバーハングした形状に形成されているので、ボウル部30の正面から汚物を廃棄する際に、汚物が汚物受け面17に落下し、汚物が棚面21上により付着しにくくなり、棚面21を旋回する洗浄水が汚物に衝突することで起こる洗浄水の水飛びの発生をより抑制することができる。
また、本発明の第2実施形態によるオストメイト用汚物流し2によれば、ボウル部30は、リム面33がオーバーハングした形状に形成されている位置において、その上面35がボウル部30の中心、かつ、下方に向けて傾斜しているので、オストメイトの方々が、ボウル部30の上面35にパウチを置いて汚物を廃棄すると、パウチの口がボウル部30の汚物受け面17の方向を向き汚物を廃棄しやすい。
さらに、汚物受け面17に廃棄されやすくなり、棚面21上の汚物の付着をより抑制し、水飛びの発生を抑制できる。
また、本発明の第2実施形態によるオストメイト用汚物流し2によれば、ボウル部30のリム面33は、ボウル部30の全周において、オーバーハングした形状に形成されているので、オストメイトの方々がどの位置からボウル部30に汚物を廃棄した場合でも、汚物が棚面に付着しにくく、水跳ねを抑制できる。
以上、本発明の実施形態について説明した。しかし、本発明はこれらの記述に限定されるものではなく、例えば、オストメイト用汚物流しは、壁掛けでなく、床置きされているものであってもよく、壁面Kに沿って配置されているものであればよい。
1、2 オストメイト用汚物流し
3 ボウル部
5 溜水部
7 吐水部
9 水栓装置
11 トラップ管路
11a 排水流入口
11b 排水流出口
13 吐水口
15 洗浄ボタン
17 汚物受け面
19 リム面
19a 先端
21 棚面
21a 外周
21b 内周
23 上面
30 ボウル部
33 リム面
33a 先端
35 上面

Claims (4)

  1. 壁面に沿って配置されるオストメイト用汚物流しであって、
    ボウル形状の汚物受け面と、この汚物受け面の上方に形成されるリム面と、このリム面
    と前記汚物受け面との間に周回して形成され、略水平に突出した棚面と、を備えたボウル
    部と、
    このボウル部の下方から上昇するように形成され、前記汚物受け面の下方に封水を形成
    するトラップ管路と、
    給水源から洗浄水を供給する給水路と、前記ボウル部のリム面に開口され、前記給水路
    から給水された洗浄水を前記リム面に沿って水平方向に旋回するように前記棚面上に吐水
    する吐水口と、を有する吐水部と、を備え、
    前記棚面は少なくとも前記吐水口から前記ボウル部の前方側まで形成され、前記ボウル部のリム面は、少なくとも前記ボウル部の中心よりも前記壁面の前方側において、少なくとも棚面の一部を覆うよう前記ボウル部の中心に向かってオーバーハングした形状に形成されていることを特徴とするオストメイト用汚物流し。
  2. 前記ボウル部のリム面は、少なくとも前記ボウル部の中心よりも前記壁面の前方側において、棚面の略略全体を覆うように前記ボウル部の中心に向かってオーバーハングした形状に形成されていることを特徴とする請求項1記載のオストメイト用汚物流し。
  3. 前記ボウル部は、前記リム面がオーバーハングした形状に形成されている位置において、その上面が前記ボウル部の中心、かつ、下方に向けて傾斜していることを特徴とする請求項1又は請求項2記載のオストメイト用汚物流し。
  4. 前記ボウル部のリム面は、前記ボウル部の略略全体において、オーバーハングした形状に形成されていることを特徴とする請求項3記載のオストメイト用汚物流し。
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