JP7230435B2 - 動作モード制御システム及び画像形成装置 - Google Patents

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Description

本発明は、画像形成装置の動作モードを制御可能な動作モード制御システム、及び画像形成装置に関する。
赤外線センサーの出力信号に基づいて動作モードを切り替える画像形成装置が関連技術として知られている(例えば、特許文献1を参照)。
具体的に、前記画像形成装置は、前記出力信号のレベルが基準レベル未満であると判定する場合に、前記動作モードを第1モードに移行する。前記第1モードでは、前記画像形成装置の定着部の温度が第1温度に制御される。前記画像形成装置は、前記出力信号が前記基準レベル以上であると判定する場合、動作モードを前記第1モードから第2モードに切り替える。前記第2モードでは、前記定着部の温度は、前記第1温度よりも高い第2温度に制御される。
特開2006-11331号公報
一般的な画像形成装置は、情報処理装置から通信ネットワークを通じて画像形成の実行指示を受け付けることが可能である。前記画像形成装置は、前記実行指示を受け付け前後で前記動作モードを前記第1モードから前記第2モードへと切り替える。しかし、前記画像形成装置では、前記ユーザーが前記画像形成装置の設置場所に印刷物を取りに来たときに、前記第1モードから前記第2モードへの切り替えが完了していないことがある。
また、前記関連技術では、前記画像形成装置の周囲に存在しうる障害物により、前記赤外線センサーの出力信号が前記基準レベル以上であると判定することが遅れるおそれがある。したがって、前記関連技術でも、前記ユーザーが前記画像形成装置の設置場所に来たときに、前記第1モードから前記第2モードへの切り替えが完了していないことが起こり得る。
本発明の目的は、第1モードから第2モードへの切り替えの遅れを低減可能な動作モード制御システム及び画像形成装置を提供することにある。
本発明の一の局面に係る動作モード制御システムは、取得処理部と、移行処理部と、を備える。前記取得処理部は、画像形成に関する少なくとも一部の機能が制限される第1モードで動作中の画像形成装置の周囲音の音量レベルを示す第1音量データを取得する。前記移行処理部は、予め設定された特定間隔内で前記音量レベルが第1基準レベル以上であると判定される回数が予め設定された特定回数以上である場合に、画像形成を開始可能な第2モードに前記画像形成装置を移行させる。
本発明の他の局面に係る画像形成装置は、前記動作モード制御システムと、画像形成部と、を備える。前記画像形成部は、画像形成を実行する。
本発明の各局面によれば、第1モードから第2モードへの切り替えの遅れを低減可能な動作モード制御システム及び画像形成装置を提供することができる。
図1は、一実施形態に係る動作モード制御システムの構成を示す模式図である。 図2は、図1の画像形成装置の一方の構成を示すブロック図である。 図3は、図1の画像形成装置の他方の構成を示すブロック図である。 図4は、図1の動作モード制御装置の構成を示すブロック図である。 図5Aは、図2の画像形成装置の処理手順の第1部分を示すフローチャートである。 図5Bは、図2の画像形成装置の処理手順の第2部分を示すフローチャートである。 図6は、図3の画像形成装置の処理手順を示すフローチャートである。 図7Aは、図4の動作モード制御装置の処理手順の第1部分を示すフローチャートである。 図7Bは、図4の動作モード制御装置の処理手順の第2部分を示すフローチャートである。 図8は、図4の動作モード制御装置の処理内容を示す模式図である。 図9は、図4の動作モード制御装置の処理手順の他の例を示すフローチャートである。 図10は、図4の動作モード制御装置の処理手順の更に他の例を示すフローチャートである。 図11は、図4の動作モード制御装置の処理内容の他の例を示す模式図である。
以下添付図面を参照しながら、本発明の一実施形態について説明し、本発明の理解に供する。なお、以下の実施形態は、本発明を具体化した一例であって、本発明の技術的範囲を限定するものではない。
図1において、動作モード制御システム(以下、単にシステムと称する)100は、オフィス空間等の空間S1に設置される。システム100は、ネットワーク101を介して通信可能な1台の情報処理装置1、2台の画像形成装置2A,2B、及び動作モード制御装置(以下、単に制御装置と称する)3と、を備える。なお、情報処理装置の台数は1台以上でよく、及び画像形成装置の台数は2台以上でよい。また、情報処理装置1,画像形成装置2B、画像形成装置2A、又はモード制御装置3は、異なる空間(例えば、別の部屋又は別フロア)に設置されてもよい。
情報処理装置1は、パーソナルコンピューター等であり、画像形成装置2A,2Bから離れた場所で、画像形成装置2A,2Bのユーザーにより使用される。情報処理装置1は、制御部、表示部、操作入力部等を備え、ネットワーク101を介して画像形成装置2A,2Bに画像形成の実行指示C01を送信可能である。実行指示C01は、画像形成装置2A,2Bで画像形成の対象となる画像データを含む。
画像形成装置2A,2Bは、プリンター、コピー機、ファクシミリ、又は複合機である。前記複合機は、印刷機能、コピー機能、及びファクス機能を有する。画像形成装置2A,2Bは、ネットワーク101を介して情報処理装置1から実行指示C01を受信可能である。画像形成装置2A,2Bは、自装置への実行指示C01の受信に応答して画像形成を実行する。前記画像形成において、画像形成装置2A,2Bは、自装置への実行指示C01に含まれる前記画像データに基づく画像を形成し、用紙等のシート上に前記画像を印刷して排出する。
画像形成装置2Aは、図2に示すように、制御部21、集音部22、通信部23、画像形成部24及び定着部25を備える。
制御部21は、プロセッサー、プログラム格納部及び主記憶部を含む。具体的に、前記プロセッサーはCPU等である。前記プログラム格納部はROMである。前記主記憶部はRAMである。前記プロセッサーは、前記主記憶部を用いて前記プログラム格納部に予め格納されるプログラムを実行する。これにより、制御部21は、集音部22、通信部23、画像形成部24及び定着部25を統括的に制御する。なお、制御部21は、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)又はDSP(Digital Signal Processor)等の電子回路であってもよい。
集音部22は、マイクロフォン等であり、画像形成装置2Aの筐体(図示せず)に設けられる。集音部22には、画像形成装置2Aの周囲音が入射される。集音部22は、前記周囲音の音量レベルを示す音量データSDを制御部21に送信する。
通信部23は、通信インターフェイスである。通信部23は、ネットワーク101を介して受信するデータ及び情報を制御部21に送信する。通信部23は更に、制御部21から受信するデータ及び情報を、ネットワーク101を介して制御装置3に送信する。
画像形成部24は、電子写真方式の画像形成部であり、像担持体、帯電部、露光部、現像部及び転写部等を含む。画像形成部24は、前記画像形成において、前記画像の一例であるトナー像を前記像担持体上に形成し、その後前記シート上に転写する。
定着部25は、熱定着方式の定着装置等であり、制御部21の制御下で発熱するヒーター等を含む。定着部25は、前記画像形成において、前記トナー像が転写された前記シートを定着温度T3で加熱する。定着温度T3は、前記シート上のトナーが溶融可能な温度である。定着部25は更に、前記トナー像を加圧する。これにより、前記トナー像は前記シート上に定着される。
また、制御部21は、前記画像形成の実行中を除く時間帯では、互いに異なる第1動作モード及び第2動作モードを切り替えつつ動作する。
前記第1モードは、画像形成装置2Aで実行される前記画像形成に関する少なくとも一部の機能が制限される動作モードである。具体的に、前記第1モードでは、画像形成装置2A,2Bの消費電力を抑制するため、定着部25の機能が制限される。より詳細には、定着部25の温度は、定着温度T3よりも低い第1温度T1に制御される。なお、他の実施形態として、前記第1モードが、定着部25の機能を除く他の機能が制限される動作モードであってもよい。
前記第2モードは、画像形成装置2Aが前記画像形成を開始可能な動作モードである。具体的に、前記第2モードでは、定着部25の温度は、第2温度T2に制御される。第2温度T2は、定着温度T3未満であり且つ第1温度T1よりも高い温度である。
なお、第1温度T1、第2温度T2及び定着温度T3は、画像形成装置2Aの仕様等に基づき、画像形成装置2Aの設計段階で予め定められる。例えば、定着温度T3は約180℃~210℃、第1温度T1は140℃未満、第2温度T2は160℃~170℃である。
図3において、画像形成装置2Bは、画像形成装置2A(図2を参照)と比較すると、集音部22を備えていない点で相違する。この点以外に画像形成装置2A,2Bの間に構成面の相違点は無いので、画像形成装置2Bの構成の説明を控える。
一般的な画像形成装置は、情報処理装置から通信ネットワークを通じて画像形成の実行指示を受け付けることが可能である。前記画像形成装置は、前記実行指示を受け付け前後で前記動作モードを前記第1モードから前記第2モードへと切り替える。しかし、前記画像形成装置では、前記ユーザーが前記画像形成装置の設置場所に印刷物を取りに来たときに、前記第1モードから前記第2モードへの切り替えが完了していないことがある。
また、前記関連技術では、前記画像形成装置の周囲に存在しうる障害物により、前記赤外線センサーの出力信号が前記基準レベル以上であると判定することが遅れるおそれがある。したがって、前記関連技術でも、前記ユーザーが前記画像形成装置の設置場所に来たときに、前記第1モードから前記第2モードへの切り替えが完了していないことが起こり得る。
それに対し、システム100によれば、第1モードから第2モードへの切り替えの遅れを低減可能である。
図2において、画像形成装置2Aの制御部21は、複数の処理部として、取得処理部21A、判定処理部21B及び送信処理部21Cを備える。具体的に、制御部21は、前記プロセッサーが前記プログラムを実行することにより、前記複数の処理部として機能する。なお、画像形成装置2Bは、画像形成装置2Aと同様の制御部21を備える。しかし、画像形成装置2Bの制御部21は、前記複数の処理部を備えている必要は無く、通信部23、画像形成部24及び定着部25を統括的に制御できればよい。
取得処理部21Aは、前記第1モードで動作中の画像形成装置2Aの周囲音の音量レベルを示す音量データSDを集音部22から取得する。
判定処理部21Bは、取得処理部21Aにより取得される音量データSDが示す前記音量レベルが第1基準レベルL1よりも大きい第2基準レベルL2以上であるか否かを判定する。判定処理部21Bは更に、取得処理部21Aにより取得される音量データSDが示す前記音量レベルが第1基準レベルL1よりも小さい第3基準レベルL3以下であるか否かを判定する。
第1基準レベルL1は、音量データSDが示す音量レベルが大きいか否かを示す基準値である。一般に、空間S1内に人が多くなると、前記音量レベルが大きくなる。第1基準レベルL1は、具体的に、空間S1内に人が多くなっているか否かを、後述の判定処理部31B(図4を参照)が判定するための基準値である。第1基準レベルL1は、後述の設定処理部31D(図4を参照)により導出され、判定処理部31Bに設定される。第1基準レベルL1のより詳細な説明については後段で行う。
第2基準レベルL2は、前記画像形成中の画像形成装置2Aの動作音の音量レベルに予め設定される。前記動作音の音量レベルは、予め定められている測定方法に従って、画像形成装置2Aの設計開発段階で求められる。
第3基準レベルL3は、下記の特定条件A,Bを充足する空間S1で測定される音量レベルとして予め設定された値である。特定条件Aは、空間S1に人が居ないことである。特定条件Bは、空間S1に設置される画像形成装置2A,2Bの主電源がオフにされていることである。なお、第3基準レベルL3は、他にも、特定条件A,Bを充足するとみなすことが可能な音量レベル(例えば0に近い音量レベル)でもよい。
送信処理部21Cは、第3基準レベルL3を超え且つ第2基準レベルL2未満の音量レベルを有すると判定処理部21Bにより判定された音量データSDを制御装置3に送信する。
図1において、制御装置3は、パーソナルコンピューター等であり、画像形成装置2A,2Bの動作モードを制御する。具体的に、制御装置3は、図4に示すように、制御部31、通信部32及び記憶部33を備える。
制御部31は、複数の処理部として、取得処理部31A、判定処理部31B、移行処理部31C及び設定処理部31Dを備える。制御部31は、プロセッサー、プログラム格納部及び主記憶部を含む。前記プロセッサーが前記主記憶部を用いて前記プログラム格納部に予め格納されるプログラムを実行する。これにより、制御部31は、通信部32及び記憶部33を統括的に制御するとともに前記複数の処理部として機能する。
取得処理部31Aは、画像形成装置2Aから送信される音量データSDを取得する。
移行処理部31Cは、取得処理部31Aにより取得された音量データSDの前記音量レベルが第1基準レベルL1以上であると予め設定された特定間隔内で判定される判定回数が予め設定された特定回数以上である場合に、画像形成を開始可能な第2モードに画像形成装置2A,2Bを移行させる。
前記特定回数は2以上である。この場合、移行処理部31Cは、前記特定間隔内で前記音量レベルが第1基準レベルL1以上であると連続して判定される前記判定回数が前記特定回数以上である場合に、画像形成装置2A,2Bを前記第2モードに移行させる。
設定処理部31Dは、第1基準レベルL1を設定可能である。設定処理部31Dは、取得処理部31Aにより取得された音量データSDに基づいて第1基準レベルL1を設定する。
設定処理部31Dは、前記画像形成の開始前の特定期間に取得される前記音量データに基づいて、前記第1基準レベルを設定する。
設定処理部31Dは、画像形成装置2Aの取得処理部21A(図2を参照)により取得される音量データSDが示す前記音量レベルが第1基準レベルL1よりも大きい第2基準レベルL2以上である場合、当該対応する前記音量データを除外した前記音量データに基づいて第1基準レベルL1を設定する。
設定処理部31Dは、取得処理部31Aにより取得される音量データSDが示す前記音量レベルが第1基準レベルL1よりも小さい第3基準レベルL3以下である場合、当該対応する前記第2音声音量データを除外した前記第2音量データに基づいて第1基準レベルL1を設定する。
取得処理部31Aは更に、予め設定された複数の画像形成装置2A,2Bから画像形成装置2A,2Bにおける前記画像形成の実行状態を取得可能である。この場合、移行処理部31Cは、前記複数の画像形成装置2A,2Bのいずれかに対応する前記実行状態が画像形成の実行中である旨を示す場合に、当該複数の画像形成装置2A,2Bのうち前記第2モードで動作中の画像形成装置を前記第1モードに移行させる。
通信部32は、通信インターフェイスである。通信部32は、ネットワーク101から受信するデータ及び情報を制御部31の制御下で記憶部33に転送する。通信部32は、制御部21から受信するデータ及び情報を、ネットワーク101を介して画像形成装置2A,2Bに送信する。
記憶部33は、半導体メモリー等の不揮発性記憶装置であり、通信部32により受信された前記データ及び前記情報を記憶する。
以下、システム100のより詳細な動作について説明する。
画像形成装置2Aの制御部21は、画像形成装置2Aの主電源がオンにされた後、図5A,図5Bに示される手順に従って処理を実行する。
図5AのステップS11で、制御部21は、画像形成装置2Aを前記第1モードで動作させる。具体的に、制御部21は、定着部25の温度を第1温度T1に制御する。制御部21は、第1状態通知N1を制御装置3に送信する。第1状態通知N1は、画像形成装置2Aが前記第1モードで動作していることを通知するための情報である。制御部21は、内部に含むタイマー(図示せず)を初期化して計時を開始する(ステップS11)。
ステップS12で、制御部21は、第2モード指示C11を受信しているか否かを判定する。第2モード指示C11は、前記第2モードでの動作を画像形成装置2A,2Bに指示するための情報であり、制御装置3が図7AのステップS39で送信する。制御部21は、第2モード指示C11を受信していると判定する場合、処理をステップS13に進める。制御部21は、第2モード指示C11を受信していないと判定する場合、処理をステップS14に進める。
ステップS13で、制御部21は、画像形成装置2Aを前記第2モードで動作させる。具体的に、制御部21は、定着部25の温度を第2温度T2に制御する。制御部21は、第2状態通知N2を制御装置3に送信する。第2状態通知N2は、画像形成装置2Aが前記第2モードで動作していることを制御装置3に通知するための情報である(ステップS13)。
制御装置3は、画像形成装置2Aにより送信される音量データSDの音量レベルが特定条件を充足する場合に、空間S1内に人が多くなり情報処理装置1が実行指示C01を送信する可能性が高くなっているとして、第2モード指示C11を画像形成装置2A,2Bに送信する。なお、前記特定条件の詳細に関しては、後段で図7AのステップS38を説明する際に、詳細に説明する。
画像形成装置2Aは、前記第1モードで動作中に第2モード指示C11を受信すると、前記第1モードから前記第2モードに移行して、定着部25の温度を第1温度T1から第2温度T2に昇温させる。このように、画像形成装置2Aは、情報処理装置1からの実行指示C01の受信に先立ち、定着部25の温度を第2温度T2に制御する。これにより、画像形成装置2Aにおいて、前記第1モードから前記第2モードへの切り替えの遅れを低減することが可能となる。
ステップS14で、制御部21は、第1モード指示C12を受信しているか否かを判定する。第1モード指示C12は、前記第1モードで動作するように画像形成装置2A,2Bに指示するための情報であり、図7AのステップS310で制御装置3により送信される。制御部21は、第1モード指示C12を受信していると判定する場合、処理をステップS11に戻す。一方、制御部21は、第2モード指示C11を受信していないと判定する場合、処理をステップS15に進める。
ステップS15で、制御部21は、情報処理装置1により送信される実行指示C01を受信しているか否かを判定する。制御部21は、実行指示C01を受信していると判定する場合、図5BのステップS112に処理を進める。一方、制御部21は、実行指示C01を受信していないと判定する場合、処理をステップS16に進める。
ステップS16で、制御部21は、前記計時開始から予め定められている時間ΔTが経過しているか否かを判定する。ステップS16は、通常、前記計時開始後に複数回実行される。制御部21は、2回目以降のステップS16では、前回のステップS16から時間ΔTが経過しているか否かを判定する。制御部21は、時間ΔTが経過していないと判定する場合、処理をステップS12に戻す。一方、制御部21は、時間ΔTが経過していると判定する場合、処理をステップS17に進める。
ステップS17で、制御部21は、取得処理部21Aとして機能し、集音部22から出力される音量データSDを取得する。その後、制御部21は、内部の前記RAM等に音量データSDを記憶させる。
制御部21は、ステップS18,S19で、判定処理部21Bとして機能する。
ステップS18で、判定処理部21Bは、前記RAM内の音量データSDの前記音量レベルが第2基準レベルL2以上であるか否かを判定する。判定処理部21Bは、前記音量レベルが第2基準レベルL2以上でないと判定する場合、処理をステップS19に進める。判定処理部21Bは、前記音量レベルが第2基準レベルL2以上であると判定する場合、処理をステップS111に進める。
ステップS19で、判定処理部21Bは、前記RAM内の音量データSDの前記音量レベルが第3基準レベルL3以下であるか否かを判定する。判定処理部21Bは、前記音量レベルが前記第3基準レベルL3以下でないと判定する場合、処理をステップS110に進める。判定処理部21Bは、前記音量レベルが第3基準レベルL3以下であると判定する場合、処理をステップS111に進める。ステップS111で、制御部21は、前記RAM内の音量データSDを消去して、処理をステップS11に戻す。
ステップS110で、制御部21は、送信処理部21Cとして機能する。制御部21は、日時を示す値を計数するカウンター(図示せず)を含む。送信処理部21Cは、前記日時を示す値を取得時データTD1として前記カウンターから取得する。取得時データTD1は、前記RAM内の音量データSDが取得された時を示す。送信処理部21Cは、前記RAM内の音量データSDと、当該音量データSDに対応する取得時データTD1とを、制御装置3に送信する。その後、送信処理部21Cは、前記RAM内の音量データSD及び取得時データTD1を消去する(ステップS110)。その後、制御部21は、処理をステップS11に戻す。
ステップS11~S111により、画像形成装置2Aは、第3基準レベルL3以下又は第2基準レベルL2以上の音量レベルを有する音量データSDを雑音として、制御装置3に送信しない。これにより、制御装置3は、空間S1内の人の声及び前記人の活動により生じる音の量に相関する音量レベルを有する音量データSDに基づいて第2モード指示C11又は第1モード指示C12を送信することができる。
図5BのステップS112で、制御部21は、前記タイマーによる計時を終了する。次に、制御部21は、ステップS113で、前記カウンターから日時を示す値を開始時データTD2として取得し、前記RAMに記憶する。開始時データTD2は、画像形成装置2Aが画像形成を開始する時を示す。
次に、制御部21は、ステップS114で送信処理部21Cとして機能する。送信処理部21Cは、前記RAM内の開始時データTD2と第3状態通知N3とを、制御装置3に送信する。第3状態通知N3は、画像形成装置2Aが画像形成中であることを示す情報である。次に、制御部21は、ステップS115で定着部25の温度を定着温度T3に制御する。次に、制御部21は、ステップS116で、ステップS15(図5Aを参照)で受信した実行指示C01に含まれる画像データに基づいて前記画像形成を実行する。制御部21は、前記画像形成の実行終了後、ステップS117で、情報処理装置1から他の実行指示C01を受信しているか否かを判定する。制御部21は、他の実行指示C01を受信していると判定する場合、処理をステップS116に戻す。一方、制御部21は、実行指示C01を受け取っていないと判定する場合、処理を図5AのステップS11に戻す。
画像形成装置2Bの制御部21は、図6に示す手順に従って処理を実行する。図6は、図5A,図5Bと比較すると、下記の点で相違する。即ち、図6に示す手順では、図5A,図5BのステップS16~S113が実行されず、図5A,図5BのステップS11,S13,S114の代わりにステップS21,S22,S23がそれぞれ実行される。そのため、図6において、図5A,図5Bに示すステップに相当するものには同一ステップ番号を付し、それぞれの説明を控える。
図6のステップS21で、画像形成装置2Bの制御部21は、定着部25の温度を第1温度T1に制御する。ステップS22で、制御部21は、定着部25の温度を第2温度T2に制御する。ステップS23で、制御部21は、制御装置3に第3状態通知N3を送信する。第3状態通知N3は、画像形成装置2Bが画像形成中であることを示す情報である。
制御装置3の制御部31は、制御装置3の主電源がオンにされた後、図7A,図7Bに示される手順に従って処理を実行する。
図7AのステップS31で、制御部31は、画像形成装置2Aにより送信される音量データSDを通信部32で受信しているか否かを判定する。制御部31は、音量データSDを通信部32で受信していると判定する場合、処理をステップS32に進める。一方、制御部31は、音量データSDを受信していないと判定する場合、図7BのステップS311に処理を進める。
通信部32は、音量データSDに加えて取得時データTD1を受信する。ステップS32で、制御部31は、取得処理部31Aとして機能する。取得処理部31Aは、音量データSDと、この音量データSDに対応する取得時データTD1とを取得する。具体的に、取得処理部31Aは、音量データSD及び取得時データTD1を、通信部32から記憶部33に転送する。記憶部33は、音量データSD及び取得時データTD1を時系列で記憶する(図8を参照)。
制御部31は、ステップS33~S38で判定処理部31Bとして機能する。
ステップS33で、判定処理部31Bは、ステップS33~S38における処理対象を選択する。前記処理対象は、ステップS33の直前のステップS32で前記RAMに記憶された音量データSDである。
ステップS33で、判定処理部31Bは更に、前記処理対象が示す音量レベルが第1基準レベルL1以上か否かを判定する。判定処理部31Bは、前記音量レベルが第1基準レベルL1以上と判定する場合、処理をステップS34に進める。判定処理部31Bは、前記音量レベルが第1基準レベルL1未満と判定する場合、処理をステップS35に進める。
ステップS34,S35で、判定処理部31Bは、判定フラグFを前記処理対象と対応付けて記憶部33に記憶する。判定フラグFは、前記処理対象の音量レベルが第1基準レベルL1以上か否かを示す情報であり、具体的に「0」又は「1」の値を示す二値情報である。「1」及び「0」を示す判定フラグFはステップS34及びステップS35で記憶部33にそれぞれ記憶される。
ステップS34,S35の終了後、判定処理部31Bは、ステップS36で、記憶部33内の音量データSDから、予め設定されている第1特定間隔TP11に含まれる音量データSDを選択する。第1特定間隔TP11は、本発明の特定間隔の第1例である。
具体的に、記憶部33には、図8に示すように、各音量データSDは時系列で記憶される。各音量データSDには、取得時データTD1及び判定フラグFが対応づけられている。また、第1特定間隔TP11は、時間ΔTの2倍以上の時間に予め定められる。判定処理部31Bは、ステップS36で、前記処理対象に対応する取得時データTD1が示す日時から第1特定間隔TP11だけ遡った日時までの期間に含まれ且つ判定フラグFが対応付けられている音量データSDを選択する。
次に、判定処理部31Bは、ステップS37で、第1特定間隔TP11に含まれ且つ「1」を示す判定フラグFの個数を第1判定回数NF01として計数する。第1判定回数NF01は、本発明の回数の第1例である。
次に、判定処理部31Bは、ステップS38で、第1判定回数NF01が予め設定された第1特定回数NF02以上か否かを判定する。第1特定回数NF02は、本発明の特定回数の第1例であり、1以上の値である。第1特定回数NF02が2以上の値とすることで、空間S1に多くの人がいるとより精度よく判定することが可能となる。また、第1判定回数NF01が第1特定回数NF02以上であることが前記特定条件である。判定処理部31Bは、第1判定回数NF01が第1特定回数NF02以上と判定する場合、処理をステップS39に進める。判定処理部31Bは、第1判定回数NF01が第1特定回数NF02未満と判定する場合、処理をステップS310に進める。
ステップS39,S310で、制御部31は、移行処理部31Cとして機能する。
ステップS39で、移行処理部31Cは、第2モード指示C11を画像形成装置2A,2Bに送信する。その後、移行処理部31Cは、画像形成装置2A,2Bにより送信される第2状態通知N2を受信する。
ステップS310で、移行処理部31Cは、第1モード指示C12を画像形成装置2A,2Bに送信する。その後、移行処理部31Cは、画像形成装置2A,2Bにより送信される第1状態通知N1を受信する。
ステップS39,S310の実行終了後、制御部31は、図7BのステップS311に処理を進める。
制御装置3において、制御部31は、前記特定条件を充足する場合に、空間S1内に人が多くなり、実行指示C01の送信頻度が高くなっているとして、第2モード指示C11により画像形成装置2A,2Bの各々を前記第2モードで動作させる。また、制御装置3は、空間S1内を伝搬し易い音の量を示す音量データSDに基づいて画像形成装置2A,2Bの前記動作モードを制御する。これにより、画像形成装置2A,2Bにおいて、前記第1モードから前記第2モードへの切り替えの遅れを低減することが可能となる。
図7BのステップS311で、制御部31は、画像形成装置2A,2Bのいずれかから第3状態通知N3を通信部32が受信しているか否かを判定する。制御部31は、第3状態通知N3を通信部32が受信していないと判定する場合、処理をステップS314に進める。制御部31は、第3状態通知N3を通信部32が受信していると判定する場合、処理をステップS312に進める。
ステップS312で、制御部31は、第3状態通知N3と、第3状態通知N3とともに開始時データTD2とを取得する。具体的には、制御部31は、第3状態通知N3及び開始時データTD2を通信部32から記憶部33に転送し記憶する。次に、制御部31は、ステップS313で、記憶部33において音量データSDに対応づけられている全判定フラグFを消去して、処理をステップS314に進める。
ステップS314で、制御部31は、第1基準レベルL1の更新タイミングか否かを判定する。前記更新タイミングは、制御装置3の操作入力部(図示せず)をユーザー等が操作することにより設定可能な日時である。前記更新タイミングは、具体的に、画像形成装置2A,2Bが画像形成を実行する頻度が少ない深夜など時間帯に設定される。また、前記更新タイミングは、1日に1回程度に設定される。制御部31は、前記更新タイミングでないと判定する場合、図7AをステップS31に処理を戻す。制御部31は、前記更新タイミングであると判定する場合、処理をステップS315に進める。
ステップS315で、制御部31は、設定処理部31Dとして機能し、記憶部33内の音量データSDから、画像形成装置2Aにより実行された各画像形成の開始前の特定期間TP21に含まれる音量データSDを取得する。
具体的に、記憶部33には、図8に示すように、少なくとも1つの開始時データTD2が更に記憶される。設定処理部31Dは、開始時データTD2の各々が示す日時から予め定められている期間だけ遡った日時までの特定期間TP21に含まれる音量データSDを記憶部33から取得する。前記期間は、制御装置3の設計段階で実験等により適宜適切に定められ、例えば10分程度である。
次に、設定処理部31Dは、ステップ315で取得した音量データSDが示す音量レベルに基づいて第1基準レベルL1の更新値を導出し、記憶部33に設定する。前記更新値は、ステップS315で取得した全ての音量データSDが示す音量レベルを統計処理した値である。具体的に、前記更新値は、下限値、平均値又は中央値等である。
上記の通り、設定処理部31Dは、前記画像形成の実行直前における空間S1の音量に基づく第1基準レベルL1を設定する。そのため、制御装置3は、画像形成装置2A,2Bにおいて画像形成が実行されやすいタイミングで第2モード指示C11(図7Aを参照)を送信することが可能となる。
ステップS316が終了すると、制御部31は、記憶部33内の音量データSD、取得時データTD1及び開始時データTD2を全て消去して、処理をステップS31に戻す。
なお、システム100では、制御装置3が、取得処理部31A、判定処理部31B、移行処理部31C及び設定処理部31Dを備える。しかし、これに限らず、画像形成装置2Aが判定処理部31B、移行処理部31C及び設定処理部31Dを備えていてもよい。この場合、システム100は、制御装置3を備えていなくともよい。
また、制御装置3において、制御部31は、図7Bに示す手順に代えて、図9に示す手順に従って処理を実行してもよい。図9は、図7Bと比較すると、ステップS41,S42を更に実行する点で相違する。そのため、図9において、図7Bに示すステップに相当するものには同一ステップ番号を付し、それぞれの説明を控える。
ステップS311で第3状態通知N3を取得処理部31Aが受信したと判定する場合、制御部31は、ステップS41で、第3状態通知N3の送信元(即ち、画像形成装置2A,2Bの一方)を特定する。第3状態通知N3は、本発明における実行状態の一例である。なお、制御部31が前記送信元を特定可能にするために、画像形成装置2A,2Bの制御部21は、画像形成装置2A,2Bを識別可能な識別情報を第3状態通知N3に付加して制御装置3に送信する。
次に、制御部31は、ステップS42で、移行処理部31Cとして機能し、画像形成装置2A,2Bのうち前記送信元でない方に対して第1モード指示C12を送信する。これにより、移行処理部31Cは、画像形成装置2A,2Bのうち一方が画像形成を実行する場合に、他方を前記第1モードに移行させることができる。これにより、画像形成装置2A,2Bの他方の消費電力を抑制することが可能となる。なお、ステップS41,S42の処理は、画像形成装置2A,2Bが同じ空間S1に設置されている場合に特に有効である。第1モード指示C12の送信後、移行処理部31Cは、画像形成装置2A,2Bの他方により送信される第1状態通知N1を受信する。その後、制御部31は、処理をステップS312に進める。
また、制御部31は、図7Aに示す手順に代えて、図10に示す手順に従って処理を実行してもよい。図10は、図7Aと比較すると、下記の点で相違する。即ち、図10に示す手順では、ステップS35の次にステップS310が実行され、ステップS36~S38の代わりにステップS51~S53が実行される。そのため、図10において、図7Aに示すステップに相当するものには同一ステップ番号を付し、それぞれの説明を控える。
ステップS51~S53で、制御部31は、判定処理部31Bとして機能する。
判定処理部31Bは、ステップS34の次に、ステップS51で、特定個数N1(N1は2以上の自然数)の取得時データTD1が記憶部33に記憶されているか否かを判定する。具体的に、特定個数N1の取得時データTD1は、図11に示すように、時間ΔTの間隔の日時を示す。また、特定個数N1の取得時データTD1が示す日時は、前記処理対象に対応する取得時データTD1が示す日時から、第2特定間隔TP31だけ遡った日時までに含まれる。第2特定間隔TP31はN1×ΔTである。判定処理部31Bは、特定個数N1の取得時データTD1が記憶部33に記憶されていないと判定する場合、処理をステップS310に進める。判定処理部31Bは、特定個数N1の取得時データTD1が記憶部33に記憶されていると判定する場合、処理をステップS52に進める。
ステップS52で、判定処理部31Bは、特定個数N1の取得時データTD1に対応する判定フラグFから、「1」を示す判定フラグFの個数N2を計数する。
次に、判定処理部31Bは、ステップS53で、個数N2及び特定個数N1が互いに同じ値であるか否かを判定する。判定処理部31Bは、個数N2及び特定個数N1が互いに同じ値であると判定する場合、処理をステップS39に進める。この場合、移行処理部31Cは、第2特定間隔TP31内で前記音量レベルが第1基準レベルL1以上であると連続して判定される第2判定回数NF11が第2特定回数NF12である場合に、画像形成装置2A,2Bを前記第2モードに移行させることになる。これにより、空間S1に多くの人がいるとより精度よく判定することが可能となる。ここで、第2特定間隔TP31は、本発明における特定間隔の他の一例である。また、第2判定回数NF11は、個数N2に相当する回数であり、本発明における判定回数の第2例である。第2特定回数NF12は、特定個数N1に相当する回数であり、本発明における特定回数の第2例である。
一方、判定処理部31Bは、判定処理部31Bは、個数N2及び特定個数N1が互いに同じ値でないと判定する場合、処理をステップS310に進める。
100 動作モード制御システム
1 情報処理装置
2A,2B 画像形成装置
21 制御部
21A 取得処理部
21B 判定処理部
21C 送信処理部
22 集音部
23 通信部
24 画像形成部
25 定着部
3 動作モード制御装置
31 制御部
31A 取得処理部
31B 判定処理部
31C 移行処理部
31D 設定処理部
32 通信部
33 記憶部

Claims (9)

  1. 画像形成に関する少なくとも一部の機能が制限される第1モードで動作中の画像形成装置の周囲音の音量レベルを示す音量データを予め定められた時間が経過するごとに取得する取得処理部と、
    予め設定された特定間隔内で前記音量レベルが第1基準レベル以上であると判定される回数が予め設定された特定回数以上である場合に、画像形成を開始可能な第2モードに前記画像形成装置を移行させる移行処理部と、を備え
    前記取得処理部は、前記画像形成装置に設けられる、
    動作モード制御システム。
  2. 前記特定回数は2以上であり、
    前記移行処理部は、前記特定間隔内で前記音量レベルが前記第1基準レベル以上であると連続して判定される回数が前記特定回数以上である場合に、前記画像形成装置を前記第2モードに移行させる、
    請求項1に記載の動作モード制御システム。
  3. 前記第1基準レベルを設定可能な設定処理部を更に備え、
    前記設定処理部は、前記取得処理部により取得された前記音量データに基づいて前記第1基準レベルを設定する、
    請求項1又は2に記載の動作モード制御システム。
  4. 前記設定処理部は、前記画像形成の開始前の特定期間に取得される前記音量データに基づいて、前記第1基準レベルを設定する、
    請求項3に記載の動作モード制御システム。
  5. 前記設定処理部は、前記取得処理部により取得される音量データが示す前記音量レベルが前記第1基準レベルよりも大きい第2基準レベル以上である場合、前記音量レベルが前記第2基準レベル以上の前記音量データを除外した前記音量データに基づいて前記第1基準レベルを設定する、
    請求項3又は4に記載の動作モード制御システム。
  6. 前記第2基準レベルは、前記画像形成中の前記画像形成装置の動作音の音量レベルに予め設定されている、
    請求項5に記載の動作モード制御システム。
  7. 前記設定処理部は、前記取得処理部により取得される音量データが示す前記音量レベルが前記第1基準レベルよりも小さい第3基準レベル以下である場合、前記音量レベルが前記第3基準レベル以下の前記音量データを除外した前記音量データに基づいて前記第1基準レベルを設定する、
    請求項3~6のいずれかに記載の動作モード制御システム。
  8. 前記取得処理部は、予め設定された複数の前記画像形成装置から当該画像形成装置における画像形成の実行状態を取得可能であり、
    前記移行処理部は、前記複数の画像形成装置のいずれかに対応する前記実行状態が画像形成の実行中である旨を示す場合に、当該複数の画像形成装置のうち前記第2モードで動作中の他の前記画像形成装置を前記第1モードに移行させる、
    請求項1~7のいずれかに記載の動作モード制御システム。
  9. 請求項1~8のいずれかに記載の動作モード制御システムと、
    画像形成を実行する画像形成部と、
    を備える、画像形成装置。

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