JP7229879B2 - 保護カバー装置、及び配線・配管材の配設構造 - Google Patents
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他側に設けられた前記接続口と対面する対面壁と、当該対面方向と直交する方向に沿って対向して配置された一対の側壁と、当該一対の側壁に連設される天壁と、当該天壁に対向して配置されて構造物に対して固定される固定部を有する底板とで囲まれる内部に、管継手及び/又は配線・配管材が収容される収容空間を形成する保護カバーと、
機器又は構造物の壁部に沿って配置される沿い板部と、前記壁部から離間する方向に延設されて、対向配置された一対の側板部と当該一対の側板部を連結する天板部を有する連通路形成部とを備える連通路形成カバーと、
から成り、
前記保護カバーの一対の側壁の少なくとも一方の側壁、又は前記対面壁には、前記接続口から内部に引き込まれた配線・配管材が、当該内部に収容されて、屈曲された管継手又は当該配線・配管材自体の屈曲部により、前記一方の側壁に向かうように屈曲された第1配管経路、又は前記接続口から内部に引き込まれた配線・配管材を直線状に配設するための第2配管経路を通して前記配線・配管材を引出し可能とする貫通孔が形成され、
前記保護カバーの貫通孔には、前記連通路形成カバーの連通路形成部を当該保護カバーの内部に挿入可能であり、
前記保護カバーの底板には、前記連通路形成カバーの側板部と干渉することなく、自身の連通路形成部の挿入を許容する挿入許容部が設けられていることを特徴としている。
前記保護カバーは、他側に設けられた接続口と対面する対面壁と、当該対面方向と直交する方向に沿って対向して配置された一対の側壁と、当該一対の側壁に連設される天壁と、当該天壁に対向して配置された固定部を有する底板とで囲まれる空間が、管継手及び/又は前記配線・配管材が収容される収容空間を形成しており、
前記保護カバーにおける前記一対の側壁の少なくとも一方の側壁、又は前記対面壁には、貫通孔が形成されており、
前記機器又は構造物と、前記貫通孔が形成された側壁又は対面壁との間には、隙間が形成されており、
内部に前記配線・配管材を通過配設可能な連通路を形成する連通路形成部は、一端側が、前記機器又は構造物の外面に沿って配置されて、前記隙間から外部に露出する前記管継手及び/又は前記配線・配管材を覆うようにして、当該隙間に配置され、その他端側が、前記貫通孔から前記保護カバー内に入り込んでいることを特徴としている。
前記貫通孔が形成された前記一対の側壁のうち少なくとも一方の側壁又は前記対面壁の内側には、前記基台に形成された被係合部と係合する係合部が形成されており、
前記被係合部に対して係合部が形成された側壁又は対面壁が外側に傾動することで、前記係合部と前記被係合部とが係合可能であり、前記隙間は、少なくとも、前記側壁又は対面壁が外側に傾動する傾動幅よりも広く形成されていることを特徴としている。
また、前記隙間の大きさに反比例して、保護カバーの内部に対する連通路形成カバーの連通路形成部の挿入長を定めることで、当該隙間の大きさとは無関係に、前記隙間の部分において露出する配線・配管材の一部が覆い隠されるので、機器又は構造物の外面に近接して配置される保護カバー及び当該保護カバーに接続される収容カバーの配置位置の自由度が高められ、結果として、保護カバー及び収容カバーの施工の自由度が高められる。
C1 ,C2 :保護カバー
C11:連通路形成カバー
C21:収容カバー
D1 ,D2 :90°エルボ(管継手)
E1,E2 :係合部
E11, E12 :被係合部
F:配置面
G1 ,G2 :隙間
L1 ,L2 :蓋体
P1 ~P4 :流体管(給湯管、給水管)〔配線・配管材〕
R1 :第1配管経路
R2 :第2配管経路
V1 ,V2 :基台
5:挿入溝(挿入許容部)
15:ビス孔(基台の固定部)
31:蓋体の側壁
32:蓋体の天壁
34:蓋体の接続口
35:蓋体の対面壁
36,40:貫通孔(挿入許容部)
38:貫通孔形成予定部
39:ノックアウト溝
41:連通路形成カバーの連通路形成部
41a :連通路形成部の側板部
41b :連通路形成部の天板部
42:連通路形成カバーの沿い板部
51:嵌着挿入凹部(挿入許容部)
81:配管カバー(機器)
81a:側板部(機器の壁部)
Claims (9)
- 互いに組み付けられる基台と蓋体とから成って、一側に配線・配管材が内部に収容される収容カバーが接続される接続口が形成され、
他側に設けられた前記接続口と対面する対面壁と、当該対面方向と直交する方向に沿って対向して配置された一対の側壁と、当該一対の側壁に連設される天壁と、当該天壁に対向して配置されて構造物に対して固定される固定部を有する底板とで囲まれる内部に、管継手及び/又は配線・配管材が収容される収容空間を形成する保護カバーと、
機器又は構造物の壁部に沿って配置される沿い板部と、前記壁部から離間する方向に延設されて、対向配置された一対の側板部と当該一対の側板部を連結する天板部を有する連通路形成部とを備える連通路形成カバーと、
から成り、
前記保護カバーの一対の側壁の少なくとも一方の側壁、又は前記対面壁には、前記接続口から内部に引き込まれた配線・配管材が、当該内部に収容されて、屈曲された管継手又は当該配線・配管材自体の屈曲部により、前記一方の側壁に向かうように屈曲された第1配管経路、又は前記接続口から内部に引き込まれた配線・配管材を直線状に配設するための第2配管経路を通して前記配線・配管材を引出し可能とする貫通孔が形成され、
前記保護カバーの貫通孔には、前記連通路形成カバーの連通路形成部を当該保護カバーの内部に挿入可能であり、
前記保護カバーの底板には、前記連通路形成カバーの側板部と干渉することなく、自身の連通路形成部の挿入を許容する挿入許容部が設けられていることを特徴とする保護カバー装置。 - 前記保護カバーの挿入許容部は、前記連通路形成カバーの連通路形成部の挿入長を無段階に調整可能であることを特徴とする請求項1に記載の保護カバー装置。
- 前記保護カバーの挿入許容部は、前記連通路形成カバーの連通路形成部における沿い板部から先端まで突出長の半分以上を挿入可能であることを特徴とする請求項1又は2に記載の保護カバー装置。
- 前記保護カバーの挿入許容部は、前記連通路形成カバーにおける前記貫通孔側に開放された連通路形成部が入り込む幅の溝状をなしていることを特徴とする請求項1ないし3のいずれかに記載の保護カバー装置。
- 前記挿入許容部は、当該挿入許容部に挿入された前記連通路形成部に対して圧接される圧接部を有することを特徴とする請求項1ないし4のいずれかに記載の保護カバー装置。
- 前記保護カバーの貫通孔は、閉塞されており、除去されて当該貫通孔が形成されることを特徴とする請求項1ないし5のいずれかに記載の保護カバー装置。
- 前記保護カバーの貫通孔は、前記一対の側壁の少なくとも一方に形成されて、当該保護カバーは、前記対面壁、一対の側壁及び天壁を有する蓋体と、前記底板を有する基台とが組み付けられて構成され、前記側壁の内側に前記基台に形成された被係合部と係合する係合部が突出形成されていることを特徴とする請求項1ないし6のいずれかに記載の保護カバー装置。
- 収容カバーの内部に収容配設された配線・配管材が接続又は導入される機器又は構造物の近辺に、前記配線・配管材の途中を部分的に収容配置させる保護カバーの配設経路が形成され、
前記保護カバーは、他側に設けられた接続口と対面する対面壁と、当該対面方向と直交する方向に沿って対向して配置された一対の側壁と、当該一対の側壁に連設される天壁と、当該天壁に対向して配置された固定部を有する底板とで囲まれる空間が、管継手及び/又は前記配線・配管材が収容される収容空間を形成しており、
前記保護カバーにおける前記一対の側壁の少なくとも一方の側壁、又は前記対面壁には、貫通孔が形成されており、
前記機器又は構造物と、前記貫通孔が形成された側壁又は対面壁との間には、隙間が形成されており、
内部に前記配線・配管材を通過配設可能な連通路を形成する連通路形成部は、一端側が、前記機器又は構造物の外面に沿って配置され、前記隙間から外部に露出する前記管継手及び/又は前記配線・配管材を覆うようにして、当該隙間に配置され、その他端側が、前記貫通孔から前記保護カバー内に入り込んでいることを特徴とする配線・配管材の配設構造。 - 前記保護カバーは、前記対面壁、一対の側壁及び天壁を有する蓋体と、前記底板を有する基台とが互いに組み付けられて構成され、
前記貫通孔が形成された前記一対の側壁のうち少なくとも一方の側壁又は前記対面壁の内側には、前記基台に形成された被係合部と係合する係合部が形成されており、
前記被係合部に対して係合部が形成された側壁又は対面壁が外側に傾動することで、前記係合部と前記被係合部とが係合可能であり、前記隙間は、少なくとも、前記側壁又は対面壁が外側に傾動する傾動幅よりも広く形成されていることを特徴とする請求項8に記載の配線・配管材の配設構造。
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---|---|---|---|
JP2019139563A JP7229879B2 (ja) | 2019-07-30 | 2019-07-30 | 保護カバー装置、及び配線・配管材の配設構造 |
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JP2021023065A JP2021023065A (ja) | 2021-02-18 |
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JP2005323432A (ja) | 2004-05-07 | 2005-11-17 | Mirai Ind Co Ltd | 配線・配管材の保護カバー |
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JP2008228539A (ja) | 2007-03-15 | 2008-09-25 | Sumitomo Wiring Syst Ltd | ワイヤハーネス用プロテクタ |
JP2018053944A (ja) | 2016-09-27 | 2018-04-05 | 未来工業株式会社 | 配線・配管材保護カバー |
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2019
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