JP7229837B2 - 筆記具 - Google Patents
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Description
上記構成の本発明によれば、クリップ部材の周方向の一端部を離間させて、周方向から対象物を筆記具本体とクリップ部材の間に挟み込ことにより、筆記具を対象物に取り付けることができる。
このような構成の本発明によれば、板ばねが筆記具本体の軸方向と垂直方向に弾性変形可能であるため、クリップ部材の周方向の一端部を筆記具本体から離間するように回動させることができる。
上記構成の本発明によれば、板ばねのみによりクリップ部材を保持する場合に比べて、クリップ部材の開放量を制限することができるとともに、板ばねへの負荷を低減できる。
上記構成の本発明によれば、板ばねを筆記具本体に強固に固定することができる。
上記構成の本発明によれば、板ばねの基端部を筆記具本体に強固に固定することができる。
以下、本発明の第1実施形態による筆記具を、図面を参照しながら詳細に説明する。なお、各実施形態において、リフィルの筆先が出没する側を筆先側、先端側又は前方といい、出没機構のノック部が延出する側を後端側又は後方という。また、筆記具の軸方向を長手方向又は軸方向といい、筆記具の半径方向を半径方向といい、筆記具の周方向を周方向という。
カム部10bは略円筒状であり、その内径及び外径は本体部10aの内径及び外径と等しくなっている。カム部10bは前方に向かって延びる柱状の凸部と、凸部の間に形成された凹部とが交互に並んで構成されている。本体部10aとカム部10bの間には径方向内方に向かって延出する延出部10fが形成されている。延出部10fの中心には開口が形成されている。
図8A~図8Eは、図1に示す筆記具のクリップ部材を示し、図8Aは斜視図、図8Bは正面図、図8Cは右側面図、図8Dは裏面図、図8Eは前方から見た図である。図8A~図8Eに示すように、クリップ部材8は正面視において、角部が円弧状に面取りされた矩形状であり、周方向に一方の側部の円弧状部8aと、周方向に他方の側部の反り返り部8bとを有する。円弧状部8aは軸方向に垂直な断面で円弧状に形成されており、その内径は内筒10の小径部10c2の外径と略等しくなっている。反り返り部8bは円弧状部8aに横方向に連続しており、円弧状部8aに対して半径方向外方に反り返るような円弧状の断面形状を有している。また、クリップ部材8の後端部(図8Bの上部)には、横方向に並んで第1の開口8c及び第2の開口8dが形成されている。第1の開口8c及び第2の開口8dはそれぞれ矩形状に形成されている。第2の開口8dの軸方向の長さは第1の開口8cと等しく、第2の開口8dの横方向の幅は第1の開口8cよりも大きい。第1の開口8cは、円弧状部8aと反り返り部8bの境界近傍に形成されており、第2の開口8dは円弧状部8aに形成されている。第1の開口8cと第2の開口8dとは棒状部8eにより区切られている。さらに、第2の開口8dの第1の開口8cと反対側には、第2の開口8dに連続して切り欠き部8fが形成されている。切り欠き部8fは裏面側が所定の厚さ切りかかれてなり、第2の開口8dに連続して形成されている。切り欠き部8fの軸方向の長さは第2の開口8dと等しい。
本実施形態では、クリップ部材8の円弧状部8aが筆記具本体7から離間するように筆記具1の軸線方向を回動軸として回動可能に保持されるとともに、板ばね9によりクリップ部材8の周方向の円弧状部8aが筆記具本体7に向かって付勢されている。これにより、クリップ部材8の周方向の円弧状部8aを離間させて、周方向から対象物を筆記具本体7とクリップ部材8の間に挟み込ことにより、筆記具1を紙20に取り付けることができる。
以下、本発明の第2実施形態による筆記具を、図面を参照しながら詳細に説明する。なお、第1実施形態と同様の構成については、同じ符号を付して詳細な説明を省略する。図14~図16は、本発明の第2実施形態による筆記具を示し、図14は斜視図、図15は正面図、図16は側面図である。図17は、図14に示す筆記具の軸筒を示す軸方向に沿った断面図である。図18は、図15におけるA-A断面図である。図19は、図14に示す筆記具を後方から見た図である。本実施形態による筆記具101は、いわゆるノック式のボールペンであり、後端のノック部材16を押し込むことにより、リフィル部材4の筆先部4aが軸筒2の先端から突出した状態と、リフィル部材4の筆先部4aが軸筒2内に収容された状態とを切り替えることができる。
軸筒2の構成は第1実施形態と同様である。
カム部110bは略円筒状であり、その内径及び外径は本体部110aの内径及び外径と等しくなっている。カム部110bは前方に向かって延びる柱状の凸部と、凸部の間に形成された凹部とが交互に並んで構成されている。本体部110aとカム部110bの間には径方向内方に向かって延出する延出部110fが形成されている。延出部110fの中心には開口が形成されている。
回転子12、スプリング部材14、及び、ノック部材16の構成は第1実施形態と同様である。
図21A~図21Fは、図14に示す筆記具のクリップ部材を示し、図21Aは半径方向外方面を示す斜視図、図21Bは半径方向内方面を示す斜視図、図21Cは正面図、図21Dは右側面図、図21Eは裏面図、図21Fは後方から見た図である。図21A~図21Eに示すように、クリップ部材108は、平坦部108aと、平坦部108aの側方に連続する湾曲部108bとを有する。平坦部108aは、正面視において略矩形状であり、角部が面取りされている。平坦部108aは平板状に形成されている。湾曲部108bは、軸線に垂直な断面が円弧状であり、軸方向長さが平坦部108aよりも長くなっている。
本実施形態によれば、クリップ部材108が、湾曲部108bが筆記具本体107から離間するように回動軸110hを中心に回動可能に内筒110に取り付けられているため、クリップ部材108の湾曲部108bを離間させて、周方向から対象物を筆記具本体107とクリップ部材108の間に挟み込ことにより、筆記具101を紙20に取り付けることができる。
2 軸筒
2a 先端開口
2b 後端開口
4 リフィル部材
4a 筆先部
6 出没機構
7 筆記具本体
8 クリップ部材
8a 円弧状部
8b 反り返り部
8c 第1の開口
8d 第2の開口
8e 棒状部
8f 切り欠き部
9 板ばね
9a 本体部
9b 第1の半径方向延出部
9c 第1の周方向部
9d 第2の半径方向延出部
9e 第2の周方向部
10 内筒
10a 本体部
10b カム部
10c 後端部
10c1 大径部
10c2 小径部
10c3 凹部
10c4 スリット部
10e 螺条部
10f 延出部
12 回転子
12a 基端部
12b カム部
12c 突部
14 スプリング部材
16 ノック部材
16a 突部
20 紙
101 筆記具
106 出没機構
107 筆記具本体
108 クリップ部材
108a 平坦部
108b 湾曲部
108c 開口
108d 受部
108d1 凹部
108f 軸支部
109 板ばね
109a 平坦部
109b 垂直部
109c 湾曲部
109d 突部
110 内筒
110a 本体部
110b カム部
110c 後端部
110e 螺条部
110f 延出部
110g 取付部
110h 回動軸
110i 差し込み穴
116 ノック部材
Claims (5)
- 筆記具本体と、前記筆記具本体の側部に保持されたクリップ部材と、を備えた筆記具であって、
前記クリップ部材は、当該クリップ部材の周方向の一端部が前記筆記具本体から離間するように、前記筆記具本体の軸線方向の回動軸を中心として回動可能に保持されるとともに、当該クリップ部材の周方向の一端部が前記筆記具本体に向かって付勢されている、ことを特徴とする筆記具。 - 前記クリップ部材は、板ばねにより前記筆記具本体に向かって付勢されており、
前記板ばねは前記筆記具本体の軸方向と垂直方向に弾性変形可能である、
請求項1に記載の筆記具。 - 前記クリップ部材又は前記筆記具本体に支点が形成され、前記クリップ部材は前記支点を中心に回動可能に前記筆記具本体に接続されている、
請求項2に記載の筆記具。 - 前記筆記具本体は、後方が開口する軸筒と、前記軸筒の後端部に取り付けられる内筒と、を有し、
前記内筒には周方向に延び、前方の少なくとも一部が開口するスリットが形成されており、
前記板ばねの基端部が前記スリットに収容され、前記内筒が前記軸筒に取り付けられることにより、前記板ばねの基端部が嵌め殺しされている、
請求項2又は3に記載の筆記具。 - 前記筆記具本体には差し込み穴が形成され、当該差し込み穴に前記板ばねの基端部が挿入され、
前記板ばねの弾性力により、前記クリップ部材の前記一端部は前記筆記具本体に向かって付勢されている、
請求項2から4の何れか1項に記載の筆記具。
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Citations (3)
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JPH0221276Y2 (ja) * | 1984-12-19 | 1990-06-08 |
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2019
- 2019-04-11 JP JP2019075335A patent/JP7229837B2/ja active Active
Patent Citations (3)
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