JP7229450B1 - 空気調和機 - Google Patents

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Abstract

【課題】複数の広さの空間に対応することのできる、オプションユニットを提供することを目的とする。【解決手段】空気調和機であって、室内機と、前記室内機とは別体として設けられたオプションユニットと、前記オプションユニットを、前記室内機の機種に応じて、同じ制御指令に対して異なる運転強度で駆動させる制御部と、を備える。

Description

本発明は、空気調和機に関する。
近年、換気ユニットなどのオプションユニットを備える空気調和機が知られている。オプションユニットでは、室内機に応じて制御に必要なパラメータが設定される。そのため、複数種類の室内機それぞれに対応したオプションユニットを提供するためには、各室内機の機種や能力に応じた、複数のオプションユニットを開発する必要がある。1つの装置に複数の装置が対応する技術としては、特許文献1に、複数種類の室外機に対して一種類の室内機を共用化するように構成された空気調和機が記載されている。この特許文献1に記載された空気調和機では、能力ランクの異なる複数種類の室外機と一種類の室内機とを用意し、室外機の中から所望の能力ランクの一台を選択して室内機と組合せて配管接続する。
特開2002-213792号公報
特許文献1に記載された空気調和機では、複数種類の室外機に対して一種類の室内機を共用化するように構成されている。しかしながら、オプションユニットの共用化については考慮されていない。
本発明はこのような問題点に鑑みなされたものであり、複数の広さの空間に対応することのできる、オプションユニットを提供することを目的とする。
本発明は、空気調和機であって、室内機と、前記室内機とは別体として設けられたオプションユニットと、前記オプションユニットを、前記室内機の機種に応じて、同じ制御指令に対して異なる運転強度で駆動させる制御部と、を備える。
本発明によれば、一種類のオプションユニットで複数の広さの空間に対応することができる。
本実施形態に係る空気調和機の模式図である。 冷媒回路を示す図である。 機種DBのデータ構成の一例を示す図である。 ファン回転数DBのデータ構成の一例を示す図である。 本実施形態の制御の一例を示すフローチャートである。
本発明の実施形態を、図を参照して説明する。なお、以下に示す実施形態は、本発明を具体化した一例に過ぎず、本発明を限定するものではない。
図1は、第1の実施形態に係る空気調和機の模式図である。本実施形態の空気調和機1は、空気調和の機能を有する室内機10および室外機20と、換気の機能を有する換気装置30と、を備えている。換気装置30は、室内機10と通信線40で接続される。ここで、換気装置30は、オプションユニットの一例である。本実施形態では、室内機10と換気装置30とは、上述の通信線40により接続されており、室内機10は、当該通信線40を介して換気装置30に対し、換気装置30の運転指示を送信する。一方、室内機10と換気装置30とが、通信線40により接続されていない場合には、運転指示は送信されない。つまり、換気装置30は、室内機10に接続されて、室内機10からの運転指示に応じて運転する。
換気装置30は、室内機10とは別体に設けられている。なお、換気装置30は、室内機10と一体に設けられていてもよい。また、換気装置30は、ファン31と、LED32と、換気制御部33と、を備える。ファン31は、室内機10の運転に応じて駆動する。同様にLED32は、室内機10の運転に応じて駆動(すなわち点灯)する。換気制御部33は、プロセッサ、記録部、および、通信部を備えた制御基板である。なお、換気装置30には、室内の空気を室外に排気する図示しない排気ダクトが接続されている。排気ダクトは、室内機10に設けられた冷媒配管等と共に、建物の壁に設けられた孔を介して室外に延びるように配置されている。
空気調和機1は、冷凍サイクル(ヒートポンプサイクル)で冷媒を循環させることによって、空調を行う。空気調和機1は、室内(被空調空間)に設置される室内機10と、屋外(室外)に設置される室外機20と、ユーザによって操作されるリモコン19と、を備えている。
室内機10は、リモコン通信部11を備えている。リモコン通信部11は、赤外線通信等によって、リモコン19との間で所定の信号を送受信する。例えば、リモコン通信部11は、空調運転および換気運転の開始/停止指令、設定温度の変更、運転モードの変更、タイマの設定等の信号をリモコン19から受信する。また、リモコン通信部11は、室内温度の検出値等をリモコン19に送信する。室内機10と室外機20とは、冷媒配管を介して接続されるとともに、通信線を介して接続されている。また、室内機10と換気装置30とは通信線40を介して接続されている。なお、リモコン19とは別に換気装置30を操作するための換気装置用リモコンを備えてもよい。この場合には、本実施形態の空気調和機1は、換気装置用リモコンからの換気運転の信号も含めて室内機10のリモコン通信部11で受信する。
図2は、実施形態に係る室内機10および室外機20の冷媒回路Qを示す図である。なお、図2に示す実線矢印は、冷媒配管5における、暖房運転時における冷媒の流れを示している。また、図2に示す破線矢印は、冷媒配管5における、冷房運転時における冷媒の流れを示している。
室内機10は、リモコン通信部11の他に、室内熱交換器12と、室内ファン14と、室内制御部15、とを備えている。室内熱交換器12において、伝熱管(図示せず)を通流する冷媒と、室内ファン14から送り込まれる室内空気と、の間で熱交換が行われる。室内熱交換器12は、後述の四方弁25の切り替えにより凝縮器または蒸発器として動作する。室内ファン14は、室内熱交換器12の付近に設置されている。室内ファン14は、室内ファンモータ14aの駆動によって、室内熱交換器12に室内空気を送り込む。室内制御部15は、プロセッサ、記録部、および、通信部を備えた制御基板であり、空気調和機1全体を制御する。
室外機20は、圧縮機21と、室外熱交換器22と、室外ファン23と、室外膨張弁24(膨張弁)と、四方弁25と、を備えている。圧縮機21は、圧縮機モータ21aの駆動によって、低温低圧のガス冷媒を圧縮し、高温高圧のガス冷媒として吐出する。室外熱交換器22において、伝熱管(図示せず)を通流する冷媒と、室外ファン23から送り込まれる外気と、の間で熱交換が行われる。室外熱交換器22は、四方弁25の切り替えにより凝縮器または蒸発器として動作する。
室外ファン23は、室外熱交換器22の付近に設置されている。室外ファン23は、室外ファンモータ23aの駆動によって、室外熱交換器22に外気を送り込む。室外膨張弁24は、「凝縮器」(室外熱交換器22および室内熱交換器12の一方)で凝縮した冷媒を減圧する機能を有している。なお、室外膨張弁24において減圧された冷媒は、「蒸発器」(室外熱交換器22および室内熱交換器12の他方)に導かれる。
四方弁25は、空気調和機1の運転モードに応じて、冷媒の流路を切り替える弁である。四方弁25の切り替えにより、冷房運転時には、破線矢印で示すように、圧縮機21、室外熱交換器22(凝縮器)、室外膨張弁24、および室内熱交換器12(蒸発器)の順に冷媒が循環する冷凍サイクルとなる。また、四方弁の切り替えにより、暖房運転時には、実線矢印で示すように、圧縮機21、室内熱交換器12(凝縮器)、室外膨張弁24、および室外熱交換器22(蒸発器)の順に冷媒が循環する冷凍サイクルとなる。すなわち、圧縮機21、「凝縮器」、室外膨張弁24、および「蒸発器」を順次に介して、冷凍サイクルで冷媒が循環する冷媒回路Qにおいて、前記した「凝縮器」および「蒸発器」の一方は室外熱交換器22であり、他方は室内熱交換器12である。
図3は、室内機10の記録部(図示せず)に格納されている機種DB100の一例である。この機種DB100には、室内機10の各機種に対応付けて、換気装置30における複数の風速設定のそれぞれに対応する風速段が格納されている。機種コードは、室内機10の機種の名称を示しており、図3に示す例では、機種コードとして、機種A、機種B、および、機種Cが示されている。機種A、機種B、機種Cの関係は、機種Cが最も冷房定格能力及び暖房定格能力が高く、したがって、適用する空間の広さが最も広い(例えば20畳用)。機種Bは、機種Cより冷房定格能力及び暖房定格能力が低く、したがって、適用する空間の広さが機種Cより狭い(例え10畳用)、機種Aは、機種Bより冷房定格能力及び暖房定格能力が低く、したがって、適用する空間の広さが機種Bより狭い、すなわち最も狭い(例えば6畳用)。つまり、機種Cが最も冷房定格能力及び暖房定格能力が高く、適用する空間の広さが最も広い高能力機種であり、機種Aが最も冷房定格能力及び暖房定格能力が低く、適用する空間の広さが最も狭い低能力機種となっている。
風速設定は、ユーザが設定可能な換気装置30のファン31の風速の強さ(大きさ)である。本実施形態では、風速が強い順に、「High」、「Medium」、「Low」の3つのいずれかを設定できる。なお、風速設定の段数は3段に限られない。例えば風速設定は、「High」より強い「パワフル」、「Low」より小さい「おやすみ」などの設定があってもよい。
風速段は、換気装置30のファン31の回転数に対応した数値であり、1~12速の12段で表現される。なお、風速段の数は12段に限定されるものではない。室内機10と換気装置30とは必ずしも連携して駆動させる必要はないため、室内機10の能力が異なっていても、同じ風速設定に対して、換気装置30を一定の風速段でさせることも考えられる。しかしながら、適用する空間の広さによって必要となる換気量は異なり、空間の広さが大きいほど、必要となる換気量も増大する。そして、通常、室内機10は適用する空間の広さに応じて機種が選択される。そこで、このように機種に応じて、風速設定に対して、異なる風速段が設定される。なお、風速段の各値は、機種や性能に応じて、予め設計者などにより定められる。
具体的には、各機種に応じて、同じ風速設定に対して、異なる風速段が対応付いている。本実施形態では、機種Aにおいて、風速設定「High」に「5速」の風速段が対応付いてる。風速設定「Medium」に「3速」の風速段が対応付いている。風速設定「Low」に「1速」の風速段が対応付いている。また、機種Bにおいて、風速設定「High」に「7速」の風速段が対応付いてる。風速設定「Medium」に「5速」の風速段が対応付いている。風速設定「Low」に「3速」の風速段が対応付いている。そして、機種Cにおいて、風速設定「High」に「10速」の風速段が対応付いてる。風速設定「Medium」に「8速」の風速段が対応付いている。風速設定「Low」に「6速」の風速段が対応付いている。つまり、同じ風速設定に対して、高能力機種であるほど、風速が高速段となっており、低能力機種であるほど、風速が低速段となっている。
図4は、換気装置30の記録部(図示せず)に格納されているファン回転数DB200の一例である。このファン回転数DB200には、上述の風速段に対応付けて、換気装置30のファン31の回転数であるファン回転数が格納されている。具体的には、各風速段(1速~12速)のそれぞれに対応したファン回転数が格納されている。ファン回転数は、図4に示すように、風速が高速段になるに応じて、当該ファン回転数が大きくなるように設定されている。
室内機10(または空気調和機1)の機種や能力は、種々のものがあり、例えば室内機10の機種毎に換気装置30を開発するとなれば、換気装置30の開発に係るコストが増大することになる。そこで、本実施形態では、一つの換気装置30で複数の室内機10に対応させることを可能にしている。このための処理を以下に説明する。
図5は、本実施形態における、換気装置30のファン回転数を制御する処理の一例を示すフローチャートであり、室内機10と換気装置30とによって処理を行う。先ず、ステップS1において、室内機10の室内制御部15は、ユーザによるリモコン19の操作に基づいて入力された、換気装置30の風速設定を取得するまで待機する(ステップS1でN)。風速設定は、換気装置30を駆動する際の風速の大きさ(風量)であって、本実施形態では、例えばユーザがリモコン19を操作することで、「High」、「Medium」、「Low」のいずれかが設定される。そして、風速設定を取得すると、室内制御部15は、処理をステップS2に進める。
ステップS2において、室内制御部15は、室内機10の機種コードを取得する。室内機10の機種コードは、機種毎に予め設定された型番等であって、本実施形態では、上述の図3で説明した、「機種A」、「機種B」、「機種C」が機種コードに相当する。ステップS2において、室内制御部15は、室内機10に予め対応付いている機種コードを取得する。なお、室内機10の記録部には、予め室内機10の機種コードが格納されているものとする。
つぎに、ステップS3において、室内制御部15は、換気装置30の風速設定に対応する風速段を特定する。具体的には、室内制御部15は、図3の機種DB100を参照し、かつステップS1で取得した風速設定と、ステップS2で取得した機種コードと、に基づいて、風速設定に対応する風速段を特定する。例えば、ステップS1で取得した風速設定が「High」、「Medium」、「Low」のうち、「High」であって、ステップS2で取得した機種コードが「機種A」である場合には、室内制御部15は、図3の機種DB100を参照し、風速設定に対応する風速段が「5速」であることを特定する。一方、例えば、ステップS1で取得した風速設定が「High」であって、ステップS2で取得した機種コードが「機種B」であった場合には、室内制御部15は、図3の機種DB100を参照し、風速設定に対応する風速段が「7速」であることを特定する。つまり、本実施形態では、同じ風速設定(例えば「High」)に対して、機種コードが異なる場合には、特定する風速段が異なることになる。そして、室内制御部15は、このように風速設定に対応する風速段を特定した後に、処理をステップS4に進める。
ステップS4において、室内制御部15は、ステップS3で特定した風速段を示す情報を"風速段情報"として、換気装置30に送信する。室内制御部15は、例えば、室内機の機種コードが「機種A」で「High」が設定された場合には、「風速段5速」を風速段情報として換気装置30に送信する。
換気装置30の換気制御部33は、室内機10から風速段情報を受信するまで待機し(ステップS10でN)、室内機10から風速段情報を受信すると(ステップS10でY)、処理をステップS20へ進める。
ステップS20において、換気制御部33は、ファン回転数を特定する。具体的には、換気制御部33は、図4のファン回転数DB200を参照して、ステップS10で受信した風速段情報に含まれる風速段に対応するファン回転数を特定する。
ステップS30において、換気制御部33は、ファン31の回転数をステップS20で特定したファン回転数に制御する。
このように、本実施形態の空気調和機1は、室内機10の機種が異なる場合には、換気装置30のファン回転数として異なる値を設定して、ファン31を駆動する。例えばユーザが指定した風速設定が「High」であるとする。これに対し、室内機10の機種が機種Aの場合には、ファン回転数は「2500回転」となる。それに対して、室内機10の機種が機種Bの場合には、ファン回転数は「3500回転」となる。また、室内機10の機種が機種Cの場合には、ファン回転数は「5000回転」となる。つまり、本実施形態では、室内機10の機種に応じて、同じ制御指令(例えば風速設定「High」という制御指令)に対して異なる運転強度(ファン回転数)で、ファン31を駆動させる。これにより、広さが異なる空間に対して、一種類の換気装置30を共用化することができる。その結果、例えば、6畳用、10畳用といった空間の広さ毎に専用の換気装置を開発する必要がなく、換気装置30の開発コスト、ならびに、製造コストを低減できる。
つぎに、本実施形態の変形例について説明する。第1の変形例としては、風速設定は、上述の実施形態のように、ユーザのリモコン19の操作によって行われる他、自動的に設定されてもよい。具体的には、風速設定は、室内機10の運転状態と、室内機10が設けられた空間の状態と、の少なくとも一方の状態に応じて自動的に設定される。ここで、室内機10の運転状態には、室内機10の風速状態(例えば「強」、「中」、「弱」)および室内機10の運転モード(例えば「おやすみモード」)が含まれる。室内機10には、記録部に、室内機10の風速状態の「強」、「中」、「小」のそれぞれに対応した風速設定が予め記録されている。例えば風速状態「強」には、風速設定「High」が対応付いて記録され、例えば室内機10の風速状態「弱」には、換気装置30の風速設定「Low」が対応付いて記録される。これは、運転状態として、室内機10の風速状態が「弱」であるのに、換気装置30の風速設定が「High」であると、室内機10の風速が小さいのに対して換気装置30の風速が大きい状態となり、室内空間に居る人に対して違和感を与えることになるためである。このように、換気装置30の風速設定は、室内機10の運転状態に連動するように設定されているのが好ましい。また、室内機10は、記録部に、室内機10の各運転モードのそれぞれに対応した風速設定を予め記録しておく。例えば運転モード「おやすみモード」には、換気装置30の風速設定「Low」が対応付いて記録される。運転モードがおやすみモードである場合には、室内機10の風量が小さいため、換気装置30の風速も小さいことが好ましいためである。
また、室内機10が設けられた空間の状態とは、室内(被空調空間)の状態であって、当該室内の状態を示すパラメータは、例えば室内における人の多さ、室内温度、室内の空気の汚れ度合いなどが想定される。人の多さは、例えば室内空間におけるCOの濃度に基づいて判断することができる。例えば室内機10に設けられるCOセンサ(図示せず)によって、当該室内空間におけるCOの濃度を算出し、人の多さを判断する。COの濃度が予め定めた第1の基準値より大きい場合には、人が多いと判断し、COの濃度が第1の基準値より小さい第2の基準値より小さい場合には、人が少ないと判断する。そして、室内機10は、記録部にCOの濃度に対応付いた換気装置30の風速設定を予め記録しておく。第1の基準値より大きいCO濃度に、風速設定「High」が対応付いて記録される。また、第1基準値以下で第2基準値以上のCO濃度に、風速設定「Midium」が対応付いて記録され、第2の基準値より小さいCO濃度に、風速設定「Low」が対応付いて記録される。このように、風速設定は、室内機10の運転状態と、室内機10が設けられた空間の状態と、の少なくとも一方の状態に応じて自動的に設定される。そして、室内制御部15は、当該自動的に設定された風速設定を制御指令として取得し、取得した制御指令に基づいて、機種に応じた回転数で換気装置30のファン31を駆動させる。これにより、換気装置30は、機種毎に、室内機10の運転状態や室内空間の状態に応じて自動的に駆動することになる。
また、冷房運転が設定されている場合において、室内温度が外気温度よりも高い場合には、風速設定「High」に自動設定され、室内温度と外気温度との差が所定の範囲になると「Midium」に自動的に変更されてもよい。このように、室内温度と運転モードとに応じて風速設定が自動で設定されてもよい。また、室内の空気の汚れ度合いは、例えばホコリセンサ(図示せず)によって判断される。当該ホコリセンサの値が第1の閾値以上の場合に風速設定「High」が設定され、ホコリセンサの値が第1閾値より小さい第2の閾値未満の場合に、風速設定「Low」が設定され、ホコリセンサの値が第1閾値未満で第2閾値以上の場合に、風速設定「Medium」が設定される。
第2の変形例としては、オプションユニットは、LEDを有してもよい。その場合には室内制御部15は、記録部に、機種毎にLEDの強度(運転強度:明るさ)を対応付けて記録しておく。例えば低能力機種の室内機に対応するLEDの強度は、「おやすみモード」などのいずれの運転モードの場合も同一の強度の明るさを対応付けて記録しておく。一方、高能力機種の室内機に対応するLEDの強度は、上述の「おやすみモード」において、他の運転モードの場合の明るさよりも暗い明るさ(低い運転強度)を対応させて記録しておく。室内制御部15は、ユーザにより入力された運転モードを取得したら、記録部を参照して、運転させる機種に対応するLEDの強度を特定し、LEDを駆動(すなわち点灯)させる。
また、換気装置30のファン31を駆動させる際のLEDの色と明るさとの少なくとも一方を室内機10の機種毎の風速設定に応じて制御してもよい。具体的には、室内制御部15は、記録部に、機種毎の各風速設定(「High」、「Medium」、「Low」)に対応するLEDの色や明るさを対応付けて記録しておく。例えば低能力機種の室内機の各風速設定に対応するLEDの色や明るさは、風速設定「High」、「Medium」、「Low」のいずれの場合も同一の色や明るさであることを対応付けて記録しておく。一方、高能力機種の室内機の各風速設定に対応するLEDの色や明るさは、風速設定「High」に「赤」などの濃い色を対応させて記録しておき、風速設定「Low」に「白」や「水色」などの薄い色を対応させて記録してく。つまり、高能力機種は、風速設定毎にLEDの色や明るさを異ならせるように対応付けて記録しておく。
そして、室内制御部15は、ユーザによる風速設定を取得したら、記録部を参照して、運転させる機種の風速設定に対応するLEDの色や明るさを特定する。そして、室内制御部15は、特定したLED32の色や明るさを対応付けたLED情報を換気装置30に送信する。当該LED情報を受信した換気装置30は、LED情報に含まれる色や明るさになるように、LED32を駆動(すなわち点灯)させる。なお、このLED32の色や明るさを制御する際の、風速設定は、ユーザのリモコン19の操作による手動であってもよいし、室内機10の運転状態や室内空間の状態に応じて定まる自動であってもよい。
第3の変形例としては、上述の実施形態では、機種DB100において、「High」などの各風速設定に風速段が対応付いて記録されており、図4のファン回転数DB200において、各風速段にファン回転数が対応付いて記録されていた。ただし、風速設定からファン回転数が特定できれば、風速段の情報は記録されていなくてもよく、したがって、各風速設定にファン回転数が対応付いて記録されていてもよい。
具体的には、風速設定とファン回転数とを対応付けたDBが室内機10に格納されていてもよい。この場合には、室内制御部15は、風速設定と機種コードとからファン回転数を特定し、風速段情報に替えて、ファン回転数の情報を換気装置30に送信する。換気装置30は、受信した情報に示されるファン回転数をファン31の回転数として設定すればよい。
また、機種DB100とファン回転数DB200との2つのDBが、室内機10と換気装置30のいずれか一方に設けられていてもよい。その場合には、DBが設けられている機器において、風速設定からファン回転数への変換処理を行う。室内機10に2つのDBが設けられている場合には、室内機10において、風速設定と機種コードとからファン回転数が特定され、ファン回転数の情報が換気装置30に送信される。一方、換気装置30に2つのDBが設けられている場合には、室内機10は、風速段情報に替えて、機種コードと風速設定の情報を換気装置30に送信する。そして、換気装置30は、受信した情報に示される、機種コードと風速設定とに基づいて、2つのDBを参照することでファン回転数を特定すればよい。
第4の変形例としては、上述の実施形態では、制御部は室内機10に設けられる例を説明したものの、当該制御部は、室内機10に替えて室外機20に設けられていてもよい。
第5の変形例としては、オプションユニットは、換気装置に限定されるものではなく、例えば、空気清浄機、加湿器、または、脱臭機などであってもよい。
なお、本発明は係る特定の実施形態に限定されるものではなく、例えば変形例を組み合わせるなど、特許請求の範囲に記載された本発明の要旨の範囲内において、種々の変形・変更が可能である。
1 空気調和機
10 室内機
15 室内制御部
20 室外機
30 換気装置
31 ファン
32 LED
33 換気制御部
40 通信線
100 機種DB
200 ファン回転数DB

Claims (11)

  1. 空気調和機であって、
    室内機と、
    前記室内機とは別体として設けられたオプションユニットと、
    前記オプションユニットを、前記室内機の機種に応じて、同じ制御指令に対して異なる運転強度で駆動させる制御部と、
    を備える空気調和機。
  2. 前記制御部は、
    前記室内機の運転状態、および、前記室内機が設けられた空間の状態のうち少なくとも一方に応じた前記制御指令を取得し、
    前記取得した制御指令に基づいて、前記機種に応じた前記運転強度で前記オプションユニットを駆動させる、
    請求項1に記載の空気調和機。
  3. 前記オプションユニットは、ファンを含み、
    前記運転強度は、前記ファンの回転数である、
    請求項2に記載の空気調和機。
  4. 前記ファンは、複数の風速設定を有し、
    各風速設定において、前記機種毎に同一の風速設定に対する前記ファンの回転数が異なるように設定され、
    前記制御部は、
    前記複数の風速設定のうち所定の風速設定が選択された場合に、選択された風速設定の前記制御指令を取得し、
    前記取得した制御指令に基づいて、前記機種に応じた前記運転強度で前記ファンを駆動させる、
    請求項3に記載の空気調和機。
  5. 前記オプションユニットと前記制御部とは、通信線により接続され、
    前記制御部は、
    前記制御指令に対応した指示を、前記通信線を介して前記オプションユニットに送信し、
    前記オプションユニットと前記制御部とが前記通信線により接続されていない場合に、前記制御指令に対応した指示は送信されない、
    請求項1に記載の空気調和機。
  6. 前記オプションユニットは、換気装置である、
    請求項3に記載の空気調和機。
  7. 前記オプションユニットは、LEDを有し、
    前記制御部は、
    前記制御指令に基づいて、前記機種に応じた前記運転強度で前記LEDを駆動させる、
    請求項1に記載の空気調和機。
  8. 前記制御部は、前記空気調和機に設けられる、
    請求項1に記載の空気調和機。
  9. 前記制御部は、前記室内機の機種の能力に応じて、前記オプションユニットを前記同じ制御指令に対して異なる運転強度で駆動させる、
    請求項1に記載の空気調和機。
  10. 前記制御部は、前記室内機の機種の能力が高いほど、前記オプションユニットを前記同じ制御指令に対してより強い運転強度で駆動させる、
    請求項1に記載の空気調和機。
  11. 空気調和機であって、
    室内機と、
    換気装置と、
    前記換気装置を、前記室内機の機種に応じて、同じ制御指令に対して異なる運転強度で駆動させる制御部と、
    を備える空気調和機。
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