JP2002089942A - 空気調和機 - Google Patents

空気調和機

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JP2002089942A
JP2002089942A JP2000278845A JP2000278845A JP2002089942A JP 2002089942 A JP2002089942 A JP 2002089942A JP 2000278845 A JP2000278845 A JP 2000278845A JP 2000278845 A JP2000278845 A JP 2000278845A JP 2002089942 A JP2002089942 A JP 2002089942A
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Mototsugu Kikukawa
元嗣 菊川
Nobuyuki Takeya
伸行 竹谷
Hiroaki Higashichi
広明 東地
Yasushi Sano
泰史 佐野
Mitsuru Ishikawa
充 石川
Katsuhiro Shimizu
克浩 清水
Yuichi Tai
裕一 田井
Shinichi Yakabe
真一 矢ヶ部
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 加湿ユニットがどのような場所に設置されて
も、その加湿ユニットの運転状態を容易に設定すること
ができ、しかも加湿ユニットの運転状態を的確に報知す
ることができる空気調和機を提供する。 【解決手段】 室内機1と加湿ユニット20の相互間で
無線によるデータ送受信を行う。室内機1とリモコン1
0の相互間で無線によるデータ送受信を行う。加湿ユニ
ット20の運転状態を加湿ユニット20の表示部21お
よび室内機1の表示部4で表示する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、加湿ユニットを
備えた空気調和機に関する。
【0002】
【従来の技術】室内機および室外機を備え、かつ加湿ユ
ニットを備えた空気調和機がある。加湿ユニットは、室
内に湿気を放出する加湿運転の機能、および室内の空気
を室外に排出する換気運転の機能を有している。この加
湿運転および換気運転は、加湿ユニットの本体に設けら
れているスイッチを操作することにより切換あるいはオ
ン,オフすることができる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】加湿ユニットが室内の
高い場所に設置されると、その加湿ユニットに対する運
転の切換やオン,オフが困難となる。
【0004】この発明は上記の事情を考慮したもので、
その目的とするところは、加湿ユニットがどのような場
所に設置されても、その加湿ユニットの運転状態を容易
に設定することができ、しかも加湿ユニットの運転状態
を的確に報知することができる空気調和機を提供するこ
とにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1に係る発明の空
気調和機は、室内機、室外機、加湿ユニット、および運
転条件設定用の操作器を備えたものであって、室内機と
加湿ユニットの相互間のデータ送受信を行う通信手段
と、室内機と操作器の相互間のデータ送受信を行う通信
手段と、を備えている。
【0006】請求項2に係る発明の空気調和機は、室内
機、室外機、および加湿ユニットを備えたものであっ
て、室内機との相互間で無線によるデータ送受信が可能
で、かつ表示部を有する運転条件設定用の操作器と、加
湿ユニットの運転状態を室内機を介して操作器に伝達し
同操作器の表示部で表示させる制御手段と、を備えてい
る。
【0007】請求項3に係る発明の空気調和機は、請求
項1および請求項2のいずれかの発明において、加湿ユ
ニットについて限定している。加湿ユニットは、運転状
態を表示するための表示部を有している。
【0008】請求項4に係る発明の空気調和機は、請求
項1および請求項2のいずれかの発明において、さら
に、室内機に設けられた室内湿度センサと、加湿ユニッ
トに設けられ室内湿度センサの検知結果に応じて運転を
制御する制御手段と、を備えている。
【0009】請求項5に係る発明の空気調和機は、請求
項1および請求項2のいずれかの発明において、さら
に、室内機に設けられた室内温度センサと、加湿ユニッ
トに設けられ上記室内温度センサの検知結果に応じて運
転を制御する制御手段と、を備えている。
【0010】請求項6に係る発明の空気調和機は、請求
項1および請求項2のいずれかの発明において、さら
に、室内機に設けられ雰囲気のガス濃度を検知するガス
センサと、加湿ユニットに設けられ上記ガスセンサの検
知結果に応じて運転を制御する制御手段と、を備えてい
る。
【0011】請求項7に係る発明の空気調和機は、請求
項1および請求項2のいずれかの発明において、さら
に、室内機および室外機で消費されている電流または電
力などの電気量を検出する電気量検出手段と、加湿ユニ
ットに設けられ上記電気量検出手段の検出結果に応じて
当該加湿ユニットの機器の通電量を制御する制御手段
と、を備えている。
【0012】請求項8に係る発明の空気調和機は、室内
機および室外機を備え、かつ電気ヒータの発熱による加
湿機能を有する加湿ユニットを備えたものであって、室
外機の運転電流を所定のレリース値以下に制限するレリ
ース手段と、加湿ユニットの加湿運転開始に際し、上記
レリース値を通常より低い値に下降設定し、この設定
後、電気ヒータに対する通電を許容する制御手段と、を
備えている。
【0013】請求項9に係る発明の空気調和機は、室内
機および室外機を備え、かつ電気ヒータの発熱による加
湿機能を有する加湿ユニットを備えたものであって、室
外機の運転電流を所定のレリース値以下に制限するレリ
ース手段と、空気調和機全体の運転電流をセーブするパ
ワーセレクトモードを指定するための指定手段と、室内
機に設けられ、上記指定手段でパワーセレクトモードが
指定されたとき、パワーセレクト信号を室外機に送る制
御手段と、室内機に設けられ、加湿ユニットの加湿運転
開始に際し、上記パワーセレクト信号を室外機に送る制
御手段と、室外機に設けられ、室内機からパワーセレク
ト信号を受けた場合に、上記レリース値を通常より低い
パワーセレクト値に下降設定する制御手段と、を備えて
いる。
【0014】請求項10に係る発明の空気調和機は、請
求項8または請求項9に係る発明において、さらに、室
外機の運転電流が上記下降設定されたレリース値の近傍
で留まっている場合、加湿ユニットの電気ヒータの通電
を停止するとともに、レリース値の下降設定を解除する
制御手段、を備えている。
【0015】請求項11に係る発明の空気調和機は、請
求項8または請求項9に係る発明において、さらに、室
内温度と設定室内温度との差が所定値以上の場合、加湿
ユニットの電気ヒータの通電を停止するとともに、レリ
ース値の下降設定を解除する制御手段、を備えている。
【0016】請求項12に係る発明の空気調和機は、請
求項8または請求項9に係る発明において、さらに、室
外機の運転電流が上記下降設定されたレリース値の近傍
で留まっていて、しかも空調負荷に応じて室外機の運転
能力を増大させる要求が生じている場合、上記加湿ユニ
ットの電気ヒータの通電を停止するとともに、レリース
値の下降設定を解除する制御手段、を備えている。
【0017】請求項13に係る発明の空気調和機は、請
求項8または請求項9に係る発明において、さらに、加
湿ユニットの加湿運転停止に際し、電気ヒータの通電を
停止し、その後、レリース値の下降設定を解除する制御
手段、を備えている。
【0018】請求項14に係る発明の空気調和機は、請
求項8または請求項9に係る発明において、さらに、加
湿ユニットの加湿運転開始に際し、空気調和機全体の運
転電流が所定値以上の場合は電気ヒータへの通電開始を
保留する制御手段、を備えている。
【0019】請求項15に係る発明の空気調和機は、請
求項8または請求項9に係る発明において、さらに、加
湿ユニットの加湿運転開始に際し、空気調和機全体の運
転電流が所定値以上の場合は電気ヒータへの通電開始を
保留する制御手段と、上記保留が所定時間継続したと
き、または室内温度が所定値以上のとき、その保留を解
除する制御手段と、を備えている。
【0020】請求項16に係る発明の空気調和機は、室
内機、室外機、加湿運転機能と換気運転機能を有する加
湿ユニット、および運転条件設定用の操作器を備えたも
のであって、室内機と室外機による空調運転時、その空
調運転の実行時間を操作器のタイマ操作に応じて制御す
る制御手段と、加湿ユニットの運転時、その運転の実行
時間を操作器のタイマ操作に応じて制御する制御手段
と、を備えている。
【0021】請求項17に係る発明の空気調和機は、請
求項16に係る発明において、さらに、室内機と室外機
による空調運転および加湿ユニットの運転の同時実行に
際し、空調運転の実行時間のみ前記操作器のタイマ操作
に応じて制御する制御手段、を備えている。
【0022】請求項18に係る発明の空気調和機は、請
求項16に係る発明において、さらに、室内機と室外機
による空調運転および加湿ユニットの運転の同時実行に
際し、空調運転の実行時間のみ操作器のタイマ操作に応
じて制御する第1制御手段と、室内機と室外機による空
調運転および加湿ユニットの運転の同時実行に際し、両
運転の実行時間を前記操作器のタイマ操作に応じて制御
する第2制御手段と、上記第1制御手段の制御および上
記第2制御手段の制御のいずれか一方を選択する選択手
段と、を備えている。
【0023】請求項19に係る発明の空気調和機は、請
求項16に係る発明において、さらに、室内機に設けら
れた空気清浄ユニットと、操作器に設けられた空気清浄
用の操作釦と、この操作釦の操作に応じて上記空気清浄
ユニットの運転をオン,オフする制御手段と、上記操作
釦の操作に基づく上記空気清浄ユニットの運転オン,オ
フに連動して加湿ユニットの換気運転をオン,オフする
制御手段と、を備えている。
【0024】請求項20に係る発明の空気調和機は、室
内機、室外機、加湿運転機能と換気運転機能を有する加
湿ユニット、および運転条件設定用の操作器を備えたも
のであって、操作器の操作に応じて加湿ユニットの加湿
運転、換気運転、停止を切換える制御手段、を備えてい
る。
【0025】請求項21に係る発明の空気調和機は、請
求項20に係る発明において、加湿ユニットについて限
定している。加湿ユニットは、加湿時に室外の空気を吸
い込んでそれを室外に排出し換気時に室内空気を吸い込
んでそれを室外に排出する処理側ファンと、加湿時に室
内の空気を吸い込んでそれを室内に吹き出す再生ファン
と、加湿時に上記処理側ファンにより吸い込まれる室外
空気の流路と上記再生ファンにより吸い込まれる室内空
気の流路との間で回転しながら外気から湿気を吸着して
その湿気を室内空気に放出する吸着ロータと、加湿時に
上記吸着ロータに流れる室内空気を加熱する電気ヒータ
と、加湿時に上記処理側ファンによる外気の吸込口を開
放し同吸込口を換気時に閉塞する第1ダンパと、換気時
に上記処理側ファンによる室内空気の吸込口を開放し同
吸込口を加湿時に閉塞する第2ダンパと、を備えてい
る。
【0026】請求項22に係る発明の空気調和機は、請
求項21に係る発明において、第2ダンパにより開放さ
れる吸込口について限定している。すなわち、吸込口
は、その吸込口から吸い込まれる室内空気が吸着ロータ
を通過しないような位置に設けられている。
【0027】請求項23に係る発明の空気調和機は、請
求項21に係る発明において、第1ダンパおよび第2ダ
ンパについて限定している。すなわち、第1ダンパおよ
び第2ダンパは、共通のモータを駆動源として互いに連
動する。
【0028】
【発明の実施の形態】以下、この発明の一実施形態につ
いて図面を参照して説明する。
【0029】図1において、1は室内機で、前面に室内
空気の吸込口2および吹出口3を有し、その吹出口3の
上方に表示部4を有している。吸込口2内には、室内の
雰囲気温度を検知する室内温度センサ5、室内の雰囲気
湿度を検知する室内湿度センサ6、室内の雰囲気のガス
濃度を検知するガスセンサ7が設けられている。また、
室内機1内に、当該室内機1および後述の室外機70で
消費されている電流または電力などの電気量を検出する
電気量検出器8が設けられている。
【0030】この室内機1に対し、運転条件設定用のリ
モートコントロール式の操作器(以下、リモコンと略称
する)10が付属して設けられている。このリモコン1
0および室内機1には、両者の相互間の無線によるデー
タ送受信を行う通信手段が設けられている。
【0031】また、室内機1から離れた場所に、加湿運
転の機能および換気運転の機能を有する加湿ユニット2
0が設けられている。この加湿ユニット20および室内
機1には、両者の相互間の無線によるデータ送受信を行
う通信手段が設けられている。また、加湿ユニット20
の前面に、表示部21が設けられている。なお、室内機
1および加湿ユニット20の相互間のデータ送受信を無
線でなく有線によって行うことももちろん可能である。
【0032】室内機1の表示部4は、図2に示すよう
に、加湿運転、換気運転、しずか運転、タイマ運転のそ
れぞれ実行を報知するための複数の発光ダイオードを備
えている。すなわち、加湿ユニット20の運転状態が室
内機1に伝達されて表示部4で表示される。
【0033】加湿ユニット20の表示部21は、図3に
示すように、加湿運転、換気運転のそれぞれ実行を報知
するための複数の発光ダイオードを備えている。
【0034】上記リモコン10は、図4に示すように、
細長い筐体の上面に時間表示画面11、運転モード/温
度表示画面12、換気運転のオン,オフを指定するため
の換気釦13、加湿運転のオン,オフを指定するための
加湿釦14、温度調節釦15、冷房・暖房・除湿等のエ
アコン運転のオン,オフを指定するためのエアコン釦1
6、後述の空気清浄ユニット54の運転のオン,オフを
指定するための空気清浄釦17を有し、さらに可動カバ
ー10aの内部に各種運転条件を設定するための操作釦
を有している。操作釦の例として、空気調和機全体の運
転電流をセーブするパワーセレクトモードを指定するた
めのパワー切換釦(指定手段)18がある。
【0035】加湿ユニット20の具体的な構成を図5お
よび図6に示している。図5は加湿運転時の状態、図6
は換気運転時の状態を示している。
【0036】室内空間に臨む吸込風路31,32が上下
方向に離間して設けられ、その吸込風路31,32を通
して吸込まれる室内空気が空間33を介して吹出風路3
4に導かれる。吹出風路34は、吸込風路31,32の
相互間に位置している。この吹出風路34に再生ファン
35が設けられている。再生ファン35は、加湿時に作
動し、室内の空気を吸込風路31,32を通して吸い込
み、その吸込空気を空間33および吹出風路34を通し
て室内に吹き出す働きをする。空間33には、吸い込ま
れた室内空気を加熱するための電気ヒータ36が設けら
れている。
【0037】この再生ファン35により吸い込まれる室
内空気の流路(吸込風路31,32および吹出風路3
4)に、吸着ロータ37の下半分が設けられている。吸
着ロータ37は、ハニカム形状の水分吸着材により構成
されており、後述の処理側ファン43により吸い込まれ
る室外空気の流路に上半分が臨んでおり、加湿時にモー
タ37Mの動力を受けて回転軸37aを中心に回転しな
がら、外気から湿気を吸着してその湿気を室内空気に放
出する働きをする。上記電気ヒータ36は、加湿時、吸
着ロータ37に流れる室内空気を加熱することになる。
この加熱された室内空気の温度を検知するために、電気
ヒータ36と吸着ロータ37との間に温度センサ38が
設けられている。また、再生ファン35から吹き出され
る空気の温度を検知するために、再生ファン35に温度
センサ39が設けられている。
【0038】吸着ロータ37の上半分は処理側空間40
に臨んでいる。処理側空間40は建物の壁Aに挿通され
た吸込風路41および排出風路42を通して室外と連通
されており、排出風路42の基端部に処理側ファン43
が設けられている。また、処理側空間40に換気用の室
内空気を吸い込むための吸込口44が形成されている。
この吸込口44にダンパ45が開閉自在に設けられてい
る。ダンパ45は、吸込口44を換気時に開放して加湿
時に閉塞する。なお、吸込口44は、その吸込口44か
ら吸い込まれる室内空気が吸着ロータ37を通過しない
ような位置に設けられている。
【0039】処理側空間40と上記吸込風路41との境
界部(外気の吸込口)にダンパ47が開閉自在に設けら
れている。ダンパ47は、吸込風路41を加湿時に開放
して換気時に閉塞するもので、ダンパモータ48を上記
ダンパ44と共通の駆動源とし、ダンパ44と連動す
る。
【0040】処理側ファン43は、加湿時、図5に示す
ように、室外の空気を吸込風路41から処理側空間40
に吸い込み、その吸い込んだ空気を排出風路42を通し
て室外に排出する機能と、換気時、図6に示すように、
室内空気を吸込口44から処理側空間40に吸い込み、
その吸い込んだ室内空気を排出風路42を通して室外に
排出する機能を有する。
【0041】制御回路を図7に示している。
【0042】室内機1は、室内制御部50を有する。こ
の室内制御部50に、上記表示部4、室内温度センサ
5、室内湿度センサ6、ガスセンサ7、電気量検出器
8、室内ファンモータ51、ルーバモータ52、熱交換
器温度センサ53、空気清浄ユニット54、マイナスイ
オン発生器55、送受信ユニット56,57が接続され
ている。送受信ユニット56は、加湿ユニット20との
間のデータ送受信を無線により行う。送受信ユニット5
7は、リモコン10との間のデータ送受信を無線により
行う。
【0043】加湿ユニット20は、加湿換気制御部60
を有する。この加湿換気制御部60に、上記表示部2
1、再生ファンモータ35M、電気ヒータ36、吸着ロ
ータ37の駆動用モータ37M、処理側ファンモータ4
3M、ダンパモータ48、温度センサ38,39、送受
信ユニット61が接続されている。送受信ユニット61
は、室内機1との間のデータ送受信を無線により行う。
【0044】70は室外機で、上記室内制御部50に接
続された室外制御部80を有する。この室外制御部80
に、インバータ81、室外ファンモータ83、四方弁8
4、電気量検出器85、熱交換器温度センサ86が接続
されている。インバータ81は、商用交流電源71の電
圧を整流し、それを所定周波数の交流電圧に変換して出
力する。この出力により圧縮機モータ82が駆動され
る。
【0045】つぎに、上記の構成の作用を説明する。
【0046】リモコン10の加湿釦14がオンされる
と、加湿運転の開始指令がリモコン10から室内機1を
介して加湿ユニット20に送られる。これにより、加湿
ユニット20で加湿運転が開始される。
【0047】加湿運転時、加湿ユニット20では、ダン
パ47が開いてダンパ45が閉じ、処理側ファン43が
動作する。これにより、外気が吸込風路41を通して吸
い込まれ、その吸い込まれた外気が吸着ロータ37を通
って排出風路42から室外に排出される。このとき、外
気に含まれている湿気が吸着ロータ37に吸着される。
【0048】吸着ロータ37は回転しており、湿気を吸
着した部分が空間33側に移行する。空間33では、再
生ファン35の動作によって室内空気が吸い込まれてお
り、その吸い込まれた室内空気が電気ヒータ36で加熱
されながら吸着ロータ37を通って室内に放出される。
吸着ロータ37を通る空気は、吸着ロータ37に着いて
いる湿気を奪い、加湿空気となって室内に放出される。
【0049】この加湿運転時、加湿ユニット20の表示
部21で加湿を示す発光ダイオードが点灯するととも
に、室内機1の表示部4で同じく加湿を示す発光ダイオ
ードが点灯する。リモコン10では、運転モード/温度
表示画面12において加湿の文字が点灯表示される。
【0050】その後、リモコン10の加湿釦14が再び
オンされると、加湿運転の停止指令がリモコン10から
室内機1を介して加湿ユニット20に送られる。これに
より、加湿ユニット20の加湿運転が停止する。
【0051】一方、リモコン10の換気釦13がオンさ
れると、換気運転の開始指令がリモコン10から室内機
1を介して加湿ユニット20に送られる。これにより、
加湿ユニット20で換気運転が開始される。
【0052】換気運転時、加湿ユニット20では、ダン
パ47が閉じてダンパ45が開き、処理側ファン43が
動作する。これにより、室内空気が吸込口44を通して
吸い込まれ、その吸い込まれた室内空気が排出風路42
から室外に排出される。このとき、吸い込まれた室内空
気は吸着ロータ37を通ることなく排出されるので、室
内の汚れた空気が吸着ロータ37に付着することがな
く、吸着ロータ37の寿命向上が図れる。
【0053】吸着ロータ37は回転せず、再生ファン3
5および電気ヒータ36のいずれも動作しない。
【0054】この換気運転時、加湿ユニット20の表示
部21で換気を示す発光ダイオードが点灯するととも
に、室内機1の表示部4で同じく換気を示す発光ダイオ
ードが点灯する。リモコン10では、運転モード/温度
表示画面12において換気の文字が点灯表示される。
【0055】その後、リモコン10の加湿釦14が再び
オンされると、加湿運転の停止指令がリモコン10から
室内機1を介して加湿ユニット20に送られる。これに
より、加湿ユニット20の加湿運転が停止する。
【0056】このように、リモコン10を用いることに
より、加湿ユニット20がどのような場所に設置されて
も、その加湿ユニット20の運転状態を容易に設定する
ことができる。しかも、表示部4,21およびリモコン
10を通して、加湿ユニット20の運転状態を的確に報
知することができる。
【0057】ところで、加湿ユニット20では、加湿運
転時、室内機1の室内湿度センサ6の検知湿度Huに応
じて運転が制御される。例えば、図8に示すように、検
知湿度Huが上昇して、検知湿度Huと設定室内湿度H
usとの差が所定値以上になると、電気ヒータ36への
通電がオフ(または通電量低減)されて加湿量が低減さ
れる。その後、検知湿度Huが下降して、検知湿度Hu
と設定室内湿度Husとの差が所定値未満になると、電
気ヒータ36への通電がオン(または通電量復帰)され
て加湿量が増加される。これにより、室内の湿度が快適
な状態に維持される。
【0058】この電気ヒータ36の制御に代えて、ある
いは加えて、再生ファン35の回転数を制御するように
してもよい。すなわち、図9に示すように、検知湿度H
uが上昇して、検知湿度Huと設定室内湿度Husとの
差が所定値以上になると、再生ファン35の回転数が低
下されて加湿量が低減される。その後、検知湿度Huが
下降して、検知湿度Huと設定室内湿度Husとの差が
所定値未満になると、再生ファン35の回転数が上昇さ
れて加湿量が増加される。
【0059】また、加湿ユニット20では、加湿運転
時、室内機1の室内温度センサ5の検知温度Taに応じ
て運転が制御される。例えば、図10に示すように、検
知温度Taが上昇して、検知温度Taと設定室内温度T
csとの差が所定値以上になると、電気ヒータ36への
通電がオフ(または通電量低減)される。その後、検知
温度Taが下降して、検知温度Taと設定室内温度Tc
sとの差が所定値未満になると、電気ヒータ36への通
電がオン(または通電量低減)される。これにより、室
内温度変動が抑制される。
【0060】この電気ヒータ36の制御に代えて、ある
いは加えて、再生ファン35の回転数を制御するように
してもよい。すなわち、図11に示すように、検知温度
Taが上昇して、検知温度Taと設定室内温度Tcsと
の差が所定値以上になると、再生ファン35の回転数が
低下される。その後、検知温度Taが下降して、検知温
度Taと設定室内温度Tcsとの差が所定値未満になる
と、再生ファン35の回転数が上昇される。
【0061】さらに、加湿ユニット20では、換気運転
時、室内機1のガスセンサ7の検知結果に応じて運転が
制御される。例えば、図12に示すように、ガスセンサ
7で検知される二酸化炭素などのガス濃度Gが設定値G
1未満のとき、処理側ファン43の回転数が低めのAr
pmに設定される。ガス濃度Gが設定値G1以上、設定
値G3未満の範囲に上昇すると、処理側ファン43の回
転数が中程度のBrpmに設定される。ガス濃度Gが設
定値G3以上に上昇すると、処理側ファン43の回転数
が高めのCrpmに設定される。これにより、室内の汚
れた空気を適切に排出することができる。
【0062】また、加湿ユニット20では、加湿運転
時、室内機1の電気量検出器8の検出結果に応じて電気
ヒータ36への通電量が制御される。
【0063】例えば、図13に示すように、電気量検出
器8で検出される電流(室内機1および室外機70の消
費電流)CTが増加して設定値CT2以上になると、電
気ヒータ36への通電量(通電レベルとも称す)が低減
される。検出電流CTが減少して設定値CT1未満にな
ると、電気ヒータ36への通電量が通常に復帰される。
この通電量制御により、加湿ユニット20を含めた当該
空気調和機全体の消費電流を定格値に収めることがで
き、電気ブレーカの作動を回避することができる。
【0064】この電流管理に代えて、電力管理を行うよ
うにしてもよい。すなわち、図14に示すように、加湿
運転時、電気量検出器8で検出される電力(室内機1お
よび室外機70の消費電力)Wが増加して設定値W2以
上になると、電気ヒータ36への通電量が低減される。
検出電力Wが減少して設定値W1未満になると、電気ヒ
ータ36への通電量が通常に復帰される。この通電量制
御により、加湿ユニット20を含めた当該空気調和機全
体の消費電流を定格値に収めることができ、電気ブレー
カの作動を回避することができる。
【0065】このように、室内機1に設けられている各
種センサや検出器を加湿ユニット20の運転制御に兼用
することにより、加湿ユニット20に新たなセンサ類を
設ける必要がなく、コストの低減および加湿ユニット2
0の小形化が図れる。
【0066】一方、室外機70では、室内機1の室内温
度センサ5で検知される室内温度Taと設定室内温度T
csとの差いわゆる空調負荷に応じてインバータ81の
出力周波数が制御される。すなわち、空調負荷が大きい
場合は出力周波数が高められて、圧縮機モータ82の回
転数が増加し、圧縮機の能力が増大される。空調負荷が
小さい場合は出力周波数が下げられて、圧縮機モータ8
2の回転数が減少し、圧縮機の能力低減される。
【0067】インバータ82の出力周波数が変化する
と、インバータ82の入力電流が変化する。この入力電
流の変化に対処し、室外機の運転電流を所定のレリース
値Iomax以下に制限するためのレリース制御が実行さ
れる。すなわち、室外機70の運転電流が電気量検出器
85で検出されており、その検出電流の最大値がレリー
ス値Iomaxまでに制限される。
【0068】このレリース制御のレリース値Iomaxを
利用して、加湿ユニット20を含めた当該空気調和機全
体の消費電流を定格値に収める制御が実行される。
【0069】すなわち、加湿ユニット20の加湿運転開
始に際し、上記レリース値Iomaxを通常より低い値に
下降設定し、この設定後、電気ヒータ36に対する通電
を許容する制御が実行される。
【0070】具体的には、図15のフローチャートに示
すように、加湿運転を開始するために電気ヒータ36に
対する通電の必要性が生じた場合(ステップ101のY
ES)、レリース値Iomaxがまだ下げられていなけれ
ば(ステップ102のNO)、レリース値Iomaxが通
常より低い値に下降設定される(ステップ103)。こ
の下降設定により、室外機70の消費電流が通常よりも
低い値に抑制されることになる。
【0071】そして、室内機1の電気量検出器8で検出
される電流(室内機1および室外機70の消費電流)と
所定値とが比較される(ステップ104)。検出電流が
所定値以上の場合(ステップ104のNO)、電気ヒー
タ36のための電流容量が残っていないとの判断の下
に、電気ヒータ36に対する通電が保留される。ただ
し、この場合、電気ヒータ36への通電が保留されるだ
けで、再生ファン35の動作、吸着ロータ37の回転、
処理側ファン43の動作は開始される。
【0072】電気量検出器8の検出電流が所定値未満に
なると(ステップ104のYES)、電気ヒータ36に
対する通電が許容される(ステップ105)。これによ
り、実際に加湿運転が開始される。
【0073】ステップ104における保留が所定時間
(たとえば30分間)継続した場合には、あるいは室内
温度が所定値(たとえば24℃以上)の場合には、その
保留が解除されて電気ヒータ36への通電が開始され
る。この保留解除は、電気ヒータ36のための電流容量
が残っていないとの判断を無視して加湿運転を優先する
ものであるが、すでにステップ103の処理によってレ
リース値Iomaxが通常より下げられた状態にあるた
め、電気ブレーカの作動については回避することができ
る。たとえば、広い部屋の空調負荷に見合わない容量小
さ目の空気調和機(室内機1と室外機70)が据え付け
られている場合など、そのままでは加湿運転に絶対に移
行しない条件であっても、ある条件を与えることで、加
湿運転優先に移行するようにしている。
【0074】こうして、レリース値Iomaxが下げられ
て加湿運転が開始された場合、ある条件が成立すると
(ステップ106のYES)、加湿を除く本来の空調能
力が不足しているとの判断の下に、電気ヒータ36への
通電が停止され、その後、レリース値Iomaxが通常に
戻される(ステップ107)。これは、空調能力を確保
することを加湿よりも優先する処置である。この場合、
電気ヒータ36への通電停止とレリース値復帰が同時に
なされてしまうと、一時的に消費電流が定格をオーバー
してしまう可能性があるため、電気ヒータ36への通電
を停止した後にレリース値を復帰するようにしている。
【0075】空調能力が不足しているかどうかを判断す
る条件として、次の(1)〜(3)があり、そのいずれ
を採用してもよい。
【0076】(1)電気量検出器85の検出電流(室外
機70の運転電流)が上記下降設定されたレリース値の
近傍で留まっている場合、空調能力が不足していると判
断する。
【0077】(2)室内温度センサ5で検知される室内
温度Taと設定室内温度Tcsとの差(つまり空調負
荷)が所定値以上の場合、例えば暖房の場合は室内温度
Taが設定室内温度Tcsより2deg以上低くなった
場合に、空調能力が不足していると判断する。
【0078】(3)電気量検出器85の検出電流(室外
機70の運転電流)が上記下降設定されたレリース値の
近傍で留まっていて、しかも空調負荷に応じて室外機7
0の運転能力を増大させる要求が生じている場合(イン
バータ81の出力周波数を高める要求が生じている場
合)、空調能力が不足していると判断する。
【0079】なお、リモコン10には、空気調和機全体
の運転電流をセーブするパワーセレクトモードを指定す
るためのパワー切換釦18が用意されており、そのパワ
ー切換釦18がオンされると、室内機1から室外機70
にパワーセレクト信号が送られる。室外機70では、こ
のパワーセレクト信号を受けた場合に、レリース値Io
maxが通常より低いパワーセレクト値に下降設定され
る。加湿運転の開始に際し、このパワーセレクト信号を
室内機1から室外機70に送るようにしてもよい。つま
り、パワーセレクト機能の兼用であり、結果的に、既存
タイプの室外機をそのまま利用できるという利点があ
る。
【0080】一方、室内機1と室外機70による空調運
転時は、その空調運転の実行時間をリモコン10のタイ
マ操作に応じて制御することができる。加湿ユニット2
0の加湿・換気運転についても、その運転の実行時間を
リモコン10のタイマ操作に応じて制御することができ
る。
【0081】また、室内機1と室外機70による空調運
転および加湿ユニット20の加湿・換気運転の同時実行
に際しては、空調運転の実行時間のみリモコン10のタ
イマ操作に応じて制御される。タイマ制御時間の経過後
は、加湿ユニット20の加湿・換気運転がそのまま継続
される。
【0082】もちろん、空調運転および加湿・換気運転
の同時実行に際し、両運転の実行時間をリモコン10の
タイマ操作によって共に制御することも可能である。こ
の両運転の実行時間を共にタイマ制御するモードと、空
調運転の実行時間のみタイマ制御するモードとを、選択
スイッチによって選択できるようにしてもよい。選択ス
イッチは、リモコン10、室内機1、室外機70のいず
れに設けてもよい。
【0083】ところで、加湿ユニット20の換気運転に
ついては、リモコン10の空気清浄釦17の操作に基づ
く空気清浄ユニット54のオン,オフ運転制御に連動さ
せてもよい。
【0084】なお、この発明は上記実施形態に限定され
るものではなく、要旨を変えない範囲で種々変形実施可
能である。
【0085】
【発明の効果】以上述べたようにこの発明によれば、加
湿ユニットがどのような場所に設置されても、その加湿
ユニットの運転状態を容易に設定することができ、しか
も加湿ユニットの運転状態を的確に報知することができ
る空気調和機を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】一実施形態における室内機、リモコン、加湿ユ
ニットの外観を示す図。
【図2】同実施形態における室内機の表示部を示す図。
【図3】同実施形態における加湿ユニットの表示部を示
す図。
【図4】同実施形態におけるリモコンの構成を示す図。
【図5】同実施形態における加湿ユニットの構成および
加湿時の空気の流れを示す図。
【図6】同実施形態における加湿ユニットの構成および
換気時の空気の流れを示す図。
【図7】同実施形態の制御回路のブロック図。
【図8】同実施形態における加湿ユニットの湿度に基づ
くヒータ制御を示す図。
【図9】同実施形態における加湿ユニットの湿度に基づ
くファン制御を示す図。
【図10】同実施形態における加湿ユニットの温度に基
づくヒータ制御を示す図。
【図11】同実施形態における加湿ユニットの温度に基
づくファン制御を示す図。
【図12】同実施形態における加湿ユニットのガス濃度
に基づくヒータ制御を示す図。
【図13】同実施形態における加湿ユニットの電流に基
づくヒータ制御を示す図。
【図14】同実施形態における加湿ユニットの電力に基
づくヒータ制御を示す図。
【図15】同実施形態における加湿運転開始時の制御を
説明するためのフローチャート。
【符号の説明】
1…室内機、4…表示部、5…室内温度センサ、6…室
内湿度センサ、7…ガスセンサ、8…電気量検出器、1
0…リモコン、20…加湿ユニット、21…表示部、3
5…再生ファン、36…電気ヒータ、37…吸着ロー
タ、43…処理側ファン、45,47…ダンパ、50…
室内制御部、60…加湿換気制御部、70…室内機、8
0…室外制御部
フロントページの続き (72)発明者 東地 広明 静岡県富士市蓼原336番地 東芝キヤリア 株式会社内 (72)発明者 佐野 泰史 静岡県富士市蓼原336番地 東芝キヤリア 株式会社内 (72)発明者 石川 充 静岡県富士市蓼原336番地 東芝キヤリア 株式会社内 (72)発明者 清水 克浩 静岡県富士市蓼原336番地 東芝キヤリア 株式会社内 (72)発明者 田井 裕一 静岡県富士市蓼原336番地 東芝キヤリア 株式会社内 (72)発明者 矢ヶ部 真一 静岡県富士市蓼原336番地 東芝キヤリア 株式会社内 Fターム(参考) 3L060 AA05 AA08 CC02 CC07 CC08 CC10 CC13 DD01 DD08 EE01 EE25 3L061 BA03 BA06 BA07 BB03

Claims (23)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 室内機、室外機、加湿ユニット、および
    運転条件設定用の操作器を備えた空気調和機において、 前記室内機と前記加湿ユニットの相互間のデータ送受信
    を行う通信手段と、 前記室内機と前記操作器の相互間のデータ送受信を行う
    通信手段と、 を具備したことを特徴とする空気調和機。
  2. 【請求項2】 室内機、室外機、および加湿ユニットを
    備えた空気調和機において、 前記室内機との相互間で無線によるデータ送受信が可能
    で、かつ表示部を有する運転条件設定用の操作器と、 前記加湿ユニットの運転状態を前記室内機を介して前記
    操作器に伝達し同操作器の表示部で表示させる制御手段
    と、 を具備したことを特徴とする空気調和機。
  3. 【請求項3】 請求項1および請求項2のいずれかに記
    載の空気調和機において、 前記加湿ユニットは、運転状態を表示するための表示部
    を有することを特徴とする空気調和機。
  4. 【請求項4】 請求項1および請求項2のいずれかに記
    載の空気調和機において、さらに、 前記室内機に設けられた室内湿度センサと、 前記加湿ユニットに設けられ、前記室内湿度センサの検
    知結果に応じて運転を制御する制御手段と、 を具備したことを特徴とする空気調和機。
  5. 【請求項5】 請求項1および請求項2のいずれかに記
    載の空気調和機において、さらに、 前記室内機に設けられた室内温度センサと、 前記加湿ユニットに設けられ、前記室内温度センサの検
    知結果に応じて運転を制御する制御手段と、 を具備したことを特徴とする空気調和機。
  6. 【請求項6】 請求項1および請求項2のいずれかに記
    載の空気調和機において、さらに、 前記室内機に設けられ、雰囲気のガス濃度を検知するガ
    スセンサと、 前記加湿ユニットに設けられ、前記ガスセンサの検知結
    果に応じて運転を制御する制御手段と、 を具備したことを特徴とする空気調和機。
  7. 【請求項7】 請求項1および請求項2のいずれかに記
    載の空気調和機において、さらに、 前記室内機および前記室外機で消費されている電流また
    は電力などの電気量を検出する電気量検出手段と、 前記加湿ユニットに設けられ、前記電気量検出手段の検
    出結果に応じて当該加湿ユニットの機器の通電量を制御
    する制御手段と、 を具備したことを特徴とする空気調和機。
  8. 【請求項8】 室内機および室外機を備え、かつ電気ヒ
    ータの発熱による加湿機能を有する加湿ユニットを備え
    た空気調和機において、 前記室外機の運転電流を所定のレリース値以下に制限す
    るレリース手段と、 前記加湿ユニットの加湿運転開始に際し、前記レリース
    値を通常より低い値に下降設定し、この設定後、前記電
    気ヒータに対する通電を許容する制御手段と、 を具備したことを特徴とする空気調和機。
  9. 【請求項9】 室内機および室外機を備え、かつ電気ヒ
    ータの発熱による加湿機能を有する加湿ユニットを備え
    た空気調和機において、 前記室外機の運転電流を所定のレリース値以下に制限す
    るレリース手段と、 空気調和機全体の運転電流をセーブするパワーセレクト
    モードを指定するための指定手段と、 前記室内機に設けられ、前記指定手段でパワーセレクト
    モードが指定されたとき、パワーセレクト信号を前記室
    外機に送る制御手段と、 前記室内機に設けられ、前記加湿ユニットの加湿運転開
    始に際し、前記パワーセレクト信号を前記室外機に送る
    制御手段と、 前記室外機に設けられ、前記室内機からパワーセレクト
    信号を受けた場合に、前記レリース値を通常より低いパ
    ワーセレクト値に下降設定する制御手段と、 を具備したことを特徴とする空気調和機。
  10. 【請求項10】 請求項8または請求項9に記載の空気
    調和機において、さらに、 前記室外機の運転電流が前記下降設定されたレリース値
    の近傍で留まっている場合、前記加湿ユニットの電気ヒ
    ータの通電を停止するとともに、前記レリース値の下降
    設定を解除する制御手段、を具備したことを特徴とする
    空気調和機。
  11. 【請求項11】 請求項8または請求項9に記載の空気
    調和機において、さらに、 室内温度と設定室内温度との差が所定値以上の場合、前
    記加湿ユニットの電気ヒータの通電を停止するととも
    に、前記レリース値の下降設定を解除する制御手段、を
    具備したことを特徴とする空気調和機。
  12. 【請求項12】 請求項8または請求項9に記載の空気
    調和機において、さらに、 前記室外機の運転電流が前記下降設定されたレリース値
    の近傍で留まっていて、しかも空調負荷に応じて前記室
    外機の運転能力を増大させる要求が生じている場合、前
    記加湿ユニットの電気ヒータの通電を停止するととも
    に、前記レリース値の下降設定を解除する制御手段、を
    具備したことを特徴とする空気調和機。
  13. 【請求項13】 請求項8または請求項9に記載の空気
    調和機において、さらに、 前記加湿ユニットの加湿運転停止に際し、前記電気ヒー
    タの通電を停止し、その後、前記レリース値の下降設定
    を解除する制御手段、を具備したことを特徴とする空気
    調和機。
  14. 【請求項14】 請求項8または請求項9に記載の空気
    調和機において、さらに、 前記加湿ユニットの加湿運転開始に際し、空気調和機全
    体の運転電流が所定値以上の場合は電気ヒータへの通電
    開始を保留する制御手段、を具備したことを特徴とする
    空気調和機。
  15. 【請求項15】 請求項8または請求項9に記載の空気
    調和機において、さらに、 前記加湿ユニットの加湿運転開始に際し、空気調和機全
    体の運転電流が所定値以上の場合は電気ヒータへの通電
    開始を保留する制御手段と、 前記保留が所定時間継続したとき、または室内温度が所
    定値以上のとき、その保留を解除する制御手段と、 を具備したことを特徴とする空気調和機。
  16. 【請求項16】 室内機、室外機、加湿運転機能と換気
    運転機能を有する加湿ユニット、および運転条件設定用
    の操作器を備えた空気調和機において、 前記室内機と前記室外機による空調運転時、その空調運
    転の実行時間を前記操作器のタイマ操作に応じて制御す
    る制御手段と、 前記加湿ユニットの運転時、その運転の実行時間を前記
    操作器のタイマ操作に応じて制御する制御手段と、 を具備したことを特徴とする空気調和機。
  17. 【請求項17】 請求項16に記載の空気調和機におい
    て、さらに、 前記室内機と前記室外機による空調運転および前記加湿
    ユニットの運転の同時実行に際し、空調運転の実行時間
    のみ前記操作器のタイマ操作に応じて制御する制御手
    段、を具備したことを特徴とする空気調和機。
  18. 【請求項18】 請求項16に記載の空気調和機におい
    て、さらに、 前記室内機と前記室外機による空調運転および前記加湿
    ユニットの運転の同時実行に際し、空調運転の実行時間
    のみ前記操作器のタイマ操作に応じて制御する第1制御
    手段と、 前記室内機と前記室外機による空調運転および前記加湿
    ユニットの運転の同時実行に際し、両運転の実行時間を
    前記操作器のタイマ操作に応じて制御する第2制御手段
    と、 前記第1制御手段の制御および前記第2制御手段の制御
    のいずれか一方を選択する選択手段と、 を具備したことを特徴とする空気調和機。
  19. 【請求項19】 請求項16に記載の空気調和機におい
    て、さらに、 前記室内機に設けられた空気清浄ユニットと、 前記操作器に設けられた空気清浄用の操作釦と、 前記操作釦の操作に応じて前記空気清浄ユニットの運転
    をオン,オフする制御手段と、 前記操作釦の操作に基づく前記空気清浄ユニットの運転
    オン,オフに連動して前記加湿ユニットの換気運転をオ
    ン,オフする制御手段と、 を具備したことを特徴とする空気調和機。
  20. 【請求項20】 室内機、室外機、加湿運転機能と換気
    運転機能を有する加湿ユニット、および運転条件設定用
    の操作器を備えた空気調和機において、 前記操作器の操作に応じて前記加湿ユニットの加湿運
    転、換気運転、停止を切換える制御手段、を具備したこ
    とを特徴とする空気調和機。
  21. 【請求項21】 請求項20に記載の空気調和機におい
    て、 前記加湿ユニットは、 加湿時に室外の空気を吸い込んでそれを室外に排出し換
    気時に室内空気を吸い込んでそれを室外に排出する処理
    側ファンと、 加湿時に室内の空気を吸い込んでそれを室内に吹き出す
    再生ファンと、 加湿時に前記処理側ファンにより吸い込まれる室外空気
    の流路と前記再生ファンにより吸い込まれる室内空気の
    流路との間で回転しながら外気から湿気を吸着してその
    湿気を室内空気に放出する吸着ロータと、 加湿時に前記吸着ロータに流れる室内空気を加熱する電
    気ヒータと、 加湿時に前記処理側ファンによる外気の吸込口を開放し
    同吸込口を換気時に閉塞する第1ダンパと、 換気時に前記処理側ファンによる室内空気の吸込口を開
    放し同吸込口を加湿時に閉塞する第2ダンパと、 を備えていることを特徴とする空気調和機。
  22. 【請求項22】 請求項21に記載の空気調和機におい
    て、 前記第2ダンパにより開放される吸込口は、その吸込口
    から吸い込まれる室内空気が前記吸着ロータを通過しな
    いような位置に設けられていることを特徴とする空気調
    和機。
  23. 【請求項23】 請求項21に記載の空気調和機におい
    て、 前記第1ダンパおよび前記第2ダンパは、共通のモータ
    を駆動源として互いに連動することを特徴とする空気調
    和機。
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