JP7229126B2 - コネクタ及び電子機器 - Google Patents

コネクタ及び電子機器 Download PDF

Info

Publication number
JP7229126B2
JP7229126B2 JP2019152923A JP2019152923A JP7229126B2 JP 7229126 B2 JP7229126 B2 JP 7229126B2 JP 2019152923 A JP2019152923 A JP 2019152923A JP 2019152923 A JP2019152923 A JP 2019152923A JP 7229126 B2 JP7229126 B2 JP 7229126B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
actuator
insulator
cable
connector
contact
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2019152923A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2021034220A (ja
Inventor
伸幸 中島
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kyocera Corp
Original Assignee
Kyocera Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kyocera Corp filed Critical Kyocera Corp
Priority to JP2019152923A priority Critical patent/JP7229126B2/ja
Priority to US17/637,283 priority patent/US20220285869A1/en
Priority to PCT/JP2020/030091 priority patent/WO2021039336A1/ja
Priority to CN202080058892.4A priority patent/CN114270632A/zh
Publication of JP2021034220A publication Critical patent/JP2021034220A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP7229126B2 publication Critical patent/JP7229126B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01RELECTRICALLY-CONDUCTIVE CONNECTIONS; STRUCTURAL ASSOCIATIONS OF A PLURALITY OF MUTUALLY-INSULATED ELECTRICAL CONNECTING ELEMENTS; COUPLING DEVICES; CURRENT COLLECTORS
    • H01R12/00Structural associations of a plurality of mutually-insulated electrical connecting elements, specially adapted for printed circuits, e.g. printed circuit boards [PCB], flat or ribbon cables, or like generally planar structures, e.g. terminal strips, terminal blocks; Coupling devices specially adapted for printed circuits, flat or ribbon cables, or like generally planar structures; Terminals specially adapted for contact with, or insertion into, printed circuits, flat or ribbon cables, or like generally planar structures
    • H01R12/70Coupling devices
    • H01R12/77Coupling devices for flexible printed circuits, flat or ribbon cables or like structures
    • H01R12/79Coupling devices for flexible printed circuits, flat or ribbon cables or like structures connecting to rigid printed circuits or like structures
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01RELECTRICALLY-CONDUCTIVE CONNECTIONS; STRUCTURAL ASSOCIATIONS OF A PLURALITY OF MUTUALLY-INSULATED ELECTRICAL CONNECTING ELEMENTS; COUPLING DEVICES; CURRENT COLLECTORS
    • H01R12/00Structural associations of a plurality of mutually-insulated electrical connecting elements, specially adapted for printed circuits, e.g. printed circuit boards [PCB], flat or ribbon cables, or like generally planar structures, e.g. terminal strips, terminal blocks; Coupling devices specially adapted for printed circuits, flat or ribbon cables, or like generally planar structures; Terminals specially adapted for contact with, or insertion into, printed circuits, flat or ribbon cables, or like generally planar structures
    • H01R12/70Coupling devices
    • H01R12/77Coupling devices for flexible printed circuits, flat or ribbon cables or like structures
    • H01R12/771Details
    • H01R12/774Retainers
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01RELECTRICALLY-CONDUCTIVE CONNECTIONS; STRUCTURAL ASSOCIATIONS OF A PLURALITY OF MUTUALLY-INSULATED ELECTRICAL CONNECTING ELEMENTS; COUPLING DEVICES; CURRENT COLLECTORS
    • H01R12/00Structural associations of a plurality of mutually-insulated electrical connecting elements, specially adapted for printed circuits, e.g. printed circuit boards [PCB], flat or ribbon cables, or like generally planar structures, e.g. terminal strips, terminal blocks; Coupling devices specially adapted for printed circuits, flat or ribbon cables, or like generally planar structures; Terminals specially adapted for contact with, or insertion into, printed circuits, flat or ribbon cables, or like generally planar structures
    • H01R12/70Coupling devices
    • H01R12/82Coupling devices connected with low or zero insertion force
    • H01R12/85Coupling devices connected with low or zero insertion force contact pressure producing means, contacts activated after insertion of printed circuits or like structures
    • H01R12/88Coupling devices connected with low or zero insertion force contact pressure producing means, contacts activated after insertion of printed circuits or like structures acting manually by rotating or pivoting connector housing parts

Landscapes

  • Details Of Connecting Devices For Male And Female Coupling (AREA)
  • Coupling Device And Connection With Printed Circuit (AREA)

Description

本開示は、コネクタ及び電子機器に関する。
従来、例えばパーソナルコンピュータ等の電子機器は、持ち運び容易なように小型化される傾向にある。電子機器の小型化に伴って、電子機器の内部に組み込まれるコネクタの、回路基板における実装面積も縮小化されてきている。したがって、このような電子機器の小型化及び回路基板における実装面積の縮小化に伴って、コネクタの小型化が求められている。
加えて、電子機器等に用いられるコネクタでは、作業性向上の観点からケーブルを容易に挿入及び抜去できるような構造が要求される。電子機器等の内部の組立は複雑になっており、機器のメンテナンス時に作業者の手作業にてケーブルを挿入及び抜去する場合等、容易に作業が行えるコネクタが要求されている。
例えば、特許文献1には、簡易な構成で、信号伝送媒体の挿入状態を直ちに確認することができるとともに、信号伝送媒体に対するロック部材の係合状態を解除する操作が容易かつ確実に行われ、しかもロック解除操作力等によってロック部材に塑性変形を生じた場合であってもロック部材の係止ロック部による通常のロック機能が安定的に維持されるようにした電気コネクタが開示されている。
特許第5344059号
例えば電子機器の小型化に伴ってコネクタが小型化されると、特許文献1に記載のような従来のコネクタでは、ケーブルを抜去するために必要なアクチュエータの挿抜位置に向けた移動量が十分に得られない恐れがある。したがって、コネクタが小型化された場合であってもアクチュエータの挿抜位置に向けた移動量を十分に確保できる構造が必要となる。仮にこのような構造をコネクタが有した場合、それによって、アクチュエータのロック位置と挿抜位置との間の範囲外への意図しない回転が生じやすくなる恐れがある。これにより、アクチュエータがインシュレータからめくれて破損する可能性が高まる。
このような問題点に鑑みてなされた本開示の目的は、小型化された電子機器においてもアクチュエータの回転動作に伴う破損を抑制できるコネクタ及び電子機器を提供することにある。
上記課題を解決するために、本開示の一実施形態に係るコネクタは、
ケーブルを挿抜可能な挿入部を有するインシュレータと、
前記ケーブルに対してロックするロック位置に向けて、回転軸を中心に前記インシュレータに回転可能に支持されているアクチュエータと、
前記インシュレータに支持され、前記アクチュエータに当接する当接部を備え、該当接部により前記ロック位置に向けて前記アクチュエータに力を付勢する付勢部材と、
を備え、
前記アクチュエータは、前記挿入部に対して前記ケーブルを挿抜する挿抜方向及び前記回転軸の延在方向に対する直交方向において延出する延出部と、前記延出部の端部に形成され、前記インシュレータと前記直交方向において対向する爪部と、を有し、
前記回転軸は、前記挿抜方向において、前記爪部と前記当接部との間に配置されている。
上記課題を解決するために、本開示の一実施形態に係る電子機器は、
上記のコネクタを備える。
本開示の一実施形態に係るコネクタ及び電子機器によれば、小型化された電子機器においてもアクチュエータの回転動作に伴う破損を抑制できる。
ケーブルが挿入された状態の一実施形態に係るコネクタを示す上面視による外観斜視図である。 ケーブルが抜去された状態の図1のコネクタを示す上面視による外観斜視図である。 ケーブルが抜去された状態の図1のコネクタを示す下面視による外観斜視図である。 図1のコネクタを上面視によって示す分解斜視図である。 図4のインシュレータ単体の一部を拡大した上面視による拡大斜視図である。 図4のアクチュエータ単体の上面視による外観斜視図である。 図4のアクチュエータ単体の下面視による外観斜視図である。 アクチュエータがロック位置にあるときの図1のコネクタを示す上面視による外観斜視図である。 アクチュエータが挿抜位置にあるときの図1のコネクタを示す上面視による外観斜視図である。 図8のX-X矢線に沿う断面図である。 図9のXI-XI矢線に沿う断面図である。 図8のXII-XII矢線に沿う断面図である。 図9のXIII-XIII矢線に沿う断面図である。 ケーブルが図1のコネクタに挿入されるときの様子を示す図12に対応する断面図である。 ケーブルが図1のコネクタに挿入されたときの様子を示す図12に対応する断面図である。 ケーブルが図1のコネクタから抜去されるときの様子を示す図13に対応する断面図である。
以下、添付図面を参照しながら本開示の一実施形態について詳細に説明する。以下の説明中の前後、左右、及び上下の方向は、図中の矢印の方向を基準とする。各矢印の方向は、異なる図面同士で互いに整合している。図面によっては、簡便な図示を目的として、後述する回路基板CBの図示を省略する。
図1は、ケーブル70が挿入された状態の一実施形態に係るコネクタ10を示す上面視による外観斜視図である。図1を参照しながら、一実施形態に係るコネクタ10及びケーブル70の構成について主に説明する。
一実施形態に係るコネクタ10は、回路基板CBに実装されている。コネクタ10は、コネクタ10に挿入されたケーブル70と回路基板CBとを電気的に接続する。回路基板CBは、リジッド基板であってよいし、又はそれ以外の任意の回路基板であってもよい。
コネクタ10に挿入されたケーブル70は、一例として、フレキシブルプリント回路基板(FPC)である。しかしながら、これに限定されず、ケーブル70は、コネクタ10を介して回路基板CBと電気的に接続されるものであれば、任意のケーブルであってよい。例えば、ケーブル70は、フレキシブルフラットケーブル(FFC)であってもよい。
以下、ケーブル70は、コネクタ10が実装されている回路基板CBに対して平行方向にコネクタ10に挿入されるとして説明する。すなわち、ケーブル70は、一例として前後方向に沿ってコネクタ10に挿入される。これに限定されず、ケーブル70は、コネクタ10が実装されている回路基板CBに対して直交方向にコネクタ10に挿入されてもよい。すなわち、ケーブル70は、上下方向に沿ってコネクタ10に挿入されてもよい。
以下で使用する「ケーブル70を挿抜する挿抜方向」は、一例として前後方向を意味する。「ケーブル70を挿入する挿入方向」は、一例として前方から後方に向かう方向を意味する。「ケーブル70を抜去する抜去方向」は、一例として後方から前方に向かう方向を意味する。「回転軸Cの延在方向」は、一例として左右方向を意味する。「コネクタ10の長手方向」は、一例として左右方向を意味する。「挿抜方向及び回転軸Cの延在方向に対する直交方向」は、一例として上下方向を意味する。「アクチュエータ50の挿抜位置側」は、一例として上側を意味する。「付勢部材60の当接部64側」は、一例として上側を意味する。「挿入部21の入口側」は、一例として前側を意味する。「ケーブル70の抜去側」は、一例として前側を意味する。
図2は、ケーブル70が抜去された状態の図1のコネクタ10を示す上面視による外観斜視図である。図3は、ケーブル70が抜去された状態の図1のコネクタ10を示す下面視による外観斜視図である。
図2及び図3を参照すると、ケーブル70は、複数の薄膜材を互いに接着して構成した積層構造を有する。ケーブル70は、ケーブル70の延長方向、すなわちケーブル70を挿抜する挿抜方向の先端部を構成しかつその他の部分に比べて硬い補強部71を有する。ケーブル70は、挿抜方向に沿って直線的に延びかつ補強部71の先端まで延びる複数の信号線72を有する。信号線72は、ケーブル70の抜去側ではケーブル70の外装によって覆われているが、後側の先端部において下方に露出している。
ケーブル70は、補強部71におけるケーブル70を挿入する挿入方向の先端部の左右両側に形成されている保持部73を有する。ケーブル70は、保持部73と抜去側で隣接し、補強部71の左右両側縁部をケーブル70の内側に切り欠いて形成されている被ロック部74を有する。ケーブル70は、保持部73の後側の角部においてR形状として形成されている誘い込み部75を有する。ケーブル70は、抜去側の外装における最下層を構成する接地部76を有する。
図4は、図1のコネクタ10を上面視によって示す分解斜視図である。図4を参照すると、一実施形態に係るコネクタ10は、大きな構成要素として、インシュレータ20と、第1コンタクト30と、第2コンタクト40と、アクチュエータ50と、付勢部材60と、を有する。
コネクタ10は、一例として以下の方法で組み立てられる。すなわち、インシュレータ20の後方から第1コンタクト30及び第2コンタクト40をインシュレータ20の内部に圧入する。インシュレータ20に対して前側から後側に向けて下方にアクチュエータ50を傾けた状態で、インシュレータ20の上方からアクチュエータ50をインシュレータ20に取り付ける。その後、インシュレータ20に対してアクチュエータ50を倒した状態で、インシュレータ20の前方から付勢部材60をインシュレータ20の内部に圧入する。このとき、付勢部材60がアクチュエータ50と接触し、インシュレータ20に対するアクチュエータ50の上方への抜けが抑制される。図1及び図2を参照すると、コネクタ10は、回路基板CB上に実装される。コネクタ10は、第1コンタクト30及び第2コンタクト40を介してケーブル70と回路基板CBとを電気的に接続する。
図5は、図4のインシュレータ20単体の一部を拡大した上面視による拡大斜視図である。図4及び図5を参照しながら、インシュレータ20の構成について主に説明する。
インシュレータ20は、絶縁性かつ耐熱性の合成樹脂材料を射出成形した左右対称の箱形の部材である。インシュレータ20は、コネクタ10の長手方向に延在し、前後方向にわたってインシュレータ20の内部に凹設されている挿入部21を有する。挿入部21に対して、ケーブル70が挿入及び抜去される。挿入部21は、ケーブル70の挿入性を向上させるために、挿入部21の下面の前部において前側から後側に向けて挿入部21の内側に傾斜する傾斜面21aを有する。挿入部21は、挿入部21の入口側で挿入方向に沿って挿入部21の左右方向の幅を徐々に狭める傾斜面21bを有する。
インシュレータ20は、インシュレータ20の後面から挿入部21の入口側まで挿抜方向に延設されている複数の第1取付溝22aを有する。第1取付溝22aは、挿入部21の下面において挿抜方向の全体にわたり凹設されている。複数の第1取付溝22aは、互いに所定の間隔で離間してコネクタ10の長手方向に配列している。複数の第1取付溝22aには、複数の第1コンタクト30がそれぞれ圧入される。
インシュレータ20は、インシュレータ20の後面から挿入部21の入口側まで挿抜方向に延設されている一対の第2取付溝22bを有する。第2取付溝22bは、挿入部21の下面において挿抜方向の全体にわたり凹設されている。一対の第2取付溝22bは、複数の第1取付溝22aの一群をコネクタ10の長手方向に挟むように形成されている。すなわち、一対の第2取付溝22bは、複数の第1取付溝22aの一群の左右両側にそれぞれ形成されている。一対の第2取付溝22bには、一対の第2コンタクト40がそれぞれ圧入される。
インシュレータ20は、左右両端において、インシュレータ20の前面から略中央部まで挿入方向に延設されている一対の第3取付溝22cを有する。一対の第3取付溝22cには、一対の付勢部材60がそれぞれ圧入される。
インシュレータ20は、上下方向におけるアクチュエータ50の挿抜位置側から挿入部21を覆うように形成されている天井部23aを有する。インシュレータ20は、天井部23aから後方に向けて延出しながら下方に傾斜する傾斜面23bを有する。
インシュレータ20は、コネクタ10の長手方向に沿って所定の長さで延在するように天井部23aから突出する突部24を有する。突部24は、上下方向に沿って天井部23aから離間するにつれ挿入方向の突部24の幅を縮める傾斜部24aを有する。より具体的には、傾斜部24aは、前方から後方に向かうにつれて上方に傾斜する、突部24の前側の傾斜面と、前方から後方に向かうにつれて下方に傾斜する、突部24の後側の傾斜面と、を含む。
インシュレータ20は、天井部23aの左右両端において、インシュレータ20の内側に一段凹んだ第1凹部25aを有する。インシュレータ20は、天井部23aの左右両端において、第1凹部25aの後側で第1凹部25aよりもインシュレータ20の内側にさらに一段凹んだ第2凹部25bを有する。第1凹部25aと第2凹部25bとは、互いに連続するように一体的に凹設されている。
インシュレータ20は、突部24の左右両側で天井部23aからインシュレータ20の内側に貫通する第1貫通孔26を有する。インシュレータ20は、第1貫通孔26と略同一の左右位置で、かつ第1貫通孔26から後側にずれた位置に、傾斜面23bからインシュレータ20の裏側まで貫通する第2貫通孔27を有する。インシュレータ20は、第2貫通孔27の後側において第2貫通孔27と連続するように形成されている係合部28を有する。係合部28は、後述する図12に示すとおり、第2貫通孔27の後側において下側を向くように略水平に形成されている係合面28aを有する。
図4を参照すると、第1コンタクト30は、例えば、リン青銅、ベリリウム銅、若しくはチタン銅を含むばね弾性を備えた銅合金又はコルソン系銅合金の薄板を順送金型(スタンピング)を用いて図4に示す形状に成形加工したものである。第1コンタクト30は、例えば抜き加工のみによって形成されている。より具体的には、第1コンタクト30は、コネクタ10の長手方向に平坦に形成されている。第1コンタクト30の加工方法はこれに限定されず、抜き加工を行った後に板厚方向に屈曲させる工程を含んでもよい。第1コンタクト30の表面には、ニッケルめっきで下地を形成した後に、金又は錫等による表層めっきが施されている。第1コンタクト30は、左右方向に沿って複数配列されている。
第1コンタクト30は、インシュレータ20の第1取付溝22aに対して係止する係止部31を有する。第1コンタクト30は、係止部31の下端部から略L字状に後方に延出する実装部32を有する。第1コンタクト30は、係止部31の上端部から連続して前方に延出するように形成されている弾性変形可能な弾性部33を有する。弾性部33は、係止部31の上端部から略クランク状に延出した後、前方に向けて斜め上方に傾斜する。第1コンタクト30は、弾性部33の先端部に位置する接触部34を有する。
第2コンタクト40は、例えば、リン青銅、ベリリウム銅、若しくはチタン銅を含むばね弾性を備えた銅合金又はコルソン系銅合金の薄板を順送金型(スタンピング)を用いて図4に示す形状に成形加工したものである。第2コンタクト40は、例えば抜き加工のみによって形成されている。より具体的には、第2コンタクト40は、コネクタ10の長手方向に平坦に形成されている。第2コンタクト40の加工方法はこれに限定されず、抜き加工を行った後に板厚方向に屈曲させる工程を含んでもよい。第2コンタクト40の表面には、ニッケルめっきで下地を形成した後に、金又は錫等による表層めっきが施されている。第2コンタクト40は、複数の第1コンタクト30の一群の左右両側に一対配置されている。
第2コンタクト40は、インシュレータ20の第2取付溝22bに対して係止する係止部41を有する。第2コンタクト40は、係止部41の下端部から略L字状に後方に延出する実装部42を有する。第2コンタクト40は、係止部41の上端部から連続して前方に延出するように形成されている弾性変形可能な弾性部43を有する。弾性部43は、係止部41の上端部から略クランク状に延出した後、前方に向けて斜め上方に傾斜する。第2コンタクト40は、弾性部43の先端部に位置する接触部44を有する。
図6は、図4のアクチュエータ50単体の上面視による外観斜視図である。図7は、図4のアクチュエータ50単体の下面視による外観斜視図である。図4、図6、及び図7を参照しながら、アクチュエータ50の構成について主に説明する。
アクチュエータ50は、絶縁性かつ耐熱性の合成樹脂材料を射出成形した、図4、図6、及び図7に示すような左右方向に延びる左右対称の板状部材である。アクチュエータ50は、前端部の左右両側から下方に向けて突出するロック部51を有する。ロック部51は、抜去側の外面を構成し、下方に向かうにつれてより後側に傾斜する傾斜面51aを有する。
アクチュエータ50は、前後方向の略中央部において左右方向の略全体にわたり延在する突部52を有する。突部52は、挿入方向に沿って後側に向かうにつれ斜め上方に傾斜する傾斜部52aを有する。突部52は、ケーブル70を抜去する抜去方向に沿って抜去側に向かうにつれ斜め上方に傾斜する傾斜部52bを有する。アクチュエータ50は、突部52と略同一の前後位置において左右両端部に形成されている当接面53を有する。当接面53は、アクチュエータ50の最上面よりも一段下方に下がった位置で上側を向くように略水平に形成されている。
アクチュエータ50は、当接面53の後側に位置し、下方に向けて突出する突出部54を有する。突出部54は、左右方向の断面視において略U字状となるように形成されている。アクチュエータ50は、後端部において、突出部54よりも左右方向の内側で、かつロック部51の左右位置と略同一となる左右位置に下方に向けて延出する延出部55を有する。延出部55は、その下端部において抜去側の外面を構成し、下方に向かうにつれてより後側に傾斜する傾斜面55aを有する。アクチュエータ50は、延出部55の下端部に形成されている爪部56を有する。爪部56は、爪部56の後側で上側を向くように略水平に形成されている係合面56aを有する。アクチュエータ50は、最上面の後縁部の略中央に位置し、左右方向に延びる操作部57を有する。
図4を参照すると、付勢部材60は、任意の金属材料の薄板を順送金型(スタンピング)を用いて図4に示す形状に成形加工したものである。付勢部材60は、例えば金属材料をコネクタ10の長手方向に抜いた抜き加工のみによって形成されている。より具体的には、付勢部材60は、コネクタ10の長手方向に平坦に形成されている。すなわち、付勢部材60は、左右方向に対して直交する面において平坦に形成されている。付勢部材60の加工方法はこれに限定されず、抜き加工を行った後に板厚方向に屈曲させる工程を含んでもよい。付勢部材60は、コネクタ10の左右両端に一対配置されている。
付勢部材60は、インシュレータ20の第3取付溝22cに対して係止する係止部61を有する。付勢部材60は、係止部61の前端部と連続して形成されている実装部62を有する。付勢部材60は、係止部61における前後方向の略中央部から上方に向けて略S字状に延出する弾性変形可能な弾性部63を有する。付勢部材60は、弾性部63の先端部に位置する当接部64を有する。
図1及び図2を参照すると、コネクタ10は、挿抜方向に対して略平行に配置される回路基板CBの上面に形成された回路形成面に実装される。より具体的には、第1コンタクト30の実装部32は、回路基板CB上のパターンに塗布したはんだペーストに載置される。第2コンタクト40の実装部42及び付勢部材60の実装部62は、回路基板CB上のパターンに塗布したはんだペーストに載置される。リフロー炉等において各はんだペーストを加熱溶融することで、実装部32、実装部42、及び実装部62は、上記パターンにはんだ付けされる。結果、コネクタ10の回路基板CBへの実装が完了する。
図8は、アクチュエータ50がロック位置にあるときの図1のコネクタ10を示す上面視による外観斜視図である。図9は、アクチュエータ50が挿抜位置にあるときの図1のコネクタ10を示す上面視による外観斜視図である。図8及び図9を参照しながら、コネクタ10の機能について主に説明する。
コネクタ10のアクチュエータ50は、ケーブル70の挿入状態において被ロック部74とロック部51とが係合するロック位置と、挿入部21に対してケーブル70を挿抜可能な挿抜位置との間を、後述する回転軸Cを中心にインシュレータ20に回転可能に支持されている。コネクタ10は、アクチュエータ50がロック位置にあるとき、インシュレータ20の挿入部21に挿入されているケーブル70を保持する。より具体的には、コネクタ10は、アクチュエータ50のロック部51とケーブル70の被ロック部74とを互いに係合させることで、挿入部21からのケーブル70の抜去を規制する。コネクタ10は、アクチュエータ50が挿抜位置にあるとき、インシュレータ20の挿入部21に対してケーブル70の挿入及び抜去を可能にする。例えば、コネクタ10は、アクチュエータ50のロック部51とケーブル70の被ロック部74との係合を解除することで、挿入部21からのケーブル70の抜去を可能にする。
図10は、図8のX-X矢線に沿う断面図である。図11は、図9のXI-XI矢線に沿う断面図である。図10及び図11を参照しながら、インシュレータ20、アクチュエータ50、及び付勢部材60に含まれる各構成部の機能について主に説明する。
アクチュエータ50がインシュレータ20に取り付けられると、上下方向にインシュレータ20に向けて突出するアクチュエータ50の突出部54は、インシュレータ20の第2凹部25bによってインシュレータ20の内側に収容、支持される。このとき、アクチュエータ50は、突出部54に含まれるアクチュエータ50の回転軸Cがインシュレータ20の第2凹部25bによって下側から支持されることで、ロック位置と挿抜位置との間を回転軸Cに対して回転可能となる。一実施形態に係るコネクタ10では、アクチュエータ50は、ロック位置から挿抜位置へと移行する際に、インシュレータ20に対して後方に向けて斜め下方に傾斜するように回転する。
インシュレータ20に対して圧入された付勢部材60は、上側からアクチュエータ50と接触する。これにより、インシュレータ20に対するアクチュエータ50の上方への抜けが規制される。より具体的には、付勢部材60の当接部64は、アクチュエータ50に形成されている当接面53に対してアクチュエータ50の挿抜位置側から接触する。当接部64は、点接触、線接触、及び面接触を含む任意の態様で当接面53と接触してもよい。
アクチュエータ50がロック位置にあるとき、付勢部材60の弾性部63は上下方向に弾性変形している。これにより、付勢部材60は、当接面53及び当接部64の接触を介してアクチュエータ50に下方に向けて力を付勢する。同様に、アクチュエータ50が挿抜位置にあるとき、付勢部材60の弾性部63は上下方向に弾性変形している。これにより、付勢部材60は、当接面53及び当接部64の接触を介してアクチュエータ50にロック位置に向けて力を付勢する。このように、付勢部材60は、ロック位置から挿抜位置までの全ての位置において、当接部64によりロック位置に向けてアクチュエータ50に力を常時付勢する。
アクチュエータ50のロック部51、付勢部材60の当接部64、及びアクチュエータ50の回転軸Cは、インシュレータ20の挿入部21に対して挿抜方向に互いに離間して配置されている。例えば、ロック部51、当接部64、及び回転軸Cは、挿入部21の入口側から内側に向かう挿入方向に沿って、挿入部21の入口側から順に互いに離間して配置されている。より具体的には、アクチュエータ50のロック部51、付勢部材60の当接部64、及びアクチュエータ50の回転軸Cは、前後方向に沿って前方から後方に順に互いに離間して配置されている。
付勢部材60の当接部64及びアクチュエータ50の当接面53は、アクチュエータ50がロック位置にあるときに、挿抜方向及び回転軸Cの延在方向に対する直交方向において、インシュレータ20の内側に位置する。このとき、インシュレータ20の第1凹部25aは、付勢部材60の当接部64及びアクチュエータ50の当接面53をインシュレータ20の内側に収容し支持する。
アクチュエータ50がロック位置にあるときに、アクチュエータ50の操作部57と上下方向に対向するインシュレータ20の傾斜面23bは、挿入方向に沿って挿入部21の入口側から離間するにつれ操作部57との距離を広げる。アクチュエータ50の操作部57は、挿抜方向において回転軸Cを基準として、当接部64の反対側に位置し、ロック位置と挿抜位置との間を回転する。アクチュエータ50が挿抜位置にあるときに、後側に位置するアクチュエータ50の操作部57は、上下方向に沿った押し込みによってインシュレータ20の傾斜面23bと接触する。これに伴い、アクチュエータ50の操作部57は、アクチュエータ50のロック部51を上方へと引き上げ、ケーブル70の被ロック部74とアクチュエータ50のロック部51との係合を解除する。これにより、インシュレータ20の挿入部21からのケーブル70の抜去が可能となる。アクチュエータ50が挿抜位置にあるとき、例えば、アクチュエータ50の突出部54の外面S1とインシュレータ20の第2凹部25bの内面S2とは、互いに接触してもよい。
図12は、図8のXII-XII矢線に沿う断面図である。図13は、図9のXIII-XIII矢線に沿う断面図である。主に図12及び図13を参照しながら、インシュレータ20及びアクチュエータ50に含まれる各構成部の機能について主に説明する。
アクチュエータ50のロック部51の下端部は、アクチュエータ50がロック位置にあるときに、インシュレータ20の第1貫通孔26よりもインシュレータ20のさらに内側に位置する。アクチュエータ50の延出部55の下端部は、インシュレータ20の第2貫通孔27の内部に位置する。
第1コンタクト30がインシュレータ20の第1取付溝22aに圧入されると、第1コンタクト30は、上下方向に沿って弾性変形可能となる。第1コンタクト30が弾性変形していない自由状態にあっては、接触部34は第1取付溝22aから突出して挿入部21の内部に位置する。同様に、第2コンタクト40がインシュレータ20の第2取付溝22bに圧入されると、第2コンタクト40は、上下方向に沿って弾性変形可能となる。第2コンタクト40が弾性変形していない自由状態にあっては、接触部44は第2取付溝22bから突出して挿入部21の内部に位置する。
インシュレータ20の挿入部21の内面は、ケーブル70の挿入状態において、ケーブル70と向かい合う付勢部材60の当接部64側の基準面S3を有する。基準面S3は、上下方向における挿抜位置側の端面である。例えば図10にも示すとおり、付勢部材60の当接部64、基準面S3、及びアクチュエータ50の回転軸Cは、挿抜方向及び回転軸Cの延在方向に対する直交方向に、当接部64側から順に互いに離間して配置されている。
アクチュエータ50の延出部55は、挿抜方向及び回転軸Cの延在方向に対する直交方向においてインシュレータ20の内側に向けて延出する。アクチュエータ50の爪部56は、インシュレータ20と当該直交方向において対向する。爪部56は、インシュレータ20に形成されている係合部28と、アクチュエータ50のインシュレータ20からの抜けを規制するように係合する。より具体的には、爪部56の係合面56aは、アクチュエータ50がロック位置にあるときに、上下方向において挿抜位置側を向き、下側を向くように略水平に形成されているインシュレータ20の係合部28の係合面28aと係合する。例えば、図7にも示すとおり、爪部56並びに付勢部材60の当接部64及びアクチュエータ50の当接面53は、アクチュエータ50の回転軸Cを含む突出部54を挟んで、互いに挿入方向の反対側に位置する。すなわち、回転軸Cは、挿抜方向において、爪部56と当接部64との間に配置されている。
アクチュエータ50の突部52は、インシュレータ20の天井部23aと対向するアクチュエータ50の対向面58から突出する。突部52の傾斜部52aは、挿入方向に沿って延出部55側に向かうにつれ対向面58との距離を縮める。突部52の傾斜部52bは、抜去方向に沿って挿入部21の入口側に向かうにつれ対向面58との距離を縮める。
アクチュエータ50の突部52とインシュレータ20の突部24とは、挿抜方向において、互いに離間するように配置されている。インシュレータ20の突部24は、アクチュエータ50の操作部57と共にアクチュエータ50の突部52を挿入方向に挟む位置に形成されている。すなわち、アクチュエータ50の突部52は、挿抜方向において、操作部57とインシュレータ20の突部24との間に配置されている。
図14は、ケーブル70が図1のコネクタ10に挿入されるときの様子を示す図12に対応する断面図である。図14を参照しながら、ケーブル70がコネクタ10に挿入されるときの各構成部の機能について主に説明する。
ケーブル70がコネクタ10に挿入されるとき、例えば、ケーブル70の補強部71の先端が挿入部21の下面の前部に形成されている傾斜面21aに沿って挿入部21内に侵入する。このとき、仮にケーブル70の挿入位置が挿入部21に対して下方に若干ずれていたとしても、補強部71の先端が挿入部21の傾斜面21a上を摺動することで、ケーブル70が挿入部21の内部に誘い込まれる。同様に、仮にケーブル70の挿入位置が挿入部21に対して左右方向に若干ずれていたとしても、ケーブル70の誘い込み部75が挿入部21の傾斜面21b上を摺動することで、ケーブル70が挿入部21の内部に誘い込まれる。
ケーブル70が挿入部21の内側へとさらに移動すると、ケーブル70の保持部73とアクチュエータ50のロック部51とが接触する。このとき、ロック部51の抜去側の傾斜面51aを介したロック部51とケーブル70との接触によってアクチュエータ50の挿抜位置に向けた抗力が発生する。したがって、アクチュエータ50に対して挿抜位置に向けた力のモーメントが生じる。ロック部51と保持部73とが接触した状態で挿入部21のさらに内側へとケーブル70が移動すると、挿抜位置に向けた力のモーメントによってアクチュエータ50が挿抜位置側へ回転する。アクチュエータ50が挿抜位置側へ回転すると、付勢部材60の弾性部63の弾性変形量がより大きくなるので、付勢部材60の当接部64によるアクチュエータ50の当接面53へのロック位置側への付勢力がより大きくなる。このとき、アクチュエータ50のロック部51は、ケーブル70の保持部73の上面に一度乗り上げる。ケーブル70の後側への移動に伴って、保持部73は、ロック部51の先端部分に対して摺動する。
図15は、ケーブル70が図1のコネクタ10に挿入されたときの様子を示す図12に対応する断面図である。図15を参照しながら、ケーブル70がコネクタ10に挿入されたときの各構成部の機能について主に説明する。
インシュレータ20の天井部23aは、ケーブル70の挿入状態において、ケーブル70と当接部64側から向かい合う。ケーブル70が挿入部21に完全に挿入されると、ケーブル70の保持部73がアクチュエータ50のロック部51を通り過ぎて挿入部21の内部に収容される。このとき、ロック部51と保持部73とが上下方向で非接触状態となり、付勢部材60からの付勢力によってアクチュエータ50がロック位置へと自動的に回転する。このようなアクチュエータ50のロック位置において、ロック部51はケーブル70の被ロック部74と係合する。これにより、アクチュエータ50は、挿入部21に挿入されたケーブル70を抜止保持する。このような状態で、仮にケーブル70を無理に抜去しようとしても、ケーブル70の保持部73がロック部51に接触する。したがって、ケーブル70がより効果的に抜止保持される。
このように、コネクタ10は、作業者又は組立装置等によるアクチュエータ50の任意の操作を必要とすることなく、ケーブル70を挿入するという1つの動作のみによってケーブル70を抜止保持する。
ケーブル70が挿入部21に完全に挿入されると、ケーブル70の信号線72の下面が第1コンタクト30の接触部34と接触して第1コンタクト30を第1取付溝22aの内側へと弾性変形させる。同様に、ケーブル70の接地部76の下面が第2コンタクト40の接触部44と接触して第2コンタクト40を第2取付溝22bの内側へと弾性変形させる。以上により、コネクタ10が実装された回路基板CBとケーブル70とが第1コンタクト30及び第2コンタクト40を介して互いに電気的に接続される。接触部44と接地部76との接触により、ケーブル70がコネクタ10を介して回路基板CBに接地される。このように、接地部76を信号線72と異なる位置に形成して回路基板CBに接地させることで、高速伝送においてもノイズが低減する。
図16は、ケーブル70が図1のコネクタ10から抜去されるときの様子を示す図13に対応する断面図である。図16を参照しながら、ケーブル70がコネクタ10から抜去されるときの各構成部の機能について主に説明する。
コネクタ10では、ケーブル70が挿入部21に完全に挿入されている状態で、作業者又は組立装置等がアクチュエータ50の操作部57を操作してアクチュエータ50を挿抜位置まで回転させる。より具体的には、作業者又は組立装置等は、上下方向に沿った押し込みによって操作部57を下方へと移動させる。これにより、操作部57と挿入方向の反対側に位置するアクチュエータ50のロック部51が上方へと引き上げられ、ケーブル70の被ロック部74とアクチュエータ50のロック部51との係合が解除される。
作業者又は組立装置等は、アクチュエータ50の操作部57の押し込みを維持したまま、挿入部21に挿入されているケーブル70を抜去方向に抜去する。作業者又は組立装置等は、ケーブル70を抜去した後、アクチュエータ50の操作部57の押し込みを止める。このとき、付勢部材60は、弾性部63の弾性変形によって、当接部64とアクチュエータ50の当接面53との接触を介してアクチュエータ50をロック位置に向けて付勢している。したがって、アクチュエータ50は、付勢部材60からの付勢力によって回転軸Cに対して回転し、ロック位置へと自動的に復帰する。
以上のような一実施形態に係るコネクタ10によれば、小型化された電子機器においてもケーブル70の挿入及び抜去に関する作業性を向上できる。例えば、コネクタ10は、アクチュエータ50に当接する当接部64によりロック位置に向けてアクチュエータ50に力を付勢する付勢部材60と、挿入部21に挿入されているケーブル70との接触によりアクチュエータ50を挿抜位置側に回転させるロック部51と、を有する。これにより、作業者又は組立装置等は、アクチュエータ50に対する任意の操作を行う必要なく、ケーブル70を挿入するという1つの動作のみによってコネクタ10におけるケーブル70の抜止保持を安定して実現可能である。したがって、コネクタ10は、小型化された電子機器においてもケーブル70の挿入に関する作業性を向上できる。
コネクタ10は、ロック部51、当接部64、及び回転軸Cが挿入部21に対して挿抜方向に互いに離間して配置されていることで、アクチュエータ50が後方に向けて下方に傾くような動作を可能にする。これにより、作業者又は組立装置等は、アクチュエータ50の操作部57を押し込むことでケーブル70を抜去可能である。アクチュエータ50の操作部57を押し込む作業を行うための作業スペースは、アクチュエータを持ち上げる作業を行うための作業スペースよりも小さくて済む。したがって、例えば、作業者が指を引っ掛けて上方へとアクチュエータを持ち上げるような従来のコネクタと異なり、一実施形態に係るコネクタ10は、小型化された電子機器においてもケーブル70の抜去に関する作業性を向上できる。
ロック部51、当接部64、及び回転軸Cが互いに離間して回転軸Cが最も後方に位置していることで、前後方向に沿って互いに略同一の位置に配置されている場合と比較して、アクチュエータ50がロック位置から挿抜位置に向けて回転するときのロック部51の上下方向の移動量が増大する。これにより、コネクタ10が小型化され、アクチュエータ50の押し込み量が小さくなるような場合であっても、上述したケーブル70の挿入及び抜去におけるアクチュエータ50の動作を実現可能なだけのロック部51の上下方向の移動量が確保される。したがって、コネクタ10は、小型化された場合であっても、ケーブル70の挿入及び抜去に関する作業性を維持することができる。
当接部64及び当接面53が、アクチュエータ50がロック位置にあるときにインシュレータ20の内側に位置することで、コネクタ10が低背化される。したがって、小型化された電子機器に対してもコネクタ10の利便性が向上する。
インシュレータ20が、当接部64及び当接面53をインシュレータ20の内側に収容し支持する第1凹部25aを有することで、当接部64及び当接面53は、インシュレータ20の上面から外側に露出しない。したがって、例えば、電子機器の組立中に電子機器に用いられる他の部品と付勢部材60とが接触したり、当接部64及び当接面53に異物が付着したりすることを抑制可能である。これにより、付勢部材60の変形又は破損を抑制可能である。結果として、コネクタ10の製品としての信頼性が向上する。
インシュレータ20の第2凹部25bが、回転軸Cを含む突出部54をインシュレータ20の内側に収容し支持することで、アクチュエータ50の回転が許容される。このとき、アクチュエータの回転軸を金属製のコンタクト及びその他の金具によって支持する従来のコネクタと異なり、アクチュエータ50の破損が抑制可能である。より具体的には、アクチュエータ50の回転軸Cを含む突出部54が金属製の部材ではなく樹脂製のインシュレータ20と接触することで、回転に伴う摩擦に基づくアクチュエータ50の削れ及び変形が抑制される。
アクチュエータ50が挿抜位置にあるときに、アクチュエータ50の外面S1とインシュレータ20の内面S2とが互いに接触することで、操作部57のみがインシュレータ20と接触する場合と比較して、アクチュエータ50の挿抜位置における安定性が向上する。
付勢部材60がコネクタ10の長手方向に平坦に形成されていることで、コネクタ10の長手方向の幅が低減可能である。したがって、コネクタ10の回路基板CBに対する実装面積が低減可能である。
回転軸Cが基準面S3を挟んで挿抜位置側と反対側に位置していることで、アクチュエータ50がロック位置にあるときに、アクチュエータ50に対してロック位置へ回転しようとする力のモーメントが発生しやすくなる。したがって、アクチュエータ50を小さい付勢力でロック位置に向けて付勢している場合であっても、ケーブル70が意図せずインシュレータ20から引き抜かれてしまう可能性が効果的に抑制される。
当接部64、基準面S3、及び回転軸Cが、上下方向に沿って挿抜位置側から順に互いに離間して配置されていることで、上下方向に沿って互いに略同一の位置に配置されている場合と比較して、アクチュエータ50がロック位置から挿抜位置に向けて回転するときのロック部51の上下方向の移動量が増大する。これにより、コネクタ10が小型化され、アクチュエータ50の押し込み量が小さくなるような場合であっても、上述したケーブル70の挿入及び抜去におけるアクチュエータ50の動作を実現可能なだけのロック部51の上下方向の移動量が確保される。したがって、コネクタ10は、小型化された場合であっても、ケーブル70の挿入及び抜去に関する作業性を維持することができる。
アクチュエータ50が、押し込みによってインシュレータ20と接触すると共にケーブル70とロック部51との係合を解除する操作部57を有することで、アクチュエータ50の過度な開きが抑制される。例えば、作業者が指を引っ掛けて上方へとアクチュエータを持ち上げるような従来のコネクタでは、正しい挿抜位置を通り過ぎてアクチュエータが過度に回転する恐れもある。一実施形態に係るコネクタ10では、インシュレータ20がアクチュエータ50の過度な開きを抑制可能である。これにより、コネクタ10は、過度な開きに伴ってインシュレータ20からアクチュエータ50が外れることを抑制可能であり、互いに外れたときのインシュレータ20及びアクチュエータ50の破損等を抑制可能である。加えて、作業者又は組立装置等は、操作部57を押し込むことでケーブル70を抜去することができるので、操作部57を操作しやすい。すなわち、作業者又は組立装置等による操作性が向上する。
付勢部材60が略S字状に延出する弾性変形可能な弾性部63を有することで、挿抜方向におけるコネクタ10の幅が低減可能である。したがって、コネクタ10の回路基板CBに対する実装面積が低減可能である。
以上のような一実施形態に係るコネクタ10によれば、小型化された電子機器においてもアクチュエータ50の回転動作に伴う破損を抑制できる。コネクタ10では、上述したとおり、アクチュエータ50がロック位置から挿抜位置に向けて回転するときのロック部51の上下方向の移動量が増大するように回転軸Cが当接部64よりも後方に位置していることで、ロック位置からアクチュエータ50が回転しやすくなる。アクチュエータ50の延出部55及び爪部56は、インシュレータ20の係合部28と係合することで、操作部57が上方へ持ち上がった場合のアクチュエータ50のインシュレータ20からの抜けを規制する。これにより、アクチュエータ50の回転動作に伴う破損、及びアクチュエータ50のインシュレータ20からの抜けが効果的に規制される。
コネクタ10は、付勢部材60によってアクチュエータ50の抜けを規制すると共に、爪部56によってアクチュエータ50のインシュレータ20からの抜けを規制している。したがって、アクチュエータ50のインシュレータ20からの抜けを規制するために不必要に付勢部材60をコネクタ10の長手方向に厚く形成する必要がない。したがって、付勢部材60をコネクタ10の長手方向に薄型化することが可能であり、コネクタ10の長手方向の幅が低減可能である。したがって、コネクタ10の回路基板CBに対する実装面積が低減可能である。
アクチュエータ50が対向面58から突出する突部52を有することで、アクチュエータ50の強度が向上する。したがって、コネクタ10が小型化されている場合であっても、アクチュエータ50が破損しにくくなり、コネクタ10の製品としての信頼性が向上する。
突部52が傾斜部52aを有することで、アクチュエータ50が挿抜位置に移行するときの、インシュレータ20及びアクチュエータ50の破損が抑制される。例えば図13に示すとおり、アクチュエータ50が挿抜位置にあるとき、傾斜部52aの表面と、天井部23aの上面とが互いに略平行になる。したがって、アクチュエータ50が挿抜位置にあるときに傾斜部52aと天井部23aとが互いに接触しても、対応する面同士が接触することとなる。したがって、アクチュエータ50とインシュレータ20との接触に伴う力が分散され、インシュレータ20及びアクチュエータ50の破損が抑制される。
インシュレータ20が天井部23aから突出する突部24を有することで、インシュレータ20の強度が向上する。したがって、コネクタ10が小型化されている場合であっても、インシュレータ20が破損しにくくなり、コネクタ10の製品としての信頼性が向上する。
アクチュエータ50の突部52とインシュレータ20の突部24とが、挿入方向に沿って互いに離間するように形成されていることで、挿入方向における同一の位置に互いに形成されている場合と比較して、コネクタ10が低背化される。したがって、コネクタ10が小型化される。
インシュレータ20の突部24が、操作部57及びアクチュエータ50の突部52よりも抜去方向に形成されていることで、アクチュエータ50が挿抜位置にあるときであっても、インシュレータ20の突部24とアクチュエータ50との接触が抑制される。したがって、アクチュエータ50との接触によるインシュレータ20の突部24の破損が抑制される。
インシュレータ20が傾斜面23bを有することで、アクチュエータ50の挿抜位置側への過度な回転が抑制される。すなわち、アクチュエータ50が挿抜位置側に回転したときに、アクチュエータ50の操作部57が傾斜面23bと接触することで、アクチュエータ50の挿抜位置が決定され、さらなるアクチュエータ50の回転が規制される。
爪部56が係合部28と係合する係合面56aを有することで、ロック位置にあるアクチュエータ50に対して意図しない外力が加わった場合であっても、インシュレータ20に対するアクチュエータ50の上方への抜けが抑制される。より具体的には、意図しない外力によってアクチュエータ50がインシュレータ20から抜ける方向に移動しようとしても、爪部56の係合面56aと係合部28の係合面28aとが互いに係合することで、アクチュエータ50の上方への移動が規制される。したがって、コネクタ10の製品としての信頼性が向上する。
延出部55が傾斜面55aを有することで、アクチュエータ50が挿抜位置にあるときであっても、延出部55とインシュレータ20との接触が十分に抑制される。
本開示は、その精神又はその本質的な特徴から離れることなく、上述した実施形態以外の他の所定の形態で実現できることは当業者にとって明白である。したがって、先の記述は例示的であり、これに限定されない。開示の範囲は、先の記述によってではなく、付加した請求項によって定義される。あらゆる変更のうちその均等の範囲内にあるいくつかの変更は、その中に包含されるとする。
例えば、上述した各構成部の形状、配置、向き及び個数等は、上記の説明及び図面における図示の内容に限定されない。各構成部の形状、配置、向き及び個数等は、その機能を実現できるのであれば、任意に構成されてもよい。
上述したコネクタ10の組立方法は、上記の説明の内容に限定されない。コネクタ10の組立方法は、それぞれの機能が発揮されるように組み立てることができるのであれば、任意の方法であってもよい。例えば、第1コンタクト30、第2コンタクト40、及び付勢部材60は、圧入ではなくインサート成形によってインシュレータ20と一体的に成形されてもよい。
例えば、当接部64及び当接面53は、アクチュエータ50がロック位置にあるときであっても、挿入方向に対する直交方向において、インシュレータ20の外側に位置してもよい。
例えば、アクチュエータ50の外面S1は、アクチュエータ50が挿抜位置にあるときであっても、インシュレータ20の内面S2と接触しなくてもよい。
例えば、アクチュエータ50は、ケーブル70とロック部51との係合を解除する操作部57を有さなくてもよい。すなわち、コネクタ10は、ケーブル70が一度挿入されると、ケーブル70が抜去されることなくその挿入状態を維持するようなコネクタであってもよい。
例えば、アクチュエータ50は、天井部23aと対向するアクチュエータ50の対向面58から突出する突部52を有さなくてもよい。
例えば、突部52は、傾斜部52aを有さずに、任意の断面形状により形成されていてもよい。
例えば、インシュレータ20は、天井部23aから突出する突部24を有さなくてもよい。
例えば、突部24は、傾斜部24aを有さずに、任意の断面形状により形成されていてもよい。
例えば、アクチュエータ50の突部52とインシュレータ20の突部24とは、挿入方向に沿って互いに同一の位置に形成されていてもよい。
例えば、インシュレータ20は、平面状に形成されている傾斜面23bに代えて、任意の形状の面によりアクチュエータ50の挿抜位置を決定してもよい。例えば、インシュレータ20の傾斜面23bは、曲面により構成されてもよい。
爪部56は、挿抜位置側を向く水平面としての係合面56aに代えて、爪部56及び係合部28との係合がより強まるような係合面を有してもよい。例えば、爪部56の係合面56aと、係合部28の係合面28aとは、抜去側から後側に向かうにつれて斜め上方に傾斜するような傾斜面であってもよい。
延出部55は、平面状に形成されている傾斜面55aに代えて、任意の形状の面を有してもよい。例えば、延出部55は、R形状の曲面を有してもよい。
以上のようなコネクタ10は、電子機器に搭載される。電子機器は、例えば、パーソナルコンピュータ、コピー機、プリンタ、ファクシミリ、及び複合機等の任意の情報機器を含む。電子機器は、液晶テレビ、レコーダ、カメラ、及びヘッドフォン等の任意の音響映像機器を含む。電子機器は、例えば、カメラ、レーダ、ドライブレコーダ、及びエンジンコントロールユニット等の任意の車載機器を含む。電子機器は、例えば、カーナビゲーションシステム、先進運転支援システム、及びセキュリティシステム等の車載システムにおいて使用される任意の車載機器を含む。その他、電子機器は、任意の産業機器を含む。
このような電子機器では、上述したコネクタ10による作業性向上により、電子機器が小型化された状態であっても電子機器の組み立て作業が効率的に行われる。すなわち、電子機器の製造が容易になる。
10 コネクタ
20 インシュレータ
21 挿入部
21a 傾斜面
21b 傾斜面
22a 第1取付溝
22b 第2取付溝
22c 第3取付溝
23a 天井部
23b 傾斜面
24 突部(第2突部)
24a 傾斜部(第2傾斜部)
25a 第1凹部
25b 第2凹部
26 第1貫通孔
27 第2貫通孔
28 係合部
28a 係合面
30 第1コンタクト
31 係止部
32 実装部
33 弾性部
34 接触部
40 第2コンタクト
41 係止部
42 実装部
43 弾性部
44 接触部
50 アクチュエータ
51 ロック部
51a 傾斜面
52 突部(第1突部)
52a 傾斜部(第1傾斜部)
52b 傾斜部
53 当接面
54 突出部
55 延出部
55a 傾斜面
56 爪部
56a 係合面
57 操作部
58 対向面
60 付勢部材
61 係止部
62 実装部
63 弾性部
64 当接部
70 ケーブル
71 補強部
72 信号線
73 保持部
74 被ロック部
75 誘い込み部
76 接地部
C 回転軸
CB 回路基板
S1 外面
S2 内面
S3 基準面

Claims (10)

  1. ケーブルを挿抜可能な挿入部を有するインシュレータと、
    前記ケーブルに対してロックするロック位置に向けて、回転軸を中心に前記インシュレータに回転可能に支持されているアクチュエータと、
    前記インシュレータに支持され、前記アクチュエータに当接する当接部を備え、該当接部により前記ロック位置に向けて前記アクチュエータに力を付勢する付勢部材と、
    を備え、
    前記アクチュエータは、前記挿入部に対して前記ケーブルを挿抜する挿抜方向及び前記回転軸の延在方向に対する直交方向において延出する延出部と、前記延出部の端部に形成され、前記インシュレータと前記直交方向において対向する爪部と、を有し、
    前記回転軸は、前記挿抜方向において、前記爪部と前記当接部との間に配置されている、
    コネクタ。
  2. 前記挿入部は、被ロック部が形成されている前記ケーブルを挿入可能であり、
    前記アクチュエータは、ロック部を有し、前記ケーブルの挿入状態において前記被ロック部と前記ロック部とが係合するロック位置と、前記挿入部に対して前記ケーブルを挿抜可能な挿抜位置との間を、回転軸を中心に回転可能である、
    請求項1に記載のコネクタ。
  3. 前記インシュレータは、前記挿入状態において、前記ケーブルと向かい合う前記当接部側に天井部を有し、
    前記アクチュエータは、前記天井部と対向する対向面から突出する第1突部を有する、
    請求項2に記載のコネクタ。
  4. 前記第1突部は、前記挿入部に対して前記ケーブルを挿入する挿入方向に向かうにつれ前記対向面との距離を縮める第1傾斜部を有する、
    請求項3に記載のコネクタ。
  5. 前記インシュレータは、前記天井部から突出する第2突部を有する、
    請求項3又は4に記載のコネクタ。
  6. 前記第1突部と前記第2突部とは、前記挿抜方向において、互いに離間するように配置されている、
    請求項5に記載のコネクタ。
  7. 前記アクチュエータは、前記挿抜方向において前記回転軸を基準として、前記当接部の反対側に位置し、前記ロック位置と前記挿抜位置との間を移動させる操作部を有し、
    前記第1突部は、前記挿抜方向において、前記操作部と前記第2突部との間に配置されている、
    請求項5又は6に記載のコネクタ。
  8. 前記インシュレータは、前記直交方向において、前記操作部と向かい合う傾斜面を有し、
    前記傾斜面は、前記アクチュエータが前記挿抜位置にあるときに前記操作部と接触する、
    請求項7に記載のコネクタ。
  9. 前記インシュレータは係合部をさらに有し、
    前記アクチュエータが前記ロック位置にあるとき、前記爪部は前記インシュレータの前記係合部と係合する、
    請求項1乃至8のいずれか1項に記載のコネクタ。
  10. 請求項1乃至のいずれか1項に記載のコネクタを備える電子機器。
JP2019152923A 2019-08-23 2019-08-23 コネクタ及び電子機器 Active JP7229126B2 (ja)

Priority Applications (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2019152923A JP7229126B2 (ja) 2019-08-23 2019-08-23 コネクタ及び電子機器
US17/637,283 US20220285869A1 (en) 2019-08-23 2020-08-05 Connector and electronic device
PCT/JP2020/030091 WO2021039336A1 (ja) 2019-08-23 2020-08-05 コネクタ及び電子機器
CN202080058892.4A CN114270632A (zh) 2019-08-23 2020-08-05 连接器和电子设备

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2019152923A JP7229126B2 (ja) 2019-08-23 2019-08-23 コネクタ及び電子機器

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2021034220A JP2021034220A (ja) 2021-03-01
JP7229126B2 true JP7229126B2 (ja) 2023-02-27

Family

ID=74677545

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2019152923A Active JP7229126B2 (ja) 2019-08-23 2019-08-23 コネクタ及び電子機器

Country Status (4)

Country Link
US (1) US20220285869A1 (ja)
JP (1) JP7229126B2 (ja)
CN (1) CN114270632A (ja)
WO (1) WO2021039336A1 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP7229125B2 (ja) * 2019-08-23 2023-02-27 京セラ株式会社 コネクタ及び電子機器

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005038701A (ja) 2003-07-14 2005-02-10 Taiko Denki Co Ltd 薄型コネクタ
JP2009187733A (ja) 2008-02-05 2009-08-20 Hirose Electric Co Ltd 平型導体用電気コネクタ
JP2017162641A (ja) 2016-03-09 2017-09-14 イリソ電子工業株式会社 コネクタ
WO2018012243A1 (ja) 2016-07-13 2018-01-18 京セラ株式会社 コネクタ

Family Cites Families (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101292278B1 (ko) * 2012-01-12 2013-08-01 엘에스엠트론 주식회사 락킹 구조가 개선된 플랫 케이블 접속용 커넥터
JP6588271B2 (ja) * 2015-08-24 2019-10-09 モレックス エルエルシー コネクタ
JP7229125B2 (ja) * 2019-08-23 2023-02-27 京セラ株式会社 コネクタ及び電子機器

Patent Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005038701A (ja) 2003-07-14 2005-02-10 Taiko Denki Co Ltd 薄型コネクタ
JP2009187733A (ja) 2008-02-05 2009-08-20 Hirose Electric Co Ltd 平型導体用電気コネクタ
JP2017162641A (ja) 2016-03-09 2017-09-14 イリソ電子工業株式会社 コネクタ
WO2018012243A1 (ja) 2016-07-13 2018-01-18 京セラ株式会社 コネクタ

Also Published As

Publication number Publication date
US20220285869A1 (en) 2022-09-08
CN114270632A (zh) 2022-04-01
JP2021034220A (ja) 2021-03-01
WO2021039336A1 (ja) 2021-03-04

Similar Documents

Publication Publication Date Title
WO2016047251A1 (ja) ケーブル用コネクタ
JP2022186858A (ja) コネクタ及び電子機器
JP4789576B2 (ja) 電気コネクタ
US8651888B2 (en) Electrical connector
JP6598835B2 (ja) コネクタ及び電子機器
JP7229126B2 (ja) コネクタ及び電子機器
JPWO2018012243A1 (ja) コネクタ
JP6281698B2 (ja) コネクタ装置
CN112136249B (zh) 连接器以及电子设备
US11025009B2 (en) Circuit substrate mounted cable connector
US11289841B2 (en) Cable connector
JP7291588B2 (ja) コネクタ及び電子機器
JP2004311113A (ja) 電気コネクタ
WO2023199844A1 (ja) コネクタ及び電子機器
JP7383188B2 (ja) コネクタ及び電子機器
JP7433195B2 (ja) コネクタ、コネクタモジュール、及び電子機器
WO2023132335A1 (ja) コネクタ及び電子機器
WO2023223873A1 (ja) コネクタ及び電子機器
JP7263494B2 (ja) コネクタ及び電子機器
KR101235416B1 (ko) 커넥터 장치
US20230261426A1 (en) First connector and connector module
JP7123199B2 (ja) コネクタ及び電子機器
JP6464292B2 (ja) ケーブル用コネクタ
JP2005259614A (ja) ラッチアーム付きリセプタクルコネクタ及びこれに接続されるプラグコネクタ

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20211210

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20220823

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20221021

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20230131

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20230214

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 7229126

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150