JP7433195B2 - コネクタ、コネクタモジュール、及び電子機器 - Google Patents

コネクタ、コネクタモジュール、及び電子機器 Download PDF

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Description

本開示は、コネクタ、コネクタモジュール、及び電子機器に関する。
従来、例えば産業機器及び車載機器などを含む電子機器において、電子機器の軽量化の観点から重量のある電線に代えてフレキシブルフラットケーブル(FFC)及びフレキシブルプリント回路基板(FPC)などを含む接続対象物が使用される傾向にある。
このような接続対象物を回路基板と電気的に接続するための技術が従来から知られている。例えば、特許文献1には、コンパクトで多数の配線を接続することが可能であるコネクタ及びコネクタ組立体が開示されている。
特開2020-072035号公報
例えば産業機器及び車載機器などでは、電子機器としての信頼性が特に要求される。例えば、特許文献1に記載のような従来のコネクタ組立体では、回路基板に実装されるリセプタクルのインシュレータの強度が十分ではなかった。これにより、接続対象物を保持するプラグがリセプタクルと嵌合した状態で接続対象物及びプラグに基づく意図しない回転方向の力がリセプタクルに加わったときに、リセプタクルのインシュレータは、金属シェルによってその外周壁を覆った状態でないと破損する可能性が高かった。結果として、コネクタ組立体及びコネクタ組立体を有する電子機器の信頼性が低下していた。
このような問題点に鑑みてなされた本開示の目的は、接続対象物と接続されるコネクタの堅牢性が向上するコネクタ、コネクタモジュール、及び電子機器を提供することにある。
上記課題を解決するために、本開示の一実施形態に係るコネクタは、
接続対象物を挿抜可能なコネクタであって、
コンタクトと、
前記コンタクトが取り付けられているインシュレータであって、前記コンタクトが取り付けられている基部と、側壁を有し、前記基部と離間した状態で前記基部を囲む外周壁と、前記外周壁と前記基部との間に形成されている前記接続対象物の挿入部と、を有する前記インシュレータと、
を備え、
前記インシュレータは、前記基部と前記側壁とを接続する連結壁を有する。
上記課題を解決するために、本開示の一実施形態に係るコネクタモジュールは、
上記のコネクタと、
前記接続対象物を保持した状態で前記コネクタに接続される相手側コネクタと、
を備える。
上記課題を解決するために、本開示の一実施形態に係る電子機器は、
上記のコネクタ又は上記のコネクタモジュールを備える。
本開示の一実施形態に係るコネクタ、コネクタモジュール、及び電子機器によれば、接続対象物と接続されるコネクタの堅牢性が向上する。
第1コネクタと接続対象物を保持する第2コネクタとが互いに接続されている状態の一実施形態に係るコネクタモジュールを上面視で示した外観斜視図である。 図1の第1コネクタと第2コネクタとが互いに分離している状態の一実施形態に係るコネクタモジュールを上面視で示した外観斜視図である。 第2コネクタに保持されていない状態の第1ケーブル及び第2ケーブルを上面視で示した外観斜視図である。 図1の第1コネクタを後方から上面視で示した外観斜視図である。 図4の第1コネクタを前方から上面視で示した外観斜視図である。 図5の第1コネクタの分解斜視図である。 図1の第2コネクタを後方から上面視で示した外観斜視図である。 図7の第2コネクタを前方から上面視で示した外観斜視図である。 図2のIX-IX矢線に沿う断面図である。 図1のX-X矢線に沿う断面図である。 図1のXI-XI矢線に沿う断面図である。 図1のXII-XII矢線に沿う断面図である。 図1の破線囲み部XIIIを拡大した拡大背面図である。
以下、添付図面を参照しながら本開示の一実施形態について詳細に説明する。以下の説明中の前後、左右、及び上下の方向は、図中の矢印の方向を基準とする。各矢印の方向は、異なる図面同士で互いに整合している。図面によっては、簡便な図示を目的として、後述する回路基板CBの図示を省略する。
図1は、第1コネクタ10と接続対象物70を保持する第2コネクタ50とが互いに接続されている状態の一実施形態に係るコネクタモジュール1を上面視で示した外観斜視図である。図2は、図1の第1コネクタ10と第2コネクタ50とが互いに分離している状態の一実施形態に係るコネクタモジュール1を上面視で示した外観斜視図である。図1及び図2を参照しながら、一実施形態に係るコネクタモジュール1及び第1コネクタ10の構成について主に説明する。
例えば図2に示すとおり、コネクタモジュール1は、互いに接続可能な第1コネクタ10及び第2コネクタ50を有する。
一実施形態に係る第1コネクタ10は、回路基板CBに実装されている。回路基板CBは、リジッド基板であってよいし、又はそれ以外の任意の回路基板であってもよい。第1コネクタ10は、第2コネクタ50を介して第1コネクタ10に挿入された接続対象物70と回路基板CBとを電気的に接続する。第1コネクタ10は、第2コネクタ50を介して接続対象物70を挿抜可能であり、挿入状態で接続対象物70と接続される。
第1コネクタ10は、第1インシュレータ20と、第1コンタクト30aと、第2コンタクト30bと、金具40と、を有する。第1コンタクト30a、第2コンタクト30b、及び金具40は、第1インシュレータ20に取り付けられている。
第2コネクタ50は、接続対象物70を保持している。例えば、第2コネクタ50は、接続対象物70に含まれる第1ケーブル70a及び第2ケーブル70bを上下方向に並列させて保持している。一例として、第2コネクタ50は、第1ケーブル70aを上側に保持し、第2ケーブル70bを下側に保持している。
第2コネクタ50によって保持されている第1ケーブル70a及び第2ケーブル70bは、一例として、フレキシブルフラットケーブル(FFC)である。しかしながら、これに限定されず、第1ケーブル70a及び第2ケーブル70bは、第1コネクタ10及び第2コネクタ50を介して回路基板CBと電気的に接続されるものであれば、任意のケーブルであってよい。例えば、第1ケーブル70a及び第2ケーブル70bは、フレキシブルプリント回路基板(FPC)であってもよい。接続対象物70は、上記のようなケーブルに限定されず、任意の対象物を含んでもよい。例えば、接続対象物70は、リジッド基板又はそれ以外の任意の回路基板を含んでもよい。
第2コネクタ50は、第1ケーブル70a及び第2ケーブル70bを保持した状態で第1コネクタ10と接続可能である。第2コネクタ50は、第1コネクタ10と第2コネクタ50とが互いに接続する接続状態で第1インシュレータ20と嵌合する第2インシュレータ60を有する。第1ケーブル70aは、第1インシュレータ20と第2インシュレータ60とが互いに嵌合する嵌合状態で第1コンタクト30aと接触する。第2ケーブル70bは、第1インシュレータ20と第2インシュレータ60とが互いに嵌合する嵌合状態で第2コンタクト30bと接触する。
以下では、例えば、一実施形態に係る第1コネクタ10はリセプタクルコネクタであり、第2コネクタ50はプラグコネクタであるとして説明する。すなわち、第1インシュレータ20と第2インシュレータ60とが互いに嵌合する嵌合状態において、第1コンタクト30a及び第2コンタクト30bが弾性変形する第1コネクタ10をリセプタクルコネクタとし、第1ケーブル70a及び第2ケーブル70bを保持している第2コネクタ50をプラグコネクタとして説明する。第1コネクタ10及び第2コネクタ50の種類は、これらに限定されない。例えば、第1コネクタ10がプラグコネクタの役割を果たし、第2コネクタ50がリセプタクルコネクタの役割を果たしてもよい。
以下では、第1ケーブル70a及び第2ケーブル70bは、第1コネクタ10が実装されている回路基板CBに対して平行方向に第1コネクタ10に挿入されるとして説明する。すなわち、第1ケーブル70a及び第2ケーブル70bは、一例として前後方向に沿って第1コネクタ10に挿入される。これに限定されず、第1ケーブル70a及び第2ケーブル70bは、第1コネクタ10が実装されている回路基板CBに対して直交方向に第1コネクタ10に挿入されてもよい。すなわち、第1ケーブル70a及び第2ケーブル70bは、上下方向に沿って第1コネクタ10に挿入されてもよい。
以下で使用する「挿抜方向」は、一例として前後方向を意味する。「延長方向」は、一例として前後方向を意味する。「第1コネクタ10の長手方向」は、一例として左右方向を意味する。「第1コネクタ10の短手方向」は、一例として上下方向を意味する。「抜去側」は、一例として前側を意味する。「挿入側」は、一例として後側を意味する。「第1挿入部27a側」は、一例として上側を意味する。「第2挿入部27b側」は、一例として下側を意味する。
図3は、第2コネクタ50に保持されていない状態の第1ケーブル70a及び第2ケーブル70bを上面視で示した外観斜視図である。図3を参照しながら、第2コネクタ50に保持される第1ケーブル70a及び第2ケーブル70bの構成について主に説明する。
図3を参照すると、第1ケーブル70aは、複数の薄膜材を互いに接着して構成した積層構造を有する。第1ケーブル70aは、第1ケーブル70aの延長方向、すなわち第1ケーブル70aを挿抜する挿抜方向の先端部を構成しかつその他の部分に比べて硬い補強部71aを有する。第1ケーブル70aは、挿抜方向に沿って直線的に延びかつ補強部71aの先端まで延びる複数の信号線72aを有する。第1ケーブル70aは、第1ケーブル70aの抜去側で第1ケーブル70aの信号線72aを覆う外装73aを有する。信号線72aは、第1ケーブル70aの抜去側で外装73aによって覆われている一方で、第1ケーブル70aの挿入側の先端部において下方に露出している。
第1ケーブル70aは、信号線72aが外装73aによって覆われている部分と補強部71aとが重なる領域の板厚部分を含む被保持部74aを有する。第1ケーブル70aは、上下方向の板厚によって形成されている第1ケーブル70aの挿入側の先端面を含む被位置決め部75aを有する。
第2ケーブル70bは、第1ケーブル70aと同様に構成される。第2ケーブル70bは、第1ケーブル70aと同様に、補強部71b、信号線72b、外装73b、被保持部74b、及び被位置決め部75bを有する。第2ケーブル70bの信号線72bの数は、一例として第1ケーブル70aの信号線72aの数と同一である。しかしながら、第2ケーブル70bの信号線72bの左右方向の位置は、第1ケーブル70aの信号線72aの左右方向の位置に対してずれている。例えば、第2ケーブル70bの一の信号線72bは、左右方向において第1ケーブル70aの一対の信号線72aの間に位置する。第1ケーブル70aの信号線72a及び第2ケーブル70bの信号線72bは、左右方向に沿って互い違いに配列されている。
図4は、図1の第1コネクタ10を後方から上面視で示した外観斜視図である。図5は、図4の第1コネクタ10を前方から上面視で示した外観斜視図である。図6は、図5の第1コネクタ10の分解斜視図である。図4乃至図6を参照しながら、一実施形態に係る第1コネクタ10の構成について主に説明する。
第1コネクタ10は、一例として以下の方法で組み立てられる。すなわち、第1インシュレータ20の後方から第1コンタクト30a及び第2コンタクト30bを第1インシュレータ20の内部に圧入する。第1インシュレータ20の上方から金具40を第1インシュレータ20の側端部に圧入する。図1及び図2を参照すると、第1コネクタ10は、回路基板CB上に実装される。第1コネクタ10は、第1コンタクト30aを介して第1ケーブル70aと回路基板CBとを電気的に接続する。第1コネクタ10は、第2コンタクト30bを介して第2ケーブル70bと回路基板CBとを電気的に接続する。
第1インシュレータ20は、絶縁性かつ耐熱性の合成樹脂材料を射出成形した左右対称の箱形の部材である。これに限定されず、第1インシュレータ20は、左右非対称に形成されていてもよい。第1インシュレータ20は、上下左右方向の4つの外壁を有し、全体として矩形状に形成されている外周壁21を有する。外周壁21は、天井壁21aと、底壁21bと、一対の側壁21cと、を有する。天井壁21aは、後部において左右方向の両端部を残したまま上面視で凹状となるように切り欠かれている。第1インシュレータ20は、天井壁21aの前端部において左右方向の中央部に形成されているロック部21dを有する。ロック部21dは、天井壁21aの内面に凹設されている凹部21eと、当該凹部21eの前端部において左右方向の中央部に突設されている爪状の第1突起21fと、当該凹部21eの前端部において左右方向の両角部に突設されている第2突起21gと、を有する。
第1インシュレータ20は、天井壁21aにおいて切り欠かれている部分から下方に向けて底壁21bまで延在する後壁22を有する。後壁22は、一段後方に突き出た状態で階段状に形成されている。第1インシュレータ20は、後壁22の左右方向の両側に形成されている一対の内壁23を有する。第1インシュレータ20は、外周壁21の前側の周縁に沿って第1コネクタ10の前方に形成されている開口24を有する。
第1インシュレータ20は、外周壁21の内部で外周壁21から離間した位置に配置されている基部25を有する。基部25は、第1コネクタ10の長手方向に沿って延在する。基部25は、開口24の内側で外周壁21によって形成されている内部空間の中央部に配置されている。基部25は、その後端部において、後壁22の左右方向の全体と一体化されている。基部25は、後壁22よりも左右方向の外側において、基部25の前端から内壁23の後端まで延在する一対の板部25aを有する。基部25は、第1コネクタ10の長手方向に直交する第1コネクタ10の短手方向に突設されている突壁25bを有する。突壁25bは、後述する連結壁26と左右方向に隣接する位置で、板部25aの後端部から上下両側に突出している。
第1インシュレータ20は、基部25と側壁21cとを接続する連結壁26を有する。連結壁26は、基部25における上下方向の中央部と側壁21cにおける上下方向の中央部とを接続する。連結壁26は、板部25aにおいて前後方向に延在する左右方向の外縁全体から左右方向の外側に向けて側壁21cまで延在する。第1コネクタ10の短手方向に沿った連結壁26の厚みは、第1コネクタ10の短手方向に沿った基部25の厚みよりも小さい。基部25及び連結壁26は、開口24の内側において外周壁21、後壁22、及び内壁23により囲まれる内部空間を上下方向に沿って2つに区分けする。
第1インシュレータ20は、左右方向の両端部において連結壁26、突壁25b、内壁23、天井壁21a、及び側壁21cに沿って形成されている第1孔部26a及び第2孔部26bを有する。第1孔部26aは、第1インシュレータ20の後端面の上半部に形成され、後述する第1挿入部27aと第1インシュレータ20の外部空間とを接続する。第2孔部26bは、第1インシュレータ20の後端面の下半部に形成され、後述する第2挿入部27bと第1インシュレータ20の外部空間とを接続する。
第1インシュレータ20は、外周壁21と基部25との間に形成されている接続対象物70の挿入部27を有する。挿入部27は、第1コネクタ10の長手方向に直交する第1コネクタ10の短手方向に並列して形成されている第1挿入部27a及び第2挿入部27bを含む。第1挿入部27aは、開口24の内側において外周壁21、後壁22、及び内壁23により囲まれる内部空間を基部25及び連結壁26により区分けすることで得られる上側の内部空間を含む。第2挿入部27bは、開口24の内側において外周壁21、後壁22、及び内壁23により囲まれる内部空間を基部25及び連結壁26により区分けすることで得られる下側の内部空間を含む。
第1インシュレータ20は、基部25から後壁22に至るまで前後方向に沿って延在するように凹設されているコンタクト取付溝28を有する。複数のコンタクト取付溝28は、互いに所定の間隔で離間して左右方向に配列されている。コンタクト取付溝28は、第1コンタクト取付溝28a及び第2コンタクト取付溝28bを含む。第1コンタクト取付溝28a及び第2コンタクト取付溝28bは、左右方向に沿って交互に配列されている。第1コンタクト取付溝28aは、基部25の上半部から後壁22における上下方向の略全体にわたり凹設されている。第2コンタクト取付溝28bは、基部25の下半部から後壁22の下半部にわたり凹設されている。
第1インシュレータ20は、側壁21cの下端部において側壁21cから左右方向の外側に突出する金具取付部29を有する。金具取付部29は、上下方向に沿って凹設されている金具取付溝29aを有する。
第1コンタクト30aは、例えば、リン青銅、ベリリウム銅、若しくはチタン銅を含むばね弾性を備えた銅合金又はコルソン系銅合金の薄板を順送金型(スタンピング)を用いて図6に示す形状に成形加工したものである。第1コンタクト30aは、抜き加工を行った後に板厚方向に屈曲させることで形成されている。第1コンタクト30aの加工方法はこれに限定されず、例えば抜き加工の工程のみを含んでもよい。第1コンタクト30aの表面には、ニッケルめっきで下地を形成した後に、金又は錫などによる表層めっきが施されている。第1コンタクト30aは、左右方向に沿って複数配列されている。
第1コンタクト30aは、左右方向に幅広に形成されている第1係止部31aを有する。第1コンタクト30aは、第1係止部31aの下端部からL字状に後方に延出する実装部32aを有する。第1コンタクト30aは、第1係止部31aの上端部からL字状に前方に延出する基部33aを有する。第1コンタクト30aは、基部33aにおいて前方に延在する部分に形成されている第2係止部34aを有する。第2係止部34aは、左右方向に幅広に形成されている部分を複数有する。
第1コンタクト30aは、第2係止部34aから前方に向けて波状に延出する、弾性変形可能な弾性部35aを有する。弾性部35aは、第2係止部34aから斜め上方に延出した後、2つの山とその間に挟まれる1つの谷とを形成しながら前方に向けて延出する。第1コンタクト30aは、弾性部35aの中央部の略全体を板厚方向に切り抜いている貫通部36aを有する。貫通部36aは、弾性部35aに沿って前後方向に波状に延在する。第1コンタクト30aは、弾性部35aにおける2つの山の先端により構成される接触部37aを有する。
第2コンタクト30bは、例えば、リン青銅、ベリリウム銅、若しくはチタン銅を含むばね弾性を備えた銅合金又はコルソン系銅合金の薄板を順送金型(スタンピング)を用いて図6に示す形状に成形加工したものである。第2コンタクト30bは、抜き加工を行った後に板厚方向に屈曲させることで形成されている。第2コンタクト30bの加工方法はこれに限定されず、例えば抜き加工の工程のみを含んでもよい。第2コンタクト30bの表面には、ニッケルめっきで下地を形成した後に、金又は錫などによる表層めっきが施されている。第2コンタクト30bは、左右方向に沿って複数配列されている。
第2コンタクト30bは、左右方向に幅広に形成されている第1係止部31bを有する。第2コンタクト30bは、第1係止部31bの下端部からL字状に後方に延出する実装部32bを有する。第2コンタクト30bは、第1係止部31bの上端部からL字状に前方に延出する基部33bを有する。第2コンタクト30bは、基部33bにおいて前方に延在する部分に形成されている第2係止部34bを有する。第2係止部34bは、左右方向に幅広に形成されている部分を複数有する。
第2コンタクト30bは、第2係止部34bから前方に向けて波状に延出する、弾性変形可能な弾性部35bを有する。弾性部35bは、第2係止部34bから斜め下方に延出した後、2つの谷とその間に挟まれる1つの山とを形成しながら前方に向けて延出する。第2コンタクト30bは、弾性部35bの中央部の略全体を板厚方向に切り抜いている貫通部36bを有する。貫通部36aは、弾性部35bに沿って前後方向に波状に延在する。第2コンタクト30bは、弾性部35bにおける2つの谷の先端により構成される接触部37bを有する。
金具40は、任意の金属材料の薄板を順送金型(スタンピング)を用いて図6に示す形状に成形加工したものである。金具40は、抜き加工を行った後に板厚方向に屈曲させることで形成されている。金具40の加工方法はこれに限定されず、例えば抜き加工の工程のみを含んでもよい。金具40は、第1コネクタ10の左右両端に一対配置されている。
金具40は、金具40の中央部を構成する基部41を有する。金具40は、基部41の前後方向の両縁から前後方向の外側に突出する係止部42を有する。金具40は、基部41の下縁から下方に連続して形成されている実装部43を有する。実装部43は、基部41の下縁からL字状に左右方向の外側に延出する。
第1コネクタ10では、第1コンタクト30a及び第2コンタクト30bを含むコンタクトは、第1インシュレータ20に取り付けられている。例えば、第1コンタクト30a及び第2コンタクト30bを含むコンタクトは、第1インシュレータ20の基部25に取り付けられている。より具体的には、第1コンタクト30aは、第1係止部31a及び第2係止部34aが第1インシュレータ20の第1コンタクト取付溝28aに係止することで、基部25及び後壁22に取り付けられている。第2コンタクト30bは、第1係止部31b及び第2係止部34bが第1インシュレータ20の第2コンタクト取付溝28bに係止することで、基部25及び後壁22に取り付けられている。第1コンタクト30a及び第2コンタクト30bは、第1コネクタ10の長手方向に沿って互い違いに配列されている。
第1コネクタ10では、金具40は、第1インシュレータ20に取り付けられている。例えば、金具40は、第1インシュレータ20の金具取付部29に取り付けられている。より具体的には、金具40は、係止部42が金具取付部29の金具取付溝29aに係止することで、第1インシュレータ20の左右両端に取り付けられている。
図1及び図2を参照すると、第1コネクタ10は、挿抜方向に対して略平行に配置される回路基板CBの上面に形成された回路形成面に実装される。より具体的には、第1コンタクト30aの実装部32aは、回路基板CB上のパターンに塗布したはんだペーストに載置される。第2コンタクト30bの実装部32bは、回路基板CB上のパターンに塗布したはんだペーストに載置される。金具40の実装部43は、回路基板CB上のパターンに塗布したはんだペーストに載置される。リフロー炉などにおいて各はんだペーストを加熱溶融することで、実装部32a、実装部32b、及び実装部43は、上記パターンにはんだ付けされる。結果、第1コネクタ10の回路基板CBへの実装が完了する。回路基板CBの回路形成面には、例えば、CPU(Central Processing Unit)、コントローラ、又はメモリなどの第1コネクタ10とは別の電子部品が実装される。
図7は、図1の第2コネクタ50を後方から上面視で示した外観斜視図である。図8は、図7の第2コネクタ50を前方から上面視で示した外観斜視図である。図7及び図8では、第1ケーブル70a及び第2ケーブル70bの図示を省略して第2コネクタ50単体が示されている。図7及び図8を参照しながら、一実施形態に係るコネクタモジュール1に含まれる第2コネクタ50の構成について主に説明する。
第2インシュレータ60は、絶縁性かつ耐熱性の合成樹脂材料を射出成形した左右対称の箱形の部材である。第2インシュレータ60は、上下左右方向の4つの外壁を有し、全体として矩形状に形成されている外周壁61を有する。外周壁61は、天井壁61aと、底壁61bと、一対の側壁61cと、を有する。側壁61cは、天井壁61a及び底壁61bよりも接続対象物70の挿入側に突出している。
第2インシュレータ60は、天井壁61aの左右方向の中央部において前後方向に延在する被ロック部61dを有する。被ロック部61dは、天井壁61aの外面において、上下方向に沿って弾性変形可能な弾性部61eを有する。弾性部61eは、二股でかつU字状に形成されている。被ロック部61dは、矩形状の孔を含む孔部61fを有する。被ロック部61dは、弾性部61eと孔部61fとの間で左右方向の両側に突出する幅広部61gを有する。被ロック部61dは、孔部61fよりも抜去側に形成されている操作部61hを有する。
第2インシュレータ60は、接続対象物70の抜去側で天井壁61aと底壁61bとを接続する後壁62を有する。第2インシュレータ60は、後壁62において左右方向にスリット状に延在し、上下方向に並列して貫設されている第1挿入部63a及び第2挿入部63bを有する。第1挿入部63aは、上側に形成されている。第2挿入部63bは、下側に形成されている。第2インシュレータ60は、接続対象物70の挿入側で天井壁61a及び底壁61bの縁に沿って形成されている開口64を有する。
第2インシュレータ60は、開口64の内側で外周壁61によって形成されている内部空間65を有する。第2インシュレータ60は、接続対象物70の挿入側で、天井壁61aの縁に沿って左右方向の略全体にわたり突設されている第1位置決め部66aを有する。第2インシュレータ60は、接続対象物70の挿入側で、底壁61bの縁に沿って左右方向の略全体にわたり突設されている第2位置決め部66bを有する。第2インシュレータ60は、内部空間65において接続対象物70の抜去側に位置する4つの角部にガイド部67を有する。第2インシュレータ60は、側壁61cを上下方向に2つに分割するスリット68を有する。
図9は、図2のIX-IX矢線に沿う断面図である。図9を参照しながら、第1ケーブル70a及び第2ケーブル70bを第2コネクタ50が保持するときの第2コネクタ50の機能について主に説明する。
第1ケーブル70aは、信号線72aが露出している部分を下側に向けながら、第2インシュレータ60の第1挿入部63aから内部空間65に挿入される。このとき、第1ケーブル70aは、第1挿入部63a及び内部空間65の上側の2つの角部に位置するガイド部67に沿って水平に移動する。第1ケーブル70aは、被位置決め部75aが第2インシュレータ60の第1位置決め部66aに突き当たるまで水平に移動する。第1ケーブル70aの前後方向の位置は、第1位置決め部66aによって決定される。このとき、第1ケーブル70aは、被保持部74aが第2インシュレータ60の第1挿入部63aにおいて保持されることで、第2コネクタ50に保持される。
第1ケーブル70aは、例えば第2インシュレータ60とは別の固定用部材が第2インシュレータ60の上面から挿入され、図3に示す第1ケーブル70aの左右方向の両端部における切り欠きに係合することで第2インシュレータ60に固定されてもよい。第1ケーブル70aは、例えば固定用部材を使用せずに、第2インシュレータ60の内部に設けられた任意の突起が図3に示す第1ケーブル70aの左右方向の両端部における切り欠きに係合することで第2インシュレータ60に固定されてもよい。
第1ケーブル70aが第2コネクタ50に保持されると、第1ケーブル70aの補強部71aを含む先端部は、第2インシュレータ60の第1挿入部63aの上面及び天井壁61aの内面に沿って配置される。第1ケーブル70aの信号線72aは、第2インシュレータ60の内部空間65に向けて下方に露出する。
第2ケーブル70bは、信号線72bが露出している部分を上側に向けながら、第2インシュレータ60の第2挿入部63bから内部空間65に挿入される。このとき、第2ケーブル70bは、第2挿入部63b及び内部空間65の下側の2つの角部に位置するガイド部67に沿って水平に移動する。第2ケーブル70bは、被位置決め部75bが第2インシュレータ60の第2位置決め部66bに突き当たるまで水平に移動する。第2ケーブル70bの前後方向の位置は、第2位置決め部66bによって決定される。このとき、第2ケーブル70bは、被保持部74bが第2インシュレータ60の第2挿入部63bにおいて保持されることで、第2コネクタ50に保持される。
第2ケーブル70bは、例えば第2インシュレータ60とは別の固定用部材が第2インシュレータ60の下面から挿入され、図3に示す第2ケーブル70bの左右方向の両端部における切り欠きに係合することで第2インシュレータ60に固定されてもよい。第2ケーブル70bは、例えば固定用部材を使用せずに、第2インシュレータ60の内部に設けられた任意の突起が図3に示す第2ケーブル70bの左右方向の両端部における切り欠きに係合することで第2インシュレータ60に固定されてもよい。
第2ケーブル70bが第2コネクタ50に保持されると、第2ケーブル70bの補強部71bを含む先端部は、第2インシュレータ60の第2挿入部63bの下面及び底壁61bの内面に沿って配置される。第2ケーブル70bの信号線72bは、第2インシュレータ60の内部空間65に向けて上方に露出する。
以上のように、第2コネクタ50は、第1ケーブル70aの信号線72aと第2ケーブル70bの信号線72bとが第1コネクタ10の短手方向に互いに向き合うようにこれらの接続対象物70を保持している。すなわち、第2コネクタ50が第1ケーブル70a及び第2ケーブル70bを保持すると、信号線72a及び信号線72bは、第2インシュレータ60の外部に露出することなく内部空間65に収容される。
図10は、図1のX-X矢線に沿う断面図である。図11は、図1のXI-XI矢線に沿う断面図である。以下では、第2コネクタ50が接続対象物70を保持した状態で第1コネクタ10に接続されている接続状態でのコネクタモジュール1の機能について主に説明する。
図10及び図11に示すとおり、接続対象物70を保持した状態の第2コネクタ50が第1コネクタ10に接続されると、第1インシュレータ20と第2インシュレータ60とが互いに嵌合する。このような嵌合状態で、第1インシュレータ20のロック部21dと第2インシュレータ60の被ロック部61dとが互いに係合する。例えば、第2インシュレータ60の弾性部61eは、嵌合の途中で弾性変形しながら嵌合状態で第1インシュレータ20の凹部21eに受け入れられる。例えば、第2インシュレータ60の孔部61fは、嵌合状態で第1インシュレータ20の第1突起21fと互いに係合する。例えば、第2インシュレータ60の幅広部61gは、嵌合状態で第1インシュレータ20の第2突起21gと互いに係合する。以上のようなロック機構によって、第1コネクタ10と第2コネクタ50とが接続状態で互いに固定される。
第2インシュレータ60の被ロック部61dの操作部61hを下方に向けて押圧すると弾性部61eが弾性変形し、孔部61fと第1突起21fとが互いに係合しなくなる。同様に、幅広部61gと第2突起21gとが互いに係合しなくなる。これにより、第1インシュレータ20のロック部21dと第2インシュレータ60の被ロック部61dとの間のロックが解除される。結果として、接続対象物70は、第1コネクタ10から抜去可能となる。
図10に示すとおり、第2コネクタ50に保持されている第1ケーブル70aは、第1インシュレータ20の第1挿入部27aに挿入されている。第1ケーブル70aにおいて下方に向けて露出している信号線72aは、第1インシュレータ20の基部25に形成されている第1コンタクト取付溝28aの直上に位置する。一方で、第1コンタクト取付溝28aに取り付けられている第1コンタクト30aは、第1挿入部27a側に露出する。例えば、第1コンタクト30aの接触部37aが、第1インシュレータ20の基部25に形成されている第1コンタクト取付溝28aから第1挿入部27a側に露出する。
第1ケーブル70aにおいて下方に向けて露出している信号線72aと第1コンタクト30aの接触部37aとは、接続状態で互いに接触する。このとき、第1コンタクト30aの弾性部35aは、下方に向けて弾性変形する。
図11に示すとおり、第2コネクタ50に保持されている第2ケーブル70bは、第1インシュレータ20の第2挿入部27bに挿入されている。第2ケーブル70bにおいて上方に向けて露出している信号線72bは、第1インシュレータ20の基部25に形成されている第2コンタクト取付溝28bの直下に位置する。一方で、第2コンタクト取付溝28bに取り付けられている第2コンタクト30bは、第2挿入部27b側に露出する。例えば、第2コンタクト30bの接触部37bが、第1インシュレータ20の基部25に形成されている第2コンタクト取付溝28bから第2挿入部27b側に露出する。
第2ケーブル70bにおいて上方に向けて露出している信号線72bと第2コンタクト30bの接触部37bとは、接続状態で互いに接触する。このとき、第2コンタクト30bの弾性部35bは、上方に向けて弾性変形する。
図12は、図1のXII-XII矢線に沿う断面図である。図13は、図1の破線囲み部XIIIを拡大した拡大背面図である。
接続状態で、第1インシュレータ20の連結壁26は、第2インシュレータ60の側壁61cに形成されているスリット68に挿入されている。すなわち、第2インシュレータ60の側壁61cにおいてスリット68により上下方向に2つに分割されている部分は、第1インシュレータ20の連結壁26を上下方向に挟む。
第2インシュレータ60の側壁61cにおいてスリット68により上下方向に2つに分割されている部分は、接続状態で第1インシュレータ20の挿入部27に挿入されている。より具体的には、側壁61cの上半部は、第1挿入部27aに挿入されている。側壁61cの上半部の挿入側の先端は、第1孔部26aと略同一の前後位置にある。側壁61cの下半部は、第2挿入部27bに挿入されている。側壁61cの下半部の挿入側の先端は、第2孔部26bと略同一の前後位置にある。
図13に示すとおり、第2インシュレータ60の側壁61cの挿入側の先端は、第1インシュレータ20の第1孔部26a及び第2孔部26bによって第1インシュレータ20の後方から視認可能である。第1インシュレータ20の上側の突壁25bは、上下方向に沿って第2インシュレータ60の側壁61cの上半部と重なる。すなわち、上側の突壁25bは、第2インシュレータ60の側壁61cの上半部と左右方向の内側で隣接する。第1インシュレータ20の下側の突壁25bは、上下方向に沿って第2インシュレータ60の側壁61cの下半部と重なる。すなわち、下側の突壁25bは、第2インシュレータ60の側壁61cの下半部と左右方向の内側で隣接する。
以下では、主に第1コネクタ10に着目してその効果に関する説明を行うが、第1コネクタ10を有するコネクタモジュール1及び電子機器についても同様の説明が当てはまる。
以上のような一実施形態に係る第1コネクタ10によれば、接続対象物70と接続される第1コネクタ10の堅牢性が向上する。例えば、第1インシュレータ20が基部25と側壁21cとを接続する連結壁26を有することで、回路基板CBに実装される第1コネクタ10の第1インシュレータ20の強度が向上する。例えば、側壁21c周辺における第1インシュレータ20の強度が向上する。これにより、接続対象物70を保持する第2コネクタ50が第1コネクタ10と嵌合した状態で接続対象物70及び第2コネクタ50に基づく意図しない回転方向の力が第1コネクタ10に加わったときであっても、第1インシュレータ20の破損の可能性が低減する。
例えば、第1インシュレータ20に形成されているような連結壁26を有さない従来のコネクタでは、インシュレータの側壁は、コネクタの長手方向において外周壁の内側から支持されない。加えて、インシュレータの側壁は、外周壁及び後壁の中で最も面積が小さい。一方で、コネクタに挿入されるFPCなどのケーブルは、コネクタの長手方向に沿って平板状に横長に形成されている。したがって、ケーブルが側壁に向けてコネクタの長手方向に回転するときの力のモーメントは大きくなる。このような大きな力のモーメントを、最も面積が小さくかつ内側から支持されない側壁が受けることになるので、従来のコネクタのインシュレータでは破損の可能性が高かった。同様に、従来のコネクタでは、ケーブルがコネクタの長手方向に引っ張られたときもインシュレータの破損の可能性が高かった。
一方で、第1コネクタ10の第1インシュレータ20の側壁21cは、第1コネクタ10の長手方向において外周壁21の内側から基部25及び連結壁26によって支持されている。これにより、仮に接続対象物70が第2コネクタ50と共に側壁21cに向けて第1コネクタ10の長手方向に回転しても、大きな力のモーメントを側壁21c及び連結壁26によって受けることが可能となる。結果として、側壁21cの破損が抑制される。以上のように第1インシュレータ20の強度が向上することで、第1コネクタ10の堅牢性が向上する。結果として、第1コネクタ10を有するコネクタモジュール1及び電子機器の製品としての信頼性が向上する。
第1コネクタ10では、第1コンタクト30a及び第2コンタクト30bの両方について、接触部を含むコンタクトの先端部分が基部25に取り付けられている。例えば、第1コンタクト30a及び第2コンタクト30bにおける先端部分は、基部25において互いに向かい合う方向に弾性変形可能なように取り付けられている。したがって、コンタクトと接続対象物70との間の接触信頼性が向上する。仮にコンタクトの先端部分が第1インシュレータ20の天井壁21a及び底壁21bに取り付けられ、第1インシュレータ20の上下方向の外側に弾性変形する場合、コンタクトが外側へと弾性変形するときの力が天井壁21a及び底壁21bに対して加わる。したがって、第1インシュレータ20が変形する可能性がある。これにより、コンタクトの接触圧力が低減したり、接触圧力にバラツキが生じたりする可能性がある。
また、外周壁21の内側に位置する一の基部25の上下両側にコンタクトが取り付けられていることで、第2コネクタ50に保持されている第1ケーブル70a及び第2ケーブル70bの信号線が必然的に上下方向に沿って互いに内側に向き合いながら配置されることになる。これにより、信号線72a及び信号線72bが第2インシュレータ60の外部に露出することなく内部空間65に収容される。したがって、コネクタモジュール1及び電子機器などの組立装置又は作業者が作業時にこれらの信号線に誤って触れる可能性が低減し、これらの信号線の損傷が抑制される。加えて、外部からの異物がこれらの信号線に付着する可能性が低減し、コネクタモジュール1の導通不良及び電気特性の劣化が抑制される。結果として、第1コネクタ10を有するコネクタモジュール1及び電子機器の製品としての信頼性が向上する。
挿入部27が第1コネクタ10の短手方向に並列して形成されている第1挿入部27a及び第2挿入部27bを含むことで、第1コネクタ10は、上下方向に沿って配列されている2つの第1ケーブル70a及び第2ケーブル70bに対して回路基板CBとの電気的な接続を可能にする。これにより、回路基板CBにおける第1コネクタ10の占有面積を抑制しつつ伝送信号の多極化が可能となる。
第1コンタクト30a及び第2コンタクト30bが第1コネクタ10の長手方向に沿って互い違いに配列されていることで、第1インシュレータ20に対して第1ケーブル70a及び第2ケーブル70bが挿入されるときの挿入力が低減する。加えて、第1コンタクト30aと第2コンタクト30bとの間の短絡が抑制される。さらに、基部25においてコンタクトが取り付けられている部分の肉厚の減少が抑制される。これにより基部25の強度の低下が抑制され、第1インシュレータ20の強度が維持される。
基部25が連結壁26と隣接する位置で第1コネクタ10の短手方向に突設されている突壁25bを有することで、接続状態で、突壁25bが第2インシュレータ60の側壁61cと左右方向の内側で隣接する。これにより、接続対象物70が回転するときの上述した力のモーメントに対する第1インシュレータ20の耐性がさらに向上する。結果として、第1コネクタ10の堅牢性がさらに向上し、第1コネクタ10を有するコネクタモジュール1及び電子機器の製品としての信頼性もさらに向上する。
第1コネクタ10が第1インシュレータ20の金具取付部29に取り付けられている金具40を有することで、上述した大きな力のモーメントを側壁21c及び連結壁26に加えて金具40によっても受けることが可能となる。これにより、側壁21cの破損がさらに抑制される。
第2コネクタ50が第1ケーブル70a及び第2ケーブル70bを第1コネクタ10の短手方向に並列させて保持していることで、上下方向に第1ケーブル70a及び第2ケーブル70bを重ねて第1コネクタ10の左右方向の幅を低減することが可能となる。これにより、回路基板CBにおける第1コネクタ10の実装面積が低減し、回路基板CBの省面積化も可能となる。例えば、仮に第2コネクタ50が第1ケーブル70a及び第2ケーブル70bを第1コネクタ10の長手方向に並列させて保持すると、第1インシュレータ20の上下幅が減少する一方で左右幅が増大する。したがって、第1インシュレータ20が成形時及び実装時にそりやすくなり、好ましくない。
信号線72aと信号線72bとが第1コネクタ10の短手方向に互いに向き合うように第2コネクタ50が接続対象物70を保持していることで、これらの信号線が第2インシュレータ60の外部に露出することなく内部空間65に収容される。したがって、コネクタモジュール1及び電子機器などの組立装置又は作業者が作業時にこれらの信号線に誤って触れる可能性が低減し、これらの信号線の損傷が抑制される。加えて、外部からの異物がこれらの信号線に付着する可能性が低減し、コネクタモジュール1の電気特性の劣化が抑制される。結果として、コネクタモジュール1及び電子機器の製品としての信頼性が向上する。
第1コネクタ10と第2コネクタ50とが互いに接続する接続状態で、第1コネクタ10の連結壁26が第2コネクタ50のスリット68に挿入されていることで、第2インシュレータ60が第1インシュレータ20に対して安定的に嵌合する。例えば、第2インシュレータ60は、接続対象物70又は第2コネクタ50に対して上下方向の力が加わったときでも第1インシュレータ20に対する嵌合状態を安定して維持できる。
第1コネクタ10が外周壁21の内側に形成されているロック部21dを有し、第2コネクタ50がロック部21dに係合する被ロック部61dを有することで、係合部分を第1インシュレータ20の内部に収容した状態で第1コネクタ10及び第2コネクタ50が互いに固定される。例えば、ロック部21dが外周壁21の内側に形成されていることで、コネクタモジュール1及び電子機器などの組立装置又は作業者が作業時にその一部をロック部21dに不必要に引っ掛けることが抑制される。これにより、作業性が向上する。
本開示は、その精神又はその本質的な特徴から離れることなく、上述した実施形態以外の他の所定の形態で実現できることは当業者にとって明白である。したがって、先の記述は例示的であり、これに限定されない。開示の範囲は、先の記述によってではなく、付加した請求項によって定義される。あらゆる変更のうちその均等の範囲内にあるいくつかの変更は、その中に包含されるとする。
例えば、上述した各構成部の形状、配置、向き、及び個数などは、上記の説明及び図面における図示の内容に限定されない。各構成部の形状、配置、向き、及び個数などは、その機能を実現できるのであれば、任意に構成されてもよい。
上述した第1コネクタ10の組立方法は、上記の説明の内容に限定されない。第1コネクタ10の組立方法は、それぞれの機能が発揮されるように組み立てることができるのであれば、任意の方法であってもよい。例えば、第1コンタクト30a、第2コンタクト30b、及び金具40は、圧入ではなくインサート成形によって第1インシュレータ20と一体的に成形されてもよい。
上記実施形態では、第1コンタクト30a及び第2コンタクト30bを含むコンタクトが第1インシュレータ20の基部25に取り付けられていると説明したが、これに限定されない。コンタクトは、基部25に代えて、又は加えて、第1インシュレータ20の天井壁21a及び底壁21bの少なくとも一方に取り付けられていてもよい。
上記実施形態では、挿入部27が第1コネクタ10の短手方向に並列して形成されている第1挿入部27a及び第2挿入部27bを含むと説明したが、これに限定されない。挿入部27は、任意の数により構成されてもよい。例えば、挿入部27は、1つで構成されてもよいし、3つ以上で構成されてもよい。また、複数の挿入部27が、第1コネクタ10の短手方向に代えて、又は加えて、第1コネクタ10の長手方向に配列されていてもよい。
上記実施形態では、第1コンタクト30a及び第2コンタクト30bは、第1コネクタ10の長手方向に沿って互い違いに配列されていると説明したが、これに限定されない。第1コンタクト30a及び第2コンタクト30bは、互いの左右位置が同一となるように配列されていてもよい。
上記実施形態では、第1インシュレータ20の基部25は、連結壁26と隣接する位置で第1コネクタ10の短手方向に突設されている突壁25bを有すると説明したが、これに限定されない。第1インシュレータ20は、このような突壁25bを有さなくてもよい。
上記実施形態では、第2コネクタ50は、第1ケーブル70a及び第2ケーブル70bを第1コネクタ10の短手方向に並列させて保持していると説明したが、これに限定されない。第2コネクタ50は、任意の数の接続対象物70を保持していてもよい。例えば、第2コネクタ50は、1つの接続対象物70を保持していてもよいし、3つ以上の接続対象物70を保持していてもよい。また、第2コネクタ50は、第1コネクタ10の短手方向に代えて、又は加えて、第1コネクタ10の長手方向に複数の接続対象物70を並列させて保持していてもよい。
上記実施形態では、第2コネクタ50は、第1ケーブル70aの信号線72aと第2ケーブル70bの信号線72bとが第1コネクタ10の短手方向に互いに向き合うように接続対象物70を保持していると説明したが、これに限定されない。第2コネクタ50は、信号線72a及び信号線72bが互いに反対方向を向くように接続対象物70を保持していてもよい。
上記実施形態では、第1インシュレータ20は、基部25を1つのみ有すると説明したが、これに限定されない。第1インシュレータ20は、外周壁21の内部で外周壁21から離間した位置に配置されている複数の基部25を有してもよい。例えば、第1インシュレータ20は、互いに上下方向に離間して配列されている2つの基部25を有してもよい。挿入部27は、互いに上下方向に離間して配列されている2つの基部25の間に挟まれるように1つだけ形成されていてもよい。
このとき、例えば、第1コンタクト30aは、上側に配置されている基部25に取り付けられてもよい。第1コンタクト30aの接触部37aは、第1コンタクト取付溝28aから下方に向けて挿入部27側に露出してもよい。例えば、第2コンタクト30bは、下側に配置されている基部25に取り付けられてもよい。第2コンタクト30bの接触部37bは、第2コンタクト取付溝28bから上方に向けて挿入部27側に露出してもよい。
このとき、第2コネクタ50は、第1ケーブル70aの信号線72a及び第2ケーブル70bの信号線72bが互いに反対方向を向くように接続対象物70を保持していてもよい。例えば、第2コネクタ50の外周壁61は、互いに反対方向を向く信号線72a及び信号線72bを囲って外部から保護してもよい。
上記実施形態では、連結壁26は、基部25における上下方向の中央部と側壁21cにおける上下方向の中央部とを接続すると説明したが、これに限定されない。連結壁26は、任意の上下位置に形成されていてもよい。これにより、第2コネクタ50が誤って上下逆向きに第1コネクタ10に接続される逆挿し状態が抑制される。
上記実施形態では、連結壁26は、板部25aにおいて前後方向に延在する左右方向の外縁全体に沿って前後方向に延在すると説明したが、これに限定されない。連結壁26は、任意の長さで前後方向に延在してもよい。例えば、連結壁26は、前端部で基部25と面一に形成されていてもよいし、基部25よりも後方の奥まった位置に形成されていてもよい。加えて、連結壁26の前端縁は、左右方向に沿って直線状に形成されていてもよいし、傾斜した状態で形成されていてもよい。
加えて、連結壁26は、板部25aと側壁21cとを接続するように任意の長さで左右方向に延在してもよい。連結壁26は、上下方向の厚さについても任意の厚さで形成されていてもよい。例えば、連結壁26の上下方向の厚さは、基部25の上下方向の厚さと同一であってもよい。
例えば、連結壁26の前後方向に沿った断面において、連結壁26の厚みが前後方向の全体にわたり均一であってもよいし、不均一であってもよい。例えば、連結壁26は、その前半部の厚みよりも後半部の厚みの方が大きくなるように形成されていてもよい。例えば、連結壁26は、前方から後方に向かうにつれて厚みが次第に大きくなるように逆テーパ状に形成されていてもよい。
例えば、右側の連結壁26と左側の連結壁26とは互いに対称的に形成されていてもよいし、非対称的に形成されていてもよい。
上記実施形態では、第1インシュレータ20は第1孔部26a及び第2孔部26bを有すると説明したが、これに限定されない。第1インシュレータ20は、第1孔部26a及び第2孔部26bの少なくとも一方を有していなくてもよい。すなわち、第1インシュレータ20において第1孔部26a及び第2孔部26bが形成されている少なくとも1つの箇所において、壁により孔が塞がれていてもよい。
以上のような第1コネクタ10又はコネクタモジュール1は、電子機器に搭載される。電子機器は、例えば、カメラ、レーダ、ドライブレコーダ、及びエンジンコントロールユニットなどの任意の車載機器を含む。電子機器は、例えば、カーナビゲーションシステム、先進運転支援システム、及びセキュリティシステムなどの車載システムにおいて使用される任意の車載機器を含む。その他、電子機器は、任意の産業機器を含む。これらに限定されず、電子機器は、例えば、パーソナルコンピュータ、コピー機、プリンタ、ファクシミリ、及び複合機などの任意の情報機器を含んでもよい。電子機器は、液晶テレビ、レコーダ、カメラ、及びヘッドフォンなどの任意の音響映像機器を含んでもよい。
このような電子機器では、上述した第1コネクタ10又はコネクタモジュール1の堅牢性の向上により、電子機器の製品としての信頼性が向上する。
1 コネクタモジュール
10 第1コネクタ(コネクタ)
20 第1インシュレータ(インシュレータ)
21 外周壁
21a 天井壁
21b 底壁
21c 側壁
21d ロック部
21e 凹部
21f 第1突起
21g 第2突起
22 後壁
23 内壁
24 開口
25 基部
25a 板部
25b 突壁
26 連結壁
26a 第1孔部
26b 第2孔部
27 挿入部
27a 第1挿入部
27b 第2挿入部
28 コンタクト取付溝
28a 第1コンタクト取付溝
28b 第2コンタクト取付溝
29 金具取付部
29a 金具取付溝
30a 第1コンタクト(コンタクト)
30b 第2コンタクト(コンタクト)
31a 第1係止部
31b 第1係止部
32a 実装部
32b 実装部
33a 基部
33b 基部
34a 第2係止部
34b 第2係止部
35a 弾性部
35b 弾性部
36a 貫通部
36b 貫通部
37a 接触部
37b 接触部
40 金具
41 基部
42 係止部
43 実装部
50 第2コネクタ(相手側コネクタ)
60 第2インシュレータ
61 外周壁
61a 天井壁
61b 底壁
61c 側壁
61d 被ロック部
61e 弾性部
61f 孔部
61g 幅広部
61h 操作部
62 後壁
63a 第1挿入部
63b 第2挿入部
64 開口
65 内部空間
66a 第1位置決め部
66b 第2位置決め部
67 ガイド部
68 スリット
70 接続対象物
70a 第1ケーブル
70b 第2ケーブル
71a 補強部
71b 補強部
72a 信号線(第1信号線)
72b 信号線(第2信号線)
73a 外装
73b 外装
74a 被保持部
74b 被保持部
75a 被位置決め部
75b 被位置決め部
CB 回路基板

Claims (13)

  1. 接続対象物を挿抜可能なコネクタであって、
    実装部を有するコンタクトと、
    前記コンタクトが取り付けられているインシュレータであって、前記コンタクトが取り付けられている基部と、側壁を有し、前記基部と離間した状態で前記基部を囲む外周壁と、前記外周壁と前記基部との間に形成されている前記接続対象物の挿入部と、を有する前記インシュレータと、
    を備え、
    前記インシュレータは、前記基部と前記側壁とを接続する連結壁を有し、
    前記コンタクトは、前記外周壁の内部において前記基部にのみ配置されている、
    コネクタ。
  2. 前記コンタクトは、前記接続対象物が前記コネクタに挿入されている挿入状態で前記接続対象物と接触する接触部を有し、
    前記接触部を含む前記コンタクトの先端部分が前記基部に取り付けられている、
    請求項1に記載のコネクタ。
  3. 前記挿入部は、前記コネクタの短手方向に並列して形成されている第1挿入部及び第2挿入部を含む、
    請求項2に記載のコネクタ。
  4. 前記コンタクトは、前記接触部が前記第1挿入部側に露出する第1コンタクトと、前記接触部が前記第2挿入部側に露出する第2コンタクトと、を含む、
    請求項3に記載のコネクタ。
  5. 前記第1コンタクト及び前記第2コンタクトは、前記コネクタの長手方向に沿って互い違いに配列されている、
    請求項4に記載のコネクタ。
  6. 前記コネクタの短手方向に沿った前記連結壁の厚みは、前記短手方向に沿った前記基部の厚みよりも小さい、
    請求項1乃至5のいずれか1項に記載のコネクタ。
  7. 前記インシュレータは、前記外周壁から外側に突出する金具取付部を有し、
    前記金具取付部に取り付けられている金具を備える、
    請求項1乃至6のいずれか1項に記載のコネクタ。
  8. 請求項1乃至7のいずれか1項に記載のコネクタと、
    前記接続対象物を保持した状態で前記コネクタに接続される相手側コネクタと、
    を備える、
    コネクタモジュール。
  9. 前記相手側コネクタは、前記接続対象物に含まれる第1ケーブル及び第2ケーブルを、前記コネクタの短手方向に並列させて保持し、
    前記コネクタの前記挿入部は、前記第1ケーブル及び前記第2ケーブルを受け入れる、
    請求項8に記載のコネクタモジュール。
  10. 前記相手側コネクタは、前記第1ケーブルの第1信号線と前記第2ケーブルの第2信号線とが前記短手方向に互いに向き合うように前記接続対象物を保持している、
    請求項9に記載のコネクタモジュール。
  11. 前記相手側コネクタは、前記相手側コネクタの側壁を2つに分割するスリットを有し、
    前記コネクタと前記相手側コネクタとが互いに接続する接続状態で、前記コネクタの前記連結壁は、前記相手側コネクタの前記スリットに挿入されている、
    請求項8乃至10のいずれか1項に記載のコネクタモジュール。
  12. 前記コネクタは、前記外周壁の内側に形成されているロック部を有し、
    前記相手側コネクタは、前記コネクタと前記相手側コネクタとが互いに接続する接続状態で前記ロック部に係合する被ロック部を有する、
    請求項8乃至11のいずれか1項に記載のコネクタモジュール。
  13. 請求項1乃至7のいずれか1項に記載のコネクタ、又は請求項8乃至12のいずれか1項に記載のコネクタモジュールを備える電子機器。
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