JP7225983B2 - 作業車 - Google Patents

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Description

本発明は、作業車に関する。さらに詳しくは、本発明は、車体の後端部にカウンタウエイトが設けられた作業車に関する。
特許文献1に開示されているように、高所作業車の車体の後端部にカウンタウエイトを設ける場合がある。旋回台を車体の前側に設けた構成などでは、高所作業車全体の重心が前寄りに位置するため、前方の安定性能が低下する。このような場合には、車体の後端部にカウンタウエイトを設けて、前方の安定性能を向上させる。
特開2014-65596号公報
図10に示すように、車体の後端部にカウンタウエイト101を設ける場合、従来は、L字形の吊下金具102の下面にカウンタウエイト101の上面を当接させ、それらをボルト・ナットで締結していた。このような構成では、ボルトにカウンタウエイト101の荷重が軸力として常にかかることとなる。しかも、ボルトには車両走行による振動が加わる。そのため、ボルトが緩みやすい。ボルトが緩んで完全に外れてしまうと、カウンタウエイト101が落下してしまう。このような事態を防止するため、吊下金具102とカウンタウエイト101とを溶接する必要がある。そのため、カウンタウエイト101の組み付け作業が煩雑である。
本発明は上記事情に鑑み、カウンタウエイトの組み付け作業が簡単であり、しかも落下の恐れがない作業車を提供することを目的とする。
第1発明の作業車は、車体と、前記車体に設けられた旋回台と、前記旋回台に設けられたブームと、前記車体の後端部に設けられた吊下部材と、前記吊下部材が挿入される挿入部材が上面に設けられたカウンタウエイトと、を備え、前記吊下部材は、上部が前記車体に固定された下垂部と、該下垂部の下端から側方に張り出し、上向きの係止面を有する係止部とを備え、前記挿入部材は、前記カウンタウエイトの前記上面より上方に離隔し、下向きの被係止面を有する被係止部と、該被係止部の後端と前記カウンタウエイトの前記上面とを接続する後壁とを備え、前記係止部が前記被係止部と前記カウンタウエイトとの間に挿入され、前記係止面が前記被係止面に当接し、前記係止部と前記被係止部とが締結具で締結されていることを特徴とする。
第2発明の作業車は、第1発明において、前記被係止面のうち前記係止部の固定領域より前方に、下方に突出した段部が設けられていることを特徴とする。
第3発明の作業車は、第2発明において、前記挿入部材は、前記係止部が前記段部の高さより大きく前記被係止面から下方に離隔することを制限する離隔制限部材を備えることを特徴とする。
第4発明の作業車は、第1~第3発明のいずれかにおいて、前記締結具はボルトおよびナットであり、前記ボルトは頭部を下向きとし、軸部が前記係止部および前記被係止部に形成されたボルト孔に挿入され、前記ナットは前記被係止部の上面から突出した前記軸部に螺合されていることを特徴とする。
第5発明の作業車は、第4発明において、前記挿入部材は、前記ボルトの前記頭部の下方に設けられた脱落防止部材を備え、前記被係止面と前記脱落防止部材との距離は、前記ボルトの全長よりも短いことを特徴とする。
第6発明の作業車は、第1~第5発明のいずれかにおいて、前記吊下部材は車幅方向に所定距離離れた2箇所に設けられており、前記挿入部材は車幅方向に所定距離離れた2位置に設けられていることを特徴とする。
第7発明の作業車は、第6発明において、前記挿入部材は前記カウンタウエイトの重心を挟んで車幅方向に対称な2位置に設けられていることを特徴とする。
第8発明の作業車は、第6または第7発明において、前記被係止面のうち前記係止部の固定領域の前後幅の間に、前記カウンタウエイトの重心の前後位置が含まれることを特徴とする。
第1発明によれば、カウンタウエイトに設けられた挿入部材に吊下部材を挿入し、吊下部材と挿入部材とを締結することで、カウンタウエイトを組み付けできる。吊下部材とカウンタウエイトとを溶接する必要がないので、カウンタウエイトの組み付け作業が簡単である。また、吊下部材が直接カウンタウエイトの荷重を受けるので、締結具にカウンタウエイトの荷重がかからず外れにくい。締結具が外れたとしても、カウンタウエイトは吊下部材で保持されるので、落下の恐れがない。
第2発明によれば、締結具が外れたとしても、係止部が段部に引っ掛かるので、吊下部材が挿入部材から抜けにくい。
第3発明によれば、係止部が段部を乗り越えることが制限されるので、吊下部材が挿入部材から抜けることを防止できる。
第4発明によれば、ボルトの緩み量を確認しやすいので、ボルトが緩んだ場合に締め付けを促すことができる。
第5発明によれば、ボルトが緩んでも、頭部が脱落防止部材に支持され、軸部が係止部および被係止部のボルト孔に挿入された状態を維持できるので、吊下部材が挿入部材から抜けることを防止できる。
第6発明によれば、2つの吊下部材によりカウンタウエイトを安定して保持できる。
第7発明によれば、カウンタウエイトを車幅方向にバランスよく保持できるので、吊下部材に無理な力がかからない。
第8発明によれば、カウンタウエイトを前後方向にバランスよく保持できるので、吊下部材に無理な力がかからない。
本発明の第1実施形態に係る高所作業車の側面図である。 図1の高所作業車の車体後端部の斜視図である。 カウンタウエイトの組み付け作業の説明図である。 カウンタウエイトの正面図である。 カウンタウエイトの平面図(図4におけるV-V線矢視図)である。 図4におけるA部分拡大図である。 図6におけるVII-VII線矢視断面図である。 第2実施形態におけるカウンタウエイトの正面視部分拡大図である。 第3実施形態におけるカウンタウエイトの正面視部分拡大図である。 従来の高所作業車の車体後端部の斜視図である。
つぎに、本発明の実施形態を図面に基づき説明する。
〔第1実施形態〕
本発明の第1実施形態に係る作業車は、移動式クレーン、高所作業車、軌陸車などの、ブームを備える作業車である。以下、高所作業車の場合を例に説明する。
本明細書では、図1に示すように、前後、上下を定義する。すなわち、作業車を基準として、その通常の意味と同じく、前後、上下を定義する。前方、後方、上方、下方との用語もこの定義に倣う。また、作業車を基準として、車幅方向(図1の紙面に対して垂直な方向)に沿った左右を、それぞれ側方とする。
図1に示すように、高所作業車AAは車体10を有する。車体10の前方部分は運転室11であり、後方部分は荷台12である。車体10には、車両走行用の駆動源、車輪のほか、作業中の安定を確保するアウトリガなどが設けられている。
荷台12には旋回台13が搭載されている。旋回台13は旋回モータにより上下方向を軸として旋回可能である。旋回台13にはブーム14が起伏自在に設けられている。旋回台13とブーム14との間には起伏シリンダが設けられている。起伏シリンダが伸縮することでブーム14が起伏する。ブーム14はテレスコピック状に構成されている。ブーム14は内部に設けられた伸縮シリンダにより伸縮する。
ブーム14の先端にはレベリングシリンダにより姿勢が水平に維持されたデッキ15が設けられている。ブーム14の旋回、起伏、伸縮を組み合わせることで、立体空間内の任意の位置にデッキ15を移動させることができる。これにより、デッキ15に乗り込んだ作業員による高所での作業が可能となる。
図1に示すような高所作業車AAは、旋回台13が荷台12の前寄りに設けられていることもあり、重心が前寄りに位置する。このままでは前方の安定性能が低下するため、車体10の後端部にカウンタウエイト30が設けられている。カウンタウエイト30により前方の安定性能を向上させている。
図2に示すように、車体10の後端部、より詳細には、荷台12のフレームの後端部には2つの吊下部材20、20が設けられている。荷台12のフレームは前後方向に沿った断面矩形の筒部材である。2つの吊下部材20、20はこのフレームを挟んで、車幅方向に並んで設けられている。すなわち、吊下部材20は車幅方向に所定距離(フレームの車幅方向の寸法分)離れた2箇所に設けられている。この吊下部材20にカウンタウエイト30が吊り下げられている。
図3に示すように、吊下部材20は、全体としてL字形であり、下垂部21と、下垂部21の下端から側方に張り出した係止部22とからなる。下垂部21は前後方向および上下方向に沿った板状の部材である。下垂部21は溶接などにより上部が車体10に固定されている。係止部22は前後方向および車幅方向に沿った板状の部材である。係止部22は上向きの係止面S1を有する。係止面S1は板状の係止部22の上面である。また、係止部22には上下に貫通するボルト孔22hが形成されている。
なお、下垂部21および係止部22は板状でなくてもよい。例えば、下垂部21は棒状の部材でもよい。また、係止部22は係止面S1を有すればよく、ブロック状の部材でもよい。ただし、吊下部材20は鋼板などの板材をL字形に曲げ加工して形成することが好ましい。そうすれば、カウンタウエイト30の荷重に耐えうる剛性の高い吊下部材20が得られる。
カウンタウエイト30の上面には吊下部材20が挿入される挿入部材40が設けられている。挿入部材40は2つの吊下部材20、20の位置に合わせて、車幅方向に所定距離離れた2位置に固定されている。2つの挿入部材40、40のそれぞれに吊下部材20を挿入することで、カウンタウエイト30が取り付けられる。2つの吊下部材20、20によりカウンタウエイト30を安定して保持できる。
図4、図5および図6に示すように、挿入部材40は被係止部41と、被係止部41とカウンタウエイト30の上面とを接続する壁部42、43とからなる。被係止部41はカウンタウエイト30の上面と平行な板状の部材である。被係止部41は壁部42、43により支持され、カウンタウエイト30の上面より上方に離隔している。したがって、被係止部41とカウンタウエイト30との間には空間が確保されている。被係止部41が有する面のうち、下向きの面を被係止面S2と称する。
壁部42は被係止部41の側縁とカウンタウエイト30の上面とを接続する板状の部材である。以下、壁部42を側壁42と称することがある。図6に示す例では、鋼板などの板材をL字形に曲げ加工して、被係止部41と側壁42とが一体形成されている。側壁42の下縁はカウンタウエイト30に溶接されている。
壁部43は被係止部41の後端とカウンタウエイト30の上面とを接続する板状の部材である。以下、壁部43を後壁43と称することがある。後壁43の下縁はカウンタウエイト30に溶接されており、上縁は被係止部41に溶接されている。
挿入部材40はカウンタウエイト30の上面との間に空間を形成する。この空間は前方に開口しており、側壁42とは逆側の側方に開口している。また、この空間は一側方が側壁42により閉塞されており、後方が後壁43により閉塞されている。
吊下部材20は挿入部材40に挿入される。具体的には、係止部22が被係止部41とカウンタウエイト30との間に挿入される。係止部22の後端が後壁43に接触するまで挿入された状態で、係止部22が被係止部41に係止している。図7に示すように、係止部22の係止面S1が被係止部41の被係止面S2に当接する。この状態で、係止部22と被係止部41とが締結具50で締結されている。
被係止面S2のうち、係止部22が固定される領域(係止面S1と接する領域)を固定領域と称する。被係止面S2には固定領域より前方に小片44が固定されている。小片44の角部は下方に突出する段部44sを構成する。係止部22は後壁43と段部44sとの間に挟まれた状態で固定される。
締結具50は、係止部22と被係止部41とを締結できるものであれば特に限定されないが、ボルト51およびナット52を用いることができる。被係止部41には係止部22のボルト孔22hに対応する位置にボルト孔41hが形成されている。ボルト51は頭部を下向きとし、係止部22とカウンタウエイト30との間の空間から挿入される。ボルト51の軸部はボルト孔22h、41hに挿入され、その先端が被係止部41の上面から突出する。ナット52は被係止部41の上面においてボルト51の軸部に螺合されている。
なお、ボルト51は頭部を上向きとし、軸部を被係止部41の上面から挿入してもよい。この場合、ナット52は係止部22の下面から突出したボルト51の軸部に螺合される。
図5に示すように、カウンタウエイト30の重心Gは平面視において略中心に位置する。挿入部材40はカウンタウエイト30の重心Gを挟んで車幅方向に対称な2位置に設けることが好ましい。そうすれば、2つの吊下部材20により、カウンタウエイト30を車幅方向にバランスよく保持できる。そのため、吊下部材20に無理な力がかからない。
また、各挿入部材40の被係止面S2の固定領域は、その前後幅Wの間にカウンタウエイト30の重心Gの前後位置が含まれるよう設定することが好ましい。そうすれば、吊下部材20により、カウンタウエイト30を前後方向にバランスよく保持できる。そのため、吊下部材20に無理な力がかからない。
カウンタウエイト30の組み付け作業は以下の手順で行われる。
図3の矢印で示すように、カウンタウエイト30をフォークリフトなどで持ち上げて、車体10の後方から前方に向かって搬送する。そして、各吊下部材20をそれに対応する挿入部材40に挿入する。この際、係止部22が小片44に引っ掛からない程度にカウンタウエイト30を持ち上げる(図7参照)。吊下部材20が挿入部材40の後端に達したら、カウンタウエイト30を降ろし、係止部22を被係止部41に係止させる。その後、吊下部材20と被係止部41とを締結具50で締結する。これにより、カウンタウエイト30を組み付けできる。
このように、吊下部材20とカウンタウエイト30とを溶接する必要がない。これは、後述のごとく、溶接しなくてもカウンタウエイト30が落下する恐れがないからである。そのため、カウンタウエイト30の組み付け作業が簡単である。
吊下部材20の係止部22が被係止部41に係止しているため、吊下部材20が直接カウンタウエイト30の荷重を受ける。締結具50にはカウンタウエイト30の荷重がかからないため、緩みにくい。
図7に示すように、ボルト51を下から挿入すれば、ボルト51の緩み量を確認しやすい。ボルト51が緩むと軸部の突出量が短くなるからである。そのため、ボルト51が緩んだ場合に、作業員に締め付けを促すことができる。
また、ボルト51が緩んで完全に外れたとしても、カウンタウエイト30は吊下部材20で保持されるので、落下の恐れがない。係止部22が前方に移動しようとすると、段部44sに引っ掛かる。そのため、吊下部材20は挿入部材40から抜けにくい。このように、締結具50が外れた状態でも、カウンタウエイト30が落下の恐れがない。
〔第2実施形態〕
つぎに、本発明の第2実施形態を説明する。
図8に示すように、挿入部材40は係止部22の被係止面S2からの離隔を制限する離隔制限部材45を備えてもよい。例えば、離隔制限部材45としてボルト45を用いることができる。壁部42、43のいずれかに形成されたネジ孔にボルト45を螺合し、その軸部を係止部22の下方まで突出させる。
係止部22と被係止部41とを締結する締結具50が緩んだ状態で、車両走行による振動が加わると、カウンタウエイト30が弾んで、係止部22が被係止面S2から離隔することがある。この場合に、係止部22が離隔制限部材45(ボルト45の軸部)に接触することで、係止部22と被係止面S2との離隔距離を一定の範囲に制限できる。
離隔制限部材45は係止部22が段部44sの高さHより大きく被係止面S2から下方に離隔することを制限できる位置に設けられる。そうすれば、係止部22が段部44sを乗り越えることが制限されるので、吊下部材20が挿入部材40から抜けることを確実に防止できる。
なお、離隔制限部材45は上記の機能を有する部材であればよく、ボルト45に限定されない。例えば、係止部22とカウンタウエイト30との間に挿入されたブロック状の部材でもよい。
〔第3実施形態〕
つぎに、本発明の第3実施形態を説明する。
図9に示すように、挿入部材40は係止部22と被係止部41とを締結するボルト51の脱落を防止する脱落防止部材46を備えてもよい。例えば、脱落防止部材46としてブロック46を用いることができる。ブロック46は係止部22とカウンタウエイト30の上面との間に挿入され、ボルトなどで固定される。また、ブロック46はボルト51の頭部の下方に設けられる。
ボルト51が緩むと、その頭部が下がってくる。ボルト51の頭部は脱落防止部材46(ブロック46の上面)に支持され、それ以上ボルト51が下がることがない。ここで、被係止面S2と脱落防止部材46(ブロック46の上面)との距離Dを、ボルト51の全長L(頭部と軸部とを含む全体の長さ)よりも短くする。そうすれば、ボルト51が緩んでも、軸部が係止部22および被係止部41のボルト孔22h、41hに挿入された状態を維持できる(図7参照)。ボルト51が係止部22の水平方向の動きを制限するので、吊下部材20が挿入部材40から抜けることを確実に防止できる。
なお、脱落防止部材46は上記の機能を有する部材であればよく、ブロック46に限定されない。
〔その他の実施形態〕
係止部22は、図3に示すように下垂部21の下端から車幅方向外側に張り出してもよいし、車幅方向内側に張り出してもよい。また、吊下部材20を逆T字形とし、係止部22が下垂部21の下端から車幅方向外側および内側の両方に張り出すよう構成してもよい。挿入部材40の被係止部41は、係止部22の張り出し方向と対応する向きに形成される。
AA 作業車
10 車体
20 吊下部材
21 下垂部
22 係止部
S1 係止面
30 カウンタウエイト
40 挿入部材
41 被係止部
42 側壁
43 後壁
S2 被係止面
50 締結具

Claims (8)

  1. 車体と、
    前記車体に設けられた旋回台と、
    前記旋回台に設けられたブームと、
    前記車体の後端部に設けられた吊下部材と、
    前記吊下部材が挿入される挿入部材が上面に設けられたカウンタウエイトと、を備え、
    前記吊下部材は、上部が前記車体に固定された下垂部と、該下垂部の下端から側方に張り出し、上向きの係止面を有する係止部とを備え、
    前記挿入部材は、前記カウンタウエイトの前記上面より上方に離隔し、下向きの被係止面を有する被係止部と、該被係止部の後端と前記カウンタウエイトの前記上面とを接続する後壁とを備え、
    前記係止部が前記被係止部と前記カウンタウエイトとの間に挿入され、前記係止面が前記被係止面に当接し、前記係止部と前記被係止部とが締結具で締結されている
    ことを特徴とする作業車。
  2. 前記被係止面のうち前記係止部の固定領域より前方に、下方に突出した段部が設けられている
    ことを特徴とする請求項1記載の作業車。
  3. 前記挿入部材は、前記係止部が前記段部の高さより大きく前記被係止面から下方に離隔することを制限する離隔制限部材を備える
    ことを特徴とする請求項2記載の作業車。
  4. 前記締結具はボルトおよびナットであり、
    前記ボルトは頭部を下向きとし、軸部が前記係止部および前記被係止部に形成されたボルト孔に挿入され、
    前記ナットは前記被係止部の上面から突出した前記軸部に螺合されている
    ことを特徴とする請求項1~3のいずれかに記載の作業車。
  5. 前記挿入部材は、前記ボルトの前記頭部の下方に設けられた脱落防止部材を備え、
    前記被係止面と前記脱落防止部材との距離は、前記ボルトの全長よりも短い
    ことを特徴とする請求項4記載の作業車。
  6. 前記吊下部材は車幅方向に所定距離離れた2箇所に設けられており、
    前記挿入部材は車幅方向に所定距離離れた2位置に設けられている
    ことを特徴とする請求項1~5のいずれかに記載の作業車。
  7. 前記挿入部材は前記カウンタウエイトの重心を挟んで車幅方向に対称な2位置に設けられている
    ことを特徴とする請求項6記載の作業車。
  8. 前記被係止面のうち前記係止部の固定領域の前後幅の間に、前記カウンタウエイトの重心の前後位置が含まれる
    ことを特徴とする請求項6または7記載の作業車。
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