JP7224812B2 - 磁性キャリア、二成分系現像剤、補給用現像剤、及び画像形成方法 - Google Patents
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Description
前記樹脂被覆層は、ビニル系共重合体と下記式(1)で示される化合物とを含有し、
前記式(1)で示される化合物の含有量が、前記樹脂被覆層に含まれる樹脂成分100質量部に対して5質量部以上30質量部以下であり、
X線光電子分光法(XPS)により測定された前記磁性キャリアコア粒子のN元素含有率が0.50質量%以上7.00質量%以下であることを特徴とする。
磁性キャリアコア粒子表面にアミノ基が存在していることにより、式(1)で示される化合物の有するアルキル基(R1)が、磁性キャリアの表面方向に向くように樹脂被覆層中で配向する。これにより、磁性キャリア自体の帯電緩和性が適切に制御される。その結果、低温低湿下から高温高湿下までのいずれの環境においても使用初期と同様の高品位な画像を安定して得ることが可能となったと考えられる。
次に、磁性キャリアコア粒子について説明する。
(式中、M1は1価の金属であり、M2は2価の金属であり、x+y+z=1.0としたとき、x及びyは、それぞれ0≦(x,y)≦0.8であり、zは、0.2<z<1.0である)
式中において、M1及びM2としては、Li、Fe、Mn、Mg、Sr、Cu、Zn、Ca、からなる群から選ばれる1種類以上の金属原子を用いることが好ましい。そのほかにもNi、Co、Ba、Y、V、Bi、In、Ta、Zr、B、Mo、Na、Sn、Ti、Cr、Al、Si、希土類なども用いることができる。
・工程1(秤量・混合工程)
上記フェライトの原料を、秤量し、混合する。
・工程2(仮焼成工程)
粉砕・混合したフェライト原料を、大気中又は窒素雰囲気下で焼成温度700~1200℃で、0.5~5.0時間仮焼成し、フェライト化する。焼成には、例えば以下の炉が用いられる。バーナー式焼却炉、ロータリー式焼成炉、電気炉などが挙げられる。
・工程3(粉砕工程)
工程2で作製した仮焼フェライトを粉砕機で粉砕する。
・工程4(造粒工程)
仮焼フェライトの粉砕品に対し、水、バインダーと、必要に応じて、細孔調整剤を加える。細孔調整剤としては、発泡剤や樹脂微粒子が挙げられる。発泡剤として、例えば、炭酸水素ナトリウム、炭酸水素カリウム、炭酸水素リチウム、炭酸水素アンモニウム、炭酸ナトリウム、炭酸カリウム、炭酸リチウム、炭酸アンモニウムが挙げられる。樹脂微粒子として、例えば、ポリエステル、ポリスチレン、スチレン-ビニルトルエン共重合体、スチレン-ビニルナフタリン共重合体、スチレン-アクリル酸エステル共重合体、スチレン-メタクリル酸エステル共重合体、スチレン-α-クロルメタクリル酸メチル共重合体、スチレン-アクリロニトリル共重合体、スチレン-ビニルメチルケトン共重合体、スチレン-ブタジエン共重合体、スチレン-イソプレン共重合体、スチレン-アクリロニトリル-インデン共重合体のようなスチレン共重合体;ポリ塩化ビニル、フェノール樹脂、変性フェノール樹脂、マレイン樹脂、アクリル樹脂、メタクリル樹脂、ポリ酢酸ビニル、シリコーン樹脂;脂肪族多価アルコール、脂肪族ジカルボン酸、芳香族ジカルボン酸、芳香族ジアルコール類及びジフェノール類から選択されるモノマーを構造単位として有するポリエステル樹脂;ポリウレタン樹脂、ポリアミド樹脂、ポリビニルブチラール、テルペン樹脂、クマロンインデン樹脂、石油樹脂、ポリエステルユニットとビニル系重合体ユニットを有しているハイブリッド樹脂の微粒子が挙げられる。
・工程5(本焼成工程)
次に、造粒品を800~1400℃で1~24時間焼成する。
・工程6(選別工程)
以上の様に焼成した粒子を解砕した後に、必要に応じて、分級や篩で篩分して粗大粒子や微粒子を除去してもよい。
・工程7(充填工程)
多孔質磁性コア粒子は、内部の細孔容積によっては物理的強度が低くなることがあり、磁性キャリアとしての物理的強度を高めるために、多孔質磁性コア粒子の空孔の少なくとも一部に樹脂の充填を行うことが好ましい。多孔質磁性コア粒子に充填される樹脂の量としては、多孔質磁性コア粒子に対して2~15質量%であることが好ましい。磁性キャリア毎の樹脂含有量にバラつきが少なければ、内部空隙内の一部にのみ樹脂が充填されていても、多孔質磁性コア粒子の表面近傍の空隙にのみ樹脂が充填され内部に空隙が残っていても、内部空隙が完全に樹脂で充填されていてもよい。
本発明の磁性キャリアは、磁性キャリアコア粒子の表面上に、樹脂被覆層を有する。
次に、好ましいトナーの構成を以下に詳述する。
トナーと磁性キャリアと混合して二成分系現像剤として使用する場合、二成分系現像剤中のトナー濃度として、2~15質量%であることが好ましく、より好ましくは4~13質量%である。
次に本発明の磁性キャリア、二成分系現像剤及び補給用現像剤を用いる現像装置を備えた画像形成装置について例を挙げて説明する。
次に、本発明において規定される各物性の測定方法について記載する。
磁性キャリア粒子及び磁性キャリアコア粒子の比抵抗は、図3に概略される測定装置を用いて測定する。なお、磁性キャリアは電界強度2000(V/cm)、多孔質磁性コアは電界強度300(V/cm)における比抵抗を測定する。
d=d2-d1(mm)
試料の厚みdが0.95mm以上1.04mm以下となるように、試料の質量は適宜調整される。
比抵抗(Ω・cm)=(印加電圧(V)/測定電流(A))×S(cm2)/d(cm)
電界強度(V/cm)=印加電圧(V)/d(cm)
磁性キャリア粒子及び磁性キャリアコア粒子の前記電界強度における比抵抗は、グラフ上の前記電界強度における比抵抗をグラフから読み取る。
粒度分布測定は、レーザー回折・散乱方式の粒度分布測定装置「マイクロトラックMT3300EX」(日機装社製)にて測定を行った。
SetZero時間 :10秒
測定時間 :10秒
測定回数 :1回
粒子屈折率 :1.81%
粒子形状 :非球形
測定上限 :1408μm
測定下限 :0.243μm
測定環境 :23℃、50%RH
(iii)多孔質磁性コアの細孔径及び細孔容積の測定
多孔質磁性コアの細孔径分布は、水銀圧入法により測定される。
測定条件
測定環境 20℃
測定セル 試料体積 5cm3、圧入体積 1.1cm3、用途 粉体用
測定範囲 2.0psia(13.8kPa)以上、59989.6psia(413.7kPa)以下
測定ステップ 80ステップ
(細孔径を対数で取った時に、等間隔になるようにステップを刻む)
圧入パラメータ 排気圧力 50μmHg
排気時間 5.0min
水銀注入圧力 2.0psia(13.8kPa)
平衡時間 5secs
高圧パラメータ 平衡時間 5secs
水銀パラメータ 前進接触角 130.0degrees
後退接触角 130.0degrees
表面張力 485.0mN/m(485.0dynes/cm)
水銀密度 13.5335g/mL
(1)多孔質磁性コアを、約1.0g秤量し試料セルに入れる。秤量値を入力する。
(2)低圧部で、2.0psia(13.8kPa)以上、45.8psia(315.6kPa)以下の範囲を測定。
(3)高圧部で、45.9psia(316.3kPa)以上、59989.6psia(413.6kPa)以下の範囲を測定。
(4)水銀注入圧力及び水銀注入量から、細孔径分布を算出する。
(2)、(3)、(4)は、装置付属のソフトウエアにて、自動で行った。
磁性キャリアから樹脂被覆層を分離する方法としては、磁性キャリアをカップに取り、トルエンを用いて被覆用樹脂を溶出させる方法がある。
LC-908(日本分析工業株式会社製)
JRS-86(同社;リピートインジェクタ)
JAR-2(同社;オートサンプラー)
FC-201(ギルソン社;フラクッションコレクタ)
JAIGEL-1H~5H(20φ×600mm:分取カラム)(日本分析工業株式会社製)
温度:40℃
溶媒:THF
流量:5mL/min.
検出器:RI
樹脂A、樹脂B、及び樹脂被覆層に含有される樹脂全体の重量平均分子量(Mw)及びピーク分子量(Mp)は、ゲルパーミエーションクロマトグラフィー(GPC)を用い、以下の手順で測定する。
装置:高速GPC「HLC8120 GPC」(東ソー社製)
カラム:Shodex KF-801、802、803、804、805、806、807の7連(昭和電工社製)
溶離液 :THF
流速 :1.0mL/min
オーブン温度:40.0℃
試料注入量 :0.10mL
インジウム箔上に上記手順により樹脂被覆層を取り除いた磁性キャリア粒子を張り付ける。その際、インジウム箔部が露出しないように粒子を均一に張り付ける。XPS分析の測定条件は以下の通りである。
装置 :PHI5000VERSAPROBE II(アルバック・ファイ株式会社)
照射線 :Al Kd線
出力 :25W 15kV
PassEnergy:29.35eV
Stepsize :0.125eV
XPSピーク:C2P、N2P、O2P、Fe2P、Si2D
それぞれのピークから算出したN元素の元素%を質量%に換算したものをN元素含有率とする。
磁性キャリアを800g秤量し、温度20~26℃、湿度50~60%RHの環境に15分以上暴露した。その後、図4示すマグネットローラーとAl素管を電極とし、その間隔を4.5mmに配置した電流値測定装置を用いて印加電圧500Vにて測定した。
重量平均粒径(D4)および個数平均粒径(D1)は、100μmのアパーチャーチューブを備えた細孔電気抵抗法による精密粒度分布測定装置「コールター・カウンター Multisizer 3」(登録商標、ベックマン・コールター社製)と、測定条件設定及び測定データ解析をするための付属の専用ソフト「ベックマン・コールター Multisizer 3 Version3.51」(ベックマン・コールター社製)を用いた。実効測定チャンネル数2万5千チャンネルで測定し、測定データの解析を行い、算出した。
(1)Multisizer 3専用のガラス製250ml丸底ビーカーに前記電解水溶液約200mlを入れ、サンプルスタンドにセットし、スターラーロッドの撹拌を反時計回りで24回転/秒にて行う。そして、解析ソフトの「アパーチャーのフラッシュ」機能により、アパーチャーチューブ内の汚れと気泡を除去しておく。
(2)ガラス製の100ml平底ビーカーに前記電解水溶液約30mlを入れる。この中に分散剤として「コンタミノンN」(非イオン界面活性剤、陰イオン界面活性剤、有機ビルダーからなるpH7の精密測定器洗浄用中性洗剤の10質量%水溶液、和光純薬工業社製)をイオン交換水で3質量倍に希釈した希釈液を約0.3ml加える。
(3)発振周波数50kHzの発振器2個を位相を180度ずらした状態で内蔵し、電気的出力120Wの超音波分散器「Ultrasonic Dispension System Tetora150」(日科機バイオス社製)の水槽内に所定量のイオン交換水を入れる。この水槽中に前記コンタミノンNを約2ml添加する。
(4)前記(2)のビーカーを前記超音波分散器のビーカー固定穴にセットし、超音波分散器を作動させる。そして、ビーカー内の電解水溶液の液面の共振状態が最大となるようにビーカーの高さ位置を調整する。
(5)前記(4)のビーカー内の電解水溶液に超音波を照射した状態で、トナー約10mgを少量ずつ前記電解水溶液に添加し、分散させる。そして、さらに60秒間超音波分散処理を継続する。尚、超音波分散にあたっては、水槽の水温が10℃以上40℃以下となる様に適宜調節する。
(6)サンプルスタンド内に設置した前記(1)の丸底ビーカーに、ピペットを用いてトナーを分散した前記(5)の電解質水溶液を滴下し、測定濃度が約5%となるように調整する。そして、測定粒子数が50000個になるまで測定を行う。
(7)測定データを装置付属の前記専用ソフトにて解析を行い、重量平均粒径(D4)および個数平均粒径(D1)を算出する。尚、専用ソフトでグラフ/体積%と設定したときの、分析/体積統計値(算術平均)画面の「平均径」が重量平均粒径(D4)であり、専用ソフトでグラフ/個数%と設定したときの、分析/個数統計値(算術平均)画面の「平均径」が個数平均粒径(D1)である。
トナー中の4.0μm以下の粒子の存在率(個数%)は、前記のMultisizer 3の測定を行った後、(1)専用ソフトでグラフ/個数%に設定して測定結果のチャートを個数%表示とする。(2)書式/粒径/粒径統計画面における粒径設定部分の「<」にチェック、その下の粒径入力部に「4」を入力する。そして、(3)分析/個数統計値(算術平均)画面を表示したときの「<4μm」表示部の数値が、トナー中の4.0μm以下の粒子の存在率(個数%)である。
トナー中の10.0μm以上の粒子の存在率(体積%)は、前記のMultisizer 3の測定を行った後、(1)専用ソフトでグラフ/体積%に設定して測定結果のチャートを体積%表示とする。(2)書式/粒径/粒径統計画面における粒径設定部分の「>」にチェック、その下の粒径入力部に「10」を入力する。そして、(3)分析/体積統計値(算術平均)画面を表示したときの「>10μm」表示部の数値が、トナー中の10.0μm以上の粒子の存在率(体積%)である。
樹脂成分としてのメチルシリコーンオリゴマー(KR-400:信越シリコーン(株)社製)と、添加剤としてのγ-アミノプロピルトリエトキシシラン(KBM-903:信越シリコーン(株)社製)とを、表1に記載の比率で混合することで、充填樹脂1および2を得た。
表2に記載の原料(合計100.0部)を、還流冷却器、温度計、窒素吸い込み管及びすり合わせ方式撹拌装置を配した4ツ口フラスコに添加し、更にトルエン100.0部、メチルエチルケトン100.0部、アゾビスイソバレロニトリル2.4部を加え、窒素気流下80℃で10時間保ち、重合を完了させた。その後、溶媒を除去し、樹脂A-1を得た。
オートクレーブにキシレン500質量部を仕込み、窒素で置換した後、撹拌下密閉状態で185℃まで昇温した。表3に記載の原料と、ジ-t-ブチルパーオキサイド50質量部、およびキシレン200質量部の混合溶液を、オートクレーブ内温度を185℃にコントロールしながら、3時間連続的に滴下し重合させた。更に同温度で1時間保ち重合を完了させ、溶媒を除去し、樹脂B-1を得た。
・工程1(秤量・混合工程)
Fe2O3 68.3質量%
MnCO3 28.5質量%
Mg(OH)2 2.0質量%
SrCO3 1.2質量%
上記フェライト原材料を秤量し、フェライト原料80質量部に水20質量部を加え、その後、直径(φ)10mmのジルコニアを用いてボールミルで3時間湿式混合しスラリーを調製した。スラリーの固形分濃度は、80質量%とした。
混合したスラリーをスプレードライヤー(大川原化工機社製)により乾燥した後、バッチ式電気炉で、窒素雰囲気下(酸素濃度1.0体積%)、温度1050℃で3.0時間焼成し、仮焼フェライトを作製した。
仮焼フェライトをクラッシャーで0.5mm程度に粉砕した後に、水を加え、スラリーを調製した。スラリーの固形分濃度を70質量%とした。1/8インチのステンレスビーズを用いた湿式ボールミルで3時間粉砕し、スラリーを得た。さらにこのスラリーを直径1mmのジルコニアを用いた湿式ビーズミルで4時間粉砕し、体積基準の50%粒子径(D50)が1.3μm仮焼フェライトスラリーを得た。
上記仮焼フェライトスラリーに、100質量部に対し、分散剤としてポリカルボン酸アンモニウム1.0質量部、バインダーとしてポリビニルアルコール1.5質量部の割合で添加した後、スプレードライヤー(大川原化工機社製)で球状粒子に造粒、乾燥した。得られた造粒物に対して、粒度調整を行った後、ロータリー式電気炉を用いて700℃で2時間加熱し、分散剤やバインダー等の有機物を除去した。
窒素雰囲気下(酸素濃度1.0体積%)で、室温から焼成温度(1100℃)になるまでの時間を2時間とし、温度1100℃で4時間保持し、焼成した。その後、8時間をかけて温度60℃まで降温し、窒素雰囲気から大気に戻し、温度40℃以下で取り出した。
凝集した粒子を解砕した後に、目開き150μmの篩で篩分して粗大粒子を除去、風力分級を行って微粉を除去し、さらに磁力選鉱により低磁力分を除去して多孔質磁性コア粒子を得た。得られた多孔質磁性コア粒子は、多孔質粒子であり、細孔径は0.60μm、細孔容積は75mm3/gであった。
表4に示すように材料の種類、添加量を変えた以外は磁性キャリアコア粒子1の製造例と同様にして、磁性キャリアコア粒子2~12を得た。
・磁性キャリアコア粒子1 100質量部
・樹脂A-1 1.40質量部
・樹脂B-1 0.60質量部
・n-オクチルトリエトキシシラン 0.20質量部
樹脂成分(樹脂A-1、樹脂B-1の合計)が5質量%になるようにトルエンで希釈し、さらにn-オクチルトリエトキシシランを添加したのち充分に攪拌して、樹脂溶液を調製した。その後、温度60℃で維持されている遊星運動型混合機(ホソカワミクロン社製のナウタミキサVN型)に、100部の磁性キャリアコア粒子1を入れ、上記の樹脂溶液の1/2の量を投入した。30分間溶媒除去及び塗布操作を行った後、樹脂溶液の残りを投入し、40分間溶媒除去及び塗布操作を行った。
表5に示すように材料の種類、添加量を変えた以外は磁性キャリアの製造例1と同様にして、磁性キャリア2~26を得た。
・結着樹脂(ポリエステル) 100質量部
(Tg:57℃、酸価:12mgKOH/g、水酸基価:15mgKOH/g)
・C.I.ピグメントブルー15:3 5.5質量部
・3,5-ジ-t-ブチルサリチル酸アルミニウム化合物 0.2質量部
・ノルマルパラフィンワックス(融点:90℃) 6.0質量部
上記の材料を、ヘンシェルミキサー(FM-75J型、日本コークス工業(株)製)でよく混合した後、温度130℃に設定した2軸混練機(商品名:PCM-30型、池貝鉄鋼(株)製)にて、10kg/hrのFeed量で混練(吐出時の混練物温度は150℃)した。得られた混練物を冷却し、ハンマーミルで粗砕した後、機械式粉砕機(商品名:T-250、ターボ工業(株)製)にて、15kg/hrのFeed量で微粉砕した。こうして、重量平均粒径が5.5μmであり、粒径4.0μm以下の粒子を55.6個数%含有し、粒径10.0μm以上の粒子を0.8体積%含有する粒子を得た。
・シアントナー粒子1: 100質量部
・シリカ粒子: 0.5質量部
(一次粒子の個数平均粒径が10nmのシリカ粒子にヘキサメチルジシラザンで表面処理したもの)
・酸化チタン粒子: 0.5質量部
(一次粒子の個数平均粒径が30nmのメタチタン酸をオクチルシラン化合物で表面処理したもの)
磁性キャリア1~26とトナー1を用いて、トナー濃度が8%となるように、振とう機(YS-8D型:(株)ヤヨイ製)にて振とうし、二成分系現像剤1~26を調製した。振とう機の振とう条件は200rpm、2分間とした。
調製された二成分系現像剤および補給用現像剤を用いて以下の評価を行った。尚、実施例9~20は参考例として記載するものである。
(1)現像コントラストを任意値で調整可能にし、本体による自動補正が作動しないように改造した。
(2)現像バイアスの交流成分を、周波数2.0kHzとし、ピーク間の電圧(Vpp)を0.7kVから1.8kVまで0.1kV刻みで変更できるように改造した。
(3)単色で画像形成できるように改造した。
A:差が0.02以下
B:差が0.02より大きく0.05以下
C:差が0.05より大きく0.08以下
D:差が0.08より大きく0.10以下
E:差が0.10より大きく0.13以下
F:差が0.13より大きく0.15以下
G:差が0.15より大きく0.20以下
H:差が0.20より大きい
2、2K、2Y、2C、2M 帯電器
3、3K、3Y、3C、3M 露光器
4、4K、4Y、4C、4M 現像器
5 現像容器
6、6K、6Y、6C、6M 現像剤担持体
7 マグネット
8 規制部材
9 中間転写体
10K、10Y、10C、10M 中間転写帯電器
11 転写帯電器
12 転写材(記録媒体)
13 定着器
14 中間転写体クリーナー
15、15K、15Y、15C、15M クリーナー
16 前露光
17 円筒状容器
18 下部電極
19 支持台座
20 上部電極
21 磁性キャリア又はキャリアコア
22 エレクトロメーター
23 処理コンピュータ
d1 試料が無い時の間隙
d2 試料を充填した時の間隙
Claims (9)
- 表面にアミノ基を有する磁性キャリアコア粒子と、前記磁性キャリアコア粒子表面上に形成された樹脂被覆層とを有する磁性キャリア粒子を有する磁性キャリアであって、
前記樹脂被覆層は、ビニル系共重合体と下記式(1)で示される化合物とを含有し、
前記式(1)で示される化合物の含有量が、前記樹脂被覆層に含まれる樹脂成分100質量部に対して5質量部以上30質量部以下であり、
X線光電子分光法(XPS)により測定された前記磁性キャリアコア粒子のN元素含有率が0.50質量%以上7.00質量%以下であることを特徴とする磁性キャリア。
(式中、R1は、炭素数6~12の鎖状アルキル基を表し、R2は、それぞれ独立して、メチル基またはエチル基を表す。) - 前記式(1)におけるR1が直鎖アルキル基である請求項1に記載のキャリア。
- 前記式(1)におけるR1が炭素数が6~10の鎖状アルキル基である請求項1または2に記載のキャリア。
- 前記樹脂被覆層が、樹脂A及び樹脂Bを含有し、
前記樹脂Aが、
(a)下式(2)で表される脂環式炭化水素基を有する(メタ)アクリル酸エステルモノマーと、
(Rは、脂環式の炭化水素基を表す。)
(b)下式(3)で表されるビニル系マクロモノマーと
(Aは、アクリル酸メチル、メタクリル酸メチル、アクリル酸ブチル、メタクリル酸ブチル、アクリル酸2-エチルヘキシル及びメタクリル酸2-エチルヘキシルからなる群より選択される少なくとも1種のモノマーの重合体から1つの水素原子を除去して形成される1価の基を表す。)
の共重合体であり、
前記樹脂Bが、
(c)スチレン系モノマーと、
(d)下記式(4)で示される(メタ)アクリル酸エステルモノマーと
(式中、Rは炭素数2~8の鎖状アルキル基を表す。)
の共重合体である請求項1乃至3のいずれか一項に記載のキャリア。 - X線光電子分光法(XPS)により測定された前記磁性キャリアコア粒子のN元素含有率が1.00質量%以上5.00質量%以下である請求項1乃至4のいずれか一項に記載のキャリア。
- 結着樹脂、着色剤及び離型剤を含有するトナー粒子を有するトナーと、磁性キャリアとを含有する二成分系現像剤であって、
前記磁性キャリアが請求項1乃至5のいずれか一項に記載の磁性キャリアであることを特徴とする二成分系現像剤。 - 静電潜像担持体を帯電する帯電工程、前記静電潜像担持体の表面に静電潜像を形成する静電潜像形成工程、前記静電潜像を二成分系現像剤を用いて現像し、トナー像を形成する現像工程、前記トナー像を中間転写体を介して又は介さずに、転写材に転写する転写工程、及び転写された前記トナー像を前記転写材に定着する定着工程を有する画像形成方法であって、
前記二成分系現像剤として、請求項6に記載の二成分系現像剤を用いることを特徴とする画像形成方法。 - 静電潜像担持体を帯電する帯電工程、静電潜像担持体表面に静電潜像を形成する静電潜像形成工程、前記静電潜像を現像器内の二成分系現像剤を用いて現像し、トナー像を形成する現像工程、前記トナー像を中間転写体を介して又は介さずに、転写材に転写する転写工程、転写されたトナー像を転写材に定着する定着工程を有し、現像器内の二成分系現像剤のトナー濃度の低減に応じて、補給用現像剤が現像器に補給され、現像器内で過剰になった磁性キャリアが必要に応じて現像器から排出される画像形成方法に使用するための補給用現像剤であって、
前記補給用現像剤は、補給用磁性キャリアと、結着樹脂、着色剤及び離型剤を含有するトナー粒子を有するトナーとを含有し、
前記補給用現像剤は、前記補給用磁性キャリア1質量部に対して、前記トナーを2質量部以上50質量部以下含有しており、
前記補給用磁性キャリアは、請求項1乃至5のいずれか一項に記載の磁性キャリアであることを特徴とする補給用現像剤。 - 静電潜像担持体を帯電する帯電工程、静電潜像担持体表面に静電潜像を形成する静電潜像形成工程、前記静電潜像を現像器内の二成分系現像剤を用いて現像し、トナー像を形成する現像工程、前記トナー像を中間転写体を介して又は介さずに、転写材に転写する転写工程、転写されたトナー像を転写材に定着する定着工程を有し、現像器内の二成分系現像剤のトナー濃度の低減に応じて、補給用現像剤が現像器に補給され、現像器内で過剰になった磁性キャリアが必要に応じて現像器から排出される画像形成方法であって、
前記補給用現像剤は、補給用磁性キャリアと、結着樹脂、着色剤及び離型剤を含有するトナー粒子を有するトナーとを含有し、
前記補給用現像剤は、前記補給用磁性キャリア1質量部に対して、前記トナーを2質量部以上50質量部以下含有しており、
前記補給用磁性キャリアは、請求項1乃至5のいずれか一項に記載の磁性キャリアであることを特徴とする画像形成方法。
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