JP7224129B2 - 回転式糸調子装置 - Google Patents

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Description

本発明は、ミシンの糸に張力を付与する回転式糸調子装置に関する。
従来からミシンには適正な縫い目を形成するために、縫製に使用される各種の糸に張力を付与する糸調子装置が搭載されている。
この糸調子装置は、一組の糸調子皿の間に糸を挟み、一組の糸調子皿の挟持圧力を調節することで糸張力の調節を行う構造のものが一般的であった。
一方、ミシンの種別によっては、縫い目を緩やかに形成したいという要請もあり、糸調子皿で糸を挟んで糸張力を調整する方式の場合には、比較的、糸張力が大きな範囲で作用するので、上記要請には適していなかった。
このような低糸張力の付与には、糸を外周に巻き付ける回転糸調子皿と、回転糸調子皿の両面に接触する当接部材と、回転糸調子皿に対して各当接部材を接触させる押圧力を付与するバネと、バネのバネ圧を調節する調節ネジとを備える回転式の糸調子装置が好適であった(例えば、特許文献1参照)。
特開平09-220391号公報
しかしながら、上記の回転式の糸調子装置は、手動で調節ネジを回転して調節を行う必要があり、調節作業が非常に煩雑であった。また、回転操作を加えながら感覚的に糸張力を調節するので、再現性が低かった。さらに、縫製中に糸張力を調節することは非常に困難であった。
また、上記回転式の糸調子装置は、当接部材にフェルト材を使用することにより低張力を実現することが可能であるが、回転糸調子皿に対して各当接部材を接触させる押圧力を低くしなければ低張力を維持することができない。しかし、各当接部材を接触させる押圧力を低くすると、回転糸調子皿は、ミシンの高速回転時に、振動の影響を受けやすくなり、また、接触圧を当接部材に伝達する部材の重量や摩擦の影響を受けやすくなり、張力を安定して目標の値に維持することが困難となるという問題が生じていた。
本発明は、回転式の糸調子装置の糸張力の調節の容易化を図ることをその目的とする。
請求項1記載の発明は、回転式糸調子装置において、
巻付けられる縫い糸の移動により回転する糸調子皿と、
前記糸調子皿を回転可能に支持する糸調子軸と、
前記糸調子軸に軸方向の移動が可能に支持され、前記糸調子皿に接触して前記糸調子皿の回転に摩擦負荷を与える当接部材と、
前記当接部材を前記糸調子皿側に接触させる押圧力を変更調節可能なアクチュエーターとを備え、
前記当接部材は樹脂部材からなり、
前記アクチュエーターは、ソレノイドであり、
前記ソレノイドのプランジャーと前記当接部材を前記糸調子皿側に接触させる押圧力を付与する押圧軸との間に、一端部が前記プランジャーに当接し、他端部が前記押圧軸に当接する伝達軸を配し、
前記伝達軸に対して、前記ソレノイドが発生させる前記押圧力に抗する押圧力を付与するバネを備えることを特徴とする。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の回転式糸調子装置において、
前記当接部材は、フッ素樹脂からなることを特徴とする。
また、請求項3に記載の発明は、請求項1に記載の回転式糸調子装置において、
前記当接部材は、ポリアミド樹脂からなることを特徴とする。
また、請求項4に記載の発明は、請求項1に記載の回転式糸調子装置において、
前記当接部材は、ポリアセタール樹脂からなることを特徴とする。
本発明は、アクチュエーターにより当接部材を糸調子皿側に接触させ、その接触させる押圧力を外部信号により制御可能とするので、糸張力の調節作業が容易となる。
また、外部信号によってアクチュエーターの押圧力を制御可能であるので、糸張力を任意に設定することができ、適正な糸張力を再現することが可能となる。
さらに、外部信号によって糸張力を制御するので、縫製中であっても任意に糸張力を調節するが可能である。
さらに当接部材を樹脂部材で形成した場合には、当接部材を糸調子皿に接触させる押圧力を高くしても、低張力にすることができ、安定的に低張力を維持することが可能となる。
特に、当接部材をフッ素樹脂、ポリアミド樹脂、ポリアセタール樹脂等の樹脂で形成した場合には、当接部材を糸調子皿に接触させる押圧力を高くしてもより低張力が維持されやすく、より安定的に低張力を維持することが可能となる。
本発明の実施形態にかかる回転式糸調子装置の斜視図である。 ミシンに装備された状態の回転式糸調子装置の断面図である。 糸調子器の斜視図である。 糸調子器の分解斜視図である。 回転式糸調子装置の分解斜視図である。 当接部材をフッ素樹脂、ポリアミド樹脂、ポリアセタール樹脂、フェルト材で形成した場合の回転式糸調子装置における特性を示した線図である。
[糸調子装置の概略構成]
本発明の実施形態に係るミシンの回転式糸調子装置10について図面に基づいて説明する。
図1は回転式糸調子装置10の斜視図である。
図1に示すように、回転式糸調子装置10は、糸調子器20と、糸調子器20の糸張力を任意に調節するアクチュエーターとしての糸調子ソレノイド40と、糸調子ソレノイド40の出力を糸調子器20に伝達する伝達部50とを備えている。
図2はミシンに装備された状態の回転式糸調子装置10の断面図である。回転式糸調子装置10はミシンフレーム100に支持されている。
図2における右側はミシンフレーム100の正面側、図2における左側はミシンフレーム100の背面側となる。
回転式糸調子装置10は、糸調子器20がミシンフレーム100の正面側の外壁101に露出した状態で装備され、糸調子ソレノイド40がミシンフレーム100の背面側の外壁102に露出した状態で装備される。そして、ミシンフレーム100の内部に配置された伝達部50が糸調子ソレノイド40の出力を糸調子器20に伝達する。
なお、糸調子ソレノイド40は、外壁に露出装備されているが、その露出部分にはカバーを設けてもよい。
[糸調子器]
図3は糸調子器20の斜視図、図4は分解斜視図である。
糸調子器20は、図示のように、中心部に軸孔31を有した糸調子皿30と、その糸調子皿30を貫通して回転可能に支持する糸調子軸21と、糸調子皿30の左右両側に配置された一対の皿押さえ27と、糸調子皿30の左右両側で各皿押さえ27との間に介挿された一対の当接部材28と、糸調子軸21を貫通して左側の皿押さえ27を押す押圧軸22と、糸調子軸21の外側に配置されるねじりコイルばね構造の糸取りばね23と、その糸取りばね23を覆う糸調子台24と、保護カバー25に挿入される挿入部材26とを備えている。
糸調子台24は、円筒状であって、その中心線が左右方向に沿った状態で、左端部がミシンフレーム100の右側の外壁101に埋設状態で固定されている。
この糸調子台24の左端部は閉塞され、右端部は開放されている。そして、糸調子台24の閉塞された左端部の壁面にはその中心部を左右方向に貫通する貫通孔241が形成されている。
糸調子軸21は、中心部を貫通する挿通孔211が形成され、その中心線を左右方向に向けた状態で糸調子台24に支持されている。この糸調子軸21は、長手方向の中間部212の外径が最大となり、左端部213は中間部212から二段階で小径となっている。そして、糸調子軸21の左端部213は、糸調子台24の左端部壁面の貫通孔241に右側から挿入され、図示しない頭無しネジにより締結固定されている。
糸調子軸21の右端部214は、中心線を通過するスリット215により中間部212よりも右側全体が二分割されている。つまり、糸調子軸21の右端部は、右方から見て、円形を直径方向に渡って二分した二つの略半円形からなる形状となっている。そして、このスリット215と挿通孔211とは連通している。
一方、一対の皿押さえ27は、円板状であってその中心部に、中央リブ272を有する円形の貫通孔271が形成されている。つまり、皿押さえ27の貫通孔271は、中央リブ272により円形を直径方向に渡って二分した二つの略半円形となっている。そして、各皿押さえ27の貫通孔271に対して、スリット215の内側に中央リブ272が挿入されるように糸調子軸21の右端部214が挿入される。
一方、一対の当接部材28と糸調子皿30は、いずれも中央リブを有さない円形の貫通孔281と軸孔31が中央部に形成され、これら貫通孔281と軸孔31に糸調子軸21の右端部214が挿入されて一対の皿押さえ27の間で保持される。
従って、各皿押さえ27は、糸調子軸21及び糸調子台24に対して回転しないように保持され、各当接部材28及び糸調子皿30は糸調子軸21及び糸調子台24に対して回転可能な状態で保持される。また、各皿押さえ27、各当接部材28及び糸調子皿30は、糸調子軸21の右端部214に沿って移動可能となっている。
押圧軸22は小径のピン形状であり、糸調子軸21の左端部213の挿通孔211にスライド可能に挿入されている。そして、押圧軸22の右端部は、左側の皿押さえ27の中央リブ272に当接し、押圧軸22の左端部は、糸調子軸21の左端部213から左方に突出している。
この押圧軸22は、その左端部から右方への押圧力が入力され、皿押さえ27を介して各当接部材28を糸調子皿30に接触させる。そして、その押圧力を調節することで糸調子皿30に対する各当接部材28の摺動摩擦力を調節し、糸調子皿30の回転に対する摺動摩擦力を調節可能としている。
糸調子台24の内周面と糸調子軸21の中間部212の外周面との間には、糸取りばね23のコイル状の本体部分が挿入される。このとき、糸取りばね23を構成する線材の一端部は糸調子軸21の中間部212の外周面上に形成された回り止め溝216に挿入され、糸調子軸21及び糸調子台24に対して回転が生じないように固定される。また、糸取りばね23を構成する線材の他端部はフック状の糸掛け部231を有している。この糸掛け部231は、糸調子台24の内周面から外周面に貫通形成されたスリット242を介して糸調子台24の外側に延出されている。
保護カバー25は、中心に貫通孔251を有する筒状体であり、その左端面が右側の皿押さえ27の右側面に当接する。
保護カバー25は中心の貫通孔251から外周面に貫通するスリット252が全長に渡って形成されており、貫通孔251に挿入される糸調子軸21の右端部214を抱き締めで固定することができる。なお、糸調子軸21の右端部214のスリット215には挿入部材26が挿入され、各皿押さえ27、各当接部材28及び糸調子皿30が糸調子軸21に沿って円滑に移動可能となるように、抱き締めの際にスリット215の幅が狭くならないように規制している。
糸調子皿30は、縫い糸Nを巻回するV字溝32が外周に形成されており、当該V字溝32の底部には周方向に沿って凹部と凸部が交互に繰り返されるように形成されている。
この糸調子皿30のV字溝32に対して、縫い糸Nを一、二周巻いてから縫い糸Nの供給先に供給することで、供給先で消費されることで縫い糸Nが繰り出される際に、糸調子皿30に回転が生じる。前述したように、糸調子皿30には、調節可能な摺動摩擦力が付与されることから、繰り出される縫い糸Nに対して、適正な糸張力を付与することができる。
当接部材28は、中心に貫通孔281が形成された円板である。糸調子器20は、当接部材28以外の部材は全てステンレス等の金属製だが、当接部材28は、フッ素樹脂、ポリアミド樹脂、ポリアセタール樹脂等の摺動性に優れた樹脂材料から形成されている。
これらの材料によって当接部材28を形成することにより、当接部材をフェルト材で形成した場合よりも、各当接部材28を糸調子皿30に接触させる押圧力を強くしても、糸調子皿30を低張力に維持することができる。
[糸調子ソレノイド及び伝達部]
図5は回転式糸調子装置10の分解斜視図である。
糸調子ソレノイド40は、図1、図2及び図5に示すように、ミシンフレーム100の背面側の外壁102により、プランジャー41がミシンフレーム100の内部において右側に向けられた状態で保持されている。そして、糸調子ソレノイド40は、そのプランジャー41が左右方向に沿って進退移動を行う。
また、この糸調子ソレノイド40は、プランジャー41を右方に突出させる際の押圧力をその駆動電流の大きさに応じて任意に調節することが可能である。
伝達部50は、図1、図2及び図5に示すように、糸調子ソレノイド40のプランジャー41の押圧力を糸調子器20の押圧軸22に伝達する伝達軸51と、伝達軸51を左方の糸調子ソレノイド40側に押圧するコイルバネ52とを備えている。
糸調子ソレノイド40のプランジャー41と、糸調子器20の押圧軸22と、伝達軸51とは、いずれも同心となるようにミシンフレーム100に支持されている。
そして、伝達軸51の左端部は糸調子ソレノイド40のプランジャー41の右端部に当接し、伝達軸51の右端部は糸調子器20の押圧軸22の左端部に当接している。
さらに、伝達軸51は、ミシンフレーム100により、左右方向に沿って滑動可能に支持されている。また、伝達軸51は、その左端部において、コイルバネ52により左方に押圧されている。
前述したように、糸調子ソレノイド40は、駆動電流の大きさに応じてプランジャー41を右方に突出させる際の押圧力を任意に調節することが可能である。そして、プランジャー41は、伝達軸51を介してコイルバネ52により押圧力が付勢されている。
従って、コイルバネ52の押圧力に抗して糸調子ソレノイド40のプランジャー41を右方に突出させる押圧力を発生させ、その押圧力を制御することにより、糸調子器20の押圧軸22に任意の押圧力を入力する。そして、各当接部材28を糸調子皿30に接触させる押圧力を制御することにより、任意の糸張力を発生させることができる。
具体的には、外部信号に応じて駆動電流の大きさを制御する駆動回路を糸調子ソレノイド40に接続し、外部信号によって任意の押圧力を発生させて糸張力を調節することができる。
[回転式糸調子装置の特性]
回転式糸調子装置10は、糸調子ソレノイド40により当接部材28を糸調子皿30側に押圧し、その押圧力を任意に制御可能とするので、糸張力の調節作業が容易である。
また、外部信号によって糸調子ソレノイド40の押圧力を制御可能とし、糸張力を任意に設定することができ、適正な糸張力を再現することが可能となる。
さらに、外部信号によって糸張力を制御するので、縫製中であっても任意に糸張力を調節するが可能である。
かかる回転式糸調子装置10による糸調子ソレノイド40の出力と糸調子器20に生じる糸張力との関係を図6に示す。
この図6は当接部材28をフッ素樹脂、ポリアミド樹脂、ポリアセタール樹脂で形成した場合と、比較例として当接部材28をフェルト材で形成した場合の回転式糸調子装置10における特性を示した線図である。
L1は当接部材28をフッ素樹脂とした場合、L2は当接部材28をポリアセタール樹脂とした場合、L3は当接部材28をポリアミド樹脂とした場合、Lpは当接部材28をフェルト材とした場合を示す。
各線図において、横軸は糸調子ソレノイド40の出力(単位は[gf])を示し、縦軸は糸調子皿30に巻回した縫い糸Nに生じる糸張力の大きさ(単位は[gf])を示す。
各種材料からなる当接部材28を備える糸調子器20に対して、糸調子皿30に縫い糸Nを一巻きした状態で、ミシンの回転数を4000[rpm]に維持して縫製を行い、糸調子ソレノイド40の出力を0から15単位で増加させて、それぞれの出力で縫い糸Nの糸張力を測定した。
その結果、フッ素樹脂、ポリアミド樹脂、ポリアセタール樹脂のそれぞれによって形成された当接部材28を使用した回転式糸調子装置10は、いずれも、フェルト材によって形成された当接部材28を使用した回転式糸調子装置10に比べて、糸調子ソレノイド40の出力上昇に対する糸張力増加の比率が極めて低くなった。
例えば、低糸張力といわれる糸張力30[gf](直線d1の位置)では、フェルト材の場合には糸調子ソレノイド40の出力はおよそ15[gf]となり、フッ素樹脂でおよそ90[gf]、ポリアミド樹脂でおよそ80[gf]、ポリアセタール樹脂でおよそ100[gf]となった。
このように、フッ素樹脂、ポリアミド樹脂、ポリアセタール樹脂の当接部材28を使用した場合には、低糸張力を糸調子器20に生じさせる場合でも糸調子ソレノイド40の出力を大きくすることができ、高い押圧力で各当接部材28を糸調子皿30へ接触させることができる。
また、縫製時のミシンの振動の影響や各部材の重量、摩擦力の影響を抑えることが可能な糸調子ソレノイド40の出力の下限値である45[gf](直線d2の位置)では、フェルト材の場合には得られる糸張力値はおよそ55[gf]となり、フッ素樹脂でおよそ15[gf]、ポリアミド樹脂でおよそ15[gf]、ポリアセタール樹脂でおよそ13[gf]となった。
このように、フッ素樹脂、ポリアミド樹脂、ポリアセタール樹脂の当接部材28を使用した場合には、ミシンの振動や各部材の重量、摩擦力の影響を抑えつつも極めて低い糸張力を実現することが明らかとなった。
10 回転式糸調子装置
20 糸調子器
27 皿押さえ
28 当接部材
30 糸調子皿
40 糸調子ソレノイド(アクチュエーター)
50 伝達部
51 伝達軸
52 コイルバネ
100 ミシンフレーム
N 縫い糸

Claims (4)

  1. 巻付けられる縫い糸の移動により回転する糸調子皿と、
    前記糸調子皿を回転可能に支持する糸調子軸と、
    前記糸調子軸に軸方向の移動が可能に支持され、前記糸調子皿に接触して前記糸調子皿の回転に摩擦負荷を与える当接部材と、
    前記当接部材を前記糸調子皿側に接触させる押圧力を変更調節可能なアクチュエーターとを備え、
    前記当接部材は樹脂部材からなり、
    前記アクチュエーターは、ソレノイドであり、
    前記ソレノイドのプランジャーと前記当接部材を前記糸調子皿側に接触させる押圧力を付与する押圧軸との間に、一端部が前記プランジャーに当接し、他端部が前記押圧軸に当接する伝達軸を配し、
    前記伝達軸に対して、前記ソレノイドが発生させる前記押圧力に抗する押圧力を付与するバネを備えることを特徴とする回転式糸調子装置。
  2. 前記当接部材は、フッ素樹脂からなることを特徴とする請求項1記載の回転式糸調子装置。
  3. 前記当接部材は、ポリアミド樹脂からなることを特徴とする請求項1記載の回転式糸調子装置。
  4. 前記当接部材は、ポリアセタール樹脂からなることを特徴とする請求項1記載の回転式糸調子装置。
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