JP7223509B2 - 機能装置及び便器装置 - Google Patents

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Description

本発明は、便器装置に用いられる機能装置に関する。
従来より、局部洗浄装置、乾燥装置等の機能部品が組み込まれた機能装置を便器装置に備え付けることがある。たとえば、特許文献1には、機能部品として局部洗浄装置を便座に組み込んだものが機能装置として開示されている。
特開2005-213877号公報
ところで、機能部品を支持する機能装置のベース部には、衝撃荷重が入力される場合がある。これは、特許文献1の例でいえば、ベース部が設けられる便座を開閉するときである。このような衝撃荷重がベース部から機能部品に直接に伝達されると、機能部品の耐久性への悪影響が懸念される。このような問題との関係では、特許文献1の開示技術は何らの対策が講じられておらず、さらなる改良の余地があった。
本発明のある態様は、このような課題に鑑みてなされ、その目的の1つは、ベース部に衝撃荷重が入力されたときでも機能部品の保護を図れる技術を提供することにある。
前述の課題を解決するための本発明の第1態様は、便器装置に用いられる機能装置であって、ベース部と、前記ベース部から間を置いて配置される機能部品と、前記ベース部に前記機能部品を相対移動可能に支持させる支持構造と、を備え、前記支持構造は、前記機能部品に対する前記ベース部の相対移動に伴い変形可能に設けられる衝撃吸収部材を有する。
第1態様によれば、ベース部に衝撃荷重が入力されたとき、機能部品に対してベース部が相対移動することで衝撃吸収部材が変形する。この結果、ベース部から機能部品に伝達される衝撃荷重を衝撃吸収部材により軽減でき、機能部品の保護を図れる。
実施形態の便器装置を示す斜視図である。 実施形態の便座の一部の内部構造を示す上面図である。 図2のA-A線断面図である。 実施形態の支持部材をZ方向から見た図である。 図3のC-C線断面図である。 図5の矢視Dから見た図である。 図7(a)は、実施形態の第1荷重伝達経路を説明するための図であり、図7(b)は、第1荷重伝達経路を衝撃荷重が伝達したときの動作を示す図である。 図8(a)は、実施形態の第2荷重伝達経路を説明するための図であり、図8(b)は、第2荷重伝達経路を衝撃荷重が伝達したときの動作を示す図である。 実施形態の第3荷重伝達経路を衝撃荷重が伝達したときの動作を示す図である。 変形例の支持構造を図5と同じ視点から見た図である。
以下、実施形態、変形例では、同一の構成要素に同一の符号を付し、重複する説明を省略する。また、各図面では、説明の便宜のため、構成要素の一部を適宜省略したり、構成要素の寸法を適宜拡大、縮小して示す。
図1は、実施形態の便器装置10を示す斜視図である。便器装置10は、前部に便鉢部12を有する便器本体14と、便器本体14の後部に設置されるケーシング16と、ケーシング16にヒンジ機構(不図示)を介して回動可能に取り付けられる便座18と、を備える。ケーシング16には、不図示の複数の第1機能部品が収容される。ケーシング16には、ヒンジ機構(不図示)を介して回動可能に便蓋20が取り付けられる。
図2は、便座18の一部の内部構造を示す上面図である。便器装置10は、中空構造のベース部材22とベース部材22に収容される複数の第2機能部品24とを有する機能装置26を備える。本実施形態のベース部材22は便座18である。本実施形態のベース部材22は、便器本体14にケーシング16を介して移動可能に取り付けられると捉えられる。
便座18は、全体として環状をなす中空構造である。便座18の内部には周方向に連続する空洞部が設けられ、その後部の内部には複数の第2機能部品24が収容される。便座18の後部の内下面部には複数の第2機能部品24を支持するベース部28が設けられる。
ここでの機能部品とは、便器装置10に付随する所定の機能を発揮するためのものである。機能部品には、たとえば、便座18に着座する着座者の局部を洗浄する機能を発揮するための局部洗浄装置30、着座者に乾燥風を吹き付けて乾燥させる機能を発揮するための乾燥装置32等が含まれる。また、この他にも、図示はしないが、便座18や便蓋20を回動するための駆動装置、局部洗浄装置30等に洗浄水を供給するための給水装置等が含まれる。ケーシング16には、前述の駆動装置、給水装置が第1機能部品として収容される。便座18には、局部洗浄装置30と、乾燥装置32が第2機能部品24として収容される。
図3は、図2のA-A線断面図である。第2機能部品24は、ベース部28と第1方向(以下、Z方向という)に対向する位置にベース部28から間を置いて配置される。このZ方向は後述する押さえ部材44による押付方向Zaと、その押付方向Zaとは反対側の反押付方向Zbでもある。また、このZ方向は、押さえ部材44の軸部44aの軸方向でもある。本実施形態のZ方向は鉛直方向であり、ベース部28はZ方向の一方側となる下側にあり、第2機能部品24はZ方向の他方側となる上側にある。このZ方向と直交する二つの方向をX方向、Y方向といい、これらをまとめてXY方向という。
機能装置26は、前述のベース部28と、複数の第2機能部品24との他に、支持構造34を備える。支持構造34は、ベース部28に第2機能部品24を相対移動可能に支持させている。支持構造34は、支持部材36と、受け部38と、被固定部42と、押さえ部材44と、複数の衝撃吸収部材46、48と、を備える。
図4は、支持部材36をZ方向から見た図である。図3は、図4のB-B線断面に沿って切断した支持部材36の断面図を示している。図3、図4に示すように、支持部材36は、ベース部28に相対移動可能に支持され、複数の第2機能部品24を支持する。本実施形態の支持部材36は全体として板状をなす。支持部材36は、ベース部28と複数の第2機能部品24の間において、ベース部28から間を置いて配置される。第2機能部品24は、ねじ部材等の結合具50を用いて支持部材36に対して相対移動不能に結合される。本実施形態の個々の第2機能部品24は複数箇所で支持部材36に結合される。
図5は、図3のC-C線断面図である。受け部38は、ベース部28に設けられる。詳しくは、受け部38は、ベース部28からZ方向の第2機能部品24側(図中上側)に突き出るように設けられる。受け部38は、ベース部28に少なくとも三つ以上設けられる。
支持部材36は、複数の第2機能部品24と一体化される複数の被固定部42を有する。被固定部42は、受け部38に相対移動可能に固定される箇所である。本明細書での「一体化」とは、言及している二つの要素が一体的に移動可能であることを意味し、その二つの要素が同じ部材の一部であるか否かは問わない。本実施形態の被固定部42は、第2機能部品24とは別体の支持部材36に設けられる例を示すが、第2機能部品24に設けられていてもよいということである。
被固定部42はZ方向を厚さ方向とする板状をなす。被固定部42は個々の受け部38に対応して個別に設けられる。本実施形態の被固定部42は、Z方向から見て、支持部材36の複数の側辺部から側方に突き出るように設けられる(図4参照)。
押さえ部材44は、受け部38とは反対側から衝撃吸収部材46、48や被固定部42を押さえた状態で受け部38に接続される。本実施形態の押さえ部材44はねじ部材である。押さえ部材44は、被固定部42に形成される貫通孔42aを貫通する軸部44aと、受け部38とは反対側から被固定部42を押さえる頭部44bとを有する。本実施形態の軸部44aには雄ねじ部が形成され、受け部38には雌ねじ孔が形成される。本実施形態の押さえ部材44は、受け部38の雌ねじ孔に軸部44aの雄ねじ部をねじ込むことで受け部38に相対移動不能に接続される。頭部44bは、軸部44aの被固定部42とは反対側の端部に設けられる。以下、軸部44aの中心軸線を中心とする円の半径方向に関して、単に「径方向」ともいう。
図6は、図5の矢視Dから見た図である。図5、図6に示すように、衝撃吸収部材46、48には、押さえ部材44と被固定部42の間に設けられる第1衝撃吸収部材46と、被固定部42と受け部38の間に設けられる第2衝撃吸収部材48とが含まれる。本実施形態の衝撃吸収部材46、48は、軸部44aを取り囲む環状、詳しくは、円形の環状をなす。本実施形態の衝撃吸収部材46、48は、シリコーン等を素材とするゴム部材、つまり、弾性体である。
押さえ部材44は、受け部38に向けて衝撃吸収部材46、48とともに被固定部42を押し付けることで、衝撃吸収部材46、48を弾性的に圧縮変形させた状態で受け部38に接続される。これにより、被固定部42は、衝撃吸収部材46、48のZ方向での弾性変形を伴い、受け部38に対してZ方向に相対移動可能に設けられる。押さえ部材44は、受け部38に向けて衝撃吸収部材46、48とともに被固定部42を押し付けることで、受け部38に対してZ方向に相対移動可能に被固定部42を固定することになる。支持構造34は、衝撃吸収部材46、48のZ方向での弾性変形を伴い、被固定部42と一体化されている支持部材36や第2機能部品24を、ベース部28に対してZ方向に相対移動可能に支持させているとも捉えられる。
第1衝撃吸収部材46と第2衝撃吸収部材48は、弾性変形していない状態にあるとき、それらの高さ寸法が同等の大きさとなるように設定される。本明細書での高さ寸法とは、言及している構成要素のZ方向に沿った寸法をいう。第1衝撃吸収部材46は、Z方向から見て(図6の視点から見て)、押さえ部材44の頭部44bより径方向外側にはみ出るように設けられる。第2衝撃吸収部材48は、図示はしないが、Z方向から見て、受け部38より径方向外側にはみ出るように設けられる。
押さえ部材44の軸部44aは、基端側の大径部44cと先端側の小径部44dの間に形成される段差状のストッパ部44eを有する。小径部44dには雄ねじ部が形成される。軸部44aは、受け部38の先端面に設けられる座面38aにストッパ部44eが当たるまで受け部38にねじ込まれる。ストッパ部44eは、受け部38の座面38aに当たることで軸部44aのZ方向での移動を規制することになる。押さえ部材44は、受け部38にストッパ部44eが当たることで、受け部38に対するZ方向での移動が規制される移動規制位置に配置される。これにより、施工誤差に起因する頭部44bから受け部38までの間隔のばらつきを抑制でき、衝撃吸収部材46、48の弾性変形量を安定して管理できる。
被固定部42は、被固定部42のZ方向の一方側にある表面からZ方向に突き出る第1囲み壁52と、被固定部42のZ方向の他方側にある裏面からZ方向に突き出る第2囲み壁54とを有する。第1囲み壁52は、第1衝撃吸収部材46を径方向外側から取り囲む。第2囲み壁54は、第2衝撃吸収部材48を径方向外側から取り囲む。本実施形態の囲み壁52、54は、押さえ部材44の軸部44aの中心軸線Ca(図6参照)周りの半周以上に亘る範囲で衝撃吸収部材46、48を取り囲み、その一部は径方向外側に向かって開いている。
本実施形態の第1衝撃吸収部材46の高さ寸法La1は、押さえ部材44が移動規制位置にあるとき、第1囲み壁52の高さ寸法Lb1と同等の大きさに設定される。本実施形態の第2衝撃吸収部材48の高さ寸法La2は、押さえ部材44が移動規制位置にあるとき、第2囲み壁54の高さ寸法Lb2と同等の大きさに設定される。
押さえ部材44の軸部44aと被固定部42の貫通孔42aの間には径方向のクリアランスLc1が設けられる。このクリアランスLc1とは、軸部44aの外径と貫通孔42aの内径との寸法差をいう。これにより、被固定部42は、ベース部28に対してXY方向(径方向)に相対移動可能に設けられる。
(A)支持構造34は、ベース部28に対して被固定部42がXY方向に相対移動したとき、被固定部42の貫通孔42aに押さえ部材44の軸部44aが当たるより先に、その軸部44aと囲み壁52、54の間で衝撃吸収部材46、48を挟み込むように構成される。これを実現するため、本実施形態の支持構造34は、第1の条件として、囲み壁52、54の内側に衝撃吸収部材46、48が嵌め込まれ、囲み壁52、54に衝撃吸収部材46、48が接触している。また、第2の条件として、押さえ部材44の軸部44aと衝撃吸収部材46、48との間の径方向のクリアランスLc2は、その軸部44aと被固定部42の貫通孔42aの間の径方向のクリアランスLc1より小さくなるように設定される。このクリアランスLc2とは、押さえ部材44の軸部44aの外径と衝撃吸収部材46、48の内径の寸法差をいう。
これにより、ベース部28に対して被固定部42がXY方向に相対移動したとき、衝撃吸収部材46、48をXY方向に弾性変形させることができる。支持構造34は、衝撃吸収部材46、48のXY方向での弾性変形を伴い、被固定部42と一体化されている支持部材36や第2機能部品24を、ベース部28に対してXY方向に相対移動可能に支持させていると捉えられる。
図7(a)は、支持構造34の第1荷重伝達経路を説明するための図であり、図7(b)は、第1荷重伝達経路を衝撃荷重が伝達したときの動作を示す図である。図7(a)では、荷重が伝達される方向に矢印Faを付している。以降の図8(a)、図9(a)も同様である。
支持構造34は、ベース部28に入力される衝撃荷重のZ方向成分を、ベース部28から第2機能部品24に伝達可能な荷重伝達経路を有する。荷重伝達経路には、ベース部28から第2機能部品24にZ方向の一方側(図中下側)に向かう衝撃荷重を伝達可能な第1荷重伝達経路が含まれる。本実施形態の第1荷重伝達経路は、ベース部28の受け部38→押さえ部材44の頭部44b→第1衝撃吸収部材46→支持部材36の被固定部42→第2機能部品24を経由する経路である。
第1衝撃吸収部材46は、この第1荷重伝達経路上に設けられている。ベース部28に入力される衝撃荷重のZ方向成分は、第1荷重伝達経路上の衝撃吸収部材46を介してベース部28から第2機能部品24に伝達される。第1衝撃吸収部材46は、図7(b)に示すように、第1荷重伝達経路上を衝撃荷重のZ方向成分が伝達しようとしたとき、第2機能部品24や支持部材36に対するベース部28のZ方向での相対移動を伴い自らが変形することで、そのZ方向成分を吸収可能である。
図8(a)は、支持構造34の第2荷重伝達経路を説明するための図であり、図8(b)は、第2荷重伝達経路を衝撃荷重が伝達したときの動作を示す図である。荷重伝達経路には、Z方向の他方側(図中上側)に向かう衝撃荷重が伝達しようとする第2荷重伝達経路が含まれる。本実施形態の第2荷重伝達経路は、ベース部28の受け部38→第2衝撃吸収部材48→支持部材36の被固定部42→第2機能部品24を経由する経路である。
第2衝撃吸収部材48は、この第2荷重伝達経路上に設けられている。ベース部28に入力される衝撃荷重のZ方向成分は、第2荷重伝達経路上の第2衝撃吸収部材48を介してベース部28から第2機能部品24に伝達される。第2衝撃吸収部材48は、図8(b)に示すように、第2荷重伝達経路上を衝撃荷重のZ方向成分が伝達しようとしたとき、第2機能部品24や支持部材36に対するベース部28のZ方向での相対移動を伴い自らが変形することで、そのZ方向成分を吸収可能である。
図9は、支持構造34の第3荷重伝達経路を衝撃荷重が伝達したときの動作を示す図である。本実施形態の支持構造34は、ベース部28に入力される衝撃荷重のXY方向成分を、ベース部28から第2機能部品24に伝達可能な第3荷重伝達経路を有する。この第3荷重伝達経路は、ベース部28の受け部38→押さえ部材44の軸部44a→第1衝撃吸収部材46、第2衝撃吸収部材48→支持部材36の被固定部42の第1囲み壁52、第2囲み壁54→第2機能部品24を経由する経路である。
衝撃吸収部材46、48は、このような第3荷重伝達経路上に設けられている。ベース部28に入力される衝撃荷重のXY方向成分は、第3荷重伝達経路上の衝撃吸収部材46、48を介してベース部28から第2機能部品24に伝達される。衝撃吸収部材46、48は、この荷重伝達経路上を衝撃荷重のXY方向成分が伝達しようとしたとき、第2機能部品24や支持部材36に対するベース部28のXY方向での相対移動を伴い自らが変形することで、そのXY方向成分を吸収可能である。
以上の衝撃吸収部材46、48は、第2機能部品24や支持部材36に対するベース部28のZ方向やXY方向での相対移動に伴い変形可能に設けられ、その変形によりベース部28から第2機能部品24に伝達される衝撃荷重を吸収可能であると捉えられる。本実施形態の衝撃吸収部材46、48は、自らが弾性的に圧縮変形することで衝撃荷重を吸収可能である。
以上の機能装置26の動作とともに効果を説明する。ベース部28に衝撃荷重が入力される場合を考える。本実施形態では、機能装置26の便座18の回動に伴い便座18のベース部28に衝撃荷重が入力される。この衝撃荷重の主成分はベース部28のZ方向に沿った成分となる。ベース部28に衝撃荷重が入力されたとき、第2機能部品24や支持部材36に対してベース部28が相対移動し、その相対移動に伴い衝撃吸収部材46、48が変形する。この結果、ベース部28から第2機能部品24に伝達される衝撃荷重を衝撃吸収部材46、48により軽減でき、第2機能部品24の保護を図れる。
ベース部28にはねじれ荷重、曲げ荷重、剪断荷重等の変形の原因となる種々の衝撃荷重が入力される。本実施形態の便器装置10では、このような衝撃荷重がベース部28から第2機能部品24に伝達される前に、第2機能部品24を支持する支持部材36に先に伝達され、その衝撃荷重の一部を支持部材36により負担できる。よって、ベース部28から第2機能部品24に直接に伝達されるよりも、ベース部28から第2機能部品24に伝達される衝撃荷重を低減でき、第2機能部品24の保護を図れる。
このような観点から、支持部材36は、所定の種類の荷重に対する剛性に関して、いずれかの第2機能部品24より高い剛性を持つと好ましい。ここでの「所定の種類の荷重」とは、たとえば、曲げ荷重、ねじれ荷重、軸荷重、せん断荷重のうちの少なくとも一つの荷重をいう。これは、所定の種類で同じ大きさの荷重を支持部材36と第2機能部品24に個別に付与したとき、支持部材36の変形する度合いが第2機能部品24より小さくなることを意味する。支持部材36は、このような条件を満たすように、支持部材36の断面性能、支持部材36の素材の弾性率が設定される。これにより、所定の種類の荷重がベース部28から支持部材36に伝達されたとき、支持部材36の変形を抑制することで、その変形に起因して第2機能部品24に伝達される衝撃荷重を更に低減でき、第2機能部品24の更なる保護を図れる。
また、衝撃吸収部材46、48は、支持部材36に対するベース部28の相対移動に伴い変形可能に設けられる。よって、衝撃吸収部材46、48により軽減された衝撃荷重がベース部28から支持部材36に伝達される。このため、衝撃荷重による支持部材36の変形を抑制でき、その変形に起因して第2機能部品24に伝達される衝撃荷重を低減できる。
支持部材36は複数の第2機能部品24を支持している。よって、複数の第2機能部品24の間で単数の支持部材36を共用することで部品点数を削減しつつ、衝撃吸収部材46、48により衝撃荷重を吸収することで複数の第2機能部品24の保護を図れる。
支持構造34は、受け部38とは反対側から衝撃吸収部材46、48や被固定部42を押さえた状態で受け部38に接続される押さえ部材44を有する。よって、第2機能部品24と一体化される被固定部42をZ方向に相対移動可能に固定しつつ、そのZ方向での荷重成分を衝撃吸収部材46、48により吸収できる。
衝撃吸収部材46、48には第1衝撃吸収部材46と第2衝撃吸収部材48とが含まれるため、次の利点がある。図7(b)に示すように、ベース部28に押付方向Zaの衝撃荷重が入力されたとき、押さえ部材44と被固定部42の間の第1衝撃吸収部材46が弾性変形することで、その衝撃荷重が吸収される。図8(b)に示すように、ベース部28に反押付方向Zbの衝撃荷重が入力されたとき、被固定部42と受け部38の間の第2衝撃吸収部材48が弾性変形することで、その衝撃荷重が吸収される。つまり、Z方向のいずれの衝撃荷重でも衝撃吸収部材46、48により吸収できるようになり、より効果的に第2機能部品24の保護を図れる。
なお、被固定部42には、図5に示すように、互いに逆向きの弾性反発力Fbが第1衝撃吸収部材46と第2衝撃吸収部材48のそれぞれから付与されている。被固定部42は、各衝撃吸収部材46、48から付与される弾性反発力Fbの釣り合いがとれる初期位置で止まっている。ベース部28から被固定部42に伝達される衝撃荷重によりベース部28に対して被固定部42がZ方向に相対移動したとき、被固定部42は、衝撃吸収部材46、48の弾性反発力Fbにより初期位置で止まるまでZ方向に振動する。このような被固定部42の振動の過程で衝撃吸収部材46、48が弾性変形することで、被固定部42に伝達された衝撃荷重が衝撃吸収部材46、48により吸収される利点もある。
被固定部42は衝撃吸収部材46、48を取り囲む囲み壁52、54を有し、ベース部28に対して径方向に相対移動可能に設けられる。よって、被固定部42がベース部28に対して径方向に相対移動したとき、押さえ部材44の軸部44aと囲み壁52、54との間で衝撃吸収部材46、48を弾性変形させられる。この結果、ベース部28から被固定部42にXY方向に伝達される衝撃荷重を衝撃吸収部材46、48により吸収できる。
なお、図9に示すように、衝撃吸収部材46、48がXY方向に弾性変形したとき、被固定部42には、衝撃吸収部材46、48のXY方向での弾性変形前の位置に戻そうとする弾性反発力Fcが衝撃吸収部材46、48から付与される。よって、ベース部28に対してXY方向に被固定部42が相対移動したときでも、衝撃吸収部材46、48から付与される弾性反発力Fcにより被固定部42を相対移動前の位置に近づけられる。この結果、衝撃荷重が付与される前後での第2機能部品24の大きな位置ずれを防止できる。
ベース部28は、便器本体14に移動可能に取り付けられる便座18に設けられる。よって、便座18の移動に伴い衝撃荷重がベース部28に頻繁に入力される場合であっても、前述のように第2機能部品24の保護を図れる。
次に、機能装置26の他の特徴を説明する。図5を参照する。押さえ部材44の頭部44bに対して径方向外側には、ベース部28に対して被固定部42がZ方向に相対移動したときに、第1衝撃吸収部材46をZ方向に逃がすための第1逃げ空間56が設けられる。本実施形態の第1逃げ空間56は、Z方向から見て、第1衝撃吸収部材46の外周部の全周に亘る範囲と重なる箇所に設けられる。
受け部38に対して径方向外側には、ベース部28に対して被固定部42がZ方向に相対移動したときに、第2衝撃吸収部材48をZ方向に逃がすための第2逃げ空間58が設けられる。本実施形態の第2逃げ空間58は、Z方向から見て、第2衝撃吸収部材48の外周部の全周に亘る範囲と重なる箇所に設けられる。
ベース部28に対して被固定部42が相対移動したとき、押さえ部材44や受け部38と被固定部42との間で衝撃吸収部材46、48が圧縮変形する。このとき、衝撃吸収部材46、48はXY方向に圧縮変形しようとし、その過程で囲み壁52、54により衝撃吸収部材46、48の変形が拘束される。ここで、本実施形態によれば、このように囲み壁52、54により衝撃吸収部材46、48の変形が拘束される状況下にあっても、図7(b)、図8(b)に示すように、逃げ空間56、58に衝撃吸収部材46、48が逃げるように弾性変形できる。この結果、衝撃吸収部材46、48の弾性変形量を増すことで、衝撃吸収部材46、48の衝撃荷重吸収能力を高められる。
第2衝撃吸収部材48は、被固定部42と受け部38との間で被固定部42を支持している。押さえ部材44は、このような第2衝撃吸収部材48を圧縮変形させた状態で受け部38に接続される。これにより、第2衝撃吸収部材48により被固定部42を支持するうえで、第2衝撃吸収部材48の圧縮変形により第2衝撃吸収部材48を硬くでき、第2機能部品24のがたつきを抑えつつ安定して支持できる。
以上、実施形態をもとに本発明を説明した。次に、各構成要素の変形例を説明する。
機能装置26のベース部材22は便座である例を説明したが、便器装置10に用いられるものであれば、その具体例は特に限定されない。たとえば、ベース部材22はケーシング16でもよいし、便器本体14に回動可能に取り付けられる可動部材としての便蓋20でもよい。可動部材は、便器本体14に移動可能に取り付けられていればよく、その動き方は特に限定されない。また、便座18や便蓋20は、便器本体14にケーシング16を介して回動可能に取り付けられる例を説明したが、便器本体14に直接に回動可能に取り付けられてもよい。
支持構造34はベース部28に複数の第2機能部品24を支持させる例を説明したが、支持対象となる機能部品は単数でもよい。支持構造34の支持部材36は、複数の機能部品ではなく単数の機能部品を支持するのみでもよい。
支持構造34は、ベース部28に支持部材36を介して第2機能部品24を支持させる例を説明したが、ベース部28に支持部材36を介さずに機能部品を支持させてもよい。この場合、支持構造34の被固定部42は支持部材36ではなく機能部品に設けられる。いずれにしても支持構造34の被固定部42は機能部品と一体化されていればよい。
弾性体の衝撃吸収部材46、48は、第2機能部品24に対するベース部28の相対移動に伴い弾性的に圧縮変形可能に設けられる例を説明したが、弾性的に引張変形可能に設けられてもよい。ここでの弾性体には、ゴム部材の他に、ばね部材等が含まれる。また、衝撃吸収部材46、48は、弾性変形により衝撃荷重を吸収可能な弾性体の他にも、粘性流動により衝撃荷重を吸収可能な粘性体でもよい。いずれにしても、衝撃吸収部材46、48は、機能部品に対するベース部28の相対移動に伴い、弾性変形の有無を問わず変形可能に設けられ、その変形により衝撃荷重を吸収可能であればよい。
衝撃吸収部材46、48は、第2機能部品24に対するベース部28の相対移動に伴い変形可能に設けられていればよく、その具体的な配置態様は特に限定されない。たとえば、衝撃吸収部材46、48は、押さえ部材44と受け部38との間に設けられる例を説明した。この他にも、衝撃吸収部材46、48は、たとえば、押さえ部材44と受け部38との間とは異なる箇所において、支持部材36とベース部28の間でこれらの相対移動に伴い変形可能に設けられていてもよい。
支持構造34の被固定部42は、ベース部28に対してXY方向及びZ方向の両方に相対移動可能に設けられる例を説明したが、それらの一方にのみ相対移動可能に設け、他方に相対移動不能に設けてもよい。たとえば、ベース部28に対してZ方向にのみ相対移動可能に設けて、XY方向に相対移動不能に設けてもよい。
押さえ部材44は、ベース受け部38にねじ構造を用いて接続される例を説明したが、その接続手段は特に限定されない。たとえば、スナップフィット構造を用いてもよい。
衝撃吸収部材46、48には第1衝撃吸収部材46、第2衝撃吸収部材48が含まれる場合を例に説明したが、いずれか一方のみが含まれていてもよい。
第1逃げ空間56、第2逃げ空間58はなくともよいし、いずれか一方のみが設けられていてもよい。
前述の(A)を実現するうえで、支持構造34は、たとえば、次の第1の条件、第2の条件を満たすように構成されてもよい。図10は、変形例の支持構造34を図5と同じ視点から見た図である。この第1の条件とは、衝撃吸収部材46、48の内側に押さえ部材44の軸部44aが嵌め込まれており、衝撃吸収部材46、48に押さえ部材44の軸部44aが接触することである。第2の条件とは、囲み壁52、54と衝撃吸収部材46、48の間の径方向のクリアランスLc3が、押さえ部材44の軸部44aと被固定部42の貫通孔42aの間の径方向のクリアランスLc1より小さくなるように設定されることである。この他にも、図示はしないが、図5のクリアランスLc2と図10のクリアランスLc3との合計値がクリアランスLc1より小さくなるように設定されてもよい。
以上、本発明の実施形態や変形例について詳細に説明した。前述した実施形態や変形例は、いずれも本発明を実施するにあたっての具体例を示したものにすぎない。実施形態や変形例の内容は、本発明の技術的範囲を限定するものではなく、請求の範囲に規定された発明の思想を逸脱しない範囲において、構成要素の変更、追加、削除等の多くの設計変更が可能である。前述の実施形態では、このような設計変更が可能な内容に関して、「実施形態の」「実施形態では」等との表記を付して強調しているが、そのような表記のない内容でも設計変更が許容される。以上の構成要素の任意の組み合わせも、本発明の態様として有効である。図面の断面に付したハッチングは、ハッチングを付した対象の材質を限定するものではない。
以上の実施形態、変形例により具体化される発明を一般化すると、以下の技術的思想が導かれる。以下、発明が解決しようとする課題に記載の態様を用いて説明する。
第2態様の機能装置は、第1態様において、前記支持構造は、前記ベース部に相対移動可能に支持されるとともに前記機能部品を支持する支持部材を有してもよい。
この態様によれば、ベース部に入力される変形の原因となる衝撃荷重が機能部品より支持部材に先に伝達され、その衝撃荷重の一部を支持部材により負担できる。よって、ベース部から機能部品に直接に伝達されるよりも、ベース部から機能部品に伝達される衝撃荷重を低減でき、機能部品の保護を図れる。
第3態様の機能装置は、第2態様において、前記支持部材は、前記ベース部に相対移動可能に支持され、前記衝撃吸収部材は、前記支持部材に対する前記ベース部の相対移動に伴い変形可能に設けられてもよい。
この態様によれば、衝撃吸収部材により軽減された衝撃荷重がベース部から支持部材に伝達される。このため、衝撃荷重による支持部材の変形を抑制でき、その変形に起因して機能部品に伝達される衝撃荷重を低減できる。
第4態様の機能装置は、第2または第3態様において、複数の前記機能部品を備え、前記支持部材は、前記複数の機能部品を支持してもよい。
この態様によれば、複数の機能部品の間で単数の支持部材を共用することで部品点数を削減しつつ、衝撃吸収部材により衝撃荷重を吸収することで複数の機能部品の保護を図れる。
第5態様の機能装置は、第1から第4態様において、前記支持構造は、前記ベース部に設けられる受け部と、前記機能部品と一体化される被固定部と、前記受け部とは反対側から前記被固定部を押さえた状態で前記受け部に接続される押さえ部材と、を有し、前記衝撃吸収部材は、前記押さえ部材と前記被固定部の間、及び、前記被固定部と前記受け部の間の何れか一方又は両方に設けられる弾性体であってもよい。
この態様によれば、機能部品と一体化される被固定部を押さえ部材による押付方向に沿った第1方向に相対移動可能に固定しつつ、その第1方向での荷重成分を衝撃吸収部材により吸収できる。
第6態様の機能装置は、第5態様において、前記衝撃吸収部材には、前記押さえ部材と前記被固定部の間に設けられる第1衝撃吸収部材と、前記被固定部と前記受け部の間に設けられる第2衝撃吸収部材とが含まれてもよい。
この態様によれば、第1方向のいずれの衝撃荷重でも衝撃吸収部材により吸収でき、より効果的に機能部品の保護を図れる。
第7態様の機能装置は、第5または第6態様において、前記押さえ部材は、前記受け部に接続される軸部を有し、前記衝撃吸収部材は、前記軸部の径方向外側から前記軸部を取り囲み、前記被固定部は、前記径方向外側から前記衝撃吸収部材を取り囲む囲み壁を有し、前記ベース部に対して前記径方向に相対移動可能に設けられてもよい。
この態様によれば、被固定部がベース部に対して径方向に相対移動したとき、押さえ部材の軸部と囲み壁との間で衝撃吸収部材を弾性変形させられる。この結果、第1方向と直交する第2方向にベース部から被固定部に伝達される衝撃荷重を衝撃吸収部材により吸収できる。
第8態様の機能装置は、第7態様において、前記押さえ部材は、前記軸部の前記受け部とは反対側の端部に設けられる頭部を有し、前記受け部及び前記頭部の何れかに対して前記径方向外側には、前記被固定部に対して前記ベース部が前記軸部の軸方向に相対移動したときに、前記衝撃吸収部材を逃がすための逃げ空間が設けられてもよい。
この態様によれば、ベース部に対して被固定部が軸方向に相対移動したとき、囲み壁により衝撃吸収部材の変形が拘束される状況下にあっても、逃げ空間に衝撃吸収部材が逃げるように弾性変形できる。この結果、衝撃吸収部材の弾性変形量を増すことで、衝撃吸収部材の衝撃荷重吸収能力を高められる。
第9態様は、第1から第8態様のいずれかにおいて、前記ベース部は、便器本体に移動可能に取り付けられる可動部材に設けられてもよい。
この態様によれば、可動部材の移動に伴い衝撃荷重がベース部に頻繁に入力される場合であっても、前述のように機能部品の保護を図れる。
第10態様は、第1から第9態様のいずれかの機能装置を備える便器装置である。
10…便器装置、14…便器本体、18…便座(可動部材)、26…機能装置、28…ベース部、34…支持構造、36…支持部材、38…受け部、42…被固定部、44…押さえ部材、44a…軸部、44b…頭部、46…第1衝撃吸収部材、48…第2衝撃吸収部材、52,54…囲み壁、56,58…逃げ空間。

Claims (8)

  1. 便器装置に用いられる機能装置であって、
    ベース部と、
    前記ベース部から間を置いて配置される複数の機能部品と、
    前記ベース部に前記複数の機能部品を相対移動可能に支持させる支持構造と、を備え、
    前記ベース部は、前記便器装置の便座の一部により構成され、
    前記複数の機能部品は、局部洗浄装置と乾燥装置を含み、
    前記支持構造は、前記機能部品に対する前記ベース部の相対移動に伴い変形可能に設けられる衝撃吸収部材を有し、
    前記支持構造は、前記ベース部に支持され、前記複数の機能部品を支持する支持部材を有し、
    前記複数の機能部品は、前記支持部材に対して相対移動不能に結合される機能装置。
  2. 前記支持部材は、前記ベース部に相対移動可能に支持され、
    前記衝撃吸収部材は、前記支持部材に対する前記ベース部の相対移動に伴い変形可能に設けられる請求項1に記載の機能装置。
  3. 前記支持構造は、前記ベース部に設けられる受け部と、前記機能部品と一体化される被固定部と、前記受け部とは反対側から前記被固定部を押さえた状態で前記受け部に接続される押さえ部材と、を有し、
    前記衝撃吸収部材は、前記押さえ部材と前記被固定部の間、及び、前記被固定部と前記受け部の間の何れか一方又は両方に設けられる弾性体である請求項1または2に記載の機能装置。
  4. 前記衝撃吸収部材には、前記押さえ部材と前記被固定部の間に設けられる第1衝撃吸収部材と、前記被固定部と前記受け部の間に設けられる第2衝撃吸収部材とが含まれる請求項3に記載の機能装置。
  5. 便器装置に用いられる機能装置であって、
    ベース部と、
    前記ベース部から間を置いて配置される複数の機能部品と、
    前記ベース部に前記複数の機能部品を相対移動可能に支持させる支持構造と、を備え
    前記ベース部は、前記便器装置の便座の一部により構成され、
    前記複数の機能部品は、局部洗浄装置と乾燥装置を含み、
    前記支持構造は、前記機能部品に対する前記ベース部の相対移動に伴い変形可能に設けられる衝撃吸収部材を有し、
    前記支持構造は、前記ベース部に設けられる受け部と、前記機能部品と一体化される被固定部と、前記受け部とは反対側から前記被固定部を押さえた状態で前記受け部に接続される押さえ部材と、を有し、
    前記衝撃吸収部材は、前記押さえ部材と前記被固定部の間、及び、前記被固定部と前記受け部の間の何れか一方又は両方に設けられる弾性体であり、
    前記押さえ部材は、前記受け部に接続される軸部を有し、
    前記衝撃吸収部材は、前記軸部の径方向外側から前記軸部を取り囲み、
    前記被固定部は、前記径方向外側から前記衝撃吸収部材を取り囲む囲み壁を有し、前記ベース部に対して前記径方向に相対移動可能に設けられる機能装置。
  6. 前記押さえ部材は、前記軸部の前記受け部とは反対側の端部に設けられる頭部を有し、
    前記受け部及び前記頭部の何れかに対して前記径方向外側には、前記被固定部に対して前記ベース部が前記軸部の軸方向に相対移動したときに、前記衝撃吸収部材を逃がすための逃げ空間が設けられる請求項5に記載の機能装置。
  7. 前記ベース部は、便器本体に移動可能に取り付けられる可動部材に設けられる請求項1から6のいずれかに記載の機能装置。
  8. 請求項1から7のいずれかに記載の機能装置を備える便器装置。
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