JP7221464B1 - かき揚げの製造方法 - Google Patents

かき揚げの製造方法 Download PDF

Info

Publication number
JP7221464B1
JP7221464B1 JP2022561686A JP2022561686A JP7221464B1 JP 7221464 B1 JP7221464 B1 JP 7221464B1 JP 2022561686 A JP2022561686 A JP 2022561686A JP 2022561686 A JP2022561686 A JP 2022561686A JP 7221464 B1 JP7221464 B1 JP 7221464B1
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
ingredients
kakiage
batter
planar
dimensional
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2022561686A
Other languages
English (en)
Other versions
JPWO2023277112A1 (ja
Inventor
葉 廣瀬
想明 金原
広希 米田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nisshin Seifun Welna Inc
Original Assignee
Nisshin Seifun Welna Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nisshin Seifun Welna Inc filed Critical Nisshin Seifun Welna Inc
Publication of JPWO2023277112A1 publication Critical patent/JPWO2023277112A1/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP7221464B1 publication Critical patent/JP7221464B1/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Classifications

    • AHUMAN NECESSITIES
    • A23FOODS OR FOODSTUFFS; TREATMENT THEREOF, NOT COVERED BY OTHER CLASSES
    • A23LFOODS, FOODSTUFFS, OR NON-ALCOHOLIC BEVERAGES, NOT COVERED BY SUBCLASSES A21D OR A23B-A23J; THEIR PREPARATION OR TREATMENT, e.g. COOKING, MODIFICATION OF NUTRITIVE QUALITIES, PHYSICAL TREATMENT; PRESERVATION OF FOODS OR FOODSTUFFS, IN GENERAL
    • A23L5/00Preparation or treatment of foods or foodstuffs, in general; Food or foodstuffs obtained thereby; Materials therefor
    • A23L5/10General methods of cooking foods, e.g. by roasting or frying

Landscapes

  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Nutrition Science (AREA)
  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Food Science & Technology (AREA)
  • Polymers & Plastics (AREA)
  • Frying-Pans Or Fryers (AREA)
  • General Preparation And Processing Of Foods (AREA)

Abstract

本発明は、平面状具材及び立体状具材を含むかき揚げの製造方法である。本製造方法は平面状具材にのみバッターを付着させる工程、及び上記バッターを付着させた上記平面状具材と、立体状具材とを混合してかき揚げ用素材を調製する工程、を含む。上記バッターを付着させた上記平板状具材と上記立体状具材とを混合する前に、該立体状具材に打ち粉を付着させる工程を更に含むことが好適である。上記平面状具材100質量部に対して、750~3000質量部の上記バッターを付着させることも好適である。

Description

本発明はかき揚げの製造方法に関する。
かき揚げは、たまねぎ、にんじん、しいたけ、枝豆及び海老等の立体的な形状の具材や、しゅんぎく及び葉だいこん等の平面状の具材を衣材でまとめ、成形して油ちょうした天ぷらである。一般の天ぷらは、一種類の具材の表面に衣材が付着した構造を有するところ、かき揚げは複数の具材が積み上がったような状態で衣材によってまとめられており、内部に空隙がある構造を有している。この構造に起因して、かき揚げを咀嚼すると、衣のサクサクとした食感だけでなく、積み上がった具材が崩壊する食感も楽しむことができる。
かき揚げの製造には熟練が必要であり、必要に応じて具材に打ち粉をまぶし、更にバッター液を付着させたものを、1個分の分量でお玉に取り、これを熱した油槽にゆっくりと流し入れて、空隙がある立体的な形状を成形しながら油ちょうする作業が必要になる。しかし立体的に成形しながら具材を油槽に投入する作業は難しく、平板状に成形されてしまったり、空隙が無く詰まった状態に成形されてしまったりする場合が少なくない。
近年ではかき揚げリングとも呼ばれる、かき揚げ製造用の型枠が市販されており、この型枠内に具材及びバッター液を充填して攪拌し、型枠ごと油槽に沈めて油ちょうすることも行われている。
かき揚げは、嵩高い積み上がった形状をしていることから、油ちょう調理に起因する加熱むらが起こりやすく、揚げ色がむらになる場合や、部分的に焦げが発生する場合があった。特に、平面状の具材は、厚みがほとんどなく薄い形状をしていることから、立体状の具材に比べて油ちょう中に容易に高温になりやすく、その結果、焦げて変色したり異味が生じたりすることが多かった。
以上のとおり、焦げが少なく、また形状の良いかき揚げを製造することは容易でないところ、従来、形状の良いかき揚げを製造する方法が提案されている。
特許文献1には、かき揚げに空隙を形成するための突起を有するかき揚げ用の揚げ型が記載されている。
特許文献2には、高温に加熱した油の中に入れた筒状の型枠器の中に、バッター液を付着させた原料を縦の柱状に入れて骨格を形成し、その後更に原料を積み上げていくかき揚げの製造方法が記載されている。
特許文献3には、特定の粘度を有する衣材原料及び具材原料を、特定形状の筒状の型枠内に複数回にわたり投入するかき揚げの製造方法が記載されている。
特許文献4には、かき揚げ材料に天ぷら用ミックスをまぶし、トレイに入れて蒸気加熱する、かき揚げ用素材の製造方法が記載されている。この素材は冷凍保存が可能で、油ちょうするだけでボリュームのあるかき揚げを提供することができるとされている。
特開2004-267070号公報 特開2004-329144号公報 特開2009-165438号公報 特開2016-49084号公報
上記の従来技術はかき揚げのボリュームを向上させる効果はあるものの、平面状具材に焦げが生じる上述の問題は改善できないものであった。
したがって本発明の課題は、平面状具材を含んでいても、焦げの発生が少なく、見栄えの良好なかき揚げを簡便に製造し得る方法を提供することにある。
本発明者は、上記課題の解決のため検討した結果、かき揚げの製造に用いる平面状の具材の表面に予めバッターを付着させておき、この平面状具材と立体状の具材を混合してかき揚げ用素材を成形することで、バッターで平面状具材の表面を十分に被覆させることができるとともに、立体状具材には部分的にバッターが付着することで具材そのものが一部露出していて、かき揚げに彩りある外観を付与することができ、上記課題を解決することができることを見出した。
すなわち本発明は、平面状具材及び立体状具材を含むかき揚げの製造方法であって、
平面状具材にのみバッターを付着させる工程、及び
上記バッターを付着させた上記平面状具材と、立体状具材とを混合してかき揚げ用素材を調製する工程、
を含む、かき揚げの製造方法である。
本発明の製造方法では、具材として平面状具材と立体状具材とを用いる。つまり、本発明の製造方法で用いる具材は、平面状具材と立体状具材とからなる。本明細書において平面状具材とは、対向する一対の主面部を有する形状を有する具材のことである。主面部とは、具材の表面積のうち30%以上の面積を占める面のことである。主面部は一般に平面であるが、平面と見なせる程度に若干の凹凸形状や波打った形状をしていてもよい。対向する主面部間の距離は一定でもよく、あるいは部位に応じて異なっていてもよい。いずれの場合であっても、対向する主面部間の距離、換言すれば平面状具材の厚みは最大でも2mm以下である。
平面状具材の例としては、葉物野菜、すなわち葉菜類が挙げられる。具体的には、みつば、おおば、ほうれんそうの葉、だいこんの葉、しゅんぎくの葉、こまつなの葉、ちんげんさいの葉、みずなの葉、にんじんの葉、パクチーの葉等を例示できる。これら葉物野菜を平面状具材として使用する場合、その寸法は、主面部が平坦になるよう広げた状態で、厚さが0.2mm~2mmであり、主面部の差し渡し長さが最大で好ましくは3cm~7cm程度であり、最小で好ましくは0.5cm~3cm程度である。
平面状具材の他の例として、にんじんやごぼうなどの根菜類を斜め薄切りにしたものが挙げられる。
一方、立体状具材とは、本発明の製造方法で用いられる具材のうち、平面状具材以外の形状を有する具材のことである。立体状具材は、対向する一対の主面部を有さない形状をしている。あるいは立体状具材は、対向する一対の主面部を有するものの、主面部間の距離が最小で2mm超である形状を有している。具体的には、たまねぎ、にんじん、じゃがいも等の野菜類、いんげん、枝豆等の豆類、しいたけ、まいたけ等のキノコ類、海老、いか、あさり等の魚介類、鳥、豚等の畜肉類、卵類、チーズ類、種実類、及びこれらの加工食品が挙げられる。これらを立体状具材とする場合、投影面積が最大になるように該具材を静置した状態で、厚さが好ましくは0.2cm超~2cm程度であり、投影像の差し渡し長さが最大で好ましくは2cm~7cm程度であり、最小で好ましくは0.2cm~2cm程度である。
なお本発明では、上記の寸法よりも大きな具材を用いることは妨げられない。尤も、かき揚げらしい外観及び食感を得る観点からは、該大きな具材は適宜カットして用いることが好ましい。
本発明の製造方法においては、かき揚げの寸法や形状、具材の形状等に応じて、平面状具材と立体状具材とを任意の比率で用いることができる。かき揚げの外観の見栄えを一層良好にする観点からは、具材の全質量中、平面状具材が0.5質量%~8質量%、特に1質量%~5質量%、とりわけ2質量%~4質量%を占めることが好ましい。平面状具材の割合を0.5質量%以上にすることで、平面状具材を用いることに起因するかき揚げの形状や食感、彩りを有意に発現させることができる。また、平面状具材の割合を8質量%以下にすることで、立体状具材を用いることに起因する嵩高さをかき揚げに付与することができ、詰まった硬い食感のかき揚げとなることを抑制できる。
本発明の製造方法において、かき揚げの衣材として用いられる打ち粉及びバッターとしては、かき揚げを製造するときに通常用いられる打ち粉及びバッターを特に制限なく利用できる。
小麦粉は打ち粉及びバッターとして主として用いられており、本発明においても小麦粉を主に用いることが好ましい。
小麦粉としては、例えば薄力粉、中力粉、準強力粉、強力粉、デュラム粉及びこれらの加工処理小麦粉のうちの1種又は2種以上を使用できる。これらの小麦粉のうち、食感が硬くなりすぎない点で薄力粉又は加工処理小麦粉を用いることが好ましい。
加工処理小麦粉としては、小麦粉に加熱処理を行って蛋白質を変性させたもの等を例示できる。
打ち粉及びバッターに用いられる小麦粉の含有量は、それぞれの原料粉(バッターの場合は水を添加する前の状態)の質量基準で、好ましくは30質量%以上、更に好ましくは40質量%以上、より好ましくは40質量%~95質量%である。
打ち粉及びバッターには、小麦粉以外に、米粉及び大麦粉等の穀粉類、未加工澱粉及び加工澱粉等の澱粉類、デキストリン、糖類、糖アルコール類、油脂類、蛋白質、ゲル化剤、増粘剤、調味料、香辛料、香料及び着色料等を含有させることができる。これらは1種を単独で又は2種以上を組み合わせて含有させることができる。
本発明の製造方法では、打ち粉を粉体のままで具材に付着させる。バッターは、バッター原料粉100質量部と水性液体80質量部~300質量部とを混合した液状で具材に付着させる。バッターに用いる水性液体としては、清水、酸性水及びアルカリ水等、衣材として利用できるものを使用できる。バッターは、具材に付着させるときの粘度が好ましくは100mPas~3000mPasであると、かき揚げを立体的に成形しやすくなるので有利である。
本発明の製造方法は、平面状具材にのみ、バッターを付着させる点に特徴を有する。本発明者は、平面状具材と立体状具材とが混合された状態で、これらの具材にバッターを付着させると、平面状具材が丸まってしまい、丸まった平面状具材の内部にバッターが浸透しない場合や、平面状具材と立体状具材とが付着してなる付着部にバッターが浸透しない場合が起こり、そのような状態で油ちょうを行うと、バッターが付着していない部位が油ちょう時に焦げやすくなる現象を見出した。この現象の発生を防止することを目的として、本発明では、かき揚げに用いる具材のうち、平面状具材にのみバッターを付着させ、平面状具材の表面の大部分にバッターを付着させている。換言すれば、立体状具材にはバッターを付着させない。これによって、製造されたかき揚げにおける平面状具材に焦げが発生することを効果的に防止できる。なお、本発明の製造方法では、平面状具材のすべてにバッターを付着させることを要せず、平面状具材の一部にのみバッターを付着させることは妨げられない。尤も、平面状具材のすべてにバッターを付着させることが、焦げの発生が少なく、見栄えの良好なかき揚げを製造し得る点から有利である。
平面状具材に付着させるバッターの量は、平面状具材100質量部に対して、好ましくは750質量部~3000質量部であり、更に好ましくは1000質量部~2000質量部である。この範囲でバッターを付着させることで、かき揚げにおける平面状具材に焦げが発生することを効果的に防止できる。同様の観点から、バッターは、平面状具材の表面の好ましくは80面積%以上、更に好ましくは90面積%以上、より好ましくは95面積%以上に付着させることが有利である。
平面状具材にバッターを付着させる方法は特に限定されない。例えば、バッター充填した容器に平面状具材を投入して、該平面状具材の全体にバッターを絡める方法を採用することができる。または、バッター充填した容器に平面状具材を投入して、該平面状具材の全体にバッターを絡めた後、該平面状具材をバッターから引き上げる方法を採用することができる。あるいは、平面状具材にバッターを垂らして、該平面状具材の全体にバッターを絡める方法を採用してもよい。なお、平面状具材にバッターを付着させる前に、必要に応じて平面状具材に打ち粉を付着させてもよい。
次いで、バッターが付着した平面状具材と、立体状具材とを混合してかき揚げ用素材を調製する。上述のとおり、立体状具材にはバッターは付着していない。かき揚げ用素材を調製する方法は特に限定されない。例えば、かき揚げ1個分の分量となるよう予め分けておいた、バッターが付着した平面状具材を容器に入れ、ここに立体状具材(バッターは付着していない)を混合する方法を採用することができる。逆に、バッターが付着していない立体状具材を先に容器に入れておき、ここにバッターが付着した平面状具材を入れて混合する方法を採用することもできる。あるいは、複数個分の平面状具材(バッターが付着している)と立体状具材(バッターは付着していない)とを容器に投入してまとめて混合後、1個分量を取り分ける方法を採用してもよい。なお、バッターが付着している平面状具材に混合する立体状具材には、本発明の効果が奏される範囲で、バッターが付着していない平面状具材が一部含まれていてもよい。しかし、平面状具材においてバッターが付着していない箇所は油ちょう時に焦げやすいことから、立体状具材に含まれてもよい平面状具材は、立体状具材100質量部に対して、好ましくは2質量部以下である。
本発明の製造方法においては、バッターが付着している平面状具材と、バッターが付着していない立体状具材とを混合する前に、該立体状具材に打ち粉を付着させることが好ましい。このようにすることで、かき揚げ用素材を調製するときに、具材どうしが過剰に付着せず、部分的に付着するようになる。このことに起因して、得られるかき揚げにボリュームを付与することができる。更に、得られるかき揚げに空隙を容易に形成することができ、サクサクとした食感を付与することができる。
立体状具材に付着させる打ち粉の量は、立体状具材100質量部に対して、好ましくは5質量部~30質量部、更に好ましくは8質量部~20質量部である。打ち粉を付着させる方法は特に限定されない。例えば、打ち粉を充填した容器等に立体状具材を投入し、該立体状具材を転動させて打ち粉を付着させることができる。あるいは、立体状具材に打ち粉を振り掛けて、立体状具材の全体に打ち粉をまぶして付着させる方法を採用してもよい。
上記のようにして調製したかき揚げ用素材を、所望の1個量ごとに、熱した油中に投入して油ちょう調理することでかき揚げを製造する。あるいは、かき揚げリング等のかき揚げ製造に利用できる容器内に、バッターを付着させた平面状具材を一個分の量充填し、ここに、必要に応じて打ち粉を付着させた立体状具材を一個分の量投入し、攪拌して両者を混合後、容器ごとそのまま油ちょうする方法を採用してもよい。逆に、必要に応じて打ち粉を付着させた立体状具材を先に容器内に充填し、ここに、バッターを付着させた平面状具材を投入し、攪拌して両者を混合後、容器ごと油ちょうする方法を採用してもよい。あるいは、容器内に平面状具材を一個分の量投入し、ここにバッターを投入して攪拌して平面状具材に付着させた後、必要に応じて打ち粉を付着させた立体状具材を一個分の量投入し、攪拌して両者を混合後、容器ごとそのまま油ちょうする方法を採用することもできる。
かき揚げ用素材の油ちょう調理は通常の方法で行うことができる。上記のように調製したかき揚げ用素材をお玉や菜箸のような器具で一個分とり、油槽にゆっくり流し入れるよう投入するか、ゆすりながら空隙が生じるように投入する。又はかき揚げリング等のかき揚げ製造に利用できる容器ごと油槽に投入する場合、投入後静置して油ちょうしてもよく、投入後ごく短時間菜箸等で中身を攪拌して空隙が生じるようにしてもよい。このようにして製造されたかき揚げにおいては、平面状具材が衣材に覆われているので焦げの発生が抑制されている。一方、立体状具材には衣材が部分的に付着していることから、具材そのものの彩がよい。これらの結果、本製造方法で得られたかき揚げは、良好な見栄えを有する外観を呈するものとなる。
以下、実施例を挙げて、本発明を更に詳細に説明するが、本発明はこれらの実施例にのみ限定されるものではない。
以下の実施例及び比較例では、バッターとして小麦薄力粉100質量部に対して清水150質量部を加えて調製した衣液を使用した。打ち粉として、小麦薄力粉(「フラワー」日清フーズ製)を用いた。平面状具材として、だいこんの葉及びしゅんぎくの葉(厚さ約0.5mm)を質量比50:50で混合し、3cm×1cmの長方形形状に裁断したものを用いた。立体状具材として、たまねぎ、にんじん及び枝豆を質量比50:40:10で混合した混合物を用いた。たまねぎ及びにんじんは、0.5cm×0.5cm×5cmの拍子木形状に裁断して用いた。また枝豆は径1cmのものを用いた。
(実施例1)
底面の直径が10cmであり、高さが5cmであるかき揚げリング(金属の網製)を複数用意した。ここに平面状具材3gを入れ、次いでバッター30gを振り掛けながら菜箸で両者をよく混合し、平面状具材の表面全体にバッターを付着させた。
次いで、かき揚げリングに立体状具材77gを投入して、全体がほぼ均一になるようかき混ぜて、かき揚げ用素材を調製した。
このようにして得られたかき揚げ用素材(1個当たり110g)を、かき揚げリングごと170℃の大豆白絞油に沈めて2分間油ちょうして、かき揚げを製造した。
得られたかき揚げについて、その食感を10名の専門パネラーに下記評価基準で評価させた。その結果を10名の平均値として表1に示す。
(実施例2)
立体状具材77gに対して打ち粉8gをまぶして立体状具材の全体に付着させたものを用いた以外は、実施例1と同様にしてかき揚げ用素材を調製した。このようにして得られたかき揚げ用素材(1個当たり118g)を、実施例1と同様に油ちょうしてかき揚げを製造した。
得られたかき揚げについて、実施例1と同様の評価を行った、その結果を表1に示す。
(比較例1)
平面状具材3gと立体状具材77gとをまとめてかき揚げリングに入れ、次いで打ち粉8gを投入して具材の全体に混合した後、バッター30gを投入して再度全体に混合した。このようにして得られたかき揚げ用素材(1個当たり118g)を、実施例1と同様に油ちょうしてかき揚げを製造した。
得られたかき揚げについて、実施例1と同様の評価を行った、その結果を表1に示す。
(比較例2)
平面状具材3gと立体状具材77gをまとめてかき揚げリングに入れ、次いで打ち粉8gを投入して具材の全体に混合した後、バッター60gを投入して再度全体に混合した。このようにして得られたかき揚げ用素材(1個当たり148g)を、実施例1と同様に油ちょうしてかき揚げを製造した。
得られたかき揚げについて、実施例1と同様の評価を行った、その結果を表1に示す。
(比較例3)
立体状具材77gをかき揚げリングに入れ、次いでバッター30gを投入して具材の全体に混合した。次いで、平面状具材3gを投入して、具材全体がほぼ均一になるようかき混ぜて、かき揚げ用素材を調製した。このようにして得られたかき揚げ用素材(1個当たり110g)を、実施例1と同様に油ちょうしてかき揚げを製造した。
得られたかき揚げについて、実施例1と同様の評価を行った、その結果を表1に示す。
(比較例4)
平面状具材3gをかき揚げリングに入れ、次いで打ち粉8gを投入して具材の全体に混合した。次いで、立体状具材77gを投入し、更にバッター30gを加えて具材全体がほぼ均一になるようかき混ぜて、かき揚げ用素材を調製した。このようにして得られたかき揚げ用素材(1個当たり118g)を、実施例1と同様に油ちょうしてかき揚げを製造した。
得られたかき揚げについて、実施例1と同様の評価を行った、その結果を表1に示す。
<評価基準>
(焦げの有無)
5 変色や焦げている部分は全くなく、極めて良好
4 1~3か所変色している部分はあるが、良好
3 4~6か所変色している部分はあるが、やや良好
2 1~3か所焦げている部分があり、不良
1 4か所以上で焦げている部分があり、極めて不良
(かき揚げの外観)
5 全体に具材の色合いが透けて見え、薄衣感があり極めて良好
4 全体の半分から3/4程度に具材の色合いが透けて見え、良好
3 全体の1/4から半分程度に具材の色合いが透けて見え、やや良好
2 ほとんど具材の色合いが見えないか、又は具材の色がやや変色しており、不良
1 具材の色合いが見えないか、又は具材の色が変色しており、極めて不良
Figure 0007221464000001
表1に示す結果から明らかなとおり、平面状具材にのみバッターを付着させた各実施例では焦げがほとんど観察されず、外観も良好であった。特に立体状具材に打ち粉を付着させて用いた実施例2では、打ち粉を付着させなかった実施例1に比較して焦げの発生が一層抑制され且つ一層良好な外観を呈していた。
これに対して、平面状具材と立体状具材とを混合した後にバッターを付着させた比較例1及び2、並びに、立体状具材に先にバッターを付着させた比較例3では評価が低く、特に比較例3では、平面状具材の表面がバッターでほとんど保護されず、焦げの発生が多かった。比較例4では、平面状具材に予め打ち粉をして表面の保護を図ったが、十分な効果は認められなかった。
(実施例3~8)
バッターの付着量を表2のように変更した以外は、実施例1と同様にしてかき揚げ用素材を調製し、油ちょうしてかき揚げを製造した。
得られたかき揚げについて、実施例1と同様の評価を行った、その結果を表2に示す。
Figure 0007221464000002
(実施例9~14)
平面状具材の量を表3のように変更した以外は、実施例1と同様にしてかき揚げ用素材を調製し、油ちょうしてかき揚げを製造した。
得られたかき揚げについて、実施例1と同様の評価を行った、その結果を表3に示す。
Figure 0007221464000003
本発明によれば、平面状具材を含んでいても、焦げの発生が少なく、見栄えの良好なかき揚げを簡便に製造することができる。

Claims (3)

  1. 平面状具材及び立体状具材を含むかき揚げの製造方法であって、
    平面状具材にのみバッターを付着させる工程、及び
    上記バッターを付着させた上記平面状具材と、立体状具材とを混合してかき揚げ用素材を調製する工程、を含み、
    上記バッターを付着させた上記平面状具材と上記立体状具材とを混合する前に、該立体状具材に打ち粉を付着させる工程を更に含む、かき揚げの製造方法。
  2. 上記平面状具材100質量部に対して、750~3000質量部の上記バッターを付着させる、請求項に記載の製造方法。
  3. 上記平面状具材が葉菜類である、請求項1又は2に記載の製造方法。
JP2022561686A 2021-06-30 2022-06-30 かき揚げの製造方法 Active JP7221464B1 (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2021108441 2021-06-30
JP2021108441 2021-06-30
PCT/JP2022/026137 WO2023277112A1 (ja) 2021-06-30 2022-06-30 かき揚げの製造方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPWO2023277112A1 JPWO2023277112A1 (ja) 2023-01-05
JP7221464B1 true JP7221464B1 (ja) 2023-02-13

Family

ID=84691846

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2022561686A Active JP7221464B1 (ja) 2021-06-30 2022-06-30 かき揚げの製造方法

Country Status (2)

Country Link
JP (1) JP7221464B1 (ja)
WO (1) WO2023277112A1 (ja)

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH06133704A (ja) * 1992-10-29 1994-05-17 Nippon Flour Mills Co Ltd かき揚げの製造方法
JP2004267070A (ja) * 2003-03-06 2004-09-30 Nippon Suisan Kaisha Ltd 厚みのあるかき揚げ、かき揚げ用揚げ型およびかき揚げ製造法
JP2013128420A (ja) * 2011-12-20 2013-07-04 Nisshin Foods Kk 長期保存可能な揚げ物用食品及びそのためのバッター液

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH06133704A (ja) * 1992-10-29 1994-05-17 Nippon Flour Mills Co Ltd かき揚げの製造方法
JP2004267070A (ja) * 2003-03-06 2004-09-30 Nippon Suisan Kaisha Ltd 厚みのあるかき揚げ、かき揚げ用揚げ型およびかき揚げ製造法
JP2013128420A (ja) * 2011-12-20 2013-07-04 Nisshin Foods Kk 長期保存可能な揚げ物用食品及びそのためのバッター液

Non-Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Title
"人参の葉とエビのそば粉かき揚げ", クックパッド, JPN6022050892, 13 November 2017 (2017-11-13), ISSN: 0004939650 *
人参の葉とエビのそば粉かき揚げ,クックパッド,2017年11月13日,https://cookpad.com/recipe/4762948

Also Published As

Publication number Publication date
JPWO2023277112A1 (ja) 2023-01-05
WO2023277112A1 (ja) 2023-01-05

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US3208851A (en) Process for preparing a breaded deep-fried food
JP2007319160A (ja) 羽根つき餃子及びその製造法
WO2011152382A1 (ja) 惣菜用揚げ衣食品の製造法
JP7221464B1 (ja) かき揚げの製造方法
JP5755468B2 (ja) から揚げの製造方法
JPWO2018105574A1 (ja) 揚げ物用衣材ミックス
KR101836172B1 (ko) 바삭한 식감이 우수하고 오래 유지되는 배터 프리믹스 조성물, 이를 포함하는 배터 반죽물, 및 이를 이용하여 제조된 식품과 그 제조방법
JP2008228607A (ja) 油ちょう済み冷凍揚げ物及びその製造方法
JP2005160312A (ja) から揚げ用衣液、から揚げ及びその製造法
JP5172830B2 (ja) 揚げ物用衣材の製造方法
JP7214932B1 (ja) かき揚げの製造方法
KR20150101349A (ko) 빵으로 코팅된 밥버거 및 그 제조방법
JPH09191A (ja) 揚物用うち粉及びそれを用いた調味酢漬け揚物の製造方法
JP3788639B2 (ja) 揚げ物用穀粉及び揚げ物類
JP7058227B2 (ja) パン粉ミックス
KR100270894B1 (ko) 생선살을 이용한 튀김식품 및 그 제조방법
JPS58165771A (ja) あげもの
JPWO2002035946A1 (ja) ボール状加工食品の製造方法
JP2009165438A (ja) かき揚げ及びその製造方法
JPH1146712A (ja) 表面に凹凸のあるから揚げの製法
JPS6037967A (ja) フライ用冷凍食品
JP2003164270A (ja) 揚げ麺皮食品の製造法
KR101686655B1 (ko) 소프트쉘크랩 팝오버 및 그 제조방법
Panchakarla et al. Battered and breaded products from fish and shellfish: A Review
JP3203059U (ja) 大きい具材の七味唐辛子

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20221007

A871 Explanation of circumstances concerning accelerated examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A871

Effective date: 20221007

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20221206

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20221227

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20230124

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20230201

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 7221464

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150