JP7219970B2 - 屋根用断熱材 - Google Patents

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Description

本願は、断熱性能と排水・通気機能を両立させ、かつ施工しやすい屋根用断熱材を提供することを目的とする。
従来技術について、図14および図15で説明する。
図14は、特開2008-274542号公報にて公開されている通気断熱材及び断熱パネル並びに断熱屋根に関する技術である。図14に示した先行技術では、下面に屋根下地との間に通気層を形成するための複数の突起を設けている。
図15は、特開2017-125297号公報にて公開されている断熱下地材及び下地構造に関する技術である。図15に示した先行技術では、断熱下地材を並べたときに、縦溝同士の間隔が約606ミリメートル、かつ、横溝同士の間隔が約455ミリメートルである。
特開2008-274542号公報 特開2017-125297号公報
図14に示した先行技術では、通気断熱材をどの向きに配置しても、通気ができる。その一方、複数の突起を設けるために通気断熱材をかなり削る必要があり、断熱性能が低下してしまう。また、通気断熱材がかなり削られるので、強度も低下する。その結果、通気断熱材がたわんだり、割れやすくなる。
また、図15に示した先行技術では、下面に排水・通気の手段が設けられていない。図14に示した先行技術のような複数の突起を設けると、断熱性能が低下してしまう。上面と同じように下面に略十字状に溝を設けるにしても、やはり断熱材をかなり削る必要があり、断熱性能が低下してしまう。下面に縦溝だけ、又は、横溝だけを設けると、屋根上に置く方向が決まってしまい、上面の縦横溝同士の間隔の違いを生かせなくなってしまう。
本願は、上面と下面を有する平面視略矩形状の屋根用断熱材である。下面に、略平行である複数条の下面溝が、四方の縁部いずれとも平行でない方向に形成されている。
また、本願は、上記の構造に加え、上面に、対向する縁部と略平行である複数条の縦溝と、縦溝に略直交する複数条の横溝が形成されており、縦溝同士の間隔と、横溝同士の間隔が異なる。
本願は、下面に、略平行である複数条の下面溝が、四方の縁部いずれとも平行でない方向、すなわち斜めに形成されている。そのため、複数の突起や、略十字状に溝を設けるのに比べ、屋根用断熱材を削る量が少なくて済み、断熱性能が低下しにくい。また、屋根用断熱材を削る量が少なくて済むので、強度が低下しにくい。その結果、屋根用断熱材がたわみにくく、割れにくくなる。
また、本願は、略矩形状の屋根用断熱材を縦置きしても、横置きしても、軒棟方向に下面溝が流れているので、排水・通気を確保することができる。そのため、図15に示した先行技術のような上面の縦横溝同士の間隔が異なる屋根用断熱材の場合、よりその間隔の違いを生かした利用が実現できる。
本願の屋根用断熱材の実施例(実施例1)を示す説明図である。 本願の屋根用断熱材の実施例(実施例1)を示す説明図である。 本願の屋根用断熱材の実施例(実施例1)を示す説明図である。 本願の屋根用断熱材の実施例(実施例1)を示す説明図である。 本願の屋根用断熱材の実施例(実施例1)を示す説明図である。 本願の屋根用断熱材の実施例(実施例2および実施例3)を示す説明図である。 本願の屋根用断熱材を用いた屋根構造において使用される断面略ハット形状の支持材の実施例(実施例1-1)を示す説明図である。 本願の屋根用断熱材を用いた屋根構造において断面略ハット形状の支持材を用いた実施例(実施例1-1)を示す説明図である。 本願の屋根用断熱材を用いた屋根構造において使用される断面略倒コ字状の屋根材取付具の実施例(実施例1-2)を示す説明図である。 本願の屋根用断熱材を用いた屋根構造において断面略倒コ字状の屋根材取付具を用いた実施例(実施例1-2)を示す説明図である。 本願の屋根用断熱材を用いた屋根構造において使用される断面略倒コ字状の屋根材取付具の実施例(実施例1-3)を示す説明図である。 本願の屋根用断熱材を用いた屋根構造において断面略倒コ字状の屋根材取付具を用いた実施例(実施例1-3)を示す説明図である。 本願の屋根用断熱材を用いた屋根構造において、本願の屋根用断熱材に対して、断面略ハット形状の支持材を組み合わせた実施例、および断面略倒コ字状の屋根材取付具を組み合わせた実施例を示す説明図である。 従来技術の説明図である。 従来技術の説明図である。
本願の屋根用断熱材について、図1から図6までにより説明する。図1は、本願の屋根用断熱材の実施例1を示す斜視図である。図2は、図1に示した屋根用断熱材の底面図であり、縦置きした場合、横置きした場合それぞれを示す。図3は、本願の屋根用断熱材の実施例1を示す斜視図である。図4は、図3に示した屋根用断熱材の上面図であり、縦置きした場合、横置きした場合それぞれを示す。図5は、本願の屋根用断熱材D・D同士が組み合わされた部分の説明図である。図6は、図3に示した実施例1の屋根用断熱材以外の実施例であり、(a)は深横溝および深縦溝のみの実施例、(b)は浅横溝および浅縦溝のみの実施例である。
本願の屋根用断熱材を用いた屋根構造について、図7から図13までにより説明する。図7は、本願の屋根用断熱材を用いた屋根構造において使用される断面略ハット形状の支持材の実施例(実施例1-1)を示す斜視図である。図8は、本願の屋根用断熱材を用いた屋根構造において、実施例1の屋根用断熱材および断面略ハット形状の支持材を用いた実施例(実施例1-1)を示す説明図である。図9は、本願の屋根用断熱材を用いた屋根構造において使用される長尺の断面略倒コ字状の屋根材取付具の実施例(実施例1-2)を示す説明図である。図10は、本願の屋根用断熱材を用いた屋根構造において、実施例1の屋根用断熱材および断面略倒コ字状の屋根材取付具を用いた実施例(実施例1-2)を示す説明図である。図11は、本願の屋根用断熱材を用いた屋根構造において使用される短尺の断面略倒コ字状の屋根材取付具の実施例(実施例1-3)を示す説明図である。図12は、本願の屋根用断熱材を用いた屋根構造において、実施例1の屋根用断熱材および断面略倒コ字状の屋根材取付具を用いた実施例(実施例1-3)を示す説明図である。図13は、本願の屋根用断熱材を用いた屋根構造の実施例1-1・1-2・1-3において、本願の屋根用断熱材の実施例1に対して、断面略ハット形状の支持材、および断面略倒コ字状の屋根材取付具を組み合わせた状態を示す説明図である。
まず、図1から図6までによって、本願の屋根用断熱材について説明する。本実施例の屋根用断熱材Dは、主として新設屋根Nの下に配置して用いる。本実施例の屋根用断熱材Dは、所定の厚みを有する平面視略矩形(平面視略長方形)である。本実施例の屋根用断熱材Dは、発泡樹脂などで構成されており、屋根に敷設され、建物内外の熱移動を抑制する役割を持つ。たとえば、本実施例の屋根用断熱材Dは、夏の暑い外気が建物内に伝わるのを抑制する働きをする。
本実施例の屋根用断熱材Dは、上面D1と下面D2を有する。上面D1は、新設屋根Nが取り付けられる表面側を指す。一方、下面D2は、建物側の面であり、鉄骨や野地板などの下地、既設屋根Oに面する側を指す。本実施例の屋根用断熱材Dは、新築時に鉄骨や野地板などの下地の上に置かれてもよいし、屋根改修時に既設屋根Oの上に置かれてもよい。
本実施例の屋根用断熱材Dは、下面D2に、略平行である複数条の下面溝D21が、四方の縁部いずれとも平行でない方向に形成されている。すなわち、本実施例の下面溝D21は、下面D2において斜め方向に形成されている。この下面溝D21は、本実施例の屋根用断熱材D表面に発生する結露水、新設屋根Nからの漏水等の排出の役割を果たす。図2に示すように、勾配屋根に縦置きしても、横置きしても、屋根の流れ方向に下面溝D21が通った向きになるので、水を軒側に流すことができる。
また、本実施例の下面溝D21は、軒側から棟側へ空気が流れる通気路の役割を果たす。図2に示すように、勾配屋根に縦置きしても、横置きしても、屋根の流れ方向に下面溝が通った向きになるので、空気を軒側から棟側に流すことができる。その結果、屋根用断熱材D表面の乾燥、屋根の温度上昇を抑制することができる。
本実施例の屋根用断熱材Dは、上面D1に、対向する縁部と略平行である複数条の縦溝D11と、縦溝D11に略直交する複数条の横溝D12が形成されている。図3では、深い深縦溝D11aおよび深横溝D12a、浅い浅縦溝D11bおよび浅横溝D12bが形成されている。この深縦溝D11a・D11a同士の間隔と、深横溝D12a・D12a同士の間隔が異なる。同じように、この浅縦溝D11b・D11b同士の間隔と、浅横溝D12b・D12b同士の間隔が異なる。
このような構造にすることによって、モヤ下地M・タルキ下地Tといった屋根下地の構造材間隔と、新設屋根Nの種類・働き幅の違いで生じる多くの組合せに対応しやすくなる。縦溝D11・D11同士の間隔をx(X)、横溝D12・D12同士の間隔をy(Y)とする。本実施例の屋根用断熱材Dを縦置きした場合、屋根の流れ方向にy間隔(Y間隔)で、屋根の流れ方向にx間隔(X間隔)で、縦溝D11および横溝D12を配置することができる。本実施例の屋根用断熱材Dを横置きした場合、屋根の流れ方向にx間隔(X間隔)で、屋根の流れ方向にy間隔(Y間隔)で、縦溝D11および横溝D12を配置することができる。このように、この縦溝D11および横溝D12を使えば、モヤ下地M・タルキ下地Tといった構造材の位置、新設屋根Nを取り付けるための位置を示す墨出しの手間を軽減できる。
したがって、本実施例の屋根用断熱材Dのように、上面D1に、対向する縁部と略平行である複数条の縦溝D11と、縦溝D11に略直交する複数条の横溝D12が形成されていて、縦置きおよび横置きの両方が想定される場合に、本実施例の下面溝D21が形成されている効果が大きくなる。本実施例の屋根用断熱材Dを縦置きしても、横置きしても、屋根の流れ方向に下面溝D21が通った向きになるためである。
本実施例の屋根用断熱材Dが複数並べられて設置された場合、下面溝D21の端部同士の位置は、必ずしも合っていなくともよい。図5のように、下面の縁部に斜め切り欠きD3が形成されていることによって、隣り合う屋根用断熱材D・D同士の下面D2・D2側に、屋根の流れ方向に連通する流通路が形成される。下面D2に形成された下面溝D21が、この流通路に連通されている構成となるので、下面溝D21・D21の端部同士の位置がずれていても、排水、通気を確保することができる。
本実施例の屋根用断熱材Dが複数並べられて設置された場合、上面D1の縦溝D11および横溝D12は、隣り合う屋根用断熱材D・D同士においても、同一の間隔で形成されているとよい。また、本実施例の屋根用断熱材Dが適正な位置で並べられるように、端部に係合部D4および被係合部D5を設けてもよい。
本実施例(実施例1)の屋根用断熱材Dは、上面D1に、深い深縦溝D11aおよび深横溝D12a、浅い浅縦溝D11bおよび浅横溝D12bが形成されている。このほか、上面D1に、深い深縦溝D11aおよび深横溝D12aのみが形成されていてもよいし(実施例2)、浅い浅縦溝D11bおよび浅横溝D12bのみが形成されていてもよい(実施例3)。このように、縦溝D11および横溝D12の幅・深さは、任意である。
次に、本願の屋根構造について説明する。図7および図8に示す実施例(実施例1-1)では、断面略ハット形状の支持材Hを用いる。本実施例は、モヤ下地Mに横葺き屋根材が葺かれた既存屋根O上に、新設屋根Nとして横葺き屋根材が葺かれている。本実施例は、一例であって、下地がモヤ下地Mであっても、タルキ下地Tであってもよく、新築・改修等、使用目的も問わない。本実施例では、既設屋根O上に屋根用断熱材Dが敷設され、上面D1の深縦溝D11aに断面略ハット形状の支持材Hが上を開口する方向に落とし込まれている。この断面略ハット形状の支持材Hは、ビス等の止着具Bによって鉄骨等のモヤ下地Mに止着される。この断面略ハット形状の支持材Hを用いて、新設屋根Nである横葺き屋根材が取り付けられている。
本実施例のように、モヤ下地Mに直交する向き、すなわち屋根の流れ方向に、断面略ハット形状の支持材Hが組み合わされることによって、新設屋根Nである横葺き屋根材の働き幅は不問となる。
図9および図10に示す実施例(実施例1-2)では、長尺の屋根材取付具Cが用いられる。本実施例の屋根材取付具Cは、ウエブ部C1と、このウエブ部C1の両端に形成されたフランジ部C2・C2とを有する断面略倒コ字状である。本実施例は、タルキ下地Tに横葺き屋根材が葺かれた既存屋根O上に、新設屋根Nとして横葺き屋根材が葺かれている。本実施例は、一例であって、下地がモヤ下地Mであっても、タルキ下地Tであってもよく、新築・改修等、使用目的も問わない。本実施例では、既設屋根O上に屋根用断熱材Dが敷設され、上面D1の浅縦溝D11aに断面略倒コ字状の屋根材取付具Cが下を開口する方向に嵌め込まれている。この断面略倒コ字状の屋根材取付具Cは、ビス等の止着具Bによって鉄骨等のタルキ下地Tに止着される。この断面略倒コ字状の屋根材取付具Cを用いて、新設屋根Nである横葺き屋根材が取り付けられている。
本実施例のように、タルキ下地Tの上で、それに平行な向き、すなわち屋根の流れ方向に、断面略倒コ字状の屋根材取付具Cが組み合わされることによって、新設屋根Nである横葺き屋根材の働き幅は不問となる。また、断面略倒コ字状の屋根材取付具Cのフランジ部C2・C2を上面D1の浅縦溝D11bまたは浅横溝D12bに嵌め込むため、フランジ部C2・C2は短くてよい。そのため、断面略倒コ字状の屋根材取付具Cのコストを低く抑えることができる。
図11および図12に示す実施例(実施例1-3)では、短尺の屋根材取付具Cが用いられる。本実施例の屋根材取付具Cも、ウエブ部C1と、このウエブ部C1の両端に形成されたフランジ部C2・C2とを有する断面略倒コ字状であり、実施例1-2で示した長尺の屋根材取付具Cと断面形状が同様である。本実施例は、モヤ下地Mに横葺き屋根材が葺かれた既存屋根O上に、新設屋根Nとして縦葺き屋根材が葺かれている。本実施例は、一例であって、下地がモヤ下地Mであっても、タルキ下地Tであってもよく、新築・改修等、使用目的も問わない。本実施例では、既設屋根O上に屋根用断熱材Dが敷設され、上面D1の浅縦溝D11aに断面略倒コ字状の屋根材取付具Cが下を開口する方向に嵌め込まれている。この断面略倒コ字状の屋根材取付具Cは、ビス等の止着具Bによって鉄骨等のモヤ下地Mに止着される。この断面略倒コ字状の屋根材取付具Cを用いて、新設屋根Nである縦葺き屋根材が取り付けられている。
本実施例のように、モヤ下地M上にて、断面略倒コ字状の屋根材取付具Cが組み合わされることによって、新設屋根Nである縦葺き屋根材の働き幅は、浅縦溝D11b・D11b同士または浅横溝D12b・D12b同士の間隔の整数倍であれば対応できる。また、断面略倒コ字状の屋根材取付具Cのフランジ部C2・C2を上面の浅縦溝D11b・D11bまたは浅横溝D12b・D12b同士に嵌め込むため、フランジ部C2・C2は短くてよく、断面略倒コ字状の屋根材取付具Cの長さも短くてよい。そのため、断面略倒コ字状の屋根材取付具Cのコストをさらに低く抑えることができる。
本実施例では、断面略倒コ字状の屋根材取付具C上に、新設屋根Nの吊子が固定されている。本実施例では、屋根材取付具Cと吊子が別々の部材として構成されている。このほか、吊子機能を具備した屋根材取付具Cであってもよい。
図13は、本実施例の屋根用断熱材Dの上面D1に、断面略ハット形状の支持材Hおよび断面略倒コ字状の屋根材取付具Cが、ビス等の止着具Sで止着されたものである。このように、深縦溝D11aおよび浅縦溝D11b、深横溝D12aおよび浅横溝D12bの両方を形成することで、断面略ハット形状の支持材Hおよび断面略倒コ字状の屋根材取付具Cのどちらも取り付けることができ、汎用性が高くなる。
図13に示す実施例では、断面略ハット形状の支持材Hが開口されている側を上に向けて、深縦溝D11aまたは深横溝D12aに落とし込まれる。そして、断面略ハット形状の支持材Hが、開口されている上側から底面の略中心にビス等の止着具Sが貫通されて止着されている。
図13に示す実施例では、断面略倒コ字状の屋根材取付具Cも、上側からビス等の止着具Bが貫通されて止着されている。このとき、浅縦溝D11bを2本、または浅横溝D12bを2本またぐように上面D1に被せられ、その2本の溝の両外側にある浅縦溝D11b・D11bまたは浅横溝D12b・D12bにフランジ部C2・C2が嵌め込まれる。本実施例において、2本の溝のどちらかの上に当たる位置に、断面略倒コ字状の屋根材取付具DにくぼみC1aが形成されており、そのくぼみC1aに止着具S用の孔C1bが形成されている。このくぼみC1aは、2本の溝のどちらかに組み合わされる。
D 屋根用断熱材
D1 上面
D11 縦溝
D11a 深縦溝
D11b 浅縦溝
D12 横溝
D12a 深横溝
D12b 浅横溝
D2 下面
D21 下面溝
D3 斜め切り欠き
D4 係合部
D5 被係合部
C 屋根材取付具
C1 ウエブ部
C1a くぼみ
C1b 孔
C2 フランジ部
H 支持材
B 止着具
M モヤ下地
T タルキ下地
O 既設屋根
N 新設屋根

Claims (1)

  1. 上面と下面を有する平面視略矩形状の平板状である屋根用断熱材であって、上面には、対向する縁部と略平行である複数条の縦溝と、縦溝に略直交する複数条の横溝が形成され、前記縦溝同士の間隔と、前記横溝同士の間隔が異なっており、下面には、略平行である複数条の下面溝が、四方の縁部いずれとも平行でない同一方向のみに一縁部から他縁部まで直線状に形成されており、屋根上に平板状のまま配置される屋根用断熱材。
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