JP7217637B2 - 配管支持具 - Google Patents

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Description

この発明は、配管を設置する配管設置箇所よりも潤滑性を有し、配管及び配管設置箇所の間に介在させて前記配管を支持する配管支持具に関する。
例えば船舶、ビル、プラント等で設置される配管は、熱による管軸方向の伸縮に伴う移動(以下において伸縮移動という)によって配管を設置する配管設置箇所と摺動して損傷するおそれがある。このため、特許文献1に例示されるように配管設置箇所よりも潤滑性に優れた、つまり摩擦係数の小さな配管支持面を有する配管支持具を、配管と配管設置箇所との間に介在させることで配管の管軸方向の伸縮移動を潤滑にする工夫がなされている。
特許文献1の配管支持具は、配管を支持する支持部と、該支持部から突出する突起部とが備えられ、突起部を配管設置箇所に設けられた取付孔に挿入することで支持部を配管設置箇所に取付けることができる。
このような配管支持具は配管経路に沿って複数に取付けられ、配管支持具の取付け後に配管を設置する。
しかしながら、配管は長尺状であるとともに延長距離が長いため、配管の設置作業に時間を要し、配管支持具を配管設置箇所に取付けてから、配管が設置されるまでしばらく時間が開く場合があった。
特に、配管を支持するための配管支持具は、配管の延長方向である管軸方向に沿って複数設けられており、配管の設置作業までに取付けられた配管支持具が1つでも意図せずに脱落すると、配管を適切に設置することができなくなる。
このような問題に対し、配管支持具の不用意な脱落を防止するため、取付孔に対して圧入するように突起部を構成し、強固な取付け状態となるように構成することも想定できるものの、その反面、突起部の圧入作業に労力を要し、取付作業の作業効率の低下が懸念される。
実開平5-92586号公報
そこで、この発明は、配管設置箇所に効率よく取り付けることができるとともに、不用意に脱落することなく取付け状態を確実に維持できる配管支持具を提供することを目的とする。
この発明は、配管と配管設置箇所との間に介在させて前記配管を支持する配管支持具であって、前記配管支持具は、前記配管設置箇所よりも潤滑性に優れた樹脂で形成され、前記配管支持具は、前記配管を支持する支持部と、前記配管設置箇所に設けられた取付孔にまとめて挿着可能な複数の突起体とが備えられ、前記突起体は、前記支持部から撓み変形可能に突出するとともに、前記取付孔への挿着状態において前記取付孔の内面と対向する前記突起体の外面は前記内面に沿う形状であり、前記取付孔にまとめて挿着可能な複数の突起体は、互いに離間して配設されるとともに、前記取付孔から前記突起体を引抜く方向の力に抗する抵抗部が設けられ、前記突起体のそれぞれに、前記配管設置箇所を貫通する前記取付孔の開口縁部に係合し、前記抵抗部を構成する係合フランジを備えるとともに、前記挿着状態において前記取付孔よりも径外側へ突出する前記係合フランジを有する前記突起体を前記取付孔に挿入する際に、互いに離間して配設された複数の前記突起体の隙間と協働して前記突起体の弾性変形を促進する促進部が設けられ、前記促進部は、前記外面に対して前記突起体の基端から先端にかけて前記突起体の突出方向全体に亘って切欠き状に形成されている凹状であることを特徴とする。
上記抵抗部は、複数の前記突起体のそれぞれに設けられてもよいし、複数の前記突起体のうちの一部に設け、抵抗部を設けていない突起体と協働して機能するように構成されてもよい。
この発明により、配管支持具を配管設置箇所に効率よく取り付けることができるとともに、不用意に脱落することなく配管支持具の取付け状態を確実に維持することができる。すなわち、配管支持具の配管設置箇所への取付作業の作業効率を向上できるとともに、配管の設置作業時まで配管設置箇所に配管支持具を取付けた状態を適切に維持することができる。
詳しくは、複数の突起体は、互いに離間して配設されるとともに、撓み変形つまり弾性変形可能に形成されているため、取付孔に挿入する際に、互いに隣接する突起体同士の間の隙間側に撓み変形することで、例えば、取付孔に突起部を圧入する場合と比べて取付孔に対して容易に挿入することができる。
また、取付孔に挿着した複数の突起体に設けた抵抗部が、取付孔から前記突起体を引抜く方向の力に抗するため、取付孔から突起体が不用意に抜け出ることなく挿着状態を安定して維持することができる。したがって、配管支持具が不用意に脱落することを防止できる。
また、前記突起体のそれぞれに、前記配管設置箇所を貫通する前記取付孔の開口縁部に係合し、前記抵抗部を構成する係合フランジを備えることにより、前記突起体の挿着状態において、前記抵抗部を構成する前記係合フランジが、前記配管設置箇所を貫通する前記取付孔の挿入方向の先端側の開口縁部に係合するため、突起体は、取付孔から前記突起体を引抜く方向の力に抗する抵抗力を向上することができる。
また、前記取付孔への挿着状態において前記取付孔の内面と対向する前記突起体の外面は前記内面に沿う形状であるとともに、前記挿着状態において前記取付孔よりも径外側へ突出する前記係合フランジを有する前記突起体を前記取付孔に挿入する際に、互いに離間して配設された複数の前記突起体の隙間と協働して前記突起体の弾性変形を促進する促進部が設けられ、前記促進部は、前記外面に対して前記突起体の基端から先端にかけて前記突起体の突出方向全体に亘って切欠き状に形成されている凹状であることにより、外面が前記取付孔の内面に沿う形状である前記突起体に、前記外面に対して凹状であり、前記突起体の弾性変形を促進する促進部が設けられることで、前記取付孔への挿着状態において、前記突起体の促進部と取付孔の内面との間に前記突起体の撓み変形を許容する空間を構成することができる。
これにより、突起体が撓み変形し易くなり、前記挿着状態において前記取付孔よりも径外側へ突出する前記係合フランジを有する突起体であっても取付孔に容易に挿入することができる。
また、凹状の前記促進部は、前記係合フランジに対応する部位も含めて設けられてもよい。
この発明の態様として、前記潤滑性を有する樹脂は、PTFE系樹脂であってもよい。
この発明により、前記潤滑性を有する樹脂として、樹脂の中でも摩擦係数が小さいPTFE系樹脂で配管支持具を形成することで、配管の熱膨張もしくは熱収縮に伴って管軸方向にスムーズに伸縮移動でき、配管が損傷することを防止できる。
またこの発明の態様として、前記抵抗部を、前記取付孔への挿着状態において前記取付孔の内面と対向する前記突起体の外面から突出するリブで構成してもよい。
この発明により、前記抵抗部として機能するリブが、前記取付孔への挿着状態において取付孔の内面を局所的に付勢するため、取付孔から前記突起体を引抜く方向の力に抗する抵抗力を向上することができる。
またこの発明の態様として、前記リブの突出方向先端部が、前記突起体が撓み変形する前の状態において前記取付孔の内面よりも外側の位置まで突出してもよい。
この発明により、前記取付孔への挿着状態において撓み変形した突起体の復元力によってリブを取付孔の内面に付勢でき、取付孔から前記突起体を引抜く方向の力に抗する抵抗力を効果的に向上することができる。
さらに、取付孔に突起体を挿入する際には、リブが取付孔の内面に当接することにより突起体が撓み変形するため、上述したように、リブを前記取付孔の内面よりも外側の位置まで突出しても突起体を取付孔に容易に挿入することができる。
またこの発明の態様として、前記リブは、前記取付孔への挿着状態において平面視で前記取付孔の中心を隔てて対向する部位に配設されてもよい。
この発明により、平面視で前記取付孔の中心を隔てて対向する部位に配設されたリブが、取付孔の内面からそれぞれ受ける反力を互いに相反する方向に作用させることができる。これにより、取付孔から前記突起体を引抜く方向の力に抗する抵抗力をより効果的に向上することができる。
またこの発明の態様として、前記リブは、前記突起体の突出方向に延びるとともに、少なくとも一部を前記突起体の突出方向の先端部から基端側に向けて徐々に突出高さが高くなるように形成してもよい。
この発明により、配管設置箇所に設けた取付孔の開口縁にリブが引掛かり、取付孔に突起体を挿入する際の抵抗が急激に増大することを防止できる。これにより、配管設置箇所に形成した取付孔の周縁部やリブが破損することなく、突起体を取付孔にスムーズに挿入することができる。
またこの発明の態様として、前記支持部は、配管設置方向に沿って延びる前記配管設置箇所を跨ぐように設けられ、前記突起体は、前記支持部において、前記配管設置箇所を隔てて両側に設けられた前記取付孔のそれぞれに複数ずつ挿着可能に配設され、両側の前記取付孔のそれぞれに対応する複数の前記突起体は、隙間を隔てて対向するように一対構成され、前記隙間は、前記配管設置方向に延びてもよい。
この発明により、前記突起体は、前記支持部において、前記配管設置箇所を隔てて両側に設けられた前記取付孔のそれぞれに挿着可能に配設され、配管設置箇所に対して各側で支持部を固定することができる。したがって、取付孔に突起体を挿着した取付け状態における支持部の配管設置箇所に対する姿勢を維持することができる。
さらに、一対構成された突起体を配管設置方向に延びる隙間を隔てて配設することで、平面視で配管設置方向に直交する方向、すなわち配管が配管設置方向に伸縮移動する方向には撓みにくくなり、配管の配管設置方向、つまり管軸方向の伸縮移動に起因する突起体の配管設置方向への撓みによって取付孔から抜け出すことを抑制することができる。
この発明により、配管設置箇所に効率よく取り付けることができるとともに、不用意に脱落することなく取付け状態を確実に維持できる配管支持具を提供することができる。
本実施形態の配管支持具を備えた配管固定構造の説明図。 配管固定構造の分解斜視図。 本実施形態の配管支持具の説明図。 変形例1の配管支持具の説明図。 変形例2の配管支持具の説明図。 他の変形例の配管支持具の説明図。
以下、図面に基づいて本発明の実施形態を詳述する。
図1(a)は本実施形態の配管支持具3を備えた配管固定構造1を一部断面で示した正面図を示し、図1(b)は、図1(a)において配管支持具3の突起体11を挿着した、天板部20の取付孔23の周辺を示す拡大底面図を示し、図2は配管固定構造1の分解斜視図を示している。
なお、図1(a)及び図2においては、配管6の内部に流れる流体の図示は省略している。
また、図中、矢印Xは管軸方向、つまり管延長方向を示し、矢印Zは上下方向を示し、矢印Wは平面視で管軸方向に直交する幅方向を示すものとする。
まず配管支持具3を備えた配管固定構造1について図1及び図2を用いて説明する。
図1(a)及び図2に示すように、本実施形態の配管固定構造1は、例えば、船舶等における所定の配管経路に沿って設置された配管6を、配管経路に沿った配管固定箇所A(図2参照)ごとに固定する構造であり、配管経路、すなわち管軸方向Xに沿って、互いに離間するように複数設けられている。なお、配管6は鋼管等で構成されている。
配管固定構造1は、架台2と配管支持具3とU字ボルト4とナット5a,5bとで構成されている。架台2は、例えば、ブラケット等で構成され、図2に示すように、船舶等に有する配管固定箇所Aに設置され、配管設置部として平板状に形成された天板部20を上部に有している。
天板部20の上面は、配管6を設置可能に管軸方向X及び幅方向Wに延びる水平かつ平坦な配管設置面21であり、配管設置面21の幅方向Wの中央部分を、配管6を設置する配管設置領域22としている。なお、配管設置領域22は管軸方向Xに沿って延びている(図2参照)。
なお、本実施形態においては図2に示すように、配管設置面21を有する架台2は、管軸方向Xに沿う複数の配管固定箇所Aごとに離間して設けられているが、管軸方向Xに沿って連続する配管固定箇所Aの場合、配管設置面21も管軸方向Xに沿って連続するよう構成される。
天板部20には、配管支持具3を取付けるための取付孔23が設けられている。取付孔23は平面視正円形状であり、天板部20を上下方向Zに貫通している。取付孔23は、配管設置領域22における幅方向Wの中央付近に設けられている。
なお、本実施形態においては、取付孔23は天板部20を上下方向Zに貫通する貫通孔で形成しているが、これに限らず、配管設置面21から下方へ所定の深さの凹状となる非貫通穴で形成してもよい。
また、天板部20における、配管設置領域22に対して幅方向Wの両側には、U字ボルト4を締結により取付けるボルト取付孔24が貫通形成されている。
U字ボルト4は、幅方向Wに互いに所定間隔を隔てて平行に上下方向Zに延びる一対の直線部41と、これら直線部41の上端を逆U字形状に連結するように延びるU字形状部42とで一体に形成されている。
直線部41の下端側には雄ネジ部43がそれぞれ形成されており、雄ネジ部43は、ボルト取付孔24の深さよりも長く、且つボルト取付孔24に挿通可能に形成されている。
U字ボルト4は、雄ネジ部43を含めて金属製の線材を曲げ加工することにより形成されており、両端部の雄ネジ部43の間を樹脂製の弾性シール部44で被覆している。またU字形状部42は、配管6の外径と略同じ或いは若干大きな内径で形成している。
ナット5a,5bは、U字ボルト4における雄ネジ部43のそれぞれに2つずつ備え、天板部20に対して上下両側に配置され、天板部20を上下方向Zの両側から挟み込むようにして締結される。
これにより、図1(a)に示すように、U字ボルト4は、配管設置面21に向かって配管6を押し付けるようにして保持している。
ナット5a,5bは、雄ネジ部43の軸方向(上下方向Z)における締結位置によって、天板部20に対するU字ボルト4の上下方向Zの取付け位置を調節することができ、U字ボルト4による配管6の保持力を調節することができる。なお、上下各ナット5a,5bと天板部20との間には、適宜ワッシャを備えてもよい。
続いて、配管固定構造1に用いる配管支持具3について図1乃至図3を用いて詳細に説明する。
なお、図3(a)は、本実施形態の配管支持具3の正面図を示し、図3(b)は、配管支持具3の底面図を示し、図3(c)は、図3(b)のA-O-B矢視断面図を示し、図3(d)は、本実施形態の配管支持具3の突起体11が取付孔23に挿着された状態を正面側斜め下方から見た斜視図を示している。
図1乃至図3に示すように、配管支持具3は、配管6及び配管設置面21の間に配置され、配管6を支持する支持部10と、配管設置面21に設けられた取付孔23に挿着する突起体11とで構成され、配管設置面21よりも潤滑性に優れた(すなわち摩擦係数が小さい)樹脂によって一体成形されている。
詳述すると、配管支持具3は、潤滑性を有する樹脂の中でも特に潤滑性及び耐熱性に優れた特性を有するPTFE系樹脂(フッ素系樹脂)で形成し、例えば、滑り性の高いPTFE系樹脂パウダに炭素繊維等の充填剤を混入して成形した紛体成形体によって形成されてもよい。
支持部10は、配管設置領域22より幅方向Wに広く、且つ、配管6を支持可能な上下方向Zの厚みを有する平面視長方形状のパッド状に形成されている。支持部10において、配管6を支持する上面と、配管設置面21に設置する下面とは、いずれも水平かつ平坦に形成されている。
突起体11は、支持部10の中央において、幅方向Wに間隔を隔てて対向するように2つ設けられている。いずれも支持部10の下面つまり、取付け状態において配管設置面21と対向する対向面から下方に向かって突出している。なお、潤滑性を有する樹脂で形成された突起体11は、撓み変形することができる。
換言すると、突起体11は、取付孔23に挿着できるように、取付け状態の支持部10における取付孔23に対応する部位に設けられている。突起体11は、幅方向Wに間隔を隔てて互いに対向するように配設されるとともに、後述する外周面12を有する底面視半月状であり、管軸方向Xに対して対称形状に形成されている。
突起体11は、図1、図3(d)に示すように、取付け状態において、取付孔23の内面23aと対向する外周面12から径外方向に突出するリブ13を設けている。
外周面12は、挿着状態において対向する取付孔23の内面23aに沿う円弧状に形成されている。
具体的には、外周面12は、挿着状態において対向する取付孔23の内面23aに沿うように、取付孔23の内面23aの内周形状と略同一の外周形状で形成されている。換言すると、外周面12は、取付孔23の内径に対して同じ外径又は若干小さな外径となるように形成されている。
このように構成された突起体11同士の間には、管軸方向Xに直線状に延びる隙間sが設けられており、突起体11は、それぞれが隙間sに向かって撓み変形可能となる。
取付孔23から突起体11を引抜く方向の力に抗する抵抗部として機能し、外周面12から径外側に突出するリブ13は、外周面12に沿って複数配設され、いずれも突起体11の突出方向(上下方向Z)に沿って直線状に連続して形成されている。
リブ13は、突起体11の外周面12の周方向において所定間隔を隔てて2つずつ配設されており、詳しくは、各外周面12の周方向の中間部に対して両側に配設されている。さらに、リブ13は、突起体11を取付孔23に挿着した状態において、各外周面12の周方向における、取付孔23の中心23cを隔てて対向する部位に設けている。
図3(b)中の要部拡大部分に示すように、複数のリブ13は、その突出方向の先端部13t(以下において、突出方向先端部13tという)が、突起体11が撓み変形する前の状態において平面視で取付孔23の内面23aよりも径外側の位置まで突出する突出高さで形成されている。
リブ13は、突起体11の突出方向(上下方向Z)の全長に亘って同じ突出高さで形成されている。ただし、リブ13の下端側の先端部13aは、面取り状或いは孤状となるテーパ形状で形成されている。
具体的には、図3(c)に示すように、リブ13の先端部13aは、下端が外周面12と略面一となり、上端側に向けて徐々に突出高さが高くなるテーパ形状で形成されている。なお、先端部13aのみならず、下端から上端側に向けてリブ13の全体をテーパ形状で形成してもよい。
このように構成されたリブ13を有する突起体11を取付孔23に挿入する際には、リブ13が取付孔23の内面23aに当接しながら挿着され、内面23aから受ける反力によって突起体11が隙間sに向かって撓み変形する。このとき、撓み変形した突起体11の復元力によってリブ13が取付孔23の内面23aに局所的に付勢した状態で、突起体11は取付孔23に挿着される(図1、図3(d)参照)。
具体的には、突起体11を取付孔23に挿入する際には、上述したように、リブ13が取付孔23の内面23aに当接することによって突起体11が隙間sに向かって撓み変形する。このとき、複数のリブ13は、突出方向先端部13tが、平面視で取付孔23の内面23aに当接する。
上述したように、配管設置面21と配管6との間に取付けられる配管支持具3は、配管設置面21よりも潤滑性に優れた樹脂で形成されるとともに、配管6を支持する支持部10と、配管設置面21に設けられた取付孔23に挿着する突起体11とを備え、支持部10の底面における取付孔23に対応する部位から下方に向けて撓み変形可能に突出するとともに、取付孔23にまとめて挿着可能に一対構成された突起体11を互いに離間して配設され、取付孔23から突起体11を引抜く方向の力に抗するリブ13が設けられたことにより、配管支持具3を配管固定箇所Aに対して容易に取付けることができるとともに、その取付け状態を安定して維持することができる。
詳しくは、突起体11は、互いに離間して配設されるとともに撓み変形可能に形成されているため、取付孔23に挿入する際に、突起体11が隙間sに向かって撓み変形し、例えば、取付孔23に突起部を圧入する場合と比べて取付孔23に対して突起体11を容易に挿入することができる。
したがって、管軸方向Xに沿って複数設けられた配管設置面21への配管支持具3の取付作業の作業効率を向上することができる。
また、取付孔23から突起体11を引抜く方向の力にリブ13が抗するため、取付孔23から突起体11が不用意に抜け出ることなく、突起体11を取付孔23に挿着した配管支持具3の取付け状態を安定して維持することができる。したがって、配管支持具3が不用意に脱落することを防止することができる。
なお、配管支持具3を、潤滑性を有する樹脂として、樹脂の中でも摩擦係数が小さいPTFE系樹脂で構成しているため、配管6の熱膨張もしくは熱収縮による管軸方向Xの伸縮移動を潤滑に許容でき、配管6の損傷を防ぐことができる。
さらに、PTFE系樹脂は耐熱性にも優れているため、配管6の内部に高温の流体が流れる場合や配管6の設置環境が高温である場合においても、これらの熱により配管支持具3自体が変形することがなく配管6を潤滑に支持することができる。
また、突起体11を取付孔23に挿着した状態において、突起体11の外周面12から突出するリブ13が取付孔23の内面23aを局所的に付勢するため、取付孔23から突起体11を引抜く方向の力に抗する抵抗力を向上することができる。
また、突起体11が撓み変形する前の状態において、突出方向先端部13tが、平面視で取付孔23の内面23aよりも径外側の位置まで突出する高さで形成しているため(図3(b)の要部拡大図参照)、挿着状態において撓み変形した突起体11の復元力によってリブ13を取付孔23の内面23aを付勢し、取付孔23から突起体11を引抜く方向の力に抗する抵抗力を効果的に向上することができる。
さらに、取付孔23の中心23cを隔てて対向する部位に配設された一対のリブ13は、取付孔23の内面23aからそれぞれ受ける反力を互いに相反する方向に作用させるため、取付孔23から突起体11を引抜く方向の力に抗する抵抗力を効果的に向上することができる。
また、突起体11の突出方向(上下方向Z)に延びるリブ13の先端部13aは、先端から基端側に向けて徐々に突出高さが高くなるテーパ状に形成しているため、突起体11を取付孔23に挿入する際にリブ13の先端部13aが配管設置面21に形成した取付孔23の周縁に引掛かり、挿入抵抗が急激に増大することを防止できる。そのため、突起体11を取付孔23に挿入する際にリブ13の先端部13aが破損することなく、突起体11を取付孔23にスムーズに挿入することができる。
さらに、突起体11を取付孔23に挿入する際には、リブ13が取付孔23の内面23aに当接して突起体11が撓み変形するため、リブ13を上述したように、取付孔23の内面23aよりも外側に位置するまで突出しても突起体11を取付孔23に容易に挿入することができる。
続いて、配管支持具3の変形例について説明する。ただし、上述した実施形態の配管支持具3や配管固定構造1と同一の構成については同一の符号を付してその説明を省略する。
なお、図4(a)は、変形例1の配管支持具3Aの図1(a)のX部に対応する拡大図を示し、図4(b)は配管支持具3Aの底面図を示し、図4(c)は、図3(d)対応図であって配管支持具3Aの突起体11が取付孔23に挿着された状態を正面側斜め下方から見た斜視図(c)を示している。
変形例1の配管支持具3Aを取付ける配管固定箇所Aは、配管支持具3を取付ける配管設置領域22における幅方向Wの中央に取付孔23を設けた上述の説明の配管固定箇所Aと異なり、図4(a)に示すように、配管支持具3Aを取付ける配管設置面21における配管設置領域22を隔てた幅方向Wの両側に取付孔23を設けている。
このように、配管設置領域22を隔てた幅方向Wの両側に取付孔23を設けた配管設置面21に取付ける配管支持具3Aの支持部10は、図4に示すように、配管設置領域22を跨ぐ幅方向Wの長さで形成されている。
配管支持具3Aの突起体11は、配管設置領域22を隔てて両側に設けられた2つの取付孔23のそれぞれに挿着可能に一対ずつ、支持部10の取付孔23に対応する部位に配設されている。
配管支持具3Aの突起体11は、上述の配管支持具3の突起体11の相似形となる形状で形成されている。
また、突起体11同士の間の隙間sは、配管設置方向(X方向)に沿って延びている。
このように構成された配管支持具3Aは、配管設置領域22を隔てて幅方向Wの両側に設けられた2箇所の取付孔23のそれぞれに突起体11を挿着するため、つまり、配管設置面21に対して2箇所で取り付けるため、配管設置面21に対して位置ずれすることがなく、配管支持具3Aを安定して取付けることができる。
また、配管支持具3Aの隙間sを管軸方向Xに沿う向きで形成されているため、突起体11は幅方向Wには撓み変形しやすいものの、管軸方向Xには撓み変形し難くなり、配管6の管軸方向Xの伸縮移動に伴って突起体11が管軸方向Xに撓むことで取付孔23から抜け出すことを抑制することができる。
続いて、別の変形例である変形例2の配管支持具3Bについて説明する。
図5(a)は変形例2の配管支持具3Bの図1(a)のX部に対応する拡大図を示し、図5(b)は配管支持具3Bの底面図を示し、図5(c)は変形例2の配管支持具3Bを正面側斜め下方から見た斜視図を示し、図5(d)は配管支持具3Bの突起体11が取付孔23に挿着された状態を正面側斜め下方から見た斜視図を示している。
変形例2の配管支持具3Bは、上述の配管支持具3Aと異なり、図5に示すように、リブ13の代わりに、突起体11Bに係合フランジ7を備えている。
詳述すると、変形例2の配管支持具3Bは、突起体11Bが取付孔23の深さよりも長く形成され、突起体11Bの突出方向の先端から径外側に鍔状に突出する係合フランジ7が設けられている。
図5(a),(d)に示すように、係合フランジ7は、突起体11Bの取付孔23の挿着状態において、天板部20の配管設置面21と反対側の下面25で開口する開口26の縁部26aに係合可能に構成されている。
すなわち図5(b)に示すように、突起体11Bが取付孔23に挿着される前の状態において、係合フランジ7は取付孔23の内面23aよりも径外側に位置する一方で、突起体11Bを取付孔23に挿入する際に、突起体11Bが弾性変形することによって取付孔23に挿着可能な突出高さで形成されている。
上述した変形例2の配管支持具3Bは、突起体11Bを取付孔23に挿着した取付け状態において、天板部20における下面25の開口26の縁部26aに係合フランジ7が係合するため、取付孔23から突起体11Bを引抜く方向の力に抗する抵抗力を向上することができる。
また、図5に示すように、突起体11Bは、上述した実施形態の突起体11と同様に、取付け状態において取付孔23の内面23aと対向する外周面12Bが、内面23aに沿うように近接するように形成されている。
そして、突起体11Bの外周面12Bには、突起体11Bの弾性変形を促進する促進部としての凹部8が外周面12Bにおける周辺部位に対して内側に切欠き状に凹設されている。
この凹部8は、突起体11Bの基端から先端にかけて係合フランジ7に対応する部位も含めて突起体11Bの突出方向全体に亘って切欠き状に形成されている。
このように、配管支持具3Bは、突起体11Bの外周面12Bに促進部としての凹部8を設けているため、突起体11Bを取付孔23に挿入する際に、突起体11Bの凹部8と取付孔23の内面23aとの間に突起体11Bの撓み変形を許容する空間を構成することができる。
したがって、配管支持具3Bは、突起体11Bの先端に取付孔23よりも径外側へ突出する係合フランジ7を設けているものの、凹部8が隙間sと協働して突起体11Bの撓み変形を促進し、配管設置面21の下面25の開口26の縁部26aに係合フランジ7が係合するまで容易に取付孔23に突起体11Bを挿入することができる。
この発明は、上述の実施例の構成のみに限定されるものではなく様々な実施形態で形成することができる。
例えば、変形例1の配管支持具3Aでは、上述した実施形態の配管支持具3の突起体11を、配管設置領域22を隔てて両側にそれぞれ設けたが、図6に示す他の変形例の配管支持具3Cのように、変形例2の配管支持具3Bの突起体11Bを、配管設置領域22を隔てて両側にそれぞれ設けてもよい。
なお、図6(a)は他の変形例の配管支持具3Cの図1(a)のX部に対応する拡大図を示し、図6(b)は他の変形例の配管支持具3Cの底面図を示し、図6(c)は他の変形例の配管支持具3Cを正面側斜め下方から見た斜視図を示し、図6(d)は他の変形例の配管支持具3Cの突起体11が取付孔23に挿着された状態を正面側斜め下方から見た斜視図を示している。
また、上述の説明では、取付孔23にまとめて挿着可能な一対構成された突起体11であったが、3以上の突起体11をまとめて挿入可能に構成してもよい。
さらにまた、上述の説明における配管支持具3は、抵抗部としてのリブ13と係合フランジ7の一方を突起体11に備えたが、リブ13と係合フランジ7の両方を備えた突起体11であってもよいし、リブ13を備えた突起体11と係合フランジ7を備えた突起体11とを併用するように構成してもよい。
さらには、上述の説明では、複数の突起体11のそれぞれにリブ13か係合フランジ7かを設けたが、複数の突起体11のうちの一部にリブ13か係合フランジ7を設け、リブ13か係合フランジ7を設けていない突起体11と協働して、取付孔23から突起体11を引抜く方向の力に抗するように構成してもよい。
3,3A,3B,3C…配管支持具
6…配管
7…係合フランジ
8…凹部
10…支持部
11,11B…突起体
12,12B…外周面
13…リブ
13t…突出方向先端部
13c…取付孔の中心
21…配管設置面
23…取付孔
23a…内面
26a…縁部
A…配管設置箇所
s…隙間

Claims (8)

  1. 配管と配管設置箇所との間に介在させて前記配管を支持する配管支持具であって、
    前記配管支持具は、
    記配管設置箇所よりも潤滑性に優れた樹脂で形成され
    前記配管支持具は、
    前記配管を支持する支持部と、
    前記配管設置箇所に設けられた取付孔にまとめて挿着可能な複数の突起体とが備えられ、
    前記突起体は、
    前記支持部から撓み変形可能に突出するとともに、前記取付孔への挿着状態において前記取付孔の内面と対向する前記突起体の外面は前記内面に沿う形状であり、
    前記取付孔にまとめて挿着可能な複数の突起体は、互いに離間して配設されるとともに、前記取付孔から前記突起体を引抜く方向の力に抗する抵抗部が設けられ、
    前記突起体のそれぞれに、
    前記配管設置箇所を貫通する前記取付孔の開口縁部に係合し、前記抵抗部を構成する係合フランジを備えるとともに、
    前記挿着状態において前記取付孔よりも径外側へ突出する前記係合フランジを有する前記突起体を前記取付孔に挿入する際に、互いに離間して配設された複数の前記突起体の隙間と協働して前記突起体の弾性変形を促進する促進部が設けられ、
    前記促進部は、
    前記外面に対して前記突起体の基端から先端にかけて前記突起体の突出方向全体に亘って切欠き状に形成されている凹状である
    配管支持具。
  2. 凹状の前記促進部は、前記係合フランジに対応する部位も含めて設けられている
    請求項1に記載の配管支持具。
  3. 前記潤滑性を有する樹脂は、PTFE系樹脂である
    請求項1又は2に記載の配管支持具。
  4. 前記抵抗部を、前記取付孔への挿着状態において前記取付孔の内面と対向する前記突起体の外面から突出するリブで構成した
    請求項1乃至3のいずれか1項に記載の配管支持具。
  5. 前記リブの突出方向先端部が、前記突起体が撓み変形する前の状態において前記取付孔の内面よりも外側の位置まで突出する
    請求項に記載の配管支持具。
  6. 前記リブは、前記取付孔への挿着状態において平面視で前記取付孔の中心を隔てて対向する部位に配設された
    請求項又はに記載の配管支持具。
  7. 前記リブは、前記突起体の突出方向に延びるとともに、少なくとも一部に少なくとも一部を前記突起体の突出方向の先端部から基端側に向けて徐々に突出高さが高くなるように形成した
    請求項乃至のいずれか1項に記載の配管支持具。
  8. 前記支持部は、配管設置方向に沿って延びる前記配管設置箇所を跨ぐように設けられ、
    前記突起体は、前記支持部において、前記配管設置箇所を隔てて両側に設けられた前記取付孔のそれぞれに複数ずつ挿着可能に配設され、
    両側の前記取付孔のそれぞれに対応する複数の前記突起体は、隙間を隔てて対向するように一対構成され、
    前記隙間は、前記配管設置方向に延びている
    請求項1乃至のいずれか1項に記載の配管支持具。
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