JP2018179184A - 固定具 - Google Patents

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龍 服部
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【課題】棒状体を保持しつつ、棒状体の放電ができる固定具を提供する。【解決手段】棒状体を保持して導電性の被取付部材に固定される固定具10である。固定具10の保持部材20は、棒状体を保持する。固定具10の導電部材22は、保持部材20に取り付けられ、棒状体および被取付部材を接続する。保持部材20の固定部26は、被取付部材に固定する。保持部24は、棒状体を保持する。導電部材22の第1弾接部52は、棒状体に弾接する。第2弾接部54は、第1弾接部52につながっており、被取付部材に弾接する。【選択図】図4

Description

本発明は、棒状体の静電気を放電するための導電部材を備える固定具に関する。
車両にはホースなどの棒状体を車両用パネルなどの被取付部材に固定する固定具が用いられる。特許文献1に開示される車体に取り付けるクランプは、チューブを挟持する一対の爪本体を有し、一対の爪本体が並列に設けられる。
特開2013−100844号公報
ところで、チューブ内に流体が通る場合、流体とチューブ内周面との摩擦により静電気がチューブ表面に発生し得る。特許文献1に開示されるクランプは、チューブに発生した静電気を放電することができない。
本発明はこのような課題に鑑みてなされたものであり、その目的は、棒状体を保持しつつ、棒状体の放電ができる固定具を提供することにある。
上記課題を解決するために、本発明のある態様は、棒状体を保持して導電性の被取付部材に固定される固定具であって、棒状体を保持する保持部材と、保持部材に取り付けられ、棒状体および被取付部材を接続する導電部材と、を備える。保持部材は、被取付部材に固定する固定部と、棒状体を保持する保持部と、を有する。導電部材は、棒状体に弾接する第1弾接部と、第1弾接部につながっており、被取付部材に弾接する第2弾接部と、を有する。
本発明によれば、棒状体を保持しつつ、棒状体の放電ができる固定具を提供できる。
棒状体を被取付部材に取り付けた状態の固定具について説明するための図である。 保持部材について説明するための図である。 導電部材について説明するための図である。 実施例の固定具の斜視図である。 被取付部材に固定した状態の固定具について説明するための図である。 変形例の固定具について説明するための図である。 別の変形例の保持部材について説明するための図である。
図1は、棒状体14を被取付部材12に取り付けた状態の固定具10について説明するための図である。固定具10は、棒状体14を保持して導電性の被取付部材12に固定される。棒状体14は、例えば油などの流体を送る中空のホースであって、被取付部材12は、金属製の車両用パネルである。流体を送るホースは、流体とホース内周面の摩擦によって静電気が生じる。そこで、固定具10は導電部材22によって棒状体14と被取付部材12を電気的に接続して棒状体14に生じた静電気を逃がす。
固定具10は、保持部材20および導電部材22により構成される。保持部材20は、棒状体14を保持する保持部24と、図1(b)に示すように、被取付部材12の取付孔12aに固定する固定部26とを有する。なお、保持部材20の固定部は、被取付部材に設けられたスタットボルトに固定してもよい。導電部材22は、図1(a)に示すように、保持部材20に取り付けられ、棒状体14および被取付部材12を接続する。
保持部材20と導電部材22は異なる材料で形成される。保持部材20は導電部材22より撓みやすい樹脂材料で形成される。導電部材22は、金属材などの導電性を持つ材料で形成される。
図2は、保持部材20について説明するための図である。図2(a)は保持部材20の斜視図であり、図2(b)は保持部材20の正面図である。保持部材20の保持部24は、挟持部28、支持腕部30、当接部32、保持面34、凹部36および留め部38を有し、保持部材20の固定部26は、フランジ部40、軸部42、脚部44および係止部46を有する。
挟持部28は、略U字状に形成され、対向する一対の対向壁28aを有する。挟持部28は、湾曲した保持面34を有し、棒状体14を挟持する。一対の対向壁28aが対向する方向を対向方向という。対向壁28aの先端から対向方向内側に屈曲して支持腕部30が形成される。一対の支持腕部30は、挟持部28が保持する棒状体14が外れること、棒状体14がガタつくことを抑える。
凹部36は、保持部24の底部24aに凹んで形成される。保持部24の底部24aは、被取付部材12への固定状態において、保持部24のうち被取付部材12に対面する箇所をいう。凹部36は、保持面34を切り欠くように形成され、保持面34より凹んでいる。凹部36により、導電部材22を取り付ける空間が形成される。底部24aを切り欠くように凹部36を形成することで、挟持部28が拡開するように撓みやすくなり、棒状体14の径の変化を吸収しやすくなる。
留め部38は、凹部36の側面に突出して形成され、凹部36に収まった導電部材22を保持部材20に留める。留め部38は、十字形状に形成され、第1抜け止め部38a、第2抜け止め部38bおよびガイド部38cを有する。
第1抜け止め部38aは、棒状体14の長手方向または導電部材22の長手方向に沿って延在し、導電部材22が底部24aから離れる方向の動き、底部24aの面直方向の動きを制限する。第2抜け止め部38bは、第1抜け止め部38aから底部24aに向かって延在し、導電部材22の長手方向の動きを制限する。ガイド部38cは、第1抜け止め部38aから上方に延在し、導電部材22を取り付ける際の挿入ガイドとなる。
固定部26のフランジ部40は、底部24aに連設して傘状に形成され、固定状態で被取付部材12の表面に当接する。軸部42は、フランジ部40の裏面から垂下するように延びる。脚部44は、軸部42からフランジ部40に向かって延出し、軸部42を挟んで一対設けられ、取付孔12aの裏縁に係止する係止部46を有する。係止部46は、脚部44の対向方向外側にテーパ状に形成される。脚部44は被取付部材12の挿入時に互いに接近するように撓み、係止部46が通過した後に復元し、係止部46を取付孔12aの裏縁に係止させる。なお、固定部26の形状は、この態様に限られなくてよい。
図3は、導電部材22について説明するための図である。導電部材22は、板状の弾性体、つまり板バネであり、基部50、第1弾接部52、第2弾接部54および係合部56を有する。
基部50は、中央の平板部50aと、平板部50aの両端から屈曲して垂下する垂下部50bとを有する。基部50は、第1弾接部52および第2弾接部54をつなぐ。第1弾接部52は、基部50の平板部50aから棒状体14の長手方向に立ち上がるように形成され、棒状体14を保持した状態で棒状体14に弾接、つまり棒状体14に付勢する。
第2弾接部54は、基部50の垂下部50bの端部に設けられ、垂下部50bから反り返るように湾曲する。第2弾接部54は、被取付部材12に固定した状態で被取付部材12に弾接、つまり被取付部材12に付勢する。第1弾接部52および第2弾接部54は、逆方向にそれぞれ付勢するため、被取付部材12および棒状体14の接触を維持して、放電を確実にできる。
図4は、実施例の固定具10の斜視図である。導電部材22は、保持部材20の留め部38によって外れないように留められており、保持部材20に取り付けられている。
保持部材20の底部24aに形成された凹部36に、基部50の平板部50aが収まっている。基部50に凹んで形成された係合部56が、留め部38の第2抜け止め部38bに嵌合している。基部50は底部24aから長手方向に張り出す。
図5は、被取付部材12に固定した状態の固定具10について説明するための図である。固定部26は、被取付部材12の取付孔12aに固定されている。第2弾接部54は、被取付部材12の表面に弾接している。
基部50は、凹部36に収まっていて、保持面34を延長した湾曲延長面の内側に出ないように構成される。これにより、基部50の平板部50aが棒状体14に非接触になって、棒状体14を保持する保持面34に干渉しないようにでき、基部50が棒状体14に当たって損傷することを抑えることができる。
第1弾接部52は、基部50から立ち上がって、保持面34を延長した湾曲延長面の内側に出ている。第1弾接部52が基部50から立ち上がって棒状体14に弾接することで、棒状体14の径が異なる場合にも、棒状体14に当てて放電することができる。また、棒状体14が振動する場合にも、第1弾接部52が撓んで接触を維持することができる。
第1弾接部52が基部50から棒状体14の長手方向に延出することで、第1弾接部52が基部50の幅方向に延出する場合と比べて、第1弾接部52の縁が棒状体14に当たりづらくなって第1弾接部52が面接触するようになり、棒状体14に滑らかに当接して棒状体14の損傷を抑え、棒状体14を中心軸に向かって付勢して支持腕部30に押しつけることで棒状体14を安定して保持できる。基部50は、棒状体14の長手方向に沿って延在し、底部24aの凹部36に収まることで導電部材22が幅方向にガタつくことを抑えることができる。また、固定具10を棒状体14に組み付けて搬送する際に、第1弾接部52が棒状体14に弾接することで、棒状体14と固定具10の長手方向の位置ずれを抑えることができる。
図6は、変形例の固定具100について説明するための図である。図6(a)は固定具100の斜視図であり、図6(b)は固定具100の導電部材122の正面図である。
変形例の固定具100は、図4に示す固定具10と比べて、導電部材122が板バネでなく、線バネである点で異なる。導電部材122は線材を屈曲して形成される。図6(b)に示すように、導電部材122は、第1弾接部152、第2弾接部154、および係合部を有する基部156を有する。
基部156の係合部は、導電部材122の中央に位置し、直線状に延びる。第1弾接部152は基部156の係合部の両端から立ち上がるように一対形成され、棒状体14に弾接する。第2弾接部154は、第1弾接部152のそれぞれから垂下して、被取付部材12に弾接する。
図6(a)に示すように、保持部材120の凹部136に基部156の係合部が収容されており、第1弾接部152が凹部136より立ち上がって保持面34より内周側に張り出している。凹部136は、導電部材122の立ち上がり部分を収容することにより、導電部材122の回転を制限している。
取付部138は、保持面34に沿って、凹部136の上方に張り出すように突出して形成される。取付部138は、両側の保持面34からそれぞれ張り出しており、導電部材122の基部156の係合部に係合する。導電部材122を線バネにすることで、導電部材122が棒状体14を損傷する可能性を低減できる。
図7は、別の変形例の保持部材について説明するための図である。図7(a)に示す保持部材220は、図2(b)に示す保持部材20と比べて、保持部224の形状が異なる。保持部224は、円弧状の一対の挟持部228により形成され、上方に開口する。一対の挟持部228は拡開するように撓み可能であり、棒状体14を着脱自在に設けられる。
図7(b)に示す保持部材320は、図7(a)に示す保持部材220と比べて、保持部324が側方に開口する点で異なる。挟持部328は、撓み可能であり、棒状体14を底部24aと挟持する。保持部材320は、導電部材22の第1弾接部52が棒状体14を上方に付勢しても上方に開口がないため棒状体14を安定して保持できる。
図7(a)に示す保持部材220と、図7(b)に示す保持部材320とが棒状体14を交互に保持することで、棒状体14を外れにくくできる。図7(a)および(b)に示すように、保持部の形状に関わらず、保持部の底部24aに導電部材22を収容する凹部36が形成されており、導電部材22を取り付けることができる。
本発明は上述の各実施例に限定されるものではなく、当業者の知識に基づいて各種の設計変更等の変形を各実施例に対して加えることも可能であり、そのような変形が加えられた実施例も本発明の範囲に含まれうる。
実施例では、留め部38を突出させ、係合部56を凹んで形成する態様を示したが、この態様に限られず、凹凸関係は逆であってよい。つまり、留め部38を凹んで形成し、係合部56を突出して形成してもよい。いずれにしても留め部38および係合部56は嵌合して、導電部材22が凹部36から抜け止めされる。
10 固定具、 12 被取付部材、 12a 取付孔、 14 棒状体、 20 保持部材、 22 導電部材、 24 保持部、 24a 底部、 26 固定部、 28 挟持部、 28a 対向壁、 30 支持腕部、 32 当接部、 34 保持面、 36 凹部、 38 留め部、 38a 第1抜け止め部、 38b 第2抜け止め部、 38c ガイド部、 40 フランジ部、 42 軸部、 44 脚部、 46 係止部、 50 基部、 50b 垂下部、 50a 平板部、 52 第1弾接部、 54 第2弾接部、 56 係合部。

Claims (5)

  1. 棒状体を保持して導電性の被取付部材に固定される固定具であって、
    棒状体を保持する保持部材と、
    前記保持部材に取り付けられ、棒状体および被取付部材を接続する導電部材と、を備え、
    前記保持部材は、
    被取付部材に固定する固定部と、
    棒状体を保持する保持部と、を有し、
    前記導電部材は、
    棒状体に弾接する第1弾接部と、
    前記第1弾接部につながっており、被取付部材に弾接する第2弾接部と、を有することを特徴とする固定具。
  2. 前記導電部材は、棒状体の長手方向に延在し、前記保持部の内側の底に取り付けられることを特徴とする請求項1に記載の固定具。
  3. 前記導電部材は、前記第1弾接部および前記第2弾接部をつなぐ基部を有し、
    前記保持部は、内側の底に凹んで形成され、前記基部を収める凹部を有し、
    前記第1弾接部は、前記基部から棒状体に向かって立ち上がるように形成されることを特徴とする請求項1または2に記載の固定具。
  4. 前記基部は、前記保持部に保持される棒状体に非接触となるように前記凹部に収まることを特徴とする請求項3に記載の固定具。
  5. 前記第1弾接部は、棒状体の長手方向に立ち上がることを特徴とする請求項3または4に記載の固定具。
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