JP7213451B2 - キャップ及び容器 - Google Patents

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Description

本発明は、キャップ及び容器に関する。
従来から、チューブ容器用のキャップが提案されている。例えば、特許文献1には、キャップ本体と、キャップ本体にヒンジを介して開閉自在に連結される蓋部(蓋体)とを備えるチューブ容器用キャップが開示されている。このチューブ容器用キャップでは、蓋部の外形がキャップ本体の外径より大径となるように形成されており、キャップを装着したチューブ容器の倒立状態における自立安定性を優れたものとしている。
特開2005-329966号公報
しかしながら、上記のチューブ容器用キャップでは、ヒンジがキャップの本体及び蓋部の後端縁に形成されており、蓋部を開ける際、一方の手でチューブ容器を把持するとともに他方の手で蓋部前端の指掛片を開方向に押す等の操作が必要である。そのため、使用者によっては蓋部の開閉操作が煩雑な場合がある。
本発明は、容易に開閉操作が可能なキャップ及び容器を提供することを目的とする。
本発明のキャップは、容器の口部に取り付けられる本体部と、前記本体部に第一ヒンジ部を介して開閉可能に接続される蓋部と、を備え、前記蓋部は前記第一ヒンジ部よりも外方に突出する第一延設部を有する、ことを特徴とする。
本発明の容器は、口部を有する容器本体と、前記口部に取り付けられる本体部と、前記本体部に第一ヒンジ部を介して開閉可能に接続される蓋部とを有するキャップと、を備え、前記蓋部は前記第一ヒンジ部よりも外方に突出する第一延設部を有する、ことを特徴とする。
本発明によれば、容易に開閉操作が可能なキャップ及び容器を提供することができる。
本発明の実施形態1に係る容器を示す図であり、(a)は側面図を示し、(b)は背面図を示す。 本発明の実施形態1に係る図1(b)の容器のII-II拡大断面図である。 本発明の実施形態1に係る蓋部を開けた容器のキャップ周辺を示す図であり、(a)は拡大平面図を示し、(b)は拡大側面図を示す。 本発明の実施形態1に係る容器の使用状態を示す図であり、(a)は蓋部が閉じた状態を示し、(b)は蓋部が開いた状態を示す。 本発明の実施形態2に係る容器のキャップ周辺を示す図であり、(a)は斜視図を示し、(b)は図5(a)の容器のV-V線片側断面図である。 本発明の実施形態2に係る蓋部を開けた容器のキャップ周辺を示す図である。 本発明の実施形態2に係るキャップを展開した様子を示す図であり、(a)は側面図を示し、(b)は平面図を示す。 本発明の実施形態3に係る容器のキャップ周辺を示す斜視図である。 本発明の実施形態3に係る蓋部を開けた容器のキャップ周辺を示す図である。 本発明の実施形態3に係るキャップの蓋部を開けた状態を示す図であり、(a)は側面図を示し、(b)は平面図を示す。
(実施形態1)
次に、図に基づいて、本発明の実施形態1を説明する。図1(a)は容器1の側面図を示し、図1(b)は容器1の背面図を示している。なお、以下の説明では、容器1のヒンジ部33(第一ヒンジ部)側を後、その反対側を前として説明する。容器1は、内部にマヨネーズ等の粘稠物を収容することができ、蓋部32を開けた状態(図3参照)で吐出部313側を下にして容器本体2を圧迫すると、吐出部313から内容物を外部に吐出させることができる。
容器1は、容器本体2と、容器本体2の口部24側に取り付けられるキャップ3とを備える。容器本体2やキャップ3は、例えば、ポリエチレン、ポリプロピレン等のオレフィン系樹脂によりブロー成形等によって成形することができる。容器本体2は、略楕円形筒状の胴体部21と、胴体部21の下方を閉塞する底部22と、胴体部21から上方へ向かって漸次窄まるように形成される肩部23とを有する。
図2のII-II拡大断面図に示すように、肩部23の上端には、円筒状の口部24が形成される。口部24の内周面は、肩部23の内周面から段部241を介して接続されて、肩部23の内径よりも小径に形成される。口部24の外周面には雄螺子部242が形成される。
キャップ3は、口部24に取り付けられる有底円筒状の本体部31と、本体部31にヒンジ部33を介して回動可能に接続される蓋部32とを有する。本体部31の内周面には、口部24に形成された雄螺子部242と螺合可能な雌螺子部311が形成される。本体部31の上底312における略平坦な上面312aには、中空円筒状の吐出部313が上方へ向かって突設している。吐出部313は本体部31の前方側へ設けられる。吐出部313内の吐出孔314は上底312を上下方向に貫通しており、この吐出孔314を介して容器本体2内の内容物は外部に吐出することができる。
上面312aの外周縁側には短円筒状の環状壁部315が形成される。環状壁部315の前方側の外周面の一部には、環状壁部315の外周面に沿って円弧状に設けられた凸部である係合部315aが形成される(図3(a)も参照)。上底312の後方端側には、左右方向を回動軸とするヒンジ部33が形成される。本実施形態のヒンジ部33は、上底312の後方端側に設けられた回動軸部316と、蓋部32から突設された回動軸部322と、回動軸部316,322内の軸受に挿通される軸芯Aとにより形成される。蓋部32はヒンジ部33により本体部31に対して回動可能に移動することができる。
蓋部32は本体部31の外周径よりも大径であって容器本体2の外周径よりも小径の略円板状に形成される。蓋部32の上面は略円形の平坦面として形成される。蓋部32における本体部31と対向する内面32c側には、環状外壁321が形成される。回動軸部322は、蓋部32の後方側において、環状外壁321の先端から下方に延設される。回動軸部322は、軸芯Aの軸方向に離間して回動軸部316の両端に位置するように二箇所に形成される(図1(b)及び図3(a)参照)。環状外壁321の内周面の前方側の一部には、本体部31の係合部315aと係合可能な凸部である被係合部321aが形成される。係合部315aと被係合部321aとの係脱により、蓋部32が開閉する際のクリック感を得ることができる。
環状外壁321の内側の底部321bには、環状外壁321よりも小径に形成された円筒状の封止突起323が形成される。図2のように蓋部32を閉じた状態では、封止突起323の先端側の内周面が吐出部313の先端側の外周面と略当接し、封止突起323は吐出孔314を封止することができる。そのため、容器本体2の内容物が意図せず外部に漏れ出ることを防止することができる。
本実施形態の蓋部32は、本体部31に対する径方向外側への突出量が蓋部32の全周に亘って略同じとなるように形成される。従って、蓋部32の後端側の延設部32a(第一延設部)は、本体部31及びこの本体部31に形成されたヒンジ部33よりも外方(後方)に位置している。また、延設部32aとヒンジ部33を挟んだ反対側である蓋部32の前端側の延設部32b(第二延設部)は、本体部31よりも外方(前方)に位置している。蓋部32はヒンジ部33を介して本体部31に対して開閉することができる。
次に、蓋部32の開閉動作について説明する。図4(a)に示すように使用者が容器本体2を傾けながら把持するなどして蓋部32の延設部32a側を載置面Sに当接させて、使用者が容器1を載置面S側へ押すと、延設部32aには本体部31側への負荷(蓋部32の開方向への負荷)が加えられる。すると、延設部32aが力点、ヒンジ部33が支点、蓋部32の延設部32b側が作用点として動作して、蓋部32の前方側(延設部32b側)に本体部31から離間する力が働く。蓋部32の離間方向の力によりキャップ3内の係合部315aと被係合部321aとの係合が解除されると、蓋部32は図4(b)に示すようにヒンジ部33を支点として開き、開状態となる。
本実施形態の蓋部32は、図3(b)に示すように、開状態において略90度回動することができる。また、延設部32aのヒンジ部33から外方への突出量は、ヒンジ部33から本体部31の開口端317までの距離よりも短く形成されるため、開状態の蓋部32と容器本体2との干渉を防ぐことができる。
また、使用者が容器本体2を把持するなどして開状態の蓋部32の延設部32b側を載置面Sに当接させて、使用者が容器1を載置面S側へ押すと、蓋部32には本体部31側への負荷(蓋部32の閉方向への負荷)が加えられる。すると、蓋部32がヒンジ部33を支点として閉方向に回動する。そして、係合部315aと被係合部321aとが係合すると、蓋部32は閉状態となる。
このように、本実施形態のキャップ3を備えた容器1は、片手であっても容易に開閉可能とすることができる。そのため、例えば、使用者は、容器本体2を把持したまま蓋部32を開状態とし、そのまま容器本体2を握って押圧すると吐出部313から内容物を任意の量吐出させ、そして容器本体2を把持したまま蓋部32を閉状態にするという、操作を手早く容易に行うことができる。
また、容器1は、テーブル等の載置面Sに蓋部32側を向けて倒立させることができる。従って、本実施形態の容器1は、保管状態においてキャップ3側を下に向けて内容物を吐出部313側に予め移動させておくことができ、使用時に手早く内容物を吐出させることができる。
(実施形態2)
次に実施形態2について説明する。図5(a)は容器1Aのキャップ3A周辺を示す斜視図である。また、図5(b)は図5(a)の容器1AのV-V線片側断面図である。実施形態2の容器1Aは、実施形態1のキャップ3の代わりにキャップ3Aを備える。なお、キャップ3Aの説明においてキャップ3と同様の構成については、その説明を省略又は簡略化する。
キャップ3Aは、容器本体2の口部24に取り付けられる有底筒状の本体部31Aと、本体部31Aにヒンジ部34(第一ヒンジ部)を介して回動可能に接続される蓋部32Aとを有する。本体部31Aは、実施形態1の本体部31と同様に構成することができる。すなわち、本体部31Aの内周面には、口部24に形成された雄螺子部242と螺合可能な雌螺子部311が形成される。図7(a)及び図7(b)に示すように、本体部31Aの上底312における略平坦な上面312aには、中空円筒状の吐出部313が上方へ向かって突設している。吐出部313内の吐出孔314は上底312を上下方向に貫通している。
また、図6及び図7(a)等にも示すように、上面312aの外周縁側には短円筒状の環状壁部315が形成される。環状壁部315の前方側の外周面の一部には、環状壁部315の外周面に沿って係合部315aが形成される。
図6において、上底312の後方端には、左右方向を回動軸とするヒンジ部34が形成される。本実施形態のヒンジ部34は、本体部31A及び蓋部32Aの回動軸である内側連結片341と、内側連結片341の左右両側に配置されて蓋部32Aの回動を規制する外側連結片342とを有する(図7(b)も参照)。内側連結片341は、平面視において外周面32dと略同曲率の曲面のヒンジ形成面353,318に形成される。また、外側連結片342は、ヒンジ形成面353,318の両側に段部を介して隣接する平面部354及び平面部319に跨って形成される。
内側連結片341及び外側連結片342は、本体部31A及び蓋部32Aと一体で薄肉に成形される。また、各外側連結片342は、内側連結片341よりも幅狭に形成される。外側連結片342の本体部31A側の接続端342aは内側連結片341の回動軸よりも下方側に配置され、蓋部32A側の接続端342bは内側連結片341の回動軸よりも上方側に配置される。また、外側連結片342の各接続端342a,342bは内側連結片341の回動軸よりも前方側に配置される。外側連結片342は蓋部32Aの回動中に外側連結片342がやや引張応力を受けるように形成されるため、蓋部32Aは、内側連結片341を回動軸として回動しながら外側連結片342により開状態側又は閉状態側に付勢される。
蓋部32Aは、本体部31Aと略同じ外周径で形成された有底筒状の蓋部本体35と、蓋部本体35とヒンジ部36(第二ヒンジ部)を介して接続された延設部材37と、を有する。蓋部本体35の上面35aは略円形に形成され、この上面には前後方向に亘って底浅の凹矩形状の溝部351が形成される。蓋部本体35の前方側の外周面32dの下端には、指掛片352が突設されている。指掛片352は蓋部本体35の外周面32dに沿って円弧状に形成される。
延設部材37は、図7(b)に示すように、蓋部本体35とヒンジ部36を介して回動可能に接続される。ヒンジ部36は、蓋部本体35の指掛片352側の外周面32dにおいて溝部351の底部近傍と接続される。また、ヒンジ部36は、蓋部本体35及び延設部材37と一体成形することができる。
延設部材37は略長矩形板状に形成される。延設部材37は、左右幅が溝部351の幅よりもやや小さく形成され、前後長さが溝部351よりも長く形成される。また、延設部材37の厚みは溝部351の深さと略同じになるように形成される。図5(a)及び図5(b)に示すように、延設部材37は、ヒンジ部36により蓋部本体35側に折り返して、露出面37aと蓋部本体35の上面35aとが略同一面となるように溝部351内に収納することができる。
図7(a)及び図7(b)で、延設部材37は、ヒンジ部36の反対側の端部における露出面37aの反対面側にリブ371を有する。リブ371は延設部材37の左右両側に2箇所形成される。各リブ371は、図7(b)に示すように、側面視略三角形の板状に形成され、延設部材37側からの立設高さはヒンジ部36側に近づくほど高くなるように傾斜している。図5(a)に示すように、延設部材37を溝部351内に収納すると、リブ371の立設面372と蓋部本体35のヒンジ部34側の外周面32dとは近接又は当接することができる。このとき、図示はしないが、立設面372の一部には係合部を設け、立設面372と対向するヒンジ形成面353には被係合部を設けて、延設部材37を溝部351内に収容すると係合固定されるように構成することができる。係合部及び被係合部は、凸部同士の組み合わせ又は凸部及び凹部の組み合わせとすることができる。
本実施形態の蓋部32Aは、蓋部本体35の溝部351に係合するように収納された延設部材37の一部がヒンジ部34よりも本体部31Aの径方向外方へ突出して形成される。従って、蓋部32Aの後端側の延設部37b(第一延設部)は、本体部31A及びこの本体部31Aに接続されたヒンジ部34よりも外方(後方)に位置している。また、蓋部本体35の外周面32dが全周に亘って本体部31Aと略同じ外周径となるように形成される。そのため、キャップ3Aを備えた容器1Aは、キャップ3A全体を小型としながら、蓋部32Aを片手であっても容易に開閉可能とすることができる。また、キャップ3Aは一体成形することができるため組立コスト等も抑制することができる。
(実施形態3)
次に、実施形態3について説明する。図8は容器1Bのキャップ3B周辺を示す斜視図である。実施形態3の容器1Bは、実施形態1のキャップ3の代わりにキャップ3Bを備える。なお、キャップ3Bの説明においてキャップ3と同様の構成については、その説明を省略又は簡略化する。
キャップ3Bは、容器本体2の口部24に取り付けられる有底筒状の本体部31Bと、本体部31Bにヒンジ部34を介して回動可能に接続される蓋部32Bとを有する。本体部31Bは、実施形態1の本体部31と同様に構成することができる。すなわち、本体部31Bの内周面には、口部24に形成された雄螺子部242と螺合可能な雌螺子部311が形成される(図2等参照)。図10(a)及び図10(b)に示すように、本体部31Bの上底312における略平坦な上面312aには、中空円筒状の吐出部313が上方へ向かって突設している。吐出部313内の吐出孔314は上底312を上下方向に貫通している。
また、上面312aの外周縁側には短円筒状の環状壁部315が形成される。環状壁部315の前方側の外周面の一部には、環状壁部315の外周面に沿って係合部315aが形成される。上底312の後方端には、左右方向を回動軸とするヒンジ部34が形成される。キャップ3Bのヒンジ部34は、内側連結片341及び外側連結片342を備えており、キャップ3Aのヒンジ部34と同様の構成とすることができる。
蓋部32Bは、本体部31Bと略同じ外周径の外周面32dを有する有底筒状に形成される。蓋部32Bの上端側には、蓋部32Bの外径方向に突出するように延設された鍔部324が形成される。図8に示すように、鍔部324は、ヒンジ部34側周辺を除いた略全周に亘って設けられ、本体部31Bに対する径方向外側への突出量が蓋部32Bの前方側及び左右側方側において略同じとなるように形成される。また、鍔部324は、蓋部32Bの後方側に延設された左側の延設部325(第一延設部)及び右側の延設部326(第一延設部)を有する。延設部325,326は、ヒンジ部34に対して回動軸方向の両側方から離間して複数延設され、ヒンジ部34を挟んで左右対称形状に形成される。左側の延設部325の左側縁325aと、右側の延設部326の右側縁326aは、前後方向に亘り略平行に形成される。図10(a)の平面視において、延設部325及び延設部326は、先端側へ向かって漸次縮幅するように形成され、延設部325と延設部326との間には、鍔部324の後方へ向かって拡開する平面視略台形状の切欠部324aが形成される(図8も参照)。延設部325及び延設部326の先端は、平面視において各々左側縁325a及び右側縁326aと垂直に接続され、延設部325及び延設部326は平面視略直角台形状に形成される。
図9において、延設部325,326の下面325b,326bは、蓋部32Bの外周面32dと傾斜しながら接続される。また、鍔部324の前方及び左右側方の下面324bも、外周面32dと傾斜しながら接続される。
本実施形態の蓋部32Bでは、蓋部32Bの後端側の延設部325,326(第一延設部)が、本体部31B及びこの本体部31Bに接続されたヒンジ部34よりも外方(後方)に位置している。また、延設部325,326とヒンジ部34を挟んだ反対側である鍔部324の前端側の延設部324c(第二延設部)は、本体部31よりも外方(前方)に位置している。
本実施形態のキャップ3Bは、蓋部32Bを開状態としても、切欠部324aにより、蓋部32Bの後方へ延設された2つの延設部325,326が本体部31Bと干渉することを防止できる。そのため、キャップ3Bは、蓋部32Bの回動域を広く確保しながら、片手であっても容易に開閉可能とすることができる。例えば、蓋部32Bは、本体部31Bに対して略90度開いたり(図9参照)、本体部31Bに対して略180度開くことができる(図10(a)及び図10(b)参照)。
以上、本発明の実施形態を説明したが、本発明は本実施形態により限定されることは無く、種々の変更を加えて実施することができる。例えば、蓋部32,32A,32Bの本体部31,31A,31Bに対する回動軸であるヒンジ部としては、各実施形態1~3で示したいずれのヒンジ部33,34を適用してもよい。
また、ヒンジ部33,34は、本体部31,31A,31B及び蓋部32,32A,32Bの一方がC環状の軸受を係合部として有し、他方がそのC環状の係合部の内部に回動可能に係合する円柱棒状の被係合部を有する構成としてもよい。
1 容器 1A 容器
1B 容器 2 容器本体
3 キャップ 3A キャップ
3B キャップ 21 胴体部
22 底部 23 肩部
24 口部 31 本体部
31A 本体部 31B 本体部
32 蓋部 32A 蓋部
32B 蓋部 32a 延設部
32b 延設部 32c 内面
32d 外周面 33 ヒンジ部
34 ヒンジ部 35 蓋部本体
35a 上面 36 ヒンジ部
37 延設部材 37a 露出面
37b 延設部 241 段部
242 雄螺子部 311 雌螺子部
312 上底 312a 上面
313 吐出部 314 吐出孔
315 環状壁部 315a 係合部
316 回動軸部 317 開口端
318 ヒンジ形成面 319 平面部
321 環状外壁 321a 被係合部
321b 底部 322 回動軸部
323 封止突起 324 鍔部
324a 切欠部 324b 下面
324c 延設部 325 延設部
325a 左側縁 325b 下面
326 延設部 326a 右側縁
326b 下面 341 内側連結片
342 外側連結片 342a 接続端
342b 接続端 351 溝部
352 指掛片 353 ヒンジ形成面
354 平面部 371 リブ
372 立設面
A 軸芯 S 載置面

Claims (2)

  1. 容器の口部に取り付けられる本体部と、
    前記本体部に第一ヒンジ部を介して開閉可能に接続される蓋部と、
    を備え、
    前記蓋部は、前記第一ヒンジ部よりも外方に突出する第一延設部と、前記本体部と前記第一ヒンジ部を介して接続される蓋部本体と、該蓋部本体に第二ヒンジ部を介して接続される延設部材と、を有し、
    前記第一延設部は、前記延設部材が前記蓋部本体と係合して前記第一ヒンジ部よりも外方に突出し、
    前記蓋部本体の上面に溝部が形成され、
    前記延設部材は、前記第二ヒンジ部により前記蓋部本体側に折り返して、前記延設部材の露出面と前記蓋部本体の上面とが略同一面となるように前記溝部内に収納することができる、
    ことを特徴とするキャップ。
  2. 容器の口部に取り付けられる本体部と、
    前記本体部に第一ヒンジ部を介して開閉可能に接続される蓋部と、
    を備え、
    前記蓋部は、前記第一ヒンジ部よりも外方に突出する第一延設部と、前記第一延設部と前記第一ヒンジ部を挟んだ反対側において前記本体部の外方へ突出する第二延設部と、を有し、
    前記第一延設部は、前記第一ヒンジ部の回動軸方向の側方側から複数延設して前記第一ヒンジ部よりも外方に突出し、
    前記第一延設部の突出量は前記第二延設部の突出量よりも大きくされ、
    複数延設する前記第一延設部の間には、切欠部が形成される、
    ことを特徴とするキャップ。
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