JP7213286B2 - 車体前部構造 - Google Patents

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    • B60R2019/527Radiator grilles integral with bumpers

Description

本発明は、車両の車体前部構造に関する。
車両の動力室前の開口部を開閉する構造として、特許文献1には、フロントバンパの開口部にグリルシャッタを設ける構造が記載されている。グリルシャッタは、左右に分割されており、車幅方向中間部において連結されており、平面視で車幅方向中間部が前方に凸となるV字形状を呈する。かかるグリルシャッタは、上下に設けられた爪部によって、フロントバンパの開口部周縁に係合されている。
特許第5863529号公報
特許文献1に記載の構造では、爪部による係合によってグリルシャッタが取り付けられているため、固定が不安定であり、軽衝突時にグリルシャッタが脱落するおそれがある。
本発明は、前記の点に鑑みてなされたものであり、軽衝突時におけるグリルシャッタの脱落を防止することが可能な車体前部構造を提供することを課題とする。
前記した課題を解決するために、本発明の車体前部構造は、平面視で車幅方向中間部が前方に凸となるV字形状を呈するグリルシャッタと、フロントバンパフェイスの後方に設けられる車体としてのセンターアッパービームに前記グリルシャッタを取り付けるグリルサポートと、を備え、前記グリルサポートは、前記グリルシャッタに取り付けられており、前突荷重によって車幅方向に変形可能な取付部と、前突荷重のエネルギーを吸収可能なエネルギー吸収部と、を備え、前記エネルギー吸収部は、平面視で前記グリルシャッタのV字頂点と車幅方向に並ぶ位置に設けられていることを特徴とする。
本発明によると、軽衝突時におけるグリルシャッタの脱落を防止することができる。
本発明の実施形態に係る車体前部構造を模式的に示す正面図である。 本発明の実施形態に係る車体前部構造を後方から見た斜視図であり、センターアッパービームを省略した状態を示す模式図である。 図1のIII-III線断面図である。 本発明の実施形態に係るグリルサポートを前方から見た斜視図である。 本発明の実施形態に係るグリルサポートを後方から見た斜視図である。 本発明の実施形態に係る車体前部構造を模式的に示す平面図であり、フロントバンパフェイスを省略した状態を示す模式図である。 本発明の実施形態に係るグリルサポートの第二取付部を後方から見た斜視図である。 図1のVIII-VIII線断面図である。
次に、本発明の実施形態について、適宜図面を参照しながら詳細に説明する。なお、参照図面において、「前後」は、車両の進行方向における前後方向を示し、「左右」は、運転席から見た左右方向(車幅方向)をそれぞれ示している。
図1から図3に示すように、本発明の実施形態に係る車体前部構造1は、フロントバンパフェイス10と、フロントバンパフェイス10の後方に設けられる車体としてのセンターアッパービーム20と、を備える。また、車体前部構造1は、グリルシャッタ30と、グリルサポート40と、レーダ装置50と、を備える。
<フロントバンパフェイス(フロントグリル)>
図1に示すように、フロントバンパフェイス10は、車両の前部の意匠面を構成する樹脂製又は金属製の部材である。フロントバンパフェイス10は、グリル部11と、グリル部11の車幅方向中間部に設けられた面部12と、グリル部12の上端部から斜め上後方に延設される斜壁部13と、斜壁部13の後端部から後方に延設される上壁部14(図2及び図3参照)と、を一体に備える。
グリル部11は、車両の外気を当該グリル部11の後方に形成された車両の動力室に導入可能な格子状の開口部である。グリル部11は、車幅方向に延設される複数の横辺部11aと、斜め方向に延設される複数の斜辺部11bと、斜辺部11bとは逆の斜め方向に延設される複数の斜辺部11cと、によって三角格子形状を呈するように構成されている。また、グリル部11は、グリル部11の開口部の上縁部と一番上の横辺部11aとの間に架設される複数の縦辺部11dを備える。
面部12は、車両のエンブレム等が表示(成形、刻印等)される部位である。
<センターアッパービーム(車体)>
図3に示すように、センターアッパービーム20は、フロントバンパフェイス10の斜壁部13の後方かつ上壁部14の下方に設けられており、車幅方向に延設される樹脂製又は金属製の骨格部材(車体)である。センターアッパービーム20は、当該センターアッパービームよりも後方に設けられたフロントバルクヘッドに対して他部材等を介して固定されている。センターアッパービーム20は、前壁部21と、前壁部21の上端部から後方に延設される上壁部22と、を一体に備える。
<グリルシャッタ>
図2及び図3に示すように、グリルシャッタ30は、フロントバンパフェイス10のグリル部11及び面部12の後方に設けられており、グリル部11の格子形状の開口部からの外気が動力室内に流通可能な開状態と流通不能な閉状態とを切替可能に構成されている。
図2に示すように、グリルシャッタ30は、左右一対のフレーム31,31及びフィン32,32と、左右一対のフレーム31,31を連結する関節部33と、フィン32,32を作動させるモータ34と、これらを一体的に保持するシールダクト35と、を備える。グリルシャッタ30は、フレーム31及びフィン32によって構成される左右一対のシャッタ部を車幅方向中間部の関節部33で連結した構造を呈する。グリルシャッタ30は、平面視で車幅方向中間部に位置する関節部33から車幅方向両端部に行くにつれて後方に向かう形状で車体に取り付けられている。換言すると、グリルシャッタ30は、平面視で車幅方向中間部が前方に凸となるV字形状を呈する。
≪フレーム及びフィン≫
フレーム31は、正面視で矩形枠形状を呈する樹脂製部材である。フィン32は、フレーム31の枠内に設けられており、モータ34の出力によってフレーム31の枠内の開口部を開閉するように回動可能な樹脂製部材である。
≪関節部(V字頂点)≫
関節部33は、左右一対のフレーム31,31を連結しており、フレーム31,31を上下軸、左右軸及び前後軸周りに相対移動可能に構成されるユニバーサルジョイントである。
≪シールダクト≫
シールダクト35は、正面視で左右一対のフレーム31,31及び関節部33の外形と略同一形状の矩形枠形状を呈する樹脂製部材である。シールダクト35は、フレーム31,31の前側に取り付けられており、フレーム31,31を前方へ延設するとともに関節部33を前方から覆う形状を呈する。すなわち、シールダクト35は、フロントバンパフェイス10のグリル部11とフレーム31との間の通風路を構成する。
<グリルサポート(車体前部部材)>
図4及び図5に示すように、グリルサポート40は、グリルシャッタ30を車体としてのセンターアッパービーム20に固定するための樹脂製部材である。グリルサポート40は、主壁部41と、副壁部42と、上壁部43と、を備える。また、グリルサポート40は、主壁部41及び副壁部42を連結する取付部44と、副壁部42及び上壁部43を連結するエネルギー吸収部45と、取付部46と、を備える。
≪主壁部≫
主壁部41は、車両の上下方向及び車幅方向に延在する。主壁部41には、開口部41a,41b,41b,41c,41cが形成されている。開口部41aは、主壁部41の車幅方向中間部に形成されている。開口部41b,41bは、それぞれ、開口部41aの車幅方向側方に形成されている。開口部41c,41cは、それぞれ、開口部41b,41bの下方に形成されている。開口部41c,41cには、複数の橋部41c1が当該開口部41cの上縁部及び下縁部の間に架設されている。
開口部41a,41b,41bの周縁部には、当該周縁部から後方に立設される矩形枠形状を呈するリブ41d,41dが形成されている。開口部41aの周縁部である枠部は、レーダ装置50(図3参照)が取り付けられるブラケットを構成する。
≪副壁部≫
副壁部42は、主壁部41の斜め上後方に設けられており、車両の上下方向及び車幅方向に延在する。
≪上壁部≫
上壁部43は、副壁部42の斜め上後方に設けられており、車両の前後方向及び車幅方向に延在する。上壁部43は、ピンPによって、上側のフロントバンパフェイス10の上壁部14と、下側のセンターアッパービーム20の上壁部22と、に固定されている。
≪取付部≫
取付部44は、グリルシャッタ30に取り付けられる部位である。取付部44は、リブ41dの上辺部から後方に延設される取付座(下壁部)44aと、取付座44aの車幅方向両端部から上方に延設される一対の縦壁部44b,44bと、を備える。取付座44aは、ピンPによってグリルシャッタ30におけるシールダクト34の上辺部に固定されている。
縦壁部44bは、正面視でグリル部11の格子と重なるように設けられており、側面視で後方に行くほど下側に幅狭となる三角形状を呈する。縦壁部44bの前端部は、リブ41dの後端部と副壁部42との間に架設されている。車幅方向中間部の取付部44における縦壁部44bは、正面視で縦辺部11dと重なっており、車幅方向端部の取付部44における縦壁部44bは、正面視でグリル部11の周縁部、又は、縦辺部11b,11cのいずれかと重なっている。
取付部44すなわち取付座44aは、車両の前突時に、前突荷重によって車幅方向に変形可能である。また、取付座44aは、車両の前突時に、前突荷重によって、リブ41dに対して、車幅方向(左右方向)のどちらかに倒れるように、すなわち、車幅方向内端部が上方及び下方の一方に移動し車幅方向外端部が上方及び下方の他方に移動するように捻転変形可能である。
≪エネルギー吸収部≫
エネルギー吸収部45は、上壁部43と協働して車体としてのセンターアッパービーム20に取り付けられる部位である。エネルギー吸収部45は、取付部44よりも後方かつ上壁部43よりも前方に設けられており、車両の前突時にグリルサポート40の他部位よりも優先的に変形することによって、前突荷重のエネルギーを吸収する。エネルギー吸収部45は、平面視でグリルシャッタ30のV字頂点である関節部33と車幅方向に並ぶ位置に設けられている。本実施形態において、エネルギー吸収部45は、前後方向においてグリルシャッタ30のV字頂点である関節部33と同じ位置、かつ、関節部33よりも上方に設けられている。なお、エネルギー吸収部45は、グリルシャッタ30のV字頂点である関節部33と同じ高さに設けられていてもよく、関節部33よりも下方に設けられていてもよい。エネルギー吸収部45は、副壁部42の上端部から後方に延設される縦壁部45aと、縦壁部45aの下端部から車幅方向外方に延設される下フランジ部45bと、縦壁部45aの上端部から車幅方向内方に延設される上フランジ部45cと、縦壁部45aの後端部から車幅方向外方に延設される後壁部45dと、を一体に備える。
縦壁部45aの前部は、側面視で後方に行くほど上側に幅広となる三角形状を呈する。縦壁部45aの後部は、側面視で矩形状を呈する。縦壁部45aは、平面視で後方に行くほど車幅方向外方に向かうように傾いている。
縦壁部45a及び上フランジ部45cの前部は、フロントバンパフェイス10の斜壁部13が載置されることよって当該フロントバンパフェイス10を支持するフェイス支持部を構成する。
後壁部45dは、縦壁部45aの後端部から車幅方向外方に延設されるとともに、下フランジ部45bの後端部から上方に延設されている。後壁部45dは、センターアッパービーム20の前壁部21と対峙する。ここで、後壁部45dは、前壁部21と当接していてもよく、若干の隙間を空けて離間していてもよい。
エネルギー吸収部45において、縦壁部45aの前部及び後部の境界部分は、平面視で車幅方向内方に凸となる屈曲部45eである。すなわち、縦壁部45aは、車両の前突時に、前突荷重によって車幅方向に変形可能な横易変形部を構成する。
≪取付部≫
取付部46は、グリルシャッタ30に取り付けられる部位である。取付部46は、リブ41dの下辺部から後方に延設される取付座であり、ピンPによってグリルシャッタ30におけるシールダクト34の下辺部に固定されている。取付部46は、車両の前突時に、前突荷重によって、リブ41dに対して、車幅方向(左右方向)のどちらかに倒れるように、すなわち、車幅方向内端部が上方及び下方の一方に移動し車幅方向外端部が上方及び下方の他方に移動するように捻転変形可能である。
<レーダ装置>
図3に示すように、レーダ装置50は、グリルサポート30の開口部30a周りに構成されたブラケットに取り付けられている。レーダ装置50は、前方の面部12と後方の関節部33との間に位置する。
<フロントバンパフェイスの支持態様>
エネルギー吸収部45の前部のフェイス支持部に作用するフロントバンパフェイス10の荷重(下方への垂れ下がり荷重)は、車体としてのセンターアッパービーム20の上壁部22に固定された上壁部(上面部)43を中心とした後方荷重(モーメント)に変換される。エネルギー吸収部45の後部の後壁部(後面部)45dは、かかる後方荷重によって当該後壁部43と対峙する車体としてのセンターアッパービーム20の前壁部21と当接する。エネルギー吸収部45は、かかる前壁部21との当接によって、フロントバンパフェイス10の垂れ下がりを好適に防止することができる。
<車両前突時における車体前部構造の変形態様>
車両前突時には、エネルギー吸収部45の壁部45dは、前突荷重によってセンターアッパービーム20の前壁部21と当接する。かかる状態において、エネルギー吸収部45の縦壁部45aは、屈曲部45eにおいて車幅方向内方に凸となるように屈曲変形する。エネルギー吸収部45は、かかる屈曲変形によって前突荷重のエネルギーを吸収する。かかる状態において、グリルシャッタ30は、関節部33によって車幅方向に広がってV字形状が緩むように変形する。また、かかる状態において、取付座44aは、車幅方向内端部が下方に移動し車幅方向外端部が上方に移動するように捻転変形する。同様に、取付部46は、車幅方向内端部が上方に移動し車幅方向外端部が下方に移動するように捻転変形する。また、例えばグリルシャッタ30が関節部33において下方に凸となるV字形状に変形した場合には、取付座44a及び取付部46は、それぞれ、車幅方向内端部が下方に移動し車幅方向外端部が上方に移動するように捻転変形する。
本発明の実施形態に係る車体前部構造1は、平面視で車幅方向中間部が前方に凸となるV字形状を呈するグリルシャッタ30と、前記グリルシャッタ30を車体(フロントアッパービーム20)に取り付けるグリルサポート40と、を備え、前記グリルサポート40は、前記グリルシャッタ30に取り付けられており、前突荷重によって車幅方向に変形可能な取付部44と、前突荷重のエネルギーを吸収可能なエネルギー吸収部45と、を備え、前記エネルギー吸収部45は、平面視で前記グリルシャッタ30のV字頂点と車幅方向に並ぶ位置に設けられている。
したがって、車体前部構造1は、前突荷重(軽衝突)によってエネルギー吸収部45が変形してエネルギーを吸収する際に、取付部44が車幅方向に変形してグリルシャッタ30がV字から直線状に変形することを許容する。すなわち、車体前部構造1は、前突荷重(軽衝突)によるグリルシャッタ30の脱落及び損傷を防止することができる。
また、車体前部構造1において、前記取付部は、前記グリルサポート40の本体部(主壁部41)から後方に延設される縦壁部44bと、前記縦壁部44bによって支持されており、前記グリルシャッタ30に取り付けられる取付座44aと、を備える。
したがって、車体前部構造1は、グリルシャッタ30がV字から直線状に変形する際に、縦壁部44bがグリルシャッタ30に押されて車幅方向外方に開くように変形する。すなわち、車体前部構造1は、取付部44の車幅方向への変形性を好適に確保し、グリルシャッタ30がV字から直線状に変形することを好適に許容することができる。
また、車体前部構造1において、一対の前記縦壁部44bが、前記取付座44aの車幅方向両端部をそれぞれ支持する。
したがって、車体前部構造1は、前突(軽衝突)時に一対の縦壁部44bが取付座44aを確実に支持することによって、取付座44aの車幅方向への移動性を確保しつつグリルシャッタ30の脱落を好適に防止することができる。
また、車体前部構造1は、前記グリルサポートの前方に設けられるフロントグリル(グリル部11)を備え、前記縦壁部44bは、前記フロントグリルの格子(斜辺部11b,11c、縦辺部11d)と正面視で重なる。
したがって、車体前部構造1は、縦壁部44bを正面視で見えづらくし、正面視の見栄えを向上することができる。
また、車体前部構造1において、前記縦壁部44bは、側面視で三角形状を呈する。
したがって、車体前部構造1は、縦壁部44bが矩形状を呈する場合と比較して、前突荷重による取付部44の車幅方向への変形性を好適に確保することができる。
また、車体前部構造1において、前記取付部44は、捻転可能に構成されている。
したがって、車体前部構造1は、取付部44が捻転変形することによって、グリルシャッタ30がV字から直線状に変形することを好適に許容することができる。
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明は前記実施形態に限定されず、本発明の要旨を逸脱しない範囲で適宜変更可能である。例えば、横易変形部は、屈曲部によって平面視で車幅方向(左右方向)のどちらかに折れ曲がるように変形しやすくなっているものに限定されず、ビード、切欠等によるものであってもよい。また、グリルシャッタ30のV字頂点となる関節部33は、前突荷重によって当該関節部33が開いてグリルシャッタ30が平面視で直線状に近づくように変形可能であればよく、適宜変更可能である。
1 車体前部構造
10 フロントバンパフェイス(フロントグリル)
11 グリル部(枠部)
11a 横辺部
11b,11c 斜辺部
11d 縦辺部
12 斜壁部
13 上壁部
20 フロントアッパービーム(車体)
21 前壁部
22 上壁部
30 グリルシャッタ
31 枠部
32 フィン
33 関節部
34 モータ
35 シールダクト
40 グリルサポート(車体前部部材)
41 主壁部(枠部)
41a 開口部(ブラケット)
41b,41c 開口部
41c1 橋部
41d リブ
42 副壁部
43 上壁部(上面部)
44 取付部
44a 取付座
44b 縦壁部
45 エネルギー吸収部
45a 縦壁部(横易変形部)
45b 下フランジ部
45c 上フランジ部
45d 後壁部
45e 屈曲部
46 取付部
50 レーダ装置

Claims (7)

  1. 平面視で車幅方向中間部が前方に凸となるV字形状を呈するグリルシャッタと、
    フロントバンパフェイスの後方に設けられる車体としてのセンターアッパービームに前記グリルシャッタを取り付けるグリルサポートと、
    を備え、
    前記グリルサポートは、
    前記グリルシャッタに取り付けられており、前突荷重によって車幅方向に変形可能な取付部と、
    前突荷重のエネルギーを吸収可能なエネルギー吸収部と、
    を備え、
    前記エネルギー吸収部は、平面視で前記グリルシャッタのV字頂点と車幅方向に並ぶ位置に設けられている
    ことを特徴とする車体前部構造。
  2. 前記取付部は、
    前記グリルサポートの本体部から後方に延設される縦壁部と、
    前記縦壁部によって支持されており、前記グリルシャッタに取り付けられる取付座と、
    を備えることを特徴とする請求項1に記載の車体前部構造。
  3. 平面視で車幅方向中間部が前方に凸となるV字形状を呈するグリルシャッタと、
    前記グリルシャッタを車体に取り付けるグリルサポートと、
    を備え、
    前記グリルサポートは、
    前記グリルシャッタに取り付けられており、前突荷重によって車幅方向に変形可能な取付部と、
    前突荷重のエネルギーを吸収可能なエネルギー吸収部と、
    を備え、
    前記エネルギー吸収部は、平面視で前記グリルシャッタのV字頂点と車幅方向に並ぶ位置に設けられており、
    前記取付部は、
    前記グリルサポートの本体部から後方に延設される縦壁部と、
    前記縦壁部によって支持されており、前記グリルシャッタに取り付けられる取付座と、
    を備えることを特徴とする車体前部構造。
  4. 一対の前記縦壁部が、前記取付座の車幅方向両端部をそれぞれ支持する
    ことを特徴とする請求項2又は請求項3に記載の車体前部構造。
  5. 前記グリルサポートの前方に設けられるフロントグリルを備え、
    前記縦壁部は、前記フロントグリルの格子と正面視で重なる
    ことを特徴とする請求項2又は請求項3に記載の車体前部構造。
  6. 前記縦壁部は、側面視で三角形状を呈する
    ことを特徴とする請求項2又は請求項3に記載の車体前部構造。
  7. 前記取付部は、捻転可能に構成されている
    ことを特徴とする請求項1又は請求項3に記載の車体前部構造。
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