JP7212863B2 - カーシェアリングサービスを用いた支援システムおよび支援方法 - Google Patents

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Description

本発明は、在宅偽装を行うようにしたカーシェアリングサービスを用いた支援システムおよび支援方法に関するものである。
最近では、カーシェアリングの一種として、ドライバーが保有する自動車を運行用車両として使用して、このドライバーによる運行用車両の運転によって、不特定多数のユーザを対象にした運行サービスを行うことが増加している。このようなサービスを広い地域範囲に渡って行う場合は、運行に用いる運行用車両が多数用意されるのが一般的である。
特許文献1には、多数の運行用車両の中から、乗車要求に応じた適切な運行用車両を選択する手法が提案されている。特許文献2には、運行用車両の選択に際して、サービス提供者の利益あるいは利用者の満足度を向上させる手法が提案されている。特許文献3には、自宅を離れるときに玄関の施錠を行うと、自動的にセキュリティシステムが作動するものが開示されている、
特開2014-238831号公報 特開2016-85734号公報 実開平6-19099号公報
ところで、地方では、高齢化、人口減少等、多くの問題を抱えており、交通空白地域においては、交通弱者は、通院や買い物等になくてはならない移動が奪われている。このため、交通空白地域の人々に必要不可欠な交通手段として、住民が保有する自動車を運行用車両として利用し、また自動車を保有するドライバーを運行用車両の運転者として利用した運行を行う有償運送が着目されている。このような有償運送は、交通空白地域に、単に、必要不可欠な交通手段を提供するだけでなく、豊かな地域の維持、創造を通じて地域の活性化を図る可能性を秘めており、その有効な活用が望まれている。
上記交通空白地域は、過疎地であることから、家々が密集することなく、互いに大きく離れた位置関係にある場合が多々存在する。特に、いわゆる一軒家と呼ばれるように、隣りの家に対して大きく離れている場合も多く存在する。
上述した過疎地では、自宅を留守にする際に、近所に他の家が存在しない等のことから(近隣住民の監視の目が期待できないことから)、防犯上極めて好ましくない状況になりやすいものである。特に、高齢化が進んだ過疎地では、同居家族がいない場合も多々存在することから、外出する際には自宅に誰も残っていないという状況を生じ易いものとなる。
本発明は以上のような事情を勘案してなされたもので、その目的は、カーシェアリングサービスのシステムを有効に利用して、留守時における防犯機能を高められるようにしたカーシェアリングサービスを用いた支援システムおよび支援方法を提供することにある。
前記目的を達成するため、本発明における支援システムにあっては次のような解決手法を採択してある。すなわち、請求項1に記載のように、
カーシェアリングサービスを利用する利用者の自宅に、遠隔操作可能とされて在宅を偽装するための偽装用機器が配設されており、
カーシェアリングサービスの運行管理装置による遠隔操作によって、前記偽装用機器が制御可能とされ、
前記利用者がカーシェアリングサービスの車両によって移動する際に、前記運行管理装置が該利用者の位置情報を取得するようにされ、
前記運行管理装置は、前記利用者の位置情報に基づいて該利用者が自宅を離れたことを検出したことを条件として、前記偽装用機器を作動させる、
ようにしてある。
上記解決手法によれば、カーシェアリングサービスを利用する利用者が自宅を離れるときは、運行管理装置によって在宅偽装機器が自動的に作動されて在宅偽装が行われるので、防犯上好ましいものとなる。
上記解決手法を前提とした好ましい態様は、請求項2~請求項7に記載のとおりである。すなわち、
前記運行管理装置は、前記利用者の位置情報に基づいて、該利用者が自宅からあらかじめ設定された所定距離以上離間したときに、前記偽装用機器を作動させる、ようにしてある(請求項2対応)。この場合、利用者が自宅付近に存在するときに、在宅偽装機器が不必要に作動されてしまう事態を防止することができる。
カーシェアリングサービス用の複数の車両にそれぞれ、情報処理装置からなる車載端末が搭載され、
前記車載端末は、前記運行管理装置からの指令を受信する機能と、受信した指令を車両の乗員に報知する機能とを有し、
前記運行管理装置は、前記利用者が自宅から前記所定距離以上離間したことを検出したときに、該利用者が同乗してない他のカーシェアリングサービス用の車両における前記車載端末に対して、該利用者の自宅を見回りするように指示する指令を送信する、
ようにしてある(請求項3対応)。この場合、カーシェアリングサービスでの運行を行っている他の車両(のドライバー)を有効に利用して、留守宅での防犯効果をより一層高めることができる。
前記利用者が保有する携帯情報端末からなるユーザ端末が、位置情報を取得可能とされると共に、取得した位置情報を発信可能とされ、
前記運行管理装置は、前記ユーザ端末からの位置情報を受信して、前記利用者の位置情報を取得する、
ようにしてある(請求項4対応)。この場合、利用者が保有するユーザ端末を利用して、利用者の現在位置を簡単かつ精度よく取得できる。
カーシェアリングサービスに用いる車両に、情報処理装置からなる車載端末が搭載され、
前記車載端末が、位置情報を取得可能とされると共に、取得した位置情報を発信可能とされ、
前記運行管理装置は、前記利用者が同乗している車両における前記車載端末からの位置情報を受信して、該利用者の位置情報を取得する、
ようにしてある(請求項5対応)。この場合、運行用車両が搭載している車載端末を利用して、運行用車両に乗車している利用者の現在位置を簡単かつ精度よく取得できる。
自宅に前記偽装用機器が配設された前記利用者が、あらかじめ前記運行管理装置に登録されており、
前記運行管理装置は、あらかじめ登録された前記利用者の自宅に配設された前記偽装用機器のみを制御する、
ようにしてある(請求項6対応)。この場合、在宅偽装を行うことを希望する者についてのみ在宅偽装のサービスを行うので、運行管理装置の負担軽減等の上で好ましいものとなる。
前記運行管理装置は、前記位置情報に基づいて前記利用者が自宅付近に存在することを検出した際に、前記偽装用機器の作動を停止させる、ようにしてある(請求項7対応)。この場合、利用者が帰宅した際には、在宅偽装機器の作動が停止されているので、利用者自身が在宅偽装機器の作動停止を行う必要性がなく、利便性が高いものとなる。
前記目的を達成するため、本発明における支援方法にあっては次のような解決手法を採択してある。すなわち、請求項8に記載のように、
カーシェアリングサービスの運行管理を行う情報処理装置からなる運行管理装置によって、カーシェアリングサービスを利用する利用者の自宅に配設されて在宅を偽装するための偽装用機器を遠隔操作するようにしたカーシェアリングサービスを用いた支援方法であって、
前記運行管理装置が、
前記利用者の自宅の位置情報を記憶する第1ステップと、
前記利用者がカーシェアリングサービスの車両によって移動する際に、該利用者の位置情報を取得する第2ステップと、
前記第1ステップで記憶されている自宅の位置情報と前記第2ステップで取得された利用者の位置情報とに基づいて、該利用者と自宅との距離を算出する第3ステップと、
前記第3ステップにおいて、前記利用者と自宅との距離があらかじめ設定された所定距離以上となったときに、遠隔操作によって前記偽装用機器を作動させる指令を行う第4ステップと、
を実行する、
ようにしてある。上記解決手法によれば、請求項1、請求項2に対応した効果と同様の効果を得ることができる。
本発明によれば、カーシェアリングサービスのシステムを有効に利用して、留守時における防犯機能を高めることができる。
定時定路運行の路線例を示す図。 デマンド運行の一例を示す図。 本発明によるシステム系統例を示す図。 車載端末での表示例を示す図。 定時定路運行の乗車予約受付に伴う制御例を示すフローチャート。 デマンド運行の乗車予約受付に伴う制御例を示すフローチャート。 デマンド運行に伴う相乗りに関する制御例を示すフローチャート。 定時定路運行を乗車予約する場合のユーザ端末での画面表示例を示す図。 デマンド運行に対する相乗りの予約を行う場合のユーザ端末での画面表示例を示す図。 在宅偽装の制御に用いる情報の登録例を示すフローチャート。 在宅偽装の制御例を示すフローチャート。 緊急情報により広域警戒を行うための制御例を示すフローチャート。
まず、カーシェアリングサービスについて説明する。
図1は、定時定路運行が行われる路線例を示すものである。図中、D1は、片道1車線(往復で2車線)の道路である。この道路D1は、鉄道路線Rにおける所定の駅Raを通るもので、この地域ではメインの道路となっている。駅Raの周辺が、この地域で唯一の繁華街となっており、役場、学校等の公的施設の他、病院や歯医者等の医療施設、スーパマーケット、コンビニエンスストア、カラオケ店等々の商業施設や娯楽施設が存在している。
道路D1に対しては、駅Raから離れた位置において、道路D2、D3が連なっている。道路D2、D3は、往復で1車線の対面通行用とされたローカルな道路となっている。この道路D2、D3沿いの地域は、山間部にあって、周囲の殆どが山や丘となる辺鄙な地域となっている。
道路D2のうち、道路D1から遠く離れた位置において、複数の集落A1~A3が存在している。集落A1~A3は、駅Raから10km以上離れた離村となっている、道路D3は、行き止まりとなっていて、行き止まりの位置には、集落A1~A3の住民等が集うイベント会場(広場)A4とされている。
集落A1~A3に居住する住民の総数は、数百名程度であるが、高齢者の割合が大きいものであり、自動車の運転をできない者も多数存在する状況となっている。そして、道路D2(つまり集落A1~A3の住民)においては、路線バスの運行はされていないものである。
集落A1~A3の住民の交通の便を図るために、住民同士の協力によって、定時定路運行とデマンド運行とを行うこととなっている。定時定路運行は、定時に決まった路線を走行するものである.定時定路運行の停留所が、S1~S7として示される。停留所S1は、出発点となるもので、集落A1の住民用である。停留所S2は、集落A2の住民用である。停留所S3は、集落A3の住民用である。
停留所S4は、道路D2がメインの道路D1と交差する位置に設定されている。停留所S5は、小学校や中学校のある位置付近に設定されている。停留所S6は、役場付近の位置に設定されている。停留所S7は、定時定路運行の終点で、駅Ra付近に設定されている。このように、定時定路運行の路線は、停留所S1から、S2、S3、S4、S5、S6を経て、終点のS7へ到達する経路とされる。帰りの便は、上記とは逆の経路をたどることになる。なお、定時定路運行の運行便数は、例えば、往復共に、例えば朝2便、昼1便、夕方2便とされている。なお、同一時間に出発する定時定路運行で使用する運行用車両の台数は、1台に限らず、乗車希望者が多いときは複数台となる場合もある(同一便で複数台の運行用車両が稼働される場合あり)。
定時定路運行の変形として、臨時運行(臨時便)が適宜行われる。この臨時運行は、例えば、イベント会場A4で催し物(例えば盆踊り、花火大会、芋煮会等)が開催されるときにのみ行われる。この臨時運行の経路は、停留所S1から、S2、S3、S4を経て、停留所S8へ至る経路とされる(復路はこの逆)。臨時運行は、イベント開催日に、あらかじめ設定された定時に停留所S1を出発する便とされる。
臨時運行を含む定時定路運行とデマンド運行とを行う運行用車両は、集落A1~A3の住民が保有する自家用自動車を利用する他、自治体や企業からの補助や寄付等で管理を任された専用車両が用いられる。運行用車両の台数は、少なくとも2台以上とされ、好ましくは10台以上が用意される。
運行用車両の運転を行うドライバーは、集落A1~A3の住民から選ばれた者とされる。ドライバーとして選択されるには、あらかじめ事前講習(例えば半日~1日程度の講習)を受けた者であることを条件とされる。すなわち、講習内容としては、例えば、安全運転に関する知識と実技の講習、乗客(特に高齢者や幼児)に対する運行用車両への乗り降りの補助の仕方に関する講習、ドライバーに要求される運行管理に関する知識や取扱い方等についての講習等がある。講習を修了したドライバーは、運行用車両の運転者として、登録される(ドライバーの登録の点については後述する)。
図2は、デマンド運行が行われた場合の一例を示すものである。図中P1は、デマンド運行を乗車予約した乗客(ユーザ)の住居であり、P2、P3は、この乗車予約されたデマンド運行(の運行用車両)に相乗りを希望した乗客(ユーザ)の住居である。デマンド運行は、乗客の希望に応じた出発地と目的地と経路とを自由に選択できる。図2では、乗車予約した乗客P1の自宅(付近)を出発地として、乗客P2の自宅付近、乗客P3の自宅付近を経由して、停留所S4方向に向かう場合が示される。
乗客P1の最寄りの停留所はS2であり、乗客P1の自宅から停留所S2までの徒歩での移動経路α1が破線で示される。同様に、乗客P2の最寄りの停留所はS3であり、乗客P2の自宅から停留所S3までの徒歩での移動経路α2が破線で示される。乗客P3の最寄りの停留所もS3であり、乗客P3の自宅から停留所S3までの徒歩での移動経路α3が破線で示される。
乗客P1~P3にとって、最寄りの停留所までの移動時間あるいは移動距離が長い場合は、停留所までの歩行が大変となる。このため、停留所までの歩行を避けるためにデマンド運行を要求する可能性がある。また、デマンド運行を要求する場合としては、大きな(重い)荷物を携帯しているとき、どの停留所からも遠い場所へ移動するとき、乗客が車椅子や松葉杖を使用する歩行困難な場合等が考えられる。デマンド運行を利用するときの料金は、定時定路運行を利用するときの料金よりも割高となるが、停留所までの移動時間や移動距離を考慮して、定時定路運行を利用するか、デマンド運行を利用するか判断されることになる。なお、デマンド運行の出発地は、デマンド運行を行うことが許容(許可)される範囲内であれば、例えば駅Ra付近であったり、適宜の停留所(例えばS5やS6)付近である等、適宜選択できる。
次に、定時定路運行とデマンド運行との管理を行う運行管理システムの一例について、図3を参照しつつ説明する。
まず、U1は全体の管理を行う管理サイトであり、U2は管理サイトU1を操作する管理用端末である。この管理サイトU1と管理用端末U2とによって、運行管理装置が構成される。運行管理装置U1、U2は、情報処理装置としてのサーバ装置によって構成されて、CPU、通信手段、大容量の記憶部(メモリ等)、入力装置(例えばキーボードやマイク)、出力装置(例えば表示画面やスピーカ)等を有しており、通話機能をも有している。管理サイトU1は、ユーザ端末U3、ドライバー端末U4および車載端末U5がそれぞれ通信可能として接続されている。実施形態では、インターネットINを介して、無線通信によって互いに情報交換できるようにされている。なお、各端末U3~U5には、管理サイトU1との間での各種情報の授受を行うためのアプリケーションソフトがあらかじめインストールされている。
各端末U3~U4は、それぞれ情報処理装置を利用して構成されて、通信部の他に、出力部としての表示画面やスピーカ、入力部としての文字入力部やマイク、CPU、記憶部(メモリ)を備えている他、位置情報を取得するためのGPS機能を有している。実施形態では、ユーザ端末U3とドライバー端末U4とは、スマートフォンを利用して構成されて、カメラ機能をも有している。ユーザ端末U3、ドライバー端末U4は、携帯情報端末としてのスマートフォンを利用する他、タブレット型のパソコンを利用することができる。また、車載端末U5は、例えばナビゲーション装置を利用して構成されて、地図表示機能の他に、ドライブレコーダ機能が付加され、さらにユーザ端末U3やドライバー端末U4の機能と同様の機能が付加されている。
管理サイトU1(管理用端末U2)は、運行管理のための入出力作業が多くなるため、高性能のパーソナルコンピュータを利用して構成するのが好ましい。この管理サイトU1を構成するコンピュータ(サーバ装置)および管理用端末U2は、例えば役場に設置することができる。また、管理サイトU1を構成するコンピュータを例えば役場に設置する一方、管理用端末U2を役場の他に集落A1~A3にも設定(複数設置)することにより、管理サイトU1を構成するコンピュータの設置位置から離れた位置でもって管理サイトU1を操作できるようにしてもよい。ただし、ある1台の管理用端末U2が使用されているときは、他の管理用端末U2が使用できない設定とするのが好ましい。
車載端末U5は、図4に示すように、ドライバーから目視し易い位置に設けられる表示画面20を有している。そして、車載端末U5は、後述するように管理サイトU1(管理用端末U2を操作する管理者)と運行用車両を運転するドライバーとの間での各種の情報交換を行うものである。また、車載端末U5は、運行用車両の位置情報を、管理サイトU1へ自動的に送信するものとなっている。
図4は、車載端末U5の一部を構成する表示画面20での表示例を示すものである。図4では、定時定路運行とデマンド運行とも実質的に同様な表示態様とされる。表示画面20に表示される内容としては、ユーザ名(乗客名)、乗車位置および降車位置が表示される。乗客が複数名の場合は、同様の表示が下列に表示される。乗客名の表示は、乗車位置が近い順にから遅い順に、上方から下方へ表示される。なお、乗車位置と降車位置との名称は、定時定路運行の場合は停留所名となるが、デマンド運行の場合は、乗客の要望に応じた乗車位置と降車位置とを示す特有の地名表示とされる。
表示画面20は、タッチパネル式とされている。ある乗客○○○が乗車位置で乗車すると、ドライバーは表示画面20中の乗車確認スイッチ21をタッチ操作する。これにより、ある乗客○○○が乗車したことの情報が、管理サイトU1に送信されて、記憶される。同様に、ある乗客○○○が降車位置で降車すると、ドライバーは表示画面20中の降車確認スイッチ22をタッチ操作する。これにより、ある乗客○○○が降車したことの情報が、管理サイトU1に送信されて、記憶される。他のユーザの乗車、降車についても同様のことが行われる。
全てのユーザが降車した際に、ドライバーは、表示画面20中に表示されている完了スイッチ23をタッチ操作する。これにより、運行が完了したことの報告情報が、管理サイトU1に送信されて、記憶される。表示画面20中に表示されている地図表示を要求するスイッチ24をタッチ操作すると、走行経路が表示される。この走行経路の表示は、特にデマンド運行の際に必要となる可能性が高いもので、例えば図2に示すような地図表示が行われて、走行経路が図2中一点鎖線で示すような態様でもってでもって表示される(走行経路は、ナビゲーション装置で行われる案内経路表示のように、色分け表示とするのが好ましい)。
表示画面20中に表示される緊急スイッチ25をタッチ操作すると、管理サイトU1を介して、管理用端末U2(を操作している管理者)に対して、緊急事態の発生を知らせる旨の報知が行われる。これによりドライバーと管理者との間で、緊急事態に対応するための情報交換が行われる。この緊急スイッチ25は、防犯や防災等のための広域警戒のためにも利用されるが、この点については後述する。
ある運行便の運行が終了する毎に、運行の詳細内容、具体的には例えば運行便(特に走行経路と運行時間帯)と利用者とドライバーとが関連づけられた状態で、管理サイトU1の記憶部10記憶される(データベース化)。この記憶の際に、ドライバーへの報酬、ユーザの支払った料金の他、運行管理者をも対応づけて記憶しておくことができる。記憶されている過去の運行内容の詳細は、今後の運行を行う際の支援情報として利用することができる。
次に、管理サイトU1と管理用端末U2とによって行われる運行管理の制御例について、図5~図7のフローチャートを参照しつつ説明する。なお、以下の説明では、管理サイトU1による公開あるいは報知とは、管理サイトU1から他の端末(特にユーザ端末U3やドライバー端末U4)へ情報送信(特に自動送信)する場合に限らず、他の端末から管理サイトU1にアクセスしたときに他の端末で公開あるいは報知の内容を示す情報を確認できることをも含むものである。ただし、実施形態では、管理サイトU1による公開は、他の端末から管理サイトU1へアクセスしたときに公開している情報を他の端末で確認できる場合としてあり、管理サイトU1からの報知は、管理サイトU1から他の端末へ積極的に情報送信するようにしてある。
ここで、管理サイトU1には、あらかじめ各種の登録が行われる。具体的には、管理用端末U2を操作して、管理者登録と、ドライバー登録と、ユーザ登録とが行われる(登録内容が記憶される)。
登録される管理者は、例えば役場の職員や、集落A1~A3の住民の中から推薦等によって選択されるが、極力多人数を登録しておくのが好ましい。管理者登録に際しては、例えば、氏名、住所、年齢、性別、電話番号、ID等とされる。なお、管理者となる前提としてあらかじめ講習を受講して、本システムの取扱を十分に理解した者とされる。なお、管理者については、管理用端末U2がむやみに操作されないように、あらかじめIDとパスワードが各管理者に割り当てられて、IDとパスワードとを入力しない限り、管理用端末U2を操作できないようにされる。
運行用車両を運転するドライバーの登録は、例えば、氏名、住所、年齢、性別、電話番号、ID、運転する運行用車両の種別、運転免許証の有効期限、講習の受講日等が登録される。この登録に際しては、さらに、個々のドライバーの要望に応じて、担当できる運行が、定時定路運行のみであるか、デマンド運行のみであるか、定時定路運行とデマンド運行との両方の運行が可能であるかの登録も行われる。
ユーザの登録は、運行用車両を利用する乗客となる予定者の登録である(利用者の会員登録ともいえる)。この登録は、例えば、氏名、住所、年齢、性別、電話番号、ID、自宅からの最寄りの停留所名、最寄りの停留所までの移動時間および移動距離等とされる。また、ユーザ登録に際しては、デマンド運行を乗車予約した際に、相乗り者となる他のユーザを仲間として登録することもできるようになっている(例えば個人名や、居住地域名等での登録)。前述した各登録はそれぞれ、管理サイトU1の記憶手段10に記憶される(データベース化)。ここで、ユーザ登録する際に、在宅偽装の希望の有無も併せて登録されるが、この点については後述する。
以上に加えて、管理サイトU1には、運転担当が可能なドライバーがあらかじめ登録(受付)される。すなわち、例えば、翌月の1ヶ月分の各日について、運転担当が可能な日と時間帯が、例えばドライバー端末U4を介してあるいは管理用端末U2を操作して、管理サイトU1に登録(記憶)される。運転担当可能な日や時間帯は、変更取消が可能である。なお、運転担当可能な日と時間帯の登録は、電話や紙形式でも可能であり、この場合は、管理者が、管理用端末U2を利用してドライバー受付を行うことになる。
管理サイトU1では、図4に示すスイッチ21が操作されることにより、乗車の確認が行われる。図4に示すスイッチ22が操作されることにより、降車の確認が行われる。そして、図4に示すスイッチ23が操作されることにより、乗客全員が降車した運行完了であることが確認される。このような処理によって、運行している運行用車両の状況を把握することができる(この運行状況は、運行用車両から送信される車両位置情報を含めて、管理者が、管理用端末U2を操作して、その表示画面でもっていつでも確認することができる)。
ここで、管理サイトU1に記憶されている情報は、全て管理用端末U2で呼び出してその表示画面に表示させることができる。この管理用端末U2で表示される情報は、前述した登録に関する事項のみならず、過去の運行サービスの利用者等に関する情報も表示させることができる。例えば、ある運行便についての利用者の情報を、過去分に渡って表示させることができる。これにより、ある運行便について頻繁に利用するユーザや、たまに利用するユーザ、殆ど利用しないユーザ等を確認することが可能となっている。同様に、過去に実行されたデマンド運行に関する情報も表示させることができる。表示内容は、管理者の操作によって適宜公開することができる。
図5は、定時定路運行を行うための処理を示すものである。まずQ1において、管理サイトU1によって、所定の運行便について公開が行われ、またQ2において乗車予約の受付が行われる。運航便の公開は、例えば、管理サイトU1から各ユーザ端末U3に対して情報を送信することにより行うこともでき、またユーザがそのユーザ端末U3を操作して管理サイトU1にアクセスすることにより確認することもできる。
Q2後、Q3において、乗車予約の締切時間になったか否かが判別される。このQ3の判別でNOのときは、Q2に戻る(乗車予約の受付継続)。Q3の判別でYESのときは、Q4において、乗車予約したユーザのユーザ端末と、運転担当するドライバーのドライバー端末U4と、車載端末U5に対して、確定した運行内容の詳細が報知される。この報知の内容は、例えば、ドライバー名や使用する運行用車両の詳細、利用するユーザ名とその乗車位置と降車位置等とされる。
図6は、デマンド運行を行うための処理を示すものである。まず、Q31において、ユーザからのデマンド運行についての乗車予約が受け付けられる。受付内容は、少なくとも、乗車を希望する日と、乗車場所(出発地点)と、乗車時間と、降車場所(降車地点)とを含むものとされる。乗車予約の際に、相乗りを希望(許可)するか否かの情報を含めることができる。すなわち、デマンド運行を乗車予約したユーザが、例えば家族でもって一緒に移動したいとき、プライバシーの観点から同乗者が居ないことを希望するとき、さらには目的地に早く到着したいときは、乗車予約の際に、「相乗り不可」の情報を含めることができる。なお、「相乗り不可」の情報がない限り、「相乗り許可」と自動的に判断することができる。
なお、乗車予約は、ユーザ端末U3を利用して行われることを想定しているが、この他、電話や紙での乗車予約も受付可能とされる(この場合は、管理者が、管理用端末U2を用いて、乗車予約の内容を管理サイトU1へ入力することになる)。勿論、乗車予約された内容は、管理サイトU1の記憶部10に記憶される。なお、乗車予約は、例えば、前日の午後5時まで等、受付期限を設定しておくこともできるが、病気や事故の発生等の緊急時に迅速にデマンド運行を行えるように、受付期限は設けない設定とするのが好ましい。
Q32では、デマンド運行の乗車予約を受け付けたか否かが判別される。このQ32の判別でNOのときは、リターンされる(デマンド運行なし)。Q32の判別でYESのときは、Q33において、運転を担当するドライバーの選択が行われる(使用する運行用車両は、選択されたドライバーに応じて自動的に決定される)。ドライバーの選択に際しては、記憶部10に記憶(登録)されているドライバーの中から、運転担当することが可能なドライバーの中から1名を選択することにより行うこととなる。ドライバーの選択に際しては、運転担当が可能なドライバーの中から順番に自動的に選択することもできる。また、ドライバーの選択に際しては、管理者が管理用端末U2を利用して、手動操作によって選択することもでき、この場合、デマンド運行を希望した乗客のドライバー指定に基づく選択とすることもできる。選択されたドライバー(のドライバー端末U4)に対しては、乗車予約された内容が報知(送信)される。
Q34では、乗車予約された内容(特に乗車位置と降車位置)に基づいて、デマンド運行での走行経路が決定される。Q34の後、Q35において、相乗りの受付処理が行われる。このQ35の処理については、後述する。この後、Q36において、相乗りの乗客が存在するか否かが判別される。このQ36の判別でYESのときは、Q37において、相乗りの乗客が希望する乗車位置と降車位置とに応じて、Q34で決定された走行経路が修正される。
Q37の後、あるいはQ36の判別でNOのときはそれぞれ、Q38において、デマンド運行での走行経路が、乗客に関する情報や乗車位置と降車位置に関する情報と共に、ドライバー端末U4や車載端末U5に対して報知(送信)される(相乗り者の確認等のためにユーザ端末U3に対して報知することもできる)。
図7は、図6のQ35における相乗りの受付処理を示す。まず、Q51において、デマンド運行を当初に乗車予約した乗客(ユーザ)が、相乗りを許可しているか否かが判別される。このQ51の判別でYESのときは、Q52において、相乗りの受付が行われる。この相乗り受付は、管理用端末U2を操作することにより、デマンド運行の日、時間、乗車位置(出発地)、降車位置(目的地)、乗車位置から降車位置までの走行経路を、ユーザ端末U3に対して報知することにより行われる。そして、この報知された情報に基づいて、相乗り希望者から相乗りの乗車予約を受け付けることになる。相乗り希望者は、希望する乗車位置と降車位置とを指定して、相乗りの乗車予約を行うことになる(相乗りの乗車予約は管理サイトU1に記憶される)。なお、相乗りを促す(相乗りの乗車予約を受け付ける)ユーザ範囲については後述する。
Q53では、相乗り希望者が存在するか否かが判別される。このQ53の判別でYESのときは、例えば管理用端末U2を操作することにより、相乗りに関する情報が、乗車予約されたデマンド運行を利用する全てのユーザ(ユーザ端末U3)および運転担当のドライバー(のドライバー端末U4)、および車載端末U5に対して報知される。相乗りに関する情報としては、少なくとも走行経路とユーザ名と各ユーザ毎の乗車位置および降車位置が含まれるものとされる。
次に、図8、図9を参照しつつ、前述した各説明の補足説明を行うこととする。まず、図8は、定時定路運行を乗車予約する際のユーザ端末U3の表示画面での基本的な表示例である。例えば、ユーザ端末U3を操作して、定時定路運行の乗車予約を行う旨の情報を管理サイトU1へ送信することにより、その返信として表示画面30において図8に示すような表示が行われる。また、管理サイトU1からユーザ端末U3へあらかじめ乗車予約に必要な情報をあらかじめユーザ端末U3に送信して、送信内容をユーザ端末U3に記憶させておくことにより、ユーザ端末U3にただちに図8に示すような表示を行わせることもできる。表示画面30には、表示欄31において、定時定路運行の乗車予約であること、予約対象となる日(定時定路運行を利用する日)と、ユーザ名とが表示される。なお、乗車予約を確定した際には、表示されたユーザ名でもって乗車予約される。
表示画面30には、定時定路運行の便名(第1便、第2便・・・)が表示されると共に、各便について、出発時間(実施形態では停留所S1での出発時間)が表示される。また、各便について、乗車位置を選択するタッチ式のボタン表示(スイッチで、以下同じ)32と、降車位置を選択するタッチ式のボタン表示33と、利用人数を選択するタッチ式のボタン表示34と、予約する旨を選択するタッチ式のボタン表示35とが表示される。
乗車位置と降車位置との選択は、それぞれ停留所(S1~S7)からの選択となる。すなわち、第1便を例にすると、乗車位置の選択を行うボタン表示32において、△または▽のボタンを操作することにより、ボタン表示32に表示される停留所が順次変更される。第1便については、図13では、乗車位置が停留所S1とされた状態が示される。同様の操作によって、降車位置の選択が行われ(第1便では停留所S6が降車位置として選択された状態)、乗車人数の選択が行われる(第1便では1人が選択された状態が示される)。ボタン表示32~34の表示内容を確認して、乗車予約を行うためのボタン表示35を操作することにより、第1便について、表示内容に応じた乗車予約が行われる。
乗車予約は、1回に複数の選択が可能であり、例えば、復路の便についても同様にして乗車予約を行うことができる。全ての乗車予約を行った後、ボタン表示36を操作して予約完了とされる。このボタン表示36が操作されることにより、乗車予約された内容が、ユーザ端末U3から管理サイトU1へ送信される。
図9は、デマンド運行での相乗りを促すためのユーザ端末U3での表示例が示される。表示欄41に、デマンド運行であること等が表示される。表示欄42において出発地と出発時間とが表示される。表示欄43において、目的地と目的地への到着予想時間とが表示される。表示欄44において、ユーザ端末U3を操作しているユーザの自宅から最寄りの停留所への到着時間が表示される。表示欄45において、地図上に走行経路(破線で示される)が表示される。なお、図9では、走行経路が、停留所S1を経由する場合が示される。なお、相乗りするユーザの自宅を経由することを許容する場合は、最寄りの停留所への予想到着時間に代えて、自宅への到着予想時間とすればよい。
デマンド運行の内容を理解したユーザが、このデマンド運行を乗車予約する(相乗りする)場合は、表示欄46での表示内容を操作することになる。すなわち、表示欄46中のタッチ式のボタン表示47を操作することにより出発地点が選択される。選択可能な出発地点としては、例えば停留所S1~S7や自宅を含めることができる。タッチ式のボタン表示48を操作することにより目的地が選択される。タッチ式のボタン表示49を操作することにより乗車人数が選択される。ボタン表示47~49を利用した選択が終了した後、タッチ式のボタン表示50を操作することにより、デマンド運行に相乗りする旨の情報が、その予約内容と共に管理サイトU1に送信される。
次に、在宅偽装のサービスについて説明する。
まず、図3に示すように、在宅偽装利用者の自宅Hには、在宅偽装するための装置が装備される。すなわち、通信機能を有すると共にコンピュータを利用して構成されたコントローラU6が自宅Hに配設されて、インターネットITを介して管理サイトU1と通信可能とされている。このコントローラU6は、電源のオン、OFFを制御する機能を有する。
コントローラU6には、在宅偽装するための偽装用機器が接続されている。この偽装用機器としては、照明器具71、ラジオ72、テレビ73、オーディオ74の他、在宅偽装を行うための専用機器75が接続されている。管理サイトU1は、コントローラU6を遠隔操作して、上記各種の偽装用機器71~75を適宜ON、OFFする。
照明器具71を点灯させることにより、自宅Hの外部からは、自宅H内が明るいことから、居住者が存在するものと偽装することができる。ラジオ72、テレビ73あるいはオーディオ74をONすることにより、音が発生されて、居住者が存在するものと偽装することができる。
照明器具71、ラジオ72、テレビ73、オーディオ74を偽装用機器として利用する場合は、自宅Hに存在する既存の機器類を使用するという点で好ましいものとなる。一方、専用の偽装用機器75は、例えば、専用の照明器具と会話発生装置とプロジェクタとを組み合わせたものとされている。ランプによる照明と、会話発生装置による会話発生(あたかも複数人同士が会話している状況を作り出す)と、プロジェクタによる例えば人影発生(特に動きのある人影発生)とを得て、在宅偽装の効果が極めて高いものとなる。なお、偽装用機器は、複数の偽装用機器71~75のうち任意の1つあるいは任意の2以上の組み合わせとして用いることができる。勿論、偽装用機器としては、上述したものに限らず、適宜のものを選択することができる。
図3において、カーシェアリングサービスを行う車両が符号Vで示され、この車両Vのドライバーが符号J1で示され、車両Vに搭乗している在宅偽装利用者が符号J2で示される。
次に、図10以下を参照しつつ、在宅偽装のサービスを行うための具体的な制御例について説明する。まず、図10は、在宅偽装の支援(サービス)を希望するユーザの登録を行う例を示す。この登録は、前述したカーシェアリングサービスを受けるためのユーザ登録の際に行うこともできるが、それとは別途独立して行うこともできる。まず、Q61において、在宅偽装のサービスを希望するユーザ(利用者)の自宅の位置情報が、管理サイトU1に登録(記憶)される。次いで、Q62において、自宅の位置情報以外のユーザに関する各種情報(氏名、住所、保有するユーザ端末U3のID情報等)が登録される。以上に加えて、後述する在宅偽装を開始する際のしきい値となる登録対象となるユーザ(利用者)の自宅からのの離間距離(所定距離で、例えば1km等)をも登録することもできる。
図11は、管理サイトU1によって偽装用機器71~75を遠隔操作して、在宅偽装のサービスを行うための制御例を示す。まず、Q71において、乗車予約が行われたか否かが判別される。このQ71の判別でYESのときは、Q72において、乗車予約した者が、在宅偽装のサービスを受けることを登録した者(在宅偽装利用者で、図3のJ2対応)であるか否かが判別される。
上記Q73の判別でYESのときは、Q73において、在宅偽装利用者が、運行サービスを行う車両に乗車したか否かが判別される。このQ73の判別は、例えば、図4において説明したように、在宅偽装利用者について、確認スイッチ21が操作されたか否かをみることによって行うことができる。
上記Q73の判別でYESのときは、Q74において、在宅偽装利用者((図3のJ2対応)の自宅Hの位置情報が、管理サイトU1での記憶情報から読み出される。この後、Q75において、在宅偽装利用者の現在の位置情報が取得される。この位置情報の取得は、例えば、在宅偽装利用者が保有するユーザ端末U3からの位置情報、在宅偽装利用者が搭乗している車両Vの車載端末U5からの位置情報、在宅偽装利用者が搭乗している車両Vのドライバーが保有しているドライバー端末U4からの位置情報の少なくとも1つに基づいて行うことができる。
Q75の後、Q76において、Q74で読み出された自宅の位置情報と、Q75で取得された在宅偽装利用者の現在の位置情報とから、自宅位置と在宅偽装利用者との離間距離Lが算出される。この離間距離Lは、自宅位置と在宅偽装利用者の現在位置とを直線で結んだ直線距離でもよく、あるいは車両Vの走行経路に沿った距離のいずれかを採択することができる。
Q76の後、Q77において、上記距離Lが、あらかじめ設定された所定距離LB以上であるか否かが判別される。この所定距離LBは、一定値(例えば1km)することもできるが、在宅偽装利用者の希望に応じた変動距離とすることもできる(例えば在宅偽装のサービスを希望する登録の際に、距離LBをあらかじめ登録しておく)。特に、在宅偽装利用者が保有するユーザ端末U3からの位置情報に基づいて、在宅偽装利用者の現在位置を取得する場合は、所定距離LBを在宅偽装利用者の希望する距離に設定するのが好ましい。
上記Q77の判別でNOのときは、Q75に戻る。Q77の判別でYESのときは、Q78において、偽装用機器を作動させる指令がコントローラU6に送信されて、コントローラU6が、偽装用機器(71~75)を作動させる。
この後、Q79において、管理サイトU1は、現在運行している別の車両(のドライバー端末U4あるいは車載端末U5)に対して、留守にしている在宅偽装利用者の自宅Hの見回りを行うことの指令を送信する。この送信は、在宅偽装利用者の自宅Hにもっとも近い車両に対してのみ行うこともでき、あるいは自宅Hから所定距離範囲内(例えば3km以内)に存在する車両(の全て)に対してのみ行うこともでき、さらには、近々自宅H付近を走行することが予定される車両(の全て)に対してのみ行うこともできる。見回りを依頼された他の車両のドライバーは、自宅Hの様子をうかがって、異常の有無を判断して、この判断結果を管理サイトU1に送信することになる。
Q79の後、Q80において、在宅偽装利用者J2が、自宅H付近(例えば自宅Hから200m以内)に存在するか否かが判別される。このQ80の判別でNOのときは、Q83において、他の車両での見回り結果(の情報)が存在するか(受信したか)否かが判別される。このQ83の判別でNOのときは、Q78に戻る。
上記Q83の判別でYESのときは、Q84において、受信した見回り結果に応じた対応が行われる。見回りの結果が、異常なしであればそのままでよいが、例えば泥棒が入っている(あるいは入った)可能性があるという情報であれば、在宅偽装利用者J2へ報知すると共に、警察等への報知が行われる。この後、Q85において、見回り情報を送信してくれた他の車両のドライバーに対して、特典としてのポイントが付与される。このポイントは、例えば、カーシェアリングサービスの割引用として使用したり、現金化可能な報酬として使うことができる。Q85の後は、Q78に戻る。
前記Q80の判別でYESのときは、Q81において、管理サイトU1は、偽装用機器の作動を停止させる指令をコントローラU6に対して行う(在宅偽装の終了)。この後、Q82において、他の車両(のドライバー端末U4、車載端末U5)に対して、見回りは終了する旨(在宅偽装利用者が帰宅したので見回りをしなくてもよい旨)の指令が送信される。
前記Q71の判別でNOのとき、Q72の判別でNOのとき、あるいはQ73の判別でNOのときは、そのまま終了される。
次に、広域警戒の点について説明する。
まず、カーシェアリングサービス用の車両を運転するドライバー(や同乗者)は、走行中に、周囲状況(の変化)を種々知得することができ、見回りの機能を果たすことが可能である。このような、ドライバーによる見回り機能を利用して、管理サイトU1を利用して、地域住民による広域警戒(防犯や防災)を行うようにした制御例が、図12に示される。以下、この図12について説明する。
まず、Q91において、管理サイトU1が、ドライバー(が保有するドライバー端末U4や、運転している車両の車載端末U5)から緊急情報(異常情報)を受信したか否か(図4の緊急スイッチ25がON操作されたか否か)が判別される。ドライバーからの緊急情報としては、音声、カメラで撮像した画像、文字情報等によって、少なくとも緊急事態の内容(例えば、火事発生、事故発生、不審者発見等)を含むものとされる。なお、緊急事態の発生場所は、緊急情報を発信した車載端末U5やドライバー端末U4からの位置情報によって自動的に取得することができる。不審者発見の場合は、不審者を特定する情報(例えば不審者の特徴や、不審者が同乗している車両の特徴等)も合わせて管理サイトU1に送信される。
Q91の判別でYESのときは、Q92において、取得した(受信した)緊急情報の内容とその発生場所を、広く(カーシェアリングサービスに関連した者全てに)配信する。この配信は、全てのユーザ端末U3、全てのドライバー端末U4、全ての車載端末U5に対して行われる。配信に際しては、緊急を要する内容とその発生場所とを含むものとされることから、地域住民は、緊急事態に対応するための行動をすみやかにとることができる。例えば、火事発生であれば、消防署への連絡はもとより、消火活動にすみやかにかけつけることができる。また、例えば不審者(不審車両)発見であれば、盗難等への備えをすみやかにとることができる(例えば住民による見回りの強化や、警察への通報)。
Q92の後、Q93において、緊急情報の配信に対して、返信があったか否かが判別される。このQ93の判別でYESのときは、Q94において、返信の内容が、緊急事態が事実上問題なしのものであるか否かが判別される。例えば、火事発生の配信に対して、返信内容が、例えば「消火終了」であったり「火事ではなく野焼きである」場合は、問題なしとされる。また、不審者発見の配信に対して、返信内容が、例えば「家の修理を依頼した作業員である」とか、「農作業を手伝ってもらう応援員である」場合は、問題なしとされる。
上記Q94の判別でNOのときは、Q92に戻る。Q94の判別でYESのときは、Q95において、配信した緊急事態は解消された旨の送信が、全てのユーザ端末U3、全てのドライバー端末U4、全ての車載端末U5に対して行われる。この後、Q91において緊急情報を送信してくれた情報提供者に対してポイント(図11のQ85のポイントに対応)が付与される。このポイント付与は、緊急情報の配信に対して返信してくれた返信者に対しても付与することができる。
上述のように、地域住民同士によって広域警戒が行われて、防犯上、防災上極めて好ましいものとなる。特に、広域警戒が行われていることが地域外へ広く知られるようになると、悪さをしようとする者が地域内に立ち入る可能性が極めて低くなり、防犯効果の上で極めて好ましいものとなる。
以上実施形態について説明したが、本発明は、実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲の記載された範囲において適宜の変更が可能であり、例えば次のような場合をも含むものである。
(1)定時定路運行の往路便で使用した運行用車両(およびドライバー)を、そのまま復路便用の運行用車両として利用することもできるが、往路便と復路便との運行用車両(およびドライバー)を相違させることもできる。
(2)管理サイトU1は、自動化という点では、他の端末U2~U5と情報の授受を自動的に行えるように設定するのが好ましいが(例えばある情報が入力されたときに、これに対応した出力情報を他の端末U2~U5に対して自動的に行う)、管理用端末U2を積極的に利用することにより、管理サイトU1を極力簡単化して、設置コスト低減等を図ることもできる。
(3)車載端末は、そのディスプレイを運行用車両のインストルメントパネル上に配設する一方、その操作部を例えばコンソールボックスあるいはその付近に設けたコマンダスイッチとして構成することもできる(コマンダスイッチによって、表示画面上のカーソルの移動や選択を行う等)。また、ドライバー端末と車載端末とを共通(兼用)とすることもでき、この場合ドライバー端末を運行用車両に設置される態様とすることができ、また車載端末を運行用車両から外部に持ち出すことのできる態様とすることもできる。さらに、ドライバー端末と車載端末とを別途設ける場合、ドライバー端末と車載端末とを同期させて、管理サイトU1からの情報をドライバー端末と車載端末とで同じように確認できるようにすることもできる。
(4)フローチャートに示すステップあるいはステップ群は、その機能内容に手段(あるいは機能)の名称を付した表現でもって、例えば管理サイトU1の有する手段(あるいは機能)として表現することができる。また、勿論、本発明の目的は、明記されたものに限らず、実質的に好ましいあるいは利点として表現されたものを提供することをも暗黙的に含むものである。
本発明は、カーシェアリングサービスのシステムを有効に利用して、留守時における防犯機能を高めるサービスを行うことができる。
H:在宅偽装利用者の自宅
V:車両
J1:ドライバー
J2:在宅偽装利用者
U1:管理サイト(運行管理装置)
U2:管理用端末(運行管理装置)
U3:ユーザ端末
U4:ドライバー端末
U5:車載端末
U6:コントローラ(在宅偽装用)
A1~A3:集落
D1~D3:道路
S1~S7:停留所(定時定路運行用)
S8:停留所(臨時の定時定路運行用)
20:表示画面(車載端末)
21:確認スイッチ(乗車確認用)
22:確認スイッチ(降車確認用)
25:緊急スイッチ
71:照明器具(在宅偽装用)
72:ラジオ(在宅偽装用)
73:テレビ(在宅偽装用)
74:オーディオ(在宅偽装用)
75:専用機器(在宅偽装用)

Claims (8)

  1. カーシェアリングサービスを利用する利用者の自宅に、遠隔操作可能とされて在宅を偽装するための偽装用機器が配設されており、
    カーシェアリングサービスの運行管理装置による遠隔操作によって、前記偽装用機器が制御可能とされ、
    前記利用者がカーシェアリングサービスの車両によって移動する際に、前記運行管理装置が該利用者の位置情報を取得するようにされ、
    前記運行管理装置は、前記利用者の位置情報に基づいて該利用者が自宅を離れたことを検出したことを条件として、前記偽装用機器を作動させる、
    ことを特徴とするカーシェアリングサービスを用いた支援システム。
  2. 請求項1において、
    前記運行管理装置は、前記利用者の位置情報に基づいて、該利用者が自宅からあらかじめ設定された所定距離以上離間したときに、前記偽装用機器を作動させる、ことを特徴とするカーシェアリングサービスを用いた支援システム。
  3. 請求項2において、
    カーシェアリングサービス用の複数の車両にそれぞれ、情報処理装置からなる車載端末が搭載され、
    前記車載端末は、前記運行管理装置からの指令を受信する機能と、受信した指令を車両の乗員に報知する機能とを有し、
    前記運行管理装置は、前記利用者が自宅から前記所定距離以上離間したことを検出したときに、該利用者が同乗してない他のカーシェアリングサービス用の車両における前記車載端末に対して、該利用者の自宅を見回りするように指示する指令を送信する、
    ことを特徴とするカーシェアリングサービスを用いた支援システム。
  4. 請求項1ないし請求項3のいずれか1項において、
    前記利用者が保有する携帯情報端末からなるユーザ端末が、位置情報を取得可能とされると共に、取得した位置情報を発信可能とされ、
    前記運行管理装置は、前記ユーザ端末からの位置情報を受信して、前記利用者の位置情報を取得する、
    ことを特徴とするカーシェアリングサービスを用いた支援システム。
  5. 請求項1ないし請求項3のいずれか1項において、
    カーシェアリングサービスに用いる車両に、情報処理装置からなる車載端末が搭載され、
    前記車載端末が、位置情報を取得可能とされると共に、取得した位置情報を発信可能とされ、
    前記運行管理装置は、前記利用者が同乗している車両における前記車載端末からの位置情報を受信して、該利用者の位置情報を取得する、
    ことを特徴とするカーシェアリングサービスを用いた支援システム。
  6. 請求項1ないし請求項5のいずれか1項において、
    自宅に前記偽装用機器が配設された前記利用者が、あらかじめ前記運行管理装置に登録されており、
    前記運行管理装置は、あらかじめ登録された前記利用者の自宅に配設された前記偽装用機器のみを制御する、
    ことを特徴とするカーシェアリングサービスを用いた支援システム。
  7. 請求項1ないし請求項6のいずれか1項において、
    前記運行管理装置は、前記位置情報に基づいて前記利用者が自宅付近に存在することを検出した際に、前記偽装用機器の作動を停止させる、ことを特徴とするカーシェアリングサービスを用いた支援システム。
  8. カーシェアリングサービスの運行管理を行う情報処理装置からなる運行管理装置によって、カーシェアリングサービスを利用する利用者の自宅に配設されて在宅を偽装するための偽装用機器を遠隔操作するようにしたカーシェアリングサービスを用いた支援方法であって、
    前記運行管理装置が、
    前記利用者の自宅の位置情報を記憶する第1ステップと、
    前記利用者がカーシェアリングサービスの車両によって移動する際に、該利用者の位置情報を取得する第2ステップと、
    前記第1ステップで記憶されている自宅の位置情報と前記第2ステップで取得された利用者の位置情報とに基づいて、該利用者と自宅との距離を算出する第3ステップと、
    前記第3ステップにおいて、前記利用者と自宅との距離があらかじめ設定された所定距離以上となったときに、遠隔操作によって前記偽装用機器を作動させる指令を行う第4ステップと、
    を実行する、
    ことを特徴とするカーシェアリングサービスを用いた支援方法。
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