JP2020017060A - 情報処理装置、情報処理方法、及び情報処理プログラム - Google Patents

情報処理装置、情報処理方法、及び情報処理プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】複数のユーザが同一の車両に相乗りするライドシェアにおいて、ユーザのプライバシーが損なわれることを好適に抑制する。【解決手段】本発明に係る情報処理装置は、同乗ユーザの出発地及び目的地を取得することと、同乗ユーザの出発地を含む第一の範囲において、前記出発地と異なる地点であって、且つ同乗ユーザが車両に乗車する状況を第三者が認識し得る地点を乗車地点に決定することと、同乗ユーザの目的地を含む第二の範囲において、前記目的地と異なる地点であって、且つ同乗ユーザが車両から降車する状況を第三者が認識し得る地点を降車地点に決定することと、同乗ユーザの乗車地点及び降車地点を、車両に関連する装置へ送信することと、を実行する、制御部を備えるようにした。【選択図】図12

Description

本発明は、情報処理装置、情報処理方法、及び情報処理プログラムに関する。
各端末の位置情報に基づいて、それらの端末の所有者が同一の車両に相乗り中であるか否かを判断し、その判定結果に基づいてCO排出量や燃料の消費量といった環境負荷を算出する技術が知られている(例えば、特許文献1を参照)。
特開2011−237842号公報
本発明は、移動を目的とする複数のユーザが同一の車両に相乗りするライドシェアにおいて、ユーザのプライバシーが損なわれることを好適に抑制することができる技術の提供を目的とする。
本発明に係る情報処理装置は、複数のユーザが同一の車両に相乗りする形態において、前記車両に非運転者として同乗するユーザである同乗ユーザの乗車地点及び降車地点を設定する情報処理装置である。この情報処理装置は、前記同乗ユーザの出発地及び目的地を取得することと、前記同乗ユーザの前記出発地を含む第一の範囲において、前記出発地と異なる地点であって、且つ前記同乗ユーザが前記車両に乗車する状況を第三者が認識し得る地点を乗車地点に決定することと、前記同乗ユーザの前記目的地を含む第二の範囲において、前記目的地と異なる地点であって、且つ前記同乗ユーザが前記車両から降車する状況を第三者が認識し得る地点を降車地点に決定することと、前記同乗ユーザの前記乗車地点及び前記降車地点を、前記車両に関連する装置へ送信することと、を実行する制御部を備える。
また、本発明は、複数のユーザが同一の車両に相乗りする形態において、前記車両に非運転者として同乗するユーザである同乗ユーザの乗車地点及び降車地点を設定する情報処理方法として捉えることもできる。その場合、本発明に係る情報処理方法は、前記同乗ユーザの出発地及び目的地を取得するステップと、前記同乗ユーザの前記出発地を含む第一の範囲において、前記出発地と異なる地点であって、且つ前記同乗ユーザが前記車両に乗車する状況を第三者が認識し得る地点を乗車地点に決定するステップと、前記同乗ユーザの前記目的地を含む第二の範囲において、前記目的地と異なる地点であって、且つ前記同乗ユーザが前記車両から降車する状況を第三者が認識し得る地点を降車地点に決定するステップと、前記同乗ユーザの前記乗車地点及び前記降車地点を、前記車両に関連する装置へ送信するステップと、をコンピュータが実行するようにしてもよい。
また、本発明は、複数のユーザが同一の車両に相乗りする形態において、前記車両に非運転者として同乗するユーザである同乗ユーザの乗車地点及び降車地点を設定する情報処理プログラムとして捉えることもできる。その場合、本発明に係る情報処理プログラムは、前記同乗ユーザの出発地及び目的地を取得するステップと、前記同乗ユーザの前記出発地を含む第一の範囲において、前記出発地と異なる地点であって、且つ前記同乗ユーザが前記車両に乗車する状況を第三者が認識し得る地点を乗車地点に決定するステップと、前
記同乗ユーザの前記目的地を含む第二の範囲において、前記目的地と異なる地点であって、且つ前記同乗ユーザが前記車両から降車する状況を第三者が認識し得る地点を降車地点に決定するステップと、前記同乗ユーザの前記乗車地点及び前記降車地点を、前記車両に関連する装置へ送信するステップと、をコンピュータに実行させるようにしてもよい。
本発明によれば、移動を目的とする複数のユーザが同一の車両に相乗りするライドシェアにおいて、ユーザのプライバシーが損なわれることを好適に抑制することができる。
ライドシェアの概要を説明するための図である。 ライドシェアシステムの概略構成を示す図である。 ユーザ端末及びサーバ装置のハードウェア構成を示す図である。 サーバ装置の機能構成を示すブロック図である。 走行スケジュール情報テーブルの構成例を示す図である。 移動スケジュール情報テーブルの構成例を示す図である。 予約情報テーブルの構成例を示す図である。 予約情報テーブルの他の構成例を示す図である。 会員情報テーブルの構成例を示す図である。 同乗ユーザの乗車地点の設定方法を説明するための図である。 ライドシェアシステムの各構成要素間で送受信されるデータの流れ、及び各構成要素が行う処理の流れの概略を示すフロー図である。 プライバシー処理を実行する際のサーバ装置の動作を示すフロー図である。
本発明は、複数のユーザが同一の車両に相乗りする形態(ライドシェア)において、前記車両に非運転者として同乗するユーザ(同乗ユーザ)の乗車地点及び降車地点を設定するための情報処理装置である。
ここで、同乗ユーザの乗車地点や降車地点が、該同乗ユーザの出発地や目的地と同じ場所に設定されると、同乗ユーザの生活圏や個人情報に係わる場所(例えば、自宅、勤務先、通学先、知人宅等)が他のユーザに知られることで、プライバシーが損なわれる可能性がある。そのため、ライドシェアにおいては、ユーザのプライバシーを考慮して、乗車地点や降車地点を設定する必要がある。また、同乗ユーザは、自身の生活圏や個人情報に係わる場所を知られたくない一方で、人気の無い場所や防犯カメラの無い場所等のように、同乗ユーザが車両に乗り降りする状況を第三者が認識し得ない場所で車両に乗り降りすることに不安を覚える可能性がある。
これに対し、本発明に係る情報処理装置では、同乗ユーザの乗車地点及び降車地点を設定する場合に、制御部が、先ず、同乗ユーザの出発地及び目的地を取得する。続いて、制御部は、前記同乗ユーザの前記出発地を含む第一の範囲において、前記出発地と異なる地点であって、且つ前記同乗ユーザが前記車両に乗車する状況を第三者が認識し得る地点を乗車地点に決定するとともに、前記同乗ユーザの前記目的地を含む第二の範囲において、前記目的地と異なる地点であって、且つ前記同乗ユーザが前記車両から降車する状況を第三者が認識し得る地点を降車地点に決定する。そして、制御部は、前記同乗ユーザの前記乗車地点及び前記降車地点を、前記車両に関連する装置へ送信するようにした。これにより、同乗ユーザの安全性を確保しつつ、同乗ユーザの出発地や目的地が他のユーザに知られてしまうことを抑制することができる。その結果、同乗ユーザのプライバシーが損なわれることを好適に抑制することができる。
なお、ここでいう「車両に関連する装置」は、例えば、前記車両を運転するユーザである運転ユーザが使用する端末、又は、前記車両に搭載され前記車両の走行経路を指定する車載端末である。同乗ユーザの相乗りする車両が運転ユーザによって手動運転される車両である場合には、上記のように設定された乗車地点及び降車地点を、運転ユーザの使用する端末、又は車両に搭載されたナビゲーション装置等の車載装置へ送信することで、同乗ユーザの乗車地点及び降車地点を運転ユーザに認識させることが可能となる。また、同乗ユーザの相乗りする車両が自律的に走行する車両である場合には、上記のように設定された乗車地点及び降車地点を、該車両の自律走行を制御するコンピュータ等の車載装置へ送信することで、同乗ユーザの乗車地点から降車地点へ車両を自律走行させることが可能となる。
また、同乗ユーザが車両に乗車する状況又は車両から降車する状況を第三者が認識し得る地点は、例えば、営業中の商業施設における停車可能な場所(駐車場や車寄せ等)、又は防犯カメラが設置されている停車可能な場所である。斯様な場所が乗車場所や降車場所に設定されれば、同乗ユーザの安全性に関する不安を軽減することができる。
なお、同乗ユーザの乗車地点や降車地点が、該同乗ユーザの出発地や目的地から過剰に離れた場所に設定されると、同乗ユーザの利便性が損なわれる可能性がある。そこで、上記の第一の範囲及び第二の範囲は、同乗ユーザが徒歩で移動可能な範囲に設定されてもよい。その場合、同乗ユーザの利便性を損なうことなく、該同乗ユーザのプライバシーを保護することができる。
以下、本発明の具体的な実施形態について図面に基づいて説明する。本実施例に記載されている構成部品の寸法、材質、形状、その相対配置等は、特に記載がない限りは発明の技術的範囲をそれらのみに限定する趣旨のものではない。
<実施形態>
本実施形態では、移動を目的とする複数のユーザが同一の車両に相乗りする形態(以下、「ライドシェア」と記す場合もある。)において、本発明を実施する例について述べる。なお、移動を目的とする複数のユーザが相乗りすることができる車両としては、自動車や電車等を使用することができるが、本実施形態では、自動車を対象とする例について述べる。
(ライドシェアの概要)
先ず、ライドシェアの概要について図1に基づいて説明する。図1に示す例では、ユーザAは出発地dから目的地eまで移動し、ユーザBは出発地fから目的地gまで移動し、ユーザCは出発地hから目的地eまで移動するものとする。
ここで、仮にユーザA〜Cが各々の車両で別々に移動すると、3台の車両が必要となる。これに対して、ユーザA〜Cが相乗りを行うと、1台の車両で各目的地までの移動が可能となる。図1に示す例では、ユーザA自身が車両を運転して地点dから地点eまで移動する。このとき、ユーザAは、地点fにおいて、自身が運転する車両にユーザBを乗車させ、地点hにおいて、自身が運転する車両にユーザCを乗車させる。そして、ユーザAは、自身とユーザCの目的地である地点eまで車両を移動させる途中で地点gを経由し、地点gでユーザBを降車させることで、ユーザBを出発地fから目的地gまで移動させることができる。その後、ユーザAは、車両を地点gから地点eまで移動させることで、ユーザCを出発地hから目的地eまで移動させるとともに、ユーザA自身の移動を達成することもできる。
このようなライドシェアでは、道路を走行する車両の台数を削減することができため、交通渋滞を抑制することができる。また、例えば、車両の移動に要する交通費(燃料代等)を該車両に相乗りした複数のユーザで分担することで、各ユーザが個別の車両で移動する場合と比較して、ユーザ1人あたりの交通費を軽減することもできる。
なお、図1に示したライドシェアの態様はあくまで一例であり、1台の車両に相乗りするユーザの組み合わせは、周知の技術を用いて行うことができる。
ところで、図1に示した例において、ユーザA(運転ユーザ)の運転する車両にユーザB、C(同乗ユーザ)が実際に乗車する場所である乗車地点が該同乗ユーザの出発地f、hと一致したり、運転ユーザの運転する車両から同乗ユーザが実際に降車する場所である降車地点が該同乗ユーザの目的地(g、e)と一致したりすると、同乗ユーザの生活圏や個人情報に係わる場所が他のユーザに知られてしまう可能性がある。例えば、ユーザB、Cの出発地f、hや目的地g、eがユーザB、Cの自宅や勤務先等である場合に、それらの出発地f、hや目的地g、eが各ユーザの乗車地点や降車地点に設定されると、ユーザB、Cの自宅や勤務先等が他のユーザに知られてしまうことになる。
これに対し、本実施形態では、同乗ユーザの乗車地点及び降車地点を、該同乗ユーザの出発地及び目的地と各々異なる場所に設定することで、各同乗ユーザのプライバシーが損なわれることを抑制する。さらに、本実施形態では、同乗ユーザの乗車地点及び降車地点を設定するにあたり、同乗ユーザの安全性や利便性を考慮するようにしている。すなわち、同乗ユーザの出発地点から徒歩で移動可能な範囲(第一の範囲)において、同乗ユーザが車両に乗車する状況を第三者が認識し得る場所を乗車地点に設定するとともに、同乗ユーザの目的地から徒歩で移動可能な範囲(第二の範囲)において、同乗ユーザが車両から降車する状況を第三者が認識し得る場所を降車地点に設定することで、同乗ユーザの安全性や利便性を確保する。
(システム構成)
図2は、ライドシェアサービスの提供を行うためのシステム(以下、「ライドシェアシステム」と記す場合もある。)の一構成例を示す図である。図2に示す例では、ライドシェアシステムは、相乗りに使用される車両10、該車両10に相乗りするユーザが使用するユーザ端末200、及びサーバ装置300を含んで構成される。ユーザ端末200とサーバ装置300とは、ネットワークN1によって相互に接続可能である。ネットワークN1には、例えば、インターネット等の世界規模の公衆通信網であるWAN(Wide Area Network)やその他の通信網が採用されてもよい。また、ネットワークN1は、携帯電話等
の電話通信網、WiFi等の無線通信網を含んでもよい。
なお、図2に示す例では、相乗りに使用される車両として、1台の車両10のみが図示されているが、当該ライドシェアサービスで利用可能な車両として登録されている台数分の車両がライドシェアシステムに含まれるものとする。また、図2に示す例では、ユーザ端末200として、運転ユーザが使用する第1ユーザ端末200Aと、同乗ユーザが使用する第2ユーザ端末200Bとの2個のみが図示されているが、当該ライドシェアサービスを利用可能な会員として登録されているユーザ数に応じた個数のユーザ端末がライドシェアシステムに含まれるものとする。
ユーザ端末200には、ライドシェアサービスを利用するための所定のアプリケーションがインストールされている。ユーザ端末200のユーザは、自身のユーザ端末200に上記所定のアプリケーションを実行させることで、相乗りを行う際の条件等に関する情報(以下、「リクエスト情報」と記す場合もある。)を、サーバ装置300に登録することができる。例えば、運転ユーザは、第1ユーザ端末200Aに上記所定のアプリケーショ
ンを実行させることで、自身の予定する車両10の走行区間や走行日時等に関する情報(走行スケジュール)を、リクエスト情報として、サーバ装置300に登録することができる。また、同乗ユーザは、第2ユーザ端末200Bに上記所定のアプリケーションを実行させることで、自身の希望する移動区間や移動日時等に関する情報(移動スケジュール)を、リクエスト情報として、サーバ装置300に登録することができる。なお、ユーザ端末200の詳細について後述する。
サーバ装置300は、運転ユーザからのリクエスト情報、及び同乗ユーザからのリクエスト情報を受け付ける。そして、サーバ装置300は、運転ユーザからのリクエスト情報と同乗ユーザからのリクエスト情報とに基づいて、運転ユーザと同乗ユーザとの暫定的な組み合わせを決定する。サーバ装置300は、上記した暫定的な組み合わせにおける運転ユーザと同乗ユーザとの各々のユーザ端末200に対して、相乗りの条件を示す情報を送信する。そして、運転ユーザと同乗ユーザとの各々のユーザ端末200から相乗りの条件に承諾する情報を受信すると、サーバ装置300が、上記した暫定的な組み合わせを正式な組み合わせに確定する。以下では、上記した手順でサーバ装置300が運転ユーザと同乗ユーザとの組み合わせを確定する処理を、「マッチング処理」と称する。
また、本実施形態におけるサーバ装置300は、上記したマッチング処理を行う機能に加え、同乗ユーザの出発地及び目的地に基づいて、該同乗ユーザの乗車地点及び降車地点を設定する機能を備える。これらの機能を備えるサーバ装置300が、本発明に係る「情報処理装置」に相当する。
(ハードウェア構成)
図3は、ユーザ端末200、及びサーバ装置300の各々のハードウェア構成を例示する図である。なお、前述の図2に示した第1ユーザ端末200Aと第2ユーザ端末200Bは、図3中のユーザ端末200と同様のハードウェア構成を含むものとする。
サーバ装置300は、一般的なコンピュータの構成を有している。すなわち、サーバ装置300は、プロセッサ301、主記憶部302、補助記憶部303、通信部304を有する。これらは、互いにバスによって接続されている。主記憶部302及び補助記憶部303は、コンピュータで読み取り可能な記録媒体である。コンピュータのハードウェア構成は、図3に示す例に限らず、適宜構成要素の省略、置換、追加が行われてもよい。
サーバ装置300は、プロセッサ301が記録媒体に記憶されたプログラムを主記憶部302の作業領域にロードして実行し、プログラムの実行を通じて各機能構成部等が制御されることによって、所定の目的に合致した機能を実現する。
プロセッサ301は、例えば、CPU(Central Processing Unit)やDSP(Digital
Signal Processor)である。プロセッサ301は、サーバ装置300を制御し、様々な
情報処理の演算を行う。主記憶部302は、例えば、RAM(Random Access Memory)やROM(Read Only Memory)を含む。補助記憶部303は、例えば、EPROM(Erasable Programmable ROM)、ハードディスクドライブ(Hard Disk Drive :HDD)である。ま
た、補助記憶部303は、リムーバブルメディア、即ち可搬記録媒体を含むことができる。リムーバブルメディアは、例えば、USB(Universal Serial Bus)メモリや、CD(Compact Disc)又はDVD(Digital Versatile Disc)等のようなディスク記録媒体である。
補助記憶部303は、各種のプログラム、各種のデータ及び各種のテーブルを読み書き自在に記録媒体に格納する。補助記憶部303には、オペレーティングシステム(Operating System :OS)、各種プログラム、各種テーブル等が格納される。なお、これらの情報
の一部又は全部は、主記憶部302に格納されてもよい。また、主記憶部302に格納される情報は、補助記憶部303に格納されてもよい。
通信部304は、外部の装置とサーバ装置300との間における情報の送受信を行う。通信部304は、例えば、LAN(Local Area Network)インターフェースボード、無線通信のための無線通信回路である。LANインターフェースボードや無線通信回路は、ネットワークN1に接続される。
上記したように構成されるサーバ装置300で実行される一連の処理は、ハードウェアにより実行させることもできるが、ソフトウェアにより実行させることもできる。
次に、ユーザ端末200は、例えば、スマートフォン、携帯電話、タブレット端末、個人情報端末、ウェアラブルコンピュータ(スマートウォッチ等)等のように、ユーザが携帯可能な小型のコンピュータである。なお、ユーザ端末200は、公衆通信網であるインターネット等のネットワークN1を介してサーバ装置300に接続される、パーソナルコンピュータ(Personal Computer :PC)であってもよい。
ユーザ端末200は、プロセッサ201、主記憶部202、補助記憶部203、表示部204、入力部205、位置取得部206、通信部207を有する。プロセッサ201、主記憶部202、補助記憶部203については、サーバ装置300のプロセッサ301、主記憶部302、補助記憶部303と同様であるため、説明は省略される。表示部204は、例えば、LCD(Liquid Crystal Display)、EL(Electroluminescence)パネル
等である。入力部205は、例えば、文字等の記号を入力可能なタッチパネルや押しボタン、音声を入力可能なマイクロフォン、動画像や静止画像を撮像可能なカメラ等を含む。位置取得部206は、ユーザ端末200の現在位置を取得する機器であり、典型的にはGPS受信器等を含んで構成される。通信部207は、例えば、移動体通信サービス(携帯電話等の電話通信網、WiFi等の無線通信)を利用してネットワークN1にアクセスし、サーバ装置300等とデータ通信をするための通信回路である。
(サーバ装置の機能構成)
ここで、サーバ装置300の機能構成について、図4に基づいて説明する。図4に示すように、本実施形態のサーバ装置300は、その機能構成要素として、マッチング処理部F310、プライバシー処理部F320、走行スケジュール管理データベースD310、移動スケジュール管理データベースD320、及び予約管理データベースD330を含む。ここで、マッチング処理部F310及びプライバシー処理部F320は、サーバ装置300のプロセッサ301が主記憶部302上のコンピュータプログラムを実行することにより形成される。なお、マッチング処理部F310とプライバシー処理部F320のいずれか、又はその一部がハードウェア回路により形成されてもよい。
走行スケジュール管理データベースD310、移動スケジュール管理データベースD320、予約管理データベースD330、及び会員情報管理データベースD340は、サーバ装置300のプロセッサ301によって実行されるデータベース管理システム(Database Management System :DBMS)のプログラムが、補助記憶部303に記憶されているデータを管理することで構築される。これら走行スケジュール管理データベースD310、移動スケジュール管理データベースD320、予約管理データベースD330、及び会員情報管理データベースD340は、例えば、リレーショナルデータベースである。
なお、サーバ装置300の各機能構成要素のいずれか、又はその処理の一部は、ネットワークN1に接続される他のコンピュータにより実行されてもよい。例えば、マッチング処理部F310に含まれる各処理と、プライバシー処理部F320に含まれる各処理とは
、別々のコンピュータにより実行されてもよい。
走行スケジュール管理データベースD310は、各車両10の走行スケジュールが格納されており、そこでは車両10の運転ユーザの識別情報と車両10の走行スケジュールとの紐付けが行われている。ここで、走行スケジュール管理データベースD310に格納される走行スケジュール情報の一構成例について、図5に基づいて説明する。図5は、走行スケジュール情報のテーブル構成を例示する図である。なお、走行スケジュール情報テーブルに登録される情報は、図5に示す例に限られず、適宜フィールドの追加、変更、削除が可能である。
図5に示す走行スケジュール情報テーブルは、車両ID、運転ユーザID、出発地、出発予定日時、目的地、到着予定日時、及びステータス等の各フィールドを有する。車両IDフィールドには、相乗りに利用可能な各車両10を識別するための情報である車両IDが登録される。ここでいう車両IDは、各車両10の運転ユーザがライドシェアサービスの会員登録を行う際に、後述のユーザIDとともに付与される情報であり、個々の車両10を識別するための情報である。運転ユーザIDフィールドには、相乗りに利用可能な各車両10の運転ユーザを識別するための情報であるユーザIDが登録される。ユーザIDは、相乗りに利用可能な車両10の運転ユーザがライドシェアサービスの会員登録を行う際に付与される情報である。出発地フィールドには、各運転ユーザが相乗りに利用可能な車両10の出発地を示す情報が登録される。なお、ここでいう出発地は、運転ユーザが車両10による移動を開始する場所に限定されず、運転ユーザが自身の都合等に応じて適宜に変更することができる。出発予定日時フィールドには、運転ユーザが自身の運転する車両10で上記出発地を出発する予定日時を示す情報が登録される。目的地フィールドには、運転ユーザが相乗りに利用可能な車両10で向かう目的地を示す情報が登録される。なお、ここでいう目的地は、運転ユーザが車両10による移動を終了する場所に限定されず、運転ユーザが自身の都合等に応じて適宜に変更することができる。到着予定日時フィールドには、運転ユーザが自身の運転する車両10で上記目的地に到着する予定日時を示す情報が登録される。ステータスフィールドには、運転ユーザによる車両10の移動状況を示す情報が登録される。例えば、運転ユーザの運転によって車両10が目的地に既に到着している場合には、「到着済」と登録され、運転ユーザの運転によって車両10が出発地から目的地へ移動中である場合には、「移動中」と登録され、運転ユーザの運転によって車両10が出発地から未だ出発していない場合には、「出発前」と登録される。なお、上記ステータスフィールドに「移動中」と登録される車両10については、該車両10の現在位置に関する情報も当該ステータスフィールドに登録されるようにしてもよい。その場合における車両10の現在位置は、サーバ装置300が運転ユーザのユーザ端末200と通信することで取得されてもよく、又は車両10に搭載されている通信可能な機器とサーバ装置300が通信することで取得されてもよい。
移動スケジュール管理データベースD320は、任意の車両10への相乗りを希望する同乗ユーザの移動スケジュールが格納されており、そこでは同乗ユーザの識別情報と移動スケジュールとの紐付けが行われている。ここで、移動スケジュール管理データベースD320に格納される移動スケジュール情報の一構成例について、図6に基づいて説明する。図6は、移動スケジュール情報のテーブル構成を例示する図である。なお、移動スケジュール情報テーブルに登録される情報は、図6に示す例に限られず、適宜フィールドの追加、変更、削除が可能である。
図6に示す移動スケジュール情報テーブルは、同乗ユーザID、出発地、出発希望日時、目的地、到着希望日時、及びステータス等の各フィールドを有する。同乗ユーザIDフィールドには、各同乗ユーザを識別するためのユーザIDが登録される。同乗ユーザのユーザIDは、前述した運転ユーザIDと同様に、同乗ユーザがライドシェアサービスの会
員登録を行う際に付与される情報である。出発地フィールドには、各同乗ユーザが移動を開始する地点(出発地)を示す情報が登録される。出発希望日時フィールドには、各同ユーザが上記出発地からの移動開始を希望する日時を示す情報が登録される。目的地フィールドには、各同乗ユーザが移動を終了する地点(目的地)を示す情報が登録される。到着希望日時フィールドには、各同乗ユーザが上記目的地への到着を希望する日時を示す情報が登録される。ステータスフィールドには、同乗ユーザの移動状況を示す情報が登録される。例えば、同乗ユーザが相乗り可能な車両10から既に降車している場合には、「降車済み」と登録され、同乗ユーザと組み合わせる運転ユーザが確定しているが、その運転ユーザの運転する車両10に該同乗ユーザが乗車する前の段階にある場合には、「予約中」と登録され、該同乗ユーザと組み合わせる運転ユーザが確定していない段階にある場合には、「マッチング中」と登録される。
予約管理データベースD330は、ライドシェアサービスの予約情報が格納されており、そこでは運転ユーザに関する情報と該運転ユーザの運転する車両10に相乗り予定の同乗ユーザに関する情報との紐付けが行われている。ここで、予約管理データベースD330に格納される予約情報の一構成例について、図7に基づいて説明する。図7は、予約情報のテーブル構成を例示する図である。なお、予約情報テーブルに登録される情報は、図7に示す例に限られず、適宜フィールドの追加、変更、削除が可能である。
図7に示す予約情報テーブルは、予約ID、運転ユーザID、車両情報、同乗ユーザID、乗車地、乗車予定日時、降車地、降車予定日時、及びステータス等の各フィールドを有する。予約IDフィールドには、個々の予約情報を識別するための情報である予約IDが登録される。この予約IDは、例えば、各ユーザが予約内容について確認や変更等を行う場合に使用される。運転ユーザIDフィールドには、相乗り可能な車両10を運転する運転ユーザのユーザIDが登録される。車両情報フィールドには、各運転ユーザが運転する車両10を、該車両10に相乗りする同乗ユーザが識別するために必要な情報が登録される。例えば、車両情報フィールドには、車種、自動車登録番号(ナンバープレートに標記された番号)、車体色等の情報が登録される。同乗ユーザIDフィールドには、各運転ユーザの運転する車両10に相乗りする予定の同乗ユーザのユーザIDが登録される。乗車地フィールドには、各運転ユーザが自身の運転する車両10に同乗ユーザを乗車させる場所(乗車地点)を示す情報が登録される。乗車予定日時フィールドには、上記乗車地点において各運転ユーザが自身の運転する車両10に同乗ユーザを乗車させる予定日時を示す情報が登録される。降車地フィールドには、各運転ユーザが自身の運転する車両10から同乗ユーザを降車させる場所(降車地点)を示す情報が登録される。降車予定日時フィールドには、上記降車地点において各運転ユーザが自身の運転する車両10から同乗ユーザを降車させる予定日時を示す情報が登録される。ステータスフィールドには、各車両10の相乗り状況を示す情報が登録される。例えば、同乗ユーザが上記降車地点で車両10から既に降車している場合には、「降車済み」と登録され、同乗ユーザが車両10に相乗り中である場合には、「乗車中」と登録され、同乗ユーザが車両10に乗車する前の段階にある場合には、「乗車前」と登録される。なお、本例においては、上記の乗車地点及び降車地点は、同乗ユーザの出発地及び目的地とは各々異なる場所に設定されるものとする。それら乗車地点及び降車地点の設定方法については後述する。
図7の予約情報テーブルは、各運転ユーザの運転する車両10に1人の同乗ユーザが相乗りする場合のテーブル構成例を示しているが、各運転ユーザの運転する車両10に相乗りする同乗ユーザの人数は2人以上であってもよい。その場合は、図8に示すように、1つの運転ユーザIDに対して、複数の同乗ユーザの情報が紐付けられればよい。
会員情報管理データベースD340は、ライドシェアサービスに会員登録されているユーザの情報(会員情報)が格納されている。ここで、会員情報管理データベースD340
に格納される会員情報の一構成例について、図9に基づいて説明する。図9は、会員情報のテーブル構成を例示する図である。なお、会員情報テーブルに登録される情報は、図9に示す例に限られず、適宜フィールドの追加、変更、削除が可能である。
図9に示す会員情報テーブルは、ユーザID、連絡先、属性、認証、及び車両ID等の各フィールドを有する。ユーザIDフィールドには、各ユーザがライドシェアサービスの会員登録を行った際に付与されるユーザIDが登録される。連絡先フィールドには、各ユーザの連絡先を示す情報(例えば、電子メールアドレスや電話番号等であり、少なくとも各ユーザが使用するユーザ端末200の電子メールアドレスを含む)が登録される。属性フィールドには、各ユーザの属性を示す情報(例えば、氏名、ニックネーム、年齢、性別、職業、勤務先(通学先)、趣味、特技等)が登録される。認証フィールドには、前述のリクエスト情報をサーバ装置300に登録する場合や、前述の予約情報を確認する場合等における認証に必要となるパスワード等を示す情報が登録される。車両IDフィールドには、各ユーザが相乗りに利用可能な車両10の車両IDが登録される。なお、相乗りに利用可能な車両10を所有していないユーザについては、例えば、車両IDフィールドに「無」と登録される。
次に、マッチング処理部F310は、運転ユーザや同乗ユーザからのリクエスト情報に基づいて、マッチング処理を行う。詳細には、運転ユーザのユーザ端末200から送信されるリクエスト情報をサーバ装置300が受信した場合に、マッチング処理部F310は、該リクエスト情報に基づいて、前述の図5に示したような走行スケジュール情報テーブルを生成し、生成された走行スケジュール情報テーブルを走行スケジュール管理データベースD310に格納する。また、同乗ユーザのユーザ端末200から送信されるリクエスト情報をサーバ装置300が受信した場合に、マッチング処理部F310は、該リクエスト情報に基づいて、前述の図6に示したような移動スケジュール情報テーブルを生成し、生成された移動スケジュール情報テーブルを移動スケジュール管理データベースD320に格納する。そして、マッチング処理部F310は、走行スケジュール管理データベースD310に格納されている走行スケジュール情報テーブルと、移動スケジュール管理データベースD320に格納されている移動スケジュール情報テーブルとを比較して、各同乗ユーザの移動スケジュールに適合する走行スケジュールを抽出する。続いて、マッチング処理部F310は、抽出された走行スケジュールに紐づけられている運転ユーザを上記同乗ユーザと暫定的に組み合わせる。上記した手順で運転ユーザと同乗ユーザとの暫定的な組み合わせが決定されると、後述するプライバシー処理部F320によって同乗ユーザの乗車地点及び降車地点を設定する処理(プライバシー処理)が行われる。その後、マッチング処理部F310は、上記した暫定的な組み合わせにおける運転ユーザと同乗ユーザとの各々のユーザ端末200に対して、上記プライバシー処理で設定された乗車地点及び降車地点を含む、相乗りの条件を示す情報(例えば、同乗ユーザの乗車地点、同乗ユーザの乗車予定日時、同乗ユーザの降車地点、同乗ユーザの降車予定日時、車両10の種類等)を送信する。これに対し、運転ユーザ及び同乗ユーザの双方のユーザ端末200から上記した相乗りの条件に承諾する情報が返信されてくると、マッチング処理部F310は、上記した暫定的な組み合わせを正式な組み合わせに確定する。これに伴い、マッチング処理部F310は、上記した正式な組み合わせに基づいて、前述の図7、8に示したような予約情報テーブルを生成し、生成された予約情報テーブルを予約管理データベースD330に格納する。なお、マッチング処理部F310によるマッチング処理の実行方法は、上記した方法に限られるものではなく、周知の技術を用いる他の方法でマッチング処理が行われてもよい。
プライバシー処理部F320は、上記したように、運転ユーザ及び同乗ユーザの暫定的な組み合わせが決定された際に、同乗ユーザの乗車地点及び降車地点を設定するためのプライバシー処理を行う。本例におけるプライバシー処理は、同乗ユーザの乗車地点を該同
乗ユーザの出発地とは異なる場所に設定するとともに、同乗ユーザの降車地点を該同乗ユーザの目的地とは異なる場所に設定する処理である。ここで、同乗ユーザの乗車地点及び降車地点を設定する方法について説明する。なお、降車地点は乗車地点と同様の方法で設定されるため、ここでは乗車地点の設定方法について図10に基づいて説明する。図10は、同乗ユーザの出発地(図10中のDp)周辺の道路地図を示す図である。
プライバシー処理部F320は、同乗ユーザが出発地Dpから徒歩で移動可能な範囲(図10中の一点鎖線で囲まれた範囲)において、該同乗ユーザが相乗りに使用される車両10へ乗車する状況を第三者が認識し得る場所(以下、「視認可能スポット」と記す場合もある。)を抽出する。ここでいう視認可能スポットは、例えば、同乗ユーザの出発予定日時に営業している商業施設(店舗、宿泊施設、アミューズメント施設等)における停車可能な場所(駐車場や車寄せ等)、及び防犯カメラが設置された停車可能な場所を抽出する。なお、ライドシェアサービスの提供エリア内に存在する商業施設の位置及び営業時間に関する情報、並びに防犯カメラの設置場所に関する情報は、事前に収集しておくとともに、データベース化しておくようにしてもよい。
同乗ユーザが出発地Dpから徒歩で移動可能な範囲に存在する視認可能スポットが抽出されると、プライバシー処理部F320は、抽出された視認可能スポットを乗車地点に設定する。なお、図10に示す例のように、同乗ユーザが出発地Dpから徒歩で移動可能な範囲に複数の視認可能スポット(図10中のP1、P2、P3)が存在する場合は、同乗ユーザの利便性を考慮して、出発地Dpから最も近い視認可能スポット(図10中のP1)が乗車地に設定されてもよい。なお、同乗ユーザのプライバシー保護の観点に立つと、出発地Dpから最も遠い視認可能スポット(図10中のP3)が乗車地に設定されてもよく、又は出発地Dpとの間に少なくとも2つの曲がり角が存在する視認可能スポット(図10中のP2)が乗車地に設定されてもよい。また、同乗ユーザが出発地Dpから徒歩で移動可能な範囲に商業施設と防犯カメラ設置場所とが存在する場合は、防犯カメラ設置場所よりも商業施設が優先的に乗車地点に設定されるようにしてもよい。複数の視認可能スポットから乗車地点に相応しい視認可能スポットを選択する方法は、上記した方法に限定されるものではなく、状況に応じて適宜変更することも可能である。
上記した方法によって乗車地点及び降車地点が出発地及び目的地と各々異なる場所に設定されると、同乗ユーザの安全性を確保しつつ、該同乗ユーザの出発地や目的地が他のユーザに知られてしまうことを抑制することができる。その結果、同乗ユーザの出発地や目的地が該同乗ユーザの生活圏や個人情報に係わる場所であっても、斯様な場所が他のユーザに知られることを好適に抑制することができる。
(システムの動作)
本実施形態に係るライドシェアシステムの動作の流れについて説明する。図11は、本実施形態に係るライドシェアシステムの動作の流れを例示する図である。図11は、ライドシェアにおける、各構成要素間で送受信されるデータの流れ、及び各構成要素が行う処理の流れの概略を示すフロー図である。
図11において、第1ユーザ端末200Aは、運転ユーザによる入力部205への走行スケジュールの入力を受け付けると(S11)、該走行スケジュールをリクエスト情報として通信部207からサーバ装置300へ送信する(S12)。
第1ユーザ端末200Aからのリクエスト情報をサーバ装置300の通信部304が受信すると、マッチング処理部F310が、該リクエスト情報に基づいて前述の図5に示したような走行スケジュール情報テーブルを生成し、生成された走行スケジュール情報テーブルを走行スケジュール管理データベースD310に登録する(S13)。
また、第2ユーザ端末200Bは、同乗ユーザによる入力部205への移動スケジュールの入力を受け付けると(S14)、該移動スケジュールをリクエスト情報として通信部207からサーバ装置300へ送信する(S15)。
第2ユーザ端末200Bからのリクエスト情報をサーバ装置300の通信部304が受信すると、マッチング処理部F310が、該リクエスト情報に基づいて前述の図6に示したような移動スケジュール情報テーブルを生成し、生成された移動スケジュール情報テーブルを移動スケジュール管理データベースD320に登録する(S16)。
なお、各ユーザが上記リクエスト情報をサーバ装置300に登録する方法は、ユーザ端末200A、200Bを利用した方法に限定されるものではなく、例えば、ネットワークN1に接続可能な任意の端末(スマートフォン、携帯電話、タブレット端末、個人情報端末、ウェアラブルコンピュータ等)やパーソナルコンピュータ(Personal Computer、PC)を利用して、上記リクエスト情報をサーバ装置300に登録してもよい。また、図11に示す例では、第1ユーザ端末200Aからのリクエスト情報が、第2ユーザ端末200Bからのリクエスト情報よりも早い時期にサーバ装置300へ送信されているが、第2ユーザ端末200Bからのリクエスト情報が、第1ユーザ端末200Aからのリクエスト情報よりも早い時期にサーバ装置300へ送信される場合もあり得る。
サーバ装置300のマッチング処理部F310は、走行スケジュール管理データベースD310に格納されている走行スケジュール情報テーブルと、移動スケジュール管理データベースD320に格納されている移動スケジュール情報テーブルとを比較して、各同乗ユーザの移動スケジュールに適合する走行スケジュールを抽出する。続いて、マッチング処理部F310は、抽出された走行スケジュールに紐づけられている運転ユーザを上記同乗ユーザと暫定的に組み合わせる(S17)。
運転ユーザと同乗ユーザとの暫定的な組み合わせが決定されると、サーバ装置300のプライバシー処理部F320が、プライバシー処理を実行する(S18)。このプライバシー処理は、図12に示すような処理フローに基づいて行われる。
図12において、プライバシー処理部F320は、上記暫定的な組み合わせに含まれる同乗ユーザに対応する移動スケジュール情報テーブルにアクセスすることで、該同乗ユーザの出発地及び目的地を取得する(S101)。続いて、プライバシー処理部F320は、前述の図10の説明で述べた方法により、同乗ユーザが出発地から徒歩で移動可能な範囲(徒歩圏内)に存在する視認可能スポットを抽出し(S102)、抽出された視認可能スポットを乗車地点に設定する(S103)。その際、上記の徒歩圏内に複数の視認可能スポットが存在していれば、同乗ユーザの利便性又はプライバシー保護の観点に基づいて1つの視認可能スポットを選択して、選択された視認可能スポットを乗車地点に設定すればよい。また、プライバシー処理部F320は、同乗ユーザが目的地から徒歩で移動可能な範囲(徒歩圏内)に存在する視認可能スポットも抽出して(S104)、抽出された視認可能スポットを降車地点に設定する(S105)。なお、降車地点の対象となる視認可能スポットの抽出方法は、前述の図10の説明で述べた方法と同様である。
ここで図11に戻り、サーバ装置300のマッチング処理部F310は、S18のプライバシー処理で設定された乗車地点及び降車地点を含む、相乗りの条件を示す情報(同乗ユーザの乗車地点、同乗ユーザの乗車予定日時、同乗ユーザの降車地点、同乗ユーザの降車予定日時、車両10の種類等)を、通信部304から第1ユーザ端末200A及び第2ユーザ端末200Bへ送信する(S19)。
相乗りの条件を示す情報が第1ユーザ端末200A及び第2ユーザ端末200Bで受信されると、各ユーザ端末200A、200Bは、上記した暫定的な組み合わせにおける相乗りの条件を示す情報を表示部204に表示する。その際、各ユーザ端末200A、200Bでは、上記相乗りの条件を示す情報について承諾するか否かの選択を各ユーザに促す処理(例えば、相乗りの条件に承諾するか否かを選択するためのボタンをタッチパネル等の入力部205に表示させる処理)を行う。そして、各ユーザが上記相乗りの条件を示す情報について承諾することを選択すると、各ユーザ端末200A、200Bが、上記した暫定的な組み合わせにおける相乗りの条件に承諾することを示す情報(承諾情報)を、通信部207からサーバ装置300へ送信する(S20、S21)。なお、図11に示す例では、第1ユーザ端末200Aからの承諾情報の方が、第2ユーザ端末200Bからの承諾情報よりも早い時期にサーバ装置300へ送信されているが、第2ユーザ端末200Bからの承諾情報の方が、第1ユーザ端末200Aからの承諾情報よりも早い時期に送信される場合もあり得る。
上記した暫定的な組み合わせにおける相乗りの条件に承諾することを示す情報である承諾情報を、サーバ装置300の通信部304が受信すると、マッチング処理部F310は、上記暫定的な組み合わせを正式な組み合わせに確定する(S21)。そして、マッチング処理部F310は、上記正式な組み合わせにおける相乗りの条件に基づいて、前述の図7、8に示したような予約情報テーブルを生成し、生成された予約情報テーブルを予約管理データベースD330に登録する(S22)。また、マッチング処理部F310は、生成された予約情報テーブルに含まれる情報(予約情報)を、第1ユーザ端末200A及び第2ユーザ端末200Bへ送信する(S23)。
なお、上記した承諾情報を、第1ユーザ端末200A及び第2ユーザ端末200Bの双方から受信することができない場合には、サーバ装置300のマッチング処理部F310は、上記した暫定的な組み合わせとは異なるユーザの組み合わせで構成される、新たな暫定的な組み合わせを設定し直すものとする。
以上述べたフローによれば、同乗ユーザの乗車地点及び降車地点が、該同乗ユーザの出発地及び目的地と各々異なる場所に設定されるため、出発地や目的地が同乗ユーザの生活圏や個人情報に係わる場所であっても、それらの場所が他のユーザに知られることを抑制することができる。さらに、同乗ユーザの乗車地点及び降車地点が、該同乗ユーザが車両10に乗車する状況を第三者が認識し得る視認可能スポットに設定されるため、同乗ユーザの安全性を確保することもできる。よって、同乗ユーザのプライバシーが損なわれることを好適に抑制することができる。
<変形例>
前述の実施形態では、運転ユーザによって手動運転される車両が相乗りに利用される形態を例示したが、自律走行車両が相乗りに利用されてもよい。その場合、マッチング処理で生成された予約情報のうち、車両の運行に必要な情報(例えば、乗車地点、乗車予定日時、降車地点、及び降車予定日時等)が、第1ユーザ端末200Aの代わりに、自律走行車両に搭載されたコンピュータへ送信されるようにしてもよい。これによれば、自律走行車両が相乗りに利用される形態においても、各同乗ユーザの安全性を確保しつつ、各同乗ユーザの出発地や目的地が他の同乗ユーザに知られてしまうことを抑制することができる。
また、前述の実施形態では、同乗ユーザの乗車地点及び降車地点がサーバ装置300によって決定される例について述べたが、決定された乗車地点及び降車地点を確認した同乗ユーザが、乗車地点や降車地点の変更を要求することができるようにしてもよい。その場合、サーバ装置300は、運転ユーザと同乗ユーザとの組み合わせを変更せずに、乗車地
点や降車地点のみを変更すればよい。
(その他)
なお、上記した実施形態はあくまでも一例であって、本発明はその要旨を逸脱しない範囲内で適宜変更して実施し得る。
また、本開示において説明した処理や手段は、技術的な矛盾が生じない限りにおいて、自由に組み合わせて実施することができる。さらに、1つの装置が行うものとして説明した処理が、複数の装置によって分担して実行されてもよい。あるいは、異なる装置が行うものとして説明した処理が、1つの装置によって実行されても構わない。コンピュータシステムにおいて、各機能をどのようなハードウェア構成で実現するかは柔軟に変更可能である。
また、本発明は、上記の実施形態で説明した機能を実装したコンピュータプログラムをコンピュータに供給し、当該コンピュータが有する1つ以上のプロセッサがプログラムを読み出して実行することによっても実現可能である。このようなコンピュータプログラムは、コンピュータのシステムバスに接続可能な非一時的なコンピュータ可読記憶媒体によってコンピュータに提供されてもよいし、ネットワークを介してコンピュータに提供されてもよい。非一時的なコンピュータ可読記憶媒体は、データやプログラム等の情報を電気的、磁気的、光学的、機械的、又は化学的作用によって蓄積し、コンピュータ等から読み取ることができる記録媒体であり、例えば、磁気ディスク(フロッピー(登録商標)ディスク、ハードディスクドライブ(HDD)等)、光ディスク(CD−ROM、DVDディスク・ブルーレイディスク等)など任意のタイプのディスク、読み込み専用メモリ(ROM)、ランダムアクセスメモリ(RAM)、EPROM、EEPROM、磁気カード、フラッシュメモリ、光学式カード、SSD(Solid State Drive)等の媒体である。
1:ライドシェアシステム
10:車両
200A:第1ユーザ端末
200B:第2ユーザ端末
300:サーバ装置
301:プロセッサ

Claims (7)

  1. 複数のユーザが同一の車両に相乗りする形態において、前記車両に非運転者として同乗するユーザである同乗ユーザの乗車地点及び降車地点を設定する情報処理装置であって、
    前記同乗ユーザの出発地及び目的地を取得することと、
    前記同乗ユーザの前記出発地を含む第一の範囲において、前記出発地と異なる地点であって、且つ前記同乗ユーザが前記車両に乗車する状況を第三者が認識し得る地点を乗車地点に決定することと、
    前記同乗ユーザの前記目的地を含む第二の範囲において、前記目的地と異なる地点であって、且つ前記同乗ユーザが前記車両から降車する状況を第三者が認識し得る地点を降車地点に決定することと、
    前記同乗ユーザの前記乗車地点及び前記降車地点を、前記車両に関連する装置へ送信することと、
    を実行する制御部を備える、
    情報処理装置。
  2. 前記車両に関連する装置は、前記車両を運転するユーザである運転ユーザが使用する端末、又は、前記車両に搭載され前記車両の走行経路を指定する車載端末である、
    請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 前記同乗ユーザが前記車両に乗車する状況又は前記車両から降車する状況を第三者が認識し得る地点は、営業中の商業施設における停車可能な場所である、
    請求項1又は2に記載の情報処理装置。
  4. 前記同乗ユーザが前記車両に乗車する状況又は前記車両から降車する状況を第三者が認識し得る地点は、防犯カメラが設置されている停車可能な場所である、
    請求項1又は2に記載の情報処理装置。
  5. 前記第一の範囲は、前記同乗ユーザが前記出発地から徒歩で移動可能な範囲であり、
    前記第二の範囲は、前記同乗ユーザが前記目的地から徒歩で移動可能な範囲である、
    請求項1〜4の何れか1項に記載の情報処理装置。
  6. 複数のユーザが同一の車両に相乗りする形態において、前記車両に非運転者として同乗するユーザである同乗ユーザの乗車地点及び降車地点を設定する情報処理方法であって、
    コンピュータが、
    前記同乗ユーザの出発地及び目的地を取得するステップと、
    前記同乗ユーザの前記出発地を含む第一の範囲において、前記出発地と異なる地点であって、且つ前記同乗ユーザが前記車両に乗車する状況を第三者が認識し得る地点を乗車地点に決定するステップと、
    前記同乗ユーザの前記目的地を含む第二の範囲において、前記目的地と異なる地点であって、且つ前記同乗ユーザが前記車両から降車する状況を第三者が認識し得る地点を降車地点に決定するステップと、
    前記同乗ユーザの前記乗車地点及び前記降車地点を、前記車両に関連する装置へ送信するステップと、
    を実行する、情報処理方法。
  7. 複数のユーザが同一の車両に相乗りする形態において、前記車両に非運転者として同乗するユーザである同乗ユーザの乗車地点及び降車地点を設定する情報処理プログラムであって、
    コンピュータに、
    前記同乗ユーザの出発地及び目的地を取得するステップと、
    前記同乗ユーザの前記出発地を含む第一の範囲において、前記出発地と異なる地点であって、且つ前記同乗ユーザが前記車両に乗車する状況を第三者が認識し得る地点を乗車地点に決定するステップと、
    前記同乗ユーザの前記目的地を含む第二の範囲において、前記目的地と異なる地点であって、且つ前記同乗ユーザが前記車両から降車する状況を第三者が認識し得る地点を降車地点に決定するステップと、
    前記同乗ユーザの前記乗車地点及び前記降車地点を、前記車両に関連する装置へ送信するステップと、
    を実行させる、情報処理プログラム。
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