JP7449823B2 - 同乗支援装置、同乗支援方法、およびプログラム - Google Patents

同乗支援装置、同乗支援方法、およびプログラム Download PDF

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Description

本発明は、同乗支援装置、同乗支援方法、およびプログラムに関する。
従来から、複数の利用者が移動体に相乗りするライドシェアに関する技術が開示されている(例えば、特許文献1参照)。さらに、従来から、移動体を利用するユーザの利便性を高めるために、ユーザの位置情報に基づいて、ユーザが移動体に乗車する位置を決定する情報処理装置に関する技術が開示されている(例えば、特許文献2参照)。
特開2019-211279号公報 特開2019-095942号公報
しかしながら、従来の技術は、乗合バスや乗合タクシーなどの乗合車両運行業者に適用される技術であり、個人が所有する移動体への相乗りに適用する場合への考慮が不十分である。
本発明は、上記の課題認識に基づいてなされたものであり、個人が所有する移動体への相乗りを好適に行わせることができる同乗支援装置、同乗支援方法、およびプログラムを提供することを目的としている。
この発明に係る同乗支援装置、同乗支援方法、およびプログラムは、以下の構成を採用した。
(1):この発明の一態様に係る同乗支援装置は、移動体を所有する第1利用者に関する第1情報、および前記移動体に同乗する候補の第2利用者に関する第2情報を取得する取得部と、前記第1情報と前記第2情報とに基づいて、前記移動体に前記第1利用者と同乗する第2利用者を抽出し、前記第2利用者が前記第1利用者に合流する合流地点および解散地点を決定する決定部と、前記決定部により決定された前記合流地点で合流する合流時間帯を算出し、少なくとも前記決定部により決定された前記合流地点および前記解散地点と、算出した前記合流時間帯との情報を、通信装置を用いて前記第1利用者の端末装置と前記第2利用者の端末装置とに送信する提供部と、を備える同乗支援装置である。
(2):上記(1)の態様において、前記決定部は、地点ごとの環境情報に基づく指標値が基準を満たす地点を、前記合流地点として決定するものである。
(3):上記(1)または(2)の態様において、前記決定部は、地点ごとの環境情報に基づく指標値が基準を満たす地点を、前記解散地点として決定するものである。
(4):上記(3)の態様において、前記指標値は、交通参加者の通行量であり、前記決定部は、前記通行量が所定量以上である地点を、前記指標値が前記基準を満たす地点とするものである。
(5):上記(1)から(4)のうちいずれか一態様において、前記取得部は、前記第1情報として前記第1利用者の移動状況を取得すると共に、前記第2情報として前記第2利用者の移動状況を取得し、前記提供部は、前記第1利用者の移動状況および/または前記第2利用者の移動状況に応じて、前記通信装置を用いて、前記第1利用者、前記第2利用者、またはその他の利用者の端末装置に情報を提供するものである。
(6):上記(5)の態様において、前記提供部は、前記第1利用者の移動状況および/または前記第2利用者の移動状況に基づいて、前記第2利用者が同乗した前記移動体が前記解散地点に到着する到着予想時刻を算出し、算出した前記到着予想時刻の情報を、前記通信装置を用いて、少なくとも前記第2利用者に関係する他の利用者の端末装置に提供するものである。
(7):上記(5)または(6)の態様において、前記提供部は、前記第1利用者の移動状況および/または前記第2利用者の移動状況に基づいて、前記第2利用者が同乗した前記移動体が前記解散地点から所定範囲内に入ったか否かを判定し、前記移動体が前記解散地点から所定範囲内に入ったと判定した場合に、前記移動体が前記解散地点に到着する到着予想時刻を算出し、算出した前記到着予想時刻の情報を、前記通信装置を用いて、少なくとも前記第2利用者に関係する他の利用者の端末装置に提供するものである。
(8):上記(5)から(7)のうちいずれか一態様において、前記提供部は、前記第2利用者が同乗した前記移動体が前記解散地点に到着した後、前記第1利用者および前記第2利用者がそれぞれの目的地に到着する帰宅予想時刻を算出し、算出した前記帰宅予想時刻の情報を、前記通信装置を用いて、前記第1利用者、前記第2利用者、またはその他の利用者の端末装置に提供するものである。
(9):上記(8)の態様において、前記提供部は、前記解散地点から前記目的地までの間に設定されたジオフェンスの情報に基づいて、それぞれの前記利用者がそれぞれの目的地に到着する前記帰宅予想時刻を算出するものである。
(10):上記(5)から(9)のうちいずれか一態様において、前記提供部は、前記第2利用者が同乗した前記移動体が前記解散地点に到達するのに応じて、前記第1利用者が第1目的地に到着する第1帰宅予想時刻を算出し、前記第1利用者の位置情報と前記第1帰宅予想時刻とに基づくタイミングで、前記通信装置を用いて、前記第1利用者の端末装置に確認情報を出力させるものである。
(11):上記(5)から(10)のうちいずれか一態様において、前記提供部は、前記第2利用者が同乗した前記移動体が前記解散地点に到達するのに応じて、前記第2利用者が第2目的地に到着する第2帰宅予想時刻を算出し、前記第2利用者の位置情報と前記第2帰宅予想時刻とに基づくタイミングで、前記通信装置を用いて、前記第2利用者の端末装置に確認情報を出力させるものである。
(12):上記(11)の態様において、前記提供部は、前記第2帰宅予想時刻を、前記通信装置を用いて、前記第2利用者に関係する他の利用者の端末装置に提供するものである。
(13):上記(10)から(12)のうちいずれか一態様において、前記提供部は、前記確認情報を出力させた後、前記確認情報に対する応答が所定時間が経過しても得られない場合、応答が得られない利用者の情報を、前記通信装置を用いて、前記第1利用者、前記第2利用者、およびその他の利用者の端末装置に提供するものである。
(14):上記(1)から(13)のうちいずれか一態様において、前記取得部は、前記移動体の稼働に関する稼働情報をさらに取得し、前記決定部は、前記取得部が前記移動体の稼働が開始されたことを表す前記稼働情報を取得したときに、前記第2利用者を抽出して前記合流地点および前記解散地点を決定し、前記提供部は、少なくとも前記決定部により決定された前記合流地点および前記解散地点と、算出した前記合流時間帯との情報を、通信装置を用いて前記第1利用者の端末装置と前記第2利用者の端末装置とに送信するものである。
(15):上記(14)の態様において、前記稼働情報は、前記移動体を走行させる駆動部の稼働が開始されたことを表す情報であるものである。
(16):この発明の一態様に係る同乗支援方法は、コンピュータが、移動体を所有する第1利用者に関する第1情報、および前記移動体に同乗する候補の第2利用者に関する第2情報を取得し、前記第1情報と前記第2情報とに基づいて、前記移動体に前記第1利用者と同乗する第2利用者を抽出し、前記第2利用者が前記第1利用者に合流する合流地点および解散地点を決定し、前記合流地点で合流する合流時間帯を算出し、少なくとも決定した前記合流地点および前記解散地点と、算出した前記合流時間帯との情報を、通信装置を用いて前記第1利用者の端末装置と前記第2利用者の端末装置とに送信する、同乗支援方法である。
(17):この発明の一態様に係るプログラムは、コンピュータに、移動体を所有する第1利用者に関する第1情報、および前記移動体に同乗する候補の第2利用者に関する第2情報を取得させ、前記第1情報と前記第2情報とに基づいて、前記移動体に前記第1利用者と同乗する第2利用者を抽出させ、前記第2利用者が前記第1利用者に合流する合流地点および解散地点を決定させ、前記合流地点で合流する合流時間帯を算出させ、少なくとも決定させた前記合流地点および前記解散地点と、算出した前記合流時間帯との情報を、通信装置を用いて前記第1利用者の端末装置と前記第2利用者の端末装置とに送信させる、プログラムである。
上述した(1)~(17)の態様によれば、個人が所有する移動体への相乗りを好適に行わせることができる。
実施形態に係る同乗支援装置の構成および使用環境の一例を示す図である。 実施形態に係る同乗支援装置における車両所有者情報の一例を示す図である。 実施形態に係る同乗支援装置における同乗者情報の一例を示す図である。 実施形態に係る同乗支援装置におけるマッチング情報の一例を示す図である。 実施形態に係る同乗支援装置においてマッチングさせた利用者が移動する様子の一例を模式的に示す図である。 実施形態に係る同乗支援装置において実行される処理の流れの一例を示すシーケンス図である。 実施形態に係る同乗支援装置の処理において情報を提供する情報画面の一例を示す図である。 実施形態に係る同乗支援装置の処理において情報を提供する情報画面の一例を示す図である。 実施形態に係る同乗支援装置の処理において情報を提供する情報画面の一例を示す図である。 実施形態に係る同乗支援装置の処理において情報を提供する情報画面の一例を示す図である。 実施形態に係る同乗支援装置の処理において情報を提供する情報画面の一例を示す図である。 実施形態に係る同乗支援装置の処理において情報を提供する情報画面の一例を示す図である。
以下、図面を参照し、本発明の同乗支援装置、同乗支援方法、およびプログラムの実施形態について説明する。同乗支援装置は、移動体を所有する利用者と移動体への同乗を希望する利用者とをマッチングさせるサービス(以下、単に「サービス」と称する)の支援をするための装置である。このサービスにおいて利用される移動体は、例えば、二輪や三輪、四輪等の車両である。さらに、この車両は、車両を所有する利用者による運転の操作によって走行する車両であってもよいし、車両を所有する利用者による運転の操作を必要とせずに走行する、いわゆる、自動運転の車両であってもよい。以下の説明においては、車両が自動二輪車であるものとする。車両は、特許請求の範囲における「移動体」の一例である。
[同乗支援装置の使用環境]
図1は、実施形態に係る同乗支援装置の構成および使用環境の一例を示す図である。同乗支援装置100は、一以上の端末装置T1、および一以上の端末装置T2と、ネットワークNWを介して通信する。ネットワークNWは、例えば、インターネット、WAN(Wide Area Network)、LAN(Local Area Network)、プロバイダ装置、無線基地局などを含む。
同乗支援装置100は、例えば、車両Mを所有する利用者U1からの車両Mへの同乗承諾と、車両への同乗を希望する他の利用者U2からの同乗要求とのそれぞれを受け付け、利用者U2を車両に同乗させるための処理を行う。利用者U1からの同乗承諾や、利用者U2からの同乗要求には、直ちに実行するのに限らず、先の時間における利用の予約を含んでもよい。利用者U2からの同乗要求には、例えば、「四輪の自動車のみに同乗を希望する」など、同乗する車両の種類を特定する情報を含んでもよいし、含まなくてもよい。利用者U1は、特許請求の範囲における「第1利用者」の一例であり、利用者U2は、特許請求の範囲における「第2利用者」の一例である。
利用者U2を車両に同乗させるための処理とは、例えば、利用者U1の車両Mに同乗させる利用者U2を抽出する処理や、利用者U1と利用者U2との移動状況を検知する処理などを含む。同乗支援装置100は、例えば、利用者U1が帰宅する帰路の目的地(つまり、利用者U1の自宅)と同様の方向にある目的地(例えば、利用者U2の自宅)の付近まで車両に同乗することを希望する利用者U2を抽出する。利用者U1の自宅は、特許請求の範囲における「第1目的地」の一例であり、利用者U2の自宅は、特許請求の範囲における「第2目的地」の一例である。
端末装置T1および端末装置T2は、例えば、スマートフォンやタブレット端末など、利用者U1や利用者U2(それぞれの利用者の家族などの関係者を含む)が使用する可搬型の端末装置である。端末装置T1は、特許請求の範囲における「第1利用者の端末装置」の一例であり、端末装置T2は、特許請求の範囲における「第2利用者の端末装置」の一例である。以下の説明においては、端末装置T1と端末装置T2とを区別しない場合には「端末装置T」といい、利用者U1と利用者U2とを区別しない場合には「利用者U」という。そして、利用者U2の関係者(例えば、家族や隣人など)を「利用者UR」とし、利用者URが使用する端末装置を「端末装置TR」とする。
端末装置T1や端末装置T2は、携帯している利用者Uによる操作に応じて、サービスを利用するための手続きを行う。端末装置T1や端末装置T2では、サービスを利用するためのアプリケーションなどが実行されている。アプリケーションは、例えば、利用者Uによる操作で入力されたサービスへの入会(登録)や利用の申請の情報、端末装置Tの位置情報(以下、「端末位置情報」という)の同乗支援装置100への送信、同乗支援装置100により送信された情報や通知に基づく画像の表示装置への表示や音声データのスピーカーによる発音などによる利用者Uへの提示を行う。端末位置情報は、例えば、端末装置Tが備えるGPS(Global Positioning System)などの位置センサから取得した現在の端末装置Tの位置を表す情報である。
車両Mは、ネットワークNWを介して同乗支援装置100と通信する通信機能を備えてもよい。この場合、車両Mは、自身の位置を表す位置情報(以下、「車両位置情報」という)を同乗支援装置100に送信する。車両位置情報は、例えば、車両Mが備える不図示のナビゲーション装置から取得する情報である。車両位置情報は、ナビゲーション装置とは関係なく車両Mが備えるGPSなどの位置センサから取得された位置情報であってもよい。車両Mは、利用者U1によってナビゲーション装置に設定された目的地に関する情報を、同乗支援装置100に送信してもよい。目的地に関する情報には、例えば、設定された目的地の名称や位置を表す情報、ナビゲーション装置が案内する目的地までの経路を表す情報、ナビゲーション装置が案内する経路に基づいて設定された目的地に到着する到着予想時刻を表す情報などが含まれる。
[同乗支援装置100の構成]
同乗支援装置100は、例えば、記憶部110と、通信部120と、情報取得部130と、マッチング処理部140と、情報提供部150と、を備える。
情報取得部130と、マッチング処理部140と、情報提供部150とは、それぞれ、例えば、CPU(Central Processing Unit)などのハードウェアプロセッサがプログラム(ソフトウェア)を実行することにより実現される。これらの構成要素のうち一部または全部は、LSI(Large Scale Integration)やASIC(Application Specific Integrated Circuit)、FPGA(Field-Programmable Gate Array)、GPU(Graphics Processing Unit)などのハードウェア(回路部;circuitryを含む)によって実現されてもよいし、ソフトウェアとハードウェアの協働によって実現されてもよい。これらの構成要素の機能のうち一部または全部は、専用のLSIによって実現されてもよい。プログラムは、予め同乗支援装置100が備えるHDD(Hard Disk Drive)やフラッシュメモリなどの記憶装置(非一過性の記憶媒体を備える記憶装置)に格納されていてもよいし、DVDやCD-ROMなどの着脱可能な記憶媒体(非一過性の記憶媒体)に格納されており、記憶媒体が同乗支援装置100が備えるドライブ装置に装着されることで同乗支援装置100が備えるHDDやフラッシュメモリにインストールされてもよい。同乗支援装置100は、クラウドコンピューティングシステムに組み込まれたサーバ装置や記憶装置に実現されてもよい。この場合、クラウドコンピューティングシステムにおける複数のサーバ装置や記憶装置によって、同乗支援装置100の機能が実現されてもよい。
記憶部110には、例えば、車両所有者情報112と、同乗者情報114と、マッチング情報116と、地図情報118と、が記憶される。車両所有者情報112、同乗者情報114、およびマッチング情報116については後述する。地図情報118は、例えば、道路を示すリンクと、リンクによって接続されたノードとによって道路形状が表現された情報である。
通信部120は、ネットワークNWに接続するためのネットワークカードなどの通信インターフェースである。通信部120は、ネットワークNWを介して、端末装置T1や、端末装置T2(端末装置TRを含む)と通信する。通信部120は、特許請求の範囲における「通信装置」の一例である。
情報取得部130は、通信部120を介して端末装置T1や端末装置T2から取得された情報に基づいて、利用者Uのサービスへの入会の受け付け処理を行う。情報取得部130は、入会の受け付け処理を行った利用者Uの情報を、車両所有者情報112または同乗者情報114として登録し、記憶部110に記憶させる。入会の受け付け処理を行った利用者Uの情報とは、例えば、氏名、性別、生年月日など、利用者Uを特定するための情報や、例えば、自宅の住所や、自宅の近隣の場所や施設の住所など、目的地を特定するための情報である。これらの情報は、利用者Uが端末装置Tにおいて実行されているアプリケーションを操作して入力することにより、アプリケーションが同乗支援装置100に送信する。この情報には、例えば、自宅などの目的地に向かうまでの間に立ち寄る施設の情報などが含まれてもよい。情報取得部130は、入会の受け付け処理において情報を登録する際に、車両所有者情報112または同乗者情報114に分けて登録してもよいし、まとめて登録してもよい。
情報取得部130は、通信部120を介して取得した利用者U1からの車両Mへの同乗承諾、利用者U2からの車両への同乗要求などの受け付けの処理を行ってもよい。この場合、情報取得部130は、同乗承諾の受け付け処理を行った利用者U1の車両所有者情報112に、同乗承諾を受け付けたことを表す情報を付加し、同乗要求の受け付け処理を行った利用者U2の同乗者情報114に、同乗要求を受け付けたことを表す情報を付加する。同乗承諾や同乗要求も、利用者Uが端末装置Tにおいて実行されているアプリケーションを操作して入力することによって、同乗支援装置100に送信される。アプリケーションは、同乗承諾や同乗要求を同乗支援装置100に送信したときから端末位置情報の送信を行うようにしてもよいし、利用者Uが帰宅のための移動を開始したときから端末位置情報の送信を行うようにしてもよい。情報取得部130は、特許請求の範囲における「取得部」の一例である。車両所有者情報112は、特許請求の範囲における「第1情報」の一例であり、同乗者情報114は、特許請求の範囲における「第2情報」の一例である。
図2は、実施形態に係る同乗支援装置100における車両所有者情報112の一例を示す図である。車両所有者情報112は、車両を所有している利用者U(以下、「車両所有者」ともいう)に関する情報である。車両所有者情報112は、同乗承諾をした利用者U1のみの情報であってもよい。車両所有者情報112は、例えば、車両所有者を特定する車両所有者IDに対して、目的地と、同乗承諾と、現在位置と、移動体位置とが対応付けられた情報である。目的地は、車両所有者が目的地として登録した自宅の位置を表す情報である。同乗承諾は、車両所有者が所有する車両への同乗を承諾しているか否かを表す情報である。同乗承諾には、現時点で承諾している「Y」、または現時点で承諾していない「N」のいずれかが記載されている。現在位置は、車両所有者がいる現在の位置を表す情報である。現在位置は、車両所有者の端末装置T(ここでは、端末装置T1)により送信され、通信部120が受信するごとに、情報取得部130によって逐次更新される。移動体位置は、車両所有者が所有する車両の現在の位置を表す情報である。移動体位置は、車両所有者が所有する車両により送信され、通信部120が受信するごとに、情報取得部130によって逐次更新される。車両所有者が所有する車両が通信機能を備えていない車両である場合、移動体位置は省略される。その場合、移動体位置は、現在位置と同じ位置とみなされ、現在位置が更新されるタイミングで同様に更新されてもよいし、移動体位置の情報として「同」が記載されてもよい。
車両所有者情報112には、図2に示すものに限らず、例えば、車両所有者が所有する車両の種類を表す情報や、車両所有者が目的地に向かう(帰宅する)際に通行する帰宅経路の情報、帰宅経路の途中に存在する合流地点候補の位置を表す情報など、種々の情報が含まれてもよい。帰宅経路は、車両所有者が事前に登録したものであってもよいし、車両所有者が過去に通行した経路の履歴に基づいて同乗支援装置100が設定したものであってもよい。帰宅経路は、一つであってもよいし、複数であってもよい。帰宅経路が複数である場合、合流地点候補は、それぞれの帰宅経路ごとに候補が示されてもよいし、示されなくてもよい。
図3は、実施形態に係る同乗支援装置100における同乗者情報114の一例を示す図である。同乗者情報114は、車両への同乗を希望する利用者U(以下、「同乗者」ともいう)に関する情報である。同乗者情報114は、同乗要求をした利用者U2のみの情報であってもよい。同乗者情報114は、例えば、同乗者を特定する同乗者IDに対して、目的地と、同乗要求と、現在位置とが対応付けられた情報である。目的地は、同乗者が目的地として登録した自宅の位置を表す情報である。同乗要求は、同乗者が車両への同乗を要求しているか否かを表す情報である。同乗要求には、現時点で要求している「Y」、または現時点で要求していない「N」のいずれかが記載されている。現在位置は、同乗者がいる現在の位置を表す情報である。現在位置は、同乗者の端末装置T(ここでは、端末装置T2)により送信され、通信部120が受信するごとに、情報取得部130によって逐次更新される。
同乗者情報114には、図3に示すものに限らず、例えば、同乗者がいずれの車両にも同乗することができなかった場合において目的地に向かう(帰宅する)際に通行する帰宅経路の情報や、帰宅経路の途中に存在する合流地点候補の位置を表す情報など、種々の情報が含まれてもよい。帰宅経路は、同乗者が事前に登録してもよいし、同乗者が過去に通行した経路の履歴に基づいて同乗支援装置100が設定してもよい。帰宅経路は、一つであってもよいし、複数であってもよい。帰宅経路が複数である場合、合流地点候補は、それぞれの帰宅経路ごとに候補が示されてもよいし、示されなくてもよい。
図1に戻り、マッチング処理部140は、通信部120を介して端末装置T1や端末装置T2から取得された情報と、記憶部110に記憶された車両所有者情報112および同乗者情報114とに基づいて、利用者U1の車両Mに同乗する利用者U2を抽出し、利用者U1と抽出した利用者U2とが合流する合流地点、および車両Mに同乗して移動した先で利用者U1と抽出した利用者U2とが解散する解散地点を決定する。マッチング処理部140は、特許請求の範囲における「決定部」の一例である。マッチング処理部140は、例えば、同乗者抽出部142と、合流/解散地点決定部144と、を備える。
同乗者抽出部142は、通信部120を介して取得した同乗承諾および同乗要求に応じて、記憶部110に記憶された車両所有者情報112および同乗者情報114を参照し、同乗承諾をした車両所有者が所有する車両に同乗する同乗要求をした同乗者を抽出する。同乗者抽出部142は、例えば、通信部120を介して取得したそれぞれの利用者Uの端末位置情報(車両位置情報を含んでもよい)に基づいて、車両所有者の現在位置または車両が駐車されている駐車場を中心とした所定の範囲内(例えば、車両所有者の現在位置から1km以内)の位置が現在位置となっている同乗者を抽出する。同乗者抽出部142は、例えば、車両所有者の端末位置情報(車両位置情報を含んでもよい)と、車両所有者情報112に記載されている目的地(つまり、車両所有者の自宅)の情報に基づいて、地図情報118を参照し、車両所有者が車両に乗車して帰宅する際の帰路の経路を推定し、推定した経路から所定の範囲内(例えば、経路から1km以内)の位置に目的地がある同乗者を抽出してもよい。
ここでは、同乗者抽出部142が、利用者U1の車両Mに同乗する利用者U2を抽出するものとする。同乗者抽出部142は、利用者U1と抽出した利用者U2とを対応付ける情報を、合流/解散地点決定部144に出力する。同乗者抽出部142は、車両所有者情報112および同乗者情報114に含まれる情報の中から、利用者U1と利用者U2とに関する情報を抜き出してまとめ、例えば、マッチング情報116として記憶部110に記憶させてもよい。この場合、同乗者抽出部142は、利用者U1と利用者U2とを対応付ける情報に代えて、マッチング情報116を記憶部110に記憶させたことを表す情報を、合流/解散地点決定部144に出力してもよい。
合流/解散地点決定部144は、同乗者抽出部142により利用者U1と利用者U2とを対応付ける情報が出力された場合、記憶部110に記憶された車両所有者情報112と同乗者情報114とに基づいて、合流地点および/または解散地点を決定する。合流/解散地点決定部144は、例えば、通信部120を介して取得したそれぞれの端末装置Tの端末位置情報(車両位置情報を含んでもよい)に基づいて、車両所有者の現在位置または車両が駐車されている駐車場と同乗者の現在位置との間に存在する地点や、所定の範囲内の地点を合流地点として決定する。合流/解散地点決定部144は、例えば、車両所有者情報112に記載されている目的地(つまり、車両所有者の自宅)の情報と、同乗者情報114に記載されている目的地(つまり、同乗者の自宅)の情報とに基づいて、それぞれの利用者Uの目的地の間に存在する地点や、所定の範囲内の地点を解散地点として決定する。合流/解散地点決定部144は、それぞれの端末装置Tの端末位置情報(車両位置情報を含んでもよい)と、それぞれの利用者Uの目的地の情報に基づいて、地図情報118を参照し、それぞれの利用者Uが移動する経路を推定し、推定した経路から所定の範囲内の地点を合流地点や解散地点として決定してもよい。
合流/解散地点決定部144は、地図情報118に含まれる合流地点や解散地点となり得るそれぞれの地点のうち、その地点の環境情報に基づいた指標値が所定の基準を満たす地点を、合流地点および/または解散地点として決定する。環境情報に基づいた指標値とは、その地点やその周辺に存在する施設の賑わい具合など、利用者U1や利用者U2以外の他人の目が多く存在するかによってその地点の安全性(特に、利用者U2にとっての安全性)の高さを評価するものである。指標値は、例えば、利用者U1や利用者U2以外の他人の目が多く存在する地点の方が、より高い(好適であることを示すものとする)指標値となる。これは、他人の目が多く存在する地点の方が、その地点で不測の事態に遭遇する可能性が低くなるからである。指標値は、例えば、その地点やその周辺に存在する他の通行人や他の車両(例えば、自転車、自動二輪車、自動車)などの交通参加者の通行量に基づく値(通行量そのもの、あるいは対数を求めた値など)である。合流/解散地点決定部144は、例えば、指標値が閾値以上である地点、つまり、交通参加者の通行量が所定量以上である地点を、指標値が基準を満たす地点とし、その地点を合流地点および/または解散地点のそれぞれに決定する。合流地点や解散地点としては、例えば、ショッピングモールや、スーパーマーケット、コンビニエンスストアなどの施設(さらに、飲食店、宿泊施設、各種アクティビティ施設、病院、行政機関などの施設を含んでもよい)や、これらの施設に付随する駐車場を候補地とする。施設に付随する駐車場とは、施設の敷地内に併設された、または施設に訪れた利用者U1などが優先的に利用することを目的とした駐車場(専用の駐車場を含む)などである。
合流/解散地点決定部144は、決定した合流地点と解散地点とのそれぞれの情報を、情報提供部150に出力する。合流/解散地点決定部144は、同乗者抽出部142によりマッチング情報116を記憶部110に記憶させたことを表す情報が出力された場合、記憶部110に記憶されたマッチング情報116に決定した合流地点と解散地点とのそれぞれの情報を追加して更新してもよい。この場合、合流/解散地点決定部144は、決定した合流地点と解散地点とのそれぞれの情報に代えて、マッチング情報116を更新したことを表す情報を、情報提供部150に出力してもよい。
情報提供部150は、通信部120を介して取得したそれぞれの端末装置Tの端末位置情報と、記憶部110に記憶された車両所有者情報112および同乗者情報114と、マッチング処理部140(より具体的には、合流/解散地点決定部144)により出力された合流地点および解散地点のそれぞれの情報とに基づいて、利用者U1と利用者U2とのそれぞれが移動する際の時刻を予想する。情報提供部150は、予想したそれぞれの時刻の情報を、通信部120を介して端末装置T1や端末装置T2に送信する。情報提供部150は、特許請求の範囲における「提供部」の一例である。情報提供部150は、例えば、時刻予想部152と、通知部154と、を備える。
時刻予想部152は、マッチング処理部140から合流地点と解散地点とそれぞれの情報が入力されると、記憶部110に記憶された車両所有者情報112および同乗者情報114と、通信部120を介して取得したそれぞれの端末装置Tの端末位置情報と、現在時刻とに基づいて、利用者U1と利用者U2との移動に関する種々の時刻を算出する。時刻予想部152は、合流地点の情報とそれぞれの端末装置Tの端末位置情報とに基づいて、利用者U1と利用者U2とが合流地点で合流する合流時間帯を算出する。合流時間帯とは、利用者U1が合流地点に到着する到着予想時刻と、利用者U2が合流地点に到着する到着予想時刻とを含む時間帯である。時刻予想部152は、合流地点で利用者U1と利用者U2とが合流して車両Mに乗車した後、解散地点と、端末位置情報や車両位置情報とに基づいて、利用者U1および利用者U2が解散地点に到着する到着予想時刻を算出する。ここで、時刻予想部152が到着予想時刻を算出する際に用いる位置情報は、端末装置T1の端末位置情報、端末装置T2の端末位置情報、車両Mの車両位置情報のいずれか一つの位置情報を用いてもよい。これは、利用者U1および利用者U2は、同じ車両Mに乗車して移動しているため、それぞれの位置情報は同じ位置を表しているからである。時刻予想部152は、利用者U1と利用者U2とが乗車している車両Mの位置が、解散地点から所定の範囲内(例えば、解散地点から10km以内)に入ったときに、解散地点に到着する到着予想時刻を算出してもよい。時刻予想部152は、解散地点と、利用者U1と利用者U2とのそれぞれの目的地の情報に基づいて、解散後にそれぞれの利用者Uが目的地に到着する時刻、つまり、自宅に帰宅する帰宅予想時刻を算出する。このとき、時刻予想部152は、車両所有者情報112または/および同乗者情報114に、目的地に向かうまでの間に立ち寄る施設の情報が登録されている場合、この施設に立ち寄ることを含めて帰宅予想時刻を算出してもよい。利用者U1の帰宅予想時刻は、特許請求の範囲における「第1帰宅予想時刻」の一例であり、利用者U2の帰宅予想時刻は、特許請求の範囲における「第2帰宅予想時刻」の一例である。
時刻予想部152における上述したような種々の時刻の算出は、例えば、通信部120を介して取得したそれぞれの端末装置Tの端末位置情報(車両位置情報を含んでもよい)に基づいて、地図情報118を参照し、利用者U1および/または利用者U2の現在位置から時刻を算出する地点までの間の経路を推定し、それぞれの利用者Uが推定した経路を移動するものとしてそれぞれの時刻を算出する。時刻予想部152は、算出したそれぞれの時刻の情報を、通知部154に出力する。時刻予想部152は、マッチング処理部140(より具体的には、合流/解散地点決定部144)によりマッチング情報116を更新したことを表す情報が出力された場合、記憶部110に記憶されたマッチング情報116に基づいて種々の時刻を算出し、マッチング情報116に算出したそれぞれの時刻の情報を追加して更新してもよい。この場合、時刻予想部152は、算出したそれぞれの時刻の情報に代えて、マッチング情報116に時刻を追加したことを表す情報を、時刻予想部152に出力してもよい。
図4は、実施形態に係る同乗支援装置100におけるマッチング情報116の一例を示す図である。図4に示すマッチング情報116は、時刻予想部152が更新したものである。マッチング情報116は、例えば、車両所有者の車両所有者IDに対して、車両所有者現在位置と、移動体位置と、同乗者IDと、同乗者現在位置と、合流地点と、車両所有者到着予想時刻と、同乗者到着予想時刻と、解散地点と、解散地点到着予想時刻と、車両所有者帰宅予想時刻と、同乗者帰宅予想時刻とが対応付けられた情報である。車両所有者現在位置は、同乗者抽出部142が車両所有者情報112から抜き出した現在位置の情報である。移動体位置は、同乗者抽出部142が車両所有者情報112から抜き出した移動体位置の情報である。前述したように移動体位置は省略されてもよい。同乗者IDは、同乗者抽出部142が抽出(決定)した同乗者の同乗者IDである。同乗者現在位置は、同乗者抽出部142が同乗者情報114から抜き出した抽出(決定)した同乗者の現在位置の情報である。合流地点は、合流/解散地点決定部144が決定した合流地点の位置を表す情報である。車両所有者到着予想時刻は、時刻予想部152が算出した、車両所有者が合流地点に到着する到着予想時刻である。同乗者到着予想時刻は、時刻予想部152が算出した、同乗者が合流地点に到着する到着予想時刻である。解散地点は、合流/解散地点決定部144が決定した解散地点の位置を表す情報である。解散地点到着予想時刻は、時刻予想部152が算出した、車両所有者が所有する車両に同乗して同乗者が解散地点に到着する到着予想時刻である。車両所有者帰宅予想時刻は、時刻予想部152が算出した、解散地点で解散した車両所有者が目的地に到着する到着予想時刻である。同乗者帰宅予想時刻は、時刻予想部152が算出した、解散地点で解散した同乗者が目的地に到着する到着予想時刻である。これらの情報を用いて通知部154が種々の通知を行う。
マッチング情報116には、図4に示すものに限らず、例えば、車両所有者が合流地点まで向かう合流経路の情報や、同乗者が合流地点まで向かう合流経路の情報、合流地点で車両所有者と同乗者とが合流した後に一緒に解散地点まで向かう同乗経路の情報、車両所有者が解散地点から目的地まで向かう帰宅経路の情報や、同乗者が解散地点から目的地まで向かう帰宅経路の情報など、種々の情報が含まれてもよい。
図1に戻り、通知部154は、現在時刻と、通信部120を介して取得したそれぞれの端末装置Tの端末位置情報(車両位置情報を含んでもよい)とに基づいて適時、通信部120を用いて端末装置T1および/または端末装置T2に各種情報を送信する。これにより、それぞれの端末装置Tにおいて実行されているアプリケーションは、同乗支援装置100からの情報を利用者U1や利用者U2に通知する。通知部154は、少なくとも、マッチング情報116に含まれる合流地点および/または解散地点の情報と、合流時間帯の情報とのそれぞれの情報を、利用者U1および利用者U2に通知する。通知部154は、合流地点や、解散地点、合流時間帯の情報を利用者U1および利用者U2に通知する前に、例えば、車両Mへの同乗(乗り合い)を希望している利用者U2が存在することを表す情報を端末装置T1に送信して利用者U1に通知してもよい。この場合、通知部154は、例えば、通知に応じて利用者U1が利用者U2の同乗を承諾し、利用者U2が車両Mへの同乗が可能となったことを表す情報を端末装置T2に送信して利用者U2に通知してもよい。通知部154は、例えば、地図情報118を用いて、利用者U1および利用者U2、あるいは車両Mが合流地点や解散地点、あるいはそれぞれの目的地まで移動する経路を案内する情報を端末装置T1および端末装置T2に送信してもよい。この場合、アプリケーションは、それぞれの端末装置Tが備えるナビゲーション機能により、合流地点や解散地点までの経路を端末装置Tに表示させる、または/および音声を発音させる。
通知部154は、マッチング情報116に含まれる到着予想時刻や、それぞれの利用者Uの帰宅予想時刻の情報を、利用者U1および利用者U2に通知する。通知部154は、通信部120に、到着予想時刻や帰宅予想時刻の情報を、利用者U1の家族や、利用者U2の家族など、それぞれの利用者Uの関係者の端末装置に、ネットワークNW介して送信させてもよい。通知部154は、到着予想時刻や帰宅予想時刻の情報を、少なくとも、利用者U2の関係者である利用者URの端末装置TRに送信すればよい。つまり、通知部154は、利用者U1や利用者U2、利用者U1の関係者の端末装置には、到着予想時刻や帰宅予想時刻の情報を送信しなくてもよい。これは、利用者U1は解散地点で車両Mに再び乗車して走行(帰宅)するが、利用者U2は解散地点で車両Mから降車した後、例えば、徒歩などで帰宅することになることが想定されるため、利用者U2の家族が解散地点まで利用者U2を迎えに行くことが考えられるからである。
通知部154は、解散地点でそれぞれの利用者Uが解散した後、それぞれの利用者Uの端末装置Tが備える電話機能などの音声通信機能を起動させるための指示情報をそれぞれの端末装置Tに送信し、アプリケーションに、端末装置T1と端末装置T2との間の音声通信を行わせる。音声通信とは、電話機能による、いわゆる音声通話を指してもよいし、一方向で収音した音声を、例えば、警備会社など、それぞれの利用者Uの安全を監視する機関に送信させることを指してもよい。これにより、それぞれの利用者Uが会話する必要はないが、目的地に向かうまでの間の周辺の音の情報をそれぞれの利用者Uで共有し、仮に一方の利用者Uに不測の事態が起こったことが想定される場合には、他方の利用者Uが、警備会社などに連絡をすることができる。あるいは、それぞれの利用者Uが目的地に向かうまでの間の周辺の音の情報を警備会社などに所属する監視者が聞くことにより、利用者Uに対する不測の事態が起こったか否かを監視することができる。この場合、通知部154は、端末装置T1と端末装置T2との間の音声通信を行わせる指示情報に代えて、それぞれの利用者Uの端末装置Tが備えるマイクなど、音声を收音する收音機能を起動させる指示情報をそれぞれの端末装置Tに送信して、アプリケーションに、それぞれの端末装置Tが收音した音を警備会社などに送信させるようにしてもよい。警備会社などにおける音声の監視は、例えば、音声解析システムなどによる自動判別で行ってもよい。音声解析システムは、例えば、受信した音声の周波数や音量、音量の推移パターンなどに基づいて不測の事態が起こったか否かを判定する。音声解析システムは、音声信号を学習済モデルに入力することで、不測の事態が起こったか否かを判定してもよい。
通知部154は、マッチング情報116に含まれるそれぞれの利用者Uの帰宅予想時刻の情報に基づいて、例えば、利用者U1と利用者U2とのそれぞれが自宅に帰宅する(到達する)タイミングで、無事に目的地(自宅)に到着したか否かの確認を行うための情報を端末装置T1および端末装置T2に送信させる。それぞれの利用者Uが目的地に到着したか否かの確認を行うための情報とは、例えば、目的地に到着したことを報告するための操作を促す報告画面を端末装置Tに表示させるための情報である。通知部154は、通信部120を介してそれぞれの利用者Uが端末装置Tに表示された報告画面に対して行った報告操作を取得することにより、それぞれの利用者Uが無事に目的地に到着したことを確認する。通知部154は、目的地に到着したことを報告する操作がされたことを、互いの端末装置Tに送信して通知するようにしてもよい。この通知は、それぞれの利用者Uの関係者の端末装置に送信するようにしてもよい。これにより、それぞれの利用者Uや、それぞれの利用者Uの関係者も、一緒に解散地点まで同乗してきた利用者Uが無事に目的地に到着したことを互いに確認することができる。通知部154は、報告画面を端末装置Tに表示させるための情報をそれぞれの端末装置Tに送信した後、それぞれの利用者Uがすでに帰宅していると考えられる時刻となる、あるいは、この時刻から所定時間(例えば、15分)が経過してもいずれか一方または両方の利用者Uにより目的地に到着したことを報告する操作がされなかった場合、このことを報告するようにしてもよい。この報告は、例えば、目的地に到着したことを報告する操作をすでにしている利用者Uの端末装置Tや、目的地に到着したことを報告する操作をしていない利用者Uの関係者の端末装置に送信する。通知部154は、この報告を、警備会社などに行ってもよい。
通知部154は、解散地点でそれぞれの利用者Uが解散した後、それぞれの端末装置Tにより送信された端末位置情報に基づいて、目的地に向かう(帰宅する)までのそれぞれの利用者Uの移動状況を確認するようにしてもよい。そして、利用者Uが目的地に向かう経路から大きく外れたことを確認した場合、通知部154は、帰宅する経路から外れたことを、それぞれの利用者Uや利用者Uの関係者、あるいは警備会社などに通知するようにしてもよい。ただし、利用者Uは、目的地に到着するまでの間にいずれかの施設に立ち寄ることも考えられる。このため、通知部154は、利用者Uが立ち寄る施設の情報が利用者Uの車両所有者情報112や同乗者情報114に事前に設定されている(登録されている)場合、この立ち寄る施設を含めたジオフェンスを設定する。ジオフェンスとは、現実の空間に対応して設けられた仮想的な境界のことである。通知部154は、設定したジオフェンスの情報と端末装置Tの端末位置情報とに基づいて、利用者Uがジオフェンスを超えていないことが確認されている場合には、利用者Uが帰宅する経路から外れたことの通知をしないようにする。この場合、時刻予想部152は、利用者Uが帰宅する帰宅予想時刻を、施設に立ち寄ることを含めて再度算出するようにしてもよい。
[全体の手続きの流れ]
次に、同乗支援装置100における全体の処理の一例について説明する。図5は、実施形態に係る同乗支援装置100においてマッチングさせた利用者Uが移動する様子の一例を模式的に示す図である。図5には、車両Mを所有する利用者U1が、例えば、職場WDから目的地である自宅HDに帰宅する際に、その帰宅経路の一部の区間に、職場WPから目的地である自宅HPに帰宅する利用者U2を同乗させる場合の一例を示している。以下の説明においては、利用者U1は、端末装置T1(アプリケーション)を操作して車両Mへの同乗承諾しており、利用者U2は、端末装置T2(アプリケーション)を操作して車両への同乗要求をしているものとする。
同乗支援装置100は、同乗承諾をしている利用者Uおよび同乗要求をしている利用者Uの中から、車両Mの同乗させる同乗者として利用者U2を抽出する。そして、同乗支援装置100は、利用者U2を車両に同乗させるための処理を開始する。まず、同乗支援装置100は、合流地点MPおよび解散地点DPを決定し、利用者U1および利用者U2のそれぞれに通知する。これにより、利用者U1は、車両Mに乗車して合流地点MPに向かい、利用者U2は、例えば、徒歩などで合流地点MPに向かい、利用者U1と利用者U2とは、合流地点MPで合流する。
その後、利用者U1は、車両Mに利用者U2を同乗させて、解散地点DPに向かう。解散地点DPに到着すると、利用者U1は、車両Mから利用者U2を降車させて、自宅HDに帰宅する。一方、利用者U2は、例えば、徒歩などで自宅HPに帰宅する。
このように、利用者U1および利用者U2は、同乗支援装置100により通知された合流地点MPから解散地点DPまでの区間、同じ車両Mに乗車して移動する。この場合、利用者U2は、車両Mに同乗している区間に応じた利用料金を支払い、利用者U1は、利用者U2を同乗させた区間に応じた利用料金を受け取ることができる。この利用料金の支払いと受け取りの処理は、サービスを運用する会社が管理するものであってもよい。
[同乗支援装置100の処理]
次に、同乗支援装置100における処理の一例について説明する。図6は、実施形態に係る同乗支援装置100において実行される処理の流れの一例を示すシーケンス図である。図7~図12は、実施形態に係る同乗支援装置100の処理において情報を提供する情報画面の一例を示す図である。図7~図12には、それぞれの場面において同乗支援装置100が利用者Uのそれぞれに情報提供を行うために端末装置Tに表示させる情報提供画面の画像の一例を示している。以下の説明においては、図6に示す同乗支援装置100の処理において、図7~図12に示すそれぞれの情報提供画面の画像の一例を適宜参照して説明する。
以下の説明においては、端末装置T1および端末装置T2においてアプリケーションが実行されており、同乗支援装置100が、端末装置T1や端末装置T2に表示させる画像の情報を送信することによって、利用者U1と利用者U2とのそれぞれに通知を行うものとする。同乗支援装置100では、上述したように、情報取得部130、マッチング処理部140(同乗者抽出部142と合流/解散地点決定部144)、および情報提供部150(時刻予想部152と通知部154)のそれぞれが、通信部120およびネットワークNWを介してそれぞれの情報をやり取りするが、説明を容易にするため、同乗支援装置100が備えるそれぞれの構成要素が直接、それぞれの情報をやり取りするものとする。
利用者U2は、端末装置T2(アプリケーション)を操作して、車両への同乗要求の手続きをする。端末装置T2において実行されているアプリケーションは、利用者U2による車両への同乗要求を同乗支援装置100に送信する(ステップS100)。このステップS100の処理は、利用者U2が職場WPに到着する前であってもよいし、後であってもよいし、職場WPを出発するときであってもよい。情報取得部130は、ステップS100において端末装置T2により送信された車両への同乗要求を受け付ける(ステップS102)。
一方、利用者U1は、端末装置T1(アプリケーション)を操作して、車両Mへの同乗承諾の手続きをする。端末装置T1において実行されているアプリケーションは、利用者U1による車両Mへの同乗承諾を同乗支援装置100に送信する(ステップS200)。このステップS200の処理は、利用者U1が職場WDに到着する前であってもよいし、後であってもよいし、職場WDを出発するときであってもよい。情報取得部130は、ステップS200において端末装置T1により送信された車両Mへの同乗承諾を受け付ける(ステップS202)。
同乗支援装置100においては、ステップS100およびステップS102の処理と、ステップS200およびステップS202の処理とは、図6に示す順番に限らず、同時であってもよいし、逆の順番であってもよい。
ステップS102において同乗要求を受け付け、さらに、ステップS202において同乗承諾を受け付けると、同乗者抽出部142は、情報取得部130により出力された同乗承諾および同乗要求に応じて、同乗承諾をした利用者U1の車両Mに同乗する同乗要求をした利用者U2を抽出する(ステップS300)。合流/解散地点決定部144は、利用者U1と利用者U2との合流地点および解散地点を決定する(ステップS302)。時刻予想部152は、合流地点の情報とそれぞれの端末装置Tの端末位置情報とに基づいて、利用者U1と利用者U2とが合流する合流時間帯を算出する(ステップS304)。時刻予想部152が合流時間帯を算出するタイミングは、例えば、利用者U1が現在位置(ここでは、職場WD)の所定の範囲外に出たことを確認したタイミングである。言い換えれば、時刻予想部152が合流時間帯を算出するタイミングは、利用者U1が帰路につくタイミングである。利用者U1が所定の範囲外に出たことの確認は、端末装置T1の端末位置情報に基づいて同乗支援装置100が行ってもよいし、例えば、車両Mが備える通信機能が、車両Mのエンジンが稼働(始動)されたことを表す情報を同乗支援装置100に送信し、通信部120がこの情報を受信して情報取得部130が取得したときであってもよい。この場合、時刻予想部152は、例えば、車両Mが駐車されている駐車場が利用者U1の現在位置(例えば、職場WD)から離れた場所にある場合でも、車両Mのエンジンが始動された時刻に基づいて、より正確に合流時間帯を算出することができる。エンジンは、特許請求の範囲における「駆動部」の一例であり、エンジンが始動されたことを表す情報は、特許請求の範囲における「稼働情報」の一例である。
通知部154は、合流地点、解散地点、および合流時間帯のそれぞれの情報を、端末装置T1に送信して、利用者U1に通知する(ステップS306)。通知部154は、合流地点、解散地点、および合流時間帯のそれぞれの情報を、端末装置T2に送信して、利用者U2に通知する(ステップS308)。図7には、ステップS306において利用者U1に通知をするために端末装置T1に表示させる通知画面の一例を示し、図8には、ステップS308において利用者U2に通知をするために端末装置T2に表示させる通知画面の一例を示している。図7に示すように、端末装置T1は、合流地点MP、解散地点DP、および合流時間帯のそれぞれの情報を含む画像を表示する。この画像は、アプリケーションによるプッシュ通知機能によって自動的に表示されてもよいし、同乗支援装置100から通知が届いた旨の情報提供をして、利用者U1による閲覧操作がされたときに表示されてもよい。図8に示すように、端末装置T2は、合流地点MP、解散地点DP、および合流時間帯のそれぞれの情報を含む画像を表示する。この画像には、図8に示すように、車両Mの情報を含んでもよい。この画像も、アプリケーションによるプッシュ通知機能や、通知が届いた旨の情報提供に応じた利用者U2の閲覧操作により表示されてもよい。これらの通知により、利用者U1および利用者U2は、合流地点MPに向かう。
図6に戻り、その後、利用者U1と利用者U2とのそれぞれが合流地点MPに到着すると、利用者U2は、合流地点MPにおいて車両Mに同乗して、利用者U1とともに解散地点DPに向かう。通知部154は、利用者U1と利用者U22との両方またはいずれか一方に、車両Mに利用者U2が同乗したことを確認する(ステップS400)。図9には、ステップS400において、車両Mに同乗できたか否かを利用者U2に確認するために端末装置T2に表示させる確認画面の一例を示している。図9に示すように、端末装置T2は、車両Mに同乗できたか否かを利用者U2に確認する情報を含む画像を表示する。この画像も、アプリケーションによるプッシュ通知機能などにより表示されてもよい。この画像には、図9に示すように、二つの回答ボタンが含まれている。回答ボタンBYは、車両Mに同乗することができたことを回答するための回答ボタンであり、回答ボタンBNは、車両Mに同乗することができていないことを回答するための回答ボタンである。利用者U2は、確認画面の下部に表示された回答ボタンBYと回答ボタンBNとの内、いずれか一方の回答ボタンをタッチすることにより、車両Mに同乗することができた否かを通知部154に回答することができる。図9には、利用者U2が、回答ボタンBYをタッチして、車両Mに同乗することができたことを回答した状態の一例を示している。端末装置T2は、回答ボタンBYがタッチされた場合に、利用者U2が車両Mに同乗することができたことを表す情報を同乗支援装置100(より具体的には、通知部154)に送信する。一方、端末装置T2は、回答ボタンBNがタッチされた場合、利用者U2が車両Mに同乗することができていないことを表す情報を同乗支援装置100に送信する。
図6に戻り、時刻予想部152は、利用者U2が車両Mに同乗できたことを確認した場合、利用者U1および利用者U2が解散地点DPに到着する到着予想時刻を算出する(ステップS402)。上述したように、時刻予想部152は、利用者U1および利用者U2が解散地点DPから所定の範囲内に入ったときに、解散地点DPに到着する到着予想時刻を算出してもよい。通知部154は、到着予想時刻の情報を、少なくとも端末装置TRに送信して、利用者URに通知する(ステップS404)。図10には、ステップS404において利用者URに通知をするために端末装置TRに表示させる通知画面の一例を示している。図10に示すように、端末装置TRは、解散地点DPと、利用者U2の解散地点DPへの到着予想時刻とのそれぞれの情報を含む画像を表示する。この画像には、図10に示すように、利用者U2を同乗させる利用者U1や車両Mの情報を含んでもよい。この画像も、アプリケーションによるプッシュ通知機能などにより表示されてもよい。この通知により、利用者URは、解散地点DPまで利用者U2を迎えに行くことができる。
図6に戻り、その後、同乗支援装置100は、利用者U2が同乗した車両Mが解散地点DPに到着したか否かを確認する(ステップS500)。ステップS500において、車両Mが解散地点DPに到着したことが確認された場合、時刻予想部152は、解散地点と、利用者U1と利用者U2とのそれぞれの目的地の情報に基づいて、解散後にそれぞれの利用者Uが目的地に到着する時刻、つまり、自宅に帰宅する帰宅予想時刻を算出する(ステップS502)。通知部154は、車両Mが解散地点DPに到着したことを表す情報と、帰宅予想時刻の情報を、少なくとも端末装置TRに送信して、利用者URに通知する(ステップS504)。そして、通知部154は、端末装置T1と端末装置T2とのそれぞれにおいて実行されているアプリケーションに、音声通信機能を起動させるための指示情報を送信して、音声通信を行わせる(ステップS506)。
その後、通知部154は、利用者U1と利用者U2とのそれぞれが目的地に到達(到着)するタイミングで、無事に目的地(自宅)に到着したか否かを確認するための確認画面の情報を端末装置T1および端末装置T2に送信して、利用者U1と利用者U2とのそれぞれに対して、目的地への到着を確認する(ステップS600)。利用者U1と利用者U2とのそれぞれは、端末装置Tに表示された確認画面を操作することにより、目的地(自宅)に到着したことを通知部154に回答(通知)する(ステップS602およびステップS604)。図11には、ステップS600において、目的地(自宅)に無事に到着したか否かを利用者U2に確認する(問い合わせる)ために端末装置T2に表示させる確認画面の一例を示している。図11に示すように、端末装置T2は、目的地に無事に到着したか否かを利用者U2に確認する情報を含む画像を表示する。この画像も、アプリケーションによるプッシュ通知機能などにより表示されてもよい。この画像には、図11に示すように、応答ボタンBAが含まれている。応答ボタンBAは、目的地に到着したことを報告するための応答ボタンである。利用者U2は、確認画面の下部に表示された応答ボタンBAをタッチすることにより、目的地(自宅)に無事に到着しことを通知部154に通知(報告)することができる。図11には、ステップS602において、利用者U2が応答ボタンBAをタッチして、目的地(自宅)に無事に到着したことを報告した状態の一例を示している。端末装置T2は、応答ボタンBAがタッチされた場合に、利用者U2が無事に目的地に到着したことを表す情報を同乗支援装置100(より具体的には、通知部154)に送信する。確認画面の情報は、特許請求の範囲における「確認情報」の一例である。
図6に戻り、その後、通知部154は、利用者U1と利用者U2とのそれぞれについて、帰宅予想時刻から所定時間が経過したか否かを確認する(ステップS700)。ステップS700において、所定時間が経過した場合、利用者Uから目的地に到着したことを表す回答を得られた否かを確認する(ステップS702)。ステップS702において、利用者Uから目的地に到着した回答が得られたことが確認された場合、同乗支援装置100は、今回の処理を終了する。その後、同乗支援装置100は、利用者U2から利用料金を徴収し、利用者U1に利用料金を支払う支払い手続きを行うようにしてもよい。
ここで、図11に示す確認画面の一例は、利用者U2が解散地点DPから目的地(自宅)に直接向かう場合を想定しているが、利用者U2は、いずれかの施設に立ち寄ってから目的地(自宅)に向かう場合も考えられる。この場合、図11に示す確認画面に、施設に立ち寄っているか否かを報告するための報告ボタンや、施設に立ち寄る予定時間を入力する入力領域を設けるようにしてもよい。そして、通知部154は、利用者U2から施設に立ち寄っていることや、施設に立ち寄る予定時間が報告された場合、ステップS700において確認する所定時間を、利用者U2からの報告に応じて変更するようにしてもよい。
一方、ステップS702において、利用者Uから目的地に到着した回答が得られたことが確認されていない場合、通知部154は、回答が得られていない利用者Uが存在することを報告する(ステップS704)。図12には、ステップS702において、利用者U2から目的地(自宅)に到着した回答が得られていないため、到着の確認がとれていないことを利用者URに報告する報告画面の一例を示している。図12に示すように、端末装置TRは、利用者U2から目的地に到着した回答が得られていないことを表す情報を含む画像を表示する。この画像には、図12に示すように、例えば、解散地点DPへの到着時刻(到着予想時刻であってもよい)と、帰宅予想時刻とのそれぞれの情報を含んでもよい。この画像も、アプリケーションによるプッシュ通知機能などにより表示されてもよい。この画像には、図12に示すように、利用者U2が無事に目的地に到着したか否かを利用者URに確認する情報と、二つの回答ボタンが含まれている。回答ボタンBYは、利用者U2がすでに帰宅していることを回答するための回答ボタンであり、回答ボタンBNは、利用者U2がまだ帰宅していないことを回答するための回答ボタンである。利用者URは、例えば、報告画面を上側にスライド(スクロール)させることにより、報告画面の下部に表示された回答ボタンBYと回答ボタンBNとの内、いずれか一方の回答ボタンをタッチすることにより、利用者U2がすでに目的地(自宅)に到着しているか否かを通知部154に回答することができる。図12には、利用者URが、回答ボタンBYをタッチして、利用者U2がすでに帰宅していることを回答した状態の一例を示している。端末装置TRは、回答ボタンBYがタッチされた場合に、利用者U2が無事に目的地に到着したことを表す情報を同乗支援装置100(より具体的には、通知部154)に送信する。一方、端末装置TRは、回答ボタンBNがタッチされた場合、利用者U2がまだ目的地に到着していないことを表す情報を同乗支援装置100に送信する。この場合、通知部154は、警備会社などに対して、利用者U2が目的地に到着していない(未着である)ことを報告する(通報する)ようにしてもよい。
ところで、ステップS702において、いずれかの一方の利用者Uから目的地に到着した回答が得られたことが確認されていない場合において、他方の利用者Uからは目的地に到着した回答が得られたことが確認されている場合、通知部154は、図12に示す報告画面の一例と同様の報告を、最初に、あるいは同時に、回答が得られたことが確認されている利用者Uにするようにしてもよい。例えば、利用者U1からは回答が得られたことが確認されているが、利用者U2からは回答が得られたことが確認されていない場合、利用者U2から回答が得られていないことを利用者U1に報告するようにしてもよい。これは、利用者U1と利用者U2とは、同様の時刻にそれぞれの目的地に到着することが考えられ、同乗支援装置100から報告が合った場合、利用者U1は、例えば、解散地点DPに引き返すなど、即時の対応が可能であると考えられるからである。例えば、利用者URが出かけていたり、家事を行っていたりすることも考えられるため、利用者URの現在の状況によっては、少し前に目的地に到着した(帰宅した)状態の利用者U1の方がすぐに動ける状況にあり、利用者URよりも早く対応することができる可能性が高いからである。
ここで、図12に示す報告画面の一例も、利用者U2が解散地点DPから目的地(自宅)に直接向かう場合を想定しているが、上述したように、利用者U2は、いずれかの施設に立ち寄ってから目的地(自宅)に向かう場合も考えられる。このため、通知部154は、利用者U2の現在位置が設定されているジオフェンスの範囲内である場合には、図12に示すような報告画面による通知を行わず、利用者U2の現在位置がジオフェンスの範囲外になったときに行うようにしてもよい。このジオフェンスは、利用者U2が車両Mに同乗して到着した解散地点DPによっては、事前に設定した(登録した)ものと異なることも考えられる。このため、例えば、図11に示す確認画面にジオフェンスを設定する設定領域を設け、解散地点DPで利用者U1と解散した後に、利用者U2が設定することができるようにしてもよい。
このような手続きの流れによって、同乗支援装置100は、車両Mを所有する利用者U1と、車両への同乗を希望する利用者U2とをマッチングさせる。このとき、同乗支援装置100は、マッチングさせた利用者U1と利用者U2とが合流する合流地点と解散する解散地点とを、他人の目が多く存在するような安全性が高い地点にする。そして、同乗支援装置100は、車両に同乗する利用者Uのみではなく、利用者Uの関係者にも種々の情報を提供(通知)するとともに、マッチングさせた利用者U1と利用者U2とのそれぞれが無事にそれぞれの目的地に到着したか否かを確認する。
上記に述べたとおり、実施形態の同乗支援装置100によれば、他人の目が多く存在するような安全性が高い地点を合流地点および/または解散地点として、利用者U1の車両Mに同乗する利用者U2をマッチングさせる。そして、実施形態の同乗支援装置100では、それぞれの利用者Uの移動状況を関係者に逐次報告する。そして、実施形態の同乗支援装置100では、車両Mに同乗した利用者Uのいずれかに、仮に不測の事態が起こったことが想定される場合には、警備会社などを含めた関係者に報告する。これにより、報告を受けた関係者は、想定される不測の事態により早く対応することができる。このことにより、利用者U1および利用者U2(それぞれの利用者Uの関係者も含む)は、より安心して同乗支援装置100が採用されたサービスを利用することができる。
上述した同乗支援装置100における処理の流れの一例では、利用者U1の現在位置が職場WDであり、利用者U2の現在位置が職場WPであり、利用者U1および利用者U2のそれぞれが職場から帰宅する際に、利用者U2が、利用者U1の車両Mに同乗する場合について説明した。しかし、同乗支援装置100に対して利用者U2が同乗要求をするタイミングは、利用者U2が同乗することが決まっていない状態の利用者U1が職場WDを出発した後であることも考えられる。さらに、利用者U1は、車両Mに乗車して合流地点MPを通過した後に、利用者U2が同乗要求をすることも考えられる。この場合、同乗支援装置100は、車両Mへの同乗を希望している利用者U2が存在することを表す情報を端末装置T1に送信して利用者U1に通知し、例えば、現在位置から引き返して合流地点MPに向かって利用者U2を同乗させるか否かを確認するようにしてもよい。これにより、利用者U1は、現在の状況を考慮して、利用者U2を同乗させるか否かを回答することができる。そして、同乗支援装置100は、通知に応じて利用者U1が利用者U2の同乗を承諾した場合に、車両Mへの同乗が可能となったことを表す情報を端末装置T2に送信して利用者U2に通知する。これにより、利用者U2は、同乗承諾して引き返してきた利用者U1の車両Mに同乗して、解散地点DPに向かうことができる。
上述した実施形態では、利用者U1の車両Mに利用者U2が同乗する、つまり、同乗者が一人である場合について説明した。しかし、車両所有者は、利用者U1のような自動二輪車を所有している車両所有者に限らず、例えば、四輪の自動車などのように、複数の同乗者を同乗させることができる車両を所有していることも考えられる。さらに、同様の方向に目的地があり、同乗要求する同乗者も複数であることも考えられる。この場合、同乗支援装置100は、車両所有者が所有している車両に同時に同乗することができる人数を考慮して、車両所有者の車両に同乗する複数の同乗者を抽出してもよい。このとき、同乗支援装置100は、車両所有者が目的地に向かう(帰宅する)際に通行する帰宅経路を考慮して、同じ車両に同乗する同乗者との合流地点を一箇所にしてもよいし、複数箇所にしてもよい。この場合、車両所有者が帰宅する帰宅経路は、それぞれの同乗者を同乗させるそれぞれの合流地点を経由する経路となる。この場合における同乗支援装置100の構成、動作、および処理などは、上述した同乗者が一人の利用者U2である場合の同乗支援装置100の構成、動作、および処理と等価なものになるようにすればよい。
以上説明した実施形態の同乗支援装置によれば、移動体(車両M)を所有する第1利用者である利用者U1に関する第1情報である車両所有者情報、および車両Mに同乗する候補の第2利用者である利用者U2に関する第2情報である同乗者情報を取得する情報取得部130と、車両所有者情報と同乗者情報とに基づいて、車両Mに利用者U1と同乗する利用者U2を抽出し、利用者U2が利用者U1に合流する合流地点および解散地点を決定するマッチング処理部140と、マッチング処理部140により決定された合流地点で合流する合流時間帯を算出し、少なくともマッチング処理部140により決定された合流地点および解散地点と、算出した合流時間帯との情報を、通信装置である通信部120を用いて利用者U1の端末装置である端末装置T1と利用者U2の端末装置である端末装置T2とに送信する情報提供部150と、を備えることにより、利用者U1の車両Mへの相乗りを好適に行わせることができる。
上記説明した実施形態は、以下のように表現することができる。
ハードウェアプロセッサと、
プログラムを記憶した記憶装置と、を備え、
前記ハードウェアプロセッサが前記記憶装置に記憶されたプログラムを読み出して実行することにより、
移動体を所有する第1利用者に関する第1情報、および前記移動体に同乗する候補の第2利用者に関する第2情報を取得し、
前記第1情報と前記第2情報とに基づいて、前記移動体に前記第1利用者と同乗する第2利用者を抽出し、前記第2利用者が前記第1利用者に合流する合流地点、合流時間帯、および解散地点を決定し、
少なくとも決定した前記合流地点、前記合流時間帯、および前記解散地点の情報を、通信装置を用いて前記第1利用者の端末装置と前記第2利用者の端末装置とに送信する、
ように構成されている、同乗支援装置。
以上、本発明を実施するための形態について実施形態を用いて説明したが、本発明はこうした実施形態に何ら限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々の変形および置換を加えることができる。
100・・・同乗支援装置
110・・・記憶部
112・・・車両所有者情報
114・・・同乗者情報
116・・・マッチング情報
118・・・地図情報
120・・・通信部
130・・・情報取得部
140・・・マッチング処理部
142・・・同乗者抽出部
144・・・合流/解散地点決定部
150・・・情報提供部
152・・・時刻予想部
154・・・通知部
T1・・・端末装置
T2・・・端末装置
NW・・・ネットワーク
M・・・自動二輪車

Claims (16)

  1. 移動体を所有する第1利用者に関する第1情報、および前記移動体に同乗する候補の第2利用者に関する第2情報を取得する取得部と、
    前記第1情報と前記第2情報とに基づいて、前記移動体に前記第1利用者と同乗する第2利用者を抽出し、前記第2利用者が前記第1利用者に合流する合流地点および解散地点を決定する決定部と、
    前記決定部により決定された前記合流地点で合流する合流時間帯を算出し、少なくとも前記決定部により決定された前記合流地点および前記解散地点と、算出した前記合流時間帯との情報を、通信装置を用いて前記第1利用者の端末装置と前記第2利用者の端末装置とに送信する提供部と、
    を備え
    前記提供部は、前記第2利用者が同乗した前記移動体が前記解散地点に到達するのに応じて、前記第1利用者が第1目的地に到着する第1帰宅予想時刻を算出し、前記第1利用者の位置情報と前記第1帰宅予想時刻とに基づくタイミングで、前記通信装置を用いて、前記第1利用者の端末装置に確認情報を出力させる、
    同乗支援装置。
  2. 前記決定部は、地点ごとの環境情報に基づく指標値が基準を満たす地点を、前記合流地点として決定する、
    請求項1に記載の同乗支援装置。
  3. 前記決定部は、地点ごとの環境情報に基づく指標値が基準を満たす地点を、前記解散地点として決定する、
    請求項1または請求項2に記載の同乗支援装置。
  4. 前記指標値は、交通参加者の通行量であり、
    前記決定部は、前記通行量が所定量以上である地点を、前記指標値が前記基準を満たす地点とする、
    請求項3に記載の同乗支援装置。
  5. 前記取得部は、前記第1情報として前記第1利用者の移動状況を取得すると共に、前記第2情報として前記第2利用者の移動状況を取得し、
    前記提供部は、前記第1利用者の移動状況および/または前記第2利用者の移動状況に応じて、前記通信装置を用いて、前記第1利用者、前記第2利用者、またはその他の利用者の端末装置に情報を提供する、
    請求項1から請求項4のうちいずれか1項に記載の同乗支援装置。
  6. 前記提供部は、前記第1利用者の移動状況および/または前記第2利用者の移動状況に基づいて、前記第2利用者が同乗した前記移動体が前記解散地点に到着する到着予想時刻を算出し、算出した前記到着予想時刻の情報を、前記通信装置を用いて、少なくとも前記第2利用者に関係する他の利用者の端末装置に提供する、
    請求項5に記載の同乗支援装置。
  7. 前記提供部は、前記第1利用者の移動状況および/または前記第2利用者の移動状況に基づいて、前記第2利用者が同乗した前記移動体が前記解散地点から所定範囲内に入ったか否かを判定し、前記移動体が前記解散地点から所定範囲内に入ったと判定した場合に、前記移動体が前記解散地点に到着する到着予想時刻を算出し、算出した前記到着予想時刻の情報を、前記通信装置を用いて、少なくとも前記第2利用者に関係する他の利用者の端末装置に提供する、
    請求項5または請求項6に記載の同乗支援装置。
  8. 前記提供部は、前記第2利用者が同乗した前記移動体が前記解散地点に到着した後、前記第1利用者および前記第2利用者がそれぞれの目的地に到着する帰宅予想時刻を算出し、算出した前記帰宅予想時刻の情報を、前記通信装置を用いて、前記第1利用者、前記第2利用者、またはその他の利用者の端末装置に提供する、
    請求項5から請求項7のうちいずれか1項に記載の同乗支援装置。
  9. 前記提供部は、前記解散地点から前記目的地までの間に設定されたジオフェンスの情報に基づいて、それぞれの前記利用者がそれぞれの目的地に到着する前記帰宅予想時刻を算出する、
    請求項8に記載の同乗支援装置。
  10. 前記提供部は、前記第2利用者が同乗した前記移動体が前記解散地点に到達するのに応じて、前記第2利用者が第2目的地に到着する第2帰宅予想時刻を算出し、前記第2利用者の位置情報と前記第2帰宅予想時刻とに基づくタイミングで、前記通信装置を用いて、前記第2利用者の端末装置に確認情報を出力させる、
    請求項5から請求項のうちいずれか1項に記載の同乗支援装置。
  11. 前記提供部は、前記第2帰宅予想時刻を、前記通信装置を用いて、前記第2利用者に関係する他の利用者の端末装置に提供する、
    請求項10に記載の同乗支援装置。
  12. 前記提供部は、前記確認情報を出力させた後、前記確認情報に対する応答が所定時間が経過しても得られない場合、応答が得られない利用者の情報を、前記通信装置を用いて、前記第1利用者、前記第2利用者、およびその他の利用者の端末装置に提供する、
    請求項10または請求項11に記載の同乗支援装置。
  13. 前記取得部は、前記移動体の稼働に関する稼働情報をさらに取得し、
    前記決定部は、前記取得部が前記移動体の稼働が開始されたことを表す前記稼働情報を取得したときに、前記第2利用者を抽出して前記合流地点および前記解散地点を決定し、
    前記提供部は、少なくとも前記決定部により決定された前記合流地点および前記解散地点と、算出した前記合流時間帯との情報を、通信装置を用いて前記第1利用者の端末装置と前記第2利用者の端末装置とに送信する、
    請求項1から請求項12のうちいずれか1項に記載の同乗支援装置。
  14. 前記稼働情報は、前記移動体を走行させる駆動部の稼働が開始されたことを表す情報である、
    請求項13に記載の同乗支援装置。
  15. コンピュータが、
    移動体を所有する第1利用者に関する第1情報、および前記移動体に同乗する候補の第2利用者に関する第2情報を取得し、
    前記第1情報と前記第2情報とに基づいて、前記移動体に前記第1利用者と同乗する第2利用者を抽出し、前記第2利用者が前記第1利用者に合流する合流地点および解散地点を決定し、
    前記合流地点で合流する合流時間帯を算出し、少なくとも決定した前記合流地点および前記解散地点と、算出した前記合流時間帯との情報を、通信装置を用いて前記第1利用者の端末装置と前記第2利用者の端末装置とに送信し、
    前記第2利用者が同乗した前記移動体が前記解散地点に到達するのに応じて、前記第1利用者が第1目的地に到着する第1帰宅予想時刻を算出し、前記第1利用者の位置情報と前記第1帰宅予想時刻とに基づくタイミングで、前記通信装置を用いて、前記第1利用者の端末装置に確認情報を出力させる、
    同乗支援方法。
  16. コンピュータに、
    移動体を所有する第1利用者に関する第1情報、および前記移動体に同乗する候補の第2利用者に関する第2情報を取得させ、
    前記第1情報と前記第2情報とに基づいて、前記移動体に前記第1利用者と同乗する第2利用者を抽出させ、前記第2利用者が前記第1利用者に合流する合流地点および解散地点を決定させ、
    前記合流地点で合流する合流時間帯を算出させ、少なくとも決定させた前記合流地点および前記解散地点と、算出した前記合流時間帯との情報を、通信装置を用いて前記第1利用者の端末装置と前記第2利用者の端末装置とに送信させ
    前記第2利用者が同乗した前記移動体が前記解散地点に到達するのに応じて、前記第1利用者が第1目的地に到着する第1帰宅予想時刻を算出させ、前記第1利用者の位置情報と前記第1帰宅予想時刻とに基づくタイミングで、前記通信装置を用いて、前記第1利用者の端末装置に確認情報を出力させる、
    プログラム。
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