JP7211868B2 - 電動風防を含む実験用天秤 - Google Patents

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Description

[0001]本発明は、典型的には何分の1ミリグラムの非常に高い精度で小さな物体を秤量するために使用される天秤に関する。天秤がそのように重量を精密に測定することを可能にする感度はまた、天秤を秤量パン(秤量皿)の領域でのいかなる空気循環にも影響されやすいものにする。したがって、秤量パン、および秤量パンの上方の空間は、囲い-一般に風防とも呼ばれる-により周囲環境から分離され、この囲いは通常、引戸の態様で開閉され得る1つまたは複数の壁パネルを備える。風防内の空間は、秤量室と呼ばれる。この文脈における実験用天秤という用語は、風防で囲まれた秤量室を含む任意の高精度秤量機器を意味する。そのような天秤は、化学および調剤学の実験室、産業品質管理、宝石取引、貨幣学、大気汚染フィルタの秤量、および他の多くの用途で使用されている。
[0002]風防を含む実験用天秤のなかでも、本発明は、少なくとも1つの引戸を開閉する操作が、人間オペレータの例えばキーボード命令または実験用ロボットもしくは他の自動システムのアプリケーションプログラムによって制御され得る少なくとも1つのモータによって駆動される、実験用天秤の下位区分を対象とする。電動風防は、確立された現況技術に属しており、また、化学天秤とも呼ばれる最高精度の実験用天秤の共通の構造部になってきている。
[0003]この状況において、本発明は、モータ駆動機構、具体的には実験用天秤の基本設計アーキテクチャに含まれるモータ駆動機構の構成および配置を対象とする。特に関心の対象となることは、電動風防の1つまたは複数の駆動集合体(drive aggregate)の点検または交換のためのアクセスの容易さである。
[0004]例えば、米国特許第4,789,034A号による化学天秤は、風防へのアクセス開口部を開閉させるモータの動作を引き起こすための近接スイッチ、音声命令、または足踏みペダルによりハンズフリーの態様で開閉され得る電動風防を有している。風防の側面および頂部にある摺動するガラスパネルは、それぞれのパネルの内表面を直接圧迫する摩擦車を含む電気モータによって移動される。摩擦駆動機構を含むモータは、実験用天秤ハウジングの壁面上に取り付けられており、実験用天秤ハウジングは、秤量室の後壁に隣接し、かつ、秤量セルを収容している。この文脈における前部、後部、側部、頂部、床という用語は、その動作条件で据え付けられている実験用天秤を使用する人物の前に現れているときの実験用天秤に関する。
[0005]従来技術の別の例である米国特許5,058,692号は、天秤風防の摺動する壁パネルの底部エッジに接触して作用する摩擦駆動輪を含むモータを示している。この天秤は、いわゆるトップローディング構造(top-loading configuration)のものであり、つまり、秤量パンを含む秤量室は、秤量セルを収容している天秤ハウジングの上に配置されている。摺動する壁パネルのための1つまたは複数の駆動モータは、駆動輪とそれぞれの摺動する壁パネルとの間の摩擦接触に適した位置において、天秤ハウジングの内側表面上に取り付けられている。同じ概念の代替構造では、風防は、移動可能な壁セグメントを含む円筒形ドラムの形状を有しており、壁セグメントは、円筒軸線を中心に円運動で摺動し、かつ、円筒形の壁パネルの底部エッジに作用する摩擦車を含む1つまたは複数のモータによって同様に駆動される。
[0006]米国特許第5,170,855号では、案内トラック内で摺動する風防戸の上部エッジおよび下部エッジは、ロープ駆動装置またはラックアンドピニオン機構により、互いに運動学的に連結されている。この運動学的な連結により、戸は、正確な平行運動で滑り、それらのトラック内で動けなくなることがない。連結手段、すなわちロープ駆動装置またはラックアンドピニオン機構を駆動モータに接続することにより風防が電動化され得ることが(さらなる詳細なしで)述べられている。
[0007]米国特許第6,246,018B1号では、電動風防を含む天秤が提案されており、この天秤では、摺動する戸の部分的に開いた位置がセンサによって検出されて、後の読出しのために実験用天秤の記憶装置に登録される。モータ自体はブロック図に概略的に示されているが、モータがどこにどのようにして取り付けられるかに関する記述がない。
[0008]米国特許第6,504,112B1号では、化学天秤が説明されており、この化学天秤では、風防は、秤量パンの妨げられない見た目を提供するために、フレームのない前部ガラスパネルを有している。風防戸は、手動でまたはモータによって移動可能であると言われているが、モータ、および天秤内のモータの配置は、説明も図解もされていない。
米国特許第4,789,034A号 米国特許第5,058,692号 米国特許第5,170,855号 米国特許第6,246,018B1号 米国特許第6,504,112B1号
[0009]本発明において特に関心の対象となる領域、すなわち、電動風防の1つまたは複数の駆動集合体の点検または交換のための最適設計構成については、出願人は、従来技術での情報を見出していない。したがって、本発明の目的は、点検および交換のために風防戸モータに容易にかつ都合良くアクセス可能である、風防戸モータのための構成を有する実験用天秤を提供することである。
[0010]この課題は、独立請求項1に従って配置されたモータユニットによって作動される少なくとも1つの移動可能な壁パネルを有する風防を含んでいる実験用天秤によって解決される。本発明の有利な実施形態および詳細特徴は、従属請求項に記載される。
[0011]本発明が関連するタイプの実験用天秤が、ハウジングと、秤量パンに面している上側、および上側の反対方向に面している下側を含むベース体とを有している。ベース体の上側上には風防が取り付けられており、この風防は、頂壁、第1の側壁、第1の側壁に平行に配置された第2の側壁、および前壁を有しており、第1の側壁は、第1のモータユニットによって作動される。本発明によれば、第1のモータユニットは、ベース体内に配置されており、また、ベース体の下側は、第1のモータユニットへのアクセスを提供する第1の開口部を有している。第1の開口部は、ハウジングの垂直下方で下側に配置されている。提案された構成は、特に点検の際に、第1のモータユニットへのアクセスの容易さを提供する。
[0012]本発明による実験用天秤の好ましい実施形態では、第2の側壁は、ベース体内に同様に配置されている第2のモータユニットによって作動される。ベース体の下側は、有利には、第2のモータユニットへのアクセスを提供する第2の開口部を有している。好ましい構成では、第1の開口部および第2の開口部は、互いに隣接して配置されている。専用のモータユニットが、第1および第2の側壁の独立した動作と同時動作の両方を可能にする。モータユニットのそれぞれに別々の開口部を設けることはまた、点検または修理の際にモータユニットへのアクセスの容易さを向上させる。
[0013]さらに、本発明による実験用天秤の好ましい実施形態では、ベース体は、第1のモータユニットおよび第2のモータユニットをそれぞれ受け入れるための第1の空洞および第2の空洞を有している。第1および第2の空洞は、第1および第2のモータユニットを受け入れるための囲いとして働く。これは、2つのモータが互いに隔てられて相互汚染が防止されるという利点を有する。それに加えて、空洞は、モータユニットをベース体の他の構成要素から物理的に隔てることができる。
[0014]本発明による実験用天秤の代替実施形態では、第1および第2のモータユニットは、1つの空洞内に配置され得る。
[0015]本発明による実験用天秤の代替実施形態では、第2の側壁は、第1のモータユニットによって動作可能である。これは、両方の側壁を同時に作動させるために単一のモータが利用され得るという利点を有する。
[0016]多くの実験用天秤に共通の構造では、秤量セルおよび中央制御ユニットを収容するハウジングは、風防に隣接してベース体の上側上に取り付けられている。この種の設計構造においては、上述の第1のおよび第2の開口部は、秤量セルのハウジングの垂直下方の領域においてベース体の下側上に配置されることが好ましい。この有利な構成は、モータユニットを秤量室から遠ざけ、それにより、モータユニットからの放熱に起因する秤量室内の対流的な空気の流れの影響を最小限に抑える。
[0017]ベース体が上述の第1および第2の空洞を含む実施形態では、第1の空洞は、有利には、第1のモータユニットを第1の側壁に動作的に接続する第1の継目なしベルトのための第1のスロットを有しており、第2の空洞は、第2のモータユニットを第2の側壁に動作的に接続する第2の継目なしベルトのための第2のスロットを有している。第1および第2のスロットは、モータユニットとそれらの対応する継目なしベルトとの間の動作的な接続部を囲みかつ遮蔽する。
[0018]本発明の好ましい実施形態では、第1のモータユニットは、第1のモータと、第1のワイヤハーネスと、第1の空洞内で第1のモータを固定するための第1の取付け板と、第1のワイヤハーネスを通じて中央制御ユニットに接続されている第1の電子回路と、を含んでいる。同様に、実験用天秤が第2のモータユニットを備えている場合、第2のモータユニットは、第2のモータと、第2のワイヤハーネスと、第2の空洞内で第2のモータを固定するための第2の取付け板と、第2のワイヤハーネスを通じて中央制御ユニットに接続されている第2の電子回路と、を含んでいる。
[0019]ベース体内の第1の開口部および第2の開口部は、その輪郭形状が第1の開口部および第2の開口部のそれぞれに一致する第1の密閉板および第2の密閉板により、外側に対して閉じられていることが好ましい。第1および第2の密閉板は、第1および第2の開口部内に配置されたモータユニットを閉じ込めて、塵、湿気、および他の腐食性物質による悪影響(adversarial effect)から保護する。
[0020]第1および/または第2のモータユニットならびに秤量セルは、互いに封止されていることが好ましい。第1および/または第2のモータユニットは、ベース体内に配置されていてもよく、秤量セルは、ハウジング内に配置されていてもよく、ベース体およびハウジングは、互いに封止されている。封止することは、敏感な秤量セルが、第1および第2のモータユニットによって作り出される粒子によって汚染され得ないという利点を有する。
[0021]第1および/または第2のモータユニットは、秤量セルの真下に配置されていることが好ましい。この構成は、モータユニットおよび秤量セルが風防に対して横向きに配置されるという利点を有する。
[0022]好ましい構造では、本発明による実験用天秤は、ベース体の上側から立ち上がって風防をハウジングから分離している秤量室壁を有しており、ハウジングは、秤量セルを収容している。秤量室壁は、第1のモータユニットに対応する第1の側、および、第2のモータユニットに対応する第2の側を有している。第1の側上には、第1の側壁の移動を発動させるように第1のモータユニットと協働する第1のセンサデバイスが配置されている。第2の側壁の移動を発動させるように第2のモータユニットと協働する第2のセンサが、秤量室壁の第2の側上に配置されている。第1および第2のセンサデバイスは、実験用天秤のハンズフリー操作に貢献する。
[0023]以下、風防の可動壁のためのモータユニットの発明性のある構成を含む実験用天秤が、図面に概略的に示された実施形態を通じて説明される。
本発明が関連するタイプの完全な実験用天秤の斜視図である。 図1の実験用天秤の風防の斜視図である。 図1の実験用天秤の組み立てられたベース体、ハウジング、および秤量室後壁の斜視図である。 ベース体の下側が露呈されている、90°傾けられた図3の組立体の図である。 1つのモータユニットが取り外されて示されていることを除けば図4と同一の図である。 1つのモータユニットが覆われておらず視界に露呈されている、ベース体の下側の平面図である。 図6の拡大詳細図である。 第1のモータを含む開かれた第1の空洞の斜視図である。 開かれた第1の空洞、取り外された第1のモータおよび第1の密閉板の斜視図である。 風防の摺動する壁パネルのモータおよびベルト駆動装置が概略的に示されている、組み立てられた風防およびハウジングの側面図である。 設置されたモータおよびベルト駆動装置を含む、ベース体の一部分の断片的斜視図である。 図11におけるのと同じ位置でのモータおよびベルト駆動装置の図であるが、ベース体のいかなる部分も含まない図である。
[0024]図1は、本発明による実験用天秤1を3次元図で示す。実験用天秤1の主要部品は、表示操作卓D、ベース体2、秤量室10、およびハウジング11である。ここでは火格子状の秤量プラットフォーム14として示されている秤量パン(秤量皿)14は、秤量室10内に封入されている。秤量プラットフォーム14は、ベース体2の上側20の上方で片持ち梁風に突き出されて、ハウジング11の内側に概略的に示されている秤量セル12に機械的に接続されている。ハウジング11はまた、実験用天秤1の中央制御ユニットUを収容している。秤量室10を囲む透明な風防5は、ベース体2の上側20に取り付けられ、かつ、秤量室後壁4を通じてハウジング11に接続されている。実験用天秤1の支持足Sのうちの1つが、観察者に面するベース体2のコーナに示されている。
[0025]図2は、風防5を単独で示す。秤量室10は、秤量室床3、秤量室後壁4、ならびに頂壁6、第1の側壁7、第2の側壁8、および前壁9を含む矩形の透明ガラスパネルによって囲まれている。秤量室後壁4は、ベースモジュール15およびトップモジュール16を含むモジュール構造のものである。秤量室後壁4のベースモジュール15は、ベース体2に接続されているが、トップモジュール16は、風防5の頂壁6に接続されている。
[0026]図3は、同じ実験用天秤1を、風防5および秤量プラットフォーム14を含まない部分的に組み立てられた状態で示す。すでに言及された要素に加えて、この図面は、ベース体2の下側21の他に、第1の側22および第2の側22’を特定し、後者2つは、秤量室後壁4の左右に対してそれぞれ側方にある。
[0027]図4では、図3の組立体が90°傾けられており、ハウジング11の後壁は、ベース体2の下側21が垂直姿勢になって視界に露呈されるように、支持表面上で、平坦に置かれている(あおむけになっている)。すでに言及された要素に加えて、この図面は、ベース体2にある空洞を覆っている第1の密閉板50および第2の密閉板50を示す。ベース体2の前コーナにある調節可能な支持足Sの刻み付きサムホイールは、この図面ではっきりと見ることができる。
[0028]図5では、第1の密閉板50がベース体2の下側21上の第1の開口部37から固定具Fとともに取り外されており、また、第1のモータユニット25が取り外されて第1の開口部37から取り出されていることを除けば、図4の図が繰り返されている。
[0029]図6は、ベース体2の下側21の平面図を示し、この図では、第1の密閉板50は、第1の空洞39内に取り付けられた第1のモータユニット25が覆われずに第1の開口部37を通して視界に露呈されるように、取り外されており、一方で、第2の密閉板50は、所定の位置に残されている。
[0030]図7は、図6の第1のモータユニット25および関連する構成要素を、図6に示された位置から反時計方向に90°回転されて拡大された詳細図で表す。第1の空洞39内に取り付けられかつ第1の開口部37を通して視界に露呈されている第1のモータユニット25は、第1の取付け板49を含んでおり、この第1の取付け板49には、第1のモータ47および第1の電子回路32が取り付けられている。ポート52は、第1のワイヤハーネス48を経由して第1のモータユニット25を中央制御ユニットに接続する働きをする。第1のスロット41内へ延在する第1のモータユニット25の端部は、風防5の第1の側壁7に接続するベルトのための駆動プーリを担持している。図4、5、および6にも見ることができる電力ケーブルWが、ベース体2の下側を横切って伸びている。図8は、図7の平面図に示されたのと同じ細部の斜視図を表しており、図9は、第1の側壁7に接続する第1の継目なしベルト42をこの図面で見ることができるように、第1のモータ47が取り外されて第1の空洞39から取り出されていることを除けば、図8の図を繰り返している。
[0031]図10は、風防5の摺動側壁パネル7、8のための駆動機構の大まかな原理および配置を示す。モータユニット25は、ハウジング11の後方側半分の垂直下方の位置においてベース体2内に取り付けられている。継目なしベルト42が、モータユニット25の駆動プーリから、風防5の前部領域の垂直下方に配置されたリターンプーリPまで延在している。継目なしベルトの輪42は、摺動側壁パネル7、8に係合するかまたはそれらに接続されているランナキャリッジCを含んでいる。ランナキャリッジCの接続部は、摺動側壁パネル7、8の下部エッジの前方半分に配置されている。継目なしベルトの輪42のこの構成は、摺動側壁パネル7、8が完全閉位置と完全開位置との間で移動することを可能にし、完全閉位置では、摺動側壁パネルの前部エッジは、前壁9に接触し、完全開位置では、摺動側壁パネルの前部エッジは、秤量室後壁4の位置まで後退される。第1の摺動側壁パネル7の脇にある第1のセンサ45、および、第2の摺動側壁パネル8の脇にある第2のセンサ45が、側壁パネルの位置を検出して対応する信号を中央制御ユニットUに送信する働きをし、中央制御ユニットは、ひいてはモータユニット25を制御する。
[0032]図11は、第1のモータ47および第1の継目なしベルト42が設置されているベース体2の左側上の外側縁領域の断片的詳細図を示す。すでに説明された要素に加えて、この図面は、モータ47を電子回路32に接続している電線53を特定する。図12は、明瞭さのためにベース体2の断片的な部分が省略されている、図11と同じ細部を示す。
[0033]本発明は、摺動側壁パネル7、8のためのモータユニット25をベース体2内に配置し、また、それを通じてモータユニット25が都合良くアクセスされ得る開口部をベース体21の下側21に設けるという発明概念の1つの具体的な実施形態の提示を介して説明されてきた。しかし、モータユニット25と対応する側壁パネル7、8との間の運動学的接続のためのベルト駆動42の代わりに例えばラックアンドピニオン駆動、スピンドル駆動、または摩擦車駆動を含む多数の追加的な変形形態が本発明の教示によって含まれることは、自明であると見なされる。本明細書において説明および特許請求される実験用天秤の風防の摺動側壁パネルのためのモータユニットの発明性のある構成のそのような組み合わせおよび変形形態は、本明細書において本発明に対して求められている保護の範囲に残らず含まれると見なされる。
1 実験用天秤
2 ベース体
3 秤量室床
4 秤量室後壁
5 風防
6 頂壁
7 第1の側壁
8 第2の側壁
9 前壁
10 秤量室
11 ハウジング
12 秤量セル
14 秤量パン、秤量プラットフォーム
15 ベースモジュール
16 トップモジュール
20 上側
21 下側
22 第1の側
22’ 第2の側
25 第1および第2のモータユニット
32 第1および第2の電子回路
37 第1および第2の開口部
39 第1および第2の空洞
41 第1および第2のスロット
42 第1および第2の継目なしベルト
45 第1および第2のセンサデバイス
47 第1および第2のモータ
48 第1および第2のワイヤハーネス
49 第1および第2の取付け板
50 第1および第2の密閉板
52 中央制御ユニット(U)に接続されたポート
53 電線
D ディスプレイ
F 固定具
S 支持足、支持部材
W 電力ケーブル
P プーリ
C ランナキャリッジ
U 中央制御ユニット

Claims (14)

  1. 実験用天秤(1)であって、該実験用天秤(1)は、
    ハウジング(11)と、
    秤量パン(14)に面している上側(20)および前記上側(20)の反対方向に面している下側(21)を含むベース体(2)と、
    を備えており、
    実験用天秤(1)は、また、前記ベース体(2)の前記上側(20)に取り付けられた風防(5)をさらに備えており、
    前記風防(5)は、頂壁(6)、第1の側壁(7)、前記第1の側壁(7)に平行に配置された第2の側壁(8)、および前壁(9)を有し、
    前記第1の側壁(7)が、第1のモータユニット(25)によって動作可能であり、
    前記第1のモータ(25)は、前記ベース体(2)内に配置されており、
    前記ベース体(2)の前記下側(21)は、前記第1のモータユニット(25)にアクセスするための第1の開口部(37)を備えており、
    前記第1の開口部(37)は、前記ハウジング(11)の垂直下方で前記下側(21)上に配置されていることを特徴とする、実験用天秤(1)。
  2. 請求項1に記載の実験用天秤(1)において、
    前記第2の側壁(8)は、前記ベース体(2)内に配置された第2のモータユニット(25)によって動作可能であることを特徴とする、実験用天秤(1)。
  3. 請求項2に記載の実験用天秤(1)において、
    前記ベース体(2)の前記下側(21)が、前記第2のモータユニット(25)へのアクセスを提供する第2の開口部(37)を備えていることを特徴とする、実験用天秤(1)。
  4. 請求項1に記載の実験用天秤(1)において、
    前記第2の側壁(8)が、前記第1のモータユニット(25)によって動作可能であることを特徴とする、実験用天秤(1)。
  5. 請求項に記載の実験用天秤(1)において、
    前記第1の開口部(37)および前記第2の開口部(37)が、互いに隣接して配置されていることを特徴とする、実験用天秤(1)。
  6. 請求項2、3、または、5に記載の実験用天秤(1)において、
    前記ベース体(2)が、前記第1のモータユニット(25)および前記第2のモータユニット(25)をそれぞれ受け入れるための第1の空洞(39)および第2の空洞(39)を備えていることを特徴とする、実験用天秤(1)。
  7. 請求項3または5に記載の実験用天秤(1)において、
    前記ハウジング(11)内に配置された秤量セル(12)および中央制御ユニット(U)をさらに備えており、
    前記ハウジング(11)が、前記風防(5)に隣接して前記ベース体(2)の前記上側(20)に取り付けられており、
    前記第1の開口部(37)および前記第2の開口部(37)が、前記ハウジング(11)の垂直下方の位置に配置されていることを特徴とする、実験用天秤(1)。
  8. 請求項に記載の実験用天秤(1)において、
    前記第1の空洞(39)は、前記第1のモータユニット(25)を前記第1の側壁(7)に動作的に接続する第1の継目なしベルト(42)のための第1のスロット(41)を備えており、
    前記第2の空洞(39)は、記第2のモータユニット(25)を前記第2の側壁(8)に動作的に接続する第2の継目なしベルト(42)のための第2のスロット(41)を備えていることを特徴とする、実験用天秤(1)。
  9. 請求項6または8に記載の実験用天秤(1)において、
    前記ハウジング(11)内に配置された中央制御ユニット(U)をさらに備えており、
    前記第1のモータユニット(25)は、第1のモータ(47)と、第1のワイヤハーネス(48)と、前記第1の空洞(39)内で前記第1のモータ(47)を固定するための第1の取付け板(49)と、前記第1のワイヤハーネス(48)を通じて前記中央制御ユニット(U)に接続されている第1の電子回路(32)と、を備えており、
    さらに、前記第2のモータユニット(25)は、第2のモータ(47)と、第2のワイヤハーネス(48)と、前記第2の空洞(39)内で前記第2のモータ(47)を固定するための第2の取付け板(49)と、前記第2のワイヤハーネス(48)を通じて前記中央制御ユニット(U)に接続されている第2の電子回路(32)と、を備えていることを特徴とする、実験用天秤(1)。
  10. 請求項3、5または7に記載の実験用天秤(1)において、
    前記ベース体(2)内の前記第1の開口部(37)および前記第2の開口部(37)が、第1の密閉板(50)および第2の密閉板(50)によってそれぞれ覆われていることを特徴とする、実験用天秤(1)。
  11. 請求項10に記載の実験用天秤(1)において、
    前記第1の密閉板(50)および前記第2の密閉板(50)が、前記第1の開口部(37)および前記第2の開口部(37)のそれぞれに一致する輪郭形状を有していることを特徴とする、実験用天秤(1)。
  12. 請求項に記載の実験用天秤(1)において、
    前記第1および/または第2のモータユニット(25)ならびに前記秤量セル(12)が、互いに封止されていることを特徴とする、実験用天秤(1)。
  13. 請求項7または12に記載の実験用天秤(1)において、
    前記第1および/または第2のモータユニット(25)が、前記秤量セル(12)の真下に配置されていることを特徴とする、実験用天秤(1)。
  14. 請求項2、3、および、5から13のいずれか一項に記載の実験用天秤(1)において、
    秤量室後壁(4)が、前記ベース体(2)の前記上側(20)上に配置され、かつ、前記風防(5)と前記ハウジング(11)との間に位置決めされており、
    前記秤量室後壁(4)は、前記第1のモータユニット(25)に対応する第1の側(22)と、前記第2のモータユニット(25)に対応する第2の側(22’)とを有しており、
    第1のセンサデバイス(45)が、前記第1の側(22)上に配置されており、かつ、前記第1の側壁(7)の移動を作動させるように前記第1のモータユニット(25)と協働しており、
    第2のセンサデバイス(45)が、前記第2の側(22’)上に配置されており、かつ、前記第2の側壁(8)の移動を作動させるように前記第2のモータユニット(25)と協働することを特徴とする、実験用天秤(1)。
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