JP7210193B2 - 腸内環境改善剤およびβ-グルクロニダーゼ活性阻害剤 - Google Patents
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また、特許文献2には、植物抽出物とプレバイオティクスとの混合物が、ビフィズス菌および乳酸菌の成長を促進することが記載されており、前記植物抽出物として、ポリフェノールが豊富な植物抽出物の例のうち、Ginkgo Bioloba(イチョウの木)の抽出物に含まれる有効成分の一つとして、(イソ)ケルセチン配糖体を含んでいる栄養組成物が記載されている。
[1]ケルセチン配糖体を含む、腸内環境改善剤。
[2]経口摂取用である、請求項1に記載の腸内環境改善剤。
[3]ケルセチン配糖体として、α-グルコシルルチンを含む、[1]または[2]に記載の腸内環境改善剤。
[4]大腸内における中立菌の割合を相対的に増加させるための、[1]~[3]のいずれかに記載の腸内環境改善剤。
[5]大腸内における善玉菌の割合を相対的に増加させるための、[1]~[4]のいずれかに記載の腸内環境改善剤。
[6][1]~[5]のいずれかに記載の腸内環境改善剤を含有する食品又は医薬品。
[7]ケルセチン配糖体を含む、β-グルクロニダーゼ活性阻害剤。
[8]ケルセチン配糖体として、イソクエルシトリン、ルチンおよびα-グルコシルルチンから選ばれる少なくとも1つを含む、[7]に記載のβ-グルクロニダーゼ活性阻害剤。
[9]ケルセチン配糖体として、α-グルコシルルチンを含む、[7]または[8]に記載のβ-グルクロニダーゼ活性阻害剤。
[10][7]~[9]のいずれかに記載のβ-グルクロニダーゼ活性阻害剤を含有する食品又は医薬品。
[腸内環境改善剤]
本発明の腸内環境改善剤は、ケルセチン配糖体を含み、必要に応じて、更にその他の成分を含む。前記腸内環境改善剤は、腸内環境を改善する作用(腸内環境改善作用)を有し、腸内環境を改善するために用いられる。
ケルセチン配糖体とは、フラボノイドの一種であるケルセチンに各種の糖が結合した化合物であり、例えば、イソクエルシトリン、ルチン、α-グルコシルルチン、α-グルコシルイソクエルシトリンが挙げられる。
ケルセチン配糖体は1種単独で用いてもよく、2種以上を併用してもよい。
α-グルコシルルチンは、例えば、下記式で表され、すなわちルチンが有するルチノース残基中のグルコース残基に、α1→4結合により1または複数(2~20程度)のグルコースが結合した化合物である。
本明細書において、α-グルコシルルチンのうち、グルコースが1つだけ結合した化合物を「α-モノグルコシルルチン」と称し、グルコースが2つ以上結合した化合物を「α-ポリグルコシルルチン」と称する。α-モノグルコシルルチンの分子量はα-ポリグルコシルルチンの分子量よりも小さいため、単位質量あたりの分子数はα-モノグルコシルルチンの方が多くなり、作用効果の上で有利であると考えられる。したがって、α-グルコシルルチンの一部または全部は、α-モノグルコシルルチンであることが好ましい。α-モノグルコシルルチンは、α-グルコシルルチン中、好ましくは10~100質量%、より好ましくは50~100質量%、さらに好ましくは90~100質量%である。
酵素処理ルチンは、α-グルコシル糖化合物の共存下で、ルチンに糖転移酵素を作用させることにより得られる生成物(本明細書において「第1酵素処理ルチン」ともいう)である。α-グルコシル糖化合物としては、サイクロデキストリン、澱粉部分分解物などが挙げられる。糖転移酵素は、サイクロデキストリングルカノトランスフェラーゼ(CGTase, EC 2.4.1.19)など、ルチンにグルコースを付加する機能を有する酵素である。
)で処理し、複数のグルコースが付加されたα-ポリグルコシルルチンにおいて、ルチン自体の(ルチノース残基中の)グルコース残基に直接付加されたグルコース残基を1つだけ残してそれ以外のグルコース残基を切断することにより、α-モノグルコシルルチンを多く含有する酵素処理ルチン(本明細書において「第2酵素処理ルチン」ともいう)を得ることができる。この酵素処理によって、ケルセチン骨格に直接結合しているルチノース残基中のグルコース残基が、ケルセチン骨格から切断されることはない。
なお、ルチン換算量は、例えば、第二版 化学的合成品以外の食品添加物自主規格 (発行:平成5年10月1日 編者:日本食品添加物協会自主規格専門委員会 発行所:日本食品添加物協会)202ページ 酵素処理ルチン 定量法の記載に準拠して算出することができる。なお、濃度が既知のルチン標準液は、市販のルチン試薬(例えば、富士フィルム和光純薬(株)製)を用いて準備することができる。
本発明の腸内環境改善剤は、ケルセチン配糖体だけでなくその他の成分を含んでもよい。他の成分としては、例えば、前記改善剤を固体状に調製するためのバインダー、具体的にはシクロデキストリン、デキストリン、水溶性食物繊維、でんぷん等;前記改善剤を液体状に調製するための溶媒、具体的には水、アルコール(例:エチルアルコール、グリセリン、プロピレングリコール)が挙げられる。他の成分としては、その他、製剤学的に許容される添加物が挙げられる。
本発明のβ-グルクロニダーゼ活性阻害剤は、ケルセチン配糖体を含む。ケルセチン配糖体としては、[腸内環境改善剤]の欄に記載した具体例、好適例と同様であり、イソクエルシトリン、ルチンおよびα-グルコシルルチンから選ばれる少なくとも1つが好ましく、α-グルコシルルチンがより好ましい。α-グルコシルルチンとしては、酵素処理ルチンに含まれるα-グルコシルルチンが好ましい。また、α-グルコシルルチンとしては、一部または全部がα-モノグルコシルルチンであることが好ましい。
ケルセチン配糖体は1種単独で用いてもよく、2種以上を併用してもよい。
臨床においては、大腸がん患者が健常者よりβ-グルクロニダーゼ活性が高いことが知られており、β-グルクロニダーゼ活性を有する腸内細菌のクロストリジウム(Clostridium)属が健常者と比較して多いことがわかっている。また、β-グルクロニダーゼ活性は、一般的な日本食摂取者に、肉食中心の欧米食を摂取させた場合に著しく上昇することが知られており、クロストリジウム(Clostridium)属の消長と相関することがわかっている。後述する実施例では、大腸菌Type VII-A由来のβ-グルクロニダーゼを用いた。
また、本発明のβ-グルクロニダーゼ活性阻害剤は、[腸内環境改善剤]の欄に記載したその他の成分を含んでもよい。
本発明の腸内環境改善剤およびβ-グルクロニダーゼ活性阻害剤は、種々の食品に添加して用いることもできる。また、種々の剤型(溶液、錠剤、粉末等)および用法(経口、坐剤等)で、種々の用途(経口投与製剤(例えば、整腸剤)の成分等)に使用し得る。
食品としては、例えば、発酵食品、パン類、漬物、乾物、練り製品、粉類、缶詰、冷凍食品、レトルト食品、インスタント食品(即席麺、ドライ・フーズ、粉末飲料等)、乳製品(加工乳、脱脂粉乳等)、魚肉加工品、畜産加工品等の加工食品;菓子類等の嗜好食品;油脂類、甘味料、調味料、香辛料等の調理・調味用材料;サプリメント等の健康食品(機能性食品);特別用途食品(病者用食品、高齢者用食品、育児用食品);特定保健用食品;機能性表示食品;ゲル化剤や膨張剤等の加工材料;保存食;非常食;宇宙食;水、清涼飲料水、アルコール飲料、茶、コーヒー等の飲料が挙げられる。
医薬品としては、例えば、錠剤、散剤(細粒剤、顆粒剤等)、カプセル剤、ドリンク剤、シロップ剤、トローチ剤等の内服薬;外用薬;および注射剤が挙げられる。
小腸上皮モデル細胞として用いられるヒト結腸ガン由来細胞Caco-2細胞を使用して、ケルセチンおよびその配糖体の腸管吸収性について検討した。
式(I)中、
Papp :見かけ上の膜透過係数(cm/秒)
dQ/dt:透過量の傾き(mol/秒)
A :単層膜面積(cm2)
Co :添加濃度(mol/mL)
を示している。
培養用プレートにインサートを入れ、インサートの細胞培養面に6VOL%コラーゲン溶液(0.02Nの塩酸に溶解)を数滴滴下してまんべんなく行き渡らせ、15~30分間放置した。
上記インサート内に、2.0×105cells/wellの割合で細胞をまき、37℃、5%CO2インキュベーター内で20日程度培養することで小腸上皮様に分化させた。培地交換は2、3日に一度の間隔で行った。
ケルセチン(Que)、イソクエルシトリン(Iqr)、ルチン(Rut)、α-グルコシルルチン(αG-Rut)を5mMとなるように、それぞれジメチルスルホキシド(DMSO)に溶解させ、0.2μmのメンブレンフィルターに通すことにより滅菌した。αG-Rutは、αGルチンPS(東洋精糖株式会社製)をカラム精製して不純物を取り除き、α-モノグルコシルルチンの純度を約100%として使用した。
多孔性メンブレンフィルター上で培養した小腸上皮モデルCaco-2細胞単層膜を光学顕微鏡で観察し、膜に穴が無いことを確認した。次に、小腸上皮で血管側に位置する膜である基底膜側の培地を取り除き、HBSS(Hanks’ Balanced Salt Solutions)で3回洗浄した後、2mLのHBSSで満たした。また、小腸上皮で腸管側に位置する管腔側の培地を取り除き、HBSSで1回洗浄した後、1mLのHBSSで満たした。
上記実験モデルの構成を図1に示す。
-20℃で保存していた透過サンプルを37℃の恒温槽内で溶解し、12000gで5分間遠心分離した。上清をHPLCに供し定量した。分析条件は以下の通りである。
・検出波長:285nm
・カラム:Mightysil RP-18 GP (4.6×250 mm)
・カラム温度:40℃
・移動相:0.2%酢酸水溶液:メタノール=55:45(v/v)
・流速:0.7mL/分
・注入量:10μL
結果を図2に示す。
ケルセチンに結合する糖の数が増加すると、小腸上皮の透過性が低下することが示された。α-グルコシルルチンは小腸で吸収されず、大腸に到達しやすいと推定される。
(サンプル調製)
終濃度の2倍に調製したPYF培地(本明細書において「2×PYF培地」ともいう)と、2w/v%ケルセチン配糖体(RutまたはαG-Rut)溶液を2mLスクリューキャップチューブ(Watson社製)内で等量混合させたものを培地として使用した。混合後の培地のpHは全て7.3~7.5の範囲であり、pHの調整は行わなかった。
これらの培地に糞便サンプルを1VOL%植菌し、37℃の嫌気状態で静置培養を72時間行った。
0.1MのPBSは、121℃で20分間オートクレーブして滅菌後、アルゴンガスの吹込みによる脱気を行った。
≪ヒト腸内細菌群培養液試験≫
(培養液の調製)
試験例2(培養試験)で作成した培養液400μLを、14000rpmで5分間遠心分離し、上清を除去した後、超純水200μLに懸濁した。
上記培養液中の腸内細菌群の溶菌および全ゲノムDNAの抽出は、Favorprep Stool DNA Isolation Mini kit(Favorgen社製)を用い、キット付属の手順に従って行った。コントロールとして、培養前の菌体サンプル(inoculum)200μLも同様に行った。
全ゲノムDNAの溶出は、キットの溶出緩衝液200μLを用いて行い、-20℃で保存した。
相対菌体量の定量は、J.Agric.Food.Chem,59,6511-6519,2011(参考文献1)、およびAppl.Environ.Microbiol,5445-5451,2002(参考文献2)の操作に従って行った。培養液中の全DNAに対する標的菌種のDNAの割合を測定することで、各標的菌種の相対菌体量を算出した。
PCRの条件は表3に示す。
≪乳酸菌培養液試験≫
(添加サンプルの調製)
0.9%に調製した生理食塩水と、M.R.S.BROTH(超純水で希釈調製)を、オートクレーブにて滅菌した。次にαG-Rut、Rutをジメチルスルホキシド(DMSO)に溶解させ、その後0.45μmメンブレンフィルターで処理をした。さらに乳酸菌(粉末)を滅菌処理した0.9%生理食塩水で1000倍に希釈した。
プレートウェルに滅菌処理したM.R.S.BROTH(以下、培養液という。)を加えたものをブランクとした。コントロールは、プレートウェルに培養液と、培養液の終濃度が0.5%となるようにフィルター処理したDSMOとを加え、さらに0.9%生理食塩水に溶解した乳酸菌を1×103個となるように加えた。試験サンプルは、プレートウェルに培養液と、培養液のサンプル終濃度が100ppm(およびDMSOの終濃度が0.5%)となるように上記で調製した添加サンプルとを加え、さらに0.9%生理食塩水に溶解した乳酸菌を1×103個となるように加えた。
上記で調製した培養液を、37℃のインキュベーターで0~70時間培養した。
(測定・解析)
一般に、乳酸菌増殖数は培養液の濁度に比例する。本試験では、培養液の濁度を吸光度で測定することにより、乳酸菌増殖数を評価した。
乳酸菌を摂取していないブランクの600nmでの吸光度をマイクロプレートリーダー(モレキュラーデバイスジャパン社製)にて測定し、ブランク値とした。
コントロール値および試験サンプル値から、それぞれブランク値を引いた値を、乳酸菌増殖数とした。結果を、表5および図3に示す。
≪マウス腸内細菌群試験≫
(マウスの順化)
マウスは、ICRマウス(オス,7週齡)を日本クレア株式会社から購入した。購入したマウスは、22℃の部屋で4日間予備飼育した。飼料の配合は、下記の表6に記載のAIN-93Mとし、普通食として自由飲食で与えた。
順化させたマウスは、6匹ずつ3つの群(コントロール、サンプル1 Rut、サンプル2 αG-Rut)に分け、14日間飼育した。
摂餌量については、コントロール、サンプル1 Rut、サンプル2 αG-Rutのそれぞれの群のマウスについて、1日あたり約4gであり、群の違いによる有意な差は無かった。
14日目のマウスのフンの回収を行った。
コントロール、サンプル1 Rut、サンプル2 αG-Rutのそれぞれの群から回収したフンは、凍結乾燥の後、乳鉢および乳棒を用いて粉砕した。
粉砕したフンを、それぞれ100mgはかりとり、実施例1と同様の操作で溶菌および全ゲノムDNAの抽出を行った。
実施例1と同様の反応液および操作で、リアルタイム-PCRによる相対DNA量の定量を行った。
≪β-グルクロニダーゼ阻害試験≫
酵素であるβ-グルクロニダーゼは、大腸菌由来のβ-D-Glucuronidase type VII-A(G7646)(Sigma-Aldrich社製)を用い、その阻害試験を行った。
プレインキュベートは、上記のβ-グルクロニダーゼ反応液と、終濃度を25、50、100μMとなるように調製したケルセチン配糖体反応液を混合し37℃で20分行い、その後、0.04VOL% 4-ニトロフェニル-β-D-グルクロニドを終濃度0.017VOL%となるように添加し、37℃で40分反応させた。1MのNa2CO3を60μL加えることで反応を停止し、405nmでの吸光度を分光光度計(Multiskan GO:Thermo Scientific社製)で測定した。
・・・・式(III)
実施例4の結果を、図5に示す。
ンブレンフィルター、12:インサート
Claims (5)
- ケルセチン配糖体を含み、
前記ケルセチン配糖体として、α-グルコシルルチンを含み、
前記α-グルコシルルチン中に、α-モノグルコシルルチンを50~100質量%含む、腸内環境改善剤。 - 経口摂取用である、請求項1に記載の腸内環境改善剤。
- 大腸内における中立菌の割合を相対的に増加させるための、請求項1または2に記載の腸内環境改善剤。
- 大腸内における善玉菌の割合を相対的に増加させるための、請求項1~3のいずれか1項に記載の腸内環境改善剤。
- 請求項1~4のいずれか1項に記載の腸内環境改善剤を含有する、腸内環境改善用の、食品又は医薬品。
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