JP7207000B2 - 洗浄水タンク装置及び水洗大便器 - Google Patents

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開示の実施形態は、洗浄水タンク装置及び水洗大便器に関する。
従来、便器を洗浄するための洗浄水を貯水する洗浄水タンク装置が知られている。洗浄水タンク装置は、たとえば、洗浄水タンクと、洗浄水タンクへの給水を行う給水装置とを備える。給水装置は、給水流路と、給水流路を開閉する電磁弁とを備えており、電磁弁は、弁体部と、弁体部を駆動するモータ等の電子部品とを備える。
特許文献1には、電磁弁および給水流路が洗浄水タンクの外に配置された洗浄水タンク装置が開示されている。
特開2014-70415号公報
電磁弁および給水流路を洗浄水タンク内に収めることができれば、たとえば洗浄水タンクの容積を増加させるなど、洗浄水タンク装置の更なる改善が可能となる。しかしながら、単に、電磁弁および給水装置を洗浄水タンク内に配置しようとすると、電子部品が被水し易くなる。
実施形態の一態様は、上記に鑑みてなされたものであって、電磁弁および給水流路の配置の最適化をしつつ、電子部品の被水を抑制することができる洗浄水タンク装置及び水洗大便器を提供することを目的とする。
実施形態の一態様に係る洗浄水タンク装置は、洗浄水タンクと、前記洗浄水タンクに給水を行う給水装置と、を備え、前記洗浄水タンクは、洗浄水を貯水する貯水タンク本体と、前記貯水タンク本体の上部開口を覆う蓋体と、を有し、前記給水装置は、前記洗浄水タンク内に配置され、給水流路が形成された給水本体と、前記給水本体に弁体部が設けられるとともに、前記貯水タンク本体と前記蓋体との間に形成された開口部を介して電子部品が前記洗浄水タンク外に配置され、前記給水流路を電気的に開閉する電磁弁を有し、前記蓋体は、前記貯水タンク本体の内側に位置し、洗浄水を前記電子部品よりも下方に誘導するガイド部を有する。
給水本体と電磁弁の弁体部とを洗浄水タンク内に配置することで、たとえば、洗浄水タンク外にこれらの設置スペースを確保する必要がなくなるため、その分洗浄水タンクの容積を増やすことができる。また、電磁弁の電子部品を洗浄水タンク外に配置することで、電磁弁の全てを洗浄水タンク内に配置した場合と比較して、電子部品の被水を抑制することができる。
また、洗浄水タンクの内部と外部とに跨がって電磁弁を配置させるための開口部は、貯水タンク本体と蓋体との間に形成される。これにより、作業者は、貯水タンク本体の上部開口から貯水タンク本体内に給水装置を差し入れた後、貯水タンク本体に蓋体を取り付けるだけで、弁体部が洗浄水タンク内に配置され電子部品が洗浄水タンク外に配置された状態とすることができる。このように、貯水タンク本体と蓋体との間に開口部を形成することで、電磁弁のうち弁体部を洗浄水タンク内に配置し電子部品を洗浄水タンク外に配置する場合における給水装置の洗浄水タンクへの組み付け作業を容易化することができる。
また、貯水タンク本体と蓋体との間に開口部を形成した場合、たとえば洗浄水タンク内で発生した結露水等の水分が貯水タンク本体と蓋体との隙間から洗浄水タンク外に漏れ出て電子部品に付着するおそれがある。これに対し、実施形態の一態様に係る洗浄水タンク装置では、貯水タンク本体の内側に位置し、洗浄水を電子部品よりも下方に誘導するガイド部が蓋体に設けられている。このため、たとえば、蓋体の内側に付着した洗浄水が蓋体を伝って流れ落ちてきたとしても、かかる洗浄水はガイド部によって電子部品よりも下方に誘導されるため、貯水タンク本体と蓋体との隙間から洗浄水タンク外に漏れ出にくい。したがって、洗浄水タンク外に配置される電子部品の被水を抑制することができる。
このように、上述した洗浄水タンク装置によれば、電磁弁および給水流路の配置の最適化をしつつ、電子部品の被水を抑制することができる洗浄水タンク装置及び水洗大便器を提供することができる。
また、上記した洗浄水タンク装置では、前記ガイド部は、前記貯水タンク本体の内壁面に対向するように垂下する前記蓋体の内リブである。
かかる構成によれば、内リブを設けることで、蓋体の天面や内側壁に付着した洗浄水をスムーズに貯水タンク本体内に落下させることができる。これにより、電子部品の被水を抑制することができる。
また、上記した洗浄水タンク装置では、前記内リブは、前記電子部品よりも下方に下端を有する。
かかる構成によれば、洗浄水を電子部品よりも下方に確実に誘導することができることから、電子部品の被水をより確実に抑制することができる。
また、上記した洗浄水タンク装置では、前記蓋体の天面は、少なくとも前記弁体部の直上に位置する部分が水平である。
かかる構成によれば、弁体部の直上における蓋体の天面に付着した洗浄水が蓋体の内側壁に伝いにくくなり、天面から直接貯水タンク本体内に落下し易くなる。このため、電子部品の被水を抑制することができる。
また、上記した洗浄水タンク装置では、前記給水装置は、給水本体に設けられ、前記給水流路を機械的に開閉する流路開閉部と、前記流路開閉部が前記給水本体から外れることを防止するために前記給水本体に取り付けられる外れ防止部材と、を備え、前記蓋体は、前記外れ防止部材の抜け方向に位置し、前記外れ防止部材が前記抜け方向に移動した状態で、前記外れ防止部材の前記電子部品側が低くなるように前記外れ防止部材と接触する。
外れ防止部材は、給水装置内における圧力の上昇や洗浄水の流通によって生じる振動等により、外れ防止部材が抜け方向に移動する場合がある。かかる構成によれば、外れ防止部材が抜け方向に移動した場合に、蓋体は、外れ防止部材の電子部品側が低くなるように外れ防止部材と接触するため、電子部品側に洗浄水が飛散し難くなる。このため、電子部品の被水を抑制することができる。
また、上記した洗浄水タンク装置では、前記電子部品は、コード部材が下向きに差し込まれるコード差込部を上面に有し、前記コード部材は、少なくとも一部が前記コード差込部より下方に延伸する。
かかる構成によれば、コード差込部に対してコード部材が下向きに差し込まれるため、コード部材はコード差込部よりも上方に一旦延伸した後、コード差込部よりも下方に延伸する。これにより、洗浄水タンクの外側に付着した洗浄水がコード部材に付着したとしても、コード部材を伝って電子部品まで到達し難くすることができる。このため、電子部品の被水を抑制することができる。
実施形態の一態様によれば、電磁弁および給水流路の配置の最適化をしつつ、電子部品の被水を抑制することができる洗浄水タンク装置及び水洗大便器を提供することができる。
図1は、第1の実施形態に係る水洗大便器の模式側面図である。 図2は、第1の実施形態に係る洗浄水タンク装置の模式斜視図(その1)である。 図3は、第1の実施形態に係る洗浄水タンク装置の模式斜視図(その2)である。 図4は、第1の実施形態に係る洗浄水タンク装置の模式拡大正面図(その1)である。 図5は、第1の実施形態に係る洗浄水タンク装置の模式拡大断面図である。 図6は、第1の実施形態に係る洗浄水タンク装置の模式拡大正面図(その2)である。 図7は、第2の実施形態に係る洗浄水タンク装置の模式拡大断面図である。 図8は、変形例に係る洗浄水タンク装置の模式拡大断面図である。
以下、添付図面を参照して、本願の開示する洗浄水タンク装置及び水洗大便器の実施形態を詳細に説明する。なお、以下に示す実施形態によりこの発明が限定されるものではない。
(第1の実施形態)
<水洗大便器の全体構成>
まず、図1を参照して第1の実施形態に係る水洗大便器について説明する。図1は、第1の実施形態に係る水洗大便器の模式側面(一部断面)図である。なお、図1には、第1の実施形態に係る水洗大便器の右側面を示している。また、図1においては、説明の便宜上、鉛直上向きを正方向とするZ軸を含む3次元の直交座標系を図示している。なお、直交座標系は、他の図においても図示している場合がある。
また、直交座標系は、X軸の正方向視を「左側面」、X軸の負方向視を「右側面」と規定し、Y軸の負方向視を「正面」と規定している。このため、以下の説明では、X軸方向を左右方向または水平方向ともいう場合がある。
図1に示すように、水洗大便器1は、便器本体(以下、便器という)2と、ボウル部3と、導水路4と、トラップ管路5とを備える。ボウル部3は、ボウル部3の中心側となる内側にオーバーハングしているリム6と、導水路4から供給される洗浄水を吐出する第1吐水口7とを上縁部に備える。第1吐水口7から吐出された洗浄水は、ボウル部3内を旋回しながら、ボウル部3を洗浄する。なお、便器2は、たとえば陶器製である。
ボウル部3は、溜水部8を下側部に備える。なお、図1には、一点鎖線で溜水面W0を示している。トラップ管路5は、溜水部8の下方に開口する入口5aと、入口5aから後方へ延びるように設けられる上昇路5bと、上昇路5bから連続して延びる下降路5cとを備える。下降路5cの下端部は、排水ソケット(図示せず)を介して床下の排水管(図示せず)に接続される。
また、ボウル部3は、導水路4から供給される洗浄水を吐出する第2吐水口9を下側部且つ溜水面W0より上方の位置に備える。第2吐水口9から吐出された洗浄水は、溜水部8の溜水を上下方向に旋回させる。
便器2の導水路4は、便器2に供給する洗浄水を貯留する洗浄水タンク装置10を上方に備える。洗浄水タンク装置10は、通常、ケーシング11に覆われた状態になっており、使用者から見えないようになっている。洗浄水タンク装置10の洗浄水タンク12は、便器2の導水路4と連通する排水口(図示省略)を底面に備える。洗浄水タンク12内の洗浄水は、排水口から導水路4へ排出される。
なお、便器2は、図示のような床置き式に限らず、壁掛け式であってもよい。また、図示の場合では、水洗大便器1は、ボウル部3内の水の落差による流水作用で汚物などを押し流す、いわゆる洗い落し式である例を説明しているが、これに限定されず、水洗大便器1は、たとえば、サイホン作用を利用してボウル部3内の汚物などを吸い込んでトラップ管路5から一気に排出する、いわゆるサイホン式であってもよい。
<洗浄水タンク装置の構成>
次に、図2~図6を参照して第1の実施形態に係る洗浄水タンク装置の構成について説明する。図2および図3は、第1の実施形態に係る洗浄水タンク装置の模式斜視図である。なお、図3には、第1の実施形態に係る洗浄水タンク装置の組み立て途中の状態を示している。
洗浄水タンク装置10は、便器2の導水路4(図1参照)の上方に設けられ、便器2に供給するための洗浄水を貯留する。
図2および図3に示すように、洗浄水タンク装置10は、洗浄水タンク12と、給水装置20とを備える。給水装置20は、洗浄水タンク12内に配置され、水道管などの外部の給水源(図示省略)から供給される洗浄水を洗浄水タンク12に給水する。なお、給水装置20は、その大半が洗浄水タンク12内に収容されるが、電磁弁22(図5参照)の電子部品222については、洗浄水タンク12外に配置されるようになっている。給水装置20の詳細については後述する。
洗浄水タンク12は、洗浄水を貯留する貯水タンク本体13と、貯水タンク本体13の上方を覆う蓋体14とを有している。
貯水タンク本体13は、たとえば、洗浄水を貯水するための空間を形成する貯水タンク本体下部13aと、貯水タンク本体下部13aの上に載置される貯水タンク本体上部13bとを有する。貯水タンク本体上部13bには、開口が設けられており、かかる開口を介して給水装置20等を貯水タンク本体下部13a内に挿入することができるようになっている。
ここでは、貯水タンク本体下部13aと貯水タンク本体上部13bとが別体として形成されるものとするが、貯水タンク本体下部13aと貯水タンク本体上部13bとは一つの部材として一体的に形成されてもよい。
蓋体14は、貯水タンク本体13の貯水タンク本体上部13bに設けられた開口を覆う。蓋体14には、側面の一部を切り欠くように凹部14aが形成される。また、蓋体14の下端部には、内リブ14bが形成される。図3では、内リブ14bの一部しか示されていないが、内リブ14bは、給水装置20を囲むように、蓋体14の下端部の略全周にわたって形成されている。なお、図3に示す破線は、蓋体14の天面のうち、弁体部221の直上に位置する領域Dを示している。
洗浄水タンク12は、蓋体14が貯水タンク本体13に取り付けられる際に、蓋体14と貯水タンク本体13を係合させる係合部15を備える。係合部15は、蓋体14に設けられた係合凸部15aと、貯水タンク本体13に設けられた係合受部15bとを含む。係合部15は、蓋体14が貯水タンク本体13から脱落することを防止するとともに、蓋体14のがたつきを防止する。
図3に示すように、係合凸部15aは、蓋体14の外側から下方に向けて突出する。係合凸部15aは、先端部が鉤状に形成されたフック部である。なお、係合凸部15aは、弾性を有するフック部、いわゆるスナップフィットであることが好ましい。
また、係合受部15bは、係合凸部15aと係合する。係合受部15bには、係合凸部15aの先端部を嵌め込むことのできる開口が設けられている。なお、係合受部15bは、スナップフィットを嵌め込むことのできる、スナップフィット開口が設けられることが好ましい。
係合部15は、洗浄水タンク12の前面に2つ、後面に2つ合計で4つ設けられている。なお、係合部15の数は、4つに限らず、蓋体14が貯水タンク本体13から脱落することを防止することができる数であればよい。
水洗大便器1は、一般家庭のレストルームや、公共のトイレスペースに並設されたトイレブースなどの狭い空間に設置されることが多い。そして、水洗大便器1のメンテナンス作業者は、洗浄水タンク装置10を便器2に取り付けたままメンテナンスを行う場合などがある。
上述したような係合部15によれば、作業者は、水洗大便器1が設置されることが多い、狭い空間での作業であっても、蓋体14を貯水タンク本体13に容易に着脱することができる。また、係合部15は、蓋体14と貯水タンク本体13を係合するための小さな部品などを必要としないため、小さな部品を誤って便器2内に落としてしまうことなどを抑制することができる。
なお、好ましい態様として、図示のようなスナップフィット構造を示したが、係合部15は、これに限らず、たとえば、蓋体14と貯水タンク本体13にねじ孔を設けて、取り付けねじを螺合する構造であってもよい。この場合では、係合部15は、比較的容易に成型されるようになる。
<洗浄水タンクの具体的構成>
次に、洗浄水タンクの構成について詳細に説明する。図4は、第1の実施形態に係る洗浄水タンク装置の模式拡大正面図である。なお、図4には、洗浄水タンクから給水装置が取り外された状態を示している。
図4に示すように、洗浄水タンク12は、貯水タンク本体13と蓋体14の間に形成された開口部16を有している。図示の例の場合では、開口部16は、貯水タンク本体13の上端面と、蓋体14の凹部14aによって形成されている。具体的には、貯水タンク本体13の上端面が開口部16の下辺に相当し、蓋体14の凹部14aが開口部16の下辺以外の辺に相当する。
ここで、給水装置20は、給水本体21と、電磁弁22とを備える。給水本体21は、洗浄水が流通する給水流路21aを内部に備える。電磁弁22は、給水流路21aを開閉する弁体を含む弁体部221と、弁体部221における弁体を駆動させるモータ等の電子部品222とを備える。
弁体部221および電子部品222のうち、弁体部221は、洗浄水タンク12の内部に配置される。一方、電子部品222は、貯水タンク本体13と蓋体14との間に形成される上記開口部16を介して洗浄水タンク12の外部に配置される。
図示の例では、開口部16は、洗浄水タンク12の前面且つ左側に形成されている。また、開口部16の近傍には、係合部15が形成されている。すなわち、係合部15は、貯水タンク本体13と蓋体14の間に形成された開口部16の近傍(換言すれば、電子部品222の近傍)に設けられる。
係合部15は、貯水タンク本体13と蓋体14のがたつきを全体的に防止しており、その中でも、係合部15の近傍は、特にがたつきを防止する効果が高くなっている。
図示の例では、電子部品222は、開口部16の近くに配置されているため、開口部16近傍で大きながたつきが生じると、電子部品222が被水し易くなってしまう。
これに対し、第1の実施形態に係る洗浄水タンク装置10によれば、係合部15は、開口部16の近傍に設けられるため、より効果的に開口部16のがたつきを防止することができる。このため、電子部品222の被水を抑制することができる。
<給水装置の具体的構成>
次に、給水装置の構成について詳細に説明する。図5は、第1の実施形態に係る洗浄水タンク装置の模式拡大断面図である。なお、図5は、電子部品222の左右方向の中心をZ軸およびY軸に平行な面に沿って切断し、左側面から見た図である。図5に示すように、給水装置20は、給水本体21と、電磁弁22と、流路開閉部24と、外れ防止部材25を有している。
給水本体21は、洗浄水タンク12内に配置される。給水本体21は、給水源から供給された洗浄水が通過する給水流路21aを内部に備えている。給水流路21aを通過する洗浄水は、矢印W1で示すように流れ、洗浄水タンク12に供給される。
電磁弁22は、上述したように、弁体部221と電子部品222とを備える。このうち、弁体部221は、洗浄水タンク12内に配置され、上方に蓋体14が位置している。弁体部221は、電子部品222によって弁体が駆動されることにより給水流路21aを電気的に開閉する。
電子部品222は、たとえば電力によって動作するモータである。なお、電子部品222は、モータに限らず、ソレノイド等であってもよい。また、電子部品222は、モータやソレノイド等のアクチュエータに限らず、たとえば、外部と通信するための部品等であってもよい。
電子部品222は、貯水タンク本体13と蓋体14の間に形成された開口部16を介して、洗浄水タンク12外に配置されるようになっている。
このように、給水本体21と電磁弁22の弁体部221とを洗浄水タンク12内に配置することで、たとえば、洗浄水タンク12外にこれらの設置スペースを確保する必要がなくなるため、その分洗浄水タンク12の容積を増やすことができる。また、電磁弁22の電子部品222を洗浄水タンク12外に配置することで、電磁弁22の全てを洗浄水タンク12内に配置した場合と比較して、電子部品222の被水を抑制することができる。
また、洗浄水タンク12の内部と外部とに跨がって電磁弁22を配置させるための開口部16は、貯水タンク本体13と蓋体14との間に形成される。作業者は、貯水タンク本体13の上部開口から貯水タンク本体13内に給水装置20を差し入れた後、貯水タンク本体13に蓋体14を取り付ける。これにより、電磁弁22の弁体部221と電子部品222との境界部分が開口部で挟み込まれることで、弁体部221が洗浄水タンク12内に配置され電子部品222が洗浄水タンク12外に配置された状態とすることができる。このように、貯水タンク本体13と蓋体14との間に開口部16を形成することで、電磁弁22のうち弁体部221を洗浄水タンク12内に配置し電子部品222を洗浄水タンク12外に配置する場合における給水装置20の洗浄水タンク12への組み付け作業を容易化することができる。
流路開閉部24は、たとえば、いわゆるボールタップ弁装置を形成し、給水本体21に取り付けられ、電気を使わずに、貯水タンク本体13に貯留された洗浄水の水位に応じて給水流路21aを機械的に開閉する。図示の例の場合では、給水装置20は、流路開閉部24および電磁弁22の両方で給水流路21aの開閉を行うことができる。
図示の例の場合では、流路開閉部24は、給水本体21の上部に配置される。流路開閉部24が給水装置20から外れてしまうと、給水流路21aの中間部分(給水本体21の上部に位置する部分)が開放されてしまい、給水本体21の上部から洗浄水が流出してしまう。そこで、流路開閉部24が給水装置20から外れることを防止するために、流路開閉部24を上方から給水本体21に押さえつけるように外れ防止部材25が給水本体21に取り付けられる。
図示の例の場合は、外れ防止部材25は、中空の円盤型の形状、いわゆるドーナツ形状を有している。外れ防止部材25は、中空の部分に流路開閉部24を通過させて、給水本体21に取り付けられることで、流路開閉部24が給水装置20から外れることを防止する。
外れ防止部材25は、内側に雌ねじ部が設けられており、上部に雄ねじ部が設けられた給水本体21に対して回転させることによって、給水本体21に取り付けられる。外れ防止部材25は、取り付けられるに従って鉛直下向きに移動する。従って、外れ防止部材25の抜け方向は、鉛直上向きとなる。
ここで、第1の実施形態に係る洗浄水タンク装置10は、貯水タンク本体13の内側に位置し、洗浄水を電子部品222よりも下方に誘導するガイド部を有する。第1の実施形態においてガイド部は、貯水タンク本体13の内壁面に対向するように垂下する蓋体14の内リブ14bである。
内リブ14bは、図5に示すように、蓋体14が貯水タンク本体13に取り付けられた状態において、貯水タンク本体13の内側に収まるように形成されている。
貯水タンク本体13と蓋体14との間に開口部16を形成した場合、たとえば洗浄水タンク12内で発生した結露水等の水分が貯水タンク本体13と蓋体14との隙間から洗浄水タンク12外に漏れ出て電子部品222に付着するおそれがある。これに対し、洗浄水タンク装置10では、貯水タンク本体13の内側に位置し、洗浄水を電子部品222よりも下方に誘導する内リブ14b(ガイド部)が蓋体14に設けられている。このため、たとえば、蓋体14の内側に付着した洗浄水が蓋体14を伝って流れ落ちてきたとしても、かかる洗浄水は内リブ14bによって電子部品222よりも下方に誘導されるため、貯水タンク本体13と蓋体14との隙間から洗浄水タンク12外に漏れ出にくい。したがって、洗浄水タンク12外に配置される電子部品222の被水を抑制することができる。
さらに、内リブ14bを設けることで、蓋体14の天面や内側壁に付着した洗浄水をスムーズに貯水タンク本体13内に落下させることができる。これによっても、電子部品222の被水を抑制することができる。
また、内リブ14bは、電子部品222よりも下方に下端を有する。これにより、洗浄水を電子部品222よりも下方に確実に誘導することができることから、電子部品222の被水をより確実に抑制することができる。
また、蓋体14の天面は、少なくとも弁体部221の直上に位置する部分が水平である。
これにより、弁体部221の上方における蓋体14の天面に付着した洗浄水が蓋体14の内側壁に伝いにくくなり、天面から直接貯水タンク本体13内に落下し易くなる。このため、電子部品222の被水を抑制することができる。
また、図5に示すように、凹部14a(図4参照)は、凹部14aと共に開口部16(図4参照)を形成する貯水タンク本体13の上端面より貯水タンク本体13の内側(図示の場合は、左側)に位置している。これにより、凹部14aから洗浄水が滴下したとしても、洗浄水は、貯水タンク本体13内に落下しやすくなる。
<電子部品の具体的構成>
次に、電子部品222の構成について詳細に説明する。図6は、第1の実施形態に係る洗浄水タンク装置の模式拡大正面図である。なお、図6には、電子部品付近を拡大したものを示している。
図6に示すように、電子部品222は、コード部材26が下向きに差し込まれるコード差込部22aを上面に有している。
図示の例の場合では、コード部材26は、洗浄水タンク装置10外の電源供給部(図示せず)から電源を供給するための電力線である。なお、コード部材26は、電力線に限らず、外部と通信するための通信線等であってもよい。
コード部材26は、コード差込部22aに差し込まれている一端側から、コード差込部22aに差し込まれていない他端側に延びる途中で、コード差込部22aより上方に一度延伸した後、コード差込部22aより下方まで延伸する。
そして、コード差込部22aより下方に設けられたコード留め部13cで挟み込むように留められ、洗浄水タンク12の外側を通って、電力供給部へと延伸している。すなわち、コード部材26は、少なくとも一部がコード差込部22aより下方に延伸する。
このような構成によれば、コード差込部22aに対してコード部材26が下向きに差し込まれるため、コード部材26はコード差込部22aよりも上方に一旦延伸した後、コード差込部22aよりも下方に延伸する。これにより、洗浄水タンク12の外側に付着した洗浄水がコード部材26に付着したとしても、コード部材26を伝って電子部品222まで到達し難くすることができる。このため、電子部品222の被水を抑制することができる。
なお、図示の例の場合では、コード留め部13cは、貯水タンク本体13から上に向かって突出し、上からコード部材26を挿入できる隙間を形成することで設けられるが、これに限らず、コード留め部13cを鉤状に形成し、コード部材26を引っかけるように留めてもよい。
上述してきたように、第1の実施形態に係る洗浄水タンク装置10は、貯水タンク本体13の内側に設けられ、電子部品222よりも下方に洗浄水を誘導するガイド部(ここでは、蓋体14の内リブ14b)を有する。したがって、第1の実施形態に係る洗浄水タンク装置10によれば、電磁弁22および給水流路21aの配置の最適化をしつつ、電子部品222の被水を抑制することができる。
(第2の実施形態)
次に、第2の実施形態に係る洗浄水タンク装置について図7を参照して説明する。図7は、第2の実施形態に係る洗浄水タンク装置の模式拡大断面図である。なお、以下の説明では、既に説明した部分と同様の部分については、既に説明した部分と同一の符号を付し、重複する説明を省略する。
なお、図7では、洗浄水タンクのみを断面で示している。図7に示すように、第2の実施形態に係る洗浄水タンク装置10Aにおいて蓋体14Aは、天面から下に突出する蓋体突出部14Acを有している。
蓋体突出部14Acは、外れ防止部材25の電子部品222側の上方に位置するように設けられ、外れ防止部材25が給水装置20の上部に取り付けられている状態において、外れ防止部材25に接触しない程度に近接している。すなわち、蓋体14Aは、外れ防止部材25の抜け方向に位置している。
外れ防止部材25が給水本体21から外れてしまった場合、流路開閉部24は、給水装置20から外れてしまう。この時、上述したように、給水流路21aを通過する洗浄水は、給水本体21の上部から流出してしまう。
給水流路21aを通過する洗浄水は、外れ防止部材25を給水本体21の上方に向かって押し流そうとするが、図示の例の場合では、外れ防止部材25は、中空部分に流路開閉部24が通されているため、完全に外れてしまうわけではない。このため、貯水タンク本体13に落下せず、給水本体21の上方に浮いた状態(異常状態)となる。
給水本体21の上部から流出した洗浄水は、外れ防止部材25の下面に当たって様々な方向に飛散してしまう。ここで、仮に、給水本体21の上部から流出した洗浄水が電子部品222側に飛散してしまうと、電子部品222が被水するおそれがある。
これに対し、第2の実施形態に係る蓋体14Aの蓋体突出部14Acは、外れ防止部材25が給水本体21の上方に浮いた状態(異常状態)となっている場合おいて、外れ防止部材25の電子部品222側と接触する。すなわち、蓋体14Aは、外れ防止部材25が抜け方向に移動した状態で、外れ防止部材25の電子部品222側が低くなるように外れ防止部材25と接触する。
外れ防止部材25は、給水装置20内における圧力の上昇や洗浄水の流通によって生じる振動等により、外れ防止部材25が抜け方向に移動する場合がある。上述したような構成によれば、外れ防止部材25が抜け方向に移動した場合に、蓋体14Aは、外れ防止部材25の電子部品222側が低くなるように外れ防止部材25と接触するため、図7に示す矢印W2の方向に洗浄水を誘導することができ、電子部品222側に洗浄水が飛散し難くなる。このため、電子部品222の被水を抑制することができる。
次に、第2の実施形態の変形例について図8を参照して説明する。図8は、変形例に係る洗浄水タンク装置の模式拡大断面図である。なお、図8では、図7と同様に、洗浄水タンクのみを断面で示している。
図8に示すように、変形例に係る洗浄水タンク装置10Bの蓋体14Bは、蓋体突出部14Acを有しておらず、外れ防止部材25の電子部品222から離れる方向に向かって、上り傾斜となるように天面が形成されている。
これにより、外れ防止部材25が抜け方向に移動した場合に、蓋体14Bは、外れ防止部材25の電子部品222側が低くなるように外れ防止部材25と接触するため、図8に示す矢印W2の方向に洗浄水を誘導することができ、電子部品222側に洗浄水が飛散し難くなる。このため、電子部品222の被水を抑制することができる。
なお、図7に示す洗浄水タンク装置10Aによれば、弁体部221の上方の天面は、水平となっているため、上述したように、弁体部221の上方の天面に付着した洗浄水は、そのまま貯水タンク本体13内に落下し易くなる。このため、より効果的に電子部品222の被水を抑制することができる。
また、図8に示す洗浄水タンク装置10Bによれば、蓋体14Bは、蓋体14Bの天面の形状を変更するだけで、外れ防止部材25の電子部品222側が低くなるように外れ防止部材25と接触できるため、製造コストを抑制することができる。
上述してきたように、第2の実施形態では、蓋体14A,14Bは、外れ防止部材25が抜け方向に移動した状態で、外れ防止部材25の電子部品222側が低くなるように外れ防止部材25と接触するため、電子部品222側に洗浄水が飛散し難くなる。このため、電子部品222の被水を抑制することができる。
さらなる効果や変形例は、当業者によって容易に導き出すことができる。このため、本発明のより広範な態様は、以上のように表しかつ記述した特定の詳細および代表的な実施形態に限定されるものではない。したがって、添付の特許請求の範囲およびその均等物によって定義される総括的な発明の概念の精神または範囲から逸脱することなく、様々な変更が可能である。
1 水洗大便器
2 便器
3 ボウル部
4 導水路
5 トラップ管路
5a 入口
5b 上昇路
5c 下降路
6 リム
7 第1吐水口
8 溜水部
9 第2吐水口
10 洗浄水タンク装置
11 ケーシング
12 洗浄水タンク
13 貯水タンク本体
13a 貯水タンク本体下部
13b 貯水タンク本体上部
13c コード留め部
14 蓋体
14a 凹部
14b 内リブ(ガイド部)
15 係合部
15a 係合凸部
15b 係合受部
16 開口部
20 給水装置
21 給水本体
21a 給水流路
22 電磁弁
221 弁体部
222 電子部品
22a コード差込部
24 流路開閉部
25 外れ防止部材
26 コード部材

Claims (7)

  1. 洗浄水タンクと、
    前記洗浄水タンクに給水を行う給水装置と、
    を備え、
    前記洗浄水タンクは、
    洗浄水を貯水する貯水タンク本体と、
    前記貯水タンク本体の上部開口を覆う蓋体と、
    を有し、
    前記給水装置は、
    前記洗浄水タンク内に配置され、給水流路が形成された給水本体と、
    前記給水本体に弁体部が設けられるとともに、前記貯水タンク本体と前記蓋体との間に形成された開口部を介して電子部品が前記洗浄水タンク外に配置され、前記給水流路を電気的に開閉する電磁弁を有し、
    前記蓋体は、
    前記貯水タンク本体の内側に位置し、洗浄水を前記電子部品よりも下方に誘導するガイド部を有する、洗浄水タンク装置。
  2. 前記ガイド部は、
    前記貯水タンク本体の内壁面に対向するように垂下する前記蓋体の内リブである、請求項1に記載の洗浄水タンク装置。
  3. 前記内リブは、
    前記電子部品よりも下方に下端を有する、請求項2に記載の洗浄水タンク装置。
  4. 前記蓋体の天面は、
    少なくとも前記弁体部の直上に位置する部分が水平である、請求項1~3のいずれか1つに記載の洗浄水タンク装置。
  5. 前記給水装置は、
    給水本体に取り付けられ、前記給水流路を機械的に開閉する流路開閉部と、
    前記流路開閉部が前記給水本体から外れることを防止するために前記給水本体に取り付けられる外れ防止部材と、
    を備え、
    前記蓋体は、
    前記外れ防止部材の抜け方向に位置し、前記外れ防止部材が前記抜け方向に移動した状態で、前記外れ防止部材の前記電子部品側が低くなるように前記外れ防止部材と接触する、請求項1~4のいずれか1つに記載の洗浄水タンク装置。
  6. 前記電子部品は、
    コード部材が下向きに差し込まれるコード差込部を上面に有し、
    前記コード部材は、
    少なくとも一部が前記コード差込部より下方に延伸する、請求項1~5のいずれか1つに記載の洗浄水タンク装置。
  7. 請求項1~6のいずれか1つに記載の洗浄水タンク装置と、
    便器と、
    を備える、水洗大便器。
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