JP6880534B2 - 洗浄水タンク装置 - Google Patents

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Description

本発明は、便器を洗浄する洗浄水を貯水する洗浄水タンク装置に係り、特に、停電時に洗浄水を貯水できる洗浄水タンク装置に関する。
従来から、便器の洗浄水タンクに洗浄水を供給する洗浄水供給装置において、例えば特許文献1に記載されているように、桶状に形成され底面に開口が形成された小タンクと、当該小タンク内に設けられたフロートと、当該フロートの上下動に連動して開閉されるパイロット穴部と、を備え、当該パイロット穴部が開放されることで当該パイロット穴に連通する圧力室内の圧力が開放されて給水弁が給水状態となる構造が利用されている。このような構造は、機械式開閉弁装置の典型例として知られている。給水弁は、一般には、ダイヤフラム式の弁である。
一方、近年では、圧力室に連通するパイロット穴部を電動式開閉弁装置を用いて開閉する洗浄水供給装置も知られている。電動式開閉弁装置を用いる場合、機械式開閉弁装置を用いる場合と比較して、給水量を高精度に制御できるという利点がある。
しかしながら、パイロット穴部を電動で開閉する洗浄水供給装置では、停電時に給水ができないという問題があった。
そこで、本件出願人は、電動式開閉弁装置を用いた給水弁の開閉と機械式開閉弁装置を用いた給水弁の開閉との両方の機能を併せ持つ洗浄水タンク装置を開発し、すでに特許を取得している(特許文献2)。
米国特許第6755209号明細書 特許第6066445号
電動式開閉弁装置を用いた給水弁の開閉と機械式開閉弁装置を用いた給水弁の開閉との両方の機能を併せ持つバルブユニットとして、現在採用されているバルブユニット300の斜視図を、図10に示す。また、当該バルブユニット300の正面図を、図11に示し、そのXII−XII線断面図及びXIII−XIII線断面図を、それぞれ図12及び図13に示す。また、当該バルブユニット300の分解斜視図を、図14に示す。
図10乃至図14に示すように、バルブユニット300は、給水源からの洗浄水を洗浄水タンク内へ給水する給水流路301と、給水流路301に設けられた弁座302と、弁座302に着座して給水流路301を閉止する止水状態と弁座302から離間して給水流路301を開放する給水状態とを切り替えるダイヤフラム弁303と、を備えている。
また、圧力室304が、弁座302とは反対側でダイヤフラム弁303に隣接して形成されている。そして、圧力室304の内部の圧力上昇時には、ダイヤフラム弁303は弁座302へ向かって移動し、且つ、圧力室304の内部の圧力低下時には、ダイヤフラム弁303は弁座302から離間するように移動するようになっている。
また、圧力室304には、第1パイロット流路311が連通しており、第1パイロット流路311の先端部には第1パイロット穴部312が設けられていて、電動式開閉弁装置としての電磁弁313によって開閉するようになっている。第1パイロット流路311は、ダイヤフラム弁303を貫いている。
一方、圧力室304には、第2パイロット流路321も連通しており、第2パイロット流路321の先端部には第2パイロット穴部322が設けられていて、機械式開閉弁装置としての揺動アーム323の揺動に連動して開閉するようになっている。当該揺動アーム323は、小タンク325内のフロート324の上下動に連動して揺動するようになっている。第2パイロット流路322は、圧力室304の径方向外方へ延びている。
圧力室304の周壁は、圧力室構成部材306によって区画されているが、圧力室構成部材306は、圧力室304に連通する第2パイロット流路322をも区画しており、図14に示すように、複雑な形状を有している。
また、給水流路301の弁座302に隣接する給水源側の部分及び洗浄水タンク側の部分は、給水本体部308によって区画されており、圧力室構成部材306の外周の大部分は、給水本体部308の筒状延長領域308eによって取り囲まれている。しかし、圧力室構成部材306の第2パイロット流路321を区画する部位との干渉を避けるため、図14に示すように、給水本体部308の外周の一部に、切り欠きが設けられている。
この切り欠きの存在のために、強度上の理由から、電磁弁313の固定は4本のネジ364によって行われている。より詳細には、電磁弁313のフランジ部313fが、4本のネジ364によって、給水本体部308に固定されている。
本件発明者は、以上のような従来の構成について、更なる改良の余地を発見した。本件発明者によれば、従来のバルブユニット300は、機能的には申し分無いが、電磁弁313の固定が4本のネジ364によって行われているため、組立作業に時間を要する。また、メンテナンス作業においても、4本のネジ364を取り外す必要があるため、作業が面倒である。また、給水本体部308の外周の切り欠きから第2パイロット流路321を引き出しているため、圧力室構成部材306の第2パイロット流路321を区画する部位は複雑な形状に形成されているし、給水本体部308の外部において第2パイロット流路321をシールする構成も必要で、コンパクトな構成ではなかった。
本発明は、以上の知見に基づいて創案されたものである。本発明の目的は、電動式開閉弁装置を用いた給水弁の開閉と機械式開閉弁装置を用いた給水弁の開閉との両方の機能を併せ持つ洗浄水タンク装置(のバルブユニット)において、組立作業が容易でコンパクト化が図れる洗浄水タンク装置(のバルブユニット)を提供することである。
本発明は、停電時に洗浄水を貯水できる洗浄水タンク装置であって、便器に供給する洗浄水を貯水する洗浄水タンクと、給水源からの洗浄水を前記洗浄水タンク内へ給水する給水流路と、前記給水流路に設けられた弁座と、前記弁座に着座して前記給水流路を閉止する止水状態と、前記弁座から離間して前記給水流路を開放する給水状態と、を切り替えるダイヤフラム弁と、前記弁座とは反対側で前記ダイヤフラム弁に隣接し、内部の圧力上昇時には前記ダイヤフラム弁を前記弁座へ向かって移動させ、且つ、内部の圧力低下時には前記ダイヤフラム弁を前記弁座から離間するように移動させる圧力室と、前記圧力室内と前記洗浄水タンク内とを連通する第1パイロット流路と、前記第1パイロット流路を開閉するための電動式開閉弁装置と、前記圧力室内と前記洗浄水タンク内とを連通する第2パイロット流路と、前記第2パイロット流路を開閉するための機械式開閉弁装置と、を備え、前記圧力室の周壁は、圧力室構成部材によって区画されており、前記給水流路の前記弁座に隣接する前記給水源側の部分及び前記洗浄水タンク側の部分は、給水本体部によって区画されており、前記圧力室構成部材の全外周は、前記給水本体部の延長領域によって取り囲まれており、前記第1パイロット流路及び/または前記第2パイロット流路は、前記圧力室構成部材を貫いて延びている部分と前記給水本体部を貫いて延びている部分とが接続されて構成されていることを特徴とする洗浄水タンク装置である。
本発明によれば、圧力室構成部材の外周が360°に亘って給水本体部の延長領域によって取り囲まれた構成を採用したことにより、従来構成における「切り欠き」に起因する問題を排除することができ、様々な固定方法を採用することが可能であるため、組立作業及びメンテナンス作業を顕著に容易化することができる。更に、第1パイロット流路及び/または第2パイロット流路が、圧力室構成部材を貫いて延びている部分と給水本体部を貫いて延びている部分とが接続されて構成されているため、圧力室構成部材からパイロット流路を引き出していた従来の構成と比較して、第1パイロット流路及び/または第2パイロット流路に関連する部分のコンパクト化を図ることができる。
前記第2パイロット流路を、前記圧力室構成部材を貫いて延びている部分と前記給水本体部を貫いて延びている部分とが接続されるように構成すれば、前記機械式開閉弁装置を前記給水本体部の外部に直接設けることができる。
また、前記圧力室構成部材の前記外周と前記給水本体部の前記延長領域の内周との間に、環状シール部材が設けられていることが好ましい。これにより、第1パイロット流路及び/または第2パイロット流路が、圧力室構成部材を貫いて延びている部分と給水本体部を貫いて延びている部分とが接続されて構成されていても、圧力室構成部材と給水本体部との間から洗浄水が漏洩することを防止することができる。すなわち、気密・コンパクト・固定容易性を同時に実現することができる。
また、前記第1パイロット流路も、前記圧力室構成部材を貫いて延びている部分と前記給水本体部を貫いて延びている部分とが接続されて構成されていることが好ましい。この場合、圧力室構成部材と隣接して設けられる電気式開閉装置のストローク幅を小さくすることができ、開弁に高いエネルギーを必要としない。このため、安価な電気式開閉装置を採用できるとともに、コンパクト化を図ることができる。
この場合は、更に、前記圧力室構成部材の前記外周と前記給水本体部の前記延長領域の内周との間であって、前記ダイヤフラム弁の移動方向に見て前記第1パイロット流路と前記第2パイロット流路との間に、第2環状シール部材が設けられていることが好ましい。これにより、第1パイロット流路と第2パイロット流路とが連通して圧力室の圧力制御に支障を来たすことを防止することができる。すなわち、気密・コンパクト・固定容易性を同時に実現することができる。
あるいは、前記第1パイロット流路は、前記ダイヤフラム弁を貫いて延びていることが好ましい。この場合、第2環状シール部材が不要であるため、コンパクト化にとって有利である。
また、前記圧力室構成部材は、筒状であることが好ましい。この場合、環状シールの設置が容易で、高い気密封止効果を期待できる。
また、前記圧力室構成部材と前記給水本体部とは、前記圧力室構成部材及び/または前記給水本体部に設けられた位置決め部によって、互いに位置決めされることが好ましい。これにより、圧力室構成部材の第1パイロット流路及び/または第2パイロット流路と、給水本体部の第1パイロット流路及び/または第2パイロット流路とを、確実に位置合わせすることができ、給水、止水のタイミングを制御しやすくなる。
また、前記圧力室構成部材は、前記ダイヤフラム弁の移動方向に押圧された状態で、前記給水本体部に固定されていることが好ましい。この場合、コンパクトで強固な固定状態を得ることができる。
より具体的には、前記圧力室構成部材は、袋ナットによって前記ダイヤフラム弁の移動方向に押圧された状態で、前記給水本体部に固定されていることが好ましい。袋ナットを用いることにより、極めて簡易な構成でありながら、コンパクトで強固な固定状態を得ることができる。
例えば、前記ダイヤフラム弁の外周部と、前記圧力室構成部材と、前記電動式開閉弁装置の外周フランジ部とが、袋ナットによって前記ダイヤフラム弁の移動方向に押圧された状態で、前記給水本体部に固定されていることが好ましい。
本発明によれば、圧力室構成部材の外周が360°に亘って給水本体部の延長領域によって取り囲まれた構成を採用したことにより、従来構成における「切り欠き」に起因する問題を排除することができ、様々な固定方法を採用することが可能であるため、組立作業及びメンテナンス作業を顕著に容易化することができる。更に、第1パイロット流路及び/または第2パイロット流路が、圧力室構成部材を貫いて延びている部分と給水本体部を貫いて延びている部分とが接続されて構成されているため、圧力室構成部材からパイロット流路を引き出していた従来の構成と比較して、第1パイロット流路及び/または第2パイロット流路に関連する部分のコンパクト化を図ることができる。
本発明の一実施形態による洗浄水タンク装置が適用された水洗大便器の断面図である。 本発明の一実施形態による洗浄水タンク装置を便器後方左側斜め上方から見た斜視図である。 本発明の一実施形態による洗浄水タンク装置の平面図である。 本発明の一実施形態による洗浄水タンク装置の正面図である。 本発明の一実施形態による洗浄水タンク装置の給水本体部周辺の斜視図である。 本発明の一実施形態による洗浄水タンク装置の給水本体部周辺の正面図である。 図6のVII−VII線断面図である。 図6のVIII−VIII線断面図である。 本発明の他の実施形態による洗浄水タンク装置の弁座周辺の断面図である。 従来の洗浄水タンク装置の給水本体部周辺の斜視図である。 従来の洗浄水タンク装置の給水本体部周辺の正面図である。 図11のXII−XII線断面図である。 図11のXIII−XIII線断面図である。 従来の洗浄水タンク装置の給水本体部周辺の分解斜視図である。
次に、添付図面を参照して、本発明の一実施形態による洗浄水タンク装置を説明する。図1は、本発明の一実施形態による洗浄水供給装置を備えた洗浄水タンク装置が適用された水洗大便器の断面図である。
図1に示すように、符号1は、水洗大便器を示している。水洗大便器1は、便器本体2を備えている。便器本体2には、ボウル部4と、導水路6と、ボウル部4の下部と連通する排水トラップ管路8とが、それぞれ形成されている。
便器本体2のボウル部4の上縁部には、内側にオーバーハングしたリム10と、導水路6から供給される洗浄水を吐水する第1吐水口12と、が形成されている。第1吐水口12から吐水された洗浄水は、旋回しながら下降して、ボウル部を洗浄するようになっている。
ボウル部4の下方には、貯留面W0 が一点鎖線で示された溜水部14が形成されている。溜水部14の下方には、排水トラップ管路8の入口8aが開口しており、当該入口8aから上昇路8bが後方に延びている。上昇路8bには更に下降路8cが連続し、当該下降路8cの下端が排水ソケット(図示せず)を介して床下の排出管(図示せず)に接続されている。
また、ボウル部4の貯留面W0 の上方位置には、導水路6から供給される洗浄水を吐水する第2吐水口16が形成されている。そして、第2吐水口16から吐水される洗浄水が、溜水部14の溜水を上下方向に旋回させる旋回流を生じさせるようになっている。
便器本体2の導水路6の上方には、便器本体2に供給する洗浄水を貯水する洗浄水タンク装置18が設けられている。洗浄水タンク装置18に貯水された洗浄水は、便器本体2に供給されるようになっている。洗浄水タンク装置18は、通常は、外装カバー19に覆われている。外装カバー19は容易には取り外しにくく、外装カバー19を取り外さないと洗浄水タンク装置18内部が見えないようになっている。
洗浄水タンク装置18は、洗浄水タンク20を備えており、洗浄水タンク20の底部に、上下方向に延びる排水口22が形成されている。排水口22の下端は、便器本体2の導水路6と連通しており、洗浄水タンク20内の洗浄水は排水口22を介して便器本体2の導水路6に供給されるようになっている。
続いて、図2は、本発明の一実施形態による洗浄水タンク装置を便器後方左側斜め上方から見た斜視図であり、図3は、本発明の一実施形態による洗浄水タンク装置の平面図であり、図4は、本発明の一実施形態による洗浄水タンク装置の正面図である。
図4において、洗浄水タンクの満水時の満水水位がWL1で示されており、洗浄水タンクの機械式開閉弁装置の止水水位がWL2で示されており、洗浄水タンクのオーバーフロー管に洗浄水がオーバーフローする水位がWOFで示されている。
図2乃至図4に示すように、洗浄水タンク装置18の洗浄水タンク20内には、排水口22を開放して洗浄水タンク20に貯えられた洗浄水を便器本体2の導水路6に流出させる排水弁装置と、洗浄水タンク20の満水水位WL1を電気的に検知するフロートスイッチと、洗浄水タンク20内に洗浄水を給水する給水装置28と、が設けられている。
排水弁装置は、オーバーフロー管と、オーバーフロー管の下端部に固着された排水弁と、オーバーフロー管を上下動させることにより排水弁を開閉操作する回動装置34と、を備えている。
オーバーフロー管は、上下方向に延びる円筒状の管部材である。そして、洗浄水タンク20内の洗浄水の水位が、満水水位WL1を超えてさらに水位WOFまで上昇し、オーバーフロー管の上端の高さ位置を上回ったとき、オーバーフローした洗浄水がオーバーフロー管を通って洗浄水タンク20の排水口22から流出されるようになっている。
回動装置34は、DCモータ等の駆動手段を有し、回動装置34から延びる回転軸の先端に、玉鎖が取り付けられている。当該玉鎖の下方部分が、オーバーフロー管に取り付けられている。これにより、回動装置34が玉鎖を上方に引き上げるように回転軸を回転させると、オーバーフロー管が玉鎖と共に上昇するようになっている。また、回動装置34が玉鎖を引き下げるように回転軸を回転させると、オーバーフロー管が玉鎖と共に下降するようになっている。
さらに、本実施形態の回動装置34は、停電時に、使用者が操作レバー(図示せず)を直接回転操作して回転軸を回転させて排水弁の開閉ができるような手動式の操作機構をも備えている。
フロートスイッチは、洗浄水タンク20の内部の上方に配置されており、洗浄水タンク20の頂部よりその軸心部が下向きになるように取付けられている。フロートスイッチは、所定の満水水位WL1を電気的に検知し、その検知信号をコントローラ(図示せず)に送信するようになっている。
次に、図5乃至図8を参照してり、本発明の一実施形態による給水装置28の具体的な構成について説明する。図5は、本発明の一実施形態による洗浄水タンク装置の給水本体部周辺の斜視図であり、図6は、本発明の一実施形態による洗浄水タンク装置の給水本体部周辺の正面図であり、図7は、図6のVII−VII線断面図であり、図8は、図6のVIII−VIII線断面図である。
図5乃至図8に示すように、給水装置28は、給水源からの洗浄水を洗浄水タンク内へ給水する給水流路101と、給水流路101に設けられた円環状の弁座102と、弁座102に着座して給水流路101を閉止する止水状態と弁座102から離間して給水流路101を開放する給水状態とを切り替えるダイヤフラム弁103と、を備えている。
また、圧力室104が、弁座102とは反対側でダイヤフラム弁103に隣接して形成されている。そして、圧力室104の内部の圧力上昇時には、ダイヤフラム弁103は弁座102へ向かって移動し、且つ、圧力室104の内部の圧力低下時には、ダイヤフラム弁103は弁座102から離間するように移動するようになっている。
また、圧力室104には、第1パイロット流路111が連通しており、第1パイロット流路111の先端部には第1パイロット穴部112が設けられていて、圧力室104内の洗浄水を洗浄水タンク18内に吐水できるようになっている。
圧力室104の周壁は、全体的に円筒状の圧力室構成部材106によって区画されている。また、圧力室構成部材106に、圧力室104内と洗浄水タンク20内とを連通する第1パイロット流路111が区画されている。
そして、本実施形態では、電動式開閉弁装置としての電磁弁113が、第1パイロット流路111を開閉できるようになっている。より具体的には、圧力室104に連通する第1パイロット流路111aが、圧力室構成部材106と電磁弁113との間に形成された中間室まで延びており、当該中間室から洗浄水タンク20内に連通する第1パイロット流路111bが延びており、電磁弁113は、第1パイロット流路111bの中間室側の端部を開閉するようになっている。電磁弁113は、ストロークが小さくてよいため、安価でコンパクトなものを採用できる。
また、給水流路101は、円環状の弁座102の径方向外方において延びる流路が給水源に連通されており(一次側流路)、円環状の弁座102の径方向内方に延びる流路が洗浄水タンクに連通されており(二次側流路)、両者はダイヤフラム弁103が弁座102を離れている時に連通するようになっている。また、弁座102に隣接する領域の給水流路101の部分(給水源側の部分及び洗浄水タンク側の部分の両方)は、給水本体部108によって区画されている。また、圧力室構成部材106の外周は、360°に亘って給水本体部108の延長領域108eによって取り囲まれている。本実施形態では、延長領域108eは筒状となっているが、他の形状が採用されてもよい。
そして、給水本体部108の延長領域108eに、第1パイロット流路111bに接続される第1パイロット流路111cが設けられている。第1パイロット流路111cの先端部に、第1パイロット穴部112が設けられている。第1パイロット流路111b、111c及び第1パイロット穴部112は、延長領域108eの360°の周上の任意の位置に配置され得る。
一方、圧力室104には、第2パイロット流路121も連通しており、第2パイロット流路121の先端部には第2パイロット穴部122が設けられていて、機械式開閉弁装置としての揺動アーム123の揺動に連動して開閉するようになっている。当該揺動アーム123は、小タンク125内のフロート124の上下動に連動して揺動するようになっている。
第2パイロット流路121は、圧力室104の径方向外方へ延びている。具体的には、第2パイロット流路121は、圧力室構成部材106に形成された第2パイロット流路121aと、給水本体部108に形成された第2パイロット流路121bと、からなっている。第2パイロット流路121bの先端部に、第2パイロット穴部122が設けられている。第2パイロット流路121a、121b及び第2パイロット穴部122は、延長領域108eの360°の周上の任意の位置に配置され得る。
また、本実施形態では、ダイヤフラム弁103の外周部と、圧力室構成部材106と、電動弁113の外周フランジ部113fとが、袋ナット109によってダイヤフラム弁103の移動方向に押圧された状態で、給水本体部108に固定されている。
また、圧力室構成部材106の外周と給水本体部108の延長領域108eの内周との間であって、ダイヤフラム弁103の移動方向に見て第1パイロット流路111b、111cよりも弁座102から遠い側に、第1パイロット流路111b、111cの気密封止を維持するための第1環状シール部材としての第1Oリング131が設けられている。
また、圧力室構成部材106の外周と給水本体部108の延長領域108eの内周との間であって、ダイヤフラム弁103の移動方向に見て第1パイロット流路111と第2パイロット流路121との間に、第1パイロット流路111と第2パイロット流路112とが連通しないように第2環状シール部材としての第2Oリング132が設けられている。
その他、圧力室構成部材106と給水本体部108とは、互いに係合するように設けられた位置決め用の係合部によって、互いに位置決めされるようになっている。
次に、本実施形態の給水装置28の作用について説明する。
給水装置28が洗浄水タンク20内に給水を行う前の状態では、ダイヤフラム弁103が閉鎖している。また、電動式開閉弁装置である電磁弁113も第1パイロット流路111を閉鎖しており、機械式開閉弁装置であるフロート124及び揺動アーム123も第2パイロット流路112を閉鎖している。
便器使用後に、例えば、大洗浄用の操作ボタン(図示せず)が押されると、当該操作ボタン(図示せず)からコントローラ(図示せず)に信号が送信され、回動装置34が駆動される。これにより、回転軸が回転し、回転軸の先端に取り付けられている玉鎖が上方へ引き上げられ、オーバーフロー管及び排水弁が一体的に上昇し、排水口22が開放される。これにより、洗浄水タンク20内の洗浄水が排水口22から便器本体2の導水路6に供給される。
便器本体2に洗浄水が供給されると、洗浄水タンク20内の水位がフロートスイッチの設置位置よりも低下する。これにより、フロートスイッチがONからOFFに変わる。
また、洗浄水タンク20内の水位が低下すると、小タンク125内のフロート124が水位の低下に応じて下降を開始する。これにより、揺動アーム123が揺動して、第2パイロット穴部122が開放される。第2パイロット穴部122が開放されると、第2パイロット流路121を介して圧力室104内の水圧が開放され、ダイヤフラム弁103が給水源側の給水流路(一次側通水路)からの水圧によって弁座102から離間するように移動する。これにより、給水状態となる。
また、フロートスイッチがONからOFFに変わった後、更に所定時間が経過すると、コントローラ(図示せず)が電磁弁113を作動させ、第1パイロット流路111を開放する。これによっても、圧力室104内の水圧が開放され、ダイヤフラム弁103が給水源側の給水流路(一次側通水路)からの水圧によって弁座102から離間するように移動する。すなわち、給水状態となる。
すなわち、非停電時においては、電動式開閉弁装置と機械式開閉弁装置とが各々独立して並列的に動作する。すなわち、洗浄水タンク20内の水位の下降により、第1パイロット流路111と第2パイロット流路121とが共に開放された状態となり、それらの両方を介して圧力室104内の洗浄水が流出し、ダイヤフラム弁103が移動して給水状態となる。
続いて、使用者の操作又はコントローラの判断等により、回動装置34が動作して、回転軸の先端に取り付けられている玉鎖が下方へ引き下げられ、オーバーフロー管及び排水弁が一体的に下降して、排水口22が閉鎖される。
給水状態は継続しているので、やがて洗浄水タンク20内の水位が機械式弁体止水水位WL2に達する(図4参照)。すると、フロート124が上昇を開始し、揺動アーム123の揺動によって、第2パイロット穴部122が閉鎖される。
更に、洗浄水タンク20内の水位が満水水位WL1に達すると(図4参照)、フロートスイッチがONとなる。コントローラは、これを検知して、電磁弁113を作動させて第1パイロット流路111を閉鎖する。これにより、圧力室104内の洗浄水の水圧は給水源側からの水圧を受けて上昇し、ダイヤフラム弁103を弁座102に対して押圧する。これにより、止水状態となる。
停電時においては、電動式開閉弁装置は作動できないので、機械式開閉弁装置のみが動作することになる。すなわち、洗浄水タンク20内の水位の下降に応じて、第2パイロット流路121のみ開放された状態となり、圧力室104内の洗浄水が流出することでダイヤフラム弁103が移動して、給水状態となる。
また、停電時においては、洗浄水タンク20内への洗浄水の給水後の水位は、機械式弁体止水水位WL2となり、満水水位WL1よりも低い。
以上に説明した本実施形態によれば、圧力室構成部材106の外周が360°に亘って給水本体部108の延長領域108eによって取り囲まれた構成を採用したことにより、従来構成における「切り欠き」に起因する問題を排除することができる。具体的には、様々な固定方法を採用することが可能であり、本実施形態では袋ナット109を用いた固定方法を採用している。これにより、圧力室構成部材106及び給水本体部108等の組立作業及びメンテナンス作業を顕著に容易化することができる。
また、本実施形態によれば、第1パイロット流路111と第2パイロット流路121との各々を、圧力室構成部材106を貫いて延びている部分と給水本体部108を貫いて延びている部分とが接続された構成としていることにより、圧力室構成部材からパイロット流路を引き出していた従来の構成と比較して、第1パイロット流路111と第2パイロット流路121とに関連する部分のコンパクト化を図ることができる。
また、本実施形態によれば、ダイヤフラム弁103の外周部と、圧力室構成部材106と、電磁弁113の外周フランジ部113fとが、袋ナット109によってダイヤフラム弁103の移動方向に押圧された状態で、給水本体部108に固定されている。このような態様を採用することにより、極めて簡易な構成でありながら、コンパクトで強固な固定状態を得ることができる。
また、本実施形態によれば、圧力室構成部材106の外周と給水本体部108の延長領域108eの内周との間であって、ダイヤフラム弁103の移動方向に見て第1パイロット流路111b、111cよりも弁座102から遠い側に、第1パイロット流路111b、111cの気密封止を維持するための第1環状シール部材としての第1Oリング131が設けられている。これにより、第1パイロット流路111が圧力室構成部材106と給水本体部108とを貫いて延びているにも拘わらず、圧力室構成部材106と給水本体部108との間から洗浄水が漏洩することを防止することができる。
更に、本実施形態によれば、圧力室構成部材106の外周と給水本体部108の延長領域108eの内周との間であって、ダイヤフラム弁103の移動方向に見て第1パイロット流路111と第2パイロット流路121との間に、第2環状シール部材としての第2Oリング132が設けられている。これにより、第1パイロット流路111と第2パイロット流路121とが連通して圧力室104の圧力制御に支障を来たすことを防止することができる。
また、本実施形態によれば、圧力室構成部材106が全体的に円筒状であるため、環状シールとしての各Oリング131、132の設置が容易で、高い気密封止効果を期待できる。
また、本実施形態によれば、圧力室構成部材106と給水本体部108とが、位置決め用の係合部によって互いに位置決めされるようになっているため、圧力室構成部材106の第1パイロット流路111b及び第2パイロット流路121aと、給水本体部108の第1パイロット流路111c及び第2パイロット流路121bとを、確実に位置合わせすることができ、給水、止水のタイミングを制御しやすくなる。
次に、図9は、本発明の他の実施形態による洗浄水タンク装置の弁座周辺の断面図である。
本実施形態では、ダイヤフラム弁203のストロークが比較的大きく、第1パイロット流路211がダイヤフラム弁203を貫いている。そして、電磁弁213は、第1パイロット流路211の圧力室204側の端部を開閉するようになっている。第1パイロット流路211に連通する第1パイロット穴部212は、洗浄水タンク20側の給水流路に開口している(当該給水流離を介して洗浄水タンク20内に連通している)。
また、本実施形態では、円筒状の圧力室構成部材206の外周と給水本体部208の延長領域208eの内周との間であって、ダイヤフラム弁203の移動方向に見て第2パイロット流路221a、221bよりも弁座202から遠い側に、第2パイロット流路221a、221bの気密封止を維持するための第1環状シール部材としての第1Oリング231が設けられている。本実施形態では、延長領域208eは筒状となっているが、他の形状が採用されてもよい。
但し、前述の実施形態と異なり、第2環状シール部材としての第2Oリングは設けられていない。
本実施形態の他の構成は、前述の実施形態と同様であるため、同様の符号を付して説明を省略する。
以上に説明した本実施形態によっても、圧力室構成部材206の外周が360°に亘って給水本体部208の延長領域208eによって取り囲まれた構成を採用したことにより、従来構成における「切り欠き」に起因する問題を排除することができる。具体的には、様々な固定方法を採用することが可能であり、本実施形態では袋ナット109を用いた固定方法を採用している。これにより、圧力室構成部材206及び給水本体部208等の組立作業及びメンテナンス作業を顕著に容易化することができる。
また、本実施形態によれば、第2パイロット流路221のみを、圧力室構成部材206及び給水本体部208に設けていることにより、第2パイロット流路221に関連する部分としての圧力室構成部材206のコンパクト化を図ることができる。
また、本実施形態によっても、ダイヤフラム弁203の外周部と、圧力室構成部材206と、電磁弁213の外周フランジ部213fとが、袋ナット109によってダイヤフラム弁203の移動方向に押圧された状態で、給水本体部208に固定されている。このような態様を採用することにより、極めて簡易な構成でありながら、コンパクトで強固な固定状態を得ることができる。
また、本実施形態によれば、円筒状の圧力室構成部材206の外周と給水本体部208の延長領域208eの内周との間であって、ダイヤフラム弁203の移動方向に見て第2パイロット流路221a、221bよりも弁座202から遠い側に、第2パイロット流路221a、221bの気密封止を維持するための第1環状シール部材としての第1Oリング231が設けられていることにより、第2パイロット流路221が圧力室構成部材206を貫いて延びている部分と給水本体部208を貫いて延びている部分とが接続されて構成されているにも拘わらず、圧力室構成部材206と給水本体部208との間から洗浄水が漏洩することを防止することができる。
また、本実施形態によれば、圧力室構成部材206が全体的に円筒状であるため、第1環状シール部材としての第1Oリング231の設置が容易で、高い気密封止効果を期待できる。
1 水洗大便器
2 便器本体
4 ボウル部
6 導水路
8 排水トラップ管路
10 リム
18 洗浄水タンク装置
20 洗浄水タンク
28 給水装置
101 給水流路
102 弁座
103 ダイヤフラム弁
104 圧力室
106 圧力室構成部材
108 給水本体部
109 袋ナット
111 第1パイロット流路
111a 圧力室構成部材の第1パイロット流路
111b 圧力室構成部材の第1パイロット流路
111c 給水本体部の第1パイロット流路
112 第1パイロット穴部
113 電磁弁
113f フランジ部
121 第2パイロット流路
121a 圧力室構成部材の第2パイロット流路
121b 給水本体部の第2パイロット流路
122 第2パイロット穴部
123 揺動部材
124 フロート
125 小タンク
202 弁座
203 ダイヤフラム弁
204 圧力室
206 圧力室構成部材
208 給水本体部
211 第1パイロット流路
212 第1パイロット穴部
213 電磁弁
213f フランジ部
221 第2パイロット流路
221a 圧力室構成部材の第2パイロット流路
221b 給水本体部の第2パイロット流路
222 第2パイロット穴部
WL1 満水水位
WL2 機械式弁体止水水位
300 バルブユニット
301 給水流路
302 弁座
303 ダイヤフラム弁
304 圧力室
306 圧力室構成部材
308 給水本体部
311 第1パイロット流路
312 第1パイロット穴部
321 第2パイロット流路
322 第2パイロット穴部
323 揺動部材
324 フロート
325 小タンク
364 ネジ

Claims (12)

  1. 停電時に洗浄水を貯水できる洗浄水タンク装置であって、
    便器に供給する洗浄水を貯水する洗浄水タンクと、
    給水源からの洗浄水を前記洗浄水タンク内へ給水する給水流路と、
    前記給水流路に設けられた弁座と、
    前記弁座に着座して前記給水流路を閉止する止水状態と、前記弁座から離間して前記給水流路を開放する給水状態と、を切り替えるダイヤフラム弁と、
    前記弁座とは反対側で前記ダイヤフラム弁に隣接し、内部の圧力上昇時には前記ダイヤフラム弁を前記弁座へ向かって移動させ、且つ、内部の圧力低下時には前記ダイヤフラム弁を前記弁座から離間するように移動させる圧力室と、
    前記圧力室内と前記洗浄水タンク内とを連通する第1パイロット流路と、
    前記第1パイロット流路を開閉するための電動式開閉弁装置と、
    前記圧力室内と前記洗浄水タンク内とを連通する第2パイロット流路と、
    前記第2パイロット流路を開閉するための機械式開閉弁装置と、
    を備え、
    前記圧力室の周壁は、圧力室構成部材によって区画されており、
    前記給水流路の前記弁座に隣接する前記給水源側の部分及び前記洗浄水タンク側の部分は、給水本体部によって区画されており、
    前記圧力室構成部材の全外周は、前記給水本体部の延長領域によって取り囲まれており、
    前記第1パイロット流路及び/または前記第2パイロット流路は、前記圧力室構成部材を貫いて延びている部分と前記給水本体部を貫いて延びている部分とが接続されて構成されている
    ことを特徴とする洗浄水タンク装置。
  2. 前記第2パイロット流路が、前記圧力室構成部材を貫いて延びている部分と前記給水本体部を貫いて延びている部分とが接続されて構成されており、
    前記機械式開閉弁装置は、前記給水本体部の外部に直接設けられている
    ことを特徴とする請求項1に記載の洗浄水タンク装置。
  3. 前記圧力室構成部材の前記外周と前記給水本体部の前記延長領域の内周との間に、環状シール部材が設けられている
    ことを特徴とする請求項1または2に記載の洗浄水タンク装置。
  4. 前記第1パイロット流路も、前記圧力室構成部材を貫いて延びている部分と前記給水本体部を貫いて延びている部分とが接続されて構成されている
    ことを特徴とする請求項3に記載の洗浄水タンク装置。
  5. 前記圧力室構成部材の前記外周と前記給水本体部の前記延長領域の内周との間であって、前記ダイヤフラム弁の移動方向に見て前記第1パイロット流路と前記第2パイロット流路との間に、第2環状シール部材が設けられている
    ことを特徴とする請求項4に記載の洗浄水タンク装置。
  6. 前記第1パイロット流路は、前記ダイヤフラム弁を貫いて延びている
    ことを特徴とする請求項3に記載の洗浄水タンク装置。
  7. 前記圧力室構成部材は、筒状である
    ことを特徴とする請求項1乃至6のいずれかに記載の洗浄水タンク装置。
  8. 前記圧力室構成部材と前記給水本体部とは、前記圧力室構成部材及び/または前記給水本体部に設けられた位置決め部によって、互いに位置決めされる
    ことを特徴とする請求項1乃至7のいずれかに記載の洗浄水タンク装置。
  9. 前記圧力室構成部材は、前記ダイヤフラム弁の移動方向に押圧された状態で、前記給水本体部に固定されている
    ことを特徴とする請求項1乃至8のいずれかに記載の洗浄水タンク装置。
  10. 前記圧力室構成部材は、袋ナットによって前記ダイヤフラム弁の移動方向に押圧された状態で、前記給水本体部に固定されている
    ことを特徴とする請求項9に記載の洗浄水タンク装置。
  11. 前記ダイヤフラム弁の外周部と、前記圧力室構成部材と、前記電動式開閉弁装置の外周フランジ部とが、袋ナットによって前記ダイヤフラム弁の移動方向に押圧された状態で、前記給水本体部に固定されている
    ことを特徴とする請求項10に記載の洗浄水タンク装置。
  12. 請求項1乃至11のいずれかに記載の洗浄水タンク装置
    を備えたことを特徴とする水洗大便器。
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