JP7206935B2 - シール剥し装置及びシール剥し方法 - Google Patents

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本発明は、シール剥し装置及びシール剥し方法に関する。
例えばロール状の台紙に張り付けられたシールを台紙から剥し取り、製品に貼り付けるシール剥し装置が提供されている。
特開2004-51297号公報
特許文献1のシール剥し装置は次のように構成されている。ロール状の台紙が繰出されて通過する部位には、先端にナイフエッジを有した剥し機構が台紙の通過方向に沿ってスライド可能に設けられている。
剥し機構を通過する台紙の上流側と下流側とをクランプ機構によりそれぞれクランプした状態で、両方のクランプ機構の間に位置する台紙に対してダンサローラの自重を利用したテンション機構により一定の張力を付与する。吸着装置によりシールを吸着した状態で剥し機構をシール長さ分だけスライド移動させると、吸着装置により吸着されたシールが台紙から剥される。
しかしながら、このような構成のシール剥し装置は、剥し機構をスライド移動するための往復摺動機構、台紙を位置決めするクランプ機構、台紙に一定の張力を付与するテンション機構を含んで構成されている。このため、それらの機構を駆動するためのアクチュエータの数が多く全体が大形化することが課題であった。
本発明は上記事情に鑑みてなされたもので、その目的は、全体の小形化を図ることができるシール剥し装置及びシール剥し方法を提供することにある。
請求項1の発明によれば、制御部(46)は、繰出し部(7、8)から台紙(10)を張力の付与状態で剥し位置に繰出す。台紙(10)が剥し位置を通過すると、それに伴って剥し部(9)がシール(13)の先端部から台紙(10)が剥される。
制御部(46)は、搬送部(2)を制御して吸着部(5)を先端から台紙(10)が剥されたシール(13)に接触させて吸着する。吸着部(5)の先端が台紙(10)に対して平行に位置してシール(13)を吸着した状態でアクチュエータ(21)を駆動すると、搖動部(4)により吸着部(5)の先端面においてシール(13)の後端部に対応する吸着部(5)の後端部を中心として吸着部(5)の先端を台紙(10)に対して傾けるように搖動する。これにより、1つのアクチュエータを用いて台紙(10)からシール(13)を剥すことができる。
一実施形態における全体を概略的に示す側面図 搖動部の斜視図 水平位置で示す搖動部の側面図 搖動位置で示す搖動部の側面図 吸着ノズルの下面図 シールの下面図 剥し部に位置するシールを示す平面図 電気的構成を示すブロック図 シールの吸着状態を示す吸着ノズルの断面図
以下、一実施形態について図面を参照して説明する。
図1に示すようにシール剥し装置1は、スカラロボット2(先端のみ図示、搬送部に相当)、このスカラロボット2のエンドエフェクタ取付部3に装着された搖動部4、この搖動部4に設けられた吸着装置5(吸着部に相当)と撮影装置6、シールロール7(繰出し部に相当)、巻取機8(図8参照、繰出し部に相当)、剥し部9等から構成されている。
シールロール7は台紙10が巻き取られたリール構造をしており、全ての台紙10が繰出された空のシールロール7’は台紙10が巻き取られた新しいシールロール7と交換可能である。巻取機8もリール構造をしており、台紙10を巻き取ったリールは、空の新しいリールと交換可能である。シールロール7と巻取機8との間には、台紙10の通過経路を形成する通路部11、剥し部9、ローラ12が配置されている。
巻取機8を回転駆動することに応じてシールロール7が回転して台紙10が繰出される。シールロール7は回転に対して所定の抵抗力が付与されており、巻取機8の回転に伴ってシールロール7から繰出される台紙10には一定の張力が付与される。
図7に示すように台紙10には幅方向及び繰出し方向の2次元的に一定間隔でシール13が間欠的に貼付されている。シール13は防水透湿性素材を円盤状に形成した通気性を有するもので、図示しない車両装置に貼付される。シール13を車両装置に貼付することにより、車両装置の内部に水分が進入することを防止しながら内部で発生した湿気を外部に放出することができる。
図1に戻って剥し部9は剥し位置に配置されており、その上面は水平方向を指向している。剥し部9において台紙10の通過方向となる先端にはナイフエッジ9aが形成されており、台紙10が剥し部9を通過する際にナイフエッジ9aによりその通過方向がローラ12の方向に鋭角に折曲される。
エンドエフェクタ取付部3はスカラロボット2の先端に水平方向に回転可能に取り付けられており、その取付面にエンドエフェクタとして搖動部4が装着されている。搖動部4は、スカラロボット2により水平状態を維持した状態で3次元的に位置制御されると共に水平方向に回転制御される。
次に搖動部4について説明する。図2に示すように搖動部4は、エンドエフェクタ取付部3に装着された水平ベース14を水平基準として構成されている。水平ベース14の下面の両端部には一対の曲線運動軸受15が対向して固定されている。この曲線運動軸受15は、第1曲線軌道台16と第2曲線軌道台17とを組み合わせて構成されており、固定側となる一方の曲線軌道台に対して他方の曲線軌道台が相対的に曲線運動するようになっている。
本実施形態では、第1曲線軌道台16がスペーサ18を介して水平ベース14の下面に固定されており、第2曲線軌道台17が第1曲線軌道台16に対して相対的に曲線運動するようになっている。第2曲線軌道台17の底面には支持部材19が固定されており、対向する一対の支持部材19の間に搖動ベース20が橋架状態で固定されている。この搖動ベース20が水平ベース14に対する搖動基準となる。
図2に示すように水平ベース14の下面には水平方向を指向するエアシリンダ21(アクチュエータに相当)が水平方向を指向して固定されており、そのエアシリンダ21のロッド22の先端にナックルジョイント23が装着されている。搖動ベース20の上面には図示しないブロックが固定されており、そのブロックにナックルジョイント23が連結されている。
搖動ベース20の下面には一対のリニアブッシュ24が垂直方向を指向して固定されている。リニアブッシュ24にはロッド25が挿通されており、そのロッド25の上端に固定された図示しないストッパが搖動ベース20の上面に当接している。ロッド25の下端はリニアブッシュ24から突出しており、対向する一対の突出部の間に昇降部材26が橋架するように固定されている。昇降部材26は、図2に示す状態では図示下方への移動が規制されている一方、上方への移動は所定距離だけ許容されている。
搖動ベース20の下面には円柱状の支持部材27が垂直方向を指向して固定されている。支持部材27の下端面に円柱状の予圧調整部材28が螺合されており、支持部材27に対する螺合位置を調整することで予圧調整部材28の垂直方向の位置を調整可能となっている。予圧調整部材28の下端は陥没形成されており、その内部にロードセル29(図8参照)が配置されている。
昇降部材26とロードセル29との間には圧縮コイルスプリング30が介在されており、ロードセル29に対して所定の予圧が印加されている。この予圧は、支持部材27に対する予圧調整部材28の垂直方向の位置を調整することにより調整可能である。
昇降部材26の下面には吸着装置5が固定されている。この吸着装置5は、台座31と吸着ノズル32とから構成されている。台座31は昇降部材26の下面に固定されており、内部空間が形成されている。台座31の下面に吸着ノズル32が固定されており、その吸着ノズル32の内部が台座31の内部空間と連結している。
図5に示すように吸着ノズル32の先端面は円環状をなしており、その先端面に複数の吸着孔33が同心円状に形成されている。これらの吸着孔33は、吸着ノズル32の内部を介して台座31の内部空間と連通している。
図6に示すようにシール13の裏面には接着剤34(網目で示す領域)が円環状に塗布されている。この接着剤34の塗布領域は、シール13を吸着する吸着ノズル32の先端面の形状に対応している。
台座31には真空発生器35(図8参照)が連結されており、真空発生器35の駆動状態で台座31の内部空間に真空状態が発生し、それに伴って吸着ノズル32の吸着孔33が真空状態となる。
図2に示すように、搖動ベース20の両端部にはストッパ36が設けられている。このストッパ36は、L字形状の固定部材37に雌ネジからなる規制部材38を螺着して構成されている。支持部材27の側面にはブロック39が固定されており、そのブロック39の前後方向にボルト40が固定されている。
図2では、ブロック39に螺着された一方のボルト40の頭部が一方のストッパ36の規制部材38に当接している。搖動ベース20が曲線運動した場合は、ブロック39に螺着された他方のボルト40の頭部が他方のストッパ36の規制部材38に当接する。これにより、搖動部4の搖動範囲が規制されている。この搖動範囲は、規制部材38のストッパ36に対する固定位置を調整することにより調整可能である。
以上のような構成により、搖動ベース20に一体に設けられている構成要素は、図3に示す水平位置から図4に示す搖動位置まで水平ベース14に対して相対的に曲線運動可能に構成されている。
搖動ベース20の下面には一対のアーム部材41が固定されており、対向する一対のアーム部材41の間に支持部材42が橋架状態で固定されている。この支持部材42の前面には撮影装置6(視覚部に相当)が固定されている。この撮影装置6は後述するようにシール13の位置を画像認識するために設けられており、画像認識時は一体に設けられた照明装置43により撮影対象であるシール13が照明される。
図7に示すように、剥し部9に対応して第1反射型センサ44(検出部に相当)と一対の第2反射型センサ45(検出部に相当)が設置されている。第1反射型センサ44の検出領域は剥し部9の上面に設定されており、剥し部9の上面を通過する台紙10の有無を検出する。第1反射型センサ44が台紙10を検出し易くするために剥し部9は黒色に塗布されている。第2反射型センサ45は、剥し部9の前方領域を検出領域として設定されており、台紙10から剥されたシール13の先端部の有無を検出する。
さて、エアシリンダ21のロッド22が突出した状態では搖動ベース20が前方に押圧されて図3に示す水平位置から前方に移動する。これにより、搖動ベース20が曲線運動軸受15により水平ベース14に対して相対的に曲線運動するので、それに伴って図4に示すように搖動ベース20に装着された吸着装置5が搖動するようになる。
ここで、吸着装置5が搖動する際は曲線運動軸受15の曲線運動の中心点を中心として搖動するが、本実施形態では、その中心は吸着ノズル32の先端面においてシール13の後端部に対応する後端部を中心として搖動するように設定されている。
図8に示すように制御装置46(制御部に相当)は、第1反射型センサ44、第2反射型センサ45、ロードセル29の検出状態に基づいて、巻取機8、真空発生器35、エアシリンダ21、スカラロボット2、撮影装置6を制御する。
次に、上記構成のシール剥し装置1の動作について説明する。まず、シール13が貼付された台紙10が巻き取られているシールロール7をシール剥し装置1に装着してから、台紙10を引き出して剥し部9の上面に沿わせ、剥し部9の先端のナイフエッジ9aで下側に折曲してから巻取機8のリールで台紙10の先端を巻き取る。
次に制御装置46を駆動する。尚、初期状態では、撮影装置6は搖動部4の前方側に位置している。
制御装置46は、第1反射型センサ44により台紙10が剥し部9の上面に位置していることを検出していることを条件として、巻取機8を駆動してシールロール7から台紙10を巻き取る。
台紙10が剥し部9を通過するのに伴ってナイフエッジ9aで折曲されると、シール13が水平方向を維持しながら台紙10のみがナイフエッジ9aにより折曲されるようになる。これにより、図9に示すようにシール13の先端部が水平方向を維持した状態で台紙10から剥される。
制御装置46は、第2反射型センサ45により台紙10からシール13の先端部が剥されたことを検出した場合は、巻取機8を停止する。これにより、シール13は、その先端部から台紙10が剥された状態で停止する。この場合、第2反射型センサ45の検出精度は比較的低いことから、シール13の停止位置の精度は比較的低い。
そこで、制御装置46は、スカラロボット2により撮影装置6を剥し位置の上方に位置するように制御した状態でシール13を撮影し、シール13の位置を精度良く認識する。
次にスカラロボット2のエンドエフェクタ取付部3を回転制御し、搖動部4を180度回転することでエアシリンダ21を前方に位置させる。
次に吸着装置5の吸着ノズル32の先端部をシール13の上方に精度良く位置合わせした状態で搖動部4を降下させる。すると、吸着ノズル32の先端部がシール13に精度良く接触するようになる。このとき、吸着ノズル32がシール13に接触すると、それ以上の降下が剥し部9により規制されるようになるので、昇降部材26が圧縮コイルスプリング30の付勢力に抗して上昇するようになる。
昇降部材26の上昇に伴って圧縮コイルスプリング30によりロードセル29に対する付勢力が上昇するので、シール13に対する吸着ノズル32の付勢力が規定圧力となった場合は吸着装置5の降下を停止する。
以上の動作により、吸着ノズル32がシール13に対して規定圧力で精度良く接触した状態となる。
次に真空発生器35を駆動すると、吸着ノズル32がシール13を吸引保持するようになる。
次にエアシリンダ21を駆動すると、ロッド22が前進して搖動ベース20を押圧するようになるので、それに伴って搖動ベース20が水平ベース14に対して相対的に曲線軌道運動するようになる。これにより、図9に示すようにシール13を吸着した吸着ノズル32が後端部を中心として搖動するようになるので、シール13を台紙10から確実に剥がすことができる。
そして、吸着ノズル32に吸着保持されているシール13をスカラロボット2により図9に示すように上昇させてから車両装置の所定部位に貼付する。
このような実施形態によれば、次のような効果を奏することができる。
シールロール7から張力の付与状態で繰出された台紙10が剥し部9を通過する際にシール13の先端部から台紙10を剥してから、吸着ノズル32によりシール13を吸着した状態で吸着ノズル32の後端部を中心として台紙10の通過方向と反対方向に搖動するようにしたので、アクチュエータとしては吸着ノズル32を搖動するためのエアシリンダ21のみを設ければよく、全体の小形化を図ることができる。
剥し部9の先端にナイフエッジ9aを設け、剥し位置を通過する方向を吸着装置5がシール13に接触する側と反対方向に折曲されることでシール13を台紙10から剥すようにしたので、シール13の先端部から台紙10を確実に剥すことができる。
スカラロボット2を用いて吸着装置5を水平方向及び垂直方向の3次元的に搬送可能に構成したので、簡単な操作で吸着装置5の位置及び回転方向を制御することができる。
第2反射型センサ45によりシール13の先端部が台紙10から剥されたことを検出した場合は、撮影装置6によりシール13の位置を精度良く認識するようにしたので、先端部から台紙10が剥されたシール13の停止位置の精度が低い場合であっても吸着装置5によりシール13を確実に吸着することができる。
(その他の実施形態)
エアシリンダ21を後進させることにより吸着装置5の搖動動作を実行させるようにしても良い。
アクチュエータとしてはエアシリンダに限定されることなく、モータシリンダやリニアアクチュエータを用いるようにしても良い。
スカラロボット2の先端にアーム部を設け、そのアーム部により吸着装置5を搖動させるようにしても良い。
6軸ロボットの先端に搖動部4を装着し、全ての動作をロボットにより行うように構成しても良い。
通気用のシールに限定されることなく、例えば改ざん防止用のシールや一般的なシールに適用するようにしても良い。
剥し部9により先端部から台紙10が剥されたシール13の停止位置を精度が高い場合は、撮影装置6によるシール13の認識を省略するようにしても良い。
本開示は、実施形態に準拠して記述されたが、本開示は当該実施形態や構造に限定されるものではないと理解される。本開示は、様々な変形例や均等範囲内の変形をも包含する。加えて、様々な組み合わせや形態、さらには、それらに一要素のみ、それ以上、あるいはそれ以下、を含む他の組み合わせや形態をも、本開示の範疇や思想範囲に入るものである。
図面中、1はシール剥し装置、2はスカラロボット(搬送部)、4は搖動部、5は吸着装置(吸着部)、6は撮影装置(視覚部)、7はシールロール(繰出し部)、8は巻取機(繰出し部)、9は剥し部、9aはナイフエッジ、10は台紙、13はシール、21はエアシリンダ(アクチュエータ)、44は第1反射型センサ(検出部)、45は第2反射型センサ(検出部)、46は制御装置(制御部)である。

Claims (6)

  1. シール(13)が間欠的に貼付された台紙(10)を張力の付与状態で所定の剥し位置に繰出す繰出し部(7、8)と、
    前記台紙が前記剥し位置を通過するのに伴って前記シールの先端部から前記台紙を剥す剥し部(9)と、
    接触状態の前記シールを吸着する吸着部(5)と、
    前記台紙から先端が剥された前記シールに前記吸着部の先端面が接触するように搬送する搬送部(2)と、
    前記吸着部の前記先端が前記台紙に対して平行に位置して前記シールを吸着した状態でアクチュエータ(21)の駆動に応じて前記吸着部の前記先端面において前記シールの後端部に対応する前記吸着部の後端部を中心として前記吸着部の前記先端を前記台紙に対して傾けるように搖動する搖動部(4)と、
    前記繰出し部、前記吸着部及び前記アクチュエータの動作を制御する制御部(46)と、
    を備えたシール剥し装置。
  2. 前記剥し部は、前記剥し位置を通過する前記台紙の通過方向を前記吸着部が前記シールを吸着する側と反対方向に変換することで前記台紙の通過方向を変換する請求項1に記載のシール剥し装置。
  3. 前記剥し部は、先端にナイフエッジ(9a)を有して構成されている請求項2に記載のシール剥し装置。
  4. 前記搬送部は、水平運動及び垂直運動可能に構成され、
    前記搖動部は、前記吸着部を前記シールの後端部を中心として回転運動可能に構成され、
    前記アクチュエータは、駆動に応じて前記搖動部を回転運動させる請求項1から3の何れか一項に記載のシール剥し装置。
  5. 前記剥し位置に位置した前記シールの先端部から前記台紙が剥がれたか否かを検出する検出部(44、45)と、
    前記検出部が前記シールの先端部から前記台紙が剥がれたことを検出した場合は、剥し位置に位置した前記シールの位置を検出する視覚部(6)と、を備え、
    前記制御部は、前記視覚部による検出結果に基づいて前記吸着部により前記シールを吸着する請求項1から4の何れか一項に記載のシール剥し装置。
  6. シール(13)が間欠的に貼付された台紙(10)を張力の付与状態で所定の剥し位置に繰出す手順と、
    前記台紙が前記剥し位置を通過するのに伴って前記シールの先端部から前記台紙を剥す手順と、
    接触状態の前記シールに吸着部(5)を吸着させる手順と、
    前記台紙から先端が剥された前記シールに前記吸着部の先端面が接触するように搬送する手順と、
    前記吸着部の前記先端が前記台紙に対して平行に位置して前記シールを吸着した状態でアクチュエータの駆動に応じて前記吸着部の前記先端面において前記シールの後端部に対応する前記吸着部の後端部を中心として前記吸着部の前記先端を前記台紙に対して傾けるように搖動する手順と、
    を実行するシール剥し方法。
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