JP7206243B2 - トノカバー装置 - Google Patents

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Description

本発明は、トノカバー装置に関する。
従来、車両のバックドア(テールゲート)に装着され、車軸と平行な軸に沿って回動可能なトノボードがある(例えば、特許文献1参照)。このトノボードの後部は、ヒンジ部品によってテールゲートに取り付けられるとともに、トノボードの前部はひもによってテールゲートに対してヒンジ部品よりも上方位置で固定されている。
特開2002-36957号公報
上記従来技術では、テールゲートを開放させた際に、テールゲートからひもを外すことにより、テールゲートにトノボードを収納することができる。ところが、トノボードを車両から取り外すことができないため、ラゲッジルーム(荷室)に物品を収納するときなどに収納スペースを有効活用できないケースがあった。
本発明は、このような事情を考慮してなされたものであり、車体からトノカバーを完全に取り外しできるとともに、トノカバーの着脱作業をスムーズに行うことができるトノカバー装置を提供することを目的の一つとする。
この発明に係るトノカバー装置は、以下の構成を採用した。
(1):この発明の一態様に係るトノカバー装置は、車両の後部に設置されるトノカバーと、前記トノカバーの後端部に装着されるトノカバーブラケットと、を備え、前記トノカバーブラケットは、車両の幅方向に延在し、前記トノカバーの回動軸となる柱状部と、前記柱状部の前方に配置され、下方に延びる把手部と、を含む、トノカバー装置である。
(2):上記(1)の態様において、前記車両のテールゲートに設けられ、前記柱状部が取り付けられるテールゲートブラケット、を更に備え、前記テールゲートブラケットは、上爪と下爪を有して前記柱状部を把持する把持爪を備え、前記下爪は、前記上爪よりも長く、前記下爪の先端部の形状は、前記上爪方向に向いて凸となる形状を含む、ものである。
(3):上記(1)の態様において、前記車両のテールゲートに設けられ、前記柱状部が取り付けられるテールゲートブラケット、を更に備え、前記テールゲートブラケットは、上爪と下爪を有して前記柱状部を把持する把持爪と、前記把持爪と前記車両のテールゲートを繋ぐ連繋部と、を備え、前記上爪と前記下爪は、互いに共通の方向に延在し、前記連繋部が延在する方向は、前記上爪及び前記下爪が延在する方向と比較して、後方に行くほど高くなる方向である、ものである。
(4):上記(1)から(3)のいずれかの態様において、前記トノカバーは、前記車両のテールゲートに対して、1以上の連結部によって連結されるとともに、前記連結部の1つは、前記柱状部と、前記テールゲートに設けられ、前記柱状部が取り付けられるテールゲートブラケットと、を備えるものである。
(5):上記(4)の態様において、前記1以上の連結部のすべてで前記トノカバーと前記テールゲートの連結が解除されることにより、前記トノカバーが前記車両から独立した状態となる、ものである。
(6):上記(1)から(5)のいずれかの態様において、前記柱状部は、前記車両のテールゲートを閉じた状態のときに、前記トノカバーよりも下方に配置されている、ものである。
(7):上記(1)から(6)のいずれかの態様において、前記把手部の下端部は、前記車両のテールゲートを閉じた状態のときに、前記柱状部よりも下方に配置されている、ものである。
(8):上記(1)から(7)のいずれかの態様において、前記トノカバーブラケットは、ヒンジ部を介して接続されたトノカバーブラケット上部とトノカバーブラケット下部を備え、前記トノカバーブラケット上部と前記トノカバーブラケット下部で前記トノカバーの後部を保持することによって、前記トノカバーブラケットが前記トノカバーに装着される、ものである。
(1)~(8)によれば、車体からトノカバーを完全に取り外しできるとともに、取り外し及び装着の作業をスムーズに行うことができる。
実施形態の車両用トノカバー1を備える車両Mの要部の斜視図である。 トノカバーブラケット12を上後方から見た斜視図である。 トノカバーブラケット12を下前方から見た斜視図である。 トノカバーブラケット12の側面図である。 テールゲートブラケット50の正面図である。 テールゲートブラケット50の側面図である。 テールゲートブラケット50がテールゲートTに固定された状態の側断面図である。 右フロントブラケット13の斜視図である。 リアシートRから荷室L内の荷物を取り出す状態を説明する図である。
以下、図面を参照し、本発明のトノカバー装置の実施形態について説明する。
図1は、実施形態のトノカバー装置1を備える車両Mの要部の斜視図である。車両Mに搭載されるトノカバー装置1は、例えば、トノカバーユニット10と、テールゲートブラケット50と、右吊持部61と、左吊持部62と、を備える。以下の説明においては、車両Mの進行方向を前方と定義し、前方の定義に対応させて前後上下左右を定義する。さらに、特に示した場合を除いて、車両Mにおける車体の一部であるテールゲートTが閉じた状態を基準として説明する。
トノカバーユニット10は、例えば、トノカバー11と、トノカバーブラケット12と、右フロントブラケット13と、左フロントブラケット14と、を備える。トノカバー11は、トノカバーブラケット12とテールゲートブラケット50、右フロントブラケット13と右吊持部61、及び左フロントブラケット14と左吊持部62がそれぞれ連結されて、車両MのテールゲートTに取り付けられている。トノカバー11の下方には、荷室Lが設けられる。トノカバー11は、荷室Lの上方を覆う板状の部材である。
トノカバーブラケット12は、車両Mの後部において、トノカバー11の後端縁(後端部)に装着されている。右フロントブラケット13は、車両Mの後方であるが、トノカバーブラケット12の設置位置よりも前側であって、トノカバー11の右側縁に装着されている。左フロントブラケット14は、前後方向では右フロントブラケット13と同様の位置でトノカバー11の左側縁側に装着されている。トノカバーブラケット12、右フロントブラケット13、及び左フロントブラケット14は、いずれも例えば樹脂製である。
図2は、トノカバーブラケット12を上後方から見た斜視図、図3は、トノカバーブラケット12を下前方から見た斜視図、図4は、トノカバーブラケット12の側面図である。トノカバーブラケット12は、トノカバーブラケット上部21及びトノカバーブラケット下部22を備える。トノカバーブラケット上部21とトノカバーブラケット下部22はヒンジ部23を介して接続されている。
トノカバーブラケット12は、トノカバーブラケット上部21とトノカバーブラケット下部22でトノカバー11を上下方向から挟み込んでトノカバー11を保持することにより、トノカバー11に装着される。ヒンジ部23は、トノカバー11の後端辺に沿って配置される。ヒンジ部23には、図示しないロック機構が設けられている。ロック機構は、トノカバーブラケット上部21とトノカバーブラケット下部22でトノカバー11を挟み込んだ状態のトノカバーブラケット12におけるヒンジ部23をロックする。
トノカバーブラケット下部22における後方には柱状部24が設けられている。柱状部24は、例えば円柱形状であり、車両の幅方向(左右方向、車軸と平行な方向)に延在する。柱状部24の断面は、円形以外でもよく、例えば、多角形(正多角形)、楕円形、長円形等でもよい。
トノカバーブラケット下部22における柱状部24の前方には把手部25が設けられている。把手部25は、トノカバーブラケット下部22の下面から下方に延びる板状の部材である。把手部25の高さは、柱状部24の径(高さ)よりも長い。把手部25は、その下端部が、柱状部24の最も低い位置より低い位置となるまで延在している。
柱状部24は、テールゲートブラケット50に把持される。ここで、テールゲートブラケット50について説明する。テールゲートブラケット50は、車両MのテールゲートTに固定されている。図5は、テールゲートブラケット50の正面図、図6は、テールゲートブラケット50の側面図、図7は、テールゲートブラケット50がテールゲートTに固定された状態の側断面図である。
テールゲートブラケット50は、例えば、連繋部51と、中間プレート52と、把持爪53と、を備える。テールゲートブラケット50は、例えば金属製である。連繋部51は、テールゲートT内に設けられたクロスメンバCに固定される棒状の部材である。テールゲートTは、インナパネルPとクロスメンバCを備える。インナパネルPは例えば樹脂製であり、クロスメンバCは例えば金属製である。
連繋部51は、把持爪53と車両MのテールゲートTを繋いでいる。連繋部51は、インナパネルPを貫通して設けられており、連繋部51の一端がクロスメンバCに固定され、連繋部51の他端に中間プレート52が接続されている。連繋部51は、前方に行くほど下降するように傾斜している。
中間プレート52は、略鉛直方向に延在する板状の部材である。中間プレートは、インナパネルPの表面に沿って配置される。中間プレート52の一面(後面)側に連繋部51が接続されている。中間プレート52の反対側の一面(前面)側には、把持爪53が固定されている。
把持爪53は、上爪53U及び下爪53Lを備える。上爪53Uと下爪53Lの間は開口している。把持爪53の下爪53Lは、上爪53Uよりも長い。把持爪53は、例えば、弾性を有する樹脂で構成される。上爪53U及び下爪53Lの間は、押し広げる力を加えることで押し広げることが可能である。上爪53U及び下爪53Lは、押し広げられた力から解放されることにより、弾性によって押し広げられる前の位置に戻る。
上爪53Uは、その基端から先端に向けて凸状に湾曲しているが、上爪53Uの先端は、上方に向けられている。下爪53Lは、その基端から先端に向けて凹状に湾曲しているが、下爪53Lの先端は、下方に向けられている。上爪53U及び下爪53Lの先端は、それぞれ下爪53L及び上爪53Uから遠ざかる方向に向けられている。このため、トノカバーブラケット12の柱状部24を把持爪53の前方から押し込んで把持爪53に容易に挿入させることができる。下爪53Lの先端部の形状は、上爪53U方向に向いて凸となる形状を含む。下爪53Lにおける凸となる形状部分は、少なくとも凸となる形状部分(以下、「凸形状部分」という)が断面曲線となる断面曲線形状をなしている。このため、トノカバーブラケット12の柱状部24を把持爪53の内側に案内しやすくなっている。下爪53Lの凸形状部分よりもさらに先端側は、略同一厚さをなしている。このため、下爪53Lが変形しやすくなっており、把持爪53Lを開口させやすくなっている。下爪53Lの凸形状部分及び凸形状部分よりも先端側は、いずれも細かい凹凸形状に形成されている。このため、柱状部24が下爪53Lに絡みやすくなる。これらの形態により、把持爪53に対してトノカバーブラケット12の柱状部24をさらに押し込みやすくなっている。
把持爪53における上爪53Uと下爪53Lは、互いに共通の方向に延在する。上爪53U及び下爪53Lが延在する方向(把持爪53が開口する方向)は、おおよそ水平方向である。これに対して、連繋部51が延在する方向は、前方に行くほど低くなるように傾斜する方向である。連繋部51が延在する方向は、上爪53Uと下爪53Lが延在する方向と比較して、後方に行くほど高くなる方向である。
トノカバーブラケット12は、柱状部24が把持爪53によって把持されることによってテールゲートTに保持される。トノカバーブラケット12がトノカバー11に装着された状態で柱状部24が把持爪53によって把持されることより、トノカバーブラケット12を介してトノカバー11はテールゲートTに連結される。トノカバーブラケット12が取り付けられるトノカバー11は、トノカバーブラケット12の柱状部24を回動軸として回動(揺動)可能とされている。トノカバーブラケット12の柱状部24とテールゲートブラケット50によって第1連結部J1が構成される。
図8は、右フロントブラケット13の斜視図である。右フロントブラケット13は、例えば、右フロントブラケット上部31と、右フロントブラケット下部32と、ヒンジ部33と、を備える。左フロントブラケット14は、右フロントブラケット13と左右対称の形状をなしている。左吊持部62は右吊持部61と左右対称の形状をなしている。以下においては、右フロントブラケット13及び右吊持部61について主に説明し、左フロントブラケット14及び左吊持部62の詳しい説明を省略する。
右フロントブラケット13は、右フロントブラケット上部31と右フロントブラケット下部32でトノカバー11を上下方向から挟み込んでトノカバー11を保持することにより、トノカバー11に装着される。ヒンジ部33は、トノカバー11の左端辺に沿って配置される。ヒンジ部33には、図示しないロック機構が設けられている。ロック機構は、右フロントブラケット上部31と右フロントブラケット下部32でトノカバー11を挟み込んだ状態の右フロントブラケット13のヒンジ部33をロックする。
右フロントブラケット下部32における右側部の底面には、嵌合溝34が設けられている。嵌合溝34は、右吊持部61の下端部が嵌め込まれる溝である。右吊持部61は、テールゲートTに吊り下げられている。右吊持部61は、上下方向に延在する。右吊持部61は、例えば一定形状なす樹脂製である。
右吊持部61の下端部は、上方に向けて折り返されたフック形状をなすフック部とされている。右吊持部61におけるフック部が嵌合溝34に嵌め込まれて右フロントブラケット13は右吊持部61に吊持される。右フロントブラケット13が右吊持部61に吊持されることにより、右フロントブラケット13を介してトノカバー11がテールゲートTに連結される。右フロントブラケット13と右吊持部61によって第2連結部J2が構成される。
左フロントブラケット14と左吊持部62は、右フロントブラケット13と右吊持部61と同様の関係となっている。左フロントブラケット14が左吊持部62に吊持されることにより、左フロントブラケット14を介してトノカバー11がテールゲートTに連結される。左フロントブラケット14と左吊持部62によって第3連結部J3が構成される。トノカバー11は、右吊持部61及び左吊持部62によって懸架される。
右吊持部61及び左吊持部62は、車両Mにおけるリアシートの直後の位置に配置されており、トノカバー11の前端辺は、リアシートR(図9参照)の背面の近傍位置まで届いている。このため、荷室Lは、ほとんどの部分または全体をトノカバー11によって覆われている。
実施形態のトノカバー装置1においては、トノカバーブラケット12の柱状部24がテールゲートブラケット50の把持爪53に把持されている。トノカバー11は、車両MのテールゲートTの装着された状態で柱状部24を回転軸として回転可能とされている。右フロントブラケット13は、嵌合溝34が右吊持部61の先端部の上に載置された状態となっており、左フロントブラケット14は、嵌合溝34が左吊持部62の先端部の上に載置された状態となっている。このため、トノカバー11の前部が下方から押し上げられることにより、右吊持部61及び左吊持部62と嵌合溝34の嵌め合いが容易に取り外される。このため、トノカバー11の前部が押し上げられることにより、トノカバー11は、柱状部24を回動軸として回動するので、操作者、例えば乗員は、トノカバー11を開いて荷室Lの内部を露出させることができる。
実施形態のトノカバー装置1においては、テールゲートTを開くと、テールゲートTの移動に伴ってトノカバー装置1も移動し、荷室Lが開口する。トノカバー11は、テールゲートブラケット50の把持爪53に柱状部24が把持されることによってテールゲートTに取り付けられている。このため、テールゲートTが開かれた状態において、柱状部24を把持爪53から引き抜くことで、トノカバー11をテールゲートTから取り外すことができる。把持爪53は弾性を有し、容易に押し広げることができるので、トノカバー11をテールゲートTから引き離す方向に移動させることで、柱状部24を把持爪53から容易に引き抜くことができる。
トノカバー11は、トノカバーブラケット12とテールゲートブラケット50、右フロントブラケット13と右吊持部61、左フロントブラケット14と左吊持部62を介してテールゲートTに連結されている。トノカバー11は、トノカバーブラケット12とテールゲートブラケット50、右フロントブラケット13と右吊持部61、左フロントブラケット14と左吊持部62の連結が解除されることで、車両Mから独立した状態となる。このため、トノカバー11を車両Mから独立させることができる。独立したトノカバー11を収納する収納部が車両Mに設けられていてもよい。
ここで、実施形態のトノカバー装置1において、柱状部24は、テールゲートTを閉じた状態のときに、トノカバー11よりも下方に配置されている。このため、柱状部24とテールゲートブラケット50を備える連結部から近い位置に把手部25が設けられるので、把手部25を操作したときの力を連結部に効率的に伝達することができる。したがって、乗員がスムーズにトノカバー11をテールゲートTから取り外すことができるとともに、取り外されたトノカバー11をテールゲートTにスムーズに取り付けることができる。
さらに、実施形態のトノカバー装置1において、トノカバーブラケット12には、トノカバーブラケット下部22から延在する把手部25が設けられている。把手部25は、テールゲートTが閉じた状態でトノカバーブラケット下部22から下方に延びる。このため、テールゲートTを開いたときに、乗員が容易にテールゲートTから離れる方向に移動させるように操作することができる。したがって、乗員がスムーズにトノカバー11をテールゲートTから取り外すことができるとともに、取り外されたトノカバー11をテールゲートTにスムーズに取り付けることができる。
さらに、実施形態のトノカバー装置1においては、下爪53Lの先端部の形状は、上爪53U方向に向いて凸となる形状を含む。このため、乗員がスムーズにトノカバー11をテールゲートTから取り外すことができるとともに、取り外されたトノカバー11をテールゲートTにスムーズに取り付けることができる。しかも、テールゲートブラケット50の連繋部51が延在する方向は、上爪53U及び下爪53Lが延在する方向と比較して、後方に行くほど高くなる方向である。このため、トノカバー11の取り付け及び取り外しをさらにスムーズに行うことができる。
さらに、実施形態のトノカバー装置1においては、右吊持部61及び左吊持部62は、車両Mにおけるリアシートの直後の位置に配置されており、トノカバー11の前端辺は、リアシートのバックカバーの近傍位置まで届いている。このため、図9に示すように、リアシートRに着座する乗員Hは、トノカバー11の前端縁を手で持ち上げてトノカバー11の懸架を解除することで荷室Lを開放させることができる。荷室Lを開放させた乗員Hは、例えば、荷室L内の品物を手で取ることなどができる。トノカバー11と車両Mを連結する右フロントブラケット13及び左フロントブラケット14は、それぞれ右吊持部61及び左吊持部62に載置されている状態にある。このため、トノカバー11の懸架を容易に解除することができ、容易にトノカバー11を持ち上げて荷室Lを開放させることができる。
上記の実施形態のトノカバー装置1では、トノカバーブラケット12、右フロントブラケット13、及び左フロントブラケット14の3つのブラケットを介してトノカバー11とテールゲートTを連結するが、1つのブラケットを介して連結してもよい。または、2、4個以上のブラケットを介してトノカバー11とテールゲートTを連結してもよい。上記の実施形態のトノカバー装置1では、トノカバー11の後端縁に装着されるトノカバーブラケット12は1つであるが、2つ以上でもよい。上記の実施形態のトノカバー装置1では、トノカバーブラケット12、右フロントブラケット13、及び左フロントブラケット14は、いずれも上部と下部を備えるが、一体として形成されていてもよい。この場合、各ブラケットは、トノカバー11に取り外し不能として取り付けられていてもよい。
以上、本発明を実施するための形態について実施形態を用いて説明したが、本発明はこうした実施形態に何等限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々の変形及び置換を加えることができる。
1…トノカバー装置
10…トノカバーユニット
11…トノカバー
12…トノカバーブラケット
13…右フロントブラケット
14…左フロントブラケット
21…トノカバーブラケット上部
22…トノカバーブラケット下部
23…ヒンジ部
24…柱状部
25…把手部
31…右フロントブラケット上部
32…右フロントブラケット下部
33…ヒンジ部
34…嵌合溝
50…テールゲートブラケット
51…連繋部
52…中間プレート
53…把持爪
53L…下爪
53U…上爪
61…右吊持部
62…左吊持部
C…クロスメンバ
H…乗員
J1…第1連結部
J2…第2連結部
J3…第3連結部
L…荷室
M…車両
P…インナパネル
R…リアシート
T…テールゲート

Claims (6)

  1. 車両の後部に設置されるトノカバーと、
    前記トノカバーの後端部に装着されるトノカバーブラケットと、を備え、
    前記トノカバーブラケットは、
    車両の幅方向に延在し、前記トノカバーの回動軸となる柱状部と、
    前記柱状部の前方に配置され、下方に延びる把手部と、を含み、
    前記トノカバーは、前記車両のテールゲートに対して、1以上の連結部によって連結されるとともに、
    前記連結部の1つは、
    前記柱状部と、
    前記テールゲートに設けられ、前記柱状部が取り付けられるテールゲートブラケットと、を備え、
    前記1以上の連結部のすべてで前記トノカバーと前記テールゲートの連結が解除されることにより、前記トノカバーが前記車両から独立した状態となる、
    トノカバー装置。
  2. 記テールゲートブラケットは、
    上爪と下爪を有して前記柱状部を把持する把持爪を備え、
    前記下爪は、前記上爪よりも長く、
    前記下爪の先端部の形状は、前記上爪方向に向いて凸となる形状を含む、
    請求項1に記載のトノカバー装置。
  3. 記テールゲートブラケットは、
    上爪と下爪を有して前記柱状部を把持する把持爪と、
    前記把持爪と前記車両のテールゲートを繋ぐ連繋部と、を備え、
    前記上爪と前記下爪は、互いに共通の方向に延在し、
    前記連繋部が延在する方向は、前記上爪及び前記下爪が延在する方向と比較して、後方に行くほど高くなる方向である、
    請求項1に記載のトノカバー装置。
  4. 前記柱状部は、前記車両のテールゲートを閉じた状態のときに、前記トノカバーよりも下方に配置されている、
    請求項1から3のうちいずれか1項に記載のトノカバー装置。
  5. 前記把手部の下端部は、前記車両のテールゲートを閉じた状態のときに、前記柱状部よりも下方に配置されている、
    請求項1から4のうちいずれか1項に記載のトノカバー装置。
  6. 前記トノカバーブラケットは、ヒンジ部を介して接続されたトノカバーブラケット上部とトノカバーブラケット下部を備え、
    前記トノカバーブラケット上部と前記トノカバーブラケット下部で前記トノカバーの後部を保持することによって、前記トノカバーブラケットが前記トノカバーに装着される、 請求項1から5のうちいずれか1項に記載のトノカバー装置。
JP2020183731A 2020-11-02 2020-11-02 トノカバー装置 Active JP7206243B2 (ja)

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