JP7206149B2 - コンパクト容器 - Google Patents

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Description

本発明は、コンパクト容器に関する。
従来から、例えば下記特許文献1に示されるような、内容物が収容される中皿と、中皿が収容される収容部を備えた容器本体と、収容部を開放可能に閉塞する蓋体と、を備えたコンパクト容器が知られている。
実開平6-13708号公報
しかしながら、このようなコンパクト容器では、使用後は分別廃棄や内容物のリフィル等のために、中皿を収容部から取り外したり、装着したりする操作性について、改善の余地があった。
本発明は、このような事情に鑑みてなされたものであって、コンパクト容器の中皿を収容部から着脱する操作性を改善することを目的とする。
(1)本発明に係るコンパクト容器は、内容物が収容される中皿と、前記中皿が収容される収容部を有する容器本体と、前記収容部を開放可能に閉塞する蓋体と、前記中皿に係合し、前記中皿と共に前記収容部に収容されるホルダーと、を備え、前記容器本体は、前記容器本体の中心軸線回りに周回する周方向において間隔をあけて前記ホルダーに係合する複数の係合部を有する。
本発明に係るコンパクト容器によれば、中皿と共に収容部に収容されるホルダーを備えているので、中皿をホルダーごと収容部から着脱することが可能となる。また、容器本体は、容器本体の中心軸線回りに周回する周方向において間隔をあけてホルダーに係合する複数の係合部を有するため、ホルダーを介して中皿を収容部にしっかりと固定することができる。
(2)前記複数の係合部は、前記中皿に対し、前記容器本体の中心軸線に沿う軸方向において第1の数で係合する第1の係合部と、前記中皿に対し、前記軸方向において前記第1の数よりも多い第2の数で係合する第2の係合部と、を含み、前記第2の係合部は、前記周方向において、前記第1の係合部よりも多く設けられていても良い。
この場合には、軸方向における係合数が少ない第1の係合部が配置された周方向位置において、容器本体からホルダーを取り外し易くなる。また、容器本体からホルダーを取り外す際には、軸方向における係合数が多い第2の係合部が、不意に容器本体からホルダーが脱落することを防止する。さらに、第2の係合部が第1の係合部よりも多いので、容器本体からホルダーを取り外す際に、不意に容器本体からホルダーが脱落することをより確実に防止できる。
(3)前記第1の係合部は、1つ設けられ、前記第2の係合部は、複数設けられていても良い。
この場合には、1つの第1の係合部に対して集中的に力を加えればよくなり、当該第1の係合部が配置された周方向位置において、容器本体からホルダーをより取り外し易くなる。
(4)前記容器本体の底壁において、前記容器本体の中心軸線に沿う軸方向から見て、前記中心軸線に交差する径方向のうちの中央部から一方側に離れた部分に、前記中皿を押上げ可能な押上部が設けられ、前記押上部は、前記周方向において、前記第1の係合部と同じ位置に配置されていても良い。
この場合には、ホルダーを押上げ可能な押上部が、容器本体の底壁において、径方向のうちの中央部から一方側に離れた部分に設けられ、第1の係合部を押上げるため、容器本体からホルダーを取り外し易くなる。また、この押上げによって、ホルダーが、容器本体の中心軸線に対して傾くこととなり、第2の係合部にホルダーを引っ掛けながら、ホルダーを収容部から離脱させることができる。このため、不意に容器本体からホルダーが脱落することをより確実に防止できる。
(5)前記複数の係合部は、前記周方向に均等な間隔で配置されていても良い。
この場合には、複数の係合部が、容器本体の中心軸線回りに周回する周方向において均等な間隔をあけてホルダーにバランスよく係合することができ、容器本体からホルダーが脱落することをより確実に防止できる。
本発明に係るコンパクト容器によれば、中皿を収容部から着脱する操作性を改善することができる。
本発明の一実施形態に係るコンパクト容器の縦断面図である。 本発明の一実施形態に係るコンパクト容器の組立図である。 本発明の一実施形態に係る容器本体の平面図である。 図1に示すコンパクト容器の要部拡大図である。 本発明の一実施形態に係るコンパクト容器から中皿及びホルダーを取り外す様子を示す説明図である。
以下、図面を参照し、本発明の一実施形態に係るコンパクト容器について説明する。
本実施形態のコンパクト容器1は、図1及び図2に示されるように、内容物が収容される中皿10と、中皿10が収容される収容部20aを備えた容器本体20と、収容部20aを開放可能に閉塞する蓋体30と、中皿10と共に収容部20aに収容されるホルダー40と、を備えている。
中皿10、および容器本体20は、有底筒状に形成され、蓋体30は、有頂筒状に形成され、ホルダー40は、筒状に形成され、中皿10、容器本体20、蓋体30、およびホルダー40は、共通軸と同軸に配設されている。以下、この共通軸を中心軸線Oといい、中心軸線Oに沿う軸方向から見て、中心軸線Oに交差する方向を径方向といい、中心軸線O回りに周回する方向を周方向という。軸方向のうち、収容部20aに対して蓋体30側を上側といい、容器本体20の底壁22側を下側という。
なお、図1に示すコンパクト容器1の縦断面は、中心軸線Oと、後述する係止突起23b(図3参照)と、後述する蓋ヒンジ部31と、を含む部分となっている。つまり、この縦断面を示す断面線は、軸方向から見て、中心軸線Oと後述する係止突起23bとを通る直線、並びに、中心軸線Oと後述する蓋ヒンジ部31とを通る直線となっている。
中皿10は、金属材料により扁平な有底筒状に形成されている。中皿10が、金属材料により形成されることで、収容される内容物の種類や内容物が含有する成分等によらず、多くの種類の内容物を収容することができる。中皿10は、容器本体20に対して非接着状態で収容部20aに収容されている。なお、中皿10は、金属材料に限らず例えば、合成樹脂材料等の他の材質で形成されてもよい。
容器本体20は、例えば合成樹脂材料等により扁平な有底筒状に形成されている。容器本体20は、収容部20aを形成する周壁21及び底壁22を備えている。本実施形態の周壁21は、中心軸線Oを中心とする略円筒状に形成され、径方向において中皿10に装着されたホルダー40と対向している。底壁22は、周壁21の下端部に連設され、底壁22の下端開口を閉塞すると共に、軸方向において中皿10と対向している。
蓋体30は、例えば合成樹脂材料等により扁平な有頂筒状に形成されている。蓋体30は、蓋ヒンジ部31を介して容器本体20に連結されている。蓋体30、および蓋ヒンジ部31は、容器本体20と一体に形成されている。以下、径方向のうち、蓋ヒンジ部31が配置された一方側を後側といい、一方側の反対側(他方側)を前側といい、前後方向に直交する方向を左右方向(直交方向)という。
蓋ヒンジ部31は、蓋体30および容器本体20の後端部同士を連結している。図示の例では、蓋体30の頂壁の下面と、中皿10の上端開口と、の間に、例えばパフ等の塗布具Wが収容可能とされている。蓋体30の周壁の前端部には、前方に向けて突出した蓋操作突片32が形成されている。一方、容器本体20の周壁21の前端部には、前方に向けて突出した容器操作突片23a(図3参照)が形成されている。
蓋操作突片32、および容器操作突片23aそれぞれにおいて、周方向の端部のみが軸方向で重なり合っている。容器本体20の周壁21の前端部において、容器操作突片23aに周方向で隣接する部分に、係止突起23bが形成されている。蓋操作突片32には、係止突起23bに着脱可能にアンダーカット嵌合した被係止突起33(図1参照)が形成されている。
また、容器本体20の底壁22において、径方向のうちの中央部から一方側(後側)に離れた部分に、中皿10を押上げ可能な押上部24が設けられている。押上部24は、底壁22に形成された貫通孔26内に配設されるとともに、この貫通孔26の内周面の一部に押上ヒンジ部25を介して連結されている。押上部24は、平板状に形成されている。押上部24は、図3に示すように、軸方向から見て半円形状を呈し、この半円形状を画成する直線部分が、押上ヒンジ部25(図1参照)を介して貫通孔26の内周面に連結されている。前記直線部分は、押上部24の前端部に位置して左右方向に延びている。
また、軸方向から見て、貫通孔26は、押上部24に対してわずかに大きい相似形状を呈する。押上部24は、底壁22における左右方向の中央部に配設され、軸方向から見て、中心軸線Oを通り、前後方向に延びる直線に対して対称形状を呈する。押上部24、および押上ヒンジ部25は、容器本体20と一体に形成されている。なお、押上部24は、底壁22を軸方向に貫く貫通孔のみから構成されてもよい。
ホルダー40は、例えば合成樹脂材料等により円筒状に形成されている。ホルダー40は、図2に示すように、中皿10の外周面の少なくとも一部を覆うように、中皿10に外装されている。ホルダー40の内周面には、中皿10の上端開口縁11に係合し、中皿10の軸方向上側への離脱を規制する規制部41が設けられている。規制部41は、ホルダー40の内周面の上端部から径方向の内側に向けて突出し、且つ、ホルダー40の内壁面に沿って周方向の全長に亘って延びている。
ホルダー40の外周面には、複数の被係合部42a,42bが設けられている。被係合部42a,42bは、ホルダー40の外周面から径方向の外側に向けて突出し、且つ、ホルダー40の外周面に沿って周方向の全長に亘って延びている。この被係合部42a,42bは、ホルダー40の外周面において軸方向に間隔をあけて複数(本実施形態では2つ)設けられている。被係合部42aは、被係合部42bよりも上側に配置されている。被係合部42aは、図4に示すように、ホルダー40が収容部20aに収容されたとき、容器本体20側に設けられた係合部50Aに対し、アンダーカット嵌合する。なお、後述する係合部50Bにおいては、被係合部42a,42bの両方がアンダーカット嵌合する。
また、ホルダー40の内周面には、図4に示すように、径方向の内側に向かって突出するリブ43が設けられている。リブ43は、規制部41の下部において、軸方向に延在すると共に、その上端部は、規制部41の下面のうち規制部41の内端縁よりも径方向外側に接続されている。このリブ43は、ホルダー40の内周面において周方向に間隔をあけて複数設けられている。これらリブ43が、中皿10の外周面を複数箇所で押圧することで、中皿10にホルダー40が装着される。
図3に示すように、容器本体20は、容器本体20の中心軸線O回りに周回する周方向において間隔をあけてホルダー40の被係合部42a,42bに係合する複数の係合部50A,50Bを有している。本実施形態の係合部50A,50Bは、中心軸線O回りに120°間隔で合計3つ設けられている。当該3つの係合部50A,50Bのうちの1つの係合部(以下、第1の係合部50Aと称する)は、軸方向から見て、径方向の一方側(後側)に配置されている。一方、残り2つの係合部(以下、第2の係合部50Bと称する)は、軸方向から見て、径方向の他方側(前側)に配置されている。第1の係合部50Aは、周方向において押上部24と同じ位置に配置されている。
第1の係合部50Aは、容器本体20の周壁21の内周面から径方向の内側に向かって突出する第1突片51aを有している。第1突片51aは、周壁21の内周面に沿って周方向に円弧状に延びている。第1突片51aには、図4に示すように、ホルダー40の外周面の上側に配置された被係合部42aがアンダーカット嵌合する。つまり、第1の係合部50Aは、ホルダー40に対して軸方向において1段(第1の数)で係合している。
第2の係合部50Bは、図2に示すように、上述した第1突片51aを有すると共に、第1突片51aよりも下側に第2突片51bを有する。第2突片51bは、第1突片51aと同様に、容器本体20の周壁21の内周面から径方向の内側に向かって突出すると共に、周壁21の内周面に沿って周方向に円弧状に延びている。第1突片51aと第2突片51bは、軸方向において、被係合部42a,42bと同じピッチで配置されている。なお、第1突片51aは、上側の被係合部42aよりも下方に形成され、第2突片51bは、下側の被係合部42bよりも下方に形成されている。
つまり、第2突片51bには、ホルダー40の外周面の下側に配置された被係合部42bがアンダーカット嵌合する。したがって、第2の係合部50Bは、ホルダー40に対して軸方向において2段(第2の数)で係合している。なお、第1突片51aと第2突片51bとの軸方向における隙間は、ホルダー40の被係合部42a,42bの軸方向における幅寸法より大きくなっている。
以上の構成において、図5に示すように、押上部24を押上げると、収容部20aから中皿10及びホルダー40を押上げることができる。押上部24は、容器本体20の底壁22において、容器本体20の中心軸線Oに沿う軸方向から見て、中心軸線Oに交差する径方向のうちの中央部から一方側(後側)に離れた部分に設けられているため、中皿10及びホルダー40を、容器本体20の中心軸線Oに対して傾けながら押上げることができる。
これにより、中皿10及びホルダー40の後端部が突上げられ、収容部20aの後側においてホルダー40と係合していた第1の係合部50Aにおける係合が解除される。第1の係合部50Aにおいては、ホルダー40に対して1段で係合していたため、その係合解除に要する押上力は小さくて済む。一方、収容部20aの前側においてホルダー40と係合していた第2の係合部50Bにおいては、ホルダー40に対して2段で係合しているため、ホルダー40とは未だ係合状態にある。
具体的に、第2の係合部50Bにおいては、ホルダー40が斜めになることで、第2突片51bにおける係合が解除されるものの、斜めになった下側の被係合部42bが、今度は上側に配置された第1突片51aに係合する。または、下側の被係合部42bが、第1突片51a及び第2突片51bの隙間に入り込む。これにより、上側の被係合部42aが第1突片51aから完全に外れてしまった場合でも、下側の被係合部42bが第1突片51aに係合可能な状態となっているので、不意に容器本体20から中皿10及びホルダー40が脱落することを防止できる。
その後、中皿10及びホルダー40をゆっくりと持ち上げ、第2の係合部50Bにおける係合を解除し、中皿10及びホルダー40を収容部20aから取り外す。なお、中皿10は、規制部41によってホルダー40の上方への脱離が規制されているが、ホルダー40の下方へは脱離が可能となっているため、ホルダー40の下端開口から中皿10を容易に取り外すことができる。つまり、コンパクト容器1から、金属材料などで形成された中皿10を分別することができる。
一方、中皿10を収容部20aに固定する場合は、中皿10にホルダー40を装着し、中皿10をホルダー40と共に収容部20aに挿入する。次に、中皿10に装着されたホルダー40を押下げる。これにより、第1の係合部50Aにおいては、ホルダー40の上側の被係合部42aが第1突片51aに1段でアンダーカット嵌合し、第2の係合部50Bにおいては、ホルダー40の上下の被係合部42a,42bが第1突片51a及び第2突片51bに2段でアンダーカット嵌合する。これにより、中皿10を収容部20aにしっかりと固定することができる。
以上説明したように、本実施形態によるコンパクト容器1によれば、中皿10と共に収容部20aに収容されるホルダー40を備えているので、中皿10をホルダー40ごと収容部20aから着脱することが可能となる。また、容器本体20は、容器本体20の中心軸線O回りに周回する周方向において間隔をあけてホルダー40に係合する複数の係合部50A,50Bを有するため、ホルダー40を介して中皿10を収容部20aにしっかりと固定することができる。
また、本実施形態では、ホルダー40に対し、容器本体20の中心軸線Oに沿う軸方向において第1の数(本実施形態では1段)で係合する第1の係合部50Aと、ホルダー40に対し、軸方向において第1の数よりも多い第2の数(本実施形態では2段)で係合する第2の係合部50Bと、を有するため、軸方向における係合数が少ない第1の係合部50Aが配置された周方向位置(本実施形態では収容部20aの後側)において、容器本体20からホルダー40を取り外し易くなる。また、容器本体20からホルダー40を取り外す際には、軸方向における係合数が多い第2の係合部50Bが、不意に容器本体20からホルダー40が脱落することを防止する。
また、本実施形態では、第2の係合部50Bは、周方向において、第1の係合部50Aよりも多く設けられている。この構成によれば、第2の係合部50Bが第1の係合部50Aよりも多くなるので、容器本体20からホルダー40を取り外す際に、不意に容器本体20からホルダー40が脱落することをより確実に防止できる。
さらに、本実施形態では、第1の係合部50Aは、1つ設けられ、第2の係合部50Bは、複数設けられている。この構成によれば、1つの第1の係合部50Aに対して集中的に力を加えればよくなり、第1の係合部50Aが配置された周方向位置において、容器本体20からホルダー40をより取り外し易くなる。
また、本実施形態では、容器本体20の底壁22において、容器本体20の中心軸線Oに沿う軸方向から見て、中心軸線Oに交差する径方向のうちの中央部から一方側に離れた部分に、中皿10を押上げ可能な押上部24が設けられ、押上部24は、周方向において、第1の係合部50Aと同じ位置に配置されている。このように、押上部24が、容器本体20の底壁22において、径方向のうちの中央部から一方側に離れた部分に設けられ、係合数が少ない第1の係合部50Aを押上げるため、容器本体20からホルダー40を取り外し易くなる。また、この押上げによって、ホルダー40が、容器本体20の中心軸線Oに対して傾くこととなり、係合数が多い第2の係合部50Bにホルダー40を引っ掛けながら、ホルダー40を収容部20aから離脱させることができる。このため、不意に容器本体20からホルダー40が脱落することをより確実に防止できる。
また、本実施形態では、複数の係合部50A,50Bは、周方向に均等な間隔で配置されていているため、周方向において均等な間隔をあけてホルダー40にバランスよく係合することができ、容器本体20からホルダー40が脱落することをより確実に防止できる。
このように、本実施形態に係るコンパクト容器1によれば、中皿10を収容部20aから着脱する操作性を改善することができる。
本発明は上記した実施の形態に限定されるものではなく、その趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更可能である。
例えば、上記実施形態では、ホルダー40に係合する係合部50A,50Bが周方向に間隔をあけて3つ配置される構成について説明したが、当該係合部50A,50Bは複数あればよく、例えば、周方向に間隔をあけて2つまたは4つ以上配置される構成であっても構わない。
また、第1の係合部50Aと第2の係合部50Bとが同数(例えば、第1の係合部50A及び第2の係合部50Bがそれぞれ1つずつ、容器本体20の後側と前側に配置される構成)であっても、容器本体20の後側の第1の係合部50Aにおいてホルダー40を取り外し易く、また、容器本体20の前側の第2の係合部50Bにおいて不意に容器本体20からホルダー40が脱落することを防止できる。つまり、第2の係合部50Bは、必ずしも周方向において、第1の係合部50Aよりも多く設けられなくてもよい。
また、例えば、第1の係合部50Aは、軸方向において1段でホルダー40に係合する構成について説明したが、第2の係合部50Bが、第1の係合部50Aの段数よりも1段以上多くホルダー40に係合する構成であれば、第1の係合部50Aは、軸方向において2段以上でホルダー40に係合する構成であっても構わない。
また、例えば、周方向において、第1の係合部50Aは、1つ設けられ、第2の係合部50Bは、2つ設けられる構成について説明したが、第2の係合部50Bが、第1の係合部50Aよりも1つ以上多く設けられる構成であれば、第1の係合部50Aは、周方向において、2つ以上設けられる構成であっても構わない。
例えば、上記実施形態では、蓋体30が、容器本体20に蓋ヒンジ部31を介して連結された構成を示したが、蓋体30が、容器本体20に着脱可能に螺着された構成等を採用してもよい。
また、押上部24は、例えば容器本体20の底壁22の中央部に配設する等適宜変更してもよい。
その他、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で、上記した実施の形態における構成要素を周知の構成要素に置き換えることは適宜可能であり、また、上記した変形例を適宜組み合わせてもよい。
1 コンパクト容器
10 中皿
20 容器本体
20a 収容部
22 底壁
24 押上部
30 蓋体
40 ホルダー
41 規制部
42a 被係合部
42b 被係合部
43 リブ
50A 第1の係合部(係合部)
50B 第2の係合部(係合部)
O 中心軸線

Claims (4)

  1. 内容物が収容される中皿と、
    前記中皿が収容される収容部を有する容器本体と、
    前記収容部を開放可能に閉塞する蓋体と、
    前記中皿に係合し、前記中皿と共に前記収容部に収容されるホルダーと、を備え、
    前記容器本体は、前記容器本体の中心軸線回りに周回する周方向において間隔をあけて前記ホルダーに係合する複数の係合部を有し、
    前記複数の係合部は、
    前記ホルダーに対し、前記容器本体の中心軸線に沿う軸方向において第1の数で係合する第1の係合部と、
    前記ホルダーに対し、前記軸方向において前記第1の数よりも多い第2の数で係合する第2の係合部と、を含み、
    前記第2の係合部は、前記周方向において、前記第1の係合部よりも多く設けられている、ことを特徴とするコンパクト容器。
  2. 前記第1の係合部は、1つ設けられ、
    前記第2の係合部は、複数設けられている、ことを特徴とする請求項1に記載のコンパクト容器。
  3. 前記容器本体の底壁において、前記軸方向から見て、前記中心軸線に交差する径方向のうちの中央部から一方側に離れた部分に、前記中皿を押上げ可能な押上部が設けられ、
    前記押上部は、前記周方向において、前記第1の係合部と同じ位置に配置されている、ことを特徴とする請求項2に記載のコンパクト容器。
  4. 前記複数の係合部は、前記周方向に均等な間隔で配置されている、ことを特徴とする請求項1~3のいずれか一項に記載のコンパクト容器。
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