JP7206058B2 - 便座装置および便器装置 - Google Patents

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Description

本発明は、便座装置および便器装置に関する。
便器装置に備え付けられる多くの便座は、便鉢部の上部開口を囲むリム部に載せられ、便器装置の後部において左右方向を軸方向とするヒンジ軸を備えるヒンジ部によって回動可能に支持されている。便器装置は、手動または電動で便座を回動させることによって開閉させて使用される。
例えば、特許文献1に記載された便器装置は、着座者の局部を温水にて洗浄する局部洗浄装置が収容された便座を有し、該便座の直後にロータンクが設置されている。局部洗浄装置は、ノズル体、温水タンクおよび制御装置を備える。ノズル体は、便座に設けた開口部を通過して便器内部の所定位置で停止し、先端に形成された噴射穴から温水が噴射され、着座者の局部の洗浄がなされる。
特開2005-213877号公報
特許文献1に記載された便器装置は、便座に局部洗浄装置の全ての部品を備えるため、便座が重くなり、手動または電動で便座を回動させる際の負荷トルクが大きくなってしまう。また、昨今の便器装置には、局部洗浄装置のほか、例えば便鉢部を消臭する消臭装置、温風を送出する送風装置等を有しており、これらを全て便座に配設すると更に便座が重くなり、負荷トルクが大きくなってしまう。
便座が重くなると、便座を回動可能に支持するヒンジ部の強度や剛性を高める必要が生じ、便座のみならず、ヒンジ部の重量も増大してしまう。また、便座を回動させる際の負荷トルクが大きくなると、該負荷トルクに抗して便座を回動させるための駆動トルクを大きくしなければならず、電動で便座を回動させるための駆動系が大型化してしまう。
本発明は、斯かる事情に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、便座の重量の増大化を抑制することができる便座装置および便器装置を提供することにある。
本発明に係る便座装置は、便座と、前記便座の後方に設けられたケーシングと、液体を噴出、若しくは気体を吹出しまたは吸込む機能部品とを備える便器装置であって、前記機能部品の少なくとも一部が前記便座に配設されており、前記機能部品の他部が前記ケーシングに配設されていることを特徴とする。
本発明によれば、便座装置は、便座の重量の増大化を抑制することができる。
実施形態に係る便座装置を含む便器装置の外観を示す斜視図である。 便蓋および便座を開状態とした便器装置の外観を示す斜視図である。 カバー、便蓋および便座を取り外した便器装置の外観を示す斜視図である。 便座の外観を示す斜視図である。 便座の縦断面図である。 便座装置の機能部品の一部構成を示す機能ブロック図である。 変形例に係る便座装置の機能部品の一部構成を示す機能ブロック図である。 ケーシングおよび便座の一部の機能を示す構成図である。 図8に示すA-A線による断面図である。
以下、本発明を好適な実施の形態をもとに図1から図9を参照しながら説明する。各図面に示される同一または同等の構成要素、部材には、同一の符号を付するものとし、適宜重複した説明は省略する。また、各図面における部材の寸法は、理解を容易にするために適宜拡大、縮小して示される。また、各図面において実施の形態を説明する上で重要ではない部材の一部は省略して表示する。
図1は実施形態に係る便座装置9を含む便器装置100の外観を示す斜視図であり、図2は便蓋4および便座5を開状態とした便器装置100の外観を示す斜視図である。図1に示す便蓋4は開状態となっている。便器装置100は、便器本体1、ケーシング2、カバー3、便蓋4および便座5等を備える。便座装置9は、ケーシング2および便座5等を有して構成される。便器本体1は、前端F側に便鉢部11、便鉢部11後方の後部に部品配置部12を有する。以下の説明において、便器装置100について左右方向は、便器装置100の前後方向に対して直交する水平方向であり、左および右は、前端F側から便器装置100を見て定義されているものとする。
便鉢部11は、汚物を受けるための鉢状の受け面11a、および受け面11aの上部開口の周囲に形成されたリム部11bを有し、リム部11bに便座5が載せ置かれる。受け面11aには、例えば、前端Fから見て左上部の後方から前方へ向けて洗浄水が吐出される。受け面11aに吐出された洗浄水は、受け面11aに沿って一方向に旋回しつつ下方へ流下して受け面11aを洗い流し、受け面11aの底に接続される排水路(図示略)から汚物とともに排出される。
部品配置部12は、上端部12aの高さが便鉢部11のリム部11bとほぼ同じであり、上端部12aにはケーシング2が載せ置かれる。後述するように便座5には機能部品の一部が配設されており、ケーシング2には、不図示の機能部品の一部以外の他部が収容される。機能部品には、例えば、便器洗浄装置、洗浄水供給装置、着座者の局部を洗浄する局部洗浄装置、便座5を暖める便座暖房装置、便鉢部11内へ温風を放出する送風装置、便鉢部11内で発生する臭気を吸引して脱臭するための脱臭装置、除菌水を便鉢部11内へ供給する除菌水供給装置および洗浄泡供給装置等が含まれる。
図3は、カバー3、便蓋4および便座5を取り外した便器装置100の外観を示す斜視図である。ケーシング2は、箱状または皿状等をなし、上述のような機能部品を収容して構成されている。ケーシング2は、前後方向の幅が便器本体1の後端部から便鉢部11の後縁部付近に亘っており、左右方向の幅が便器本体1の左右方向の全幅に亘っている。ケーシング2は、周縁部2aで部品配置部12の上端部12aに載せ置かれる。ケーシング2の前部の左右それぞれに、便蓋ヒンジ部21および便座ヒンジ部22が設けられている。
便蓋ヒンジ部21は、ケーシング2の上面を穿つようにして設けた凹所21aにヒンジ軸21bを有し、ケーシング2の左右の側辺部分に設けられている。凹所21aは、前方が切り欠かれており、便蓋4のアーム部(図示略)が回動して通過する空間を形成している。ヒンジ軸21bは、左右方向を軸方向とする円柱状の軸体であり、凹所21aに突出するように設けられている。左右の便蓋ヒンジ部21における各ヒンジ軸21bは互いに同軸となるように設けられている。便蓋4は、アーム部に設けた軸通孔をヒンジ軸21bに嵌め合わせることにより、ケーシング2に組み付けられる。
便座ヒンジ部22は、支持部22a、ヒンジ軸受22bおよび凹所22cを有し、ケーシング2の左右の側辺部分における便蓋ヒンジ部21の更に前側に設けられている。支持部22aは、ケーシング2の前側の端面2bから前方へ延びる壁体状に設けられており、後方側および下方側がケーシング2に固定されている。ヒンジ軸受22bは、左右方向を中心軸方向とする円筒状であり、支持部22aの前部の上端部において内方向に延びるように設けられている。ヒンジ軸受22bは、周側部のうち上方側が切り欠かれており、中心軸に直交する断面で見ると、直径よりも小さい幅で開口している。左右の便座ヒンジ部22における各ヒンジ軸受22bは互いに中心軸が同軸となるように設けられている。
凹所22cは、ケーシング2の前側の端面2bとヒンジ軸受22bとの間に、ケーシング2の上面から下方に穿たれるようにして形成されている。凹所22cは、左右方向の外側が壁体状の支持部22aによって閉ざされており、内側に貫通している。後述するように、便座5は、左右方向を軸方向とするヒンジ軸55を有し、ヒンジ軸55をヒンジ軸受22bに嵌め合わせることにより、ケーシング2に組み付けられる。
ケーシング2は、便座ヒンジ部22の左右方向の内側に、ケーシング2の内部空間に通じる挿通部23を有する。挿通部23は、左右2箇所に設けられており、例えば一方に水等の流体を通流する通流管を配索し、他方に電気的な信号線を配索する。挿通部23は、ケーシング2の前側の端面2bから前方向に突出するように設けられており、上方側に矩形状に開口し、左右方向の内側に半円状に開口しており、これらの開口した部分が便座5の内部空間に臨む。ケーシング2の内部空間は、挿通部23を介して外部空間を経由することなく、便座5の内部空間に通じている。挿通部23に配索された通流管および信号線は、便座5に配設された機能部品の一部に接続される。
図1に戻り、カバー3は、天板3aおよび側板3bを備え、ケーシング2の上方および上部の側面を覆う。カバー3は、ケーシング2に対して着脱可能である。天板3aは、後方側の角が丸みを帯びた平面視矩形状をなす。側板3bは、天板3aの側辺から下方に延びるように、天板3aの左右および後部に形成されている。
便蓋4および便座5の後部は、便器本体1側としてのケーシング2に設けられた便蓋ヒンジ部21および便座ヒンジ部22に左右方向の軸まわりに回動可能に支持されている。便蓋4および便座5は、開状態としたときに、ケーシング2の前方において起立した状態となって停止する。便蓋4は、便座5および便器本体1の便鉢部11を覆う平板状の天板、並びに便座5の前方および左右の側方を覆う側板を備える。
図4は便座5の外観を示す斜視図であり、図5は便座5の縦断面図である。便座5は、座部51および基端部52を有する。便座5は、基端部52の左右両側において、左右方向を軸方向とするヒンジ軸55を有し、ヒンジ軸55をヒンジ軸受22bに嵌め合わせることにより、便座ヒンジ部22によって回動可能に支持されている。座部51は、便鉢部11における受け面11aの上部開口に対応する孔を有し、内部を中空とする円環板状に形成されており、座面部51aに使用者が着座し、底面51b(図2参照)がリム部11bに対向して接触する。
基端部52は、表面52aが座面部51aに連なるように形成されている。また基端部52は、左右方向の中央部において底面51b側に膨らみを持たせて内部に機能部品を収容する空間を形成した収容部53(図2参照)を有する。
図6は便座装置9の機能部品の一部構成を示す機能ブロック図である。便座装置9は、局部洗浄装置61、送風装置62、脱臭装置63および鉢内除菌水供給装置等の、液体を噴出、若しくは気体を吹出しまたは吸込む機能部品を備える。収容部53は、局部洗浄装置61、送風装置62および脱臭装置63等の少なくとも一部を収容する。また、収容部53は、除菌水供給装置の一部を収容してもよい。局部洗浄装置61は、座部51の中央方向へ前進し、収容部53の内部へ後退するノズル61aを有し、収容部53の内部空間には、ノズル61aを前進および後退させる駆動機構61bが収容されている。ノズル61aに水を供給する給水装置61cおよび制御回路61dは、ケーシング2の内部に設けられている。給水装置61cは、水を温める温水タンク等を有し、制御回路61dによってタンク内に貯められた水の温度が制御されている。ノズル61aには、給水装置61cから延びる通流管61eが接続されており、通流管61eを通してノズル61aから吹出す水が供給される。また駆動機構61bには、制御回路61dから延びる信号線61fが接続されており、制御回路61dからの信号に基づいて駆動機構61bが動作する。
送風装置62は、座部51の中央方向へ温風を吹出す通流管62aを有し、収容部53の内部空間には、通流管62aの一部が配索されている。通流管62aは、ケーシング2の内部に設けたファン62bに接続されており、フィルタ62cを通して外部から取り入れられた空気が送り込まれる。外部から取り入れられた空気は、ファン62bの前後いずれかの部位に設けたヒーター(図示略)によって暖められる。ファン62b等へ通電する制御を行う制御回路62dは、ケーシング2の内部に設けられている。
脱臭装置63は、便鉢部11内の空気を吸込む通流管63aを有し、収容部53の内部空間には、通流管63aの一部が配索されている。通流管63aは、ケーシング2の内部に設けたファン63bに接続されており、消臭カートリッジ63cを通して外部へ空気を排出する。消臭カートリッジ63cは、例えば活性炭などの消臭剤を有しており、通流管63aから吸込んだ空気を消臭剤に通すことによって消臭する。ファン63bへ通電する制御を行う制御回路63dは、ケーシング2の内部に設けられている。
次に実施形態に係る便座装置9および便器装置100の作用について説明する。上述の図4から図6に基づいて説明したとおり、便座5の収容部53には、機能部品である局部洗浄装置61、送風装置62および脱臭装置63等の一部が収容されている。局部洗浄装置61、送風装置62および脱臭装置63等の他部がケーシング2の内部に配設されることによって、便座装置9は、便座5の重量の増大化を抑制することができる。
便座5の重量の増大化を抑制されることによって、便座5を回動可能に支持する便座ヒンジ部22の高強度化や高剛性化を抑制することができ、便座ヒンジ部22における重量の増大化も抑えることができる。また、便座5の重量の増大化を抑制されることによって、便座5を回動させる際の負荷トルクの増大化を抑えることができ、便座5を回動させるための駆動系の大型化を抑制することができる。
また、仮に局部洗浄装置61、送風装置62および脱臭装置63等における各制御回路を便座5に設けると、便座5の回動によって生じる振動や衝撃によって各制御回路が故障する蓋然性がある。局部洗浄装置61、送風装置62および脱臭装置63等における各制御回路をケーシング2の内部に配設することによって、各制御回路を可動させることなく固定しておくことができるので、振動や衝撃による故障を抑制することができる。
また、送風装置62におけるファン62b、および脱臭装置63におけるファン63bは、便座5に設けると、駆動時の音や振動が便座5に直接伝わって着座者に違和感を与える蓋然性がある。ファン62bおよびファン63bをケーシング2の内部に配設することによって、着座者より遠い位置に配置し、駆動時の音や振動が便座5に伝わりにくくすることができる。尚、各ファンは、静粛性が良い場合には便座5に配設しても、着座者に与える違和感は少なくなる。
送風装置62におけるフィルタ62c、および脱臭装置63における消臭カートリッジ63cは、ケーシング2の内部に着脱可能に設けることができる。フィルタ62cおよび消臭カートリッジ63cは、ケーシング2を覆うカバー3を取り外し、ケーシング2から取り出し、清掃や交換等の保守作業を行うことができる。
(変形例)
図7は、変形例に係る便座装置9の機能部品の一部構成を示す機能ブロック図である。変形例に係る便器装置100は、便座5の収容部53に局部洗浄装置61のノズル61a、駆動機構61bおよび温水タンク61gが収容されており、ケーシング2の内部に給水装置61cおよび制御回路61dが配設されている。温水タンク61gは、ヒータ(図示略)が取り付けられており、制御回路61dによって温度が制御される。温水タンク61gを便座5側に設けることによって、ケーシング2側へ収容する機能部品が増加することが抑制される。但し、便座5は温水タンク61gの分、重量が増加することになる。
また、変形例に係る便座装置9は、便座5の収容部53に送風装置62の通流管62a、ファン62bおよびフィルタ62cが収容されており、ケーシング2の内部に制御回路62dが配設されている。ファン62bは、信号線によって制御回路62dに接続されている。ファン62bおよびフィルタ62cを便座5の収容部53に収容することで、通流管62aを短くすることができ、通流管62aが挿通部23において負荷トルクとならない。
また、変形例に係る便器装置100は、便座5の収容部53に脱臭装置63の通流管63a、ファン63bおよび消臭カートリッジ63cが収容されており、ケーシング2の内部に制御回路63dが配設されている。ファン63bは、信号線によって制御回路63dに接続されている。ファン63bおよび消臭カートリッジ63cを便座5の収容部53に収容することで、通流管63aを短くすることができ、通流管63aが挿通部23において負荷トルクとならない。
送風装置62のフィルタ62cおよび脱臭装置63の消臭カートリッジ63cは、便座5の収容部53等に着脱可能に取り付けることで、清掃や交換等の保守作業を行うことができる。例えば、便座5の基端部52等に開閉可能な窓を設け、内部に取り付けたフィルタ62cおよび消臭カートリッジ63cを着脱できるようにする。また、便座5の基端部52等に凹所を設け、ユニット化したフィルタ62cおよび消臭カートリッジ63cを凹所に差し込むことで着脱できるようにする。
便器装置100において、液体を噴出、若しくは気体を吹出しまたは吸込む機能部品は、上述の局部洗浄装置61、送風装置62および脱臭装置63のほか、洗浄泡供給装置や、便鉢部11内の受け面11aを水で濡らす鉢内スプレー装置、便鉢部11内を除菌する除菌水供給装置等がある。これらの洗浄泡供給装置、鉢内スプレー装置および除菌水供給装置等についても、便座5に少なくとも一部を配設し、ケーシング2に他部を配設することができる。
図8はケーシング2および便座5の一部の機能を示す構成図であり、図9は図8に示すA-A線による断面図である。便座5側には、局部洗浄ユニット71、送風ユニット72および脱臭ユニット73が設けられている。局部洗浄ユニット71は、図7に示す局部洗浄装置61におけるノズル61a、駆動機構61bおよび温水タンク61gを含む。送風ユニット72は送風装置62における通流管62a、ファン62bおよびフィルタ62cを含む。脱臭ユニット73は通流管63a、ファン63bおよび消臭カートリッジ63cを含む。ケーシング2側には、局部洗浄装置61の給水装置61c、および回路基板74が設けられている。回路基板74は、局部洗浄装置61の制御回路61d、送風装置62の制御回路62dおよび脱臭装置63の制御回路63dを含む。
局部洗浄ユニット71、送風ユニット72および脱臭ユニット73と、回路基板74とは信号線75で接続されている。局部洗浄ユニット71と給水装置61cとは可撓性のホース76で接続されている。信号線75は、長手方向に間を空けた箇所Pcで束ねられ、前端Fから見て右側の挿通部23に配索されている。ホース76は前端Fから見て左側の挿通部23に配索されている。信号線75およびホース76は、ケーシング20に対する固定具70による固定箇所と、便座5に対する固定具77による固定箇所の間に設けられる弛み部分を有し、該緩み部分で挿通部23に挿通されている。
挿通部23は、便座5の内部空間に信号線75およびホース76を引き出すための引出口80を有する。ケーシング2の内部空間26は、便座5が閉状態にあるとき、挿通部23の引出口80を介して外部空間82を経由することなく便座5の内部空間56に通じている。挿通部23の引出口80は、左右方向内向きに開口している。引出口80は挿通部23の先端部から基端側に向けて窪む切り欠きである。また、挿通部23の先端部には先端開口86が設けられる。引出口80の縁面は、先端開口86の縁面と連続するように設けられる。挿通部23の先端部は、便座5が閉状態にあるとき、便座5の上面部から隙間88を空けて設けられる。隙間88の最小幅は、たとえば、信号線75およびホース76の外径より小さくなるように設定される。
次に、実施形態および変形例に係る便座装置9および便器装置100の特徴を説明する。
本発明の実施形態および変形例に係る便座装置9は、便座5と、便座5の後方に設けられたケーシング2と、液体を噴出、若しくは気体を吹出しまたは吸込む機能部品とを備える。機能部品の少なくとも一部が便座5に配設されており、機能部品の他部がケーシング2に配設されている。これによって、便座装置9は、便座5の重量の増大化を抑制することができる。
また機能部品は、着座者の局部を洗浄する局部洗浄装置61、便鉢部11内へ温風を送出する送風装置62、または便鉢部11内を脱臭する脱臭装置63である。これにより、便座装置9は、局部洗浄装置61、送風装置62または脱臭装置63によって便座5の重量が増大化することを抑制することができる。
また局部洗浄装置61は、水を吹出すノズル61a、並びにノズル61aを前進および後退させる駆動機構61bを有し、ノズル61aおよび駆動機構61bが便座5に配設されている。これにより、便座装置9は、局部洗浄装置61のうち、ノズル61aおよび駆動機構61bを便座5に配設し、他部をケーシング2に配設することにより、便座5の重量が増大化することを抑制することができる。
また送風装置62および脱臭装置63は、気体を吹出す通流管62aおよび流体を吸込む通流管63aが便座5に配設されている。これにより、便座装置9は、送風装置62および脱臭装置63について、通流管62aおよび通流管63aを便座5に配設し、他部をケーシング2に配設することにより、便座5の重量が増大化することを抑制することができる。
便器装置100は、上述の便座装置9と、便器本体1とを備える。これにより、便器装置100は、便座5の重量の増大化を抑制することができる。
以上、本発明の実施の形態をもとに説明した。これらの実施の形態は例示であり、いろいろな変形および変更が本発明の特許請求範囲内で可能なこと、またそうした変形例および変更も本発明の特許請求の範囲にあることは当業者に理解されるところである。従って、本明細書での記述および図面は限定的ではなく例証的に扱われるべきものである。
11 便鉢部、 2 ケーシング、 5 便座、
61 局部洗浄装置(機能部品)、 61a ノズル、 61b 駆動機構、
62 送風装置(機能部品)、 62a 通流管、
63 脱臭装置(機能部品)、 63a 通流管、 100 便器装置。

Claims (3)

  1. 便座と、前記便座の後方に設けられたケーシングと、液体を噴出、若しくは気体を吹出しまたは吸込む機能部品とを備える便座装置であって、
    前記機能部品は、着座者の局部を洗浄する局部洗浄装置、および除菌水を便鉢部内へ供給する除菌水供給装置を含んでおり、
    前記局部洗浄装置および前記除菌水供給装置のそれぞれの少なくとも一部が前記便座に配設されており、前記局部洗浄装置および前記除菌水供給装置のそれぞれの他部が前記ケーシングに配設されていることを特徴とする便座装置。
  2. 前記局部洗浄装置は、水を吹出すノズル、並びに前記ノズルを前進および後退させる駆動機構を有し、
    前記ノズルおよび前記駆動機構が前記便座に配設されていることを特徴とする請求項に記載の便座装置。
  3. 請求項1または2に記載の便座装置と、
    便器本体とを備える便器装置。
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