JP7389411B2 - トイレ装置 - Google Patents

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Description

本発明の態様は、一般的に、トイレ装置に関する。
例えば、トイレ装置には、便器と、便器の上に設けられた便座装置と、便器の後方側面を覆うカバーと、が設けられる。便座装置は、例えば、衛生洗浄機能などを内蔵するケーシングと、ケーシングに開閉可能に取り付けられた便座及び便蓋と、を有する。
特開2007-319412号公報 特許第5350006号
このようなトイレ装置において、ケーシングに付着した水などの汚れが、便器またはカバーなどに広がり、掃除の手間になる場合がある。
本発明は、かかる課題の認識に基づいてなされたものであり、清掃性を向上できるトイレ装置を提供することを目的とする。
第1の発明は、便器と、前記便器の後部を側方から覆うカバーと、前記便器の上に設けられたケーシングと、前記ケーシングに対して回動可能に支持された便蓋と、を備え、側方から見た場合に、閉じた前記便蓋と前記便器との間の第1の隙間の後端部に、前記ケーシングと前記カバーとの間の第2の隙間、前記ケーシングと閉じた前記便蓋との間の第3の隙間、および前記便器と前記カバーとの間の第4の隙間のそれぞれが接続されることを特徴とするトイレ装置である。
このトイレ装置によれば、第1の隙間の後端部に、第2~第4の隙間のそれぞれが接続されており、第1~第4の隙間の端部が互いに近接している。これにより、例えばケーシングと便蓋との間の第3の隙間から便器またはカバーの上面に達した水などの汚れは、便器とカバーとの間の第4の隙間に入り込みやすい。そのため、水などの汚れが、ケーシングの下方に位置する便器やカバーの上面に広がってしまうことを抑制でき、清掃性を向上させることができる。
第2の発明は、第1の発明において、前記第4の隙間は、鉛直方向に延びることを特徴とするトイレ装置である。
このトイレ装置によれば、第4の隙間が鉛直方向から傾斜して延びる場合に比べて、第4の隙間の長さを短くすることができる。すなわち、水などの汚れが溜まる可能性のある隙間を短くすることができ、清掃性を向上させることができる。
第3の発明は、第1または第2の発明において、前記便蓋を開閉する開閉装置をさらに備え、閉じた状態の前記便蓋は、前記ケーシングの上面を覆うことを特徴とするトイレ装置である。
このトイレ装置によれば、便蓋がケーシングの上面を覆うことで、便蓋とケーシングの上面との間から水滴やほこりが浸入することを抑止できる。また、便蓋がケーシングの上面を覆うことで、便蓋の重心の位置を後方にすることができる。これにより、開閉装置による便蓋の開閉が容易となる。
第4の発明は、第1~第3のいずれか1つの発明において、前記ケーシング内に設けられ、前記ケーシング外から取り込んだ空気を脱臭する脱臭装置をさらに備え、前記脱臭装置によって脱臭された空気を排出する排気口は、前記ケーシングの背面に設けられることを特徴とするトイレ装置である。
このトイレ装置によれば、排気口を背面に設けることで、排気口からゴミや水滴がケーシング内に入ることを抑制することができる。
第5の発明は、第1~第4のいずれか1つの発明において、前記ケーシングの背面は、第1傾斜面と、鉛直方向に対して前記第1傾斜面よりも傾斜した第2傾斜面と、を有し、前記第1傾斜面と前記第2傾斜面との境界部を延長した直線と、前記第3の隙間を延長した直線とが交差することを特徴とするトイレ装置である。
このトイレ装置によれば、境界部の位置と第3の隙間の位置とを揃えることで、ケーシングの形状がシンプルになるため、清掃性を向上させることができる。また、デザイン性を向上させることができる。
本発明の態様によれば、清掃性を向上できるトイレ装置が提供される。
実施形態に係るトイレ装置を例示する斜視図である。 実施形態に係るトイレ装置を例示する斜視図である。 実施形態に係るトイレ装置を例示する斜視図である。 便座装置のケーシングを例示する斜視図である。 便座装置のケーシングを例示する平面図である。 実施形態に係るトイレ装置を例示する側面図である。 実施形態に係るトイレ装置を例示する断面図である。 実施形態に係るトイレ装置を例示する断面図である。 実施形態に係るトイレ装置を例示する断面図である。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照しつつ説明する。なお、各図面中、同様の構成要素には同一の符号を付して詳細な説明は適宜省略する。
図1及び図2は、実施形態に係るトイレ装置を例示する斜視図である。
図1は、実施形態に係るトイレ装置100を表す。図2は、図1に示した便蓋50を省略し、その下方の様子を表す。
実施形態に係るトイレ装置100は、便器10と、カバー20と、便座装置30と、を有する。この例では、便器10は床置き式の便器である。これに限らず、便器10は、壁面またはライニングの前面などに取り付けられる、いわゆる壁掛け式の便器であってもよい。カバー20は、便器10の後部を側方から覆う。カバー20は、例えば便器10に対して着脱可能なパネルである。便座装置30は、便器10の上及びカバー20の上に設けられている。
便座装置30は、ケーシング40(便座装置本体)と、便座31と、便蓋50と、を有する。ケーシング40は、便器10の後方側の上及びカバー20の上に設けられている。ケーシング40は、例えば便器10に取り付けられている。
便座31及び便蓋50は、それぞれ、ケーシング40に対して回動可能に支持されている。言い換えれば、便座31及び便蓋50は、それぞれ、開閉可能に軸支されている。図1は、便座31及び便蓋50が閉じた状態(下げられた状態)を表す。便蓋50は、閉じた状態において、ケーシング40及び便座31の上面を上方から覆う。
より具体的には、図1に表したように、便蓋50の後端部には、便蓋50を取り付けるための係合部50x(例えば軸孔を有するヒンジ部)が設けられている。2つの係合部50xが左右に並んでいる。便蓋50は、係合部50xにおいて、回動可能に軸支される。 また、図2に表したように、便座31の後端部には、便座31を取り付けるための係合部31x(例えば軸孔を有するヒンジ部)が設けられている。2つの係合部31xが左右に並んでいる。便座31は、係合部31xにおいて、回動可能に軸支される。
図1に表したように、便蓋50は、天板部51と、側壁部52と、を有する。天板部51は、便蓋50が閉じた状態において、便蓋50の上面を形成する部分である。側壁部52は、便蓋50が閉じた状態において、天板部51の外周から下方に延びており、便蓋50の側面を形成する部分である。
ケーシング40の内部には、便座31に座った使用者の人体局部(「おしり」など)の洗浄を実現する身体洗浄機能部などが内蔵されている。また、ケーシング40には、便座31に座った使用者の「おしり」などに向けて温風を吹き付けて乾燥させる「温風乾燥機能」や「脱臭ユニット」や「室内暖房ユニット」などの各種の機構が適宜設けられていてもよい。
なお、本願明細書において、「上方」、「下方」、「前方」、「後方」、「左側方」及び「右側方」のそれぞれは、開いた便蓋50に背を向けて便座31に座った使用者から見た方向である。
図3は、実施形態に係るトイレ装置を例示する斜視図である。
図3は、トイレ装置100から、カバー20を取り外した様子を表している。便器10は、側壁部11と、側壁部11よりも後方の後部12と、を有する。側壁部11の後端には、カバー取付部13が設けられている。カバー取付部13は、側壁部11の表面11sよりも内側に凹んでおり、上下方向に延びている。
カバー20は、側壁部11と前後方向において並ぶように、側壁部11の後端のカバー取付部13に取り付けられる。トイレ装置100は、一対のカバー20を有しており、右側のカバー20は、右側から後部12を覆い、左側のカバー20は、左側から後部12を覆う。
この例では、カバー20は、磁力によって便器10に取り付けられる。カバー取付部13には、接続部13cが設けられている。また、カバー20の内側の前端部には、接続部13cの位置に対応して、接続部20eが設けられている。例えば、接続部13c及び接続部20eの一方に磁石を設け、他方に磁石に引きつけられる強磁性体を設ける。これにより、カバー20を、便器10の所定の位置に取り付けることができる。ただし、実施形態は、上記に限らず、例えば、互いに係り合う係合部(突起や爪)やネジなどの任意の手段によって、カバー20を取り付けてもよい。
図4は、便座装置のケーシングを例示する斜視図である。
図5は、便座装置のケーシングを例示する平面図である。
ケーシング40は、中央部41と、一対の側部42と、を有する。中央部41は、上面41uと、右側面41mと、左側面41hと、を有する。上面41uは、後方から前方に向けて下り傾斜を有している。また、上面41uは、その中央から右側面41m及び左側面41hに向けて下り傾斜を有している。右側面41m及び左側面41hは、上面41uから下方(例えば略鉛直方向)に延びている。
一対の側部42は、それぞれ、中央部41の左右に設けられる。左側の側部42は、中央部41の左側面41hに設けられた凸形状である。右側の側部42は、中央部41の右側面41mに設けられた凸形状である。
側部42は、上面42uと、側面42sと、を有する。上面42uは、後方から前方に向けて下り傾斜を有しており、ケーシング40の背面40rから、ケーシング40の下端まで延びている。側面42sは、ケーシング40の側端において、上面42uから下方(例えば略鉛直方向)に延びている。図4に表したように、中央部41の上面41uと、側部42の上面42uと、の間には、段差が生じている。
中央部41の上面41uの後方部には、左右方向において並ぶ一対の凹部43aが設けられている。図5に表したように、凹部43aには、ケーシング40の内部から側方に延びる回転軸61xが配置されている。便蓋50の係合部50xは、凹部43aにおいて、回転軸61xと接続される。便蓋50は、閉じた状態において、ケーシング40の上面41uの少なくとも一部を覆う。例えば、閉じた便蓋50は、上面41uの全体を覆う。なお、全体を覆うという範囲は、完全に全体を覆う場合だけでなく、上面41uの端部などを除く略全体を覆う場合を含む。
中央部41の上面41uの前方部には、左右方向において並ぶ一対の凹部43b(段差)が設けられている。図5に表したように、凹部43bには、ケーシング40の内部から側方に延びる回転軸62xが配置されている。便座31の係合部31xは、凹部43bにおいて、回転軸62xと接続される。
ケーシング40の背面40rは、第1傾斜面40raと、第2傾斜面40rbと、を有する。第1傾斜面40raは、鉛直方向に対して傾斜している。第2傾斜面40rbは、第1傾斜面40raの上方に接続されており、第1傾斜面40raよりも鉛直方向に対して傾斜している。
図5に表した例においては、便座装置30は、開閉装置61(便蓋開閉装置)と、開閉装置62(便座開閉装置)と、脱臭装置63と、洗浄ノズル64と、ノズルモータ64mと、制御回路65と、を有する。これらは、ケーシング40の内部に設けられている。
開閉装置61は、回転軸61xを回転駆動させるモータを有する。モータの駆動力によって、回転軸61xを回転させることで、便蓋50を電動で開閉することができる。同様に、開閉装置62は、回転軸62xを回転駆動させるモータを有する。モータの駆動力によって、回転軸62xを回転させることで、便座31を電動で開閉することができる。
脱臭装置63は、ケーシング外から取り込んだ空気を脱臭する。例えば、脱臭装置63は、便器10のボウル内の空気を吸い込み、吸い込んだ空気を脱臭して、ケーシング40の外に排出する。ケーシング40の背面40r(後面)には、脱臭装置63によって脱臭された空気をケーシング40の外へ排出する排気口44が設けられている。
具体的には、脱臭装置63は、例えば、ダクト部63aと、ダクト部63aの内部に配置されたファン63bと、を有する。ファン63bが作動することにより、便器10のボウル内の空気がダクト部63a内に取り込まれる。取り込まれた空気が、例えばダクト部内に配置された脱臭部(例えば水など)に接触することで、空気に含まれた臭気成分(例えばアンモニアなど)が空気から取り除かれ、脱臭される。脱臭された空気は、ダクト部63aを通って、排気口44からケーシング40の後方へ排出される。
洗浄ノズル64は、ノズルモータ64mの駆動力によって、ケーシング40の内部からボウルへ進出したり、ケーシング40の内部へ後退したりする。洗浄ノズル64は、使用者が便座31に座っているときに、ケーシング40の内部から前方へ進出した状態で、使用者の局部に向けて洗浄水を吐出する。
制御回路65は、開閉装置61、開閉装置62、脱臭装置63及びノズルモータ64mなどの動作を制御する。制御回路65には、例えばマイコンなどを含む電気回路が用いられる。
なお、便蓋50が閉じた状態において、便蓋50の側壁部52(図1参照)の一部は、側部42の上面42uの上に位置する。図1に表したように、便蓋50が閉じた状態において、便蓋50の側壁部52の表面52sと、ケーシング40の側部42の側面42sと、カバー20の表面20sと、便器10の表面11sと、によって、トイレ装置100の側面が形成される。
図6は、実施形態に係るトイレ装置を例示する側面図である。
図6は、図1に示した範囲R1の付近を拡大して表している。図6に表したように、側方から見た場合に、トイレ装置100には、第1~第4の隙間71~74が設けられている。
第1の隙間71は、閉じた便蓋50と便器10との間の隙間である。具体的には、第1の隙間71の上下方向の範囲は、側面視における、便蓋50の表面52sと、便器10の表面11sと、の間である。図6のような側面視において、第1の隙間71の範囲は、位置P1と位置P2と位置P3とによって区画された範囲である。位置P1は、便器10(側壁部11)の後面11r(例えば後面11rの上端部)の前後方向における位置である。位置P2は、表面52sの下端の上下方向における位置である。位置P3は、表面11sの上端の上下方向における位置である。
第2の隙間72は、ケーシング40とカバー20との間の隙間である。具体的には、第2の隙間72は、側面視における、ケーシング40の側面42sと、カバー20の表面20sと、の間の隙間である。
第3の隙間73は、ケーシング40と閉じた便蓋50との間の隙間である。具体的には、第3の隙間73は、側面視における、ケーシング40の側面42sと、便蓋50の表面52sと、の間の隙間である。
第4の隙間74は、便器10とカバー20との間の隙間である。具体的には、第4の隙間74は、側面視における、便器10の表面11sと、カバー20の表面20sと、の間の隙間である。
図6に表したように、側方から見た場合に、第1の隙間71の後端部71rに、第2の隙間72、第3の隙間73および第4の隙間74のそれぞれが接続される。第2の隙間72、第3の隙間73および第4の隙間74のそれぞれの端部は、第1の隙間の後端部71rと連続しており、後端部71rに直接繋がっている。言い換えると、例えば、第1~第4の隙間71~74は、一点(後端部71r)で交差している、または一点から延びている。
第1の隙間71の後端部71rの前後方向の範囲は、例えば、第1の隙間71のうち、位置P1から位置P4までの範囲である。位置P4は、表面11s(例えば表面11sの上端部)の後端の前後方向における位置である。後端部71rの前後方向の範囲は、位置P1から前方に2.5cm(センチメートル)以下、2.0cm以下、または1.5cm以下の範囲でもよい。
図6のように側方から見た場合に、第4の隙間74の少なくとも一部は、第3の隙間73の少なくとも一部と上下方向において並ぶ。例えば、第4の隙間74の上端の少なくとも一部は、第3の隙間73の下端の少なくとも一部と、上下方向において重なる。
図7は、実施形態に係るトイレ装置を例示する断面図である。
図7は、図6に示したA-A線断面を表している。図7に表したように、便器10の側壁部11は、表面11s(側面)と、接続面11cと、上面11uと、を有する。表面11sは、上下方向(例えば鉛直方向)に沿って延びている。上面11uは、上方を向き、前後方向(例えば水平方向)に沿って延びている。表面11s及び上面11uのそれぞれは、例えば平面である。接続面11cは、表面11sと、上面11uと、を接続する曲面(コーナ)である。
便蓋50の側壁部52は、表面52sと、下面52bと、接続面52cと、を有する。表面52sは、上下方向に沿って延びている。下面52bは、下方を向き、上下方向と交差する方向(例えば前後方向)に沿って延びている。表面52s及び下面52bのそれぞれは、例えば平面である。接続面52cは、表面52sと、下面52bと、を接続する曲面(コーナ)である。
図7に表したように、第1の隙間71の上下方向の範囲は、側方から見たときの、表面11sと表面52sとの間である。
図8は、実施形態に係るトイレ装置を例示する断面図である。
図8は、図に示したB-B線断面を表している。図8に表したように、カバー20は、表面20sと、上面20uと、接続面20cと、を有する。表面20sは、上下方向(例えば鉛直方向)に沿って延びている。上面20uは、上方を向き、前後方向(例えば水平方向)に沿って延びている。表面20s及び上面20uのそれぞれは、例えば平面である。接続面20cは、表面20sと上面20uとを接続する曲面(コーナ)である。
ケーシング40の側部42は、側面42sと、下面42bと、上面42uと、接続面42cと、接続面42dと、を有する。側面42sは、上下方向(例えば鉛直方向)に沿って延びている。下面42bは、下方を向き、前後方向(例えば水平方向)に沿って延びている。上面42uは、上方を向き、上下方向と交差する方向(例えば前後方向)に沿って延びている。図8に表したように、上面42uは、左右方向に対して傾斜していてもよい。側面42s、下面42b及び上面42uのそれぞれは、例えば平面である。接続面42cは、側面42sと上面42uとを接続する曲面(コーナ)である。接続面42dは、側面42sと下面42bとを接続する曲面(コーナ)である。
図8に表したように、第2の隙間72は、側方から見たときの、表面20sと、側面42sとの間の隙間である。第3の隙間73は、側方から見たときの、表面52sと側面42sとの間の隙間である。
図9は、実施形態に係るトイレ装置を例示する断面図である。
図9は、図に示したC-C線断面を表している。図9に表したように、便器10の側壁部11は、後面11rと、接続面11dと、をさらに有する。後面11rは、後方を向き、上下方向(例えば鉛直方向)に沿って延びている。後面11rは、例えば平面である。接続面11dは、表面11sと後面11rとを接続する曲面(コーナ)である。
カバー20は、前面20fと、接続面20dと、をさらに有する。前面20fは、前方を向き、上下方向(例えば鉛直方向)に沿って延びている。前面20fは、例えば平面である。前面20fは、後面11rに接していてもよいし、前面20fと後面11rとの間に間隔が設けられていてもよい。接続面20dは、表面20sと前面20fとを接続する曲面(コーナ)である。
図9に表したように、第4の隙間74は、側方から見たときの、表面11sと表面20sとの間の隙間である。この例では、第4の隙間74は、鉛直方向に延びている。
なお、接続面(接続面11c、11d、20c、20d、42c、42d、52c)は、必要に応じて設けられ、省略してもよいし、必ずしも曲面(例えばR面)でなくてもよい。例えば、接続面は、平面(例えばC面)であってもよい。
ケーシング40と便蓋50との間の第3の隙間73に付着した水などの汚れは、ケーシング40を伝って下方に配置された便器10またはカバー20に到達することがある。例えば、水が、ケーシング40の側部42の上面42uを伝って、便器10の側壁部11の上面11u、または、カバー20の上面20uにまで流れることがある。この場合に、便器10またはカバー20に到達した水などの汚れが、ケーシング40の下方(裏)の広い範囲に流れ込んでしまい掃除の手間が増える恐れがある。例えば、ケーシング40の側部42の下方に位置するカバー20の上面20uや便器10の上面11uにおいて、水が広がってしまうことが考えられる。
これに対して、実施例においては、図6に関して上述したように、第1の隙間71の後端部71rに、第2~第4の隙間72~74のそれぞれが接続されており、第1~第4の隙間71~74の端部が互いに近接している。これにより、例えばケーシング40と便蓋50との間の第3の隙間73から便器10またはカバー20の上面に達した水などの汚れは、便器10とカバー20との間の第4の隙間74に入り込みやすい。そのため、水などの汚れが、ケーシング40の下方に位置する便器10やカバー20の上面に広がってしまうことを抑制でき、清掃性を向上させることができる。
例えば、ケーシング40の下方(裏)は、視認しにくく、掃除が困難であったり、掃除が不十分になりやすかったりする可能性がある。これに対して、便器10とカバー20との間の第4の隙間74は、ケーシング40の裏に比べて視認しやすく、例えば、カバー20を取り外せば比較的容易に掃除することができる。
また、カバー20を取り付ける際には、隙間が交差する一点を目印にして、その一点にカバー20の角を合わせるようにしてカバー20を取り付けることができる。これにより、カバー20の取付が容易となる。
また、第4の隙間74は、鉛直方向に延びている。これにより、第4の隙間74が鉛直方向から傾斜して延びる場合に比べて、第4の隙間74の長さを短くすることができる。すなわち、水などの汚れが溜まる可能性のある隙間を狭く(短く)することができる。
また、図1及び図2等に関して上述したように、閉じた状態の便蓋50は、ケーシング40の上面41uを覆うように設けられている。便蓋50がケーシング40の上面41uを覆うことで、便蓋50とケーシング40の上面41uとの間から水滴やほこりが浸入することを抑止できる。また、便蓋50がケーシング40の上面41uを覆うことで、便蓋50の重心の位置を後方にすることができる。これにより、開閉装置61による便蓋50の開閉が容易となる。つまり、便蓋50がケーシング40の上面41uを覆うように、便蓋50を後方に延ばすと、便蓋50の重心位置を後方に配置しやすい。これにより、便蓋50の後端部を支持する開閉装置61の回転軸と、便蓋50の重心と間の距離を短くすることができ、開閉装置61による便蓋50の開閉が容易となる。その結果、例えば、開閉装置61を小型化し、ケーシング(便座装置)を小型化することができる。例えば、便座装置30の高さを低くすることができる。具体的には、例えば、便蓋50を閉じた状態の便座装置30の高さ(上下方向の長さ)は、便器10の高さ(上下方向の長さ)の1/3倍以下である。
また、図5等に関して上述したように、脱臭装置63によって脱臭された空気をケーシング40の外へ排出する排気口44が、ケーシング40の背面40rに設けられている。このように、排気口44を背面40rに設けることで、排気口44からゴミや水滴がケーシング内に入ることを抑制することができる。
また、図4及び図5に表したように、ケーシング40の背面40rの第1傾斜面40raと第2傾斜面40rbとの境界部40rcを延長した直線Lは、第3の隙間73を延長した直線Lと交差する。つまり、境界部40rcである背面40rの角の位置は、第3の隙間73を形成するケーシングの側部42の角の位置に揃えられている。より具体的には、側部42の上面42uの後端の高さは、境界部40rcの高さと一致する。上面42uの後端は、境界部40rcに接続されている。このように、境界部40rcの位置と第3の隙間73とを揃えることで、デザイン性を向上させることができる。また、ケーシング40の形状がシンプルになるため、清掃性を向上させることができる。
以上、本発明の実施の形態について説明した。しかし、本発明はこれらの記述に限定されるものではない。前述の実施の形態に関して、当業者が適宜設計変更を加えたものも、本発明の特徴を備えている限り、本発明の範囲に包含される。例えば、トイレ装置、便座装置などが備える各要素の形状、寸法、材質、配置、設置形態などは、例示したものに限定されるわけではなく適宜変更することができる。
また、前述した各実施の形態が備える各要素は、技術的に可能な限りにおいて組み合わせることができ、これらを組み合わせたものも本発明の特徴を含む限り本発明の範囲に包含される。
10 便器、 11 側壁部、 11c、11d 接続面、 11r 後面、 11s 表面、 11u 上面、 12 後部、 13 カバー取付部、 13c 接続部、 20 カバー、 20c、20d 接続面、 20e 接続部、 20f 前面、 20s 表面、 20u 上面、 30 便座装置、 31 便座、 31x 係合部、 40 ケーシング、 40r 背面、 40ra 第1傾斜面、 40rb 第2傾斜面、 40rc 境界部、 41 中央部、 41h 左側面、 41m 右側面、 41u 上面、 42 側部、 42b 下面、 42c、42d 接続面、 42s 側面、 42u 上面、 43a 凹部、 43b 凹部、 44 排気口、 50 便蓋、 50x 係合部、 51 天板部、 52 側壁部、 52b 下面、 52c 接続面、 52s 表面、 61 開閉装置、 61x 回転軸、 62 開閉装置、 62x 回転軸、 63 脱臭装置、 63a ダクト部、 63b ファン、 64 洗浄ノズル、 64m ノズルモータ、 65 制御回路、 71 第1の隙間、 71r 後端部、 72 第2の隙間、 73 第3の隙間、 74 第4の隙間、 100 トイレ装置、 rc 境界部

Claims (7)

  1. 便器と、
    前記便器の後部を側方から覆うカバーと、
    前記便器の上に設けられたケーシングと、
    前記ケーシングに対して回動可能に支持され、閉じた状態において前記ケーシングの上面の全体を覆う便蓋と、
    を備え、
    側方から見た場合に、閉じた前記便蓋と前記便器との間の第1の隙間の後端部に、前記ケーシングと前記カバーとの間の第2の隙間、前記ケーシングと閉じた前記便蓋との間の第3の隙間、および前記便器と前記カバーとの間の第4の隙間のそれぞれが接続されることを特徴とするトイレ装置。
  2. 前記第4の隙間は、鉛直方向に延びることを特徴とする請求項1に記載のトイレ装置。
  3. 前記便蓋を開閉する開閉装置をさらに備えることを特徴とする請求項1または2に記載のトイレ装置。
  4. 前記ケーシング内に設けられ、前記ケーシング外から取り込んだ空気を脱臭する脱臭装置をさらに備え、
    前記脱臭装置によって脱臭された空気を排出する排気口は、前記ケーシングの背面に設けられることを特徴とする請求項1~3のいずれか1つに記載のトイレ装置。
  5. 前記ケーシングの背面は、第1傾斜面と、鉛直方向に対して前記第1傾斜面よりも傾斜した第2傾斜面と、を有し、
    前記第1傾斜面と前記第2傾斜面との境界部を延長した直線と、前記第3の隙間を延長した直線とが交差することを特徴とする請求項1~4のいずれか1つに記載のトイレ装置。
  6. 前記カバーは、前記便器に取り付けられることを特徴とする請求項1~5のいずれか1つに記載のトイレ装置。
  7. 前記ケーシングと閉じた前記便蓋との間の第3の隙間は、直線状に延びることを特徴とする請求項1~6のいずれか1つに記載のトイレ装置。
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