JP2009219531A - 空気清浄機 - Google Patents

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Abstract

【課題】騒音の増加を抑制しつつミストの放散量を増加させることができる空気清浄機を提供すること。
【解決手段】フィルタ18により清浄化された空気を上吹出口13に導く後方側通風路31には、後方側通風路31を流れる空気を電解水ミスト発生ユニット11に導く空気誘導管37が分岐接続されている。また、リアケース4には、上吹出口13を開閉するための吹出口ルーバー15が揺動可能に取り付けられている。吹出口ルーバー15により上吹出口13を閉じることにより、後方側通風路31を流れる全ての空気を空気誘導管37を介して電解水ミスト発生ユニット11に導くことができる。
【選択図】図4

Description

この発明は、空気清浄機、特に、電解水ミストを放散する機能が付加された空気清浄機に関する。
空気を取り込み、この空気を清浄化して機外へ放出する空気清浄機が知られている。機内へ取り込まれた空気は、たとえばフィルタを通過することによって、空気中に含まれる塵埃等が除去される。
また、電解水ミスト発生装置が装着された空気清浄機が提案されている(特許文献1参照)。電解水ミスト発生装置は、内部に溜めた水道水等を電気分解することで電解水を生成し、その電解水からミスト(電解水ミスト)を発生させ、空気清浄機で清浄化された空気にミストを乗せて外部へ放散する。これにより、ミストによって空気を殺菌したり脱臭したりすることができる。
特開2007−37589号公報
特許文献1に開示されている空気清浄機では、清浄化された空気は、空気清浄機に設けられた出口を主として通って外部へ放出されるとともに、この出口とは別に設けられた通気孔を通って電解水ミスト発生装置にも与えられる。すなわち、清浄化された空気を出口に導く通風路に、電解水ミスト発生装置に空気を導くための分岐風路が接続されており、この分岐風路を介して清浄化された空気が電解水ミスト発生装置に与えられる。電解水ミスト発生装置に与えられた空気は、電解水ミスト発生装置で発生したミストを乗せて、放散口から外部へ放散される。放散口から放散されるミストの量(ミスト放散量)は、電解水ミスト発生装置に与えられる空気の量(供給風量)に概ね比例する。
空気清浄機を運転する態様として、除菌効果のある電解水ミストの放散量を多くし、空気の清浄化よりも、電解水ミストの放散を主な目的として運転を行いたい場合がある。このような要望に対応しようとすると、特許文献1に開示されている空気清浄機では、電解水ミストの放散量を増加させるために、機内に取り込まれる風量全体を増加させなければならない。そのため、放散口からのミスト放散量を増加させようとすると、装置の動作音や空気の放出音などの騒音が大きくなる可能性がある。
この発明は、かかる背景のもとになされたもので、騒音の増加を抑制しつつミストの放散量を増加させることができる空気清浄機を提供することを主たる目的とする。
請求項1記載の発明は、入口および出口を有するハウジングと、前記ハウジング内に設けられ、前記入口から空気が入り、前記出口から出るように空気を送るための送風手段と、前記ハウジング内を通過する空気を清浄化するための空気清浄化手段と、電解水を生成し、前記空気清浄化手段を通過した後の清浄化された空気を用いて電解水のミストを放散させるための電解水ミスト発生ユニットと、前記空気清浄化手段を通過した後の清浄化された空気を前記出口へ導くための通風路と、この通風路に分岐接続され、当該通風路を流通する空気を前記電解水ミスト発生ユニットへ導くための分岐風路と、前記出口に設けられ当該出口からの空気の放出量を調整するためのルーバーとを含む、空気清浄機である。
請求項2記載の発明は、前記ルーバーは、前記出口を閉じて当該出口からの空気の放出を停止させ、前記通風路を流通する全ての空気を前記電解水ミスト発生ユニットに導くことができるものである、請求項1記載の空気清浄機である。
請求項3記載の発明は、前記ルーバーは、揺動可能に設けられており、揺動することで前記出口から放出される空気を前記電解水のミストに向けて誘導することができるものである、請求項1または2記載の空気清浄機である。
請求項4記載の発明は、前記入口は、前記ハウジングの正面下方に設けられた開閉ルーバーを備えている、請求項1〜3の何れか1項に記載の空気清浄機である。
請求項1記載の発明によれば、ルーバーによって前記出口からの空気の放出量を調整することにより、通風路から分岐風路に分流される空気(空気清浄化手段によって清浄化された空気)の量を調整することができる。たとえば、前記出口からの空気の放出量を減少させることにより、分岐風路に分流される風量を増加させることができる。したがって、送風手段の送風量を増加させずに、電解水ミスト発生ユニットに与えられる風量を増加させることができる。これにより、騒音の増加を抑制しつつ電解水ミストの放散量を増加させることができる。
請求項2記載の発明によれば、ルーバーによって前記出口を閉じることにより、通風路を流通する全ての空気を電解水ミスト発生ユニットに導くことができる。これにより、電解水ミスト発生ユニットへの風量を一層増加させることができる。よって、電解水ミストの放散量を一層増加させることができる。
請求項3記載の発明によれば、ルーバーを揺動させてその角度を調整することにより、前記出口から放出される空気を前記電解水のミストに向けて誘導することができる。これにより、前記出口から放出される空気の流れによって、前記電解水のミストを、空気清浄機の設置空間にスムーズに広がらせることができる。また、空気清浄機の設置空間の隅々にまで前記電解水のミストを行き渡らせることができる。
ルーバーは、所定の角度で固定された状態で前記出口から放出される空気を前記電解水のミストに向けて誘導するものであってもよいし、一定の角度範囲で揺動(スイング)されるものであってもよい。ルーバーを一定の角度範囲で揺動(スイング)させることにより、前記出口から放出された空気の流れる方向を一定の角度範囲で変更させることができる。これにより、空気清浄機の設置空間に前記電解水のミストを素早く拡散させることができる。
請求項4記載の発明によれば、開閉ルーバーによって前記入口を開閉することができる。開閉ルーバーによって前記入口を開くことにより、前記入口から空気を取り込むことができる。また、開閉ルーバーによって前記入口を閉じることにより、前記入口からの空気の取り込みを停止させることができる。すなわち、開閉ルーバーによる前記入口の開閉により、空気清浄機への空気の取り込みを制御することができる。
以下には、本発明の実施の形態を、添付図面を参照して詳細に説明する。
図1は、本発明の第1実施形態に係る空気清浄機100の斜視図である。図1において、左側の面が空気清浄機100の正面(前面)となっている。
この空気清浄機100は、内部に取り込んだ空気を清浄化して放出するとともに、清浄化された空気を用いて、生成された電解水のミスト(電解水ミストという。)を放散させることができる。空気清浄機100は、縦長かつ前後方向に薄い略直方体形状のハウジング2を有している。ハウジング2は、メインフレーム3、リアケース4および正面パネル5を含む構成である。
メインフレーム3は、リアケース4よりも縦長にされており、リアケース4の前方で、リアケース4の下部に設けられた足部6に載置されるように配置されている。メインフレーム3の上端は、リアケース4の上端よりも上方に位置しており、メインフレーム3の上面右側(空気清浄機100の正面から見て右側)には、運転スイッチ等を含む操作部7が設けられている。正面パネル5は、メインフレーム3の前方部に着脱可能に取り付けられている。この正面パネル5によってハウジング2の正面が構成されている。
メインフレーム3の左右側面には、吸気口8(入口)がそれぞれ形成されている。空気清浄機100には、この左右一対の吸気口8を介して空気が取り込まれる。各吸気口8には、格子状の固定ルーバー9が設けられている。
また、メインフレーム3の上面には、ミスト放散口10が設けられている。ミスト放散口10は、メインフレーム3の上面において左側(空気清浄機100の正面から見て左側)に位置している。ミスト放散口10からは、空気清浄機100の内部で清浄化された空気とともに、空気清浄機100の内部で生成された電解水ミストが上方に向けて放散される。電解水ミストを生成するための電解水ミスト発生ユニット11(図2参照)は、メインフレーム3内において、上端左側に配置されている。電解水ミスト発生ユニット11については後述する。
一方、リアケース4の左側面および右側面ならびに上面には、それぞれ、左吹出口(図示せず)、右吹出口12および上吹出口13(出口)が形成されている。左吹出口および右吹出口12からは、清浄化された空気が、それぞれ、空気清浄機100の左方および右方に向けてほぼ水平に吹き出される。また、上吹出口13からは、清浄化された空気が、空気清浄機100の上方に向けて吹き出される。ミスト放散口10は、上吹出口13に対して前方側上方に位置している。
各吹出口12,13には、それぞれ、格子状のエアガイド14が設けられている。また、上吹出口13には、空気清浄機100の幅方向(空気清浄機100の左右方向)に長い矩形をなす平板状の吹出口ルーバー15(ルーバー)が設けられている。吹出口ルーバー15は、その後端がリアケース4の後端に取り付けられている。吹出口ルーバー15は、その後端を支点として揺動可能とされている。吹出口ルーバー15は、上吹出口13の全域を閉塞可能な大きさとされている。
吹出口ルーバー15は、リアケース4内に保持されたモータ16により揺動される。モータ16は、吹出口ルーバー15を水平に倒して上吹出口13を閉じることができ、吹出口ルーバー15を起こして上吹出口13を開くことができる。さらに、モータ16は、吹出口ルーバー15を所定の角度で斜めに起こして固定させることができ、所定の角度範囲内において吹出口ルーバー15を揺動(スイング)させることができる。
モータ16によって吹出口ルーバー15を水平に倒すことにより、上吹出口13の全域を塞いで上吹出口13からの空気の放出を停止させることができる。また、モータ16によって吹出口ルーバー15を起こすことにより、上吹出口13を開いて上吹出口13から空気を放出させることができる。
より具体的には、吹出口ルーバー15を鉛直に起こすことにより、空気を鉛直上方に放出させることができる。また、吹出口ルーバー15を斜めに起こすことにより、前方側上方に向けて空気を放出させることができる。さらにまた、モータ16によって吹出口ルーバー15を揺動(スイング)させることにより、図1において二点鎖線の矢印で示すように、上吹出口13から放出された空気の流れを変更(スイング)させることができる。
前述のように、ミスト放散口10が上吹出口13の前方側上方に配置されているので、吹出口ルーバー15を斜めに起こすことにより、上吹出口13から放出された空気をミスト放散口10から放散された電解水ミストに向けて誘導することができる。これにより、上吹出口13から放出される空気の流れによって電解水ミストが広がる方向を調整することができる。したがって、部屋中(空気清浄機100の設置空間)に電解水ミストをスムーズに広がらせることができ、部屋中の隅々まで電解水ミストを行き渡らせることができる。さらに、モータ16によって吹出口ルーバー15を一定の角度範囲で揺動(スイング)させることにより、風向きを一定の角度範囲で変更させて、部屋中に電解水ミストを素早く拡散させることができる。
図2は、空気清浄機100の縦断面図である。
空気清浄機100の内部空間は、上下左右方向に延びる仕切板17によって、前後に仕切られている。仕切板17の前方の空間が、フィルタ配置空間S1となっており、フィルタ18(空気清浄化手段)が配置されている。また、仕切板17の後方の空間が、送風機配置空間S2となっており、送風機19(送風手段)が配置されている。
フィルタ18は、目の粗いプレフィルタ20と、細かい塵埃を捕獲するメインフィルタ21と、臭い成分を吸着する活性炭粒子等よりなる脱臭フィルタ22とを含んでいる。これらのフィルタ18は、前方から後方にかけて、プレフィルタ20、メインフィルタ21、脱臭フィルタ22の順で配置されている。プレフィルタ20は上下方向に長手の矩形状である薄い網状フィルタで、空気中に含まれる比較的大きな塵挨を捕獲するためのものである。メインフィルタ21は、たとえば不織布がプリーツ状に折り畳まれた構成を有しており、空気中の非常に細かな塵挨、たとえば花粉やたばこの煙の粒子等まで捕獲可能なフィルタである。
一方、送風機19は、仕切板17に後方側から取り付けられた送風用モータ23と、この送風用モータ23により回転駆動されるシロッコファン24とを含んでいる。仕切板17におけるモータ取付部17aの周囲には、多数の連通孔25が形成されている。これらの連通孔25によって、フィルタ配置空間S1と送風機配置空間S2とが連通されている。また、これらの連通孔25によって、フィルタ配置空間S1から送風機配置空間S2に空気を流通させる空気流通路が形成されている。
送風用モータ23によってシロッコファン24が回転駆動されると、左右一対の吸気口8(図1参照)から、フィルタ配置空間S1におけるフィルタ18の前方に空気が取り込まれる。そして、この取り込まれた空気は、フィルタ18および空気流通路(多数の連通孔25)を前方から後方に通過して、送風機配置空間S2に送り込まれる。これにより、空気清浄機100に取り込まれた空気がフィルタ18によって清浄化され、清浄化された空気が送風機配置空間S2に送り込まれる。
また、送風機配置空間S2において、前後方向の中央部には、上下左右方向に延びる区画板26が配置されている。送風機配置空間S2は、この区画板26によって概ね前後に区画されている。送風機配置空間S2内における区画板26の前方の空間が、前方空間S3となっており、区画板26の後方の空間が、後方空間S4となっている。区画板26の下部には挿通孔27が形成されており、シロッコファン24は、この挿通孔27を前後に挿通している。
区画板26の前面には、仕切板17の背面(後面)にまで達するリブ28が突出形成されている。仕切板17、区画板26およびリブ28によって、送風機配置空間S2に送り込まれた空気を左吹出口および右吹出口12に導くための前方側通風路29が形成されている。左吹出口および右吹出口12は、前方側通風路29に連通されている。
また、リアケース4の前面には、区画板26の背面(後面)にまで達するリブ30が突出形成されている。リアケース4、区画板26およびリブ30によって、送風機配置空間S2に送り込まれた空気を上吹出口13に導くための後方側通風路31(通風路)が形成されている。上吹出口13は、後方側通風路31に連通されている。
送風機配置空間S2内では、多数の連通孔25を通ってシロッコファン24の内側に取り込まれた空気が、シロッコファン24を中心に放射状に送り出される。このとき、シロッコファン24の周囲に区画板26が配置されているので、シロッコファン24から送り出された空気は、前方空間S3および後方空間S4に供給される。前方空間S3に供給された空気は、前方側通風路29によって左右に導かれ、左吹出口および右吹出口12から吹き出される。また、後方空間S4に供給された空気は、後方側通風路31によって上方に導かれ、上吹出口13から吹き出される。これにより、清浄化された空気が空気清浄機100から吹き出される。
図3は、図2の一部を拡大した図であり、吹出口ルーバー15が開いた状態を示している。以下では、電解水ミスト発生ユニット11およびそれに関連する構成について説明する。
電解水ミスト発生ユニット11は、メインフレーム3内における上端左側に設けられている。電解水ミスト発生ユニット11は、空気清浄機100の制御基板と電気的に接続されており、この制御基板を介して電源からの電力が供給される。電解水ミスト発生ユニット11は、電解水ミスト発生部32と、この電解水ミスト発生部32の上側に配置された貯水タンク33とを含んでいる。貯水タンク33には、たとえば水道水(以下では単に「水」という。)が貯留されており、電解水ミスト発生部32には、この貯水タンク33に貯留された水が供給される。
電解水ミスト発生部32は、内部に貯留された水を電気分解して電解水を生成することができ、生成された電解水に超音波振動を与えて、電解水ミストを生成することができる。さらに、電解水ミスト発生部32は、後方側通風路31を流れる空気(清浄化された空気)をその内部に取り込んで、取り込んだ空気の流れに乗せて、電解水ミストをミスト放散口10から放散させることができる。
より具体的には、電解水ミスト発生部32は、水が貯留された貯留室34と、この貯留室34内の水にその一部が浸かった一対の電極板(図示せず)と、貯留室34の下部に設けられた超音波振動子35とを有している。一対の電極板に、断続的に(たとえば、1時間毎に3〜10分程度)、互いに逆極性となるように交互に所定の電流(たとえば40mA)が流れるよう電圧(たとえば、10V)が印加されることにより、貯留室34内の水が電気分解され、電解水が生成される。また、貯留室34内で生成された電解水に対してその下側から超音波振動子35が超音波振動を与えることにより、貯留室34の液面上に電解水ミストが生成される。
貯留室34に貯留された水(水道水)には塩素が含まれるから、電解水ミスト発生部32内の水を電気分解することにより、下記のような電気化学反応が起こる。
(陽極側)
4H2 O−4e- →4H+ +O2 ↑+2H2
2Cl- →Cl2 +2e-
2 O+Cl2 ⇔HClO+H+ +Cl-
(陰極側)
4H2 O+4e- →2H2 ↑+4OH-
(電極板間)
+ +OH- →H2
すなわち、前記の電気化学反応により、殺菌作用や脱臭作用を有する次亜塩素酸(HClO)や活性酸素を含む電解水が生成される。したがって、この電解水からミストを生成することにより、殺菌作用や脱臭作用を有する電解水ミストを発生させることができる。
一方、貯留室34には、後方側通風路31からの空気(清浄化された空気)を貯留室34内に取り込むための導入部36が形成されている。この導入部36には、区画板26から前方に延びる空気誘導管37が接続されている。空気誘導管37は、区画板26の上端部に配置されており、区画板26と一体的に形成されている。空気誘導管37の一端(図3では右端)には、後方側通風路31を流れる空気をその内部に取り込むための取り込み口38が形成されている。貯留室34の内部空間と後方側通風路31とは、この空気誘導管37によって連通されている。
また、貯留室34には、貯留室34内で生成された電解水ミストをミスト放散口10に誘導するためのミスト誘導管39が接続されている。ミスト誘導管39は、貯留室34から概ね鉛直に延びており、その上端よりの位置に湾曲部40を有している。ミスト誘導管39は、貯水タンク33の背面に沿って上方に延びている。ミスト誘導管39の上端は、メインフレーム3から僅かに上方に突出しており、当該上端に形成された開口が、ミスト放散口10となっている。ミスト放散口10と貯留室34の内部空間とは、ミスト誘導管39によって連通されている。
図3において矢印で示すように、吹出口ルーバー15が開かれているとき、後方側通風路31を上方に流れる空気(清浄化された空気)は、上吹出口13から吹き出され、その一部が後方側通風路31の下流領域(上吹出口13の直前)で分流され貯留室34に取り込まれる。そして、貯留室34内に取り込まれた空気は、貯留室34からミスト誘導管39に誘導され、ミスト放散口10から放出される。すなわち、送風機19が駆動されている間、貯留室34には、導入部36から次々と空気が送り込まれるので、貯留室34内に気流が生じ、この気流によって貯留室34内の空気がミスト誘導管39内に押し出される。これにより、貯留室34内の空気がミスト誘導管39に誘導され、ミスト放散口10から放出される。このとき、貯留室34内に漂う電解水ミストは、気流に乗ってミスト放散口10から放出される。これにより、電解水ミストがミスト放散口10から放散される。
空気誘導管37の内部空間は、後方側通風路31に分岐接続され、当該後方側通風路31を流通する空気を電解水ミスト発生ユニット11へ導くための分岐風路となっている。
図4は、図2の一部を拡大した図であり、吹出口ルーバー15が閉じた状態を示している。
図3および図4を参照して、前述のように、吹出口ルーバー15は揺動可能であり、上吹出口13を開閉することができる。上吹出口13を閉じることにより上吹出口13からの空気の放出を停止させることができる。吹出口ルーバー15によって上吹出口13が閉じられた状態で、送風機19が駆動されると、後方側通風路31を上方に流れる空気(清浄化された空気)は、図4において矢印で示すように、後方側通風路31の下流領域で分流されるのではなく、その全てが空気誘導管37に送り込まれる。これにより、上吹出口13が開かれた状態に比べて、貯留室34内に取り込まれる空気の量(風量)を増加させることができる。
ミスト放散口10から放散される電解水ミストの量(ミスト放散量)は、貯留室34内に取り込まれる風量にほぼ比例するので、貯留室34への風量を増加させることにより、ミスト放散口10から放散されるミスト放散量を増加させることができる。これにより、上吹出口13が閉じられた状態に比べて、より多くの空気とともにより多くの電解水ミストをミスト放散口10から放散させることができる。すなわち、送風機19の送風量を増加させずに、電解水ミスト発生ユニット11に与えられる風量を増加させることができ、騒音の増加を抑制しつつ電解水ミストの放散量を増加させることができる。また、貯留室34に取り込まれる風量を増加させることができるので、電解水ミストを含む空気を勢いよくミスト放散口10から放出させることができる。これにより、部屋中に電解水ミストを素早く拡散させることができる。
一方、上吹出口13からの空気の放出量は、図1に示すように吹出口ルーバー15を斜めに起こすことにより調整することができる。すなわち、吹出口ルーバー15を倒す(水平に近づける)ことにより、上吹出口13からの空気の放出量を減少させることができ、吹出口ルーバー15を起こす(鉛直に近づける)ことにより、上吹出口13からの空気の放出量を増加させることができる。したがって、吹出口ルーバー15の角度を調整することにより、送風機19の送風量を増加させずに、貯留室34に取り込まれる風量を所望量に調整でき、ミスト放散口10からのミスト放散量を所望量に調整することができる。
以上のように本実施形態では、吹出口ルーバー15によって上吹出口13からの空気の放出量を調整することにより、後方側通風路31から空気誘導管37内に分流される空気(清浄化された空気)の量を増加させることができる。したがって、送風機19の送風量を増加させずに、電解水ミスト発生ユニット11に与えられる風量を増加させることができるので、騒音の増加を抑制しつつ電解水ミストの放散量を増加させることができる。また、吹出口ルーバー15によって上吹出口13を閉じる(全閉にする)ことにより、後方側通風路31を流通する全ての空気を電解水ミスト発生ユニット11に導くことができるので、電解水ミスト発生ユニット11への風量を一層増加させることができ、電解水ミストの放散量を一層増加させることができる。
また本実施形態では、吹出口ルーバー15によって上吹出口13からの空気の放出量を調整することにより、左吹出口および右吹出口12からの空気の放出量を変化させることができる。これにより、左吹出口、右吹出口12および上吹出口13から放出された空気により形成される気流に変化を生じさせて、部屋中に漂っている埃等を効率的に空気清浄機100に吸い込むことができる。
具体的には、たとえば、吹出口ルーバー15によって上吹出口13が閉じられている場合、左吐出口および右吐出口12からの空気の放出量が多くなる。このため浄化された空気は、床面近傍を流れ、再び空気清浄機100に取り込まれる。よって、床面近傍に埃等が漂っていると、その埃等を効率的に空気清浄機100に吸い込むことができる。これにより、部屋内に滞留している埃の流れを変えて、埃を効率的に集塵することができる。
図5は、本発明の第2実施形態に係る空気清浄機200の斜視図である。また、図6は、空気清浄機200の内部構造を説明するための模式的な側面図であり、図7は、空気清浄機200の平面図である。図7では、空気清浄機200の内部構造の一部を図示している。以下では、この発明の第2実施形態に係る空気清浄機200について説明する。この空気清浄機200の説明において、前述の図1〜図4に示された各部と同等の構成部分については、図1〜図4と同一の参照符号を付してその説明を省略する。
この第2実施形態と前述の第1実施形態との主要な相違点は、第1実施形態では、空気清浄機100の左側面および右側面にそれぞれ吸気口8が形成されていたのに対し、この第2実施形態では、図5に示すように、正面パネル5の前面下方に前面吸気口41(入口)が形成されており、この前面吸気口41に開閉式の吸気口ルーバー42(開閉ルーバー)が取り付けられていることにある。
なお、空気清浄機200においても、前面吸気口41に加えて、左右側面にも吸気口(入口)が形成された構成であってもよい。
図5を参照して、前面吸気口41は、空気清浄機200の幅方向に長手となる矩形をなしており、正面パネル5の左端内側よりの位置から右端内側よりの位置にわたって形成されている。また、吸気口ルーバー42は、上下一対のルーバー(上ルーバー43および下ルーバー44という。)によって構成されており、前面吸気口41の全域を閉塞可能な大きさとされている。空気清浄機200には、前面吸気口41を介して空気が取り込まれるようになっている。吸気口ルーバー42を開状態(図6参照)にすることにより前面吸気口41から空気を取り込むことができ、吸気口ルーバー42を閉状態(図5に示す状態)にすることにより、前面吸気口41からの空気の取り込みを停止させることができる。すなわち、吸気口ルーバー42による前面吸気口41の開閉により、空気清浄機200への空気の取り込みを制御することができる。
また空気清浄機200には、空気中の埃を検知する埃センサ(図示せず)と、空気清浄機200の正面における人や動物の存在を検知する人感センサ45(いわゆるIRセンサ)とが内蔵されている。正面パネル5の前面上部における右側には、人感センサ45用の窓46が形成されており、人感センサ45は、この窓46から前方を臨んでいる。
埃センサが埃を検知したり、人感センサ45が人の存在を検知したりすると、制御部47(図8参照)によって、空気清浄機200の運転状況が変更される。具体的には、たとえば、埃センサによって埃が検知されると、吸気口ルーバー42が開かれ空気清浄機200の運転(空気清浄動作)が開始される。また、人感センサ45によって人等の存在が検知されると、吸気口ルーバー42が開かれ空気清浄機200の運転(空気清浄動作)が開始される。人等の存在により空気清浄機200の運転が開始されるので、埃が部屋中に拡散する前に空気の清浄を開始することができる。すなわち、実際に埃が生じてから埃センサによって埃が検知されるまでには時間差があるので、人等の存在により埃の拡散を予測して空気清浄機200の運転を開始することにより、埃が舞い上がって部屋中に拡散しないうちに、床面近くで効率的に集塵することができる。
図5および図6を参照して、上ルーバー43および下ルーバー44は、互いにほぼ同じ形状の板状の部材であり、それぞれ、空気清浄機200の幅方向に長手の矩形をなしている。上ルーバー43および下ルーバー44は、それぞれ、正面パネル5に揺動可能に取り付けられている。より具体的には、図6に示すように、上ルーバー43および下ルーバー44の左右両端において、上端よりの位置にそれぞれ揺動軸48が固定されており、それぞれに対応する揺動軸48まわりに上ルーバー43および下ルーバー44が揺動可能に正面パネル5に保持されている。上ルーバー43および下ルーバー44は、それぞれの前面がほぼ鉛直になる鉛直位置(図5に示す位置)と、斜め下方に傾斜する傾斜位置(図6に示す位置)との間で揺動される。上ルーバー43および下ルーバー44が鉛直位置に配置されると、上ルーバー43および下ルーバー44の前面が正面パネル5の前面に一致するようになっている。
図6および図7を参照して、上ルーバー43および下ルーバー44は、それぞれの左端に取り付けられた連結棒49によって連結されている。上ルーバー43および下ルーバー44が正面パネル5に取り付けられた状態で、連結棒49が、空気清浄機200の前後方向に押されることにより、上ルーバー43および下ルーバー44が一体的に揺動され、前面吸気口41が開閉される。上ルーバー43および下ルーバー44は、メインフレーム3内における左側下端部に設けられた開閉機構50によって揺動される。
図6を参照して、開閉機構50は、メインフレーム3に保持されたルーバーモータ51と、このルーバーモータ51の回転軸52に固定された駆動ギヤ53と、この駆動ギヤ53により回転駆動される従動ギヤ54とを含んでいる。駆動ギヤ53および従動ギヤ54としては、それぞれ、たとえば外歯の平歯歯車が用いられている。従動ギヤ54には、当該従動ギヤ54と同軸をなすピニオンギヤ55が一体的に連結されている。ピニオンギヤ55には、空気清浄機200の前後方向に水平に延びる突き出し棒56の上部に形成されたラック57が噛み合わされている。
突き出し棒56は、メインフレーム3に固定された保持部材58に保持されており、空気清浄機200の前後方向に移動可能にされている。突き出し棒56は、その後端部に設けられたストッパー部59を有している。また、突き出し棒56の前端には、バネ60が取り付けられている。バネ60は、突き出し棒56の軸方向に沿って前方に延びている。バネ60の先端は、連結棒49の背面(後面)に対向している。連結棒49は、バネ60によって前方に押されるようになっている。
突き出し棒56は、ルーバーモータ51により空気清浄機200の前後方向に移動される。すなわち、ルーバーモータ51が駆動されると、回転軸52の回転が、駆動ギヤ53および従動ギヤ54を介してピニオンギヤ55に伝達され、さらに、ピニオンギヤ55の回転が、ラック57によって突き出し棒56の軸方向移動に変換される。したがって、ルーバーモータ51を正転および逆転させることにより、突き出し棒56を前後に移動させることができる。
ルーバーモータ51により突き出し棒56を前方に移動させることにより、バネ60によって連結棒49を前方に押して、上ルーバー43および下ルーバー44を一体的に揺動させることができる。これにより、前面吸気口41を開くことができる。また、前面吸気口41が開かれた状態で、ルーバーモータ51により突き出し棒56を後方に移動させることにより、連結棒49を後退させて、上ルーバー43および下ルーバー44をその自重により鉛直位置に移動させることができる。突き出し棒56の前方側への移動量(突き出し量)は、ストッパー部59が保持部材58に当接することにより規制される。
この空気清浄機200では、吸気口ルーバー42およびこの吸気口ルーバー42を開閉させるためのルーバーモータ51がそれぞれ、正面パネル5およびメインフレーム3に取り付けられているので、メインフレーム3への正面パネル5の取り付けおよび取り外しが容易にされている。すなわち、たとえば、ルーバーモータ51が正面パネル5に保持されている場合、正面パネル5をメインフレーム3に取り付ける際に、正面パネル5をメインフレーム3の前方に位置させた状態で、メインフレーム3側から延びる電気配線(図示せず)をルーバーモータ51に接続し、その後、正面パネル5をメインフレーム3に取り付ける必要がある。また、正面パネル5をメインフレーム3から取り外す際には、正面パネル5をメインフレーム3の前方に移動させ、その後、ルーバーモータ51から電気配線を外して正面パネル5をメインフレーム3から取り外す必要がある。
したがって、本実施形態に係る空気清浄機200のように、吸気口ルーバー42およびルーバーモータ51をそれぞれ正面パネル5およびメインフレーム3に保持させることにより、メインフレーム3への正面パネル5の取り付けおよび取り外しを容易にすることができる。また、正面パネル5に電気部品であるルーバーモータ51が取り付けられていないので、正面パネル5を水洗いすることができ、空気清浄機200のメンテナンス性を向上させることができる。さらにまた、突き出し棒56の先端にバネ60が取り付けられているので、突き出し棒56の破損(たとえば折れ)を防止することができる。具体的には、たとえば吸気口ルーバー42が開いた状態で空気清浄機200が前に倒れたときなどのように、突き出し棒56を後方に押す力が発生しても、この力をバネ60により吸収して、突き出し棒56に加わる衝撃を軽減することができる。これにより、突き出し棒56の破損を防止することができる。
図8は、本発明の第2実施形態に係る空気清浄機200の電気的構成を説明するためのブロック図である。
空気清浄機200は、制御基板61を有している。この制御基板61には、通電検出部62、電源部63、充電部64および制御部47が設けられている。通電検出部62は、電源(たとえば100Vの交流電源)からの通電を検出することができる。電源部63は、電源からの電力を充電部64および制御部47に供給することができる。充電部64は、電源部63から供給される電力を充電することができる。充電部64としては、たとえばコンデンサを用いることができる。制御部47は、CPU65およびルーバー制御回路66を有している。
通電検出部62に通電されると、通電検出部62から制御部47に信号が入力される。また、通電検出部62への通電が停止されると、通電検出部62から制御部47への信号の出力が停止される。また、制御部47は、吸気口ルーバー42の開閉動作等の空気清浄機200に関連する各種の動作を制御する。以下では、吸気口ルーバー42の開閉動作について具体的に説明する。
運転スイッチがオンにされ、オン信号がCPU65に入力されると、CPU65からルーバー制御回路66に、吸気口ルーバー42を開くための通常動作信号が入力される。これにより、ルーバー制御回路66からルーバーモータ51に電力が供給され、吸気口ルーバー42が開かれる。このとき、充電部64および制御部47には、電源からの電力が電源部63を通じて供給されており、充電部64は、電源部63から供給される電力を充電している。
一方、たとえば空気清浄機200の動作中に電源コンセントが引き抜かれた場合などのように、吸気口ルーバー42が開いた状態で制御基板61への電力の供給が停止されると、吸気口ルーバー42を閉じさせるためのルーバー原点復帰処理が行われる。
具体的には、制御基板61への電力の供給が停止されると、制御部47には、充電部64に充電された電力が電源部63を介して供給される。また、通電検出部62からの信号の入力が停止されるので、CPU65は、電源からの通電が停止されたと判断して、開かれた吸気口ルーバー42を原点に戻して閉じさせるための通電停止制御信号をルーバー制御回路66に入力する。ルーバー制御回路66は、通電停止制御信号を受けて、電源部63を介して供給された充電部64からの電力をルーバーモータ51に供給する。これにより、吸気口ルーバー42が閉じられる。
この空気清浄機200では、吸気口ルーバー42が開いた状態で電力の供給が停止されても、吸気口ルーバー42が閉じられるようになっているので、空気清浄機200の運転停止時に、吸気口ルーバー42が開いた状態で放置されることが防止されている。したがって、たとえば空気清浄機200を移動させるときに吸気口ルーバー42が他のものに引っ掛かって、吸気口ルーバー42が破損したり、当該他のものに損傷が生じたりすることを防止することができる。また、吸気口ルーバー42が開いた状態で放置されることを防止できるので、たとえば空気清浄機200の保管時などに、前面吸気口41から虫などの異物が機内に進入することを防止することができる。
この発明の実施の形態の説明は以上であるが、この発明は、前述の第1および第2実施形態の内容に限定されるものではなく、請求項記載の範囲内において種々の変更が可能である。たとえば、前述の第2実施形態に係る空気清浄機200では、突き出し棒56の先端にバネ60が取り付けられている場合について説明したが、突き出し棒56への衝撃を緩和するための緩衝部材としてはバネに限らず、合成樹脂や合成ゴム等の弾性体を用いてもよい。その他、特許請求の範囲に記載された事項の範囲で種々の設計変更を施すことが可能である。
本発明の第1実施形態に係る空気清浄機の斜視図である。 本発明の第1実施形態に係る空気清浄機の縦断面図である。 図2の一部を拡大した図である。 図2の一部を拡大した図である。 本発明の第2実施形態に係る空気清浄機の斜視図である。 本発明の第2実施形態に係る空気清浄機の内部構造を説明するための模式的な側面図である。 本発明の第2実施形態に係る空気清浄機の平面図である。 本発明の第2実施形態に係る空気清浄機の電気的構成を説明するためのブロック図である。
符号の説明
2 ハウジング
8 吸気口(入口)
11 電解水ミスト発生ユニット
13 上吹出口(出口)
15 吹出口ルーバー(ルーバー)
18 フィルタ(空気清浄化手段)
19 送風機(送風手段)
31 後方側通風路(通風路)
37 空気誘導管(分岐風路)
41 前面吸気口(入口)
42 吸気口ルーバー(開閉ルーバー)
100 空気清浄機
200 空気清浄機

Claims (4)

  1. 入口および出口を有するハウジングと、
    前記ハウジング内に設けられ、前記入口から空気が入り、前記出口から出るように空気を送るための送風手段と、
    前記ハウジング内を通過する空気を清浄化するための空気清浄化手段と、
    電解水を生成し、前記空気清浄化手段を通過した後の清浄化された空気を用いて電解水のミストを放散させるための電解水ミスト発生ユニットと、
    前記空気清浄化手段を通過した後の清浄化された空気を前記出口へ導くための通風路と、
    この通風路に分岐接続され、当該通風路を流通する空気を前記電解水ミスト発生ユニットへ導くための分岐風路と、
    前記出口に設けられ当該出口からの空気の放出量を調整するためのルーバーとを含む、空気清浄機。
  2. 前記ルーバーは、前記出口を閉じて当該出口からの空気の放出を停止させ、前記通風路を流通する全ての空気を前記電解水ミスト発生ユニットに導くことができるものである、請求項1記載の空気清浄機。
  3. 前記ルーバーは、揺動可能に設けられており、揺動することで前記出口から放出される空気を前記電解水のミストに向けて誘導することができるものである、請求項1または2記載の空気清浄機。
  4. 前記入口は、前記ハウジングの正面下方に設けられた開閉ルーバーを備えている、請求項1〜3の何れか1項に記載の空気清浄機。
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