JP7205577B2 - 情報処理システム、情報処理装置及び情報処理方法 - Google Patents

情報処理システム、情報処理装置及び情報処理方法 Download PDF

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Description

本発明は、情報処理システム、情報処理装置及び情報処理方法に関する。
近年、クラウドコンピューティング等の技術の進歩によって、複合機(MFP:Multifunction Peripheral)等の機器に対して、多種多様なアプリケーションがクラウドサービスとして提供されるようになった。例えば、複合機でスキャンした画像ファイルを外部ストレージに格納するアプリケーションや外部ストレージからダウンロードした電子ファイルを複合機で印刷するアプリケーション等がクラウドサービスとして提供されている。
また、クラウドサービスとして提供されているアプリケーションを機器が利用するためのライセンス管理技術において、ライセンスをインストール可能な機器やライセンスがインストールされた機器等を一元管理する技術が知られている(例えば特許文献1参照)。
しかしながら、従来のライセンス管理技術では、クラウドサービスとして提供されているアプリケーションを利用可能な機器の数を制限することができなかった。このため、例えば、1つのライセンスを用いて、クラウドサービスとして提供されているアプリケーションを任意の台数の機器が利用可能であった。
本発明の一実施形態は、上記の点に鑑みてなされたもので、クラウドサービスとして提供されるアプリケーションを利用可能な機器の数を制限することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明の一実施形態は、1以上の機器とネットワークを介して接続され、該機器に対してアプリケーションを提供する情報処理システムであって、前記機器からの要求に応じて、該要求元の機器が前記アプリケーションを利用可能か否か判定する第1の判定手段と、前記第1の判定手段により前記要求元の機器が前記アプリケーションを利用可能でないと判定された場合、前記アプリケーションを利用している機器の数が、前記アプリケーションを利用可能な機器の上限数に達しているか否か判定する第2の判定手段と、前記第2の判定手段により前記アプリケーションを利用している機器の数が前記上限数に達していないと判定された場合、前記要求元の機器に前記アプリケーションの利用を許可する許可手段と、前記第2の判定手段により前記アプリケーションを利用している機器の数が前記上限数に達していないと判定された場合、前記要求元の機器のユーザ認証と権限の確認とを行う認証手段を有し、前記許可手段は、前記認証手段によるユーザ認証に成功し、かつ、前記確認された権限が所定の権限である場合、前記要求元の機器に前記アプリケーションの利用を許可する、ことを特徴とする。
クラウドサービスとして提供されるアプリケーションを利用可能な機器の数を制限することができる。
第一の実施形態に係るクラウドシステムの全体構成の一例を示す図である。 コンピュータのハードウェア構成の一例を示す図である。 第一の実施形態に係る機器が画像形成装置である場合のハードウェア構成の一例を示す図である。 第一の実施形態に係るクラウドシステムの機能構成の一例を示す図である。 クラウドサーバが管理する各情報の関係の一例を示す図である。 パッケージ情報の一例を示す図である。 アプリ情報の一例を示す図である。 アプリ設定情報の一例を示す図である。 サービス情報の一例を示す図である。 ライセンス情報の一例を示す図である。 第一の実施形態に係るアプリケーションの利用開始処理の一例を示すシーケンス図である。 アプリ一覧画面の一例を示す図である。 第一の実施形態に係るアプリ利用可否の判定処理の一例を示すフローチャートである。 アプリ利用画面の一例を示す図である。 エラー画面の一例を示す図である。 第二の実施形態に係るクラウドシステムの機能構成の一例を示す図である。 権限情報の一例を示す図である。 第二の実施形態に係るアプリケーションの利用開始処理の一例を示すシーケンス図である。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら詳細に説明する。
[第一の実施形態]
<全体構成>
まず、本実施形態に係るクラウドシステム1の全体構成について、図1を参照しながら説明する。図1は、本実施形態に係るクラウドシステム1の全体構成の一例を示す図である。
図1に示すように、本実施形態に係るクラウドシステム1には、クラウドサーバ10と、1以上の機器20とが含まれる。また、クラウドサーバ10と、機器20とは、例えばインターネット等の広域的なネットワークNを介して通信可能に接続されている。
クラウドサーバ10は、ネットワークNを介して、クラウド型のアプリケーションを機器20に提供する情報処理装置(コンピュータ)である。以降では、クラウド型のアプリケーションを「クラウドアプリケーション」又は単に「アプリケーション」とも表す。
クラウドアプリケーションの具体例としては、例えば、複合機等の機器20でスキャンして生成された画像データを外部ストレージに格納するアプリケーションや外部ストレージから取得した電子ファイルを機器20で印刷するアプリケーション等が挙げられる。
なお、本実施形態に係るクラウドサーバ10により提供されるアプリケーションは、クラウド型のアプリケーションであるものとして説明するが、これに限られない。クラウドサーバ10により提供されるアプリケーションは、例えば、Webアプリケーションであっても良いし、ASP(Application Service Provider)によって提供されるアプリケーションであっても良い。
また、クラウドサーバ10は、機器20に提供するアプリケーションのライセンス等を管理する。すなわち、クラウドサーバ10は、アプリケーションを利用可能な機器20の情報やアプリケーションを利用可能な機器20の上限台数の情報等を管理する。
機器20は、例えば複合機(MFP)等の画像形成装置である。機器20は、クラウドサーバ10から提供されるアプリケーションを利用することで、種々のサービスをユーザに提供することができる。
なお、図1に示すクラウドシステム1の構成は一例であって、他の構成であっても良い。例えば、クラウドサーバ10は、複数台の情報処理装置で構成される情報処理システム(コンピュータシステム)であっても良い。また、機器20は、複合機に限られず、例えば、デジタルカメラ、印刷装置、コピー機、プロジェクタ、ファクシミリ、電子会議端末、電子黒板装置、オーディオ機器、車載機(例えばカーナビ等)、家電製品(例えば冷蔵庫等)等であっても良い。
<ハードウェア構成>
≪クラウドサーバ10≫
次に、本実施形態に係るクラウドサーバ10のハードウェア構成について、図2を参照しながら説明する。図2は、コンピュータ300のハードウェア構成の一例を示す図である。
本実施形態に係るクラウドサーバ10を実現する一台以上の情報処理装置は、図2に示すコンピュータ300により実現される。
図2に示すコンピュータ300は、入力装置301と、表示装置302と、外部I/F303と、RAM(Random Access Memory)304とを有する。また、コンピュータ300は、ROM(Read Only Memory)305と、CPU(Central Processing Unit)306と、通信I/F307と、補助記憶装置308とを有する。これらの各ハードウェアは、それぞれがバスBで接続されている。
入力装置301は、キーボードやマウス、タッチパネル等を含み、ユーザが各種操作を入力するのに用いられる。表示装置302は、ディスプレイ等を含み、コンピュータ300による処理結果を表示する。なお、コンピュータ300は、入力装置301及び表示装置302の少なくとも一方を有していなくても良い。
外部I/F303は、外部装置とのインタフェースである。外部装置には、記録媒体303a等がある。コンピュータ300は、外部I/F303を介して、記録媒体303aの読み取りや書き込みを行うことができる。記録媒体303aには、例えば、フレキシブルディスク、CD、DVD、SDメモリカード、USBメモリ等がある。
RAM304は、プログラムやデータを一時保持する揮発性の半導体メモリである。ROM305は、電源を切ってもプログラムやデータを保持することができる不揮発性の半導体メモリである。ROM305には、コンピュータ300の起動時に実行されるBIOS(Basic Input/Output System)、OS(Operating System)設定、及びネットワーク設定等のプログラムやデータが格納されている。
CPU306は、ROM305や補助記憶装置308等の記憶装置からプログラムやデータをRAM304上に読み出し、処理を実行することで、コンピュータ300全体の制御や機能を実現する演算装置である。
通信I/F307は、コンピュータ300をネットワークNに接続するインタフェースである。コンピュータ300は、通信I/F307を介して、データ通信を行うことができる。
補助記憶装置308は、例えばHDD(Hard Disk Drive)やSSD(Solid State Drive)等であり、プログラムやデータを格納している不揮発性の記憶装置である。補助記憶装置308に格納されるプログラムやデータには、コンピュータ300全体を制御する基本ソフトウェアであるOS、OS上において各種機能を提供するアプリケーションソフトウェア等がある。補助記憶装置308は、格納しているプログラムやデータを所定のファイルシステムやDB(データベース)により管理している。
本実施形態に係るクラウドサーバ10を実現する一台以上の情報処理装置は、図2に示すコンピュータ300のハードウェア構成を有することにより、後述するような各種処理を実現できる。
≪機器20≫
次に、本実施形態に係る機器20が画像形成装置である場合のハードウェア構成について、図3を参照しながら説明する。図3は、本実施形態に係る機器20が画像形成装置である場合のハードウェア構成の一例を示す図である。
図3に示す機器20は、コントローラ21と、操作パネル22と、外部I/F23と、通信I/F24と、プロッタ25と、スキャナ26とを有する。また、コントローラ21は、CPU31と、RAM32と、ROM33と、NVRAM34と、補助記憶装置35とを有する。
ROM33は、電源を切ってもプログラムやデータを保持することができる不揮発性の半導体メモリである。RAM32は、プログラムやデータを一時保持する揮発性の半導体メモリである。NVRAM34は、例えば設定情報等を格納している不揮発性の半導体メモリである。また、補助記憶装置35は、例えばHDDやSSD等であり、プログラムやデータを格納している不揮発性の記憶装置である。
CPU31は、ROM33やNVRAM34、補助記憶装置35等からプログラムやデータ、設定情報等をRAM32上に読み出し、処理を実行することで、機器20全体の制御や機能を実現する演算装置である。
操作パネル22は、ユーザからの入力を受け付ける入力部と、表示を行う表示部とを備えている入出力装置である。外部I/F23は、外部装置とのインタフェースである。外部装置には、記録媒体23a等がある。機器20は、外部I/F23を介して、記録媒体23aの読み取りや書き込みを行うことができる。
記録媒体23aには、例えば、ICカード、フレキシブルディスク、CD、DVD、SDメモリカード、USBメモリ等がある。
通信I/F24は、機器20をネットワークNに接続するインタフェースである。機器20は、通信I/F24を介して、データ通信を行うことができる。
プロッタ25は、印刷データを被印刷媒体に印刷するための印刷装置である。なお、被印刷媒体は、紙に限られない。被印刷媒体は、例えば、OHPシートやプラスチックフィルム、銅箔等であっても良い。スキャナ26は、原稿を読み取って、画像データを作成する読取装置である。
本実施形態に係る機器20は、図3に示すハードウェア構成を有することにより、後述するような各種処理を実現できる。
<機能構成>
次に、本実施形態に係るクラウドシステム1の機能構成について、図4を参照しながら説明する。図4は、本実施形態に係るクラウドシステムの機能構成の一例を示す図である。
≪機器20≫
図4に示すように、本実施形態に係る機器20は、汎用的なWebブラウザ210(以降、単に「ブラウザ210」と表す。)を有する。機器20のユーザは、ブラウザ210を用いて、クラウドサーバ10が提供するアプリケーションを利用することができる。
≪クラウドサーバ10≫
図4に示すように、本実施形態に係るクラウドサーバ10は、Webサービス部101と、アプリ管理部102と、ライセンス管理部103とを有する。これら各部は、クラウドサーバ10にインストールされた1以上のプログラムが、CPU306に実行させる処理により実現される。
また、本実施形態に係るクラウドサーバ10は、パッケージ情報記憶部110と、アプリ情報記憶部120と、アプリ設定情報記憶部130と、サービス情報記憶部140と、ライセンス情報記憶部150とを有する。これら各記憶部は、例えば補助記憶装置308を用いて実現可能である。なお、これら各記憶部のうちの少なくとも1つの記憶部が、クラウドサーバ10とネットワークNを介して接続される記憶装置等を用いて実現されていても良い。
Webサービス部101は、ブラウザ210からの各種要求に応じて、機器20のユーザが利用するアプリケーションを選択するための画面(アプリ一覧画面)やユーザがアプリケーションを利用するための画面(アプリ利用画面)等を生成及び返信する。
アプリ管理部102は、パッケージ情報記憶部110に記憶されているパッケージ情報と、アプリ情報記憶部120に記憶されているアプリ情報と、アプリ設定情報記憶部130に記憶されているアプリ設定情報とを管理する。
パッケージ情報とは、商品(アプリケーション)の販売単位であるパッケージを示す情報である。パッケージには、1以上のアプリケーションが含まれる。アプリ情報とは、機器20に提供するアプリケーションを示す情報である。アプリ情報には、例えば、アプリケーションの名称やアプリケーションの説明等が含まれる。アプリ設定情報とは、機器20のユーザがアプリケーションを利用する際におけるデフォルト設定を示す情報である。アプリ設定情報は、例えば、印刷設定のデフォルト設定値やスキャン設定のデフォルト設定値等である。
ライセンス管理部103は、サービス情報記憶部140に記憶されているサービス情報と、ライセンス情報記憶部150に記憶されているライセンス情報とを管理する。
サービス情報とは、パッケージの購入等により導入されるサービスを示す情報である。サービス情報には、例えば、サービス名やサービスの説明等が含まれる。ライセンス情報とは、パッケージ毎のアプリケーションのライセンスを示す情報である。ライセンス情報には、例えば、パッケージに含まれるアプリケーションを利用可能な機器20の台数やこれらのアプリケーションを利用中の機器20等を示す情報が含まれる。
なお、本実施形態に係るクラウドサーバ10が複数台の情報処理装置で構成されている場合、Webサービス部101と、アプリ管理部102と、ライセンス管理部103とが、それぞれ異なる情報処理装置で実現されていても良い。
ここで、クラウドサーバ10が管理する各情報(パッケージ情報、アプリ情報、アプリ設定情報、サービス情報、及びライセンス情報)の関係について、図5を参照しながら説明する。図5は、クラウドサーバが管理する各情報の関係の一例を示す図である。
図5に示すように、パッケージ情報とアプリ情報とは1対多(1以上)の関係にある。これは、1つのパッケージには1以上のアプリケーションが含まれることを示している。また、アプリ情報とアプリ設定情報とは1対1の関係にある。これは、1つのアプリケーションに対して、このアプリケーションを利用する際におけるデフォルト設定が1つ存在することを示している。
また、パッケージ情報とサービス情報とは1対1の関係にある。これは、或るユーザが或るパッケージを購入等することで、このパッケージに含まれるアプリケーションにより実現される1つのサービスが導入されることを示している。更に、サービス情報とライセンス情報とは1対多(0以上)の関係にある。これは、或るユーザに導入されたサービスに対して、このサービスに対応するパッケージに含まれるアプリケーションを利用するためのライセンスが(有効期間等が切れたライセンスも含めて、また、ライセンスが存在しない場合も含めて)0以上存在することを示している。
なお、パッケージ情報、アプリ情報及びアプリ設定情報は、例えば、パッケージ(及びアプリケーション)が作成及びリリースされることで作成され、パッケージ情報記憶部110、アプリ情報記憶部120及びアプリ設定情報記憶部130に記憶される。一方で、サービス情報及びライセンス情報は、例えば、機器20を利用するユーザ等が購入等することで作成され、サービス情報記憶部140及びライセンス情報記憶部150に記憶される。
ここで、パッケージ情報記憶部110に記憶されているパッケージ情報について、図6を参照しながら説明する。図6は、パッケージ情報の一例を示す図である。
図6に示すように、パッケージ情報記憶部110に記憶されているパッケージ情報には、データ項目として、「パッケージID」と、「パッケージ名」と、「パッケージの説明」と、「サービスID」と、「アプリIDリスト」とが含まれる。
「パッケージID」は、パッケージ情報を識別する識別情報である。「パッケージ名」は、パッケージの名称である。
図6に示す例では、パッケージID「P001」のパッケージ情報において、「パッケージ名」として、「ストレージAパッケージ」が設定されている。これは、当該パッケージ情報が示すパッケージは、例えば、外部のストレージサービスである「ストレージA」と連携するアプリケーションが含まれるパッケージであることを表している。
同様に、パッケージID「P002」のパッケージ情報において、「パッケージ名」として、「ストレージBパッケージ」が設定されている。これは、当該パッケージ情報が示すパッケージは、例えば、外部のストレージサービスである「ストレージB」と連携するアプリケーションが含まれるパッケージであることを表している。
「パッケージの説明」は、パッケージの説明(例えば、どのようなアプリケーションが含まれるパッケージなのか等の説明)である。「サービスID」は、パッケージ情報と対応付けられたサービス情報を識別する識別情報(サービスID)である。「アプリIDリスト」は、パッケージに含まれるアプリケーションを示すアプリ情報を識別する識別情報(アプリID)のリストである。
図6に示す例では、「パッケージID」が「P001」のパッケージ情報において、「アプリIDリスト」として、「APP001」、「APP002」等が設定されている。これは、当該パッケージ情報が示すパッケージには、アプリID「APP001」により識別されるアプリケーションやアプリID「APP002」により識別されるアプリケーション等が含まれていることを表している。
なお、パッケージ情報には、上記の各データ項目に限られず、例えば、パッケージがリリースされた日(販売が開始された日)を示す「リリース日」、パッケージが更新された日を示す「更新日」等の種々のデータ項目が含まれていても良い。
次に、アプリ情報記憶部120に記憶されているアプリ情報について、図7を参照しながら説明する。図7は、アプリ情報の一例を示す図である。
図7に示すように、アプリ情報記憶部120に記憶されているアプリ情報には、データ項目として、「アプリID」と、「アプリ名」と、「アプリの説明」と、「作成日付」と、「開発者情報」とが含まれる。
「アプリID」は、アプリケーションを示すアプリ情報を識別する識別情報である。「アプリ名」は、アプリケーションの名称である。
図7に示す例では、アプリID「APP001」のアプリ情報において、「アプリ名」として、「Scan to Email」が設定されている。これは、当該アプリ情報が示すアプリケーションは、例えば、機器20でスキャンにより生成した画像データを、指定されたメールアドレス宛に送信するアプリケーションであることを表している。
同様に、アプリID「APP002」のアプリ情報において、「アプリ名」として、「Scan to Me」が設定されている。これは、当該アプリ情報が示すアプリケーションは、例えば、機器20でスキャンにより生成した画像データを、自身のメールアドレス宛に送信するアプリケーションであることを表している。
また、同様に、アプリID「APP003」のアプリ情報において、「アプリ名」として、「Scan to ストレージA」が設定されている。これは、当該アプリ情報が示すアプリケーションは、例えば、機器20でスキャンにより生成した画像データを、外部のストレージサービスである「ストレージA」に格納(アップロード)するアプリケーションであることを表している。
「アプリの説明」は、アプリケーションの説明(例えば、どのようなアプリケーションなのか等の説明)である。「作成日付」は、アプリケーションが作成された日付である。「開発者情報」は、アプリケーションを開発した開発者に関する情報(例えば、開発者名、開発部署、連絡先等)である。
なお、アプリ情報には、上記の各データ項目に限られず、例えば、アプリケーションがリリースされた日を示す「リリース日」やアプリケーションが更新された日を示す「更新日」等の種々のデータ項目が含まれていても良い。
次に、アプリ設定情報記憶部130に記憶されているアプリ設定情報について、図8を参照しながら説明する。図8は、アプリ設定情報の一例を示す図である。
図8に示すように、アプリ設定情報記憶部130に記憶されているアプリ設定情報には、「アプリ設定ID」と、「アプリID」と、「デフォルト設定」とが含まれる。
「アプリ設定ID」は、アプリ設定情報を識別する識別情報である。「アプリID」は、アプリ設定情報と対応付けられたアプリ情報を識別するアプリIDである。「デフォルト設定」は、アプリケーションを利用する際におけるデフォルト設定である。
図8に示す例では、アプリ設定ID「SET001」のアプリ設定情報において、「デフォルト設定」として、「解像度=300dpi」等が設定されている。これは、アプリID「APP001」により示されるアプリケーションを利用する際におけるデフォルト設定として、「解像度=300dpi」等が適用されることを表している。
なお、アプリ設定情報には、上記の各データ項目に限られず、例えば、アプリ設定情報が作成された日を示す「作成日」等の種々のデータ項目が含まれていても良い。
次に、サービス情報記憶部140に記憶されているサービス情報について、図9を参照しながら説明する。図9は、サービス情報の一例を示す図である。
図9に示すように、サービス情報記憶部140に記憶されているサービス情報には、「サービスID」と、「サービス名」と、「サービスの説明」と、「サービスタイプ」とが含まれる。
「サービスID」は、サービス情報を識別する識別情報である。「サービス名」は、サービスの名称である。
図9に示す例では、サービスID「S1111」のサービス情報において、「サービス名」として、「ストレージA連携サービス」が設定されている。これは、サービスID「S1111」のサービス情報と対応付けられたパッケージ情報が示すパッケージにより、ストレージAと連携するサービスが導入されることを表している。
同様に、サービスID「S2222」のサービス情報において、「サービス名」として、「ストレージB連携サービス」が設定されている。これは、サービスID「S2222」のサービス情報と対応付けられたパッケージ情報が示すパッケージにより、ストレージBと連携するサービスが導入されることを表している。
「サービスの説明」は、サービスの説明(例えば、どのようなサービスなのか等の説明)である。「サービスタイプ」は、サービスの種別である。サービスタイプとしては、例えば、クラウド型のサービスであることを示す「クラウドサービス」が挙げられる。サービスタイプとしては、「クラウドサービス」以外にも、例えば、Webアプリケーションにより提供されるサービスであることを示す「Webサービス」等が設定可能であっても良い。
なお、サービス情報には、上記の各データ項目に限られず、例えば、当該サービス情報と対応付けられたパッケージ情報が示すパッケージの価格が設定される「価格」等の種々のデータ項目が含まれていても良い。
次に、ライセンス情報記憶部150に記憶されているライセンス情報について、図10を参照しながら説明する。図10は、ライセンス情報の一例を示す図である。
図10に示すように、ライセンス情報記憶部150に記憶されているライセンス情報には、「ライセンスID」と、「ライセンス名」と、「利用開始日」と、「終了予定日」と、「終了日」と、「状態」と、「利用可能な機器台数」と、「利用中の機器ID」と、「サービスID」とが含まれる。
「ライセンスID」は、ライセンス情報を識別する識別情報である。「ライセンス名」は、ライセンスの名称である。「利用開始日」は、ライセンスが有効となった日である。「終了予定日」は、ライセンスが終了する予定日である。「終了日」は、ライセンスが実際に終了した日である。なお、ライセンスが未だ終了していない場合、「終了日」には、例えば、ブランクが設定される。
「状態」は、ライセンスの状態である。「状態」には、例えば、ライセンスが有効であることを示す「利用中」、ライセンスが期間満了により無効になったことを示す「終了」等が設定される。なお、例えば、ライセンスの終了予定日前に、契約が解約等されたことによりライセンスが無効となった場合には、「状態」には、「解約済」等が設定されても良い。
「利用可能な機器台数」は、該当のパッケージ(すなわち、サービス情報を介して、ライセンス情報と対応付けられるパッケージ情報により示されるパッケージ)に含まれるアプリケーションを利用可能な機器20の上限台数である。なお、データ項目「状態」に「終了」や「解約済」等、アプリケーションが利用できないことを示す値が設定されている場合、「利用可能な機器台数」には、例えば、ハイフン「-」が設定される。
「利用中の機器ID」は、該当のパッケージに含まれるアプリケーションを利用中の機器20(すなわち、ライセンスが適用された機器20(ライセンスが割り当てられた機器20))を示す機器IDのリストである。機器IDとは、機器20を識別する識別情報であり、例えば、機器20の製造固有番号やシリアルナンバー等を用いることができる。なお、データ項目「状態」に「終了」や「解約済」等、アプリケーションが利用できないことを示す値が設定されている場合、「利用中の機器ID」には、例えば、ハイフン「-」が設定される。
「サービスID」は、ライセンス情報と対応付けられたサービス情報を識別するサービスIDである。なお、ライセンスID「L12346」のライセンス情報と、ライセンスID「L12347」のライセンス情報とは、同一のサービスID「S22222」が設定されている。これは、ライセンスID「L12346」のライセンス情報により示されるライセンスが終了した後、ライセンスID「L12347」のライセンス情報によりライセンスが更新されたことを表している。このように、或るサービス情報に対応するパッケージ情報により示されるパッケージのライセンスが終了した場合に、このパッケージのライセンスが更新された場合、当該ライセンスを示すライセンス情報のデータ項目「サービスID」には、同一のサービスIDが設定される。
なお、ライセンス情報には、上記の各データ項目に限られず、例えば、ユーザがパッケージを購入等した日を示す「購入日」、パッケージの購入者に関する情報を示す「購入者情報」等のデータ項目が含まれていても良い。
<処理の詳細>
次に、本実施形態に係るクラウドシステムの処理の詳細について説明する。以降では、機器20のユーザが、ブラウザ210を用いて、クラウドサーバ10により提供されるアプリケーションの利用を開始する処理について、図11を参照しながら説明する。図11は、本実施形態に係るアプリケーションの利用開始処理の一例を示すシーケンス図である。
ブラウザ210は、アプリ一覧画面の表示操作を受け付ける(ステップS101)。ユーザは、例えば、アプリ一覧画面を表示するためのショートカットアイコン等を押下することで、アプリ一覧画面の表示操作を行うことができる。なお、複数のパッケージのうち、ユーザが所望のパッケージを選択した上で、選択したパッケージに含まれるアプリケーションの一覧を表示するためのアプリ一覧画面の表示操作を行っても良い。
ブラウザ210は、アプリ一覧画面の表示操作を受け付けると、アプリ一覧画面の表示要求をWebサービス部101に送信する(ステップS102)。アプリ一覧画面の表示要求には、ユーザが既に購入済のパッケージを示すパッケージIDが含まれる。なお、このパッケージIDは、例えば、上記のステップS101でユーザが押下したショートカットアイコン等に定義されているパッケージID又はユーザにより選択されたパッケージを示すパッケージIDである。
Webサービス部101は、アプリ一覧画面の表示要求を受信すると、アプリ一覧の取得要求をアプリ管理部102に送信する(ステップS103)。アプリ一覧の取得要求には、上記のパッケージIDが含まれる。
アプリ管理部102は、アプリ一覧の取得要求を受信すると、当該取得要求に含まれるパッケージIDに基づいて、このパッケージIDが示すパッケージに含まれるアプリケーションのアプリ名及びアプリIDの一覧(アプリ一覧)を取得する(ステップS104)。すなわち、アプリ管理部102は、パッケージ情報記憶部110を参照して、当該取得要求に含まれるパッケージIDのパッケージ情報のデータ項目「アプリIDリスト」に設定されているアプリIDを特定する。そして、アプリ管理部102は、アプリ情報記憶部120に記憶されているアプリ情報のうち、特定したアプリIDが示すアプリ情報のデータ項目「アプリ名」に設定されているアプリ名を取得する。これにより、当該パッケージに含まれるアプリケーションのアプリ名及びアプリIDの一覧であるアプリ一覧が取得される。
そして、アプリ管理部102は、アプリ情報記憶部120から取得したアプリ一覧をWebサービス部101に返信する。
Webサービス部101は、アプリ一覧がアプリ管理部102から返信されると、当該アプリ一覧に基づいて、アプリ一覧画面を生成する(ステップS105)。アプリ一覧画面とは、例えば、HTML(HyperText Markup Language)やCSS(Cascading Style Sheets)等により、ブラウザ210上に表示される画面が定義された情報である。
そして、Webサービス部101は、生成したアプリ一覧画面をブラウザ210に返信する。
ブラウザ210は、アプリ一覧画面がWebサービス部101から返信されると、例えば図12に示すアプリ一覧画面G100を表示する(ステップS106)。図12に示すアプリ一覧画面G100には、ストレージAパッケージに含まれるアプリケーションの一覧G110が含まれる。なお、アプリケーションの一覧G110は、上記のステップS105においてアプリ一覧に基づいて生成される。
ユーザは、アプリケーションの一覧G110の中から、自身が利用したいアプリケーションを選択する操作(アプリ選択操作)を行うことができる。以降では、アプリ選択操作がユーザにより行われたものとする。
ブラウザ210は、アプリ選択操作を受け付ける(ステップS107)。ブラウザ210は、アプリ選択操作を受け付けると、アプリ利用画面の表示要求をWebサービス部101に送信する(ステップS108)。アプリ利用画面の表示要求には、アプリ選択操作により選択されたアプリケーションを示すアプリIDと、ユーザが利用している機器20を示す機器IDとが含まれる。
Webサービス部101は、アプリ利用画面の表示要求を受信すると、アプリ情報の取得要求をアプリ管理部102に送信する(ステップS109)。アプリ情報の取得要求には、上記のアプリIDと、機器IDとが含まれる。
アプリ管理部102は、アプリ情報の取得要求を受信すると、当該取得要求に含まれるアプリIDに対応するサービスIDを特定する(ステップS110)。すなわち、アプリ管理部102は、パッケージ情報記憶部110を参照して、当該アプリIDがデータ項目「アプリIDリスト」に設定されているパッケージ情報を特定した上で、このパッケージ情報のデータ項目「サービスID」に設定されているサービスIDを特定する。
次に、アプリ管理部102は、アプリ利用可否の判定要求をライセンス管理部103に送信する(ステップS111)。アプリ利用可否の判定要求には、上記のステップS110で特定したサービスIDと、上記の機器IDとが含まれる。
ライセンス管理部103は、アプリ利用可否の判定要求を受信すると、アプリ利用可否を判定する(ステップS112)。そして、ライセンス管理部103は、判定結果をアプリ管理部102に返信する。
ライセンス管理部103によるアプリ利用可否の判定結果には、アプリケーションが利用可能であることを示す「利用可」と、アプリケーションが利用不可であることを示す「利用不可」とがある。また、判定結果「利用不可」は、アプリケーションが利用できない理由によって、「利用不可(ライセンス未適用)」と、「利用不可(ライセンス切れ)」と、「利用不可(未契約)」とに分類される。
ここで、上記のステップS112におけるアプリ利用可否の判定処理の詳細について、図13を参照しながら説明する。図13は、第一の実施形態に係るアプリ利用可否の判定処理の一例を示すフローチャートである。
ライセンス管理部103は、アプリ利用可否の判定要求に含まれるサービスIDがデータ項目「サービスID」に設定されたライセンス情報がライセンス情報記憶部150に1つ以上存在するか否かを判定する(ステップS201)。
ステップS201において、当該サービスIDがデータ項目「サービスID」に設定されたライセンス情報が存在しないと判定された場合、ライセンス管理部103は、「利用不可(未契約)」と判定する(ステップS202)。この場合、ユーザがパッケージを購入等していないためである。
一方で、ステップS201において、当該サービスIDがデータ項目「サービスID」に設定されたライセンス情報が1つ以上存在すると判定された場合、ライセンス管理部103は、当該ライセンス情報のうち、データ項目「状態」に「利用中」が設定されているライセンス情報が存在するか否かを判定する(ステップS203)。
ステップS203において、データ項目「状態」に「利用中」が設定されているライセンス情報が存在しないと判定された場合、ライセンス管理部103は、「利用不可(ライセンス切れ)」と判定する(ステップS204)。この場合、当該ライセンス情報のデータ項目「状態」に「終了」又は「解約済」が設定されているため、ユーザが一度パッケージを購入したものの、ライセンスの有効期間が経過した又は契約を解約したためである。
一方で、ステップS203において、データ項目「状態」に「利用中」が設定されているライセンス情報が存在すると判定された場合、ライセンス管理部103は、当該ライセンス情報のデータ項目「利用中の機器ID」に、アプリ利用可否の判定要求に含まれる機器IDが設定されているか否かを判定する(ステップS205)。
ステップS205において、当該ライセンス情報のデータ項目「利用中の機器ID」に当該機器IDが設定されていないと判定された場合、ライセンス管理部103は、「利用不可(ライセンス未適用)」と判定する(ステップS206)。この場合、ユーザがパッケージを購入しているものの、現在利用中の機器20にはライセンスが適用されていないためである。
一方で、ステップS205において、当該ライセンス情報のデータ項目「利用中の機器ID」に当該機器IDが設定されていると判定された場合、ライセンス管理部103は、「利用可」と判定する(ステップS207)。この場合、ユーザが購入したパッケージのライセンスが現在利用中の機器20に適用されているためである。
図11に戻る。アプリ利用可否の判定結果が「利用可」であった場合、以降のステップS112~ステップS115が実行される。アプリ利用可否の判定結果が「利用不可(ライセンス未適用)」であった場合、以降のステップS116~ステップS125が実行される。アプリ利用可否の判定結果が「利用不可(ライセンス切れ)」又は「利用不可(未契約)」であった場合、以降のステップS126~ステップS127が実行される。
≪アプリ利用可否の判定結果が「利用可」であった場合≫
アプリ管理部102は、「利用可」を示す判定結果がライセンス管理部103から返信された場合、アプリ情報及びアプリ設定情報を取得する(ステップS113)。すなわち、アプリ管理部102は、上記のステップS109で受信したアプリ情報の取得要求に含まれるアプリIDのアプリ情報をアプリ情報記憶部120から取得すると共に、このアプリ情報に対応するアプリ設定情報をアプリ設定情報記憶部130から取得する。これにより、アプリ一覧画面G100においてユーザにより選択されたアプリケーションのアプリ情報とアプリ設定情報とが取得される。
そして、アプリ管理部102は、取得したアプリ情報及びアプリ設定情報をWebサービス部101に返信する。
Webサービス部101は、アプリ情報及びアプリ設定情報がアプリ管理部102から返信されると、これらアプリ情報及びアプリ設定情報に基づいて、アプリ利用画面を生成する(ステップS114)。アプリ利用画面とは、例えば、HTMLやCSS等により、ブラウザ210上に表示される画面が定義された情報である。
そして、Webサービス部101は、生成したアプリ利用画面をブラウザ210に返信する。
ブラウザ210は、アプリ利用画面がWebサービス部101から返信されると、例えば図14に示すアプリ利用画面G210を表示する(ステップS115)。図14に示すアプリ利用画面G210は、アプリ名「Scan to ストレージA」のアプリケーションを利用するための画面である。なお、このアプリ名等は、上記のステップS114においてアプリ情報に基づいて生成される。
図14に示すアプリ利用画面G210には、例えば、スキャンにより生成された画像データの配信先(ストレージAにおける格納先)を選択するための選択欄G211が含まれる。また、図14に示すアプリ利用画面G210には、スキャンにおけるデフォルト設定値が表示されるデフォルト設定G212と、デフォルト設定値を変更するための読み取り設定ボタンG213とが含まれる。なお、デフォルト設定G212は、上記のステップS114においてアプリ設定情報に基づいて生成される。
更に、図14に示すアプリ利用画面G210には、画像データのファイル名を設定するためのファイル名設定ボタンG214と、アプリケーションの利用を開始するためのスタートボタンG215とが含まれる。
ここで、ユーザにより読み取り設定ボタンG213が押下された場合、ブラウザ210は、例えば図14に示す読み取り設定画面G220を表示する。図14に示す読み取り設定画面G220は、デフォルト設定値を変更するための画面であり、読み取り設定指定欄G221が含まれる。ユーザは、読み取り設定指定欄G221において、各種のスキャン設定(例えば、読み取りカラーモード、原稿面が両面か片面か、原稿セット方向、読み取り解像度、ファイル形式等)の設定値を変更することができる。
ユーザは、少なくとも選択欄G211から所望の配信先を選択した上で、スタートボタンG215を押下することで、アプリ名「Scan to ストレージA」のアプリケーションの利用を開始することができる。
≪アプリ利用可否の判定結果が「利用不可(ライセンス未適用)」であった場合≫
アプリ管理部102は、「利用不可(ライセンス未適用)」を示す判定結果がライセンス管理部103から返信された場合、利用可能台数及び利用中台数の取得要求をライセンス管理部103に送信する(ステップS116)。利用可能台数及び利用中台数の取得要求には、上記のステップS110で特定したサービスIDが含まれる。
ライセンス管理部103は、利用可能台数及び利用中台数の取得要求を受信すると、該当のパッケージに含まれるアプリケーションを利用可能な機器台数と、これらアプリケーションを利用中の機器台数とを取得する(ステップS117)。すなわち、ライセンス管理部103は、当該取得要求に含まれるサービスIDがデータ項目「サービスID」に設定されており、かつ、「利用中」がデータ項目「状態」に設定されているライセンス情報のデータ項目「利用可能な機器台数」に設定されている値(利用可能な機器台数)を取得する。また、ライセンス管理部103は、当該ライセンス情報のデータ項目「利用中の機器ID」に設定されている機器IDの数(利用中の機器台数)を算出する。
そして、ライセンス管理部103は、利用可能な機器台数と、利用中の機器台数とをアプリ管理部102に返信する。
アプリ管理部102は、利用可能な機器台数と、利用中の機器台数とがライセンス管理部103から返信されると、利用可能な機器台数と、利用中の機器台数とを比較判定する(ステップS118)。
利用可能な機器台数が利用中の機器台数よりも多い場合(すなわち、機器20に対してライセンスを新たに適用可能(割り当て可能)である場合)、以降のステップS119~ステップS123が実行される。一方で、利用可能な機器台数と利用中の機器台数とが等しい場合(すなわち、利用可能な機器台数が上限に達しているため、機器20に対してライセンスを新たに適用する(割り当てる)ことができない場合)、以降のステップS124~ステップS125が実行される。
上記のステップS118において、利用可能な機器台数が利用中の機器台数よりも多いと判定した場合、アプリ管理部102は、ライセンスの適用要求をライセンス管理部103に送信する(ステップS119)。ライセンスの適用要求には、上記のステップS110で特定したサービスIDと、ユーザが利用している機器20を示す機器IDとが含まれる。
ライセンス管理部103は、ライセンスの適用要求を受信すると、当該適用要求に含まれる機器IDが示す機器20に対してライセンスを適用する(ステップS120)。すなわち、ライセンス管理部103は、当該取得要求に含まれるサービスIDがデータ項目「サービスID」に設定されており、かつ、「利用中」がデータ項目「状態」に設定されているライセンス情報のデータ項目「利用可能な機器台数」に対して、当該機器IDを追加する。これにより、当該機器IDが示す機器20(ユーザが利用している機器20)に対してライセンスが適用される。なお、当該機器IDが追加されるライセンス情報は、上記のステップS117で利用可能な機器台数及び利用中の機器台数が取得されたライセンス情報と同一のライセンス情報である。
そして、ライセンス管理部103は、ライセンスの適用が完了したことを示す情報をアプリ管理部102に返信する。
アプリ管理部102は、上記のステップS113と同様に、アプリ情報及びアプリ設定情報を取得する(ステップS121)。そして、アプリ管理部102は、取得したアプリ情報及びアプリ設定情報をWebサービス部101に返信する。
Webサービス部101は、アプリ情報及びアプリ設定情報がアプリ管理部102から返信されると、上記のステップS114と同様に、これらアプリ情報及びアプリ設定情報に基づいて、アプリ利用画面を生成する(ステップS122)。そして、Webサービス部101は、生成したアプリ利用画面をブラウザ210に返信する。
ブラウザ210は、アプリ利用画面がWebサービス部101から返信されると、上記のステップS115と同様に、例えば図14に示すアプリ利用画面G210を表示する(ステップS123)。これにより、新たにライセンスが適用された機器20のユーザは、アプリケーションの利用を開始することができるようになる。
上記のステップS118において、利用可能な機器台数と利用中の機器台数とが等しいと判定した場合、アプリ管理部102は、ライセンス適用不可を示す情報をWebサービス部101に返信する。Webサービス部101は、ライセンス適用不可を示す情報がアプリ管理部102から返信されると、ライセンスを適用できないことを示すエラー画面を生成する(ステップS124)。そして、Webサービス部101は、生成したエラー画面をブラウザ210に返信する。
ブラウザ210は、エラー画面がWebサービス部101から返信されると、例えば図15に示すエラー画面G300を表示する(ステップS125)。図15に示すエラー画面G300は、利用可能な機器台数が上限に達したため、ライセンスを新たに適用することができず、アプリケーションが利用できないことを示すメッセージが表示されている。これにより、ユーザは、ライセンスが適用できないため、アプリケーションが利用できないことを知ることができる。
≪アプリ利用可否の判定結果が「利用不可(ライセンス切れ)」又は「利用不可(未契約)」であった場合≫
アプリ管理部102は、「利用不可(ライセンス切れ)」又は「利用不可(未契約)」がライセンス管理部103から返信された場合、ライセンス切れ又は未契約を示す情報をWebサービス部101に返信する。Webサービス部101は、ライセンス切れ又は未契約を示す情報がアプリ管理部102から返信されると、返信された情報に応じて、ライセンス切れであることを示すエラー画面又は未契約であることを示すエラー画面を生成する(ステップS126)。そして、Webサービス部101は、生成したエラー画面をブラウザ210に返信する。
ブラウザ210は、エラー画面がWebサービス部101から返信されると、返信されたエラー画面に応じて、ライセンス切れであることを示すエラー画面又は未契約であることを示すエラー画面を表示する(ステップS127)。これにより、ユーザは、ライセンスが切れているため又は未契約であるため、アプリケーションを利用できないことを知ることができる。
以上のように、本実施形態に係るクラウドシステム1では、ユーザが利用する機器20にライセンスが適用されていない場合であっても、ライセンスを新たに適用可能である場合には、当該機器20に対して動的にライセンスを適用する。
また、本実施形態に係るクラウドシステム1では、クラウドサーバ10が管理するライセンス情報に対して機器IDを追加することで、当該機器IDの機器20に対してライセンスを適用することができる。
これにより、ユーザは、自身が利用する機器20に対して、ライセンスのインストール作業やライセンスの適用作業等を行うことなく、ライセンスを容易に適用することができるようになる。
[第二の実施形態]
次に、第二の実施形態について説明する。第二の実施形態では、ライセンスを新たに適用可能である場合に、当該ライセンスを適用する機器20のユーザが所定の権限を有するユーザである場合に限り、ライセンスを新たに適用する場合について説明する。これにより、例えば、管理者権限を有するユーザに対してはライセンスの新たな適用を許可する一方で、一般権限のみを有するユーザに対してはライセンスの新たな適用を許可しない等といった制限を行うことができる。
なお、第二の実施形態では、主に、第一の実施形態との相違点について説明し、第一の実施形態と同一の構成要素については、適宜、その説明を省略する。
<機能構成>
まず、本実施形態に係るクラウドシステム1の機能構成について、図16を参照しながら説明する。図16は、本実施形態に係るクラウドシステム1の機能構成の一例を示す図である。なお、機器20の機能構成は、第一の実施形態と同様であるため、その説明を省略する。
≪クラウドサーバ10≫
図16に示すように、本実施形態に係るクラウドサーバ10は、更に、認証部104を有する。認証部104は、クラウドサーバ10にインストールされた1以上のプログラムが、CPU306に実行させる処理により実現される。
また、本実施形態に係るクラウドサーバ10は、更に、権限情報記憶部160を有する。権限情報記憶部160は、例えば補助記憶装置308を用いて実現可能である。なお、権限情報記憶部160は、クラウドサーバ10とネットワークNを介して接続される記憶装置等を用いて実現されていても良い。
認証部104は、機器20を利用しているユーザの認証を行う。また、認証部104は、権限情報記憶部160を参照して、当該ユーザの権限の確認を行う。
権限情報記憶部160には、ユーザの権限を示す権限情報が記憶されている。ここで、権限情報記憶部160に記憶されている権限情報について、図17を参照しながら説明する。図17は、権限情報の一例を示す図である。
図17に示すように、権限情報記憶部160に記憶されている権限情報には、データ項目として、「ユーザID」と、「権限」とが含まれる。
「ユーザID」は、ユーザを識別する識別情報である。「権限」は、ユーザが有する権限である。権限としては、例えば、一般権限と、一般権限よりも高い権限である管理者権限とがある。なお、権限としては、これらの他に、例えば、特定の操作を行うことができる特別な権限(例えば、開発者権限等)、種々の権限があっても良い。
<処理の詳細>
次に、本実施形態に係るクラウドシステムの処理の詳細について説明する。以降では、機器20のユーザが、ブラウザ210を用いて、クラウドサーバ10により提供されるアプリケーションの利用を開始する処理について、図18を参照しながら説明する。図18は、本実施形態に係るアプリケーションの利用開始処理の一例を示すシーケンス図である。なお、図18のステップS101~ステップ127は、図11と同様であるため、その説明を省略する。
ステップS118において、利用可能な機器台数が利用中の機器台数よりも多いと判定した場合、アプリ管理部102は、権限確認要求をWebサービス部101に送信する(
ステップS301)。
Webサービス部101は、権限確認要求を受信すると、ユーザ認証を行うための認証画面を生成する(ステップS302)。そして、Webサービス部101は、生成した認証画面をブラウザ210に送信する(ステップS303)。
ブラウザ210は、認証画面をWebサービス部101から受信すると、当該認証画面を表示する(ステップS304)。ユーザは、ブラウザ210により表示された認証画面において、認証情報(例えばユーザIDとパスワードとの組)を入力して、認証操作を行うことができる。
ブラウザ210は、ユーザによる認証操作を受け付ける(ステップS305)。ブラウザ210は、ユーザによる認証操作を受け付けると、認証要求をWebサービス部101に送信する(ステップS306)。認証要求には、ユーザにより入力された認証情報が含まれる。
Webサービス部101は、認証要求をブラウザ210から受信すると、当該認証要求をアプリ管理部102に送信する(ステップS307)。次に、アプリ管理部102は、認証要求をWebサービス部101から受信すると、当該認証要求を認証部104に送信する(ステップS308)。
認証部104は、認証要求をアプリ管理部102から受信すると、ユーザ認証及び権限の確認を行う(ステップS309)。すなわち、まず、認証部104は、当該認証要求に含まれる認証情報が正当なものであるか否かを検証する。次に、認証部104は、当該認証情報が正当なものであると検証された場合、権限情報記憶部160を参照して、当該認証情報に含まれるユーザIDに対応付けられている権限を確認する。これにより、ユーザ認証と、権限の確認とが行われる。
そして、認証部104は、認証結果をアプリ管理部102に返信する。認証結果には、ユーザ認証に成功したか否かを示す情報(「認証成功」又は「認証失敗」)が含まれる。また、ユーザ認証に成功した場合、認証結果には、更に、確認された権限(「管理者権限」又は「一般権限」)が含まれる。
認証結果が「認証成功」かつ「管理者権限」であった場合、ステップS119~ステップS123が実行される。この場合、機器20に対して新たにライセンスが適用された上で、当該機器20のユーザは、アプリケーションの利用を開始することができるようになる。
一方で、認証結果が「認証失敗」、又は、認証結果が「認証成功」かつ「一般権限」であった場合、アプリ管理部102は、認証結果に応じて、認証失敗又は権限なしを示す情報をWebサービス部101に返信する。Webサービス部101は、認証失敗又は権限なしを示す情報が返信されると、返信された情報に応じて、認証失敗を示すエラー画面又は権限なしを示すエラー画面を生成する(ステップS308)。そして、Webサービス部101は、認証失敗を示すエラー画面又は権限なしを示すエラー画面をブラウザ210に返信する。
ブラウザ210は、エラー画面がWebサービス部101から返信されると、返信されたエラー画面に応じて、認証失敗を示すエラー画面又は権限なしを示すエラー画面を表示する(ステップS309)。これにより、ユーザは、認証に失敗したため又は(認証には成功したものの)権限がないため、アプリケーションを利用できないことを知ることができる。
以上のように、本実施形態に係るクラウドシステム1では、機器20に対して、ライセンスを新たに適用する場合に、当該機器20を利用しているユーザの権限を確認した上で、所定の権限である場合に限り、ライセンスを適用する。これにより、例えば、所定の権限を有するユーザが機器20を利用している場合にのみ、ライセンスの適用を行うことができるようになる。したがって、例えば、機器20を管理する管理者の意に反して、機器20にライセンスが適用されてしまうような事態を防止することができる。
本発明は、具体的に開示された上記の実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲から逸脱することなく、種々の変形や変更が可能である。
1 クラウドシステム
10 クラウドサーバ
20 機器
101 Webサービス部
102 アプリ管理部
103 ライセンス管理部
110 パッケージ情報記憶部
120 アプリ情報記憶部
130 アプリ設定情報記憶部
140 サービス情報記憶部
150 ライセンス情報記憶部
N ネットワーク
特開2015-95051号公報

Claims (7)

  1. 1以上の機器とネットワークを介して接続され、該機器に対してアプリケーションを提供する情報処理システムであって、
    前記機器からの要求に応じて、該要求元の機器が前記アプリケーションを利用可能か否か判定する第1の判定手段と、
    前記第1の判定手段により前記要求元の機器が前記アプリケーションを利用可能でないと判定された場合、前記アプリケーションを利用している機器の数が、前記アプリケーションを利用可能な機器の上限数に達しているか否か判定する第2の判定手段と、
    前記第2の判定手段により前記アプリケーションを利用している機器の数が前記上限数に達していないと判定された場合、前記要求元の機器に前記アプリケーションの利用を許可する許可手段と、
    前記第2の判定手段により前記アプリケーションを利用している機器の数が前記上限数に達していないと判定された場合、前記要求元の機器のユーザ認証と権限の確認とを行う認証手段を有し、
    前記許可手段は、
    前記認証手段によるユーザ認証に成功し、かつ、前記確認された権限が所定の権限である場合、前記要求元の機器に前記アプリケーションの利用を許可する、
    とを特徴とする情報処理システム。
  2. 前記第1の判定手段は、
    記アプリケーションを利用するためのライセンスが前記要求元の機器に適用されているか否か判定し、
    前記第2の判定手段は、
    前記第1の判定手段により前記ライセンスが前記要求元の機器に適用されていないと判定された場合、前記アプリケーションを利用している機器の数が、前記上限数に達しているか否か判定し、
    前記許可手段は、
    前記第2の判定手段により前記アプリケーションを利用している機器の数が前記上限数に達していないと判定された場合、前記要求元の機器に前記ライセンスを適用する、ことを特徴とする請求項1に記載の情報処理システム。
  3. 1以上のアプリケーションが含まれるパッケージ毎に、該パッケージに含まれるアプリケーションを利用するためのライセンスが適用された機器の機器識別情報が含まれるライセンス情報を記憶するライセンス情報記憶部を有し、
    前記許可手段は、
    前記第2の判定手段により前記アプリケーションを利用している機器の数が前記上限数に達していないと判定された場合、前記ライセンス情報記憶部に記憶されている前記ライセンス情報に対して、前記要求元の機器の機器識別情報を追加することで、前記ライセンスを適用する、ことを特徴とする請求項2に記載の情報処理システム。
  4. 前記第2の判定手段により前記アプリケーションを利用している機器の数が前記上限数に達していると判定された場合、前記要求元の機器に対して、前記アプリケーションが利用できないことを示すエラー画面を表示させる表示手段を有する、ことを特徴とする請求項2乃至3の何れか一項に記載の情報処理システム。
  5. 前記機器は、少なくともスキャン機能又はプリント機能のいずれかを有する画像形成装置であり、
    前記アプリケーションは、前記スキャン機能により生成された画像データを外部ストレージサービスに格納するアプリケーション又は外部ストレージサービスからダウンロードした電子データを前記プリント機能により印刷するアプリケーションである、ことを特徴とする請求項1乃至4の何れか一項に記載の情報処理システム。
  6. 1以上の機器とネットワークを介して接続され、該機器に対してアプリケーションを提供する情報処理装置であって、
    前記機器からの要求に応じて、該要求元の機器が前記アプリケーションを利用可能か否か判定する第1の判定手段と、
    前記第1の判定手段により前記要求元の機器が前記アプリケーションを利用可能でないと判定された場合、前記アプリケーションを利用している機器の数が、前記アプリケーションを利用可能な機器の上限数に達しているか否か判定する第2の判定手段と、
    前記第2の判定手段により前記アプリケーションを利用している機器の数が前記上限数に達していないと判定された場合、前記要求元の機器に前記アプリケーションの利用を許可する許可手段と、
    前記第2の判定手段により前記アプリケーションを利用している機器の数が前記上限数に達していないと判定された場合、前記要求元の機器のユーザ認証と権限の確認とを行う認証手段を有し、
    前記許可手段は、
    前記認証手段によるユーザ認証に成功し、かつ、前記確認された権限が所定の権限である場合、前記要求元の機器に前記アプリケーションの利用を許可する、
    とを特徴とする情報処理装置。
  7. 1以上の機器とネットワークを介して接続され、該機器に対してアプリケーションを提供する情報処理システムに用いられる情報処理方法であって、
    前記機器からの要求に応じて、該要求元の機器が前記アプリケーションを利用可能か否か判定する第1の判定手順と、
    前記第1の判定手順により前記要求元の機器が前記アプリケーションを利用可能でないと判定された場合、前記アプリケーションを利用している機器の数が、前記アプリケーションを利用可能な機器の上限数に達しているか否か判定する第2の判定手順と、
    前記第2の判定手順により前記アプリケーションを利用している機器の数が前記上限数に達していないと判定された場合、前記要求元の機器に前記アプリケーションの利用を許可する許可手順と、
    前記第2の判定手順により前記アプリケーションを利用している機器の数が前記上限数に達していないと判定された場合、前記要求元の機器のユーザ認証と権限の確認とを行う認証手順を有し、
    前記許可手順は、
    前記認証手順によるユーザ認証に成功し、かつ、前記確認された権限が所定の権限である場合、前記要求元の機器に前記アプリケーションの利用を許可する、
    とを特徴とする情報処理方法。
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