JP7205040B2 - 足被覆具 - Google Patents
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Description
すなわち、本発明に係る足被覆具は、爪先と踵を含む足底とを少なくとも被覆する足被覆具であって、前記足被覆具は、伸縮性生地で構成された、足底部、側辺部、踵部および前記爪先を覆う爪先部で形成され、足を出し入れするための開口部を、前記足底部に対して上下反対側に設け、前記爪先部は、爪先側が開口しているとともに、少なくとも第1足指(親指)を他の足指から分離して保持する第1足指保持部と、前記第1足指と第2足指との間に位置する前記伸縮性生地よりも硬い指しきり部とを備え、前記指しきり部は、足甲から爪先へ向けて幅が広くなる略三角柱の形状を備え、前記指しきり部は、非着用時の平面視において、前記指しきり部の爪先側の幅である略三角形の底辺の長さは前記第1足指保持部の幅に対して50%以上であることを特徴とする。
以下、本発明の第1の実施の形態に係る足被覆具100を、図面に基づき詳しく説明する。なお、足被覆具の構造には様々なものがあり、本発明は特定の構造に限定されるものではなく、後述する特徴を備えたものであれば、どのような足被覆具の構造であっても、足被覆具を形成する生地の種類、生地の型紙およびその生地の接合方法がどのようなものであっても基本的には構わない。そのため、以下に示す足被覆具の構造自体は単なる例示でしかない。特に、本発明に係る足被覆具は、足の少なくとも一部を被覆する足被覆具であればよく、ソックス(靴下)、ソックスカバー、インナーソックス、ヌードソックス、カバーソックス等も含む点については、上述した通りである。
は左右対称の形状を備える。なお、図示しているのはこの足被覆具100の右足用である。
この足被覆具100は、爪先部102A、足底部104、側辺部102Bおよび踵部102Cで形成されている。上述したように、足被覆具100は、爪先部102A、側辺部102Bおよび踵部102Cを形成する生地(この生地を生地102と記載する場合がある)および足底部104を形成する生地の2つの生地が縫合されたり接着されたりして接合されている。より詳しくは、爪先部102A、側辺部102Bおよび踵部102Cを形成する生地102は(隠れて見えないために)図示しない1ヶ所の縦方向の接合線により接合されるとともに、この生地102と足底部104を形成する生地とが足底外周に沿った(限定されるものではないがここでは接合テープ104Aを用いた)接合線により、それぞれ接合されている。
(肌側)と外側(靴側)とに跨がって伸縮性細幅生地114Aを設けることも好ましい。
また、この足被覆具100は、第5足指(小指)を他の足指から分離して保持する第3足指保持部126と、その他の足指(人差し指、中指、薬指の3指)をまとめて保持する第2足指保持部124との間にも、小指しきり部134を備える。この小指しきり部134の幅は指しきり部132の幅W(2)よりも小さく、たとえば、爪先側開口部のこの小指しきり部134の位置で生地102を縫合するだけでも構わない。
付け根の関節(第一MTP関節)が突出して、靴を履いた場合に突出した部分が靴にこすれて疼痛を生じる。このような外反母趾の初期病態においては、本発明の第1の実施の形態に係る足被覆具100が備える指しきり部132により第1足指(親指)と第2足指(人差し指)との間を確実かつ十分に広げることができるので、外側(小指)の方に曲がった(または曲がる傾向がある)親指を反対側に反らせることができるために、外反母趾の病態が進行して手術等をしなければならない事態を回避することができる。このようにして、(結果的に)本発明の第1の実施の形態に係る足被覆具100によると、外反母趾を予防することができる。
次に、本発明の第2の実施の形態に係る足被覆具200を、図面に基づき詳しく説明する。なお、この足被覆具200は、上述した第1の実施の形態に係る足被覆具100の構成に加えて、緊締部材210および弾性部材220を備える点のみが異なる。それ以外の構造であって第1の実施の形態と同じ構造については第1の実施の形態と同じ符号を付している。それらについての説明は、上述した説明と重複するために、ここでは繰り返して説明しない。
ここで、弾性部材220の位置は、足被覆具200においては着用者の足Fにおける踵に対応する位置であるがこの位置に限定されるものではなく、たとえば、着用者の足Fにおける土踏まずに対応する位置であっても構わない。特に、この足被覆具200により後述する外反母趾を予防するという観点では、弾性部材220の位置は足指の付け根に十分に作用するように設けることが好ましい。
接側に、肌側に膨らんだ弾性部材220をさらに備え、足裏側から足甲側までに至る足の横断面を一周するように(この足被覆具200を構成する)伸縮性生地よりも伸びにくい緊締部材210を(開口部を横断するようにまたは開口部を横断することなく)さらに備えるために、緊締部材210により弾性部材220が足裏に強く圧接されて、弾性部材220が足裏を刺激して足を十分にリラックスさせることができる。
なお、今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
102 生地
102A 爪先部
102B 側辺部
102C 踵部
104 足底部
114A、114B 伸縮性細幅生地
122 第1足指保持部
132 指しきり部
F 足
Claims (2)
- 爪先と踵を含む足底とを少なくとも被覆する足被覆具であって、
前記足被覆具は、伸縮性生地で構成された、足底部、側辺部、踵部および前記爪先を覆う爪先部で形成され、
足を出し入れするための開口部を、前記足底部に対して上下反対側に設け、
前記爪先部は、爪先側が開口しているとともに、第1足指(親指)を他の足指から分離して保持する第1足指保持部と、第2足指を保持する第2足指保持部と、前記第1足指と前記第2足指との間に位置する前記伸縮性生地よりも硬い指しきり部とを備え、
前記指しきり部は、足甲から爪先へ向けて幅が広くなる略三角柱の形状を備えた前記伸縮性生地よりも硬い素材が、前記側辺部と前記踵部と前記爪先部とを形成する伸縮性生地に覆われており、
前記開口部から前記爪先を挿入して爪先と踵と足底とを前記伸縮性生地で覆って前記足被覆具を着用する際に、前記第1足指を前記第1足指保持部へ挿入する程度、および/または、前記第2足指を前記第2足指保持部に挿入する程度を、着用者が調整することにより、前記第1足指と前記第2足指との間を広げる程度を調整することができることを特徴とする足被覆具。 - 前記足底部は、前記足底部の肌当接側に、肌側に膨らんだ弾性部材を備え、
前記足被覆具は、足裏側から足甲側までに至る足の横断面を一周するように前記伸縮性生地よりも伸びにくい緊締部材をさらに備えることを特徴とする、請求項1に記載の足被覆具。
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JP2018212817A JP7205040B2 (ja) | 2018-11-13 | 2018-11-13 | 足被覆具 |
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ID=70802120
Family Applications (1)
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2018
- 2018-11-13 JP JP2018212817A patent/JP7205040B2/ja active Active
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