JP6537586B2 - 外反母趾矯正用サポータ - Google Patents

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Description

本発明は、外反の角度、第1足指(第1趾)のサイズ等の個体差に対応可能で、繰り返し使用可能な外反母趾矯正用サポータに関する。
外反母趾とは、足の親指(母趾又は第1趾)が、指の付け根の関節(中足趾節間関節)の部分で、外側へ曲がった(外反)した状態をいい、親指の付け根のもとにある骨(第1中足骨)は反対側に曲がり(内反)、親指に連なる骨全体が「く」の字のようになっている状態をいう。このような状態になると、重心が正しい位置(第1中足骨と第2中足骨の間)に落ちず、放置すれば膝に負担がかかり、膝関節の疼痛を引き起こすと考えられている。
また、変形が著しくなると、母趾の付け根の関節が突出し、突出部が炎症を起こしてバニオン(滑液包炎)をきたすこともある。
このような外反母趾を予防矯正する装具として、第1趾(親指)と第2趾(人差し指)との間に入れて、第1趾と第2趾との間を拡開する矯正具があるが、外反母趾に起因する重心のアンバランスを矯正するためには、母趾の変形防止、矯正だけでは不十分である。すなわち、第5趾が薬指側(第4趾)に曲がり、他の指が縮まって上に押し上げられる、いわゆる浮指や偏平足を併発している場合、足裏の横足弓、縦足弓が再生されるようにする必要がある。
このように、第1趾と第2趾間の拡開、足裏の横足弓、縦足弓と総合的に矯正する保存的治療としては、医療用粘着テープで、適正位置に引張って保持するテーピングがある。適切な位置にテーピングするには熟練を要するため、通常、整骨院やフットケアサロンなどで、専門家により施術され、施術後、数日間装着したままで過ごすことになる。しかしながら、数日間装着したままにしておくと、テーピングの粘着剤などが原因で、蒸れたり、痒くなったりする。また、頻繁な施術は、患者にとって、費用負担が大きい。
このような理由から、施術者によらず、自己で容易に装着することができ、且つテーピングと同等以上の効果を得ることができる外反母趾矯正用サポータ、外反母趾用装具、外反母趾矯正用靴下などの要求が高く、かかる要求に応える装具、サポータ、靴下などが種々提案されている。
例えば、特開平11−76283号公報には、母趾に対して内反方向へ向く外力を加え、第1中足骨に対し外反方向に向く外力を加え、同時に母趾と第1中足骨にひねりを矯正する外力を加えることのできる外反母趾矯正用サポータとして、第1中足指関節部全体を覆う幅と足底及び足甲の周囲を巻いて装着する長さをもつ関節部装着ベルトと、母趾の周囲に装着される母趾装着部と、母趾装着部の第2趾側と関節部装着ベルトの第1趾側を斜めにつないで装着し、両者の間に引っ張り力を作用させる連結ベルトとを備えたサポータが提案されている。サポータ素材としては、ネオプレンゴムを張った素材、ウレタン樹脂発泡体などが用いられる。
また、特開平11−76283号公報に提案されているサポータは、比較的厚肉でサポータを着用した状態で靴を履くことが困難であるとして、装用したまま靴を履くことができる外反母趾用装具として、特開2003-290263号公報に、帯状の素材布を360°捻じってその両端部を連結することで、母趾を保持する小径筒部と、母趾の付け根付近の踏付部を保持する大径筒部とを有する外反母趾用装具が提案されている。ここで提案されている外反母趾用装具は、素材布の両端部を面ファスナー等の連結具で長さ調節可能に連結することで、足の大きさや外反母趾の程度に合わせて装用者自身が患部の保持強度を調節することができるとしている。
また、特開2008−161344号公報では、矯正したい骨ではない他の足の骨への影響を弱め、バランスよく外反母趾及び内反小指の矯正を行うことができる靴下として、第1中足骨骨頭部、第5中足骨骨頭部、リスフラン関節部(第1第1中足骨基底部と第5中足骨基底部)までを覆う部位にゴムを織り込んだ靴下が提案されている。かかる靴下は、指部については、親指部、小指部、残りの3本指部(人差し指、中指、薬指)に分割したもので、親指と小指の広がりを補助している。
また、特開2013−230316号公報では、母趾と第2指の間を拡開する圧迫部材を外反母趾矯正用具と一体成形後、圧迫部材を囲むように縫い付けて母趾を収納する部分とその他の指を収納する部分に分割するように編成した外反母趾矯正用靴下が提案されている。
特開平11−76283号公報 特開2003-290263号公報 特開2008−161344号公報 特開2013−230316号公報
上記で提案されている外反母趾矯正用サポータ、靴下は、第1趾を収納するための収納部又は筒部を形成したり、母趾と第2指との間を拡開するための圧迫部材を別途設けたりしていることから、製造工程が複雑になり、製造コストの増大の原因となっている。
また、収納部、筒部は、母趾にフィットするものでないと矯正効果が不十分となるため、各種サイズを取りそろえる必要があり、このことが、さらなる製造コストの増大の原因となっている。
また、締め付け効果や引張り力は、患部にフィットすることで発揮されるため、ゴムや編布などの伸縮性素材で形成されている場合、足のサイズに合ったサポータや靴下であるにもかかわらず、使用者によっては、サポート効果が不十分と感じられる場合がある。
このように、足や患部にフィットする形状を有するサポータや靴下は、テーピングと比べて、装着が容易で、熟練した技術がなくても装着できるというメリットはあるものの、十分な矯正効果を得るためには、使用者の患部(母趾、横足弓)にフィットする必要がある。しかしながら、患部の形状、サイズは、個体差が大きいため、予め平均的サイズに基づいて作成されたサポータや靴下では、フィットが十分とはいえない場合がある。
伸縮素材を用いることで、このようなサイズ、形状の個体差に対応しているが、伸縮素材は、患部に対して伸縮するため、結局、締め付け力が不十分、すなわち矯正効果が不十分となる。
本発明は、以上のような事情に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、母趾の変形のみならず、いわゆる横アーチもサポートできる外反母趾用矯正用サポータであって、伸縮性が乏しい素材で形成され、且つテーピングのような熟練を要さずに、個体差に対応でき、且つ製造コストの増大を招来しない外反母趾矯正用サポータを提供することにある。
本発明の外反母趾矯正用サポータは、第1趾から第5趾の各中足骨の足裏側に当接する綿製平織布で構成された足裏用基布を備え、該足裏用基布の片面に、略三角形を形成するようにゴム製紐条体が取り付けられていて、前記三角形の3辺は、前記足裏用基布と前記ゴム製紐条体とで形成される空間が、第1趾が挿入される第1挿入部、第2趾から第5趾が挿入される第2挿入部、及び中足骨部分が挿入される第3挿入部となるように形成されていて、前記足裏用基布の第1挿入部を形成する前記ゴム製紐条体と第2挿入部を形成する前記ゴム製紐条体との合致点から、綿製平織布で構成された2本の帯状体が延設されていて、前記2本の帯状体は、前記合致点において、50〜70度の角度をなすように前記足裏用基布に取り付けられていて、前記各帯状体の長さは、第1趾を周回し、前記第3挿入部に挿入された中足骨部分を周回し、且つ2本の帯状体を連結できる連結部分を有する長さである。
前記連結部分は、2本の帯状体を結ぶことができる長さであることが好ましい。
また、前記2本の帯状体は、それぞれ前記足裏用基布の取付け部分の幅w1から中途部の幅w2にかけて広くなり、先端部の幅w3にかけて狭くなっていることが好ましく、より好ましくは、前記帯状体の幅w1は、第1趾の第1基節骨の長さ程度であり、幅w2は、第1中足骨の長さ程度である。
第2挿入部に取り付けられた帯状体は、2つ折りした状態で取付けられていることが好ましい。
また、前記足裏用基布と前記ゴム製紐条体との取付け、及び前記足裏用基布と前記帯状体との取付けは、縫製により行われていることが好ましい。
本発明の外反母趾矯正用サポータは、予め装着部が形成されたものでないことから、個体差にかかわらず適用することができ、しかも伸縮性に乏しい綿製の平織布を用いているので、締め付け状態を効果的に保持することができ、使用者が締め付け状態を調節することができる。さらに洗濯により繰り返し使用できるので、使用者にとっても経済的である。
本発明の外反母趾矯正用帯状体の第1実施形態の構成を示す図である。 本発明第1実施形態の外反母趾矯正用帯状体の足裏用基布の表側の構成を示す図である。 本発明第1実施形態の外反母趾矯正用帯状体の使用方法を説明するための図である。 本発明第1実施形態の外反母趾矯正用帯状体の使用方法を説明するための図である。 本発明第1実施形態の外反母趾矯正用帯状体の使用方法を説明するための図である。 本発明第1実施形態の外反母趾矯正用帯状体の使用方法を説明するための図である。 本発明第1実施形態の外反母趾矯正用帯状体の使用方法を説明するための図である。 本発明第1実施形態の外反母趾矯正用帯状体の使用方法を説明するための図である。 本発明第1実施形態の外反母趾矯正用帯状体の使用方法を説明するための図である。 本発明第1実施形態の外反母趾矯正用帯状体の使用方法を説明するための図である。 本発明第1実施形態の外反母趾矯正用帯状体の使用方法を説明するための図である。 本発明第1実施形態の外反母趾矯正用帯状体の使用方法を説明するための図である。
本発明の外反母趾矯正用帯状体の第1実施形態について、図1及び図2に基づいて説明する。
図1に示す外反母趾矯正用帯状体は、第1趾から第5趾の各中足骨の足裏側に当接する足裏用基布1と、該足裏用基布1に取り付けられた2本の帯状体4,5とを備えている。
足裏用基布1及び2本の帯状体4,5は、木綿の平織の布、例えば日本手ぬぐいで構成されている。
綿布で構成することにより、汗を吸収することができて夏季でも蒸れることを防止でき、洗濯することにより何度も繰り返して使用することができる。
足裏用基布1は、図2に示すように、足裏の第1趾〜第5趾の付け根部分から中足骨に対応する部分に当接できるような形状をしている。そして、足裏用基布1の足裏当接側の面(表面)には、略三角形を形成するようにゴム製紐条体が取り付けられている。
前記三角形の3辺は、前記足裏用基布1と前記ゴム製紐条体とで形成される空間が、第1趾が挿入される第1挿入部3A、第2趾から第5趾の4本の足指が挿入される第2挿入部3B、及び中足骨部分が挿入される第3挿入部3Cとなるように形成されている。
2本の帯状体4,5は、前記足裏用基布1の第1挿入部3Aを形成する前記ゴム製紐条体2aと第2挿入部3Bを形成する前記ゴム製紐条体2bとの合致点から延設するように取り付けられている。以下、第1挿入部3A側に取り付けられている帯状体を第1帯状体4、第2挿入部3B側に取り付けられている帯状体を第2帯状体5という。
第1帯状体4と第2帯状体5とは、前記合致点における角度αが、50〜70°、好ましくは55〜65°となるように、前記足裏用基布1に縫製により取り付けられている。かかる角度を形成するように取り付けられる2本の帯状体4,5は、特に限定しないが、第1帯状体4は第2挿入部3Bを形成する第2ゴム紐2bの延長状に延びるように取り付けられ、第2帯状体5は第1挿入部3Aを形成する第1ゴム紐2aの延長状に延びるように取り付けられていることが好ましい。このような角度を形成するように取り付けることで、第1帯状体4、第2帯状体5それぞれの第1趾の巻回作業が容易になる。
第2帯状体5は、幅方向の真ん中で2つ折りした状態で、足裏用基布1に取り付けられている。2つ折り(谷折り)のわ(谷底部)の部分の方向は特に限定しないが、わが第2帯状体5の側となることが好ましい。第2帯状体5は、使用時に、最初に第1趾と第2趾との間を通す必要があることから、谷折りした状態により、綿布からなる帯状体に剛性(いわゆる腰)を付与することができ、さらに第1趾と第2趾間に挿通しやすくなる。
第1帯状体4、第2帯状体5は、いずれも第1趾を周回し且つ前記第3挿入部3Cに挿入された中足骨部分を周回できる長さに、さらに第1帯状体4と第2帯状体5と連結する連結部分が加わった長さを有している。好ましくは、第1趾を周回し、前記第3挿入部3Cに挿入された中足骨部分を周回した後、2本の帯状体を結ぶことができる長さである。
具体的には、長さ70〜100cm程度、好ましくは75〜95cm程度、より好ましくは80〜90cm程度である。長くても結び目、結び方、連結方法で調節することができる。
第1帯状体4及び第2帯状体5は、それぞれ、使用状態において、親指(第1趾)を周回することになる取付け部分の幅w1、中足骨部分を周回することになる中途部分の幅w2、結び目を形成することになる連結部の先端部分の幅w3として、取付け部分(幅w1)から中途部分(幅w2)にかけて幅広となり、先端部分(幅w3)にかけて幅狭となるように形成されている。
具体的には、幅w1は、第1趾の周回に使用される部分であることから、第1趾の第1基節骨の長さに相当することが好ましく、2.7〜3.3cm、好ましくは約3cm程度である。幅w2は、中足骨部分の足裏から足甲部を周回する部分であることから、中足骨の長さに相当するサイズであることが好ましく、具体的には、4.5〜5.5cm、好ましくは約5cm程度である。先端部の幅w3は特に限定しないが、2.7〜3.3cm、好ましくは約3cm程度である。先端部は、2本の帯状体を結ぶ部分であることから、太すぎると結びにくくなり、細すぎると強度が不足することになる。
次に、上記構成を有する外反母趾矯正用サポータの使用方法について、図3〜図12に基づいて説明する。図3〜図12は、右足用の外反母趾矯正用サポータを用いた場合を示している。
足裏用基布1を中足骨部分の足裏にあて、第3挿入部3Cに足を挿入して、第3ゴム紐2cが足甲部にあたるように挿入するとともに、第1挿入部3Aに第1趾、第2挿入部3Bに第2趾〜第5趾(4本の足指)を挿入する(図3参照)。
第2帯状体5を、第1趾と第2趾との間に通し、さらに第1趾を周回するように巻回する(図4参照)。第1趾を周回した第2帯状体5を足裏の中足骨に沿って当接させ、小指側(第5趾)に引っ張る(図5参照)。続けて、第2帯状体5で足甲部を覆うようにして中足骨部分を周回させるとともに、第1帯状体4で第1趾を巻回する(図6参照)。かかる状態において、第1中足骨頭と第1基節骨の関節部分(母趾付け根部分)が、第2帯状体5により締め付けられた状態となっている。第2帯状体5でさらに足甲部を覆いながら親指側に引張り、第1趾を周回させた第1帯状体4と交差させる(図7、図8参照)。
交差後、第1帯状体4を、足裏の親指側から足甲部に巻回し(図9参照)、更に足裏に回して、小指側から引っ張ることで、第1帯状体4により中足骨部分を周回する(図10)。こうして、小指側から第1帯状体4、親指側から第2帯状体5を引っ張り、中足骨を締め付け、足横弓を再生するようにする。かかる状態では、第1中足骨頭と第1基節骨の関節部分(母趾付け根部分)は、第1帯状体4、第2帯状体5の双方により締め付けられた状態となっている。
かかる状態を固定するために、第1帯状体4と第2帯状体5とを足甲部で結び(図11参照)、さらに周回した状態を安定的に固定できるように、帯状体の長さに応じて、結び目を二重にしたり、リボン結びなどをすればよい(図12参照)。
外反母趾矯正用サポータを適用する前(図3)は、支点となる母趾付け根部分が外側(内反)方向(白抜き矢印方向)に向き、力点となる親指が親指外側(外反)方向(黒塗り矢印方向)に向いている。一方、本発明の外反母趾矯正用サポータを適用した状態(図12)では、第1帯状体4と第2帯状体5とが引張りあった状態で結び目を形成していることから、支点は腓側(白抜き矢印方向)に引っ張られ、力点は第1帯状体4及び第2帯状体5による第1趾の周回により、脛側(黒矢印側)に引っ張られることになる。こうして、母趾が正常位置に戻される。
さらに、第1帯状体4及び第2帯状体5による中足骨の足裏から足甲部の巻回、巻回後の結び目により、広がった横足弓が締め付けられた状態となり、これによりいわゆる横アーチが再生される。第1帯状体4及び第2帯状体5は、伸縮性に乏しい木綿の平織布で構成されていることから、締め付け状態を保持することができる。
外反母趾矯正用サポータを適用することにより、外反母趾になっている母趾の状態を正常位置で固定することができる。また、結ぶ際の第1帯状体4及び第2帯状体5の引張り加減により、締め付け状態を調節することができ、しかも第1帯状体4及び第2帯状体5は、伸縮性に乏しい木綿の平織布で構成されていることから、締め付け状態を保持することができる。
また、木綿の平織布は、表面が滑りにくいため、締め付け状態が緩みにくいという特徴がある。歩行等により、たとえ締め付け状態が緩んだとしても、再度、第1帯状体4と第2帯状体5を引っ張って結び直すことにより、締め付け状態を再現できる。
さらに、本発明の外反母趾矯正用サポータは、吸湿性に優れた木綿の布で構成されていることから、夏季の使用で汗ばんでも、ゴムや粘着テープと比べて蒸れたりしないので、良好な使用感を保持できる。また、洗濯して繰り返し使用できるので、経済的である。
また、本発明の外反母趾矯正用サポータを構成する木綿の平織布は厚みが薄いので、サポータを装用したまま、靴を履くことも可能である。木綿の平織布(例えば日本手拭い)には各種柄を施すことができるので、色・柄を工夫することにより、露出させる使用態様でも外観を満足させることができる。
なお、上記形態の外反母趾矯正用サポータでは、第1帯状体4と第2帯状体5とを結ぶことにより、2本の帯状体が連結されたが、本発明はこれに限定しない。連結部に対応する部分に面的に着脱できる面ファスナーが設けられていてもよい。面ファスナーの場合には、第1帯状体4と第2帯状体5の長さは、連結部の長さが結び目形成タイプよりも短くなる。
本発明の外反母趾矯正用サポータは、使用者が第1趾、中足骨部分を巻回して適用するものであることから、個体差にかかわらず適用することができて、汎用性がある。また、伸縮性に乏しい木綿の平織布を用いているので、締め付け状態を効果的に保持することができ、しかも使用者が締め付け状態を調節することができ、さらに洗濯により繰り返し使用できるので、使用者にとっても経済的である。
1 足裏用基布
2 ゴム製紐条体
3A 第1挿入部
3B 第2挿入部
3C 第3挿入部
4 第1帯状体
5 第2帯状体

Claims (6)

  1. 第1趾から第5趾の各中足骨の足裏側に当接する綿製平織布で構成された足裏用基布を備え、
    該足裏用基布の片面に、略三角形を形成するようにゴム製紐条体が取り付けられていて、
    前記三角形の3辺は、前記足裏用基布と前記ゴム製紐条体とで形成される空間が、第1趾が挿入される第1挿入部、第2趾から第5趾が挿入される第2挿入部、及び中足骨部分が挿入される第3挿入部となるように形成されていて、
    前記足裏用基布の第1挿入部を形成する前記ゴム製紐条体と第2挿入部を形成する前記ゴム製紐条体との合致点から、綿製平織布で構成された2本の帯状体が延設されていて、
    前記2本の帯状体は、前記合致点において、50〜70度の角度をなすように前記足裏用基布に取り付けられていて、
    前記各帯状体の長さは、第1趾を周回し、前記第3挿入部に挿入された中足骨部分を周回し、且つ2本の帯状体を連結できる連結部分を有する長さである外反母趾矯正用サポータ。
  2. 前記連結部分は、2本の帯状体を結ぶことができる長さである請求項1に記載の外反母趾矯正用サポータ。
  3. 前記2本の帯状体は、それぞれ前記足裏用基布の取付け部分の幅w1から中途部の幅w2にかけて広くなり、先端部の幅w3にかけて狭くなっている請求項1又は2に記載の外反母趾矯正用サポータ。
  4. 前記帯状体の幅w1は、第1趾の第1基節骨の長さ程度であり、幅w2は、第1中足骨の長さ程度である請求項3に記載の外反母趾矯正用サポータ。
  5. 第2挿入部に取り付けられた帯状体は、2つ折りした状態で取付けられている請求項1〜4のいずれかに記載の外反母趾矯正用サポータ。
  6. 前記足裏用基布と前記ゴム製紐条体との取付け、及び前記足裏用基布と前記帯状体との取付けは、縫製により行われている請求項1〜5のいずれかに記載の外反母趾矯正用サポータ。
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