JP3092122U - 外反母趾あるいは内反小指の予防および矯正サポーター - Google Patents

外反母趾あるいは内反小指の予防および矯正サポーター

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JP3092122U JP2002005116U JP2002005116U JP3092122U JP 3092122 U JP3092122 U JP 3092122U JP 2002005116 U JP2002005116 U JP 2002005116U JP 2002005116 U JP2002005116 U JP 2002005116U JP 3092122 U JP3092122 U JP 3092122U
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 足の親指あるいは小指を正常な状態に維持す
るか、あるいは外反母趾あるいは内反小指と称する変形
したこれらの指を正常な状態に戻すように矯正するため
の外反母趾あるいは内反小指の予防あるいは矯正サポー
ターを提供する。 【解決手段】足の親指を包容する親指包容部(1)と、
小指を包容する小指包容部(2)と、前記親指包容部の
外方側面に一端が固定され、該固定箇所から足の外側を
通って踵部を巻回し、前記小指包容部の外方側面に他端
が固定されてなる、全部または一部が伸縮性であるバン
ド(3)を有する外反母趾あるいは内反小指予防および
矯正サポーター。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、足の親指あるいは小指を正常な状態に維持するか、あるいは外反母 趾あるいは内反小指と称する変形したこれらの指を正常な状態に戻すように矯正 するための外反母趾あるいは内反小指の予防あるいは矯正サポーターに関する。
【0002】
【従来の技術】
外反母趾は、足の親指の1種の変形であって、前方にゆとりのない履物をはく ことによって、親指の指先部が隣接する第2指の方へ曲がって密着するようにな り、親指の付け根関節部が外方へ向けて突出状態となる。この関節部分の変形は 激しい疼痛を伴う。また、親指が第2指の方へ曲がることによって、親指の爪は まっすぐに伸びることができず、いわゆる「巻き爪」という現象が生じて、爪先 を爪切り道具でカットすることが難しくなる。外反母趾がひどくなると、履物の ない素足での歩行時にも親指の付け根関節部分に疼痛を感じるとともに、「巻き 爪」による疼痛も避けがたいものである。また、足をかばうような不自然な歩行 姿勢になりがちであって、この姿勢は膝および腰の痛みの原因になるといわれて いる。
【0003】 また、内反小指も足の小指の1種の変形であって、小指の指先が隣接する第4 指の方へ曲がり、外反母趾と同様な疼痛を生じることがある。
【0004】 そこで、外反母趾を予防ならびに矯正するために、従来から様々な外反母趾用 器具、サポーターあるいは履物類が提案され、また、市販されている。例えば、 親指と第2指との間に挿入する弾力性と適度の硬さをもつスペーサーを備え、親 指の付け根関節部分から他の四指の付け根関節部分(足先部分)を取り巻き状に した関節固定用バンドが市販されている。しかしながら、上記スペーサーは親指 と第2指との間に挿入された状態では、親指の変形による疼痛を和らげることが 困難であり、さらに足先部分を締め付けるバンドは、歩行において足先部分の血 行を悪くする。
【0005】 また、親指の外反母趾を矯正するサポーターとして、関節固定用バンドと、こ の関節固定バンドに連結された親指包容部と、親指包容部の外方側面に一端が固 定され、この固定箇所から足の外方一側面を通って踵部とを巻回し、外方他側を 通って固定関節用バンド外面上の任意の箇所に届く長さを有し、関節固定用バン ドの外側に固定する引っ張り用バンドとからなり、引っ張りバンドを関節固定用 バンド上に固定する構成を有するものが提案されている(特公平2−12094 号)。しかしながら、このサポーターにおいて引っ張り用バンドを関節固定用バ ンド上に固定することは、履物を着用した際に疼痛を伴う。
【0006】 さらに、親指の外反拇指および内反小指を矯正するサポーターとして、足の中 足関節を幅方向に締め付ける弾力性ある素材からなる筒状バンドのバンド上部に 親指と小指に包容する筒部を一体に形成したサポーターが提案されている(特開 平2001−95828号)。しかしながら、このサポーターも足先部分を締め 付けることにより、歩行において足先部分の血行を悪くし、疼痛をさらに増すこ とにもなる。
【0007】
【考案が解決しようとする課題】
本考案は、かかる従来技術の現状に鑑み、創案されたものであり、その目的は 足の親指と小指の変形を予防あるいは矯正するに際して、素足あるいは履物の着 用時において疼痛を和らげ、さらに着用時にごわごわした感触を与えない外反母 趾および内反小指を予防および矯正するサポーターを提供することにある。また 、その着用が足先部分を締め付けることなく、しかも、履物の外側から観察され ないサポーターを提供することも目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本考案は、足の親指を包容する親指包容部(1)と、小指を包容する小指包容 部(2)と、前記親指包容部の外方側面に一端が固定され、該固定箇所から足の 外側を通って踵部を巻回し、前記小指包容部の外方側面に他端が固定されてなる 全部あるいは一部が伸縮性であるバンド(3)とを有する外反母趾あるいは内反 小指予防および矯正サポーターである。
【0009】
【考案の実施の形態】
以下に、本考案のサポーターの実施例を図面を用いて、詳細に説明するが、本 考案は、これらに限定されるものではない。 図1は、本考案のサポーターの一例の使用状態を示す平面図である。 図1において、本考案における親指包容部(1)は、親指の形状に適合した形 状を有する。具体的には、先端部が閉鎖され、かつ基端部は親指が挿入できるよ うに開放されている筒状部である。先端部は爪の先に適合する形状であることが 好ましい。また、親指を挿入する基端部は第2指と当接する部分が斜めに切欠部 を有することが好ましい。 親指包容部(1)を構成する素材は、編物、織物、あるいはフィルムであって もよく、また、伸縮性を有する素材であってもよい。具体例としてはポリウレタ ン糸を使用した編物片がある。その色は、肌に近い色であることが望ましいが、 この色に限定されない。また、通気性を有することも望ましい。
【0010】 本考案における小指包容部(2)は、小指の形状に適合した形状を有する。具 体的には、先端部が閉鎖され、かつ基端部は小指が挿入できるように開放されて いる筒状部である。先端部は爪の先に適合する形状であることが好ましい。また 、小指を挿入する基端部は第4指と当接する部分が斜めに切欠部を有することが 好ましい。 小指包容部(2)を構成する素材は、編物、織物、あるいはフィルムであって もよく、また、伸縮性を有する素材であってもよい。具体例としてはポリウレタ ン糸を使用した編物片がある。その色は、肌に近い色であることが望ましいが、 この色に限定されない。また、通気性を有することも望ましい。
【0011】 本考案におけるバンド(3)は、前記親指包容部の外方側面に一端が固定され 、該固定箇所から足の外側を通って踵部を巻回し、前記小指包容部の外方側面に 他端が固定されてなる。このバンド(3)は全体またはその一部が伸縮性である 。図3において、伸縮性部分(3’)は、足の踵部を巻回する部分を構成する。 バンド素材としては、天然繊維または合成繊維の編物、織物などのテープまたは リボン、または合成樹脂フィルム片などが挙げられるが、これらに限定されない 。伸縮性素材としては、家庭用ゴム紐素材、各種エラストマー素材などが挙げら れる。具体例としては、平織リボン状テープのほぼ中央部に伸縮性部分(例えば 複数のゴム紐)を設ける。図3においては、足の踵部を巻回する部分にゴム紐を 有するが、これに限定されない。バンドを構成する伸縮性素材と非伸縮性素材と の結合は、縫製、接着など常法に従う。このバンドは、その幅が親指または小指 の側部長に近いものが好ましく、具体的には、約2〜5cm幅であって、この幅 が大き過ぎると、履物の外方からサポーター着用が観察され、好ましくない。ま た、この幅が小さいと、親指および小指を外方へ引っ張る力が弱くなり、所期の 目的が達成されない。 図2は、本考案の全体が伸縮性部分から形成されたサポーターの一例の展開状 態を示す斜視図である。また、図3は、本考案の一部が伸縮性部分から形成され たサポーターの他例の展開状態を示す斜視図であり、バンド(3)は伸縮性部分 (3’)を有する。
【0012】 本考案におけるサポーター(4)は、親指を包容する親指包容部(1)と、小 指を包容する小指包容部(2)と、前記親指包容部の外方側面に一端が固定され 、該固定箇所から足の外側を通って踵部を巻回し、前記小指包容部の外方側面に 他端が固定されてなる、全部または一部が伸縮性であるバンド(3)とを有する 。また、親指包容部(1)および小指包容部(2)はそれぞれ隣接する指と当接 する部分に斜めに切欠部(5)を有することにより、それぞれの指の挿入が容易 である。
【0013】
【考案の効果】
本考案におけるサポーターは、親指包容部と小指包容部とに固定されたバンド が伸縮性部分を有することにより、親指に対して外方向に向く外力が加えられ、 同時に小指に対しても外方向に向く外力が加えられ、足先部分を締め付けること がなく、外反母趾あるいは内反小指を正常な状態で維持するか、あるいは正常な 状態に矯正することが可能である。 また、前記バンドの幅を比較的小さくすることによって、履物の外側からサポ ーターの着用を観察することもなく、足の美観を損なわない。 さらに、親指包容部および小指包容部を肉薄の編物、織物とし、さらに、バン ドを肉薄の編物、織物とすることにより、ごわごわした感触を避けることができ る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案のサポーターの使用状態を示す平面図で
ある。
【図2】本考案のサポーターの一例の展開状態を示す斜
視図である。
【図3】本考案のサポーターの他例の展開状態を示す斜
視図である。
【符号の説明】
1....親指包容部 2....小指包容部 3....バンド 3’...伸縮性部分 4....サーポーター 5....切欠部

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 足の親指を包容する親指包容部(1)
    と、小指を包容する小指包容部(2)と、前記親指包容
    部の外方側面に一端が固定され、該固定箇所から足の外
    側を通って踵部を巻回し、前記小指包容部の外方側面に
    他端が固定されてなる、全部あるいは一部が伸縮性であ
    るバンド(3)とを有する外反母趾あるいは内反小指の
    予防および矯正サポーター。
  2. 【請求項2】 前記親指包容部(1)は、第2指に当接
    する部分に斜めに切欠部を有する、請求項1記載のサポ
    ーター。
  3. 【請求項3】 前記小指包容部(2)は、第4指に当接
    する部分に斜めに切欠部を有する、請求項1記載のサポ
    ーター。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2006098042A1 (ja) * 2005-03-16 2006-09-21 Iwasho-Orimono Co., Ltd. 足部刺激健康具
JP2011045701A (ja) * 2009-08-25 2011-03-10 Ank Corp Ltd 足指矯正用足指履物
KR200489697Y1 (ko) * 2018-11-15 2019-07-26 주식회사 와이에이치라이프 발가락 스트레칭용 밴드

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