JP7202257B2 - 缶胴用アルミニウム合金板 - Google Patents
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Description
Si含有量が0.10質量%未満では、DI成形時において0-180°耳が高くなり、しごき加工時に耳切れ及びこれに起因するティアオフが生じやすい。一方、Si含有量が0.60質量%を超えると、ホットコイルに未再結晶粒が残存するため、DI成形時において45°耳が高くなり、しごき加工時に耳切れ及びこれに起因するティアオフが生じやすい。Si含有量は、好ましくは0.20質量%以上であり、より好ましくは0.25質量%以上である。また、Si含有量は、好ましくは0.50質量%以下であり、より好ましくは0.40質量%以下である。更に、Si含有量は、0.25質量%未満であってもよい。
Fe含有量が0.30質量%未満では、ホットコイルに未再結晶が残存するため、DI成形時において45°耳が高くなり、しごき加工時に耳切れ及びこれに起因するティアオフが生じやすい。一方、Fe含有量が0.80質量%を超えると、Al-Fe-Mn系金属間化合物が多くなり、しごき加工時にティアオフが生じやすい。また、缶壁の二次加工時に前記金属間化合物を起点とした割れが発生しやすくなる。Fe含有量は、好ましくは0.35質量%以上であり、より好ましくは0.40質量%以上である。また、Fe含有量は、好ましくは0.60質量%以下であり、より好ましくは0.50質量%以下である。
Cu含有量が0.10質量%未満では強度が不足し、缶の耐圧強度が不足する。一方、Cu含有量が0.30質量%を超えると強度が過大となり、しごき加工時にティアオフが生じやすい。Cu含有量は、好ましくは0.15質量%以上であり、より好ましくは0.18質量%以上である。また、Cu含有量は、好ましくは0.28質量%以下であり、より好ましくは0.25質量%以下である。
Mn含有量が0.80質量%未満では強度が不足し、缶の耐圧強度が不足する。一方、Mn含有量が1.40質量%を超えると、Al-Fe-Mn系金属間化合物が多くなり、しごき加工時にティアオフが生じやすい。また、缶壁の二次加工時に前記金属間化合物を起点とした割れが発生しやすくなる。Mn含有量は、好ましくは0.82質量%以上である。また、Mn含有量は、好ましくは1.20質量%以下であり、より好ましくは1.00質量%以下である。
Mg含有量が0.80質量%未満では強度が不足し、缶の耐圧強度が不足する。また、アルミニウム合金板の加工硬化能が不足し、缶壁二次加工時にくびれが生じやすい。一方、Mg含有量が2.00質量%を超えると強度が過大となり、しごき加工時にティアオフが生じやすい。Mg含有量は、好ましくは0.90質量%以上であり、より好ましくは1.10質量%以上である。また、Mg含有量は、好ましくは1.60質量%以下であり、より好ましくは1.20質量%以下である。
Znは0.25質量%以下の含有量であれば、アルミニウム合金板の材料特性、DI成形後の缶特性に影響を及ぼさない。Znは不可避不純物であるが、コストダウンを図るため、例えば原料中へのスクラップ(熱交換器用クラッド材のスクラップ等)配合率を高くするなど、上記範囲内でZnを積極添加することもできる。Zn含有量は、好ましくは0.22質量%以下であり、より好ましくは0.20質量%以下である。また、Zn含有量の下限は、例えば、0.10質量%以上である。
Tiは鋳塊結晶粒の微細化を目的に、必要に応じて添加される。鋳造時に鋳塊組織を微細化すると、鋳造性が向上して高速鋳造が可能となる。その効果は0.01質量%以上の添加により得られる。一方、Ti含有量が0.10質量%を超えると、フィルターの目詰まりが早く、鋳造中に次第に溶湯がフィルターを通過しにくくなり、ついには鋳造を中止せざるを得なくなる。従って、アルミニウム合金中のTi含有量は上記範囲内に制限される。なお、Tiを添加する場合には、TiとBの質量比を5:1とした鋳塊微細化剤(Al-Ti-B)を、ワッフルあるいはロッドの形態で鋳造前の溶湯に添加するため、含有割合に応じたBも必然的に添加される。Ti含有量は、好ましくは0.08質量%以下であり、より好ましくは0.06質量%以下である。
缶胴用アルミニウム合金板は、Al及び上記合金成分の他に、不可避不純物を含有していてよい。不可避不純物としては、例えば、Cr、Zr、B、V、Na、Ca、Ni、In、Sn、Gaなどが挙げられる。不可避不純物について許容される含有量は、Cr、Zrのそれぞれについては、例えば、0.30質量%以下、好ましくは0.50質量%以下である。その他の元素については、例えば、0.05質量%以下である。前記範囲内であれば、本発明の効果を妨げない。
缶胴用アルミニウム合金板は、DI成形した後、缶胴薄肉部の缶軸方向と缶壁厚方向を含む断面において、走査型電子顕微鏡(SEM)によって得られる電子チャネリングコントラスト像において缶壁厚方向にコントラストが変化する間隔が所定の範囲とされる。電子チャネリングコントラスト像は、セル壁などの高密度転位壁を境界とした比較的小さな結晶方位の変化をグレイスケールの画素値の変化(灰色の濃淡)によって可視化したものである。よって、DI成形を実施した缶胴用アルミニウム合金板の変形組織をSEMによって観察して電子チャネリングコントラスト像を取得し、結晶方位に依存したコントラストを生じている各画素の画素値を計数し、隣接する画素に対して画素値が有意な差異を持つ画素について画素間の距離(間隔)を測定することにより、高密度転位壁の分布密度、すなわち変形組織の発達の程度を把握することができる。
缶胴用アルミニウム合金板の製造方法の一例について説明する。缶胴用アルミニウム合金板の製造方法は、第1工程である鋳造工程と、第2工程である均質化熱処理工程と、第3工程である熱間圧延工程と、第4工程である冷間圧延工程と、を含み、これらの工程をこの順に行うものである。
第1工程は、目的の組成を有する鋳塊を半連続鋳造法にて作製する工程である。第2工程は、第1工程で作製されたアルミニウム合金の鋳塊に均質化熱処理を施す工程である。
表1に示す組成からなるアルミニウム合金(No.1及び2)を半連続鋳造法にて鋳造し、第1工程および第2工程として示した方法で面削、均質化熱処理を行い、冷却すること無く、熱間圧延した。熱間圧延の終了温度を巻取り温度として300℃以上370℃以下とした。そして、得られた熱間圧延板を、中間焼鈍を施すこと無く、表1に示す条件で冷間圧延して板厚0.30mmの冷間圧延板を得た。なお、表1に示す組成の残部はAlと不可避不純物である。また、冷延率は、冷間圧延における総圧延率であり、圧下配分比は、冷間圧延における最終圧延パスの圧延率のその直前の圧延パスの圧延率に対する比である。
作製したDI缶のアルミニウム合金板の圧延方向と缶軸方向が一致しかつ缶底からの高さが60mmの部位の供試材を、クロスセクション・ポリッシャー(JEOL製IB-09010CP)を用いて加速電圧6.0kVで4時間加工し、缶軸方向と缶壁厚方向を含む断面試料を作製した。この断面試料の缶壁厚方向の中央部と缶内面側の表層部について、FE-SEM(JEOL製JSM-7000F型走査型電子顕微鏡)を用いて、COMPOモードにて加速電圧5kVで各4視野撮影し、電子チャネリングコントラスト像を倍率3000倍、8bitのグレイスケール画像として得た。なお、各視野の面積は約1280μm2であった。このグレイスケール画像を、写真編集ソフトウェア(Adobe Photoshopバージョン:13.0.1)を用いて画像処理した。まず、缶胴用アルミニウム合金板以外の背景部分がある場合は、これを削除した。その後、「色域指定」を使用し、金属間化合物に相当する領域を選択し、これを消去した。次に、「カラーの適用」を使用し、「輝度」チャンネルにおける平均値128で標準偏差が55.09の正規分布となるように画像処理を行った。但し、この平均値および標準偏差は、「ヒストグラム」のキャッシュレベル1における数値である。そして、「ノイズの軽減」を使用し、「強さ」を10、「ディテールを保持」を0%、「カラーノイズを軽減」を100%、「ディテールをシャープに」を0%とし、画像をpng形式で保存した。実施例であるNo.1の缶内面側の表層部の画像を図1に、比較例であるNo.2の缶内面側の表層部の画像を図2に示す。図1及び図2において、白色部分は画像から削除された金属間化合物に相当する領域であり、方位変化間隔の測定時にはその画素値を無視した。なお、中央部についてはNo.1及び2のいずれもが、No.1の表層部と同様の画像であった。
作製したDI缶の開口部をトリミングして高さ100mmとし、200℃×20分のベーキングを実施して試験缶を得た。図6に示すように、試験缶11の開口部をホルダー12に固定し、密封した。続いて通気管路13から缶内にエアーを供給して、内圧2kgf/cm2を負荷し、先端が半径0.5mmの半球面である鋼製の突き刺し針14を、缶壁に対して垂直に、速度50mm/min.で突き刺した。突き刺し針14を突き刺した部位は、缶胴用アルミニウム合金板の圧延方向と缶軸方向が一致し、かつ缶底からの高さLが60mmの部位とした。突き刺し針14が缶壁を貫通するまでの荷重を継続して測定し、得られた最大荷重を突き刺し強度とした。圧延平行方向、圧延45°方向、及び圧延直角方向の各方向について4個から6個、合計16個から18個の試験缶について突き刺し強度を測定し、その算術平均を平均突き刺し強度とした。平均突き刺し強度が38.5N以上のものを合格とした。結果を表1に示す。
作製したDI缶のアルミニウム合金板の圧延方向と缶軸方向が一致しかつ缶底からの高さLが60mmの部位を挟んだ50mm×50mmの試験片を作製し、缶壁二次加工を模擬した張出試験を実施し、限界張出高さを求めた。張出試験は、図7に示すように、試験片1を上下のダイス2及び3の間に挟み、一定のしわ押さえ力で固定し、ポンチ4を試験片1の中央部に対し垂直に押し込んで張出加工を行うことで実施した。ダイス2及び3は穴の内径が6.60mm、肩部半径が0.40mmであり、ポンチ4は外径が6.00mm、頭部の中央平坦部の直径が1mm、頭部の肩部半径が2.50mmである。この張出試験により、試験片1に割れが発生した時の張出高さを限界張出高さとして測定した。限界張出高さの適正範囲は1.08mm以上とした。限界張出高さが1.08mm以上であれば、実成形時に十分な高さの缶壁二次加工性を有すると考えられる。結果を表1に示す。
2,3 ダイス
4 ポンチ
11 缶
12 ホルダー
13 通気管路
14 突き刺し針
Claims (5)
- Si:0.10質量%以上0.60質量%以下、Fe:0.30質量%以上0.80質量%以下、Cu:0.10質量%以上0.30質量%以下、Mn:0.80質量%以上1.40質量%以下、Mg:0.80質量%以上2.00質量%以下、Zn:0.25質量%以下、Ti:0.10質量%以下を含有し、残部がAl及び不可避不純物からなり、
DI成形後の缶胴の最薄肉部において走査型電子顕微鏡によって得られる電子チャネリングコントラスト像において缶壁厚方向にコントラストが変化する間隔について、缶壁内面側の板表面から缶壁厚の25%までの範囲における平均間隔の、缶壁厚の中心から缶壁厚方向に缶壁厚の±12.5%の範囲における平均間隔に対する比が1.10以下である缶胴用アルミニウム合金板。 - Cu含有量が0.15質量%以上である請求項1に記載の缶胴用アルミニウム合金板。
- Mg含有量が0.90質量%以上である請求項1又は請求項2に記載の缶胴用アルミニウム合金板。
- 前記比が1.08以下である請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の缶胴用アルミニウム合金板。
- 請求項1から請求項4のいずれか1項に記載の缶胴用アルミニウム合金板の製造方法であり、
総圧延率が82.0%以上であり、最終圧延パスの圧延率が50.0%より大きく、最終圧延パスとその直前の圧延パスの圧延率の比が1.02以上である冷間圧延工程を含む製造方法。
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