JP7200707B2 - 瓶型容器保持部材および収納箱 - Google Patents
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Description
例えば、特許文献1には、胴部の周囲に隙間を設けた状態で収納箱内に瓶型容器を横置きで保持する保持体が開示されている。この保持体は、瓶型容器の下部、首部および上部をそれぞれ保持する3つの保持部材を備えている。
また、3層構造のシート体は、瓶型容器の上端部を保持する構造であるので、瓶型容器の首部の周囲にスペースを形成することが可能である。これによって、首掛け品を使用した状態で瓶型容器を箱体に収納できる。
また、シート体に瓶型容器の上端部を保持する際に、第3シート体の小形挿通孔を通じて瓶型容器の上端面を目視できるので、瓶型容器保持部材の位置決めが行い易い。また、小形挿通孔によって、第3シート体と瓶型容器の上端面との接触面積を小さくすることができる。これによって、瓶型容器の上端面に印字された製造年月日等が擦れて消えるのを好適に防止できる。
また、瓶型容器保持部材は、瓶型容器の上端部を保持する構造であるので、瓶型容器の首部の周囲にスペースを形成することが可能である。これによって、首掛け品を使用した状態で瓶型容器を収納できる。
なお、罫線に切れ込み(ハーフカット線等)を形成してもよい。このようにすると、罫線においてブランクシートSH1を折り曲げ易くなる。
また、第3シート体23の右縁部の前端部および後端部には、弧状に切り欠かれた凹部としての指掛け部23eが形成されている。指掛け部23e,23eは、図6に示すように、上部保持部材20が立体的に組み立てられることで手指を挿入して引っ掛けることが可能な半円形状を呈する。
また、軸線O1方向から見て、第1保持挿通孔21cと第2保持挿通孔22aとで囲われる領域内には、前記した小形挿通孔23aの開口縁部23sが露出している。開口縁部23sには、第1保持挿通孔21cと第2保持挿通孔22aとによって保持されたキャップCの上端面Tにおける周縁部が当接するようになっている(図2参照)。
まず、図5に示すように、第1シート体21の左縁部側に設けられた第2シート体22および第3シート体23を、左側の縦壁25の罫線に沿ってそれぞれ谷折りするとともに、外壁24の罫線に沿って立ち上げる。
その後、図6に示すように、右側の第3シート体23の左縁部に設けられた係合片26aを、左側の第3シート体23の右縁部の孔部27に押し込んで係合する。
これによって、シート体が3層構造とされ、軸線O1に沿って第1挿通孔21a、第2保持挿通孔22aおよび小形挿通孔23aが相互に連通された上部保持部材20を、立体的に組み立てることができる。
下部保持部材30は、図1に示すように、箱体2の底壁6の内側に配置される部材である。下部保持部材30は、瓶Bの下端部を保持可能である。そして、下部保持部材30は、瓶Bと箱体2の端壁3aとの間および瓶Bと箱体2の側壁4aとの間に、ばらつきのない所定の間隔を形成するものである。
下部第1シート体31の前後幅は、箱体2の底壁6に形成された凹状部6cに嵌合可能な大きさに設定されている。
また、下部第2シート体32の前部および後部には、左右方向に延在する切れ込み38,38が形成されている。各切れ込み38の右端部は突出片33cの罫線L36にそれぞれ達している。
下部第3シート体33は、下部第3シート体33に延在した長溝32aを介して下部第1シート体31の立壁31aの溝部31cに係合している。
まず、図9に示すように、下部第1シート体31の前後の立壁31a,31aを罫線に沿って谷折りし、上方へそれぞれ立ち上げる。その後、下部第1シート体31の左縁部側の下部第2シート体32を、下部第1シート体31の左縁部の罫線L32,L32に沿って谷折りするとともに、下部第2シート体32の右縁部の下部第3シート体33を下部第2シート体32の右縁部に沿って谷折りする。
これによって、図10に示すように、前後の立壁31a,31aが仕切り板として機能し、かつ、2枚の下部第3シート体33,33同士が左右方向の中央部で合わさることで仕切り板として機能するように構成された下部保持部材30が立体的に組み立てられる。
図11(a)に示すように、箱体2の開口部を通じて下部保持部材30を箱体2内に挿入すると、下部保持部材30の左右の保持片33c,33c,33d(図では33dのみ図示)が側壁4a,4bの内面にそれぞれ当接して斜め上方に折り曲げられる。
また、前後の各突出片37が前端壁3aおよび後端壁3bにそれぞれ当接して、前端壁3aおよび後端壁3bに沿うようにして、上方に直角に折り曲げられる(図12参照)。
また、前後の各突出片37の上端部も、瓶BのラベルLよりも下方に位置するようになっている。
なお、下部第3シート体33の突状部33aは、側面視で瓶BのラベルLの高さまで配置されているが、瓶Bの外周面から離れてラベルLから離間した位置に配置されるものであるため、実際にはラベルLに干渉することがない。
図15(a)に示すように、箱体2の上部開口の内側に上部保持部材20を挿入すると、第1シート体21の案内挿通孔21bを通じて、瓶BのキャップCの上端面Tが第1挿通孔21a内に挿入され、第2シート体22の縁部22sに当接する。
これによって、図2、図13に示すように、箱体2の内面と瓶Bとの間に隙間S1が形成された状態で、瓶Bを収納することができる。
また、3層構造のシート体は、瓶Bの上端部を保持する構造であるので、瓶Bの首部B2の周囲にスペースを形成することが可能である。これによって、首掛け品Pを使用した状態で瓶Bを箱体2に収納できる。
また、シート体に瓶Bの上端部を保持する際に、第3シート体23の小形挿通孔23aを通じて瓶Bの上端面Tを目視できるので、上部保持部材20の位置決めが行い易い。また、小形挿通孔23aによって、第3シート体23と瓶Bの上端面Tとの接触面積を小さくすることができる。これによって、瓶Bの上端面Tに印字された製造年月日等が擦れて消えるのを好適に防止できる。
また、上部保持部材20は、瓶Bの上端部を保持する構造であるので、瓶Bの首部B2の周囲にスペースを形成することが可能である。これによって、首掛け品Pを使用した状態で瓶Bを収納できる。
例えば、上部保持部材20は、外形状が扁平の略箱形状とされたものを示したが、これに限られることはなく、箱体2の上部内側に配置されて瓶Bの上端部を保持できる3層構造の挿通孔が形成されているものであれば、どのような外形状のものであってもよい。
2 箱体
6 底壁
6a 底内フラップ
6b 底外フラップ
6c 凹状部
20 上部保持部材(瓶型容器保持部材)
21 第1シート体
21a 第1挿通孔
21b 案内挿通孔
21c 第1保持挿通孔
22 第2シート体
22a 第2保持挿通孔
23 第3シート体
23a 小形挿通孔
23e 指掛け部(凹部)
31a 立壁(仕切り板)
33 下部第3シート体(仕切り板)
B 瓶(瓶型容器)
C キャップ
F1 基準面
L ラベル
O1 軸線(軸)
P 首掛け品
R1 外径(キャップ)
R2 内径(案内挿通孔)
R3 内径(第1保持挿通孔、第2保持挿通孔)
R4 内径(小形挿通孔)
S1 隙間(間隔)
T 上面
Claims (13)
- 瓶型容器を収納する箱体の上部内側に配置され、瓶型容器の上端部を保持する3層構造のシート体を備え、
前記シート体は、
最下層に配置される第1シート体と、
前記第1シート体の上側に配置される第2シート体と、
前記第2シート体の上側の最上層に配置される第3シート体と、を有しており、
前記各シート体には、瓶型容器の軸方向に連通する挿通孔が形成されており、
前記第1シート体の前記挿通孔は、径方向の一方側に形成され瓶型容器の上端部の外径よりも大きな内径を備えた案内挿通孔と、径方向の他方側に配置され瓶型容器の上端部の外径に対応する内径を備えた第1保持挿通孔と、からなり、
前記第2シート体の前記挿通孔は、瓶型容器の上端部の外径に対応する内径を備えた第2保持挿通孔であり、
前記第3シート体の前記挿通孔は、瓶型容器の上端面の外径よりも小さい形状の小形挿通孔であることを特徴とする瓶型容器保持部材。 - 前記第1保持挿通孔と前記第2保持挿通孔とは、瓶型容器の軸方向から見て瓶型容器の軸を挟んで対向配置されていることを特徴とする請求項1に記載の瓶型容器保持部材。
- 前記案内挿通孔と前記第2保持挿通孔とは、瓶型容器の軸方向に重なっていることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の瓶型容器保持部材。
- 瓶型容器の軸を含む面を基準面としたときに、
前記案内挿通孔は、前記基準面の少なくとも一方側に配置されているとともに、前記第1保持挿通孔は、前記基準面の他方側に配置されていることを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の瓶型容器保持部材。 - 前記案内挿通孔、前記第1保持挿通孔および前記第2保持挿通孔の少なくとも1つは、断面半円形状を呈していることを特徴とする請求項1から請求項4のいずれか1項に記載の瓶型容器保持部材。
- 前記第3シート体には、指掛け用の凹部が形成されていることを特徴とする請求項1から請求項5のいずれか1項に記載の瓶型容器保持部材。
- 請求項1から請求項6のいずれか1項に記載の瓶型容器保持部材と、瓶型容器を収納可能な前記箱体とを備える収納箱であって、
前記箱体の開口部に前記瓶型容器保持部材を配置することで、瓶型容器の上端部が前記案内挿通孔を通じて前記第1保持挿通孔と前記第2保持挿通孔との間に挿入され、前記箱体の周壁内面との間に所定の間隔を形成するように瓶型容器を保持するように構成されていることを特徴とする収納箱。 - 前記箱体の底壁の内面には、瓶型容器の下端部を保持し、瓶型容器と前記箱体の周壁内面との間に所定の間隔を形成する下部保持部材が配置されていることを特徴とする請求項7に記載の収納箱。
- 前記下部保持部材の周縁部には、前記箱体の周壁内面に沿って上方へ立ち上がり、瓶型容器の下端部を保持する保持片が設けられていることを特徴とする請求項8に記載の収納箱。
- 前記箱体の底壁は、一対の底内フラップと、前記一対の底内フラップの外側に重ねて配置される一対の底外フラップとによって構成されており、
前記一対の底内フラップの端部同士は、離間して対向しており、
前記底壁の内面には、離間によって凹状部が形成されており、
前記下部保持部材には、前記凹状部に嵌合される嵌合突部が形成されていることを特徴とする請求項8または請求項9に記載の収納箱。 - 前記瓶型容器保持部材の前記シート体には、前記挿通孔が複数並設されていることを特徴とする請求項7から請求項10のいずれか1項に記載の収納箱。
- 複数の前記案内挿通孔は、所定の配置方向性をもって設けられていることを特徴とする請求項11に記載の収納箱。
- 前記瓶型容器保持部材の前記シート体には、前記挿通孔が複数並設されており、
前記下部保持部材には、複数の前記挿通孔に対応して仕切り板が立設されていることを特徴とする請求項8に記載の収納箱。
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