JP7200656B2 - 落下防止治具 - Google Patents

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Description

本発明は、アタッチメントが取り付けられる間接活線スティック用の落下防止治具に関するものである。
配電線工事では、従来の直接活線工法に替えて間接活線工法が主流となっている。間接活線工法では、作業者は、絶縁加工が施された間接活線工法専用の操作棒を用い、絶縁電線(高圧線)の近接範囲外から高圧線に直接触れずに作業を行う。このため、作業者の感電災害のリスクを極めて少なくすることができる。またこれにより、作業者は保護具を装着する必要がなくなるため、作業者の負担を軽減することができ、且つ充電部への防護具の装着が不要となるため、作業時間を短縮することも可能となる。
間接活線工法専用の操作棒としては、例えば特許文献1では、間接活線作業用共用操作棒が開示されていて、特許文献2では、間接活線用先端工具が開示されている。特許文献2に開示されているように、先端工具のジョイント部には略T字状の切欠き部が形成されている。そして、共用操作棒の先端に形成された接続部を切欠き部に挿入して係合させることにより、先端工具が共用操作棒に接続される。
上記構成によれば、特許文献1の間接活線作業用共用操作棒の先端に特許文献2の間接活線用先端工具を取り付けることで操作棒が構成される。特に、共用操作棒と先端工具を別体とすることで、先端工具を替えることにより共通の操作棒で様々な作業を行うことができる。
特開2018-074631号公報 特開2018-074696号公報
上述した特許文献1および2では、先端工具のT字状の切欠き部の縦溝に共用操作棒の接続部を挿通した後、先端工具または共用操作棒を回転させることにより、切欠き部の横溝に接続部が係合される。このような構成であると、作業中に意図せずに共用操作棒が回転すると、接続部が縦溝まで移動して切欠き部から抜けてしまい、共用操作棒が先端工具から外れて落下してしまう可能性がある。
本発明は、このような課題に鑑み、間接活線工法に用いられる間接活線スティックのアタッチメントからの脱離を防止することが可能な間接活線スティック用の落下防止治具を提供することを目的としている。
上記課題を解決するために、本発明にかかる落下防止治具の代表的な構成は、アタッチメントが取り付けられる間接活線スティック用の落下防止治具であって、アタッチメントのジョイント金具にはT字型またはL字型の係止溝が形成されていて、間接活線スティックには、係止溝に係止するピンが設けられていて、当該落下防止治具は、ジョイント金具に取り付けられる環状部と、環状部から係止溝の縦溝に沿って伸びるアームと、アームから縦溝に向かって突出する爪と、を備えたことを特徴とする。
上記構成によれば、アームが係止溝の縦溝に沿って伸びていて、かかるアームに爪が形成されていることにより、係止溝の縦溝においてピンが爪に引っかかる。これにより、ピンの係止溝からの外れを防ぎ、間接活線スティックのアタッチメントからの脱離を防止することができる。したがって、間接活線スティックの落下を好適に防止することが可能となる。なお、間接活線スティックを強く引けば、アームが拡幅してピンが爪を乗り越えて、間接活線スティックをアタッチメントから分離させることができる。
上記アームの先端が、ジョイント金具の下端より上方に位置するとよい。これにより、落下防止治具のアームがアタッチメントのジョイント金具の下端より下方に突出しない。したがって、アタッチメントを間接活線スティックに取り付ける際にアームが干渉することがなく、アタッチメントを間接活線スティックに良好に取り付けることが可能となる。
上記環状部が、係止溝の横溝より上方に位置するとよい。これにより、係止溝の横溝に間接活線スティックのピンを挿通する際に環状部がピンと干渉することがない。したがって、アタッチメントを間接活線スティックに良好に取り付けることが可能となる。
本発明によれば、間接活線工法に用いられる間接活線スティックのアタッチメントからの脱離を防止することが可能な間接活線スティック用の落下防止治具を提供することができる。
本実施形態の落下防止治具が取り付けられる間接活線スティックを説明する図である。 間接活線スティックへのアタッチメントの取付を説明する図である。 本実施形態にかかる落下防止治具を説明する図である。 本実施形態の落下防止治具の使用態様図である。 図4のA-A断面図である。
以下に添付図面を参照しながら、本発明の好適な実施形態について詳細に説明する。かかる実施形態に示す寸法、材料、その他具体的な数値などは、発明の理解を容易とするための例示にすぎず、特に断る場合を除き、本発明を限定するものではない。なお、本明細書及び図面において、実質的に同一の機能、構成を有する要素については、同一の符号を付することにより重複説明を省略し、また本発明に直接関係のない要素は図示を省略する。
図1は、本実施形態の落下防止治具100が取り付けられる間接活線スティック200を説明する図である。図2は、間接活線スティック200へのアタッチメント300の取付を説明する図である。図1に示す間接活線スティック200は、上部にアタッチメント300が取り付けられる。アタッチメント300は、様々なアタッチメントの基部に取り付けられてた、間接活線スティック200を接続するための部品である。アタッチメント300のジョイント金具310には、T字型の係止溝320が形成されている。なお、本実施形態では、T字型の係止溝320を例示するが、これに限定するものではなく、係止溝320はL字型であってもよい。
間接活線スティック200は、スティック本体210の上部に先端部220が設けられている。先端部220には、アタッチメント300の係止溝320に係止するピン222が設けられている。間接活線スティック200にアタッチメント300を取り付ける際には、まず図2(a)に示すように、間接活線スティック200の先端部220をアタッチメント300のジョイント金具310の内部に挿入し、ピン222を係止溝320の縦溝322内に通過させる。
バネ230を押込みながら挿入すると、ピン222が横溝324の位置に至る。次に、間接活線スティック200またはアタッチメント300を回転させることにより、ピン222を係止溝320の横溝324に通過させ、横溝324の凹部326にピン222を係止する。これにより、バネ230(図1参照)によって、ピン222が凹部326に押し付けられた状態となり、アタッチメント300が間接活線スティック200に接続される。
しかしながら、図2(a)に示す状態であると、縦溝322が開状態となっている。このため、作業中に意図せずに間接活線スティック200またはアタッチメント300が回転すると、ピン222が縦溝322まで移動して係止溝320から抜けてしまい、間接活線スティック200がアタッチメント300から外れて落下してしまう可能性がある。そこで本実施形態では、間接活線スティック200にツイストロック機構240を設けている。
図2(a)に示すようにアタッチメント300を間接活線スティック200に取り付けたら、図2(b)に示すようにツイストロック機構240を回転させて締める。これにより、係止溝320の縦溝322がツイストロック機構240によって閉止されるため、作業中の間接活線スティック200の落下を確実に防ぐことができる。
ここで、上述したようにアタッチメント300が取り付けられた間接活線スティック200を用いて配電線工事を行う場合には、例えばアタッチメント300によって電線を挟持した状態、すなわちアタッチメント300を電線に保持させた状態(残置した状態)で間接活線スティック200を取り外すことがある。この場合、ツイストロック機構240をあらかじめ解除した状態にする必要があるため、図2(a)に示すように縦溝322は開状態となってしまう。そこで本実施形態では、アタッチメント300からの間接活線スティック200の落下を防止するべく、アタッチメント300のジョイント金具310に対して落下防止治具100を取り付ける。
図3は、本実施形態にかかる落下防止治具100を説明する図である。図3(a)は、落下防止治具100の全体斜視図であり、図3(b)は、落下防止治具100をアタッチメント300のジョイント金具310に対して取り付けた状態の斜視図である。図3(a)に示すように、落下防止治具100は、環状部110、アーム120および爪130を有する。
環状部110は、図3(b)に示すようにジョイント金具310に取り付けられる環状の部位である。環状部110は、1箇所の切れ目を有し、切れ目からは一対の固定部112が延びている。この切れ目において環状部110を広げて内部にジョイント金具310を挿通する。そして、一対の固定部112を留め具140によって連結することにより、落下防止治具100がアタッチメント300のジョイント金具310に装着される。
アーム120は、環状部110から縦方向に伸びる部位である。アーム120は、落下防止治具100をジョイント金具310に取り付けた状態において係止溝320の縦溝322に沿って配置される。アーム120の内側には縦溝322に向かって突出する爪130が形成されている。
図4は、本実施形態の落下防止治具100の使用態様図である。図5は、図4のA-A断面図である。本実施形態の落下防止治具100を使用する際には、まず図3(b)に示すように、アタッチメント300のジョイント金具310に落下防止治具100を取り付ける。その後、間接活線スティック200をアタッチメント300に取り付けることにより、図4に示す状態となる。なお、アタッチメント300を電線に保持させた状態で間接活線スティック200を取り外すことを想定しているため、ツイストロック機構240は解除した状態とする。
上記構成によれば、アーム120が係止溝320の縦溝に沿って伸びていて、このアーム120に爪130が形成されていることにより、図5に示すように、係止溝320の縦溝322においてピン222が爪130に引っかかる。これにより、ピン222の係止溝320からの外れが防がれるため、間接活線スティック200のアタッチメント300からの脱離を防止することができる。したがって、間接活線スティック200の落下を好適に防止することが可能となる。
そして、アタッチメント300を電線に保持させた状態で間接活線スティック200を取り外す際には、間接活線スティック200を下方に強く引っ張る。これにより、アーム120が撓んでピン222が爪130から外れる。したがって、落下防止治具100を分解するような作業を必要とすることなく、間接活線スティック200をアタッチメント300から取り外すことができる。
また本実施形態の落下防止治具100では、図5に示すように、アーム120の先端120aは、ジョイント金具310の下端310aより上方に位置する。これにより、アタッチメント300を間接活線スティック200に取り付ける際にアーム120が干渉することがない。したがって、アタッチメント300を間接活線スティック200に良好に取り付けることが可能となる。
更に本実施形態の落下防止治具100では、図3(b)に示すように、環状部110は、係止溝320の横溝324より上方に位置する。これにより、係止溝320の横溝324に間接活線スティック200のピン222を挿通する際に環状部110がピン222と干渉することがない。したがって、アタッチメント300を間接活線スティック200に良好に取り付けることが可能となる。
以上、添付図面を参照しながら本発明の好適な実施形態について説明したが、本発明はかかる実施形態に限定されないことは言うまでもない。当業者であれば、特許請求の範囲に記載された範疇内において、各種の変更例または修正例に想到し得ることは明らかであり、それらについても当然に本発明の技術的範囲に属するものと了解される。
本発明は、アタッチメントが取り付けられる間接活線スティック用の落下防止治具として利用することができる。
100…落下防止治具、110…環状部、112…固定部、120…アーム、120a…先端、130…爪、200…間接活線スティック、210…スティック本体、220…先端部、222…ピン、230…バネ、240…ツイストロック機構、300…アタッチメント、310…ジョイント金具、310a…下端、320…係止溝、322…縦溝、324…横溝、326…凹部

Claims (3)

  1. アタッチメントが取り付けられる間接活線スティック用の落下防止治具であって、
    前記アタッチメントのジョイント金具にはT字型またはL字型の係止溝が形成されていて、
    前記間接活線スティックには、前記係止溝に係止するピンが設けられていて、
    当該落下防止治具は、
    前記ジョイント金具に取り付けられる環状部と、
    前記環状部から前記係止溝の縦溝に沿って伸びるアームと、
    前記アームから前記縦溝に向かって突出する爪と、
    を備えたことを特徴とする落下防止治具。
  2. 前記アームの先端が、前記ジョイント金具の下端より上方に位置することを特徴とする請求項1に記載の落下防止治具。
  3. 前記環状部が、前記係止溝の横溝より上方に位置することを特徴とする請求項1または2に記載の落下防止治具。
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