JP7199832B2 - 酸化染毛剤又は毛髪脱色剤、酸化染毛剤用キット又は毛髪脱色剤用キット、酸化染毛方法又は毛髪脱色方法 - Google Patents

酸化染毛剤又は毛髪脱色剤、酸化染毛剤用キット又は毛髪脱色剤用キット、酸化染毛方法又は毛髪脱色方法 Download PDF

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本発明は、毛髪に塗布される酸化染毛剤又は毛髪脱色剤、酸化染毛剤用キット又は毛髪脱色剤用キット、及び、酸化染毛方法又は毛髪脱色方法に関する。
毛髪に対して、酸化染料、アルカリ剤及び酸化剤が配合された酸化染毛剤を使用する酸化染毛方法、並びに、アルカリ剤及び酸化剤が配合された毛髪脱色剤を使用する毛髪脱色方法においては、頭皮、額、首筋などの皮膚へのその組成物の接触を避けることは困難である。この接触後には刺激を感じることがあるため、刺激抑制の提案が特許文献1~3などに開示されている。許文献1には、抗炎症・刺激緩和効果がある植物エキス、及び、ハチミツを含有させる開示があり、特許文献2には、フィチン酸またはその塩を配合する開示があり、特許文献3には、サッカロミセス属酵母エキスを含有させる開示がある。
特開2015-3881号公報 特開2007-39351号公報 特開2006-98438号公報
ところで、上記のような頭皮などの皮膚の刺激は、アレルギー性接触皮膚炎、一次刺激性皮膚炎によるものが知られている。後者の皮膚炎は、皮膚の細胞が刺激を受けることで生じるものであり、刺激の強さは、皮膚の状態や皮膚炎の程度が関係するといわれている。酸化染毛剤及び毛髪脱色剤は、アンモニアなどのアルカリ剤と過酸化水素などの酸化剤とが配合されているから、皮膚の細胞を刺激し、一次刺激性皮膚炎を生じさせ易い。そして、その刺激は、三次元培養皮膚モデルを使用した試験によっても確認できるといわれている。
本発明は、上記事情に鑑み、三次元培養皮膚モデルを使用した試験で良好な結果が得られ、頭皮などの皮膚への刺激の抑制を期待できる酸化染毛剤又は毛髪脱色剤、当該組成物を得るための酸化染毛剤用キット又は毛髪脱色剤用キット、及び、その組成物を使用する酸化染毛方法又は毛髪脱色方法の提供を目的とする。
本発明者が皮膚刺激の抑制の評価を期待できる三次元培養皮膚モデルを使用した検討を鋭意行った結果、アルカリ剤及び酸化剤が配合される酸化染毛剤又は毛髪脱色剤に所定の2成分をも配合すれば、その検討結果に優れることを見出し、本発明を完成するに至った。
すなわち、本発明に係る酸化染毛剤又は毛髪脱色剤は、下記成分(A)、(B)、(C)及び(D)が配合されていることを特徴とする。
(A)アルカリ剤
(B)酸化剤
(C)N-アシルアミノエチル-N-2-ヒドロキシエチルグリシン、N-アシルアミノエチル-N-2-ヒドロキシエチルグリシン塩、N-アシルアミノエチル-N-2-ヒドロキシエチルプロピオン酸及びN-アシルアミノエチル-N-2-ヒドロキシエチルプロピオン酸塩から選ばれた一種又は二種以上
(D)メドウフォーム油、パーシック油、オリブ油及びオリーブ油由来の植物性スクワランから選ばれた一種又は二種以上
本発明に係る酸化染毛剤用キット又は毛髪脱色剤用キットは、本発明に係る酸化染毛剤又は毛髪脱色剤を得るためのものであって、前記成分(A)、並びに、前記成分(C)及び/又は前記成分(D)が配合されている第1剤と、前記成分(B)、並びに、前記成分(C)及び/又は前記成分(D)が配合されている第2剤と、を備えることを特徴とする。
また、本発明に係る酸化染毛方法又は毛髪脱色方法は、上記成分(A)、(B)、(C)及び(D)が配合されている本発明に係る酸化染毛剤又は毛髪脱色剤を使用することを特徴とする。
本発明に係る酸化染毛剤又は毛髪脱色剤によれば、N-アシルアミノエチル-N-2-ヒドロキシエチルグリシン、N-アシルアミノエチル-N-2-ヒドロキシエチルグリシン塩、N-アシルアミノエチル-N-2-ヒドロキシエチルプロピオン酸及びN-アシルアミノエチル-N-2-ヒドロキシエチルプロピオン酸塩から選ばれた一種又は二種以上と、メドウフォーム油、パーシック油、オリブ油及びオリーブ油由来の植物性スクワランから選ばれた一種又は二種以上とが配合されるので、三次元培養皮膚モデルを使用した試験で良好な結果が得られ、アルカリ剤及び酸化剤の配合により生じ易い皮膚への刺激の抑制を期待できる。
本発明に係る酸化染毛剤用キット又は毛髪脱色剤用キットによれば、使用する際に第1剤と第2剤とを混合することで本発明に係る酸化染毛剤用キット又は毛髪脱色剤用キットが得られるので、三次元培養皮膚モデルを使用した試験で良好な結果が得られ、アルカリ剤及び酸化剤の配合により生じ易い皮膚への刺激の抑制を期待できる。
また、本発明に係る酸化染毛方法又は毛髪脱色方法によれば、N-アシルアミノエチル-N-2-ヒドロキシエチルグリシン、N-アシルアミノエチル-N-2-ヒドロキシエチルグリシン塩、N-アシルアミノエチル-N-2-ヒドロキシエチルプロピオン酸及びN-アシルアミノエチル-N-2-ヒドロキシエチルプロピオン酸塩から選ばれた一種又は二種以上と、メドウフォーム油、パーシック油、オリブ油及びオリーブ油由来の植物性スクワランから選ばれた一種又は二種以上とが配合されている酸化染毛剤又は毛髪脱色剤を使用するので、三次元培養皮膚モデルを使用した試験で良好な結果が得られ、アルカリ剤及び酸化剤の配合により生じ易い皮膚への刺激の抑制を期待できる。
本発明の実施形態に基づき、本発明を以下に説明する。
(酸化染毛剤)
本実施形態の酸化染毛剤は、下記成分(A)が配合された第1剤と、下記成分(B)が配合された第2剤とを備える酸化染毛剤用キットにおける第1剤と第2剤を混合して得ることができるものである(本実施形態の酸化染毛剤として典型的なものは、水の配合量が70質量%以上のものである。)。そして、本実施形態の酸化染毛剤は、下記成分(C)及び(D)が配合されたものである。
(A)アルカリ剤
(B)酸化剤
(C)N-アシルアミノエチル-N-2-ヒドロキシエチルグリシン、N-アシルアミノエチル-N-2-ヒドロキシエチルグリシン塩、N-アシルアミノエチル-N-2-ヒドロキシエチルプロピオン酸及びN-アシルアミノエチル-N-2-ヒドロキシエチルプロピオン酸塩から選ばれた一種又は二種以上
(D)メドウフォーム油、パーシック油、オリブ油及びオリーブ油由来の植物性スクワランから選ばれた一種又は二種以上
成分(A)であるアルカリ剤は、これが配合されることで、本実施形態の酸化染毛剤がアルカリ性となる。本実施形態の酸化染毛剤における成分(A)の配合量は、当該組成物の25℃でのpHが例えば8.5以上12.0以下となる量であり、9.0以上11.0以下となる量が良く、9.5以上10.5以下となる量が好ましい。pHが8.0以上となる量であると、良好な染毛性に好適であり、pHが12.0以下となる量であると、皮膚への刺激抑制に好適である。
成分(B)である酸化剤は、毛髪の脱色及び酸化染毛作用の発揮のために配合される。本実施形態の酸化染毛剤における酸化剤の配合濃度は、例えば1質量%以上4質量%以下である。
成分(C)であるN-アシルアミノエチル-N-2-ヒドロキシエチルグリシン、N-アシルアミノエチル-N-2-ヒドロキシエチルグリシン塩、N-アシルアミノエチル-N-2-ヒドロキシエチルプロピオン酸及びN-アシルアミノエチル-N-2-ヒドロキシエチルプロピオン酸塩から選ばれた一種又は二種以上を本実施形態の酸化染毛剤に配合することで、三次元培養皮膚モデルを使用した試験結果が良好となる。
上記成分(C)であるN-アシルアミノエチル-N-2-ヒドロキシエチルグリシンは、下記一般式(1)で表されるものである。N-アシルアミノエチル-N-2-ヒドロキシエチルグリシン及びその塩としては、例えば、ココアンホ酢酸Na、カプロアンホ酢酸Na、ラウロアンホ酢酸Na、ステアロアンホ酢酸が挙げられる。
Figure 0007199832000001
[上記一般式(1)において、Rは、炭化水素基を表し、例えば炭素数10以上18以下の飽和又は不飽和の炭化水素基である。]
上記成分(C)であるN-アシルアミノエチル-N-2-ヒドロキシエチルプロピオン酸は、下記一般式(2)で表されるものである。N-アシルアミノエチル-N-2-ヒドロキシエチルプロピオン酸及びその塩としては、例えば、ココアンホプロピオン酸Naが挙げられる。
Figure 0007199832000002
[上記一般式(2)において、Rは、炭化水素基を表し、例えば炭素数10以上18以下の飽和又は不飽和の炭化水素基である。]
本実施形態の酸化染毛剤における成分(C)の配合濃度は、例えば0.01質量%以上1.3質量%以下であり、0.1質量%以上1.5質量%以下が良く、0.3質量%以上2.5質量%以下が好ましい。0.01質量%以上であると、三次元培養皮膚モデルを使用した試験結果がより良好となり、10質量%以下であると、アルカリ剤であるアンモニア臭の抑制に適する。
成分(D)であるメドウフォーム油、パーシック油、オリブ油及びオリーブ油由来の植物性スクワランから選ばれた一種又は二種以上を本実施形態の酸化染毛剤に配合することで、三次元培養皮膚モデルを使用した試験結果が良好となる。ここで、メドウフォーム油は、メドウフォーム(Limnanthes alba)の種子から得られる脂肪油であり、パーシック油は、アンズ(Prunus armeniaca)の核から得られる脂肪油であり、オリブ油は、オリーブ(Olea europaea)の果実から得られる脂肪油であり、オリーブ油由来の植物性スクワランは、オリーブ油から得られるスクワレンを水素添加したものである。成分(D)としては、メドウフォーム油、パーシック油又はオリーブ油由来の植物性スクワランの配合が好ましく、メドウフォーム油の配合がより好ましい。
本実施形態の酸化染毛剤における成分(D)の配合濃度は、例えば0.1質量%以上4.0質量%以下であり、0.5質量%以上5.0質量%以下が良く、1.0質量%以上7.5質量%以下が好ましい。0.1質量%以上であると、三次元培養皮膚モデルを使用した試験結果がより良好となり、7.5質量%以下であると、酸化染毛剤で処理後の毛髪における感触の油性感が抑えられる。
本実施形態の酸化染毛剤には、公知の酸化染毛剤と同様、酸化染料が配合される。当該酸化染毛剤における酸化染料の配合濃度は、例えば0.03質量%以上5質量%以下である。
本実施形態の酸化染毛剤を得るための第1剤と第2剤との混合比率は、例えば、第1剤の質量:第2剤の質量=1:0.5以上2以下である。
本実施形態に係る酸化染毛剤の使用時の剤型は、特に限定されず、例えば液状、クリーム状、ワックス状、ゲル状、フォーム状(泡状)が挙げられる。本実施形態の酸化染毛剤の粘度は、使用の際の毛髪への塗布、垂れ落ち等のハンドリング性を考慮すれは、クリーム状が良い。
本実施形態の酸化染毛剤は、公知の酸化染毛剤と同様、毛髪に塗布して使用される。
第1剤
本実施形態の酸化染毛剤を得るための第1剤は、成分(A)であるアルカリ剤と、酸化染料が配合されたものである(本実施形態の第1剤として典型的なものは、水の配合量が70質量%以上のものである。)。この第1剤には、第2剤への成分(C)及び/(D)の配合有無に応じて、成分(C)、成分(D)、又は、成分(C)及び(D)が配合される。また、公知の第1剤原料を任意原料として本実施形態に係る第1剤に配合しても良い。
上記成分(A)であるアルカリ剤としては、水酸化ナトリウム、水酸化カリウムなどの金属水酸化物;炭酸ナトリウム、炭酸カリウムなどの金属炭酸塩;リン酸ナトリウムなどの金属リン酸塩;アンモニア水;炭酸アンモニウム、重炭酸アンモニウム、硫酸アンモニウムなどのアンモニウム塩;モノエタノールアミン、トリエタノールアミン、イソプロパノールアミンなどのアルカノールアミン;などが挙げられる。
本実施形態の第1剤における成分(A)の配合量は、当該第1剤の25℃でのpHが例えば8.5以上12.5以下となる量であり、9.0以上11.0以下となる量が良く、9.5以上10.5以下となる量が好ましい。pHが8.5以上となる量であると、良好な染毛性に好適であり、pHが12.5以下となる量であると、皮膚への刺激抑制に好適である。
上記第1剤に配合する酸化染料として、酸化反応により単独で発色する公知の染料中間体から選択した一種又は二種以上を採用する。染料中間体としては、硫酸トルエン-2,5-ジアミン、塩酸ニトロパラフェニレンジアミン、パラフェニレンジアミン等のフェニレンジアミン誘導体;塩酸2,4-ジアミノフェノール、オルトアミノフェノール、パラアミノフェノール等のフェノール誘導体;等が挙げられる。
また、第1剤の酸化染料として、染料中間体により酸化されて色調を呈する公知のカップラーから選択された一種または二種以上を採用しても良い。カップラーとしては、塩酸2,4-ジアミノフェノキシエタノール、塩酸メタフェニレンジアミン等のフェニレンジアミン誘導体;5-アミノオルトクレゾール、メタアミノフェノール等のアミノフェノール誘導体;レゾルシン;等が挙げられる。
本実施形態の第1剤における酸化染料の配合濃度は、例えば0.05質量%以上10質量%以下である。
本実施形態の第1剤に上記成分(C)を配合する場合、その配合濃度は、例えば0.02質量%以上2.5質量%以下であり、0.2質量%以上3.0質量%以下が良く、0.6質量%以上5.0質量%以下が好ましい。
本実施形態の第1剤に上記成分(D)を配合する場合、その配合濃度は、例えば0.2質量%以上8.0質量%以下であり、1.0質量%以上10質量%以下が良く、2.0質量%以上15質量%以下が好ましい。
本実施形態の第1剤に任意配合する公知の第1剤原料としては、例えば、高級アルコール、ノニオン界面活性剤、カチオン界面活性剤、多価アルコール、炭化水素、油脂、抗炎症剤、酸化防止剤、キレート剤である。
第1剤に高級アルコールを配合する場合、この高級アルコールとしては、例えば、セタノール、イソセチルアルコール、セトステアリルアルコール、ステアリルアルコール、イソステアリルアルコール、ベヘニルアルコール、オクチルドデカノール、ミリスチルアルコールが挙げられる。一種又は二種以上の高級アルコールを第1剤に配合すると良く、高級アルコールの配合濃度は、適宜設定されるものであるが、例えば2質量%以上20質量%以下である。
第1剤にノニオン界面活性剤を配合する場合、このノニオン界面活性剤としては、例えば、ポリオキシエチレンアルキルエーテル、ポリオキシエチレンポリオキシプロピレンアルキルエーテル、ポリオキシエチレン脂肪酸エステル、ポリオキシエチレンソルビタン脂肪酸エステル、ポリオキシエチレンソルビトールテトラ脂肪酸エステル、グリセリン脂肪酸エステル、ソルビタン脂肪酸エステル、ポリグリセリン脂肪酸エステル、ショ糖脂肪酸エステルが挙げられる。一種又は二種以上のノニオン界面活性剤を第1剤に配合すると良く、ノニオン界面活性剤の配合濃度は、例えば5質量%以上15質量%以下である。
第1剤にカチオン界面活性剤を配合する場合、このカチオン界面活性剤としては、例えば、長鎖アルキルトリメチルアンモニウム塩、ジ長鎖アルキルジメチルアンモニウム塩、モノアルキルエーテル型4級アンモニウム塩など4級アンモニウム塩が挙げられる。一種又は二種以上のカチオン界面活性剤を第1剤に配合すると良く、カチオン界面活性剤の配合濃度は、例えば0.5質量%以上2質量%以下である。
本実施形態の第1剤の25℃でのpHは、例えば8.5以上12.5以下であり、9.0以上11.0以下が良く、9.5以上10.5以下が好ましい。pHが8.5以上であると、良好な染毛性に好適であり、pHが12.5以下であると、皮膚への刺激抑制に好適である。
また、本実施形態に係る第1剤の剤型は、特に限定されず、液状、クリーム状、ワックス状、ゲル状等のO/Wエマルションである。クリーム状の剤型である場合の第1剤の粘度は、例えば、B型粘度計を使用して25℃、12rpmで計測した60秒後の値が30000mPa・s以上60000mPa・s以下である。
第2剤
本実施形態の酸化染毛剤を得るための第2剤は、成分(B)である酸化剤が配合されたものである(本実施形態の第2剤として典型的なものは、水の配合量が70質量%以上のものである。)。この第2剤には、第1剤への成分(C)及び/(D)の配合有無に応じて、成分(C)、成分(D)、又は、成分(C)及び(D)が配合される。また、公知の第2剤原料を任意原料として本実施形態に係る第2剤に配合しても良い。
上記成分(B)である酸化剤としては、例えば、過酸化水素、臭素酸塩、過炭酸塩、過ホウ酸塩が挙げられる。本実施形態の第2剤における酸化剤の配合濃度は、特に限定されないが、例えば2質量%以上7質量%以下である。
本実施形態の第2剤に上記成分(C)を配合する場合、その配合濃度は、例えば0.02質量%以上2.5質量%以下であり、0.2質量%以上3.0質量%以下が良く、0.6質量%以上5.0質量%以下が好ましい。
本実施形態の第2剤に上記成分(D)を配合する場合、その配合濃度は、例えば0.2質量%以上8.0質量%以下であり、1.0質量%以上10質量%以下が良く、2.0質量%以上15質量%以下が好ましい。
本実施形態の第2剤に任意配合する公知の第2剤原料としては、高級アルコール(配合濃度は、例えば1質量%以上6質量%以下)、ノニオン界面活性剤(配合濃度は、例えば1質量%以上5質量%以下)、カチオン界面活性剤(配合濃度は、例えば0.1質量%以上3質量%以下)、多価アルコール、エステル油、酸化防止剤、キレート剤などである。
第2剤の剤型は、特に限定されず、例えば液状、クリーム状、ゲル状が挙げられ、第2剤の25℃におけるpHは、過酸化水素を成分(B)として配合している場合、例えば2.0以上4.0以下である。
(毛髪脱色剤)
本実施形態の毛髪脱色剤は、公知の毛髪脱色剤と同様、毛髪のメラニン色素を酸化分解して毛髪色を明るくするために用いられるものである。本実施形態の毛髪脱色剤には、毛髪を染色するための酸化染料が配合されない。この酸化染料を配合しないこと以外、本実施形態の毛髪脱色剤は、本実施形態の酸化染毛剤と異なるところはない。
以下、実施例に基づき本発明を詳述するが、この実施例の記載に基づいて本発明が限定的に解釈されるものではない。
実施例1a、1bの酸化染毛剤を製造し、これら組成物についての皮膚刺激の抑制評価を行った。詳細は、次の通りである。
(実施例1a及び1bの酸化染毛剤)
下記実施例1aの第1剤と実施例1aの第2剤を、質量比1:1で混合したものを実施例1aの酸化染毛剤とした。また、同様に、下記実施例1bの第1剤と実施例1bの第2剤を混合したものを、実施例1bの酸化染毛剤とした。なお、実施例1a、1bの酸化染毛剤は、pHが9.0以上10.0以下、剤型がクリーム状のものであった。
実施例1a及び1bの第1剤
pHが9.0以上10.0以下、粘度が40000mPa・s以上50000mPa・s以下であるクリーム状の実施例1a及び実施例1bの第1剤を、水と各成分を配合して製造した。その成分は、ココアンホ酢酸Na、メドウフォーム油、パーシック油、酸化染料、セトステアリルアルコール、ポリオキシエチレンアルキルエーテル、モノステアリン酸グリセリル、4級アンモニウム塩、PEG(20)、デキストリン、抗炎症剤、イソプロピルアルコール、酸化防止剤、キレート剤、重炭酸アンモニウム、アンモニア水及び香料であり、配合量は、下記表1-1の通りとした。
実施例1a及び1bの第2剤
pHが2.5以上3.5以下、粘度が5000mPa・s以上10000mPa・s以下であるクリーム状の実施例1a及び実施例1bの第2剤を、水と各成分を配合して製造した。その成分は、コカミドプロピルベタイン、過酸化水素、セトステアリルアルコール、ポリオキシエチレンアルキルエーテル、4級アンモニウム塩、ホホバ油、メドウフォーム油、キレート剤及びフェノキシエタノールであり、配合量は、下記表1-2の通りとした。
(皮膚刺激の抑制評価)
Skin Ethic社製「EPISKIN」を用いOECDテストガイドライン439に準じて、以下の(1)~(5)条件手順で試験を行った。下記(5)における細胞生存指数をもって、皮膚刺激の抑制評価を行った。
(1)酸化染毛剤を塗布する24時間前までに、維持培地上、37℃・5%CO条件下で、EPISKINを事前培養した。
(2)200±15mgの酸化染毛剤を、第1剤及び第2剤を1:1の質量比率で混合して得られてから約5分後に、EPISKINに塗布。この塗布してから60分経過後に、滅菌綿棒で酸化染毛剤を拭き取り、リン酸緩衝生理食塩水(PBS(+):bibco社製「DPBS,calcium,magnesium」)を用いて十分に洗浄した。
(3)洗浄後のEPISKINにPBS(+)を150µL乗せ、新しい維持培地上、37℃・5%CO条件下で18時間の事後培養を行った。
(4)事後培養後のEPISKINを、10%のレサズリン(BIO-RAD社製「Alamar Blue」)を加えた評価用培地に移し、37℃・5%CO条件下で5時間の培養を行った。
(5)評価用培地を96wellプレートに移し、560nmで励起した時の590nmの蛍光を測定し細胞生存指数とした。
下表1-3に、評価結果を示す。なお、表1-3の「皮膚刺激の抑制評価」において使用したSkin Ethic社製「EPISKIN」は、同一の製造ロットのものとし、同「皮膚刺激の抑制評価」は、蛍光測定した2対象の細胞生存指数の平均である。
Figure 0007199832000003
Figure 0007199832000004
Figure 0007199832000005
表1-3において、「皮膚刺激の抑制評価」は「細胞生存指数」であるから、その値が大きいほどに細胞が生存し、良好な評価結果であることを意味する。実施例1bよりも(B)成分の配合量が多い実施例1aの方が、「皮膚刺激の抑制評価」に優れていたことを確認できる。このことは、配合により「皮膚刺激の抑制評価」が高まる(B)成分の配合量を増やすと、更にその評価が高まることを示す。
上記の実施例の酸化染毛剤とは別に、参考例1a~1bの酸化染毛剤を製造し、実施例1aと同様、皮膚刺激の抑制評価を行った。詳細は、次の通りである。
(参考例1a~1bの酸化染毛剤)
下記参考例1aの第1剤と参考例1aの第2剤を、質量比1:1で混合したものを参考例1aの酸化染毛剤とした。また、同様に、下記参考例1bの第1剤及び参考例1bの第2剤を混合して得たものを、参考例1bの酸化染毛剤とした。なお、参考例1a、1bの酸化染毛剤は、pHが9.0以上10.0以下、剤型がクリーム状のものであった。
参考例1a及び参考例1bの第1剤
pHが9.0以上10.0以下、粘度が40000mPa・s以上50000mPa・s以下であるクリーム状の参考例1a及び参考例1bの第1剤を、水と各成分を配合して製造した。その成分は、ココアンホ酢酸Na、酸化染料、セトステアリルアルコール、オレイルアルコール、ポリオキシエチレンアルキルエーテル、リン酸ジセチル、ポリオキシエチレンアルキルエーテルリン酸、PEG(20)、硬化油、パーム核油、パーム油、デキストリン、キサンタンガム、プロピレングリコール、抗炎症剤、酸化防止剤、キレート剤、重炭酸アンモニウム、アンモニア水及び香料であり、配合量は、下記表2-1の通りとした。
参考例1a及び1bの第2剤
pHが2.5以上3.5以下、粘度が5000mPa・s以上10000mPa・s以下であるクリーム状の参考例1a及び参考例1bの第2剤を、水と各成分を配合して製造した。その成分は、過酸化水素、セトステアリルアルコール、ポリオキシエチレンアルキルエーテル、ポリオキシエチレンアルキルエーテルリン酸、リン酸ジセチル、塩化ジメチルジアリルアンモニウム・アクリル酸共重合体液、キレート剤、フェノキシエタノール、リン酸及びアルギニンあり、配合量は、下記表2-2の通りとした。
下表2-3に、参考例1a~1bの評価結果を示す。
Figure 0007199832000006
Figure 0007199832000007
Figure 0007199832000008
表2-3において、参考例1bよりも、成分(A)を配合した参考例1aの方が、「皮膚刺激の抑制評価」に優れていたことを確認できる。これは、成分(A)の配合により「皮膚刺激の抑制評価」が高まることを示す。
上記の実施例及び参考例の酸化染毛剤とは別に、参考例2a~2bの酸化染毛剤を製造し、実施例1aと同様、皮膚刺激の抑制評価を行った。詳細は、次の通りである。
(参考例2a~2bの酸化染毛剤)
下記参考例2aの第1剤と参考例2aの第2剤を、質量比1:1で混合したものを参考例2aの酸化染毛剤とした。また、同様に、下記参考例2bの第1剤及び参考例2bの第2剤を混合したものを、参考例2bの酸化染毛剤とした。なお、参考例2a、2bの酸化染毛剤は、pHが9.0以上10.0以下、剤型がクリーム状のものであった。
参考例2a及び2bの第1剤
pHが9.0以上10.0以下、粘度が40000mPa・s以上50000mPa・s以下であるクリーム状の参考例2a及び参考例2bの第1剤を、水と各成分を配合して製造した。その成分は、ココアンホ酢酸Na、ラウラミドプロピルベタイン 、酸化染料、セトステアリルアルコール、ポリオキシエチレンアルキルエーテル、ステアリン酸グリコール、4級アンモニウム塩、PEG(20)、流動パラフィン、硬化油、米ヌカ油、パーム核油、パーム油、デキストリン、プロピレングリコール、イソプロピルアルコール、抗炎症剤、酸化防止剤、キレート剤、重炭酸アンモニウム、アンモニア水及び香料であり、配合量は、下記表3-1の通りとした。
参考例2a及び2bの第2剤
pHが2.5以上3.5以下、粘度が5000mPa・s以上10000mPa・s以下であるクリーム状の参考例2a及び参考例2bの第2剤を、水と各成分を配合して製造した。その成分は、ココアンホ酢酸Na、コカミドプロピルベタイン、過酸化水素、セトステアリルアルコール、ポリオキシエチレンアルキルエーテル、4級アンモニウム塩、流動パラフィン、サラシミツロウ、軟質ラノリン脂肪酸コレステリル、キレート剤及びフェノキシエタノールであり、配合量は、下記表3-2の通りとした。
下表2-3に、参考例2a~2bの評価結果を示す。
Figure 0007199832000009
Figure 0007199832000010
Figure 0007199832000011
表3-3において、参考例2bよりも、成分(A)を配合した参考例2aの方が、「皮膚刺激の抑制評価」に優れていたことを確認できる。これは、成分(A)の配合により「皮膚刺激の抑制評価」が高まることを示す。
上記の実施例及び参考例の酸化染毛剤とは別に、参考例3a~3jの酸化染毛剤を製造し、実施例1aと同様、皮膚刺激の抑制評価を行った。詳細は、次の通りである。なお、参考例3a~3jの酸化染毛剤は、pHが9.0以上10.0以下、剤型がクリーム状のものであった。
(参考例3a~3jの酸化染毛剤)
下記参考例3aの第1剤と参考例3aの第2剤を、質量比1:1で混合したものを参考例3aの酸化染毛剤とした。また、同様に、下記参考例3b~3jの第1剤及び参考例3b~3jの第2剤を夫々混合して得られたものを、参考例3b~3jの酸化染毛剤とした。
参考例3a~3jの第1剤
pHが9.0以上10.0以下、粘度が40000mPa・s以上50000mPa・s以下であるクリーム状の参考例3a~3jの第1剤を、水と各成分を配合して製造した。その成分は、メドウフォーム油、パーシック油、オリブ油、植物性スクワラン(オリーブ由来)、植物性スクワラン(サトウキビ由来)、シア脂(固形)、シア脂(液状)、米ヌカ油、ヒマシ油、酸化染料、セトステアリルアルコール、ポリオキシエチレンアルキルエーテル、4級アンモニウム塩、PEG(20)、イソプロピルアルコール、酸化防止剤、キレート剤、重炭酸アンモニウム、アンモニア水及び香料であり、配合量は、下記表4-1の通りとした。
参考例3a~3jの第2剤
pHが2.5以上3.5以下、粘度が5000mPa・s以上10000mPa・s以下であるクリーム状の参考例3a~3jの第2剤を、水と各成分を配合して製造した。その成分は、ココアンホ酢酸Na、過酸化水素、セトステアリルアルコール、ポリオキシエチレンアルキルエーテル、4級アンモニウム塩、流動パラフィン、サラシミツロウ、軟質ラノリン脂肪酸コレステリル、キレート剤及びフェノキシエタノールであり、配合量は、下記表4-2の通りとした。
下表4-3に、参考例2a~2bの評価結果を示す。
Figure 0007199832000012
Figure 0007199832000013
Figure 0007199832000014
表4-3において、成分(A)を配合した参考例3aよりも、成分(A)及び(B)を配合した参考例3b~3eの方が、「皮膚刺激の抑制評価」に優れていたことを確認できる(メドウフォーム油を配合した参考例3bの評価が特に優れていた。)。これは、成分(B)の配合により「皮膚刺激の抑制評価」が高まることを示す。一方で、成分(B)の比較成分を配合した参考例3f~3jは、参考例3aよりも劣っていたことを確認できる。

Claims (3)

  1. 下記成分(A)、(B)、(C)及び(D)が配合され
    液状、クリーム状、ワックス状又はゲル状であることを特徴とする酸化染毛剤又は毛髪脱色剤。
    (A)アルカリ剤
    (B)酸化剤
    (C)N-アシルアミノエチル-N-2-ヒドロキシエチルグリシン又はN-アシルアミノエチル-N-2-ヒドロキシエチルグリシン
    (D)メドウフォーム油、パーシック油、オリブ油及びオリーブ油由来の植物性スクワランから選ばれた一種又は二種以上
  2. 請求項1に記載の酸化染毛剤又は毛髪脱色剤を得るための酸化染毛剤用キット又は毛髪脱色剤用キットであって、
    前記成分(A)、並びに、前記成分(C)及び/又は前記成分(D)が配合されている第1剤と、
    前記成分(B)、並びに、前記成分(C)及び/又は前記成分(D)が配合されている第2剤と、
    を備えることを特徴とする酸化染毛剤用キット又は毛髪脱色剤用キット。
  3. 請求項1に記載の酸化染毛剤又は毛髪脱色剤を使用することを特徴とする酸化染毛方法又は毛髪脱色方法。
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