JP7197136B2 - 蓋部材 - Google Patents
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Description
前記蓋部材の上面側には、前記梁部材の下辺部の挿入を許容する受容部が設けられており、
前記蓋部材は、上下方向に延びる複数の縦壁部を備え、
前記受容部は、前記複数の縦壁部の間を連結する受容底壁部と、前記受容底壁部から上方に突出する複数の規制部とを備え、
前記蓋部材のうち前記梁部材の下面側と対向する部位には、前記受容部よりも前記蓋部材の外縁部側において、前記受容底壁部よりも下方に位置する低領域部が設けられていることを特徴とする蓋部材。
また、蓋部材のうち梁部材の下面側と対向する部位において受容部よりも蓋部材の外縁部側に低領域部が設けられることで、蓋部材の上方に梁部材を設置する作業や、梁部材を側壁部に固定する作業を行う際に、該作業を行う作業者の手や工具等の作業用のスペースを確保することができる。従って、梁部材を容器に取付けたり、取外したりする際の作業性の向上を図ることができる。尚、前記低領域部は、前記梁部材の側方の空間と連通していることとしてもよい。この場合、本手段1の作用効果がより確実に奏される。
前記蓋部材の上面側には、前記梁部材の下辺部の挿入を許容する受容部が設けられており、
前記蓋部材の下面側には、前記ワークの上端部の挿入を許容するワーク受容部が設けられ、
前記受容部、及び、前記ワーク受容部は、前記蓋部材を平面視した場合に異なる位置に設けられるとともに、前記受容部と、前記ワーク受容部との間には段差部が設けられていることを特徴とする蓋部材。
手段2によれば、蓋部材の下面側にワーク受容部が設けられることで、ワークの水平方向への変位、及び、傾倒変位が、蓋部材を介して、梁部材により規制されることとなる。従って、ワークの収容状態の安定化等を図ることができ、ワークを安定して運搬等することができる。また、受容部と、ワーク受容部との間には段差部が設けられている。このため、例えば、受容部の底面を形成する壁部(受容底壁部)と、ワーク受容部の天井面を形成する壁部とが同一高さで、一部が連続して設けられるような構成に比べ、蓋部材の強度を高めることができる。
手段3.平面視略矩形状をなす底壁構成部と、前記底壁構成部の各側辺部に沿って上方に延びる側壁部と、相対する一対の前記側壁部の上辺部間を連結するようにして設けられる梁部材とを備える容器に対し、前記容器に収容されたワークの上方を覆うとともに、前記梁部材の下方に設置される蓋部材であって、
前記蓋部材の上面側には、前記梁部材の下辺部の挿入を許容する受容部が設けられており、
前記蓋部材の下面側には、前記ワークの上端部の挿入を許容するワーク受容部が設けられ、
前記受容部、及び、前記ワーク受容部は、前記蓋部材を平面視した場合に、前記受容部の少なくとも一部が前記ワーク受容部と重複した位置に設けられるとともに、前記受容部と、前記ワーク受容部との間には段差部が設けられていることを特徴とする蓋部材。
手段4.平面視略矩形状をなす底壁構成部と、前記底壁構成部の各側辺部に沿って上方に延びる側壁部と、相対する一対の前記側壁部の上辺部間を連結するようにして設けられる梁部材とを備える容器に対し、前記容器に収容されたワークの上方を覆うとともに、前記梁部材の下方に設置される蓋部材であって、
前記蓋部材の上面側には、前記梁部材の下辺部の挿入を許容する受容部が設けられており、
前記蓋部材は、前記容器に収容された前記ワークに載置される構成であって、
前記受容部は、階段状をなす階段部、又は、上方に向けて前記受容部を広げる方向に傾斜して延びる傾斜部を備えていることを特徴とする蓋部材。
手段4によれば、容器に収容されるワークの高さにばらつきが生じた場合であっても、梁部材の容器への取付位置を微調整し、梁部材と、受容部(階段部、又は、傾斜部)とが当接、又は、近接する相対位置とすることができる。つまり、容器に収容されるワークの高さが設計の高さよりも低くなった場合、梁部材と、蓋部材とが上下に離間し、梁部材の受容部への挿入長が短くなって、蓋部材(ワーク)の上下の振動等を抑え難くなり、蓋部材が外れ易くなる、或いは、ワークが位置ずれする等のことが懸念されるが、梁部材の取付位置を、階段部、又は、傾斜部のより高い位置と当接し得るように調整することで、かかる懸念を払拭することができる。また、容器に収容されるワークの高さが設計の高さよりも高くなった場合、梁部材と、ワークとの間に蓋部材を設置するスペースを確保できなくなってしまうことが懸念されるが、梁部材の取付位置を、階段部、又は、傾斜部のより低い位置と当接し得るように調整することで、かかる懸念を払拭することができる。特に、ワークが(トレーを介在させて)複数段積まれて容器に収容される場合や、容器が複数種類のワークの運搬に使用される場合等には、上記の作用効果がより顕著なものとなる。従って、利便性の向上、及び、汎用性の向上等を図ることができる。
尚、階段部、及び、傾斜部のうち、梁部材の下面に対向する(当接し得る)部位により受容底壁部が構成され、側面に対向する(当接し得る)部位により規制部が構成される。また、階段部、又は、傾斜部を備える構成を採用する場合には、容器に2本の互いに平行して延在する梁部材が設けられ、梁部材の延在方向に対して直交する方向において、一方の梁部材の一側面側と、当該一方の梁部材に対応する受容部(階段部、又は、傾斜部)とが当接、又は、近接して配置され、他方の梁部材の他側面側と、当該他方の梁部材に対応する受容部(階段部、又は、傾斜部)とが当接、又は、近接して配置されることとしてもよい。この場合、蓋部材の水平方向の位置ずれをより確実に防止することができる。
前記低領域部に設けられ、前記縦壁部と、前記外周壁部との間を連結する左右一対の連結縦壁部と、前記一対の連結縦壁部の上縁部間を連結する連結天壁部とを具備する連結部とを備えていることを特徴とする手段1に記載の蓋部材。
前記外周壁部は、前記蓋部材の内外方向において所定距離を隔てて対向する内壁部、及び、外壁部と、前記内壁部と前記外壁部との間を連結する横壁部とを備え、
前記低領域部は、前記蓋部材のうち前記梁部材の下面側と対向する部位において、前記外周壁部を含む範囲に設けられ、
前記低領域部における前記外周壁部には、前記蓋部材の外周面を前記蓋部材の内方側に窪ませる窪み部が、前記低領域部の上面側と連続して設けられていることを特徴とする手段1又は5に記載の蓋部材。
Claims (6)
- 平面視略矩形状をなす底壁構成部と、前記底壁構成部の各側辺部に沿って上方に延びる側壁部と、相対する一対の前記側壁部の上辺部間を連結するようにして設けられる梁部材とを備える容器に対し、前記容器に収容されたワークの上方を覆うとともに、前記梁部材の下方に設置される蓋部材であって、
前記蓋部材の上面側には、前記梁部材の下辺部の挿入を許容する受容部が設けられており、
前記蓋部材は、上下方向に延びる複数の縦壁部を備え、
前記受容部は、前記複数の縦壁部の間を連結する受容底壁部と、前記受容底壁部から上方に突出する複数の規制部とを備え、
前記蓋部材のうち前記梁部材の下面側と対向する部位には、前記受容部よりも前記蓋部材の外縁部側において、前記受容底壁部よりも下方に位置する低領域部が設けられていることを特徴とする蓋部材。 - 平面視略矩形状をなす底壁構成部と、前記底壁構成部の各側辺部に沿って上方に延びる側壁部と、相対する一対の前記側壁部の上辺部間を連結するようにして設けられる梁部材とを備える容器に対し、前記容器に収容されたワークの上方を覆うとともに、前記梁部材の下方に設置される蓋部材であって、
前記蓋部材の上面側には、前記梁部材の下辺部の挿入を許容する受容部が設けられており、
前記蓋部材の下面側には、前記ワークの上端部の挿入を許容するワーク受容部が設けられ、
前記受容部、及び、前記ワーク受容部は、前記蓋部材を平面視した場合に異なる位置に設けられるとともに、前記受容部と、前記ワーク受容部との間には段差部が設けられていることを特徴とする蓋部材。 - 平面視略矩形状をなす底壁構成部と、前記底壁構成部の各側辺部に沿って上方に延びる側壁部と、相対する一対の前記側壁部の上辺部間を連結するようにして設けられる梁部材とを備える容器に対し、前記容器に収容されたワークの上方を覆うとともに、前記梁部材の下方に設置される蓋部材であって、
前記蓋部材の上面側には、前記梁部材の下辺部の挿入を許容する受容部が設けられており、
前記蓋部材の下面側には、前記ワークの上端部の挿入を許容するワーク受容部が設けられ、
前記受容部、及び、前記ワーク受容部は、前記蓋部材を平面視した場合に、前記受容部の少なくとも一部が前記ワーク受容部と重複した位置に設けられるとともに、前記受容部と、前記ワーク受容部との間には段差部が設けられていることを特徴とする蓋部材。 - 平面視略矩形状をなす底壁構成部と、前記底壁構成部の各側辺部に沿って上方に延びる側壁部と、相対する一対の前記側壁部の上辺部間を連結するようにして設けられる梁部材とを備える容器に対し、前記容器に収容されたワークの上方を覆うとともに、前記梁部材の下方に設置される蓋部材であって、
前記蓋部材の上面側には、前記梁部材の下辺部の挿入を許容する受容部が設けられており、
前記蓋部材は、前記容器に収容された前記ワークに載置される構成であって、
前記受容部は、階段状をなす階段部、又は、上方に向けて前記受容部を広げる方向に傾斜して延びる傾斜部を備えていることを特徴とする蓋部材。 - 前記蓋部材の外縁部、又は、その近傍において上下方向に延び、前記蓋部材の外縁部に沿って延在する外周壁部と、
前記低領域部に設けられ、前記縦壁部と、前記外周壁部との間を連結する左右一対の連結縦壁部と、前記一対の連結縦壁部の上縁部間を連結する連結天壁部とを具備する連結部とを備えていることを特徴とする請求項1に記載の蓋部材。 - 前記蓋部材の外縁部、又は、その近傍において上下方向に延び、前記蓋部材の外縁部に沿って延在する外周壁部を備え、
前記外周壁部は、前記蓋部材の内外方向において所定距離を隔てて対向する内壁部、及び、外壁部と、前記内壁部と前記外壁部との間を連結する横壁部とを備え、
前記低領域部は、前記蓋部材のうち前記梁部材の下面側と対向する部位において、前記外周壁部を含む範囲に設けられ、
前記低領域部における前記外周壁部には、前記蓋部材の外周面を前記蓋部材の内方側に窪ませる窪み部が、前記低領域部の上面側と連続して設けられていることを特徴とする請求項1又は5に記載の蓋部材。
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