JP6727433B2 - 梱包装置 - Google Patents

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Description

本発明は、梱包装置、さらに詳しくは、製品を梱包するときに用いられる緩衝材及び外装段ボールからなる梱包装置の底部側の構造に関するものである。
従来技術において、底部に配置される外装段ボールに押え片を設け、外装段ボールの表面の方向にその押え片が切り起こされた梱包装置が提案されている(例えば、特許文献1参照)。特許文献1の梱包装置は、切り起こされた押え片の復元力を利用して、押え片が、箱内に梱包される製品を保護する緩衝材の片側を押し付けている。また、この梱包装置は、押え片によって押し付けられた緩衝材の反対側が外装段ボールの側面に押し当てられることにより、緩衝材が押え片と側面とに挟み込こまれ、外装段ボールに対して緩衝材の位置が保持されている。
実公昭55−56154号公報
特許文献1の梱包装置は、緩衝材が押え片と側面とに挟み込こまれ、緩衝材の位置が保持されている状態では、押え片と緩衝材との間には隙間が存在し、押え片の先端部のみが緩衝材と接触している。そのため、従来の梱包装置は、緩衝材が挟み込まれた状態で、押え片が緩衝材を押えている方向に緩衝材が動いた場合、押え片と緩衝材と間の摩擦抵抗が小さいため、緩衝材が動きやすくなる。その結果、従来の梱包装置は、緩衝材が動くことで緩衝材の位置ずれが生じ、押え片から緩衝材が外れてしまうことが懸念される。
本発明は、上記のような課題を解決するためのもので、底部に位置する外装段ボール上において緩衝材の位置を保持でき、押え片から緩衝材が外れない梱包装置を提供することにある。
本発明の梱包装置は、被包装体の底部が載置される1つ又は複数の底部緩衝材と、1つ又は複数の底部緩衝材が載置される平板状の底板部を備える底部段ボール材と、を有し、底板部は、底板部から切り起こしにより形成される1つ又は複数の押え部材を備え、1つ又は複数の押え部材のそれぞれは、基部となる部分に折り曲げ用の根元溝部が形成されると共に、1つ又は複数の押え部材の先端部と基部との間に根元溝部と平行な中間溝部が形成されており、1つ又は複数の底部緩衝材は、1つ又は複数の押え部材の切り起こしにより底板部に形成された1つ又は複数の開口部に対して、開口部の基部とは反対側の一部を覆って設置され、1つ又は複数の押え部材が、1つ又は複数の底部緩衝材の側面壁部と当接して、1つ又は複数の底部緩衝材が根元溝部の方向に移動することを規制するものである。
本発明に係る梱包装置は、1つ又は複数の押え部材の先端部と基部との間に根元溝部と平行な中間溝部が形成されているものである。そのため、底部段ボール材に底部緩衝材が載置された状態で、押え部材の方向に底部緩衝材が動いたとしても、押え部材が中間溝部を基準に折り曲がることで押え部材と底部緩衝材とが面で接触する。その結果、押え部材と底部緩衝材との間の摩擦が大きくなり、底部緩衝材の位置が保持され、かつ、底部緩衝材が押え部材から外れにくくなる。このため、本発明に係る梱包装置は、被包装体の輸送時に梱包装置の構成部材の間が緩んだり外れたりするおそれがない。
本発明の実施の形態1に係る梱包装置の斜視図である。 本発明の実施の形態1に係る梱包装置の分解斜視図である。 図1の梱包装置を構成する底部段ボール材の斜視図である。 図1の梱包装置を構成する底部段ボール材の展開図である。 図3に示す底部段ボール材におけるA部の拡大図である。 図1の梱包装置を構成する底部段ボール材及び底部緩衝材の斜視図である。 図1の梱包装置を構成する底部段ボール材及び底部緩衝材の上面図である。 図7の梱包装置における押え部材のB−B線拡大図である。 図6の梱包装置において押え部材の方向に底部緩衝材が動いた際の押え部材の拡大図である。 本発明の実施の形態2に係る梱包装置の押え部材を切り起こした状態における押え部材の拡大図である。 図10の梱包装置において押え部材の方向に底部緩衝材が動いた際の押え部材の拡大図である。 本発明の実施の形態3に係る梱包装置の押え部材を切り起こした状態における押え部材の拡大図である。 本発明の実施の形態4に係る梱包装置の押え部材を切り起こした状態における押え部材の拡大図である。 本発明の実施の形態5に係る梱包装置の押え部材を切り起こした状態における押え部材の概略断面図である。 本発明の実施の形態6に係る梱包装置の概略斜視図である。
以下、本発明の実施の形態に係る梱包装置について図面等を参照しながら説明する。以下の図面において、同一の符号を付したものは、同一又はこれに相当するものであり、以下に記載する実施の形態の全文において共通することとする。そして、明細書全文に表されている構成要素の形態は、あくまでも例示であって、明細書に記載された形態に限定するものではない。また、図面では各構成部材の大きさの関係が実際のものとは異なる場合がある。なお、本実施の形態において、理解を容易にするために方向を表す用語(例えば「上」、「下」、「右」、「左」、「前」、「後」など)を適宜用いるが、これは説明のためのものであって、これらの用語は本願発明を限定するものではない。
実施の形態1.
[梱包装置の構成]
図1は、本発明の実施の形態1に係る梱包装置100の斜視図である。図2は、本発明の実施の形態1に係る梱包装置100の分解斜視図である。図1及び図2を参照して梱包装置100の各部の構成を説明する。なお、図1及び図2において示すX軸は、X1側を左、X2側を右として梱包装置100の左右の幅方向を示す。また、Y軸は、Y1側を前側、Y2側を後側として梱包装置100の前後の奥行方向を示す。さらに、Z軸は、Z1側を上、Z2側を下として梱包装置100の上下方向を示すものである。なお、以下の説明では、梱包装置100に梱包される被包装体の例示として空気調和機用の室外機150を示している。しかし、室外機150は、梱包装置100に梱包される製品の1つであり、梱包装置100に梱包される製品は、例えば、室内機、調理器、冷蔵庫、又は、照明装置など、室外機150に限定されるものではない。
梱包装置100は、被包装体を保護するものであり、被包装体を物流における荷扱い時の接触から保護する耐衝性と、被包装体に係る圧力から保護する耐圧性とを有するものである。梱包装置100は、図1及び図2に示すように、被包装体となる室外機150の底部151が載置される底部緩衝材10及び底部緩衝材20と、底部緩衝材10及び底部緩衝材20が載置される底部段ボール材30とを有する。また、梱包装置100は、室外機150の天面部152に載置される上部緩衝材40及び上部緩衝材50と、上部緩衝材40及び上部緩衝材50に載置される上部段ボール材60とを有する。さらに、梱包装置100は、底部段ボール材30と上部段ボール材60の外側に掛けられるバンド部材70を有する。
底部緩衝材10及び底部緩衝材20は、発泡スチロール材を直方体状に成形したものである。底部緩衝材10及び底部緩衝材20は、室外機150の幅方向(X軸方向)において、底部151の両側に被せられる。底部緩衝材10及び底部緩衝材20は、室外機150の底部151側の形状に合致するように、上面側に凹部11及び凹部21が形成されている。また、底部緩衝材10及び底部緩衝材20は、上面側に凹部11及び凹部21よりも更に深く凹んでいる凹部12及び凹部22が、短手方向(Y軸方向)に延びるように形成されている。凹部12及び凹部22には、室外機150の底部151に設けられた脚部153が挿入される。
図3は、図1の梱包装置100を構成する底部段ボール材30の斜視図である。底部段ボール材30は、底部緩衝材10及び底部緩衝材20の下面部および周囲面部を被うように形成されたトレイ型の段ボール材であり、底部緩衝材10及び底部緩衝材20の外側に被せられるように構成される。底部段ボール材30は、底部緩衝材10及び底部緩衝材20が載置される平板状の底板部31を有する。この底板部31は、平面視で矩形状に形成されている。また、底部段ボール材30は、底板部31の端縁部において、底板部31の長手方向(X軸方向)に形成された対向する2つの長辺側壁部32と、底板部31の短手方向(Y軸方向)に形成された対向する2つの短辺側壁部33とを有する。また、底部段ボール材30は、底板部31に形成された押え部材35を有している。なお、押え部材35については、後述する。
図2に戻り、上部緩衝材40及び上部緩衝材50は、発泡スチロール材を直方体状に成形したものである。上部緩衝材40及び上部緩衝材50は、室外機150の幅方向(X軸方向)において、室外機150の天面部152の両肩に被せられる。上部緩衝材40及び上部緩衝材50は、室外機150の天面部152側の形状に合致されるように、下面側にそれぞれ凹部(図示せず)が形成されている。また、上部緩衝材40及び上部緩衝材50は、図2に示すように、室外機150の天面部152の端縁部及び角部と当接する部分を中心に肉厚に形成され、天面部152の中央付近と対向する部分には切り欠き部41及び切り欠き部51が形成されてもよい。上部緩衝材40及び上部緩衝材50に切り欠き部41及び切り欠き部51が形成されることで、使用材料の量を削減することができる。なお、上部緩衝材40及び上部緩衝材50は、1つの部材として構成されてもよい。
上部段ボール材60は、上部緩衝材40及び上部緩衝材50の上面部および周囲面部を被うように形成されたトレイ型の段ボール材であり、上部緩衝材40及び上部緩衝材50の外側に被せられるように構成される。上部段ボール材60は、上部緩衝材40及び上部緩衝材50に載置される平板状の天板部61を有する。この天板部61は、平面視で矩形状に形成されている。また、上部段ボール材60は、天板部61の端縁部において、天板部61の長手方向(X軸方向)に形成された対向する2つの長辺側壁部62と、天板部61の短手方向(Y軸方向)に形成された対向する2つの短辺側壁部63とを有する。
バンド部材70は、室外機150に底部緩衝材10及び底部緩衝材20並びに上部緩衝材40及び上部緩衝材50が嵌めこまれ、それらを底部段ボール材30及び上部段ボール材60で覆った状態を維持するためのものである。バンド部材70は、底部段ボール材30及び上部段ボール材60の外側に掛けられる。なお、バンド部材70は、図2に示すように、2本使用されているが、使用する本数は2本に限定されるものではなく、1本でもよく、3本以上であってもよい。また、バンド部材70は、図2に示すように、室外機150の前後方向及び上下方向(Y軸方向及びZ軸方向)に配置されているが、幅方向及び上下方向(X軸方向及びZ軸方向)に配置されてもよい。
[押え部材の構成]
図4は、図1の梱包装置100を構成する底部段ボール材30の展開図である。図5は、図3に示す底部段ボール材30におけるA部の拡大図である。図3〜図5を用いて押え部材35の構成について説明する。図3及び図4に示すように、底部段ボール材30の底板部31には、底板部31の長手方向(X軸方向)に沿って一対の押え部材35が形成されている。一対の押え部材35は、図4に示すように、短手方向(Y軸方向)において同一位置となる長手方向の軸M上に形成されている。ただし、一対の押え部材35は、短手方向(Y軸方向)において同一位置に形成されるものに限定されるものではなく、短手方向(Y軸方向)において異なる位置に形成されてもよい。また、各押え部材35は、短手方向(Y軸方向)に1つ形成されているが、短手方向(Y軸方向)において複数形成されてもよい。
押え部材35は、底部緩衝材10及び底部緩衝材20が底板部31に対して移動しないように固定するためのものである。押え部材35は、底板部31から切り起こされて形成される。押え部材35は、切り起こされると、短辺側壁部33と対向する。押え部材35は、四角形状に形成される。押え部材35は、図4に示すように、押え部材35を構成する四辺のうち、短辺側壁部33に対する離隔側の一辺に相当する部分が切り残され、残る三辺に相当する部分が切り込み部31aにより切り離されている。底板部31に切り残されて押え部材35の根元となる基部31bには、切り起こす際の折り曲げ用の基点となるように、根元溝部35aが形成されている。根元溝部35aは、底板部31の端縁部33aと平行となるように底板部31に形成されている。端縁部33aは、底板部31において短辺側壁部33の基部となる部分である。根元溝部35aは、底板部31の表面から凹む有底溝である。また、根元溝部35aは、根元溝部35aの形成方向に直交する断面の形状が、底板部31の表面から底板部31の内部に向うに従い漸次幅狭となるV字状ものである。なお、根元溝部35aは、根元溝部35aの形成方向に直交する断面の形状がV字状のものに限定するものではなく、U字状、半円状、方形状、あるいは、等脚台形状のものであってもよい。根元溝部35aは、底板部31の垂直断面において、梱包装置100の組立時に底部緩衝材10及び底部緩衝材20が載置される側となる底板部31の上面部31cに形成されている。
同様に、押え部材35には、切り起こされた場合に上端となる先端部35bと基部31bとの間に根元溝部35aと平行な中間溝部35cが形成されている。また、中間溝部35cは、底板部31の端縁部33aと平行となるように、押え部材35に形成されている。中間溝部35cは、底板部31の表面から凹む有底溝である。また、中間溝部35cは、中間溝部35cの形成方向に直交する断面の形状が、底板部31の表面から底板部31の内部に向うに従い漸次幅狭となるV字状ものである。なお、中間溝部35cは、中間溝部35cの形成方向に直交する断面の形状がV字状のものに限定するものではなく、U字状、半円状、方形状、あるいは、等脚台形状のものであってもよい。中間溝部35cは、底板部31の垂直断面において、梱包装置100の組立時に底部緩衝材10及び底部緩衝材20が載置される側となる底板部31の上面部31cに形成されている。
図5に示すように、押え部材35の先端部35bの幅ULは、根元溝部35aの幅DLよりも長い。押え部材35は、先端部35b及び根元溝部35aを底辺とし、先端部35bが長い台形の形状に切り起こされている。なお、押え部材35の切り起こし形状は、台形の形状に限定されるものではない。押え部材35は、例えば、先端部35bの幅ULと、根元溝部35aの幅DLとが等しく、矩形の形状に切り起こされてもよい。あるいは、押え部材35は、先端部35bがアーチ状に形成されてもよい。
図6は、図1の梱包装置100を構成する底部段ボール材30及び底部緩衝材20の斜視図である。図7は、図1の梱包装置100を構成する底部段ボール材30及び底部緩衝材20の上面図である。図8は、図7の梱包装置100における押え部材35のB−B線拡大図である。図6〜図8を用いて底部段ボール材30に底部緩衝材20を配置した状態について説明する。なお、底部緩衝材10と押え部材35との関係は、底部緩衝材20と押え部材35との関係と同一であるため、底部緩衝材10と押え部材35との関係についての説明は省略する。下記に説明する側面壁部20a及び側面壁部20bは、底部緩衝材10において、図6に示す側面壁部10a及び側面壁部10bに相当する。
図6及び図7に示すように、底部緩衝材20は、底部段ボール材30の底板部31上において、押え部材35と短辺側壁部33との間に配置される。底部緩衝材20は、図8に示すように、底板部31の長手方向(X軸方向)において、押え部材35の切り起こしにより底板部31に形成された開口部31eに対して、開口部31eの基部31bとは反対側の一部を覆って設置される。そして、押え部材35は、底部緩衝材20の側面壁部20aと当接する。そのため、底部緩衝材20は、押え部材35によって、根元溝部35aの方向への移動を規制される。また、底部緩衝材20は、押え部材35によって側面壁部20aが押さえつけられ、側面壁部20aの反対側の側面壁部20bが短辺側壁部33と当接して押し当てられる。そのため、底部緩衝材20は、押え部材35と短辺側壁部33とにより挟み込まれ底板部31上における位置が保持される。なお、図8において、矢印Cは、折り曲げられた押え部材35の復元力の方向を示すものである。復元力は、底部段ボール材30から押え部材35を切り起こすために底板部31を折り曲げた後、押え部材35が元の位置に戻ろうとする力である。底部緩衝材20は、この復元力によって押え部材35によって押さえつけられる。
図9は、図6の梱包装置100において押え部材35の方向に底部緩衝材20が動いた際の押え部材35の拡大図である。図9に示す矢印Dは、底部緩衝材20の移動方向を表すものである。押え部材35の先端部35bの当接によっても、底部緩衝材20の移動を規制できず、底部緩衝材20が押え部材35の方向に移動した場合について説明する。まず、押え部材35の先端部35bの角部が底部緩衝材20の側面壁部20aと接触する。その後、押え部材35の上片部35dが、中間溝部35cを基準として下片部35eから折れ曲がり、押え部材35の上片部35dと底部緩衝材20の側面壁部20aとが面接触する。この際、上片部35dは、底板部31から離間して配置されており、中間溝部35cが形成されている上面部31cとは反対側の下面部31dが、底部緩衝材20の側面壁部20aと当接する。その結果、下面部31dと側面壁部20aとが面接触することで、押え部材35と底部緩衝材20との間の摩擦が大きくなり、底部緩衝材20は、移動が規制され、底板部31上における位置が保持される。なお、下片部35eは、根元溝部35aで底板部31から曲折している。
[梱包作業]
図2を用いて、梱包装置100により室外機150を梱包する作業について説明する。上記のような梱包装置100により室外機150を梱包するには、先ず、底部段ボール材30から、一対の押え部材35を切り起こす。次に、押え部材35と短辺側壁部33との間に底部緩衝材10を配置する。また、押え部材35と短辺側壁部33との間に底部緩衝材20を配置する。この状態で室外機150の底部151を凹部11及び凹部21に合わせて底部緩衝材10及び底部緩衝材20の上に載置する。また、室外機150の一対の脚部153をそれぞれ凹部12及び凹部22に嵌入する。ついで、室外機150の天面部152に上部緩衝材40及び上部緩衝材50を載置して、その上に上部段ボール材60を嵌合して覆う。その後、底部段ボール材30と上部段ボール材60との間に1又は複数のバンド部材70を掛けて緊縛し、固定すれば室外機150の梱包作業が終了する。
以上のように、梱包装置100は、押え部材35の先端部35bと基部31bとの間に根元溝部35aと平行な中間溝部35cが形成されているものである。底部段ボール材30に底部緩衝材20を挟み込んだ状態で、押え部材35の方向に底部緩衝材20が動くと、押え部材35の上片部35dが中間溝部35cを基準に折り曲がることで押え部材35と底部緩衝材20とが面で接触する。この際、上片部35dは、中間溝部35cが形成されている上面部31cとは反対側の下面部31dが、底部緩衝材20の側面壁部20aと当接する。その結果、下面部31dと側面壁部20aとが面接触することで、押え部材35と底部緩衝材20との間の摩擦が大きくなり、底部緩衝材20は、移動が規制され、底板部31上における位置が保持され、かつ、押え部材35から底部緩衝材20が外れにくくなる。このため、室外機150の輸送時に梱包装置100の構成部材が緩んだり外れたりするおそれがない。
実施の形態2.
図10は、本発明の実施の形態2に係る梱包装置200の押え部材35を切り起こした状態における押え部材35の拡大図である。図11は、図10の梱包装置200において押え部材35の方向に底部緩衝材20が動いた際の押え部材35の拡大図である。図1〜図9の梱包装置100と同一の構成を有する部位には同一の符号を付してその説明を省略する。本発明の実施の形態2に係る梱包装置200で特に記述しない項目については、発明の実施の形態1に係る梱包装置100と同様とし、同一の機能及び構成については同一の符号を用いて述べることとする。
図10のように、押え部材35は、中間溝部35cの形成位置が、根元溝部35aと先端部35bとの間の距離Hにおいて、根元溝部35aと先端部35bとの間の中間部HMよりも根元溝部35aの近くに形成されている。それにより、図11のように、中間溝部35cの形成位置が、根元溝部35aの近くになるほど、側面壁部20aと下面部31dとの接触面積が広くなる。それにより、押え部材35と底部緩衝材20の側面壁部20aとの間の摩擦が大きくなり、底部緩衝材20の位置が保持され、かつ底部段ボール材30の押え部材35から底部緩衝材20が外れにくくなる。このため、室外機150の輸送時に梱包装置100の構成部材が緩んだり外れたりするおそれがない。
実施の形態3.
図12は、本発明の実施の形態3に係る梱包装置300の押え部材35を切り起こした状態における押え部材35の拡大図である。図1〜図11の梱包装置100と同一の構成を有する部位には同一の符号を付してその説明を省略する。本発明の実施の形態3に係る梱包装置300で特に記述しない項目については、発明の実施の形態1に係る梱包装置100と同様とし、同一の機能及び構成については同一の符号を用いて述べることとする。
図12に示すように、梱包装置300は、押え部材35の先端部35bに、切り欠き部35gが形成されている。切り欠き部35gの大きさは、人の指が挿入できる大きさに形成されている。切り欠き部35gの形状は、図11に示すように、半円状に形成されている。なお、切り欠き部35gの形状は、人の指が挿入できればよく、半円状、方形状、あるいは、等脚台形状、その他の多角形状に形成されてもよい。ただし、押え部材35は切り起こされる部分なので、切り欠き部35gに指を掛けて引き起こす際に力が集中する角部が少ないように、切り欠き部35gを形成する押え部材35の端縁部が円弧状に形成されることが望ましい。梱包装置300は、押え部材35の先端部35bに切り欠き部35gを有している。それにより、底部緩衝材20の組付け時に、切り欠き部35gに人の指を入れて押え部材35を切り起こしやすくなるため、底部緩衝材20の組付け作業性が改善される。
実施の形態4.
図13は、本発明の実施の形態4に係る梱包装置400の押え部材35を切り起こした状態における押え部材35の拡大図である。図1〜図12の梱包装置100と同一の構成を有する部位には同一の符号を付してその説明を省略する。本発明の実施の形態4に係る梱包装置400で特に記述しない項目については、発明の実施の形態1に係る梱包装置100と同様とし、同一の機能及び構成については同一の符号を用いて述べることとする。
図13のように、梱包装置400は、底部緩衝材20の側面壁部20aにおいて上部に向かって徐々に肉薄となるテーパ状の切り欠き部20eが形成されている。テーパ状の切り欠き部20eは、底板部31と平行な水平面20cから鋭角となる角度αに形成されている。これにより、押え部材35の方向に底部緩衝材20が動いた際、押え部材35の上片部35dと底部緩衝材20とが面接触するまでの、上片部35dの折り曲がる角度が小さくなる。押え部材35の上片部35dの折り曲がる角度が小さいほど、底部緩衝材20の移動距離が短くなる。すなわち、底部緩衝材20の位置ずれが小さくなることに繋がる。
実施の形態5.
図14は、本発明の実施の形態5に係る梱包装置500の押え部材35を切り起こした状態における押え部材35の概略断面図である。図1〜図13の梱包装置100と同一の構成を有する部位には同一の符号を付してその説明を省略する。本発明の実施の形態5に係る梱包装置500で特に記述しない項目については、発明の実施の形態1に係る梱包装置100と同様とし、同一の機能及び構成については同一の符号を用いて述べることとする。なお、図14において、E部は押え部材35及び底板部31を構成する底部段ボール材30の内部構造を示すものである。
梱包装置500は、図13のE部で示すように、底板部31を構成する底部段ボール材30の中芯30fの中芯方向Fが、底板部31の長手方向(X軸方向)と平行になるように構成されている。換言すれば、押え部材35の根元溝部35aと、中芯方向Fとは平面視で直角に構成されている。梱包装置500は、段ボールを構成する中芯の方向が、押え部材35の切り起こし方向に配置されており、押え部材35の復元力が大きくなるため、押え部材35が底部緩衝材20を短辺側壁部33に押し付ける力が強くなる。その結果、梱包装置500は、底部緩衝材20の位置が保持され、かつ底部段ボール材30の押え部材35から底部緩衝材20が外れにくくなる。このため、室外機150の輸送時に梱包装置500の構成部材が緩んだり外れたりするおそれがない。
実施の形態6.
図15は、本発明の実施の形態6に係る梱包装置600の概略斜視図である。図1〜図14の梱包装置100と同一の構成を有する部位には同一の符号を付してその説明を省略する。本発明の実施の形態6に係る梱包装置600で特に記述しない項目については、発明の実施の形態1に係る梱包装置100と同様とし、同一の機能及び構成については同一の符号を用いて述べることとする。
図15に示す、底部緩衝材130は、発泡スチロール材を直方体状に成形したものである。底部緩衝材130の上部には、梱包される製品が載置される。底部緩衝材130は、底板部31の長手方向(X軸方向)において、押え部材135の切り起こしにより底板部31に形成された開口部31eに対して、開口部31eの基部131bとは反対側の一部を覆って設置される。押え部材135は、底部緩衝材130の両側に配置されている。底部緩衝材130は、底部緩衝材130の対向壁を構成する側面壁部130a及び側面壁部130bのそれぞれが、底部緩衝材130の両側に配置された押え部材135と当接する。
図15に示すように、底部段ボール材30の底板部31には、底板部31の長手方向(X軸方向)に沿って一対の押え部材135が並んで形成されている。なお、一対の押え部材135、短手方向(Y軸方向)において同一位置となる。ただし、一対の押え部材135は、短手方向(Y軸方向)において同一位置となるものに限定されるものではなく、短手方向(Y軸方向)において異なる位置に形成されてもよい。また、また、各押え部材135は、短手方向(Y軸方向)に1つ形成されているが、短手方向(Y軸方向)において複数形成されてもよい。
一対の押え部材135は、底部緩衝材130が移動しないように固定するためのものである。押え部材135は、底板部31から切り起こされて形成される。押え部材135は、切り起こされると、お互いに対向する。梱包装置600においては、押え部材135は、四角形状に形成される。押え部材135は、押え部材135を構成する四辺のうち、短辺側壁部33に対する近接側の一辺に相当する部分が切り残され、残る三辺に相当する部分が切り込み部31aにより切り離されている。底板部31に切り残されて押え部材135の根元となる基部131bには、切り起こす際の折り曲げ用の基点となるように、根元溝部135aが形成されている。
根元溝部135aは、底板部31の端縁部33aと平行となるように底板部31に形成されている。根元溝部135aは、底板部31の表面から凹む有底溝である。また、根元溝部135aは、根元溝部135aの形成方向に直交する断面の形状が、底板部31の表面から底板部31の内部に向うに従い漸次幅狭となるV字状ものである。なお、根元溝部135aは、根元溝部135aの形成方向に直交する断面の形状がV字状のものに限定するものではなく、U字状、半円状、方形状、あるいは、等脚台形状のものであってもよい。根元溝部135aは、梱包装置100の組立時に、室外機150の底部151と対向する側の底板部31の表面の壁に形成されている。換言すれば、根元溝部135aは、底板部31において、底部緩衝材130が載置される上面部に形成されている。
同様に、押え部材135には、切り起こされた場合に上端となる先端部135bと基部131bとの間に根元溝部135aと平行な中間溝部135cが形成されている。中間溝部135cは、押え部材135が切り起こされた状態において、押え部材135の押し出し高さ方向の途中に形成されている。また、中間溝部135cは、底板部31の端縁部33aと平行となるように、底板部31に形成されている。中間溝部135cは、底板部31の表面から凹む有底溝である。また、中間溝部135cは、中間溝部135cの形成方向に直交する断面の形状が、底板部31の表面から底板部31の内部に向うに従い漸次幅狭となるV字状ものである。なお、中間溝部135cは、中間溝部135cの形成方向に直交する断面の形状がV字状のものに限定するものではなく、U字状、半円状、方形状、あるいは、等脚台形状のものであってもよい。中間溝部135cは、梱包装置600の組立時に、室外機150の底部151と対向する側の底板部31の表面の壁に形成されている。換言すれば、中間溝部135cは、底板部31において、底部緩衝材130が載置される上面部に形成されている。
底部緩衝材130は、側面壁部130a及び側面壁部130bが、底部緩衝材130の両側に配置された押え部材135と当接する。そのため底部緩衝材130は、底板部31の長手方向(X軸方向)の移動が押え部材135によって規制され、底板部31に対して位置が保持される。これにより、梱包装置600は、底部緩衝材130を、底部段ボール材30の短辺側壁部33に押し当てなくても、底部緩衝材130の位置を保持できる。
本発明の実施の形態は上記実施の形態に限定されない。例えば、図3及び図4に示すように、底部段ボール材30の底板部31には、底板部31の長手方向(X軸方向)に沿って一対の押え部材35が並んで形成されている。そして、根元溝部35aは、短辺側壁部33の基部となる底板部31の端縁部33aと平行となるように底板部31に形成されている。また、中間溝部35cは、底板部31の端縁部33aと平行となるように、押え部材35を構成する底板部31に形成されている。しかし、梱包装置100に梱包される製品は、前後の奥行方向(Y軸方向)の移動を規制する必要がある場合もある。その場合、押え部材35は、底板部31の短手方向(Y軸方向)に沿って一対の押え部材35が並んで形成されている。そして、根元溝部35aは、長辺側壁部32の基部となる底板部31の端縁部と平行となるように底板部31に形成されてもよい。また、同様に中間溝部35cは、長辺側壁部32の基部となる底板部31の端縁部と平行となるように底板部31に形成されてもよい。また、梱包装置100は、底部緩衝材10及び底部緩衝材20の2つを備えた構成について記載しているが、底部緩衝材が1つであってもよく、3つ以上であってもよい。また、梱包装置600は、底部緩衝材130が1つである場合について記載しているが、底部緩衝材130が、複数あってもよい。
10 底部緩衝材、10a 側面壁部、10b 側面壁部、11 凹部、12 凹部、20 底部緩衝材、20a 側面壁部、20b 側面壁部、20c 水平面、20e 切り欠き部、21 凹部、22 凹部、30 底部段ボール材、30f 中芯、31 底板部、31a 切り込み部、31b 基部、31c 上面部、31d 下面部、31e 開口部、32 長辺側壁部、33 短辺側壁部、33a 端縁部、35 押え部材、35a 根元溝部、35b 先端部、35c 中間溝部、35d 上片部、35e 下片部、35g 切り欠き部、40 上部緩衝材、41 切り欠き部、50 上部緩衝材、51 切り欠き部、60 上部段ボール材、61 天板部、62 長辺側壁部、63 短辺側壁部、70 バンド部材、100 梱包装置、130 底部緩衝材、130a 側面壁部、130b 側面壁部、131b 基部、135 押え部材、135a 根元溝部、135b 先端部、135c 中間溝部、150 室外機、151 底部、152 天面部、153 脚部、200 梱包装置、300 梱包装置、400 梱包装置、500 梱包装置、600 梱包装置。

Claims (10)

  1. 被包装体の底部が載置される1つ又は複数の底部緩衝材と、
    前記1つ又は複数の底部緩衝材が載置される平板状の底板部を備える底部段ボール材と、
    を有し、
    前記底板部は、前記底板部から切り起こしにより形成される1つ又は複数の押え部材を備え、
    前記1つ又は複数の押え部材のそれぞれは、基部となる部分に折り曲げ用の根元溝部が形成されると共に、前記1つ又は複数の押え部材の先端部と前記基部との間に前記根元溝部と平行な中間溝部が形成されており、
    前記1つ又は複数の底部緩衝材は、前記1つ又は複数の押え部材の切り起こしにより前記底板部に形成された1つ又は複数の開口部に対して、前記開口部の前記基部とは反対側の一部を覆って設置され、
    前記1つ又は複数の押え部材が、前記1つ又は複数の底部緩衝材の側面壁部と当接して、前記1つ又は複数の底部緩衝材が前記根元溝部の方向に移動することを規制する梱包装置。
  2. 前記根元溝部及び前記中間溝部は、前記底板部において、前記1つ又は複数の底部緩衝材が載置される上面部に形成されている請求項1に記載の梱包装置。
  3. 前記1つ又は複数の底部緩衝材は、それぞれ直方体状に形成されていると共に、
    前記底板部は、平面視で矩形状に形成されており、
    前記底部段ボール材は、前記底板部の端縁部に形成された少なくとも1つの側壁部を更に備え、
    前記1つ又は複数の底部緩衝材の対向壁を構成する2つの側面壁部が、前記1つ又は複数の押え部材及び前記少なくとも1つの側壁部と当接する請求項1又は2に記載の梱包装置。
  4. 前記底板部を構成する前記底部段ボール材の中芯方向が、平面視で前記根元溝部と直角に構成されている請求項3に記載の梱包装置。
  5. 前記1つ又は複数の底部緩衝材は、それぞれ直方体状に形成されていると共に、
    前記1つ又は複数の押え部材は、前記1つ又は複数の底部緩衝材の各底部緩衝材の両側に配置されており、
    前記1つ又は複数の底部緩衝材の対向壁を構成する2つの前記側面壁部のそれぞれが、前記1つ又は複数の押え部材と当接する請求項1又は2に記載の梱包装置。
  6. 前記1つ又は複数の押え部材は、前記中間溝部の形成位置が、前記根元溝部と前記先端部との間の距離において、前記根元溝部と前記先端部との間の中間部よりも前記根元溝部の近くに形成されている請求項1〜5のいずれか1項に記載の梱包装置。
  7. 前記1つ又は複数の押え部材は、前記先端部に、切り欠き部が形成されている請求項1〜6のいずれか1項に記載の梱包装置。
  8. 前記1つ又は複数の底部緩衝材は、前記側面壁部において上部に向かって徐々に肉薄となるテーパ状の切り欠き部が形成されている請求項1〜7のいずれか1項に記載の梱包装置。
  9. 前記押え部材は、
    前記中間溝部と前記根元溝部との間を構成する下片部と、
    前記先端部と前記中間溝部との間を構成する上片部と、
    を備え、
    前記押え部材が切り起こされた状態において、
    前記下片部は、前記根元溝部で前記底板部から曲折し、
    前記上片部は、前記中間溝部で前記下片部から曲折して前記底板部から離間して配置され、前記中間溝部が形成されている上面部とは反対側の下面部が、前記1つ又は複数の底部緩衝材の前記側面壁部と当接する請求項1〜8のいずれか1項に記載の梱包装置。
  10. 被包装体の天面部に載置される1つ又は複数の上部緩衝材と、
    前記1つ又は複数の上部緩衝材に載置される上部段ボール材と、
    前記底部段ボール材と前記上部段ボール材の外側に掛けられるバンド部材とを更に有する請求項1〜9のいずれか1項に記載の梱包装置。
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