JP7194449B2 - 戸当り装置 - Google Patents
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Description
図1及び図2を用いて、本実施の形態に係る戸当り装置が適用される扉装置の構成について説明する。扉装置は、枠体2と、枠体2に一端側が軸支された戸体(扉)1と、扉の先端側の下端に取り付けられた戸当り装置3と、床面4に設置され戸当り装置3に設けられるマグネット部材(磁石)の吸引力により戸当り装置3と当接する受金具5とを有している。
図3及び図4を用いて、戸当り装置3の構成について説明する。図3(B)に示すように、戸当り装置3は、本体部材310と、カバー部材320と、係止部材330と、ロック部材340と、切替部材350と、マグネット部材360と、軸部材370とを有している。
本体部材310は、戸当り装置3を構成する各種部材が取り付けられる基礎となる部材である。本体部材310は、ベース部311と、側面部312と、前面部313と、固定部314とを有している。
カバー部材320は、本体部材310の開放された上方側を覆う部材である。図3(B)に示すように、カバー部材320は、側壁部321と、天井部322とを有している。
係止部材330は、その先端が受金具5を構成するフラップ52の係止孔52aに挿通され、戸当り装置3を受金具5に係止させるための部材である。係止部材330は本体部材310に取り付けられており、後述するロック部材340の位置に応じて、本体部材310の上方に固定された状態(非係止状態)と、上下方向Zにおいて移動自在となる状態(仮止め状態)と、本体部材310の下方に固定された状態(本止め状態)をとる。係止部材330は、本体部331と、当接部332と、ガイド突起333と、先端部334と、ロック爪挿通孔335とを有している。
当接部332は、本体部331の上端及び下端の両側面から延設されており、その先端が後方側に向くように屈曲形成されている。当接部332の先端はガイド段部312gに当接し、本体部材310に取り付けられた状態では、ガイド段部312gに沿って上下方向Zに移動する。
図3(B)に示すように、ロック部材340は、係止部材330の上下方向Zにおける移動を規制するとともに、フラップ52の係止孔52aに挿通されることにより本止め状態を実現するための部材である。ロック部材340は、本体部材310に対して上下方向Zにおいて移動自在に取り付けられ、切替部材350によって、第1の位置(非係止状態)、第2の位置(仮止め状態)及び第3の位置(本止め状態)のいずれかの位置に切り替えられる。ロック部材340は、本体部341と、ガイド突起342と、軸固定部343と、ロック爪344と、先端部345とを有している。
切替部材350は、本体部材310に回動自在に取り付けられ、ロック部材340の位置を切り替えるための部材である。図3(B)に示すように、切替部材350は、連結部351と、操作部352と、軸支部353とを有している。
マグネット部材360は、磁石からなり受金具5のフラップ52を吸引力(磁力)により引き寄せるために設けられる。図3(B)に示すように、マグネット部材360は、略直方体形状を有し、本体部材310のマグネット挿入孔312dから挿入され、本体部材310の後端部において保持される。
軸部材370は、本体部材310の軸挿通孔312cを介して切替部材350を構成する軸支部353の挿通孔353aに挿通される。軸部材370の両端部は本体部材310に固定され、切替部材350の回動を支持する。
またマグネット部材360が本体部材310のマグネット挿入孔312dへ挿入され、マグネット部材360が本体部材310に保持される。
また戸当り装置3を扉1に取り付ける際は、カバー部材320が最上位置(ボルト381が本体部材310の取付孔313bの上端縁に当接する位置)に固定された状態で、カバー部材320の天井部322と前面部313の上端との間に形成される空間から図示しないネジが取付孔322bに挿入され、カバー部材320の取付部322aが扉1に固定される。そして、戸当り装置3が扉1に取り付けられた状態で、扉1の寸法等に応じてカバー部材320と本体部材310のとの上下方向Zにおける位置関係を調整する。
図5~図7を用いて、戸当り装置3の動作について説明する。戸当り装置3は、非係止状態、仮止め状態及び本止め状態のいずれかの状態において受金具5のフラップ52と当接する。ここで、非係止状態とは、戸当り装置3とフラップ52との間に係止力が作用していない状態をいう。また仮止め状態とは、戸当り装置3とフラップ52との間に係止力が作用しているが一定の外力が与えられることにより係止状態が解除される状態をいう。また本止め状態とは、戸当り装置3とフラップ52との間に係止力が作用し、外力が与えられても係止状態が解除されずに保持される状態をいう。以下では3つの状態に分けて、戸当り装置3の動作を説明する。
図5(A)に示すように、切替部材350の操作部352が下位置に保持されることにより、先端部351と連結されるロック部材340を構成するロック爪344の先端が本体部材310を構成する固定部314の第1固定突起314bの上面に固定されている。
図5(B)に示すように、切替部材350の操作部352が中間位置に保持されることにより、ロック爪344の先端が固定部314の第1固定突起314bと第2固定突起314cとの間に固定されている。
図5(C)に示すように、切替部材350の操作部352が上方位置に保持されることにより、ロック爪344の先端が固定部314の第2固定突起314cの下面に固定されている。
第2の実施の形態に係る戸当り装置について説明する。以下では、第1の実施の形態と異なる構成について主として説明する。
図10及び図11を用いて、戸当り装置6の構成について説明する。図10(B)に示すように、戸当り装置6は、本体部材610と、カバー部材620と、係止部材630と、ロック部材640と、切替部材650と、マグネット部材660と、軸部材670とを有している。
本体部材610は、戸当り装置6を構成する各種部材が取り付けられる基礎となる部材である。本体部材610は、本体部611と、固定部612と、ストッパ部613と取付部614とを有している。
貫通孔611bは、当接面611aの一部が略矩形状に切りかかれて形成されている。貫通孔611bには、係止部材630の先端部634とロック部材640の先端部645が挿通される(図12参照)。
カバー部材620は、本体部材610の開放された上方側を覆う部材である。カバー部材620は、本体部621と本体部621の上面に形成される略矩形状の貫通孔622とを有している。本体部621の左右方向Yにおける一方側の側面(扉に取り付けられる側の側面)は、取付部614と扉1との当接を許容するために一部が切りかかれている。
係止部材630は、本体部材610に対して上下方向Zにおいて移動自在に取り付けられる。係止部材630は、本体部631と、当接部632と、ガイド突起633と、先端部634と、ロック爪挿通孔635とを有している。
ロック部材640は、本体部材610に対して上下方向Zにおいて移動自在に取り付けられ、切替部材650によって、第1の位置(非係止状態の位置)、第2の位置(仮止め状態の位置)及び第3の位置(本止め状態の位置)のいずれかの位置に切り替えられる。ロック部材640は、本体部641と、ガイド突起642と、軸固定部643と、ロック爪644と、先端部645とを有している。ロック部材640の構成は、第1の実施の形態に係るロック部材340と略同じであるため説明を省略する。
切替部材650は、連結部651と、操作部652と、軸支部653とを有している。切替部材650は、操作部652が上端側に配置され、操作部652の下方において分岐して前方側に連結部651と後方側に軸支部653とが配置された形状を有している。
マグネット部材660及び軸部材670の構成は、第1の実施の形態に係るマグネット部材360及び軸部材370と同じであるため説明を省略する。
図12及び図13を用いて、戸当り装置6の動作について説明する。戸当り装置6は、切替部材650によりロック部材640が3つの位置(第1の位置、第2の位置及び第3の位置)の間で切り替えられることにより、非係止状態、仮止め状態及び本止め状態のいずれかの状態でフラップ52と当接する。以下では3つの状態に分けて、戸当り装置6の動作を説明する。
図12(A)に示すように、切替部材650の操作部652が前後方向Xにおける後方位置に保持されることにより、先端部651と連結されるロック部材640を構成するロック爪644の先端が本体部材610を構成する固定部614の第1固定突起612bの上面に固定されている。
図12(B)に示すように、切替部材650の操作部652が中間位置に保持されることにより、ロック爪644の先端が固定部614の第1固定突起612bと第2固定突起612cとの間に固定されている。
図12(C)に示すように、切替部材650の操作部652が前後方向Xにおける前方位置に保持されることにより、ロック爪644の先端が固定部614の第2固定突起612cの下面に固定されている。
図14~図17を用いて、戸当り装置と係止状態を構成する受金具の他の態様について説明する。図14及び図15に示すように、受金具7は、ベース部71とフラップ72と回動軸73とカバー部74とを有している。
Claims (5)
- 戸体に取り付けられる本体部材と、
前記本体部材に設けられ、床面に回動自在に取り付けられるフラップを引き寄せる磁石と、
前記本体部材に、該本体部材に収納された収納位置と該本体部材から一部が突出した突出位置との間で移動自在に設けられ、前記磁石により引き寄せられたフラップを係止する係止部材と、
前記本体部材に設けられ、前記係止部材の移動を規制するロック部材と、
前記本体部材に取り付けられ、前記ロック部材の位置を切り替える切替部材と、を備え、
前記切替部材は、前記ロック部材の位置を、
前記ロック部材が前記係止部材を前記収納位置にて移動不能に規制する第1の位置と、
前記ロック部材が前記係止部材の移動を規制しない第2の位置と、
前記ロック部材が前記係止部材を前記突出位置にて移動不能に規制する第3の位置との間で切り替える
ことを特徴とする戸当り装置。 - 前記本体部材には、前記ロック部材を前記第1の位置、前記第2の位置及び前記第3の位置に固定するための固定部が形成されていることを特徴とする請求項1に記載の戸当り装置。
- 前記ロック部材は、前記切替部材によって前記第3の位置に切り替えられたときに前記本体部材から突出し、前記磁石により引き寄せられたフラップを係止することを特徴とする請求項1又は2に記載の戸当り装置。
- 前記切替部材は、
前記ロック部材に回動自在に連結される連結部と、
前記本体部材の外側に配置される操作部と、
前記本体部材に取り付けられた回転軸に軸支され、前記操作部の動作を前記連結部に伝達する軸支部と
を有することを特徴とする請求項1~3のいずれか一項に記載の戸当り装置。 - 前記本体部材には、前記係止部材の移動方向を規制するガイド部が形成されていることを特徴とする請求項1~4のいずれか一項に記載の戸当り装置。
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