JP3477154B2 - 扉止め装置及び扉 - Google Patents

扉止め装置及び扉

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JP3477154B2
JP3477154B2 JP2000235513A JP2000235513A JP3477154B2 JP 3477154 B2 JP3477154 B2 JP 3477154B2 JP 2000235513 A JP2000235513 A JP 2000235513A JP 2000235513 A JP2000235513 A JP 2000235513A JP 3477154 B2 JP3477154 B2 JP 3477154B2
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locking
locking shaft
shaft
door
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Inventor
淳市 辻野
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株式会社システックキョーワ
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本願発明は、扉を開いた状態
で固定する扉止め装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の扉止め装置は、開閉する扉の下部
に取り付けられた略L字状の第1の係止具と、床面又は
壁に設けられた環状の第2の係止具とからなり、第1の
係止具を第2の係止具に引っ掛けることにより、扉を開
いた状態で固定することができる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の扉止め装置
は、手で第1の係止具を第2の係止具に引っ掛けるの
で、膝を折り曲げて腰を屈めて行わなければ、引っ掛け
ることができず、手足腰の不自由な人にとって、極めて
辛い作業であった。
【0004】本願発明は、上記問題点に鑑み案出したも
のであって、立ったままで簡単に開いた扉を固定するこ
とができる、従来にない新規な構造の興趣ある扉止め装
置を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の扉止め装
置は、上記目的を達成するため、下記の手段を有する。 (イ)装置本体は、開閉する扉の一側に取り付けられ、
床面、壁面又は天井に形成された係止凹部に係止可能な
係止軸を有すること。 (ロ)係止凹部は、強磁性体によって形成された金属板
によって構成されていること。 (ハ)金属板は、床面、壁面又は天井に固定された基台
に回動自在に取り付けられていること。 (ニ)装置本体の下部には、金属板を磁力により引き上
げ、金属板の係止凹部に係止軸を係止可能にする磁石部
材が設けられていること。 (ホ)係止軸には、係止軸を、磁石部材の磁力により引
き上げられた金属板の係止凹部の非係止位置から係止位
置に移動させる操作手段が装置本体から突出して設けら
れていること。 (ヘ)装置本体は、係止軸が係止凹部に係止する係止位
置と係止軸が係止凹部に係止していない非係止位置で、
操作手段を保持する保持手段を備えていること。 (ト)操作手段は第1の弾性部材により係止軸の反係止
方向に付勢されていること。 (チ)操作手段と係止軸は、別々に形成され、係止軸
は、操作手段に対して移動でき、第2の弾性部材によっ
て係止方向に付勢されていること。
【0006】請求項2記載の扉止め装置は、上記目的を
達成するため、上記手段に加え、下記の手段を有する。 (イ)操作手段と係止軸は、どちらか一方に形成された
突起が他方に形成された凹部に係合して連結されている
こと。 (ロ)凹部は縦長状に形成され、突起が摺動自在に係合
していること。 (ハ)係止軸は、突起の摺動範囲内で、操作手段に対し
て移動できるようになっていること。
【0007】請求項3記載の扉止め装置は、上記目的を
達成するため、上記手段に加え、下記の手段を有する。 (イ)操作手段の一側には案内溝が形成され、案内溝に
は第1の係合部と第2の係合部が形成されていること。 (ロ)保持手段は、係合突起を有し、この係合突起が操
作手段の案内溝に摺動自在に案内され、案内溝の第1の
係合部に係合すると係止軸を係止位置で保持し、案内溝
の第2の係合部に係合すると係止軸を非係止位置で保持
するようになっていること。
【0008】請求項4記載の扉止め装置は、上記目的を
達成するため、上記手段に加え、下記の手段を有する。 (イ)装置本体には、ロック表示部が設けられているこ
と。 (ロ)ロック表示部は、係止軸が非係止位置にある時見
えないようになっており、係止軸が係止位置にある時見
えるようになっていること。
【0009】請求項5記載の扉止め装置は、上記目的を
達成するため、上記手段に加え、下記の手段を有する。 (イ)装置本体には、点灯手段が設けられていること。 (ロ)点灯手段は、係止軸が非係止位置にある時点灯せ
ず、係止軸が係止位置にある時点灯するようになってい
ること。
【0010】請求項6記載の扉は、請求項1乃至5のい
ずれか1項に記載の扉止め装置が一側に取り付けられて
いる。
【0011】
【0012】
【発明の実施の形態】本願発明の実施の形態を図1乃至
図7に基づいて説明する。図1は、扉止め装置の一つの
実施の形態を示す分解斜視図である。図2は、図1の前
壁を外した正面図である。図3は、図1の動きを説明し
た正面図である。図4は、図1の組み立てた状態を示す
組立斜視図である。図5は、扉止め装置を扉に取り付け
た状態を示す斜視図である。図6、7は、扉止め装置の
使用状態を示す一部断面にした側面である。
【0013】扉止め装置1の全体構成について説明す
る。扉止め装置1は装置本体2を有する。装置本体2
は、開閉する扉50の一側に取り付けられ、床面、壁面
又は天井に形成された係止凹部51に係止可能な係止軸
25を有する。係止軸25には、係止軸25を非係止位
置から係止位置に移動させる操作手段20が装置本体2
から突出して設けられている。装置本体2は、係止軸2
5が係止凹部51に係止する係止位置と係止軸25が係
止凹部51に係止していない非係止位置で、操作手段2
0又は係止軸25を保持する保持手段45を備えてい
る。
【0014】操作手段20又は係止軸25の一側には案
内溝40が形成され、案内溝40には第1の係合部41
と第2の係合部42が形成されている。保持手段45
は、係合突起46を有し、この係合突起46が操作手段
20又は係止軸25の案内溝40に摺動自在に案内さ
れ、案内溝40の第1の係合部41に係合すると係止軸
25を係止位置で保持し、案内溝40の第2の係合部4
2に係合すると係止軸25を非係止位置で保持するよう
になっている。
【0015】操作手段20は第1の弾性部材37により
係止軸25の反係止方向に付勢されている。操作手段2
0と係止軸25は、別々に形成され、どちらか一方に形
成された突起27が他方に形成された凹部29に係合し
て連結されている。凹部29は縦長状に形成され、突起
27が摺動自在に係合している。係止軸25は、突起2
7の摺動範囲内で、操作手段20に対して移動でき、第
2の弾性部材33によって係止方向に付勢されている。
【0016】床面、壁面又は天井に形成された係止凹部
51は、強磁性体によって形成された金属板52によっ
て構成されている。金属板52は、床面、壁面又は天井
に固定された基台53に回動自在に取り付けられてい
る。装置本体2の下部には、金属板52を磁力により引
き上げ、金属板52の係止凹部51に係止軸25を係止
可能にする磁石部材13が設けられている。
【0017】さらに壁止め装置1について詳細に説明す
る。装置本体2は、前壁3と、両側壁4,5と、上壁6
と、後壁7とからなる、下端が開放された箱形形状に形
成され、前壁3がネジ等によって着脱自在に取り付けら
れるようになっている。前壁3には、第1の仕切壁9
と、第2の仕切壁10が設けられている。装置本体2
は、側壁4と第1の仕切壁9によって、収納室11が形
成され、第1の仕切壁9と第2の仕切壁10によって、
摺動室12が形成されている。
【0018】収納室11には、磁石部材13が設けられ
ている。磁石部材13は、略中心に形成された透孔13
aに、後壁7に設けられた支軸14を通すことによっ
て、収納室11内で固定されている。上壁6には、摺動
室12に連通する開口15が形成されている。操作手段
20は、矩形ガイド軸21と、ガイド軸21の上端に設
けられた押圧板22とからなる。ガイド軸21の内側に
は、矩形状の係止軸25を軸方向に摺動自在に収納する
収納凹部23が形成されている。
【0019】係止軸25は、下端に係止ピン26が一体
に形成されている。係止軸25の側面には、突起27が
形成されている。ガイド軸21は、収納凹部23に軸方
向に沿って伸びる縦長状の凹部29が形成されている。
係止軸25は、突起27が凹部29に摺動自在に係合し
て、ガイド軸21に連結されている。
【0020】収納凹部23の上段部31には、バネ受け
穴32が形成され、このバネ受け穴32にバネ33の一
端が取り付けられている。バネ33の他端は、係止軸2
5の上端に形成されたバネ受け穴24に取り付けられて
いる。このようにして、係止軸25は、突起27の穴部
29の摺動範囲内で、ガイド軸21に対して移動でき、
バネ(第2の弾性部材)33によって係止方向(下方)
に付勢されている。
【0021】操作手段20は、ガイド軸21が摺動室1
2内に摺動自在に設けられ、押圧板22が装置本体2か
ら突出して上壁6上に位置する。係止軸25は、これの
係止ピン26が後壁7の下端に形成された軸受板7aの
軸受凹部7bに案内される。
【0022】装置本体2の上壁6には、有底筒状のバネ
受け部35が形成され、このバネ受け部35にバネ37
の一端が取り付けられている。このバネ37の他端は、
操作手段20の押圧板22に形成されたバネ受け穴28
に圧接し、操作手段20を係止軸25の反係止方向(上
方)に付勢している。なお、バネ受け穴28は、バネ受
け部35を遊嵌する。
【0023】操作手段20のガイド軸21には、略ハー
ト状の案内溝40が形成されている。案内溝40は、上
部に第1の係合部41が形成され、下部に第2の係合部
42が形成されている。
【0024】前壁3には、針金部材によって形成された
保持手段45の下端が一対の挟持突起3a,3bに挟持
されて固定されている。この保持手段45は、先端が略
直角に折曲されて係合突起46が形成され、素材の弾性
により撓むようになっている。この係合突起46は、ガ
イド軸21の案内溝40に摺動自在に案内され、案内溝
40の第1の係合部41と第2の係合部42に係合し、
ガイド軸21を保持する。
【0025】上記装置本体2は、図5に示すように、開
閉する扉50の下部にネジ49,49、接着剤等によっ
て取り付けられる。床面Fに形成された係止凹部51
は、図6に示すように、強磁性体によって形成された金
属板52の開口によって構成されている。金属板52
は、円盤状の基台53に形成された矩形状凹部55内に
一端が回動自在に取り付けられるようにして設けられて
いる。この基台53は、床面Fにネジ56、接着剤等に
よって固定されている。
【0026】なお、装置本体2には、ロック表示部60
が設けられている。ロック表示部60は、係止軸25が
非係止位置にある時見えないようになっており、係止軸
25が係止位置にある時見えるようになっている。即
ち、ロック表示部60は、図8に示すように、装置本体
2の上壁6に側壁状に形成され、係止軸25が非係止位
置にある時には、図8(a)に示すように、操作手段2
0の押圧板22によって隠されている。このロック表示
部60は、押圧板22が押し下げられ係止軸25が係止
位置にある時には、図8(b)に示すように、上端面6
1が表出するようになっている。この上端面61には、
赤色等の蛍光色が着色されていることが望ましい。
【0027】また、ロック表示部65は、図9に示すよ
うに、装置本体2の上壁6に軸状に形成され、押圧板2
2の開口22aから出没可能に構成され、係止軸25が
非係止位置にある時には、図9(a)に示すように、操
作手段20の押圧板22によって隠されている。このロ
ック表示部65は、押圧板22が押し下げられ係止軸2
5が係止位置にある時には、図9(b)に示すように、
上端面66が表出するようになっている。この上端面6
6にも、赤色等の蛍光色が着色されていることが望まし
い。
【0028】また、ロック表示部67は、係止軸25が
非係止位置にある時には、図10(a)に示すように、
押圧板22に形成された開口22bから表示されず、押
圧板22が押し下げられ係止軸25が係止位置にある時
には、図10(b)に示すように、ギア、カム等の機械
的部品の組み合わせによって作動し、押圧板22の開口
22bから表示される構成にしても構わない。
【0029】なお、装置本体2に、係止軸25が非係止
位置にある時は点灯せず、押圧板22を操作して係止軸
25が係止位置にある時は点灯する、LED等の点灯手
段を設けても構わない。
【0030】扉止め装置1は、上記構成を有し、通常は
係止軸25が、図2に示すように、非係止位置、即ち装
置本体2内に収納されている。この時、保持手段45の
係合突起46が、案内溝40の第2の係合部42に係合
して、ガイド軸21を保持している。
【0031】操作手段20、即ち押圧板22をバネ(第
1の弾性部材)37の弾性に抗して押圧操作すると、ガ
イド軸21が押し下げられ、バネ(第2の弾性部材)3
3を介して係止軸25の係止ピン26を押し出す。保持
手段45の係合突起46が、図3に示すように、案内溝
40の第1の係合部41に係合し、係止軸25が係止位
置に突出して保持される。
【0032】また、操作手段20、即ち押圧板22をバ
ネ(第1の弾性部材)37の弾性に抗して押圧し、この
押圧を解除すると、保持手段45の係合突起46が案内
溝40の第1の係合部41から外れ、バネ(第1の弾性
部材)37の弾性により、ガイド軸21及び係止軸25
が反係止方向に移動する。保持手段45の係合突起46
が、図2に示すように、案内溝40の第2の係合部42
に係合し、係止軸25が非係止位置、即ち装置本体2内
に収納されて保持される。
【0033】このように、扉止め装置1は、操作手段2
0、即ち押圧板22の押圧操作のみで係止軸25を係止
位置、非係止位置に切り替えることができる。なお、保
持部材45の係合突起46は、図3に示すように、案内
溝40を反時計方向に回転する。係止軸25は、ガイド
軸21に対して摺動し、さらにバネ(第2の弾性部材)
33によって係止方向に付勢されているので、係止軸2
5が係止位置にあるとき、この係止軸25に強い力が加
わった場合、係止軸25がバネ(第2の弾性部材)33
に抗して反係止方向に摺動することができ、係止軸25
及び装置本体2の壊れを防止することができる。
【0034】また、図8、9、10に示すように、装置
本体2にロック表示部60、65、67が設けられてい
れば、係止軸25が係止位置にある時ロック表示部6
0、65、67が見えるので、係止軸25の係止状態を
一目で確認することができる。同様に、係止軸25が係
止位置にある時に点灯する点灯手段によっても、係止軸
25の係止状態を一目で確認することができる。
【0035】扉50を開いた時の扉止め装置1の下部の
床面Fの所定位置に、図5に示すように、基台53をネ
ジ56等によって固定しておくと、扉50を開いた時に
金属板52が装置本体2内の磁石部材13の磁力によっ
て引き上げられる(図6参照)。前記したように、押圧
板22を押圧操作すると係止ピン26が係止位置に突出
し、図7に示すように、この係止ピン26が金属板52
の係止凹部51に係止される。そのため、扉50は、開
いた状態で基台53に止められる。
【0036】再度、押圧板22を押圧操作すると係止ピ
ン26が非係止位置に戻り、図6に示すように、この係
止ピン26が金属板52の係止凹部51から外れるの
で、扉50を閉じる方向に回動することができる。この
ように、扉50を開いた状態で床Fに固定し、この固定
を解除する一連の作業は、押圧板22を踏む動作だけで
行うことができるので、無理に脚を曲げ腰を屈めて行わ
ないで、立ったままでできるので、手足腰の不自由な人
でも簡単に行うことができる。
【0037】なお操作手段20は、図11に示すよう
に、揺動操作レバー20aを用いた方式や、図12に示
すように上下スライド操作レバー20bを用いた方式に
しても構わないのは勿論である。
【0038】
【発明の効果】以上説明してきたように、本願請求項1
乃至5の扉止め装置は、操作手段を操作して係止軸を非
係止位置から係止位置に移動させ、係止軸を床面、壁面
又は天井に形成された係止凹部に係止できるので、簡単
に扉を開いた状態で固定することができるという効果が
ある。
【0039】また、本願請求項1乃至5の扉止め装置
は、上記効果に加え、装置本体の下部に、金属板を磁力
により引き上げ、金属板の係止凹部に係止軸を係止可能
にする磁石部材が設けられているので、係止軸を確実に
係止凹部に係止させることができ、係止軸が係止凹部か
ら外れ難いという効果がある。
【0040】さらに又、本願請求項1乃至5の扉止め装
置は、上記効果に加え、操作手段が第1の弾性部材によ
り係止軸の反係止方向に付勢されており、操作手段に形
成された案内溝の第1の係合部に保持手段の係合突起が
係合して係止軸が係止位置にある状態から、この係止を
解除すると、第1の弾性部材により操作手段が係止軸の
反係止方向に付勢され、案内溝の第2の係合部に保持手
段の係合突起が係合して係止軸が非係止位置で保持され
る。このように、本願請求項1乃至3の扉止め装置は、
係止軸を係止位置から非係止位置に自動的に復帰させる
ことができ、手による復帰作業を必要としないので、手
足の不自由な人でも簡単に使用することができるという
効果がある。
【0041】また、本願請求項1乃至5の扉止め装置
は、上記効果に加え、係止軸が操作手段に対して移動で
き、さらに第2の弾性部材によって係止方向に付勢され
ているので、係止軸が係止位置にある時、この係止軸に
強い力が加わった場合、係止軸が第2の弾性部材に抗し
て反係止方向に移動するため、係止軸及び装置本体の壊
れを防止することができるという効果がある。
【0042】本願請求項1乃至5の扉止め装置は、上記
効果に加え、操作手段に形成された案内溝の第1の係合
部に保持手段の係合突起が係合すると、係止軸が係止位
置で保持され、案内溝の第2の係合部に保持手段の係合
突起が係合すると、係止軸が非係止位置で保持され、こ
の係合突起が案内溝に摺動自在に案内されているので、
確実且つ簡単に係止軸の位置を切り替えることができる
という効果がある。
【0043】本願請求項4の扉止め装置は、上記効果に
加え、係止軸が非係止位置にある時見えないようになっ
ており、係止軸が係止位置にある時見えるようになって
いるロック表示部が装置本体に設けられているので、係
止軸の係止状態を一目で確認することができるという効
果がある。
【0044】本願請求項5の扉止め装置は、上記効果に
加え、係止軸が非係止位置にある時点灯せず、係止軸が
係止位置にある時点灯するようになっている点灯手段が
装置本体に設けられているので、係止軸の係止状態を一
目で確認することができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】扉止め装置の一つの実施の形態を示す分解斜視
図である。
【図2】図1の前壁を外した正面図である。
【図3】図2の動きを説明した正面図である。
【図4】図1の組み立てた状態を示す組立斜視図であ
る。
【図5】扉止め装置を扉に取り付けた状態を示す斜視図
である。
【図6】扉止め装置の使用状態を示す一部断面にした側
面である。
【図7】扉止め装置の使用状態を示す一部断面にした側
面である。
【図8】ロック表示部を設けた扉止め装置の実施の形態
を示す斜視図である。
【図9】ロック表示部を設けた扉止め装置の他の実施の
形態を示す斜視図である。
【図10】ロック表示部を設けた扉止め装置の他の実施
の形態を示す斜視図である。
【図11】扉止め装置の他の実施の形態を示す斜視図で
ある。
【図12】扉止め装置の他の実施の形態を示す斜視図で
ある。
【符号の説明】
1 扉止め装置 2 装置本体 3 前壁 3a 挟持突起 3b 挟持突起 4 側壁 5 側壁 6 上壁 7 後壁 7a 軸受板 7b 軸受凹部 9 第1の仕切壁 10 第2の仕切壁 11 収納室 12 摺動室 13 磁石部材 13a 透孔 14 支軸 15 開口 20 操作手段 20a 揺動操作レバー 20b 上下スライド操作レバー 21 ガイド軸 22 押圧板 22a 開口 22b 開口 23 収納凹部 24 バネ受け穴 25 係止軸 26 係止ピン 27 突起 28 バネ受け穴 29 凹部 31 上段部 32 バネ受け穴 33 バネ(第2の弾性部材) 35 バネ受け部 37 バネ(第1の弾性部材) 40 案内溝 41 第1の係合部 42 第2の係合部 45 保持手段 46 係合突起 49 ネジ 50 扉 51 係止凹部 52 金属板 53 基台 55 凹部 56 ネジ 60 ロック表示部 61 上端面 65 ロック表示部 66 上端面 67 ロック表示部 F 床面
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平11−280324(JP,A) 特開2000−291311(JP,A) 特開 平10−325273(JP,A) 特開 平10−115139(JP,A) 実開 昭57−204364(JP,U) 実開 昭59−67465(JP,U) 実開 昭62−80962(JP,U) 実開 昭60−138970(JP,U) 実開 昭60−57664(JP,U) 実開 平2−17416(JP,U) 登録実用新案3026885(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) E05C 17/56 E05C 17/48

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 下記の要件を備えたことを特徴とする扉
    止め装置。 (イ)装置本体は、開閉する扉の一側に取り付けられ、
    床面、壁面又は天井に形成された係止凹部に係止可能な
    係止軸を有すること。 (ロ)係止凹部は、強磁性体によって形成された金属板
    によって構成されていること。 (ハ)金属板は、床面、壁面又は天井に固定された基台
    に回動自在に取り付けられていること。 (ニ)装置本体の下部には、金属板を磁力により引き上
    げ、金属板の係止凹部に係止軸を係止可能にする磁石部
    材が設けられていること。 (ホ)係止軸には、係止軸を、磁石部材の磁力により引
    き上げられた金属板の係止凹部の非係止位置から係止位
    置に移動させる操作手段が装置本体から突出して設けら
    れていること。 (ヘ)装置本体は、係止軸が係止凹部に係止する係止位
    置と係止軸が係止凹部に係止していない非係止位置で、
    操作手段を保持する保持手段を備えていること。 (ト)操作手段は第1の弾性部材により係止軸の反係止
    方向に付勢されていること。 (チ)操作手段と係止軸は、別々に形成され、係止軸
    は、操作手段に対して移動でき、第2の弾性部材によっ
    て係止方向に付勢されていること。
  2. 【請求項2】 下記の要件を備えたことを特徴とする請
    求項1記載の扉止め装置。 (イ)操作手段と係止軸は、どちらか一方に形成された
    突起が他方に形成された凹部に係合して連結されている
    こと。 (ロ)凹部は縦長状に形成され、突起が摺動自在に係合
    していること。 (ハ)係止軸は、突起の摺動範囲内で、操作手段に対し
    て移動できるようになっていること。
  3. 【請求項3】 下記の要件を備えたことを特徴とする請
    求項1又は2記載の扉止め装置。 (イ)操作手段の一側には案内溝が形成され、案内溝に
    は第1の係合部と第2の係合部が形成されていること。 (ロ)保持手段は、係合突起を有し、この係合突起が操
    作手段の案内溝に摺動自在に案内され、案内溝の第1の
    係合部に係合すると係止軸を係止位置で保持し、案内溝
    の第2の係合部に係合すると係止軸を非係止位置で保持
    するようになっていること。
  4. 【請求項4】 下記の要件を備えたことを特徴とする請
    求項1、2又は3記載の扉止め装置。 (イ)装置本体には、ロック表示部が設けられているこ
    と。 (ロ)ロック表示部は、係止軸が非係止位置にある時見
    えないようになっており、係止軸が係止位置にある時見
    えるようになっていること。
  5. 【請求項5】 下記の要件を備えたことを特徴とする請
    求項1、2又は3記載の扉止め装置。 (イ)装置本体には、点灯手段が設けられていること。 (ロ)点灯手段は、係止軸が非係止位置にある時点灯せ
    ず、係止軸が係止位置にある時点灯するようになってい
    ること。
  6. 【請求項6】 請求項1乃至5のいずれか1項に記載の
    扉止め装置が一側に取り付けられていることを特徴とす
    る扉。
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