JP5096935B2 - 戸当り - Google Patents

戸当り Download PDF

Info

Publication number
JP5096935B2
JP5096935B2 JP2008005193A JP2008005193A JP5096935B2 JP 5096935 B2 JP5096935 B2 JP 5096935B2 JP 2008005193 A JP2008005193 A JP 2008005193A JP 2008005193 A JP2008005193 A JP 2008005193A JP 5096935 B2 JP5096935 B2 JP 5096935B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
door
locking shaft
cam
main body
clutch
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2008005193A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2009167647A (ja
Inventor
尚志 鈴木
Original Assignee
株式会社中西エンジニアリング
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 株式会社中西エンジニアリング filed Critical 株式会社中西エンジニアリング
Priority to JP2008005193A priority Critical patent/JP5096935B2/ja
Publication of JP2009167647A publication Critical patent/JP2009167647A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5096935B2 publication Critical patent/JP5096935B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Closing And Opening Devices For Wings, And Checks For Wings (AREA)

Description

本発明は、開き扉を不用意に開いたり、扉が風に煽られて急に開いて扉や取手が壁に衝突したとき、該壁、扉、取手等が損傷しないようにする戸当りに関するものである。
市場では各種の戸当りが提供されているが、近年、従来の戸当りよりもっと使い勝手のよいものが要望されている。戸当りは、不用意に開いたり、風に煽られて急に開いたとき壁、扉、取手等が損傷しないよう扉が壁に衝突する手前で扉に当って衝撃を吸収したり、扉の開放位置で扉に掛け金を係止してその位置に維持することができるよう通常は床や壁に設けられている。しかし、従来のものは、床や壁に取り付けた部材が床等から突出しているので、つまずいたり、ぶつかって怪我するおそれがあり、掃除の邪魔になったり、戸当りの掛け金を掛けたりはずしたりする際に屈まなければならなかった。そこで、つまずいたり、掃除の障害にならず、扉の開閉操作だけで扉の係止や解除ができるようにした装置がのぞまれ、そのような装置も提案されている(例えば、特許文献1、2参照)。しかし、従来提案されている装置として、例えば特許文献1に記載されているような装置は、床に設けられる受部材に可動機構を組み込んだ構成であるので、塵埃等が可動部に詰まって誤動作を起こすおそれがある。また、特許文献2に記載されているような装置は受部材に可動機構が設けられていないが、扉の係止を外す際扉側に設けたケースを手或いは足で押すか、つまみを手で操作しなければならないので、面倒である。
特開2004−131997号公報(請求項1、図1、図9〜図12) 特開2005−344315号公報(段落0007、0011、0013、0016、図5、図10〜図12)
本発明の解決課題は、床面から受部が大きく突出せず、かつ受部には可動機構がなく、また扉の開閉操作だけで、扉を開放位置に保持したり、扉の保持を解放したりすることができるようにした戸当りを提供することである。
本発明によれば、開き扉に取り付けられる戸当り本体と床に取り付けられる受部を具備し、上記戸当り本体には下端が該戸当り本体の下方に突出する係止軸と該係止軸の下端が上方に押されたとき該係止軸を交互に引上げ位置と下端が該引上げ位置より下方に存する突出位置に変位させる繰出し機構が設けられ、上記受部には扉を開放方向へ移動させた際上記係止軸の下端が当接して該係止軸を上方に押圧するよう傾斜する作用面と、引上げ位置にある上記係止軸の下端は係合しないが突出位置にある上記係止軸の下端は係合するよう突出する係止段部が設けられていることを特徴とする戸当りが提供され、上記課題が解決される。
また、本発明によれば、上記戸当り本体には扉の開放方向に緩衝ばねで付勢された緩衝部材が設けられ、上記受部には上記係止軸の下端が上記作用面に当接するとき該緩衝部材が当接するよう緩衝壁が設けられ、さらに上記戸当り本体には下方に突出するストッパーが形成され、上記受部には上記係止軸の下端が上記作用面に当接する方向に扉を移動させたときその移動範囲を規制するよう上記ストッパーが当接するストッパー壁が設けられている上記戸当りが提供され、上記課題が解決される。
なお、本発明において、好ましくは、上記繰出し機構として、戸当り本体の受孔の内面に形成され略山形状の正面カムを上部に有し該正面カム間に上下方向に延びるクラッチ溝を有する外カムと、上記受孔内に挿入される上記係止軸に形成され上記クラッチ溝に上下動可能に係合する摺動突起を外周に有し略山形状の正面カムを上部に有する押圧カムと、上記受孔内に挿入され上記外カムおよび押圧カムの正面カムに係合可能な略山形状の正面カムを下部に有し上記クラッチ溝に嵌入脱出可能な外周突起を外周に有する回転可能なクラッチ片を具備し、上記係止軸は上記クラッチ片の外周突起が上記クラッチ溝から脱出しているときその下端が上記引上げ位置に存し該クラッチ片の外周突起が上記クラッチ溝に嵌入したときその下端が突出位置に存するよう上記クラッチ片に上下動可能に垂下されている上記戸当りが提供され、上記課題が解決される。
本発明は、上記のように構成され、開き扉に取り付けられる戸当り本体と床に取り付けられる受部を具備し、上記戸当り本体には下端が該戸当り本体の下方に突出する係止軸と該係止軸の下端が上方に押されたとき該係止軸を交互に引上げ位置と下端が該引上げ位置より下方に存する突出位置に変位させる繰出し機構を設け、上記受部には扉を開放方向へ移動させた際上記係止軸の下端が当接して該係止軸を上方に押圧するよう傾斜する作用面と、引上げ位置にある上記係止軸の下端は係合しないが突出位置にある上記係止軸の下端は係合するよう突出する係止段部を設けたから、扉を開く際、上記係止軸の下端は引上げ位置にあって上記受部の係止段部にはぶつからずに該受部に入り込み扉を開放位置に移動させることができる。そして、上記作用面に係止軸の下端が当ると、上記係止軸は上方に押圧され、繰出し機構の作用により引込み位置から突出位置に移動するから、該係止軸の下端は上記係止段部に係合し、扉を開放位置に維持することができる。扉を閉鎖しようとする場合、該扉を再び開放方向に移動させ、上記作用面に上記係止軸の下端を当接させると、上記繰出し機構の作用で上記係止軸は引上げ位置に復帰し、扉を閉鎖方向に移動させても上記係止段部に上記下端が当らなくなるから、扉を支障なく閉鎖することができる。このように、上記受部には可動機構がなく、全体を薄く作ることができるので、ごみが詰まって故障したり、足や掃除道具がぶつかるおそれがない。
また、上記戸当り本体に扉の開放方向に緩衝ばねで付勢された緩衝部材を設け、上記受部に上記係止軸の下端が上記作用面に当接するとき該緩衝部材が当接するよう緩衝壁を設けると、上記のように作用面に係止軸の下端が当接するときの衝撃が緩和され、また、緩衝ばねが伸張することにより扉が閉鎖方向に付勢されるから、扉の操作が容易である。さらに上記戸当り本体に下方に突出するストッパーを形成し、上記受部に上記係止軸の下端が上記作用面に当接する方向に扉を移動させたときその移動範囲を規制するよう上記ストッパーが当接するストッパー壁を設ければ、上記のように作用面に係止軸の下端を当接させるとき扉や取手が壁にぶつかるというような誤動作を生じるおそれがない。なお、繰出し機構として外カム、押圧カムおよび回転可能なクラッチ片を具備する機構を用いれば、動作が確実で、安定した動作を期待することができる。
図1、図2は、扉開閉装置の一例を示し、開き扉1は吊元側枠2の上部、下部に設けたヒンジ3により該側枠2に回動自在に吊込まれ、戸先側の中間部には取手4が有り、下部には戸当り本体5が設けられている。そして、扉1や取手4が建て屋の壁6に衝突しないよう床7には開放位置の扉の上記戸当り本体5の下方に対応する位置に受部8が設けられている。
上記戸当り本体5は、上記扉に取り付けるための取付孔9を両側に有し、ほぼ中間部に形成した筒状部10に受孔11が形成され、該受孔11に係止軸12を挿入し、該係止軸12の下端13を上記戸当り本体5の下方に突出させている。そして、該戸当り本体5内には、上記係止軸12の下端13が上方に押される毎に、該係止軸の下端13を、上方に引き上げた引上げ位置と、上記引上げ位置より下方に位置させた突出位置に交互に変位させる繰出し機構が設けられている。このように、引上げ位置においても上記係止軸12の下端13は上記戸当り本体5より下方に突出しているが、その突出量は上記突出位置における突出量よりも少なく、突出位置では引込み位置より長く下方に突出する。
上記繰出し機構としては、公知の種々の機構を採用することができ、実施例においてはノック式ボールペンの回転カム式繰出し機構を応用した繰出し機構を採用している。すなわち、図7〜図10に示すように、戸当り本体5の受孔11の内面には、外カム14が一体的に形成されている。該外カム14は、一方に傾斜した斜面を有する略山形状の正面カム15を上部に有し、該正面カム15間に上下方向に延び少なくとも後記するように引込み位置と突出位置間の距離に相当する深さを有するクラッチ溝16を具備している。上記係止軸12の上端には押圧カム17が一体的に形成されている。この押圧カム17は、上記クラッチ溝16に上下動可能に係合する摺動突起18を外周に有し、略山形状の正面カム19を上部に有する。また、上記受孔11内に回転可能に挿入されるクラッチ片20は、上記外カム14および押圧カム17の正面カム15,19に係合可能な一方に傾斜する略山形状の正面カム21を下部に有し、かつ上記クラッチ溝16に嵌入脱出可能な外周突起22を外周に有し、ばね23で下方に付勢され、該ばね23の上部にはスプリングピン24で戸当り本体に固定された蓋25が設けられている。さらに、上記係止軸12は、上記クラッチ片20の外周突起22が上記クラッチ溝16から脱出しているときその下端13が上記引上げ位置に存し該クラッチ片20の外周突起22が上記クラッチ溝16に嵌入したとき該下端13が突出位置に存するようカムのストローク長さに余裕を持たせた範囲で上下動可能に上記クラッチ片20に遊嵌した軸26により垂下されている。
上記構成により上記クラッチ片20の外周突起22が外カム14の正面カム15に係合しているとき、上記軸26によりクラッチ片に垂下されている係止軸12は引上げ位置にあり、該係止軸12の下端13は戸当り本体5の下方から少し突出し、押圧カム17の摺動突起18はクラッチ溝16の中間高さに位置している(図11参照)。そして、係止軸12の下端13が上方に押されると、該係止軸に設けた押圧カム17の上方に形成した正面カム19がクラッチ片20の正面カム21に係合しつつ該クラッチ片は押上げられ、該クラッチ片20は該正面カムの傾斜により回転し(図12参照)、外周突起22は外カム14のクラッチ溝16に対向した位置に移動する。そして、係止軸12の押圧を止めると、ばね23により若しくは自重によりクラッチ片20は降下し、該外周突起22はクラッチ溝16に入り込み、該クラッチ溝16に係合している上記押圧カム17の摺動突起18を下方に押圧し、該摺動突起18がクラッチ溝16の底に当る位置まで該押圧カム17、すなわち係止軸12を降下させ(図13参照)、該係止軸12の下端13は上記引上げ位置の突出量より多く下方に突出して、突出位置に移動する。
この状態から、再び上記係止軸12の下端13が上方に押圧されると、上記押圧カム17の摺動突起18によりクラッチ片20は外周突起22がクラッチ溝16から脱出する位置まで押し上げられ、回転可能な状態になるとともに押圧カム17とクラッチ片20の正面カム19、21が係合するから、該クラッチ片20は上記外周突起22が外カム14の正面カム15に対向する位置まで回転する。そして、係止軸12の押圧を止めるとクラッチ片20はばね23で付勢されているので、降下して正面カム21が外カム14の正面カム15に係合した状態で外カム上に着座する。このとき、上記係止軸12は該クラッチ片20に軸26で垂下されているから、下端13が上方に引上げられ引上げ位置に移動している。以下、同様にして上記係止軸12の下端13が押圧される毎に、該係止軸12は引上げ位置と突出位置に交互に変位する。なお、上記回転カム式繰出し機構に変えて、プッシュ操作により交互に出没する公知の繰出し機構等を応用した適宜の装置を用いてもよい。
また、上記戸当り本体5の筒状部10の下端の一側には緩衝部材27が設けられている。図5を参照し、該緩衝部材27は下部が下方に突出する状態で戸当り本体5に形成した収納孔28内に摺動可能に挿入され、緩衝ばね29で扉の開放方向に付勢され、該収納孔28の開口端には蓋30が設けられている。さらに、上記筒状部10の下端の他側には下方に突出するストッパー31が設けられている。これらの緩衝部材27およびストッパー31は扉1を開放位置に向けて移動するとき、上記戸当り本体5に設けた上記係止軸12の下端13と床7に設けた受部8との関係で後記するように作用する。
上記受部8は、床7にねじ等で固定できるよう取付孔32を有する全体が薄い板状の略円板状に形成され、その上面には上記扉1を開放方向に移動させたとき、上記係止軸12の下端13が当接して該係止軸12を上方に押圧するよう傾斜する作用面33が設けられている。また、該作用面33の傾斜端側の底部に続いて引上げ位置にある上記係止軸12の下端13は係合しないが突出位置にある該係止軸12の下端13は係合するよう上方に突出する係止段部34が設けられている。さらに、上記作用面33の一方側には上記係止軸12の下端13が作用面33に当接するときの衝撃を和らげるよう上記緩衝部材27が当接する緩衝壁35が設けられ、他方側には上記作用面33に係止軸12の下端13を当接しながら扉1を開放方向に移動させるとき該扉1の移動範囲を規制するよう上記ストッパー31が当接するストッパー壁36が設けられている。
以下図14、図15を参照し、上記戸当りの作用を説明する。図14、図15において、Aは戸当り本体5に設けたストッパー31と受部8のストッパー壁36の関係、Bは緩衝部材27と緩衝壁35の関係、Cは係止軸12の下端13と作用面33および係止段部34の関係を示す。扉を閉鎖しているとき、上記係止軸12の下端13は引上げ位置にあり、その状態から扉1を開いていくと、上記受部8に戸当り本体5が対向する位置まで進行した状態では、A−1、B−1、C−1に示すようにストッパー31、緩衝部材27および引込み位置にある係止軸12の移動を制限するものはなく、扉を支障なく開くことができる。
次に、B−2に示すように、緩衝部材27が受部8の緩衝壁35にあたる位置まで移動すると、衝撃が緩和されつつ、C−2及びC−3に示すように係止軸12の下端13が作用面33に当たり始める。このとき、上記ストッパー31は、A−2、A−3に示すようにストパー壁36に当っていない。さらに扉1が開放方向に移動すると、A−4、B−4、C−4に示すように上記係止軸12の下端13は作用面33により上方に押し込まれ、緩衝部材27の緩衝ばね29は圧縮され、ストッパー31はストッパー壁36にあたって扉1の移動は制限される。扉の開放方向への移動が停止すると、圧縮されていた上記緩衝ばね29が伸張することにより扉は閉鎖方向に少し戻され(B−5)、ストッパー31はストッパー壁36から離れる(A−5)。このとき、上記係止軸12の下端13は上方への押圧力が解放されるから、引込み位置からそれより下方の突出位置に移動し、C−5に示すように係止段部34に係合して扉1を開放状態に保持する。
図15は扉1を閉鎖する場合の説明図で、上記図14のA−5、B−5、C−5に示す開放状態からさらに扉を開放方向に押すと、A−6、B−6、C−6に示すように係止軸12の下端13が上記作用面33に当って上方に押圧されるとともに緩衝部材27が緩衝壁35に当って緩衝ばね29が圧縮され、ストッパー31がストッパー壁36に当って扉の移動が制限される。そして、扉の移動と止めると、上記圧縮されていた緩衝ばね29により扉は閉鎖方向へ少し戻され(B−7)、ストッパー31はストッパー壁36から離れる(A−7)。このとき、上記係止軸12の下端13は上方への押圧力が解放されるから、突出位置からそれより上方の引込み位置に移動し、C−7に示すように係止段部34に係合しない高さまで上昇する。したがって、その後はA−8、B−8、C−8およびA−9、B−9、C−9に示すように扉を閉鎖方向に移動させても、該係止段部34に引っかかることがなく、扉を閉鎖方向に移動することができる。A−9、B−9、C−9に示す状態は上記A−1、B−1、C−1に示す状態と同じ状態であるから、以下同様にして扉を開閉して開放位置で自動的に緩衝と扉の掛け止を行い、かつ扉を操作するだけで掛け止を外して扉を閉鎖位置に移動させることができる。
扉開閉装置の一実施例を示し、扉を平面からみた説明図。 扉の正面図。 戸当り本体と受部の斜視図。 係止軸部分の断面図。 緩衝部材部分の断面図。 背面図。 係止軸等を除いた戸当り本体の断面図。 外カム部分の説明図。 係止軸を示し、Aは平面図、Bは正面図、Cは底面図。 クラッチ片を示し、Aは平面図、Bは正面図、Cは底面図、Dは断面図。 カムの関係を示し、係止軸が引上げ位置にあるときの説明図。 係止軸が引上げ位置から上方に押上げられたときのカムの説明図。 係止軸が突出位置に繰出されたときのカムの説明図。 扉を開くときの説明図。 扉を閉じるときの説明図。
符号の説明
1 扉
5 戸当り本体
8 受部
12 係止軸
13 係止軸の下端
14 外カム
17 押圧カム
20 クラッチ片
27 緩衝部材
29 緩衝ばね
31 ストッパー
33 作用面
34 係止断部
35 緩衝壁
36 ストッパー壁

Claims (6)

  1. 開き扉に取り付けられる戸当り本体と床に取り付けられる受部を具備し、上記戸当り本体には下端が該戸当り本体の下方に突出する係止軸と該係止軸の下端が上方に押されたとき該係止軸を交互に引上げ位置と下端が該引上げ位置より下方に存する突出位置に変位させる繰出し機構が設けられ、上記受部には扉を開放方向へ移動させた際上記係止軸の下端が当接して該係止軸を上方に押圧するよう傾斜する作用面と、引上げ位置にある上記係止軸の下端は係合しないが突出位置にある上記係止軸の下端は係合するよう突出する係止段部が設けられていることを特徴とする戸当り。
  2. 上記戸当り本体には扉の開放方向に緩衝ばねで付勢された緩衝部材が設けられ、上記受部には上記係止軸の下端が上記作用面に当接するとき該緩衝部材が当接するよう緩衝壁が設けられていることを特徴とする請求項1に記載の戸当り。
  3. 上記戸当り本体には下方に突出するストッパーが形成され、上記受部には上記係止軸の下端が上記作用面に当接する方向に扉を移動させたときその移動範囲を規制するよう上記ストッパーが当接するストッパー壁が設けられていることを特徴とする請求項1または2に記載の戸当り。
  4. 上記繰出し機構は、戸当り本体の受孔の内面に形成され略山形状の正面カムを上部に有し該正面カム間に上下方向に延びるクラッチ溝を有する外カムと、上記受孔内に挿入される上記係止軸に形成され上記クラッチ溝に上下動可能に係合する摺動突起を外周に有し略山形状の正面カムを上部に有する押圧カムと、上記受孔内に挿入され上記外カムおよび押圧カムの正面カムに係合可能な略山形状の正面カムを下部に有し上記クラッチ溝に嵌入脱出可能な外周突起を外周に有する回転可能なクラッチ片を具備し、上記係止軸は上記クラッチ片の外周突起が上記クラッチ溝から脱出しているときその下端が上記引上げ位置に存し該クラッチ片の外周突起が上記クラッチ溝に嵌入したときその下端が突出位置に存するよう上記クラッチ片に上下動可能に垂下されている請求項1から3のいずれかに記載の戸当り。
  5. 上記クラッチ片はばねで下方に付勢されている請求項4に記載の戸当り。
  6. 上記請求項1から5のいずれかに記載の戸当りを使用した扉の開閉装置。
JP2008005193A 2008-01-15 2008-01-15 戸当り Active JP5096935B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008005193A JP5096935B2 (ja) 2008-01-15 2008-01-15 戸当り

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008005193A JP5096935B2 (ja) 2008-01-15 2008-01-15 戸当り

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2009167647A JP2009167647A (ja) 2009-07-30
JP5096935B2 true JP5096935B2 (ja) 2012-12-12

Family

ID=40969137

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2008005193A Active JP5096935B2 (ja) 2008-01-15 2008-01-15 戸当り

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5096935B2 (ja)

Families Citing this family (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012172450A (ja) * 2011-02-23 2012-09-10 Woodworks Co Ltd ドアシステム
JP5914557B2 (ja) * 2014-04-01 2016-05-11 株式会社ベスト 係止部材、戸当たり、及びロッド係止機構
JP6611515B2 (ja) * 2014-10-21 2019-11-27 河淳株式会社 戸当たり用床側部材及び戸当り
CN114412306B (zh) * 2022-01-21 2023-03-14 中国商用飞机有限责任公司 用于定轴转动口盖的锁定组件和带有锁定组件的口盖

Family Cites Families (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3477154B2 (ja) * 2000-08-03 2003-12-10 株式会社システックキョーワ 扉止め装置及び扉
JP2003027814A (ja) * 2001-07-12 2003-01-29 Meiko:Kk 戸当たり装置
JP4124628B2 (ja) * 2002-10-09 2008-07-23 河淳株式会社 床付け戸当たり
JP4261423B2 (ja) * 2004-06-01 2009-04-30 河淳株式会社 戸当り

Also Published As

Publication number Publication date
JP2009167647A (ja) 2009-07-30

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7743464B2 (en) Withdrawing mechanism
CA2579980C (en) Positive action lock for sliding windows
JP5096935B2 (ja) 戸当り
US7815186B2 (en) Cartridge
JP5990007B2 (ja) 指挟み防止装置
KR101228161B1 (ko) 도어의 보조잠금장치
US6283513B1 (en) Locking device for a two-door unit of swinging type
JP2009185535A (ja) 戸当たり
JP2580077Y2 (ja) 錠におけるデッドボルトの空動き防止装置
JP4520803B2 (ja) 引き戸の開閉装置
JP3146820B2 (ja) 自動販売機の扉ロック機構
JP3533395B1 (ja) ロック装置付きクローザー
KR102623847B1 (ko) 댐핑기능을 갖춘 미닫이 창호용 잠금장치
CN218644102U (zh) 一种柜门反弹式开启装置
KR200355904Y1 (ko) 미서기창 잠금장치용 키퍼
CA2698505C (en) Opening device for a slide assembly
KR20110075590A (ko) 측방향 회전식 도어 스토퍼
JP3041307B2 (ja) ウィング付き収納ボックスとこれに用いるオ―トロック装置及びデッドボルト
JPH0711271Y2 (ja) 扉のガードアームの固定装置
JP4675205B2 (ja) 引戸錠
JP2007077765A (ja) 引戸鎌錠
JP4851850B2 (ja) 両開扉錠のトリガー機構
CN115680416A (zh) 一种柜门反弹式开启装置
JP2736007B2 (ja) 門 扉
JP3481585B2 (ja) 跳ね返り防止装置及び跳ね返り防止物

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20110111

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20120822

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20120828

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20120921

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5096935

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20150928

Year of fee payment: 3

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250