JP4520803B2 - 引き戸の開閉装置 - Google Patents

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Description

本発明は重量のある引き戸を軽く開くことができるようにした引き戸の開閉装置に関し、特に引き戸の下端に床面との間の隙間を閉塞する閉塞部材を設けた引き戸の開閉装置に係るものである。
近年、バリアフリーの要請から床面にレールを設置せずに、開口部の上枠にレールを設け、このレール上を走行する戸車に引き戸を吊下して開閉する形式の引き戸が広く使用されており、通常は自閉装置を併設して引き戸を閉鎖位置に向けて付勢していることが多い。そのような引き戸の場合、引き戸を閉じる際の衝撃音の緩衝や室内外の遮断のために引き戸の戸先小口に合成ゴムや軟質プラスチック材料製の緩衝材を設けてあるから、この緩衝材が開口部枠に吸着して引き戸を開く際の抵抗となる。また、上記のような自閉装置には、引き戸の速度を調整する制動装置等も設けられているので、そのような自閉装置や制動装置による開き抵抗も生じている。そのため、老人や体力の弱い人には軽く引き戸を開けることができないことがあった。
さらに、引き戸と床の間の隙間から音や光等が漏れないよう閉塞装置を設けることもあるが、そのような閉塞装置を引き戸の下端等に設けると、引き戸を開閉する際に閉塞装置が邪魔になり、開閉が一層大変でかつ面倒である。
従来、扉を容易に開閉できるよう開口部の開口側面に当接する当接腕を取手ハンドルに設けた扉の開放装置が知られている(例えば、特許文献1参照)。この装置では、扉の下部に閉塞部材が設けられているが、上記取手ハンドルを回転して扉を上方に引き上げると共に開放位置へ移動させる構造であるから、扉が重い場合には操作が大変であり、軽快とは言えない。
実公平4−31985号公報(4欄30〜37行、6欄8〜12行、第4図、第5図)
本発明の解決課題は、引き戸を軽く開閉できるようにすると共に引き戸の下端に床との間の隙間を閉塞する閉塞部材が設けられていても支障なく開閉をアシストすることができるようにした引き戸の開閉装置を提供することである。
本発明によれば、引き戸の下端に設けられた閉塞部材と、該閉塞部材を昇降させる操作ロッドと、開口部枠に当接するよう引き戸の戸先小口から突出可能に設けられたけり出し杆と、上記操作ロッド及びけり出し杆を作動させる操作ハンドルを有し、該操作ハンドルは上記操作ロッドを上昇させた後に上記けり出し杆を突出させるよう遊動空間をあけて該けり出し杆に連結されていることを特徴とする引き戸の開閉装置が提供され、上記課題が解決される。
また、本発明によれば、上記引き戸の開閉装置は上記操作ロッドを上昇位置に保持するトリガーを有し、かつ引き戸が閉鎖位置に近づいたとき該トリガーを移動して操作ロッドの保持を解放する押圧片を有する引き戸の開閉装置が提供される。
本発明は上記のように構成され、閉塞部材を昇降させる操作ロッドと引き戸の戸先小口から突出するけり出し杆を操作ハンドルに連絡し、該けり出し杆と操作ハンドルを、上記操作ハンドルで上記操作ロッドを上昇させた後に上記けり出し杆が突出するよう遊動空間をあけて連結したので、上記操作ハンドルを回動すると、最初に操作ロッドが引き上げられ、閉塞部材が床から離れ、次にけり出し杆が操作ハンドルの作用で引き戸の戸先小口から突出して開口部枠をけるから、引き戸の開放をアシストすることができ、その後は、容易に引き戸を開くことができる。
また、トリガーを設けて上記操作ロッドを上昇位置に保持するようにすると、引き戸が閉鎖位置から離れているとき上記閉塞部材は常に床から離れた状態にあるので、引き戸の移動に支障を与えることはない。その上、閉鎖位置に近づいたとき上記トリガーを移動して上記操作ロッドの保持を解放するよう押圧片を設けると、引き戸が閉鎖位置にあるとき、該引き戸の下端と床面間の隙間を自動的に閉塞部材で塞ぐことができ、音や光等を確実に遮断することができる。
図1は、本発明の一実施例を示し、引き戸(1)は上部に戸車(2)を有し、該戸車(2)がレール(3)上を走行して開口部(図示略)を開閉する。なお、図示を省略したが、該引き戸には公知の適宜の自閉装置等を設けてあり、閉鎖位置に向けて付勢されている。また、該引き戸(1)の下端には、閉鎖位置において床(4)との間に生じる隙間を塞ぐ閉塞部材(5)と、該引き戸(1)に対向する開口部枠に当接するよう引き戸の戸先小口から突出可能に設けられたけり出し杆(6)を具備している。
図2〜図4には、閉塞部材の一実施例が示されている。該閉塞部材(5)は、支持基板(7)と該支持基板(7)の保持溝(8)に取り付けられた合成ゴム、軟質プラスチック等の有弾性のシール部片(9)を有し、下記するように該シール部片(9)が床(4)に接する方向若しくは離れる方向に移動する。
上記引き戸(1)の端縁には、下部枠(10)と補強板(11)を固着してあり、該補強板(11)には該端縁に沿って複数の保持片(12)を固着してある。該保持片(12)は、略L字状に形成され、上記補強板(11)にねじ、固定ピン等で固定される基部(13)と取付部(14)を有している。
上記閉塞部材(5)の支持基板(7)には、上記保持片(12)に対応して複数の支持部片(15)が設けられている。該支持部片(15)は、略L字状に形成され、上記支持
基板(7)にねじ、固定ピン等で固定される基部(16)と取付部(17)を有している。
上記複数の支持部片(15)の取付部(17)には、連動板(18)が連結され、該連動板(18)を上記端縁に沿って移動させることにより上記閉塞部材(5)が移動するよう上記支持部片(15)と保持片(12)が組み合されている。
上記支持部片(15)と保持片(12)は、ピン(19)と案内溝(20)により、図3において上下方向へ移動するよう組み合されている。図に示す実施例では、支持部片(15)の取付部(17)に案内溝(20)を形成し、該案内溝(20)に挿入したピン(19)を保持片(12)の取付部(14)に設けてあるが、ピンを支持部片に設け保持片に案内溝を形成してもよい。また、ピンと案内溝に代えて、一方の部材の両側に保持枠を形成し他方の部材が該保持枠に保持されて移動するようにしてもよい(図示略)。
また、上記支持部片(15)と保持片(12)の取付部(17)、(14)には、交叉する方向に傾斜する斜行溝(21)、(22)がそれぞれ形成され、上記連動板(18)には該斜行溝(21)、(22)に挿通する連動ピン(23)が設けられている。
上記の構成により図3において、連動板(18)が左行すると、上記連動ピン(23)は保持片(12)の斜行溝(22)に沿って上昇すると共に支持部片(15)は引き上げられ、閉塞部材(5)のシール部片(9)は床(4)から離れる。一方、左行した状態から、図3に示す状態に連動板(18)を戻すと、上記連動ピン(23)は保持片(12)の上記斜行溝(22)に沿って降下すると共に支持部片(15)も引き下げられ、上記シール部片(9)は床(4)に接し、引き戸と床間の隙間は閉塞される。
上記連動板(18)の一端には、ベルクランク(24)が連結されている。該ベルクランク(24)は、上記下部枠(10)に固定された支持板(25)にピン(26)で枢着され、一端(27)に設けたピン(28)が上記連動板(18)に形成した受孔(29)に遊嵌し、他端(30)に設けたピン(31)が操作バー(32)に形成した受孔(33)に遊嵌している。また、上記支持板(25)にピン(34)で枢着した補助リンク(35)の先端に設けたピン(36)も上記操作バー(32)に形成した受孔(37)に遊嵌している。なお、上記連動板(18)の受孔(29)は、上述のよう閉塞部材を移動させる際に該連動板の上下動を許容する大きさに形成されている。したがって、操作バー(32)が、図3において上昇すれば連動板(18)が左行して閉塞部材は床から離れ、上昇位置から図に示す状態に降下すれば連動板(18)が右行して閉塞部材は床に接して隙間を塞ぐ。なお、閉塞部材を移動させる手段としては、図に示す構成の他、適宜のリンク機構、カム機構、ばね機構、磁石機構等を用いることもできる。
上記操作バー(32)の先端は上方に延び、ケース本体(38)内に設けた操作ロッド(39)に連結している。該操作ロッド(39)は、図5に示すように、ケース本体(38)に設けたピン(40)が挿通する案内溝(41)を有し、一側に上昇用係止爪(42)を設け、他側には保持用係止爪(43)が設けられている。
上記ケース本体(38)内には、先端が開口部枠(44)に対向するよう上記けり出し杆(6)を設けてある。該けり出し杆(6)はケース本体(38)に設けたピン(45)が挿通する案内溝(46)を有し、けり出し杆ばね(47)によりケース本体内に後退する方向に付勢されている。
上記ケース本体(38)には、操作ハンドル(48)が回動可能に設けられ、ハンドルばね(49)で図5に示す状態に戻るよう付勢されている。該操作ハンドル(48)により駆動されるカムプレート(50)は、上記操作ロッド(39)の上昇用係止爪(42)に係合可能なロッド作用腕(51)と、上記けり出し杆(6)に係合可能なけり出し杆作用腕(52)とケース本体(38)に設けたストップピン(53)に当接可能な制御用作用腕(54)を有している。
上記上昇用係止爪(42)の先端は、図5に示すように固定的に設けて上記ロッド作用腕(51)が該係止爪から外れないようにしてもよいが、好ましくは図6に示すように、図において時計方向へ回動可能に設けると、操作ハンドルを大きく回動してけり出し杆の突出量を大きくすることができる。すなわち、該係止爪(42)の先端に回動片(55)をピン(56)で枢着し、該回動片(55)の基端に形成したストッパ(57)が上記係止爪(42)の上端に当る位置まで、図6において反時計方向に回動するよう回動片ばね(58)で回動片(55)を付勢してある。そして、上記ロッド作用腕(51)が時計方向に回動するとき(図6(A))は、該回動片(55)は回動せず、それにより確実に、上記係止爪(42)を押し上げることができる。一方、上記ロッド作用腕(51)が反時計方向に回動するとき(図6(B))は、該回動片(55)も時計方向に回転し、係止爪(42)は移動しない。このように構成すれば、上記操作ハンドル(48)は、上記回動片(55)から作用腕(51)が外れる位置まで大きく回動でき、また回動させた状態から該ハンドルがばね(49)の作用で復帰する際、上記作用腕(51)は係止爪(42)に当っても回動片(55)を越えて回動できるので該ハンドルを定位置に支障なく戻すことができる。
上記けり出し杆作用腕(52)は、作用ピン(59)を先端に有し、該作用ピン(59)が上記けり出し杆(6)に形成した適宜形状、構造の受部、図5に示す実施例では長孔(60)内に嵌入している。この長孔(60)の長さは、上記上昇用係止爪(42)にロッド作用腕(51)が当接した段階では上記作用ピン(59)が未だ長孔(60)の縁(61)に当接せず、該長孔内を自由に移動できる程度の遊動空間(62)を形成するようにしてある。このような構成により上記操作ハンドル(48)を回動して上記操作ロッド(39)を作動させた後に、上記作用ピン(59)が長孔(60)の縁(61)に当って上記けり出し杆(6)を遅れて作動させることができる。
なお、上記けり出し杆(6)と操作ハンドル(48)は、図に示した実施例の他、種々の伝動機構により連結することができ、上記遊動空間は、該伝動機構の適宜部位に設ければよい。例えば、操作ハンドルにより回転されるピニオンと、該ピニオンにより直線運動するラックギア付押出部材を設けて上記けり出し杆をケース本体から突出させる場合には、上記押出部材とけり出し杆間に遊動空間を形成すればよい(図示略)。
上記ケース本体(38)には、上記操作ロッド(39)を上昇した位置に保持するようトリガー(63)が設けられている。該トリガー(63)は、ピン(64)でケース本体(38)に枢着され、上記操作ロッド(39)の保持用係止爪(43)に係合する保持爪(65)が上記操作ロッド(39)に近づく方向にトリガーばね(66)で付勢されている。なお、該トリガーを回動させる代りに、水平(横)方向に移動できるようにしてもよい。
また、上記ケース本体内には、上記トリガー(63)の斜面(67)に摺接する突片(68)を有する押圧片(69)が設けられている。該押圧片(69)は、上記ケース本体(38)に設けたピン(70)と該押圧片(69)に形成した該ピン(70)が挿通する案内溝(71)により上下動可能に設けられ、押圧片ばね(72)により上昇方向に付勢され、降下したとき、上記突片(68)及びトリガー(63)の斜面(67)を介して上記トリガー(63)を操作ロッド(39)から離れる方向(図5において反時計方向)に回動させる。
上記押圧片(69)には連結棒(73)が固定され、該連結棒(73)の先端には、引き戸(1)の上端から突出するローラ(74)が設けられている。また、開口部枠には、上記引き戸(1)が閉鎖位置にあるとき、該ローラ(74)及び連結棒(73)を介して上記押圧片(69)を押し下げるよう適宜のドッグ(75)が設けられている。
図7は、上記ローラ部分の他の実施例を示し、連結棒(73)の先端に揺動可能に保持枠(76)をピン(77)で枢着し、該保持枠(76)の先端にローラ(74)を設けてある。該保持枠(76)の一方の基部(78)は、連結棒(73)の側面(79)に沿って延び、該保持枠(76)は、該基部(78)が該側面(79)に当るまで回動できるよう保持枠ばね(80)で付勢されている。
上記の構成に対応して、開口部枠に設けるドッグ(75)は、図8に示すように平面部(81)の両側に上方に向う閉鎖側傾斜面(82)と開放側傾斜面(83)を形成してある。そして、上記引き戸(1)が閉鎖位置にあるとき、上記ローラ(74)は閉鎖側傾斜面(82)に接し、引き戸が開放されるとき図8(A)に示すように、上記ローラ(74)は平面部(81)に接するが、閉鎖側傾斜面(82)から該平面部(81)に移行する際に該傾斜面(82)と平面部(81)の交点を通過するときの抵抗で上記保持枠(76)が倒伏するので、上記連結棒(73)は上昇した位置を保持したまま通過する。さらに開放側傾斜面(83)にローラ(74)が接する位置まで引き戸が開放されると、上記保持枠(76)は、保持枠ばね(80)の作用で起立状態に復帰する。このように、上記連結棒(73)を上昇位置に保持した状態で引き戸は開放位置へ移動する。
一方、開放状態から引き戸が閉鎖位置へ移動されてくるときは、図8(B)に示すように開放側傾斜面(83)から平面部(81)にローラ(74)が移行する際、基部(78)が側面(79)に当っているので、保持枠(76)は倒伏しない。そのため、平面部(81)で上記連結棒(73)は押し下げられる。そして、閉鎖側傾斜面(82)にローラ(74)が接すると、押圧片ばね(72)の作用で上記連結棒(73)は上昇される。図5に示すようにドッグに閉鎖側傾斜面を形成しない場合は、上記連結棒(73)は引き戸の閉鎖位置で押し下げられた状態である。
上記構成により、ローラ(74)が閉鎖側傾斜面(82)に接しているとき、すなわち、引き戸(1)が閉鎖位置にあるとき、上記操作ロッド(39)は自重で降下し、閉塞部材(5)により引き戸(1)と床(4)との間の隙間は閉塞されている。なお、この際、該操作ロッド(39)及び閉塞部材(5)が確実に降下するよう適宜部位に、ばね等の付勢手段を設けて付勢してもよい。この状態から引き戸(1)を開放するため、上記操作ハンドル(48)を回動すると、上記けり出し杆(6)が移動する前に、上記ロッド作用腕(51)及び上昇用係止爪(42)を介して操作ロッド(39)が上昇され、保持用係止爪(43)はトリガー(63)の保持爪(65)に当って該トリガー(63)をトリガーばね(66)に抗して回動させつつ該保持爪(65)の上方に移動する(図9(A))。該保持爪(65)部分を保持用係止爪(43)が通過すると上記トリガー(63)はトリガーばね(66)の作用で復帰し、上記保持用係止爪(43)は上記保持爪(65)に係止され、上記操作ロッド(39)は上昇位置に保持される(図9(B))。したがって、上記閉塞部材(5)も上昇した状態に保持され、床(4)との間には隙間が形成される。この間に、上記けり出し杆作用腕(52)の作用ピン(59)は長孔(60)の縁(61)に当接し、上記けり出し杆(6)はケース本体(38)から突出し、開口部枠(44)を押圧するから、引き戸(1)は開放方向へ容易に移動し、その後は手動で引き戸をあければよい。なお、図5に示すように、閉鎖位置で上記押圧片(69)が押し下げられている場合は、引き戸が少し開くと上記押圧片が上昇してトリガー(63)が戻るので、上記保持用係止爪をトリガーの保持爪に係止することができる。
一方、開放位置から閉鎖位置に向けて引き戸を移動させると、上記ドッグ(75)の平面部(81)を通過するときに上記連結棒(73)を介して押圧片(69)が押圧片ばね(72)に抗して押し下げられるから、上記トリガー(63)は突片(68)及び斜面(67)を介して回動され、上記保持爪(65)と操作ロッド(39)の保持用係止爪(43)の係合は外れ、上記操作ロッド(39)は降下し(図9(C))、上記閉塞部材(5)は床(4)との間の隙間を閉塞する。
上記実施例において、閉塞部材(5)は、引き戸の下端にのみ設けたが、引き戸の上端に設けることもでき、また、カムプレートを介して操作ハンドルの回転を操作ロッド及びけり出し杆に伝動するようにしてあるが、上述したようにラックピニオン機構を用いたり、適宜のカム機構やリンク機構等を用いて伝動することもできる。
本発明の一実施例を示す説明図。 引き戸の下部の縦断面図。 引き戸の下部の内部構造を示す一部の正面図。 連動板部分の分解斜視図。 ケース本体部分等を示す正面図。 操作ロッドの上昇用係止爪とロッド作用腕の関係を示す説明図。 連結棒の先端部分の斜視図。 連結棒の先端部分とドッグの関係を示す説明図。 操作ロッドとトリガーの関係を示す説明図。
符号の説明
1 引き戸
4 床
5 閉塞部材
6 けり出し杆
9 シール部片
18 連動板
32 操作バー
38 ケース本体
39 操作ロッド
42 上昇用係止爪
43 保持用係止爪
44 開口部枠
48 操作ハンドル
51 ロッド作用腕
52 けり出し杆作用腕
54 制御用作用腕
62 遊動空間
63 トリガー
65 保持爪
69 押圧片
73 連結棒
74 ローラ
75 ドッグ

Claims (4)

  1. 引き戸の下端に設けられた閉塞部材と、該閉塞部材を昇降させる上昇用係止爪を有する操作ロッドと、開口部枠に当接するよう引き戸の戸先小口から突出可能に設けられ長孔を有するけり出し杆と、上記操作ロッド及びけり出し杆を作動させる操作ハンドルを有し、該操作ハンドルは上記上昇用係止爪に係合するロッド作用腕と、先端に作用ピンを具備するけり出し杆作用腕を有し、上記操作ロッドを上昇させた後に上記けり出し杆の長孔の縁に当って上記けり出し杆を突出させるよう上記作用ピンを上記長孔に嵌入させたことを特徴とする引き戸の開閉装置。
  2. 上記操作ロッドは保持用係止爪を有し、該操作ロッドが上昇した際に該保持用係止爪に
    係合するトリガーが設けられている請求項1に記載の引き戸の開閉装置。
  3. 上記引き戸には、上記トリガーに係合する押圧片が設けられ、引き戸が開放位置から閉
    鎖位置に近づいたとき上記押圧片を押圧して上記保持用係止爪から外れる方向にトリガー
    を移動するよう上記押圧片に係合するドッグを開口部枠に設けた請求項1または2に記載の引き戸の開閉装置。
  4. 上記閉塞部材は引き戸の下端の全長に沿って設けられ、支持基片と該支持基片に取り付
    けられたシール部片を含み、上記支持基片に設けた複数の支持部材を連結する連動板を設
    け、該連動板を引き戸の下端に沿って移動することにより上記閉塞部材が床に接する方向
    若しくは離れる方向に移動するよう上記連動板が上記操作ロッドに連結されている請求項
    1ないし3のいずれかに記載の引き戸の開閉装置。
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